JPH0760171A - 消火用スプリンクラーの制御装置 - Google Patents

消火用スプリンクラーの制御装置

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JPH0760171A
JPH0760171A JP21037693A JP21037693A JPH0760171A JP H0760171 A JPH0760171 A JP H0760171A JP 21037693 A JP21037693 A JP 21037693A JP 21037693 A JP21037693 A JP 21037693A JP H0760171 A JPH0760171 A JP H0760171A
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JP
Japan
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water
sprinkler
fire
pipe
signal
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JP21037693A
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English (en)
Inventor
Yasutaka Yamada
泰孝 山田
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HOKKAIDO SUIDO KIZAI KK
Original Assignee
HOKKAIDO SUIDO KIZAI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 地下タンクの設置を不要とし、冬季であって
も確実、迅速に消火機能を発揮することができる消火用
スプリンクラーの制御装置を提供すること。 【構成】 一次配管1と二次配管2との間に水抜栓5が
配置され、駆動部6によりピストン5aを上側に移動さ
せ(図示位置)て一次配管1と二次配管2とを導通させ
出水状態とし、下側に移動させ一次配管1と二次配管2
とを遮断し二次配管2の水を排水して止水状態とする。
火災感知器11が火災を感知すると、コントローラ7は
水抜栓5が止水状態にあるときには駆動部6を作動させ
て水抜き栓5を強制的に出水状態にし、水道の水をスプ
リンクラー配管10を介してスプリンクラーSPに供給
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、寒冷地において使用さ
れる消火用スプリンクラーの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】消火用スプリンクラーは、火災感知器と
ともにビルや家屋内の所定個所に配置され、火災感知器
により火災発生が感知されたとき自動的に放水を行ない
火災を消火するものである。ところで、寒冷地では冬
季、水道の水が凍結するので、スプリンクラーを寒冷地
で用いる場合、スプリンクラー用の水を水道から供給す
るのは危険であり、通常は地下に設置したタンクの水が
用いられる。これを図により説明する。
【0003】図5はスプリンクラーの配置図である。こ
の図で、Gは地面、Hは地面G上に建てられた家屋、T
は凍結防止のため地下に設置された消火用の水を溜める
タンク、Pはポンプ、SPは家屋H内の所定個所に配置
されたスプリンクラーである。火災が発生して図示しな
い火災感知器が作動するとポンプPが駆動され、タンク
T内の水がポンプPにより吸い上げられてスプリンクラ
ーSPに供給され、スプリンクラーSPの周囲温度が所
定温度以上になるとスプリンクラーSPの放水口が開口
されて放水が行なわれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置では、
地下にタンクTを埋設するとともに、このタンクTの水
を吸い上げるポンプを設置しなければならず、特に、タ
ンクTの設置には相当な費用を必要とする。そして、こ
のようなタンクTの設置を必要とする以上、一般家庭に
スプリンクラーSPを設置することは負担が大きく困難
であった。又、スプリンクラーSPに対しては定期検査
が行なわれるが、この定期検査の際の水が配管内に残留
すると、冬季にはこれが凍結して火災発生時にスプリン
クラーSPへの水の供給を妨げ、消火機能が阻害される
