JPH0760541A - バルブ逃げ溝バリ取り装置 - Google Patents

バルブ逃げ溝バリ取り装置

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Publication number
JPH0760541A
JPH0760541A JP5213197A JP21319793A JPH0760541A JP H0760541 A JPH0760541 A JP H0760541A JP 5213197 A JP5213197 A JP 5213197A JP 21319793 A JP21319793 A JP 21319793A JP H0760541 A JPH0760541 A JP H0760541A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deburring
valve
work
robot
deburring device
Prior art date
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Pending
Application number
JP5213197A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamio Yatsuyanagi
太美雄 八柳
Tamio Watanabe
民雄 渡辺
Kiyomitsu Saito
清満 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Topy Industries Ltd
Original Assignee
Topy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Topy Industries Ltd filed Critical Topy Industries Ltd
Priority to JP5213197A priority Critical patent/JPH0760541A/ja
Publication of JPH0760541A publication Critical patent/JPH0760541A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Milling, Broaching, Filing, Reaming, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 安全で経済的なバルブ逃げ溝バリ取り装置の
提供。 【構成】 ディスクホイール13を保持固定するワーク
固定治具14と、バリ取りロボット5と、該バリ取りロ
ボット5のハンド部5aにとりつけられた、ロータリー
バー16を備えたフードカバー15付のエアー駆動装置
12からなり、バリ取り作業の自動化と安全な職場環境
が実現できるとともに、従来の砥石によるバリ取りに比
較して大きな経済的メリットも得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バスやトラックに使用
される大、中型ディスクホイールの飾り穴部のバルブ逃
げ溝部のバリ取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】バスやトラック等に使用される大、中型
用のディスクホイールは図5、図6、図7に示すよう
に、ディスク20と、リム22によって構成されてお
り、ディスク20には熱の放散と重量軽減を目的として
複数個の飾り穴20aが穿設されている。リム22には
タイヤ26が装着されており、その内部にはチューブ2
8があり、チューブ28からはエアーを注入するための
バルブ24がディスクの飾り穴20aの裏側からディス
ク20の表側に顔を出すようになっている。
【0003】通常このバルブ24が顔を出す飾り穴20
aには、バルブ24がブレーキドラム(図示せず)等に
干渉しないようにするためなるべく半径方向外側に位置
する必要があり、そのために飾り穴20aの1ヶ所にバ
ルブ24を逃がすためのバルブ逃げ溝20bがプレスに
より打抜き加工されるが、バルブ逃げ溝20bと飾り穴
20aとが交わるコーナー20cには鋭利なバリが発生
する。このバリを除去しないと、ホイールにタイヤ26
を組付ける際バルブ24を挿入する時、作業者がケガを
する恐れがあった。従来、このバリ取りの作業はエアー
式回転工具に円板状の砥石を付け、作業者が手作業でバ
リ取り作業を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この作業は常
時粉塵が飛散する悪環境であると共に、時には砥石が割
れて飛び散る等危険性があった。また、この砥石による
バリ取り作業では砥石の摩耗も激しく5分から6分毎に
砥石を交換する必要があり、作業を中断することもあわ
せ経済的ではなかった。
【0005】本発明の目的は、安全で効率的なディスク
ホイールのバルブ逃げ溝バリ取り加工装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、次の本発明
に係わるバルブ逃げ溝バリ取り装置によって達成され
る。すなわち、ディスクホイールを保持固定するワーク
固定治具と、バリ取りロボットと、該バリ取りロボット
のハンド部に装着されたロータリーバーを備えたフード
カバー付エアー駆動切削工具とから成るバルブ逃げ溝バ
リ取り装置。
【0007】
【作用】本発明装置では、ディスクホイールをワーク固
定治具で保持固定した後、予め動きをティーチングされ
たバリ取りロボットによりバリを切削する。バリ取りロ
ボットのハンド部にはエアー駆動の切削工具がとりつけ
られ、切削工具にはロータリーバーが備えられており、
長時間交換することなく確実にバリを切削できる。エア
ー駆動切削工具にはフードカバーがついており、鋭利な
切削粉を確実に捕獲することができる。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の望ましい実施例を、図1か
ら図4までを参照して説明する。図1は本発明実施例の
主要部を示す斜視図であり、6はワーク固定台、14は
ディスクホイール13を保持固定するワーク固定治具1
4であり、ワーク固定台6に載置されたディスクホイー
ルを保持、固定する。5はバリ取りロボット(たとえ
