JPH075996A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

Info

Publication number
JPH075996A
JPH075996A JP14798393A JP14798393A JPH075996A JP H075996 A JPH075996 A JP H075996A JP 14798393 A JP14798393 A JP 14798393A JP 14798393 A JP14798393 A JP 14798393A JP H075996 A JPH075996 A JP H075996A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
write
host device
magneto
data buffer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14798393A
Other languages
English (en)
Inventor
Toujiyuurou Uchida
藤十郎 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP14798393A priority Critical patent/JPH075996A/ja
Publication of JPH075996A publication Critical patent/JPH075996A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】ディスク装置の動作の信頼性を十分に維持した
状態で書き込み性能の向上を図る。 【構成】非同期書き込みと同期書き込みの2つのモード
が用意されており、非同期書き込みモードにおいては、
ホスト装置21から光磁気ディスク装置22のデータバ
ッファ231へのライトデータの転送と、データバッフ
ァ231から記録媒体24へのデータ書き込みとが並行
処理される。また、データバッファ231へのデータ転
送が終了した時点で命令終了通知がホスト装置21に返
送されるので、ホスト装置21はデータ書き込み処理の
終了を待たずに次のデータの準備を行うことができる。
したがって、ホスト装置21と光磁気ディスク装置22
間のデータ転送に伴う時間だけ書き込み処理時間を短縮
する事が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はディスク装置に関し、
特に光磁気ディスク装置等の比較的書き込み速度の遅い
ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータの2次記憶装置とし
て、種々の磁気ディスク装置や光磁気ディスク装置が開
発され使用されている。一般に、光磁気ディスク装置
は、磁気ディスク装置に比べそのデータ書き込み速度が
遅い。これは、光磁気ディスク装置においては、その書
き込みの信頼性を高めるために、1回のデータ書き込み
毎にベリファイ動作を行うことが必要なためである。こ
れに対し、磁気ディスク装置のデータ書き込み技術は非
常に進歩しており、ベリファイ動作は行われないのが普
通である。
【0003】以下、図4を参照して、光磁気ディスク装
置に対するデータ書き込み動作の一例を説明する。図4
において、11はイニシエータとなるホスト装置であ
り、12の光磁気ディスク装置に対しコマンド要求を行
う。12はターゲットとなる光ディスク装置であり、ホ
スト装置11からの命令要求を受けその実行を行うコン
トローラ13を含んでいる。131はデータバッファー
であり、ホスト装置11からのライトデータやリード命
令実行時のデータ格納用RAMとして使用される。14
は光磁気ディスクメディアであり、データを蓄える可換
媒体である。
【0004】また、15はライト命令であり、光磁気デ
ィスク装置12に対して、ホスト装置11が指定したア
ドレスに、指定したサイズだけデータを記録する処理を
指示する命令である。16はライトデータ転送であり、
光磁気ディスク12に指定したライト命令のデータをホ
スト装置11からデータバッファ131に取り込む処理
である。17はイレ−ズ動作であり、光磁気ディスク装
置12がライト命令を実行するに先立ち光磁気ディスク
メディア14の指定領域のデータを消す処理である。1
8はデータ記録であり、データバッファ131に一時的
に蓄えていたホスト装置11からのライトデータを光磁
気ディスクメディア14の指定された領域に記録する処
理である。19はベリファイ動作であり、先に実施した