おそれもあった。
【0005】本発明の目的は、上記従来技術における課
題を解決し、地下タンクの設置を不要とし、かつ、冬季
であっても確実、迅速に消火機能を発揮することができ
る消火用スプリンクラーの制御装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、水道本管に連結された一次配管と給水口
に連結された二次配管との間に設けられ、前記一次配管
と前記二次配管とを連通する第1の位置、および前記一
次配管と前記二次配管とを遮断し前記二次配管の水を排
出する第2の位置に切換えられる水抜栓を備えたものに
おいて、家屋内に配設されたスプリンクラーと、前記二
次配管から分岐して前記スプリンクラーに連結されたス
プリンクラー配管と、家屋内に配設された火災感知器
と、この火災感知器が作動したとき前記水抜栓を前記第
1の位置に強制的に切換える制御部とを設けたことを特
徴とする。
【0007】
【作用】寒冷地においては、冬季の夜間等、水抜栓が第
2の位置に切換えられ、二次配管およびスプリンクラー
配管内の水は水抜栓を介して排水されている。この状態
で火災感知器が火災を感知して作動すると、制御部は、
火災感知器からの信号を受信して、水抜栓を第2の位置
から第1の位置へ切り換える。このため、一次配管の水
が二次配管、スプリンクラー配管を介してスプリンクラ
ーに供給され、スプリンクラーの放水口が開いたとき放
水されて消火を行なう。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。図1は本発明の実施例に係る消火用スプリンクラ
ーの制御装置の説明図である。図1で、1は水道本管か
ら分岐された一次配管、2は蛇口3に連結された二次配
管、4は家屋の床を示す。5は水抜栓であり、一次配管
と二次配管との間に介在する。この水抜栓5は、図で上
下方向に移動可能なピストン5a、このピストン5aに
設けられたOリング5b1 、5b2 、5b3 、およびO
リング5b2 、5b3 と協動して開閉を行う弁座5c
1 、5c2 、ならびに排水口5dで構成されている。
【0009】ピストン5aが図示の位置にあるとき、O
リング5b3 が弁座5c2 と密着して排水口5dを遮断
し、かつ、Oリング5b2 は弁座5c1 から離れて一次
配管と二次配管が連通する(この位置を出水位置と称す
る)。又、ピストン5aが図示の位置から下方へ移動せ
しめられると、Oリング5b2 と弁座5c1 が密着して
一次配管1からの供水を遮断し、かつ、Oリング5b3
が弁座5c2 から離れて二次配管2と排水口5dが連通
する(この位置を止水位置と称する)。水抜栓5を止水
位置とすることにより、二次配管2内の水は排水口5d
から排出され、二次配管2内の水の凍結が防止される。
【0010】6は水抜栓5のピストン5aを上下に駆動
する駆動部であり、ピストン5aを駆動するモータ、こ
のモータの回転を減速する減速機構、回転運動を直線運
動に変える変換機構等が備えられている。7は駆動部6
におけるモータの駆動を制御するコントローラ、8は水
抜栓5を一次配管1と二次配管2とが連通する状態(出
水状態)に駆動する出水スイッチ、9は水抜栓5を、一
次配管1を遮断して二次配管2と排水口5dとが連通す
る状態(止水状態)に駆動する止水スイッチである。上
記水抜栓5、駆動部6、コントローラ7、出水スイッチ
8、および止水スイッチ9の構成は、例えば特公平3−
23694号公報等に記載されている。
【0011】10は二次配管2から分岐して設けられる
スプリンクラー配管であり、各スプリンクラーSPに水
を供給する。なお、スプリンクラーSPは1個のみ示さ
れ他のスプリンクラーSPの図示は省略されている。1
1は火災感知器であり、火災を感知すると接点が閉じて
電気信号を出力する。この電気信号はコントローラ7に
入力されてこれを作動させる。火災感知器11もスプリ
ンクラーSPと同様に所定個所に設置されるが図では1
個のみ示され他の図示は省略されている。
【0012】図2は図1に示すコントローラ7の回路図
である。この図で、図1に示す部分と同一部分には同一
符号が付してある。駆動部6はモータ60、ダイオード
61、62、スイッチS3 、S4 で構成されている。ス
イッチS3 、S4 はモータ60が回転して水抜栓5のピ
ストン5aが止水位置に達すると図示の位置に切り換え
られ、モータ60が回転して水抜栓5のピストン5aが
出水位置に達すると図示と反対の位置に切り換えられ