ば、6関節汎用ロボット)であり、バルブ逃げ溝からバ
リを確実に切削するために予めコンピュータによって動
きを制御(ティーチング)されている。12はバリ取り
ロボットのハンド部5aに取付けられたエアー駆動切削
工具であり、先端には刃具としてロータリーバー16が
取付けられている。15はフードカバーであり切削され
た鋭利なバリの切粉が飛散するのを防止する。
【0009】図2は図1のバルブ逃げ溝バリ取り装置の
側面図を示し、近傍の附帯設備をあわせて示す。7は切
粉集塵ダクトであり、切粉を集塵しやすくするためバル
ブ逃げ溝があるディスクホイール13の下方の位置にダ
クト入口がある。8は集塵機を示す。4はワーク搬送フ
ィーダーであり、ディスクホイールの搬入、搬出に使用
され、フレーム10に上下、水平方向に可動に取付けら
れている。11はワークチャックであり、ディスクホイ
ール13を搬送する際ディスクホイールを保持する。
【0010】図3はワーク固定治具の断面を示し、13
はディスクホイール、17はハブ穴ガイドピン、18は
ボルト穴ガイドピン、でバルブ逃げ溝位置を位置決めす
る。20はディスクホイール13を保持固定するための
エアーシリンダー、19はクランプロッドである。図4
は本発明にかかわる、バルブ逃げ溝バリ取り装置の全体
平面図を示し、中央部にワーク固定台6、近傍にバリ取
りロボット5が配置されている。7は切粉集塵ダクト、
8は集塵機を示す。3はバルブ穴位置決めステーション
であり、ここでバルブ穴の位置が検出され、位置決めさ
れる。1はワーク供給コンベアー、2はワーク個出しス
トッパーである。4はワーク搬送フィダー、9はワーク
搬出コンベアーである。
【0011】つぎに、作用を説明する。バリ取りされる
ディスクホイール13がワーク供給コンベアー1上を流
れてきて、ワーク個出しストッパー2で停止される。先
のディスクホイール13が搬送されると、ワーク個出し
ストッパー2が開き、ディスクホイールがバルブ穴位置
決めステーション3に送られる。バルブ穴位置決めステ
ーション3でバルブ穴の位置(バルブ逃げ溝の位置)を
所定の位置に位置決めする。
【0012】位置決めされたディスクホイール13はワ
ーク搬送フィダー4によってワーク固定台6上に搬送さ
れる。ディスクホイール13はワーク固定台6でハブ穴
ガイドピン17、ボルト穴ガイドピン18によって所定
の位置に位置決めされた後ワーク固定治具14のクラン
プロッド19によって外周から固定される。次いでバリ
取りロボット5に信号が送られ予め設定されたプログラ
ムによってディスクホイール13の内側にエアー駆動切
削工具12が入れられバリの切削を開始する。エアー駆
動切削工具12の使用される刃具はロータリーバー16
が使用される。ロータリーバーの16の周辺にはフード
カバー15が設けられ、切粉の飛散が防止される。ディ
スクホイール13のバルブ逃げ溝部下方には切粉集塵ダ
クト7が設けられ、集塵機8により切粉が集塵される。
作業終了の信号がバリ取りロボット5に送られ、バリ取
りロボット5はディスクホイール13の搬入、搬出の障
害にならない位置まで後退する。ワーク固定治具14が
解除されディスクホイール13は解放される。搬送フィ
ダー5が稼働し、ディスクホイール13をワーク搬出コ
ンベアー上に搬送し、次工程へと送られる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば次の効果を得る。 イ.ロボットを使用することにより自動化と省人化を達
成できる。 ロ.加工部をフードカバーで囲い、集塵機で吸い込むた
め、切粉を飛散させずに吸い込むことができる。 ハ.刃工具にロータリーバーを使用したことにより、切
削面が平滑であるとともに砥石に比較して停止時間が少
なく、刃具の購入費も大巾に削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかわるバルブ逃げ溝バリ
取り装置の主要部の斜視図である。
【図2】図1とその周辺附帯部分の側面図である。
【図3】ワーク固定治具の詳細断面図である。
【図4】バルブ逃げ溝バリ取り装置の全体平面図であ
る。
【図5】ディスクホイールとバルブ、バルブ逃げ溝、チ
ューブ、タイヤ、飾り穴の関係を示す断面図である。
【図6】ディスクホイールと飾り穴、バルブ、バルブ逃
げ溝の関係を示す平面図である。
【図7】バルブ逃げ溝部分の拡大図である。
【符号の説明】
5 バリ取りロボット 5a ハンド部 12 エアー駆動切削工具 13 ディスクホイール 14 ワーク固定治具 15 フードカバー 16 ロータリーバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクホイールを保持固定するワーク
    固定治具と、バリ取りロボットと、該バリ取りロボット
    のハンド部に装着されたロータリーバーを備えたフード
    カバー付エアー駆動切削工具とから成るバルブ逃げ溝バ
    リ取り装置。
JP5213197A 1993-08-27 1993-08-27 バルブ逃げ溝バリ取り装置 Pending JPH0760541A (ja)

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JP5213197A JPH0760541A (ja) 1993-08-27 1993-08-27 バルブ逃げ溝バリ取り装置

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JPH0760541A true JPH0760541A (ja) 1995-03-07

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ID=16635148

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014176930A (ja) * 2013-03-15 2014-09-25 Star Techno Co Ltd 産業ロボット
CN106914662A (zh) * 2015-12-27 2017-07-04 天津市鑫源泓达科技有限公司 一种切割设备
CN111250791A (zh) * 2020-03-24 2020-06-09 郑州锦利丰机械设备有限公司 一种单向阀阀体滚槽开槽设备

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