データ記録処理が正しく実施されたか否かを確認するた
めの処理である。20はライト終了報告であり、ライト
要求に対する一連の動作が完了したことをホスト装置1
1に報告する終了報告である。
【0005】従来の書き込み方法では、次の手順でこれ
ら動作が行われる。すなわち、まず、ライト命令が光磁
気ディスク装置12に受信され、ライトデータがデータ
バッファ131に取り込まれる。この後、光磁気ディス
クメディア14にデータを記録する為、イレーズ動作、
データ記録動作、ベリファイによる記録データの内容確
認動作が行われる。そして、光磁気ディスク装置12か
らホスト装置11に対してライト動作が完了した旨の報
告が行われ、光磁気ディスク装置12は処理を完了す
る。これに引き続いて、ホスト装置11のファイルシス
テム等のアプリケーションソフトウェアは次のデータを
準備する処理を行う。
【0006】このように、従来の光磁気ディスク装置1
2の書き込み処理では、コントローラ13内に一時記憶
としてデータバッファ131が設けられているにもかか
わらずホスト装置11と光磁気ディスク装置12の動作
は同期して行われており、一連の書き込み動作、すなわ
ち、書き込み処理コマンド受付、ライトデーヘタ転送、
イレーズ動作、データ記録、ベリファイ、終了報告が、
シーケンシャルに行われていた。したがって、データバ
ッファ131を有効利用することができず、データ書き
込みに多くの時間が必要となる欠点があった。
【0007】このように同期方式を利用しているのは、
例えば停電等の不測の事態によって書き込みデータが消
失される等の不具合の発生を防止するためである。すな
わち、データバッファ131にライトデータが一旦転送
されるとホスト装置11がそのデータ書き込み処理から
解放されるとった非同期動作を行った場合には、ホスト
装置11は転送終了後にライトデータの管理から離れ
る。このため、もし光磁気ディスクメディア14に対す
るデータ記録が完了する前にデータバッファ131のデ
ータが停電等によって消失されると、データ復旧ができ
なくなってしまうという事態が生じる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来では、ホスト装置
とディスク装置の動作が全て同期して行われており、一
連の書き込み動作がシーケンシャルに行われていた。し
たがって、データバッファを有効利用することができ
ず、ディスク装置へのデータ書き込みに多くの時間が必
要となる欠点があった。
【0009】この発明はこのような点に鑑みてなされた
もので、動作の信頼性を十分に維持した状態で書き込み
性能の向上を図ることができるディスク装置を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段および作用】この発明は、
ホスト装置からの要求に応じてディスク記録媒体へのデ
ータ書き込みを行うディスク装置において、前記ホスト
装置から転送されるライトデータが一時的に格納される
データバッファと、前記ホスト装置からの要求に応じて
非同期書き込みモードと同期書き込みモードのいずれか
一方を選択するモード切り替え手段と、前記非同期書き
込みモード時における前記ホスト装置からのライト命令
に応じて動作制御され、前記ホスト装置からデータバッ
ファへのライトデータの転送と並行して前記記録媒体へ
のデータ書き込み処理を実行すると共に、前記データバ
ッファへのライトデータの転送終了に応答して前記ホス
ト装置に命令終了通知を返送する非同期書き込み手段
と、前記同期書き込みモード時における前記ホスト装置
からのライト命令に応じて動作制御され、前記データバ
ッファへのライトデータの転送終了に応答して前記記録
媒体へのデータ書き込み処理を実行すると共に、その書
き込み処理終了に応答して前記ホスト装置に命令終了通
知を返送する同期書き込み手段とを具備することを特徴
とする。
【0011】このディスク装置においては、非同期書き
込みと同期書き込みの2つのモードが用意されており、
非同期書き込みモードにおいては、ホスト装置からデー
タバッファへのライトデータの転送と、データバッファ
から記録媒体へのデータ書き込みとが並行処理される。
また、データバッファへのデータ転送が終了した時点で
命令終了通知がホスト装置に返送されるので、ホスト装
置はデータ書き込み処理の終了を待たずに次のデータの
準備を行うことができる。したがって、ホスト装置とデ
ィスク装置間のデータ転送に伴う時間だけ書き込み処理
時間を短縮する事が可能となる。また、同期書き込みモ
ードも用意されているので、例えば、複数の非同期ライ
ト命令による非同期書き込み処理の最後に同期ライト命