る。コントローラ7は、出水スイッチ8、止水スイッチ
9、コイルSとコイルRより成るラッチリレー71、切
換回路72、およびタイミング回路73を備えている。
切換回路72はスイッチS1 、S2 より成り、これらは
ラッチリレー71のコイルSが励磁されると端子S側に
切り換えられてその状態を保持し、コイルRが励磁され
ると端子R側に切り換えられてその状態を保持する。
【0013】タイミング回路73は、抵抗R1 〜R4
コンデンサC1 、C2 、NAND回路730、732、
NOT回路731、およびトランジスタ733を備えて
いる。各抵抗の抵抗値および各コンデンサの容量はそれ
らに付された符号と同一符号で表す。a〜fは各素子の
接続ライン上の電気信号を示す。なお、E1 は制御用電
源、E2 はモータ60の駆動用電源(バッテリ又は商用
電源)である。
【0014】次に、本実施例の動作を図3に示すタイミ
ングチャートを参照しながら説明する。図3で、T1
電源が最初から投入されている場合の領域、T2 は電源
が中途で投入された場合の領域を示す。まず、火災感知
器11が作動しない場合の動作を説明する。この場合、
信号aは低レベル、信号bは高レベルにあるので、信号
c、dは高レベル、信号eは低レベルとなり、信号fは
高レベルとなってトランジスタ733は遮断状態にあ
る。又、各スイッチS1 〜S4 は水抜栓5が止水位置に
あるとき図示の切換位置になっている。
【0015】この状態で出水スイッチ8を短時間ONに
すると、ラッチリレー71のコイルSが励磁され、これ
によりスイッチS1 、S2 が端子S側に切り換えられ、
モータ60に矢印方向の電流が流れて水抜栓5のピスト
ン5aが上昇して図1に示す出水状態となる。この出水
状態になったとき、スイッチS3 、S4 は図示位置から
反対位置へ切り換えられ、モータ60への電流はダイオ
ード62のため遮断され、モータ60は停止する。さら
にこの状態から、止水スイッチ9を短時間ONにする
と、ラッチリレー71のコイルRが励磁され、これによ
りスイッチS1 、S2 が端子R側に切り換えられ、モー
タ60に矢印と反対方向の電流が流れて水抜栓5のピス
トン5aが下降して止水状態となる。この止水状態にな
ったとき、スイッチS3 、S4 は図示位置へ切り換えら
れ、モータ60への電流はダイオード61のため遮断さ
れ、モータ60は停止する。
【0016】次に、電源が投入され、かつ、水抜栓5が
止水状態にあるとき、火災感知器11が作動した場合の
動作を図3に示す領域T1 におけるタイミングチャート
により説明する。図3に示す時刻t10で火災感知器11
がONになると、信号a、bのいずれも高レベルとなる
ので、NAND回路730の出力信号cは低レベルとな
る。又、NOT回路731の出力信号eは高レベルとな
るが、信号dはコンデンサC2 が放電されるので、この
時点では高レベルとなっており、したがってNAND回
路732の出力信号fは低レベルとなり、トランジスタ
733が導通してラッチリレー71のコイルSが励磁さ
れる。以後、上述のように、ピストン5aが上昇して時
刻t11でモータ60が停止し、水抜栓5が出水状態にな
り、二次配管2およびスプリンクラー配管10を介して
スプリンクラーSPに消火用の水が供給される。
【0017】上記動作中、NAND回路730の出力信
号cが低レベルとなると、上述のようにコンデンサC2
の電荷が時定数C2 ・R3 で放電され、ある時点で信号
dが低レベルとなり、これによりNAND回路732の
出力信号fは高レベルに復帰し、トランジスタ733を
遮断状態にする。このため、励磁電流が遮断されてコイ
ルSは非励磁となるが、スイッチS1 、S2 はさきに切
り換えられた状態に保持されるので、モータ60はその
まま出水状態になる時刻t11まで回転を継続した後停止
する。
【0018】上記出水状態においてスプリンクラーSP
に水が供給されているとき、火災感知器11がOFFに
なると、信号aが低レベルとなり、NAND回路730
の出力信号cが高レベル、信号eが低レベルとなる。一
方、信号dは、信号cが高レベルとなりコンデンサC2
が時定数C2 ・R3 で充電されるので、時刻t12で高レ
ベルとなるが、信号eが低レベルであるので、NAND
回路732の出力信号fは依然として高レベルに保持さ
れ、スプリンクラーSPへの水の供給状態は維持される
ことになる。そして、この状態は止水スイッチ9を手動
で閉成してラッチリレー71のコイルRを励磁するまで
継続される。
