JPH0760957A - ライン型インクジェットヘッド - Google Patents

ライン型インクジェットヘッド

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JPH0760957A
JPH0760957A JP16245293A JP16245293A JPH0760957A JP H0760957 A JPH0760957 A JP H0760957A JP 16245293 A JP16245293 A JP 16245293A JP 16245293 A JP16245293 A JP 16245293A JP H0760957 A JPH0760957 A JP H0760957A
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JP
Japan
Prior art keywords
pressure chambers
ink
line
pressure chamber
pressure
Prior art date
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Pending
Application number
JP16245293A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhisa Ishida
暢久 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP16245293A priority Critical patent/JPH0760957A/ja
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧電素子によりインクに圧力を付与する複数
の圧力室と、該圧力室により圧力を付与されたインクを
射出する複数のノズル部と、インクを上記圧力室から上
記ノズル部へ導く複数の流路とを有し、上記ノズル部を
直線状に配置したライン型インクジェットヘッドにおい
て、ヘッドサイズを小さくでき、流路を短くして駆動電
圧を低減してプリンター電源の低電圧化を図ることがで
きるライン型インクジェットヘッドを提供することを目
的とする。 【構成】 ノズル部501等の列に対して平行に、圧力
室201、102等を2段かつ千鳥状に配置する。ま
た、流路301等の長さに比例して流路幅を大きくし、
イナータンスを均一する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、圧電素子によりイン
クに圧力を付与する圧力室と、該圧力室により圧力を付
与されたインクを射出する複数のノズル部と、インクを
上記圧力室から上記ノズル部へ導く複数の流路とを有
し、複数のノズル部を直線状に配置したライン型インク
ジェットヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカイザー型インクジェットヘッド
においては、シリアルヘッドが主であり、ドット数も4
8ドットのものが主流となっている。
【0003】圧力室を円形に配置したシリアルヘッド
は、図4に示すように、圧電素子(図示せず)によりイ
ンクに圧力を付与する圧力室2と、圧力室2により圧力
を付与されたインクをノズル部5へ導く流路3と、流路
3により導かれたインクを射出するノズル部5とからな
るインク射出手段を複数組み備えており、複数のノズル
部5を直線状に配置すると共に圧力室2を円形に配置し
ている。そして、複数の圧力室1の外側には、共通イン
ク路10が形成されている。
【0004】また、圧力室を直列かつ対抗して配置した
シリアルヘッドは、図5に示すように、上記と同様に、
圧電素子(図示せず)によりインクに圧力を付与する圧
力室2と、圧力室2により圧力を付与されたインクを射
出するノズル部5とからなるインク射出手段を複数組み
備えており、複数の圧力室2を直列かつ対抗して配置
し、ノズル部5を直線状に配置している。なお、複数の
圧力室2の外側には、共通インク路10が形成されてい
る。
【0005】ここで、上記の圧力室を円形に配置したシ
リアルヘッドでは、ヘッドサイズは30〜35mm角の
大きさである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のシ
リアルヘッドではドットの密度が小さく、4ドット/m
m、2インチの印字幅のヘッドを構成しようとした場合
(ドット数は224ドット)、上記の円形に配置したシ
リアルヘッドでは、圧力室からノズルまでの距離が最大
で35.6mmとなり、ヘッドサイズは85〜90mm
角の大きさになってしまう。
【0007】また、図3に示すように、圧力室2を横一
列に上下に配置し、略中央に配されたノズル部5よりイ
ンクを射出するタイプのものでは、長手方向の長さが1
20mm、短辺方向の長さが約33mmとなり、印字幅
に対してヘッドサイズが大きくなり、かつ、流路の長さ