令による同期書き込み処理を挿入することにより、非同
期書き込み動作中のデータ消失を防止することが可能と
なる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を説
明する。図1にはこの発明の一実施例に係わるシステム
構成が示されている。21はイニシエータとなるホスト
装置であり、22はターゲットとなる光磁気ディスク装
置であり、ホスト装置21からの命令要求を受けその実
行を行うコントローラ23を含んでいる。231はデー
タバッファーであり、ホスト装置21からのライトデー
タやリード命令実行時のデータ格納用RAMとして使用
される。24は光磁気ディスクメディアであり、データ
を蓄える可換媒体である。
【0013】また、25は非同期ライト命令であり、光
磁気ディスク装置22に対して、ホスト装置21が指定
したアドレスに、指定したサイズだけデータを記録する
処理を指示する命令である。この非同期ライト命令25
は、データ転送終了で命令終了する。26はライトデー
タ転送であり、光磁気ディスク装置22に指定した非同
期ライト命令のデータをホスト装置21からデータバッ
ファ231に取り込む処理である。27はライト命令終
了報告であり、非同期ライト命令25で指定した非同期
処理のライト命令が完了したことをホスト装置21に報
告する通知である。
【0014】28はイレーズ動作であり、光磁気ディス
ク装置22が非同期ライト命令25に対するライトデー
タの受信をトリガーとして起動され、データ記録に先立
ち指定領域(ホスト装置11の指定したアドレス、指定
したレングス)のデータを消去する処理である。29は
ライト動作であり、光磁気ディスク装置22によってイ
レ−ズ動作に引き続いて行われる処理であり、データバ
ッファ231のデータを光磁気ディスクメディア24に
記録する処理である。30はベリファイ動作であり、2
9のライト動作でデータが正しく記録出来たか否かを確
認する処理である。
【0015】非同期ライト命令25に対するこれら一連
の動作(イレーズ動作28、ライト動作29、およびベ
リファイ動作30)は、データバッファ231のデータ
が無くなるまで繰り返し行われる。この場合、データバ
ッファ231に未転送データが有るか場合にはイレーズ
動作28が再度起動され、無い場合には、次のライトデ
ータが転送されて来るのを待って、イレーズ動作28が
再度起動される。
【0016】31は次のデータ準備期間であり、通常、
この期間においては、ホスト装置21にて実行されてい
るファイル管理システム等のソフトウェアによって次に
記録するデータを準備する動作が行われる。
【0017】32は同期ライト命令であり、非同期ライ
ト命令25とほぼ同様なもので、ホスト装置21が光磁
気ディスク装置22に対しライト動作を要求するもので
有る。この同期ライト命令32は、非同期ライト命令2
5のようにデータ転送が終了した時点で命令終了報告を
行うのではなく、データのライト動作が完了した時に始
めてライト命令の終了報告を行う命令である。23はラ
イトデータ転送であり、光磁気ディスク装置22に指定
した同期ライト命令のデータをホスト装置21からデー
タバッファ231に取り込む処理である。
【0018】34はイレーズ動作であり、光磁気ディス
ク装置22が同期ライト命令25に対するライトデータ
の受信をトリガーとして起動され、データ記録に先立ち
指定領域(ホスト装置11の指定したアドレス、指定し
たレングス)のデータを消去する処理である。35はラ
イト動作であり、光磁気ディスク装置22によってイレ
−ズ動作に引き続いて行われる処理であり、データバッ
ファ231のデータを光磁気ディスクメディア24に記
録する処理である。36はベリファイ動作であり、35
のライト動作でデータが正しく記録出来たか否かを確認
する処理である。
【0019】ベリファイ動作36が終了した時、データ
バッファ231のデータが空で有れば、37のライト命
令終了報告処理に進み、データが残っていれば残ってい
るデータの記録領域のイレーズ動作34、ライト動作3
5、ライトデータ確認のためのベリファイ動作36がデ
ータバッファ231が空になる迄繰り返された後、37
のライト命令終了報告処理に移行される。37はライト
命令終了報告であり、32のライト命令を受信する以前
の非同期ライト命令25に対するデータライト動作と本
同期ライト命令32で受信した全てのデータが記録され
た事を報告する、ライト命令の終了報告である。
【0020】この実施例では、ライト命令(非同期)2
5をコントローラ23が受信すると、メディア24にデ
ータを記録するタスクが起動され、ライトデータ転送2