【0019】一方、電源がOFFになっている状態で火
災感知器11が作動した場合(領域T2 )、電源が投入
されるまではコントローラ7は不作動状態にある。時刻
20で電源が投入されると、信号aは直ちに高レベル
になるが、信号bはコンデンサC が時定数C1 ・R
2 により充電され、充電電圧が高レベルに達するまでは
低レベルにある。したがって、この間、信号cは高レベ
ル、信号eは低レベル、信号fは高レベルにあり、トラ
ンジスタ733は遮断状態となっている。又、信号dは
コンデンサC2 が時定数C2 ・R3 で充電されるにつれ
て電位が上昇する。なお、時定数C1 ・R2 は時定数C
2 ・R3 より大きな値に選定されている。
【0020】コンデンサC1 の充電がすすみ、時刻t21
で信号bが高レベルとなると、信号cが低レベル、信号
eが高レベル、信号dがコンデンサC2 の充電により高
レベルとなり、したがって、信号fが低レベルとなり、
トランジスタ733が導通状態となってラッチリレー7
1のコイルSが励磁される。これにより、前述のよう
に、モータ60が駆動される。
【0021】一方、時刻t21で信号cが低レベルになる
ので、コンデンサC2 は時定数C2・R3 で放電し、信
号dは所定時間後に低レベルになる。この時点で信号f
は高レベルになり、トランジスタ733が遮断され、ラ
ッチリレー71のコイルSは非励磁となるが、スイッチ
1 、S2 はさきに切り換えられた状態に保持されるの
で、モータ60はそのまま出水状態になる時刻まで回転
を継続した後停止し、このとき水抜栓5が出水状態にな
り、二次配管2およびスプリンクラー配管10を介して
スプリンクラーSPに消火用の水が供給される。
【0022】このように、本実施例では、火災感知器1
1の作動に応じて作動し、ラッチングリレー71の出水
側コイルSを励磁するタイミング回路73を設けたの
で、止水状態にある水抜栓5を自動的に出水状態に切り
換えることができ、これにより、地下タンクの設置を不
要とすることができる。又、冬季には水抜栓5の止水位
置への切り換えが始終行なわれているので、その都度ス
プリンクラーSPおよびスプリンクラー配管10の水が
排水されてそれらに残留することはないので、冬季であ
っても確実、迅速に消火機能を発揮することができる。
さらに、ラッチングリレー71のコイルSの励磁を短時
間で解除するので、コイルSの焼損のおそれもない。
【0023】図4は図1に示すコントローラ7の他の具
体例の回路図である。この図で、図2に示す部分と同一
又は等価な部分には同一符号が付してある。74はNO
R回路741、742で構成されるフリップフロップ回
路、75は切換回路72を切り換えるリレー、76はフ
リップフロップ回路74の出力信号に応じてリレー75
を駆動するトランジスタである。なお、このコントロー
ラの構成においては、切換回路72はリレー75が非励
磁の場合には図示位置(端子R側)に付勢され、リレー
75が励磁されると端子S側に切り換えられる構成とさ
れている。R4、R5 、R6 は抵抗、C3 はコンデン
サ、Dはダイオードである。
【0024】図4に示すコントローラは、切換回路72
の切り換えに、図2に示すコントローラにおけるラッチ
ングリレー71に代えて論理回路および通常のリレーを
用いたものであり、論理回路としては図示のフリップフ
ロップ回路74以外にトランジスタ等他の素子を用いた
種々の論理回路を用いることが可能である。又、リレー
75、トランジスタ76、および切換回路72に代え
て、フリップフロップ回路74の出力信号により作動す
るトランジスタ等の素子で構成される周知のブリッジ回
路を用いることもできる。
【0025】次に、図4に示すコントローラの動作を説
明する。電源が投入され、かつ、出水スイッチ8および
止水スイッチ9が開いている通常の状態で、信号fは、
さきの図2に示す装置の動作説明のとおり高レベルであ
り、出水スイッチ8の信号gおよび止水スイッチ9の信
号hも高レベルであるので、NOR回路742の出力信
号iは低レベルとなっていて、トランジスタ76は非導
通、リレー75は非励磁状態にある。
【0026】この状態で、火災感知器11が火災を感知
して動作すると、さきの説明のように信号fが低レベル
となるので、信号iが高レベルとなり、トランジスタ7
6が導通し、リレー75が励磁され、切換回路72の各
スイッチS1 、S2 が端子S側に切り換えられて水道水
がスプリンクラーSPに供給される。信号iが一旦高レ