が長くなるためインクを射出するには、流路抵抗が高い
ため圧電素子の駆動電圧が高くなってしまい、実用的で
ないという問題点があった。
【0008】そこで、この発明は、上記のような課題を
解消するためになされたもので、ヘッドサイズを小さく
でき、流路を短くして駆動電圧を低減してプリンター電
源の低電圧化を図ることができるライン型インクジェッ
トヘッドを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るライン型
インクジェットヘッドは、第1には、圧電素子によりイ
ンクに圧力を付与する複数の圧力室と、該圧力室により
圧力を付与されたインクを射出する複数のノズル部と、
インクを上記圧力室から上記ノズル部へ導く複数の流路
とを有し、上記ノズル部を直線状に配置したライン型イ
ンクジェットヘッドにおいて、上記ノズル部の列の少な
くとも一方の側に、上記複数の圧力室を該ノズル部の列
に対して平行に複数列かつ千鳥状に配置したことを特徴
とするものであり、第2には、圧電素子によりインクに
圧力を付与する複数の圧力室と、該圧力室により圧力を
付与されたインクを射出する複数のノズル部と、インク
を上記圧力室から上記ノズル部へ導く複数の流路とを有
し、上記ノズル部を直線状に配置したライン型インクジ
ェットヘッドにおいて、上記ノズル部の列の少なくとも
一方の側に、上記複数の圧力室を該ノズル部の列に対し
て平行に複数列かつ千鳥状に配置し、さらに、上記流路
の長さに比例して流路の幅を大きくしたことを特徴とす
るものである。
【0010】
【作用】本発明におけるライン型インクジェットヘッド
においては、圧力室において圧電素子によりインクに圧
力が付与され、圧力室により圧力を付与されたインクが
流路によりノズル部へ導かれ、流路により導かれたイン
クがノズル部より射出される。この際、複数の圧力室を
ノズル部の列に対して平行に複数列かつ千鳥状に配置し
たことにより印字幅に対してヘッドサイズを小さくする
と共に、流路を短くできるので、流路抵抗を小さくする
ことができる。
【0011】また、流路の長さに比例して流路の幅を大
きくしたことにより、流路抵抗の均一化が図られ、射出
のタイミングがずれることがない。
【0012】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図を用いて説明
する。
【0013】本実施例に係るライン型インクジェットヘ
ッドにおいては、基板に図1に示すようなインク路パタ
ーンが形成され、基板のインク路形成側には図示しない
振動板が固着され、該振動板上には図示しない圧電素子
が形成されている。
【0014】基板には、図1に示すようなインク路パタ
ーンにしたがって圧電素子によりインクに圧力を付与す
る圧力室102、104、106・・・、201、20
3、205・・・と、インクを射出するノズル部50
1、502、503・・・と、供給インク路10より上
記圧力室102等にインクを導く流路401、401、
403・・・と、上記圧力室102等により圧力を付与
されたインクをノズル部501等へ導く流路301、3
02、303・・・とが設けられている。
【0015】ここで、本実施例においては、複数の圧力
室102等及び201等をノズル部501等の列に対し
て平行に2列の列状に配置しており、第一列に位置する
圧力室102等が第一列圧力室群を形成し、第二列に位
置する圧力室201等が第二列圧力室群を形成してい
る。そして、本実施例においては、第一列圧力室群に属
する圧力室102等と第二列圧力室群に属する圧力室2
01等が、交互に千鳥状に配置されている。
【0016】また、圧力室102等及び201等とノズ
ル部501等間の流路においては、近接する各流路の関
係では、第一列圧力室群の圧力室につながる流路30
2、304等の幅が、第二列圧力室群の圧力室につなが
る流路301、303等の幅に比べて広く形成されてい
る。例えば、流路301と流路302では、第一列圧力
室群に属する圧力室102につながる流路302が、第
二列圧力室群に属する圧力室201につながる流路30
1よりも大きな幅を有している。これは、第一列圧力室
群の圧力室につながる流路が第二列圧力室群の圧力室に
比べて長いため、幅が同一であるとイナータンスが異な
り、射出のタイミングがずれるからである。
【0017】さらには、圧力室102等及び201等と
ノズル部501等間の流路では、第一列圧力室群及び第
二列圧力室群の各列につながる流路において、中央に位
置する流路ほど流路を幅を狭め、端にいくほど幅を広げ
る工夫もされている。すなわち、例えば、流路301と
303とでは、同じ第二列圧力室群の圧力室につながる
流路であっても、より中央に位置する流路303の方が
流路の幅が小さい。これは、ノズル部501等が中央に
位置しているため、端へいくほど流路の長さが長くな
り、流路の幅を広くしてイナータンスを均一化している
のである。なお、図面上最右側に位置する流路30a