5でホスト装置21からデータバッファ231に対する
処理が完了するとコントローラ23ははホスト装置21
に対しライト命令終了報告27を発行する。するとアプ
リケーションソフトウェアでは次の書き込みデータの準
備に入ると共に、光磁気ディスク装置22側ではメディ
ア24にデータを記録するタスクがデータ転送完了を待
って、メディア24上の記録領域のイレーズ処理28、
ライト処理29、データの確認のためのベリファイ処理
30の順に処理を進めていく。
【0021】次のデータ準備が完了すると、ホスト装置
21は光磁気ディスク装置22内部での書き込み処理の
完了とは無関係に再びライト命令発行処理25、ライト
データ転送処理26と処理を継続していく。
【0022】このようにホスト装置21とデータバッフ
ァ231間のデータ転送とデータバッファ231とメデ
ィア24間でデータ転送処理が並列処理されるので、マ
クロ的には光磁気ディスク22側の記録処理その物の時
間迄書き込み処理時間が短縮出来るようになる。
【0023】一方、書き込み処理単位の最後に行われる
同期書き込み処理では、従来のライト命令と同様にシー
ケンシャルに処理が進められる。すなわち、この実施例
のシステムの書き込み動作においては、ある特定のデー
タ量が1つの書き込み処理単位となり、その書き込み処
理単位の最後のライト命令については同期ライト命令、
それ以前のライト命令については非同期ライト命令とな
る。そして、同期ライト命令に対するライト命令終了報
告は、1つの書き込み処理単位全体の終了報告が行われ
る。ホスト装置11のソフトウェアは、最後のライト命
令終了報告を受けるとライトデータの管理から解放され
る。
【0024】この様に複数の非同期ライト命令による非
同期書き込み処理の最後に同期ライト命令による同期書
き込み処理を挿入するのは、非同期書き込み動作中のデ
ータ消失を防止するためである。
【0025】すなわち、非同期ライト命令によってホス
ト装置21による処理と光磁気ディスク装置22による
処理を並行処理する場合、データバッファ231上には
データを記録しているが、光磁気ディスクメディア24
には記録されていない状態が発生する。この状態で停電
による電源断等の非常事態が発生すると、光磁気ディス
クメディア24上に反映される前のデータが揮発されて
しまい、ホスト装置21上で実行されているアプリケー
ションプログラム等のデータ管理状態と実際のメディア
の状態にずれが発生する。したがって、並行処理してい
る場合には、停電から復旧しても消失されたデータを回
復することができなくなる。
【0026】しかしながら、この実施例では、複数の非
同期ライト命令による非同期書き込み処理と同期ライト
命令による同期書き込み処理とを1つの書き込み処理単
位とし、その書き込み処理単位の最後に同期書き込み処
理を行っている。したがって、ホスト装置21上で実行
されているアプリケーションプログラム等がデータ管理
から解放されるのは1つの書き込み処理単位が終了して
からとなるので、たとえ非同期書き込みによって並行処
理が行われているときに停電が発生しても、データを正
常に回復することができる。
【0027】次に、図2のフローチャートを参照して、
コントローラ23のデータ転送制御タスクによるホスト
装置21とのデータ転送処理を説明する。図2におい
て、S1はライトコマンドを受信するステップであり、
ホスト装置21が発行する制御コマンドをSCSIイン
タフェース規格に基づき受信処理を行う。S2はライト
キャッシュモードが指定されているか否かを判定するス
テップであり、ライトキャッシュモード(非同期ライト
処理)での処理を実行するか、ライトキャッシュモード
無し(同期ライト処理)でライト命令を実行するかを決
定する。S3はライト命令がライトキャッシュモードで
指定された場合に、光磁気ディスク装置22でライトキ
ャッシュ機能が起動されているか否かを判断するステッ
プであり、非同期ライト命令によって起動される。この
ステップでは、キャッシュ機能が起動されていなければ
その起動処理を行うステップへ移行し、起動されていれ
ば、データ転送が開始出来る状態であるか否かの処理へ
移行する。ステップS4は、ライト命令を実行開始する
ステップであり、本ステップでは書き込み処理を開始す
る為の前準備を行う。ステップS5は、ライトキャッシ
ュ機能を起動するステップであり、データバッファ23
1から光磁気ディスクメディア24にデータを書き込む
ためのタスク起動を行う。
【0028】ステップS6は、データバッファ231が
ライトデータを受信可能か否かを判定するステップであ
り、データバッファ231に空きがあればデータ受信へ
制御を移行し、空きが無い場合はデータバッファ231