ベルになると、NOR回路741の出力は低レベルとな
るので、フリップフロップ回路74の出力iは高レベル
状態を保持し、これにより、スプリンクラーSPへの水
道水の供給状態も保持される。
【0027】上記の出水状態において、止水スイッチ9
が押されて瞬間的にONになると、信号hが低レベルと
なり、NOR回路741の出力が高レベルとなるので、
NOR回路742の出力、即ちフリップフロップ回路7
4の出力は低レベルとなり、トランジスタ76が遮断さ
れ、リレー75が非励磁となり、切換回路72は端子R
側へ切り換えられ、スプリンクラーSPへの水道水の供
給は停止される。このコントローラも図2に示すコント
ローラと同じ効果を奏する。
【0028】なお、上記実施例の説明では、スプリンク
ラーとして、火災感知器の作動により水が供給され、表
示温度になったとき放水口が開いて放水を行なう型のも
のについて説明したが、他の型のもの、例えば放水口は
常時開いており、火災感知器の作動により水が供給され
て直ちに放水される型のもの等にも適用可能であるのは
当然である。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、本発明では、火災感
知器が作動したとき水抜栓を出水位置に強制的に切換え
る制御部を設けたので、水道水を消火用水として用いる
ことができ、地下タンクの設置を不要とすることができ
る。又、冬季には水抜栓の止水位置への切り換えが始終
行なわれているので、その都度スプリンクラーおよびス
プリンクラー配管の水が排水されてそれらに残留するこ
とはないので、冬季であっても確実、迅速に消火機能を
発揮することができる。さらに、地下タンクを設ける必
要はないので、一般家庭においてもスプリンクラーの使
用を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る消火用スプリンクラーの
制御装置を示す図である。
【図2】図1に示すコントローラの回路図である。
【図3】図2に示す回路の動作を説明するタイムチャー
トである。
【図4】図1に示すコントローラの他の回路図である。
【図5】スプリンクラーの配置図である。
【符号の説明】
1 一次配管 2 二次配管 5 水抜栓 5a ピストン 7 コントローラ 8 出水スイッチ 9 止水スイッチ 10 スプリンクラー配管 11 火災感知器 SP スプリンクラー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水道本管に連結された一次配管と給水口
    に連結された二次配管との間に設けられ、前記一次配管
    と前記二次配管とを連通する第1の位置、および前記一
    次配管と前記二次配管とを遮断し前記二次配管の水を排
    出する第2の位置に切換えられる水抜栓を備えたものに
    おいて、家屋内に配設されたスプリンクラーと、前記二
    次配管から分岐して前記スプリンクラーに連結されたス
    プリンクラー配管と、家屋内に配設された火災感知器
    と、この火災感知器が作動したとき前記水抜栓を前記第
    1の位置に強制的に切換える制御部とを設けたことを特
    徴とする消火用スプリンクラーの制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記制御部は、前記
    水抜栓を駆動するモータ回路を切換える切換手段の出水
    側入力端と前記火災感知器との間に接続され、この火災
    感知器が作動したとき前記出水側入力端に出水切換信号
    を出力する構成を備えていることを特徴とする消火用ス
    プリンクラーの制御装置。
JP21037693A 1993-08-25 1993-08-25 消火用スプリンクラーの制御装置 Pending JPH0760171A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003126285A (ja) * 2001-10-19 2003-05-07 Nohmi Bosai Ltd スプリンクラ消火設備

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003126285A (ja) * 2001-10-19 2003-05-07 Nohmi Bosai Ltd スプリンクラ消火設備

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