は、圧力室20aが他の圧力室に比べて半分の大きさに
形成されているので、狭く形成されている。
【0018】また、共通インク路10と各圧力室102
・・、201・・等を結ぶ流路401等においても、第
一列圧力室群の圧力室につながる流路402、404等
の幅が、第二列圧力室群の圧力室につながる流路40
1、403等の幅に比べて狭く形成されている。これ
も、圧力室までのイナータンスを均一化するためであ
る。上記構成に基づくインク路パターンを上下に有す
る、4ドット/mm、2インチの印字幅のヘッドを図2
のように構成した場合(ドット数は224ドット)、ノ
ズル部の方向の長さが80mm、他辺の長さが約41m
mとなり、図3の従来例に比べてヘッドサイズを小さく
することができる。なお、ノズル部501等は、ヘッド
の略中央に2列に配置されている。
【0019】なお、上述実施例においては、複数の圧力
室1をノズル部2の列に対して平行に2段かつ千鳥状に
配置しているが、3段等の複数段でもよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、複数の圧力室をノズル部の列に対して平行に複数列
かつ千鳥状に配置したので、複数の圧力室をノズル部の
列に対して平行に複数列かつ千鳥状に配置したことによ
り印字幅に対してヘッドサイズを小さくすると共に、流
路を短くできるので、流路抵抗を小さくすることがで
き、圧電素子の駆動電圧を低くするとともに、更にプリ
ンタの小型化及び電源の低電圧化を図ることができる。
【0021】また、流路の長さに比例して流路の幅を大
きくしたことにより、流路抵抗の均一化が図られ、射出
のタイミングがずれることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るライン型インクジェットヘッド
の概略構成を示す説明図である。
【図2】この発明により構成された2インチの印字幅の
ヘッドの概略構成を示す説明図である。
【図3】圧力室を横一列に並べた場合の2インチの印字
幅のヘッドの概略構成を示す説明図である。
【図4】従来の圧力室を円形に配置したシリアルヘッド
を示す概略構成図である。
【図5】従来の圧力室を直列かつ対抗して配置したシリ
アルヘッドを示す概略構成図である。
【符号の説明】
10 共通インク路 102、104、106、108、201、203、2
05、207 圧力室 301、302、303、304、305、306、3
07、308 流路 501、502、503、504、505、506、5
07、508 ノズル部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電素子によりインクに圧力を付与する
    複数の圧力室と、該圧力室により圧力を付与されたイン
    クを射出する複数のノズル部と、インクを上記圧力室か
    ら上記ノズル部へ導く複数の流路とを有し、上記ノズル
    部を直線状に配置したライン型インクジェットヘッドに
    おいて、 上記ノズル部の列の少なくとも一方の側に、上記複数の
    圧力室を該ノズル部の列に対して平行に複数列かつ千鳥
    状に配置したことを特徴とするライン型インクジェット
    ヘッド。
  2. 【請求項2】 圧電素子によりインクに圧力を付与する
    複数の圧力室と、該圧力室により圧力を付与されたイン
    クを射出する複数のノズル部と、インクを上記圧力室か
    ら上記ノズル部へ導く複数の流路とを有し、上記ノズル
    部を直線状に配置したライン型インクジェットヘッドに
    おいて、 上記ノズル部の列の少なくとも一方の側に、上記複数の
    圧力室を該ノズル部の列に対して平行に複数列かつ千鳥
    状に配置し、さらに、上記流路の長さに比例して流路の
    幅を大きくしたことを特徴とするライン型インクジェッ
    トヘッド。
JP16245293A 1993-06-30 1993-06-30 ライン型インクジェットヘッド Pending JPH0760957A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998022288A1 (fr) * 1996-11-18 1998-05-28 Seiko Epson Corporation Tete d'ecriture a jet d'encre
JP2001328281A (ja) * 2000-05-22 2001-11-27 Seiko Epson Corp 記録ヘッドユニット、及び、記録ヘッドユニットの回復機構
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JP2011140173A (ja) * 2010-01-07 2011-07-21 Ricoh Co Ltd 液体吐出ヘッド及び画像形成装置

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