の空き待ち処理へ制御を進める。ステップS7はデータ
バッファ231の空き待ちをするステップであり、この
ステップは、実際にはライトキャッシュモードが指定さ
れた時点で起動されており、データバッファ231から
メディア24にデータを書き込むタスクが進みデータバ
ッファ231が空くのを待つ。ステップS8は要求され
たライト命令で記録するデータをバッファ231へ転送
するステップであり、本ステップでは、データ転送が完
了するまでを実行する。ステップS9はキャッシュ情報
の更新をするステップであり、受信したライト命令のデ
ータをメディア上のどのアドレスにどれだけの長さライ
トするか、またはデータバッファ231上のデータ位置
等の情報を保存する処理を行う。
【0029】ステップS10は、キャッシュモードが動
作中であるか否かの判断をするステップであり、本ステ
ップはホスト装置21からの同期ライト命令に応じて起
動されるものであり、それ以前にキャッシュが起動され
ていた場合はそのデータがメディア24上に記録された
ことを確認するステップを実行する。ステップS11は
データバッファ231のデータがメディア24へ書き込
まれるのを待つステップである。ステップS12はライ
ト命令のデータがデータバッファ231へ転送されるの
を待つステップである。ステップS13はライトデータ
をメディアへ書き込む処理を実行するステップであり、
本ステップでは、ステップS12でデータバッファ23
1に取り込まれたデータを光磁気ディスクメディア24
に書き込む為に、指定されたアドレスから指定された長
さの領域のイレーズ処理を実施し、この後、データを受
信したデータを本イレーズした領域に記録し、記録した
データが正しく記録出来たか否かを確認するベリファイ
処理を行う。
【0030】ステップS14はコマンド終了処理ステッ
プであり、本ステップでは、ホスト装置21から受信し
たライト命令が完了した事をホスト装置21に報告する
ステップである。キャッシュモード(非同期ライト)で
は、指定データが正しくデータバッファ231に取り込
まれ、管理情報の作成が完了した事を表し、同期ライト
では、指定されたデータが正しくメディアに記録された
事を表す。
【0031】つまり、コントローラ23は、ライトコマ
ンドを受信すると(ステップS1)、そのコマンドがラ
イトキャッシュモードで動作するのかまたは通常のライ
トモードで動作するのか(非同期ライト命令か、同期ラ
イト命令か)を判断し、ライトキャッシュモードの場合
はステップS3にてキャッシュ処理を実行中か否かで制
御を分ける。まだキャッシュ機能が起動されていない状
態で命令を受信するとステップS4でライト命令の準備
を行い、ステップS5でライトキャッシュ機能の起動を
行う。また、キャッシュ機能が動作している場合は、ス
テップS1で受けたライト命令のデータが受信可能か否
かデータバッファ231の状態をステップS6で判断
し、空きが無い場合は、メディアにデータを記録するタ
スク制御が進みデータバッファーが開放されるのをステ
ップS7で待つ処理を行う。
【0032】データバッファ231にデータを読み込む
エリアが確保出来るとステップS8でデータがバッファ
231に全て転送されるまで待つ処理を行い、メディア
にデータを記録するタスクに渡す為のキャッシュ管理情
報を作成しその内容を更新する。
【0033】一方、通常の同期ライト命令を受信する
と、本命令を受信する以前にライトキャッシュモードで
動作していなかったか否かをステップS10で判断し、
キャッシュモードで動作していた場合は、それまでにデ
ータバッファ231に読み込まれたデータが全てメディ
ア上に記録されるのをステップS11で待つ。その後
で、現時点受け付けているライト命令のデータをステッ
プS12でデータバッファ231に取り込み、ステップ
S13でメディアにデータを書き込み、命令が完了した
事をステップS14で通知する。尚、ライトキャッシュ
機能が有効な場合は、S8、S9、S14と処理が進
む。
【0034】次に、図3のフローチャートを参照して、
コントローラ23の書き込みタスクによるデータバッフ
ァ231からメディア24へのデータ書き込み処理を説
明する。
【0035】図3において、ステップS21は書き込み
データの有無をチェックするステップであり、本ステッ
プでは、データバッファ231内にメディア24に記録
するデータが有るか否かの判断をし、データがある限り
ステップS22〜S26のデータ記録処理を管理情報単
位に繰り返す。ステップS42は管理情報を取り出すス
テップであり、本ステップでは、データバッファ231
のどのデータをメディアのどの位置に、どれだけの長さ
記録するかを示す管理情報を取り出し以下の処理に備え
る。
【0036】ステップS23はイレーズ処理をするステ
ップであり、ステップS22で取り出した書き込み領域
のデータを消去する。ステップS24は書き込み処理を
実行するステップであり、管理情報に基づきデータバッ
ファ231の指定された処から、ステップS23で消去
した部分にデータを書き込む処理を実施する。ステップ
S25はデータの確認をするステップであり、本ステッ
プでは、記録データが正しく記録されているか否かを判
断し、記録出来ていない場合は書き込みの再試行や別の
記憶領域への代替処理等を行う。ステップS26は管理
情報を更新するステップであり、本ステップでは、デー
タバッファ231の使用領域の開放とメディアの記録ア
ドレス、レングス、データバッファの位置等の管理情報
をリリースする。
【0037】ステップS47はウェイトするステップで
あり、次に記録するデータが発生するまでウェイト状態
になる。すなわち、コントローラ23は、データバッフ
ァ231にデータが存在すると(ステップS21)、管
理情報(書き込みアドレス、書き込みレングス、データ
バッファー231のポインタ等)を取り出す(ステップ
S22)。このステップS22で取り出した制御情報に
基づき、当該領域のデータ消去をステップS23で実施
し、当該領域にデータを記録する処理をステップS24
で実施し、ステップS25でその書き込みデータが正し
く記録出来た事を確認し、仮に、正しく記録出来なかっ
た場合は、代替え領域に当該データを再登録する等の処
理を実施する。以上の書き込み処理が完了すると、ステ
ップS26で示す管理情報の更新処理でデータバッファ
231の開放と管理情報キュウの切り離しを行い、再び
ステップS21で次の書き込みデータが有るか否かの判
断を行い、データが無くなるとステップS27に進み本
タスクがウェイト状態にはいる。
【0038】なお、この実施例では、ライト命令によっ
てライトキャッシュモードのOn/Off状態が示され
る様に説明したが、ライトキャッシュモードを有効にす
るか否かを指定する専用命令を用いてモード変更する事
も可能である。
【0039】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、動作
の信頼性を十分に維持した状態で書き込み性能の向上を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係わるディスク装置の構
成を示すブロック図。
【図2】同実施例のディスク装置とホスト装置間のデー
タ転送制御動作を説明するフローチャート。
【図3】同実施例のディスク装置における記録媒体への
データ書き込み動作を説明するフローチャート。
【図4】従来のディスク装置のデータ書き込み動作を説
明するための図。
【符号の説明】
21…ホスト装置、22…光磁気ディスク装置、23…
コントローラ、24…光磁気ディスクメディア、231
…データバッファ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト装置からの要求に応じてディスク
    記録媒体へのデータ書き込みを行うディスク装置におい
    て、 前記ホスト装置から転送されるライトデータが一時的に
    格納されるデータバッファと、 前記ホスト装置からの要求に応じて非同期書き込みモー
    ドと同期書き込みモードのいずれか一方を選択するモー
    ド切り替え手段と、 前記非同期書き込みモード時における前記ホスト装置か
    らのライト命令に応じて動作制御され、前記ホスト装置
    からデータバッファへのライトデータの転送と並行して
    前記記録媒体へのデータ書き込み処理を実行すると共
    に、前記データバッファへのライトデータの転送終了に
    応答して前記ホスト装置に命令終了通知を返送する非同
    期書き込み手段と、 前記同期書き込みモード時における前記ホスト装置から
    のライト命令に応じて動作制御され、前記データバッフ
    ァへのライトデータの転送終了に応答して前記記録媒体
    へのデータ書き込み処理を実行すると共に、その書き込
    み処理終了に応答して前記ホスト装置に命令終了通知を
    返送する同期書き込み手段とを具備することを特徴とす
    るディスク装置。
JP14798393A 1993-06-18 1993-06-18 ディスク装置 Pending JPH075996A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14798393A JPH075996A (ja) 1993-06-18 1993-06-18 ディスク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14798393A JPH075996A (ja) 1993-06-18 1993-06-18 ディスク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH075996A true JPH075996A (ja) 1995-01-10

Family

ID=15442519

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14798393A Pending JPH075996A (ja) 1993-06-18 1993-06-18 ディスク装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH075996A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6467034B1 (en) 1999-03-26 2002-10-15 Nec Corporation Data mirroring method and information processing system for mirroring data

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6467034B1 (en) 1999-03-26 2002-10-15 Nec Corporation Data mirroring method and information processing system for mirroring data

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7325112B2 (en) High-speed snapshot method
EP1669849B1 (en) Copy controller and method thereof
JP4738413B2 (ja) ソース・データをターゲット・データに移行する方法及びシステム
US5920893A (en) Storage control and computer system using the same
JP4186602B2 (ja) ジャーナルログを利用した更新データ書込方法
US5548788A (en) Disk controller having host processor controls the time for transferring data to disk drive by modifying contents of the memory to indicate data is stored in the memory
JP2005011317A (ja) ストレージシステムを初期化する方法と装置
KR100672885B1 (ko) 정보 처리 시스템, 스토리지 장치, 및 스토리지 제어 프로그램을 기록한 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체
JP4713951B2 (ja) 仮想テープライブラリシステムおよび仮想テープ書き込み方法
JP4461089B2 (ja) ストレージ制御装置およびストレージ制御方法
JP2001125815A (ja) バックアップデータ管理システム
US7984236B2 (en) Data transfer
JPH075996A (ja) ディスク装置
US7212363B2 (en) Magnetic disk apparatus
EP0539966B1 (en) A magneto-optical disc control system and method
JPH1185594A (ja) リモートコピー用情報処理システム
JPH07121308A (ja) ディスク装置のライトバック制御方法
US20220091746A1 (en) Storage device and storage control method
JP3022011B2 (ja) データバックアップシステム
JP3439906B2 (ja) 計算機システム
JPS622335A (ja) フアイル装置のバツクアツプ処理方式
JP5290938B2 (ja) コピー制御装置および方法
JPH0743673B2 (ja) 補助記憶装置への書き込み制御方式
JPH0784727A (ja) ファイルシステム
JPH08255058A (ja) ディスクキャッシュ制御装置