JPH0759035A - ビデオ表示装置 - Google Patents
ビデオ表示装置Info
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- JPH0759035A JPH0759035A JP91894A JP91894A JPH0759035A JP H0759035 A JPH0759035 A JP H0759035A JP 91894 A JP91894 A JP 91894A JP 91894 A JP91894 A JP 91894A JP H0759035 A JPH0759035 A JP H0759035A
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- JP
- Japan
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- video display
- video
- display unit
- screen
- projection
- Prior art date
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- Pending
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/12—Picture reproducers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 各表示ユニットが入力ビデオ画像の各部分画
像領域を表示するためのスクリーンを有し、それらの表
示ユニットが整列配置されたビデオ表示装置において、
各表示ユニットの境界(又は余白)領域で形成されるグ
リッド部分を目立たなくする。 【構成】 各表示ユニット14のスクリーン12上に画
像が表示されているときに、隣合うスクリーン12、1
2間の隙間領域、すなわちグリッド部分16、18を照
明部材42で照明する。
像領域を表示するためのスクリーンを有し、それらの表
示ユニットが整列配置されたビデオ表示装置において、
各表示ユニットの境界(又は余白)領域で形成されるグ
リッド部分を目立たなくする。 【構成】 各表示ユニット14のスクリーン12上に画
像が表示されているときに、隣合うスクリーン12、1
2間の隙間領域、すなわちグリッド部分16、18を照
明部材42で照明する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ビデオ画像を表示す
るビデオ表示装置(画像表示装置といってもよい。)に
関する。このビデオ表示装置は、ビデオ画像の各部分領
域(部分画像領域ともいう。)を表示するための整列配
置された複数のビデオ表示ユニット(整列配置された複
数のビデオ表示ユニットを、必要に応じて、複数のビデ
オ表示ユニットのアレイ、又は単にアレイともいう。)
を有している。
るビデオ表示装置(画像表示装置といってもよい。)に
関する。このビデオ表示装置は、ビデオ画像の各部分領
域(部分画像領域ともいう。)を表示するための整列配
置された複数のビデオ表示ユニット(整列配置された複
数のビデオ表示ユニットを、必要に応じて、複数のビデ
オ表示ユニットのアレイ、又は単にアレイともいう。)
を有している。
【0002】
【従来の技術】この種のビデオ表示装置の代表的な例と
して、複数のビデオ表示ユニットが2次元的にマトリク
ス状に配置されて形成されたビデオウォールを挙げるこ
とができる。通常、個々のビデオ表示ユニットは陰極線
管(CRT)モニタである。また、CRTを用いた背面
投写型モニタも周知である。
して、複数のビデオ表示ユニットが2次元的にマトリク
ス状に配置されて形成されたビデオウォールを挙げるこ
とができる。通常、個々のビデオ表示ユニットは陰極線
管(CRT)モニタである。また、CRTを用いた背面
投写型モニタも周知である。
【0003】ビデオ制御手段が、そのビデオ表示装置上
での入力ビデオ画像の表示を制御するために配されてい
る。この入力ビデオ画像は、複数の異なる部分画像領域
に分割され、その分割された個々の部分画像領域が上記
ビデオ表示ユニットの対応する1つに表示される。この
ようにして、その整列配置された完全な複数のビデオ表
示ユニット上で、完全な絵(全体画像ともいう。)を見
ることができる。
での入力ビデオ画像の表示を制御するために配されてい
る。この入力ビデオ画像は、複数の異なる部分画像領域
に分割され、その分割された個々の部分画像領域が上記
ビデオ表示ユニットの対応する1つに表示される。この
ようにして、その整列配置された完全な複数のビデオ表
示ユニット上で、完全な絵(全体画像ともいう。)を見
ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種の従来のビデオ
表示装置における問題は、個々のビデオ表示ユニットの
能動表示スクリーンが、その整列配置されたビデオ表示
ユニット中でお互いに隣接する部分で継ぎ目があるとい
うことを原因として発生する。
表示装置における問題は、個々のビデオ表示ユニットの
能動表示スクリーンが、その整列配置されたビデオ表示
ユニット中でお互いに隣接する部分で継ぎ目があるとい
うことを原因として発生する。
【0005】まず第1に、ビデオウォールが、通常、ハ
ウジング中に2次元配列でビデオ表示デバイスが積み重
ねられて組み立てられるということがある。そして、ハ
ウジング中にマウントされるビデオ表示ユニットの能動
表示スクリーンが、お互いに分離されているという事実
がある。
ウジング中に2次元配列でビデオ表示デバイスが積み重
ねられて組み立てられるということがある。そして、ハ
ウジング中にマウントされるビデオ表示ユニットの能動
表示スクリーンが、お互いに分離されているという事実
がある。
【0006】陰極線管が個々のビデオ表示ユニットとし
て用いられた場合には、各スクリーンの能動表示領域が
お互いに分離されているという事実がある。また、陰極
線管は、その前面からみて長方形ではないという事実が
ある。さらに、CRTの能動スクリーン領域が管面の端
部まで正確に広げられてはいないという事実もある。
て用いられた場合には、各スクリーンの能動表示領域が
お互いに分離されているという事実がある。また、陰極
線管は、その前面からみて長方形ではないという事実が
ある。さらに、CRTの能動スクリーン領域が管面の端
部まで正確に広げられてはいないという事実もある。
【0007】これらの事実の結果として、画像を構成す
る各部分画像領域の回りに、余白(又は境界)領域が形
成される。
る各部分画像領域の回りに、余白(又は境界)領域が形
成される。
【0008】たとえ、背面投写型モニタであって、その
境界領域が通常のCRTモニタに対するものよりも小さ
い場合であっても、その投写型モニタにおける表示スク
リーンをマウントするための前面ベゼルによる境界部分
は残ることになる。
境界領域が通常のCRTモニタに対するものよりも小さ
い場合であっても、その投写型モニタにおける表示スク
リーンをマウントするための前面ベゼルによる境界部分
は残ることになる。
【0009】また、個々のビデオ表示ユニットとして液
晶ディスプレイが使用された場合であっても、同様な効
果が発生する。これは、液晶ディスプレイのようなビデ
オ表示ユニットでは、通常、ディスプレイ上で縦横に並
べられた液晶素子を駆動するための回路がその液晶素子
の周辺の縦横に配されるからである。
晶ディスプレイが使用された場合であっても、同様な効
果が発生する。これは、液晶ディスプレイのようなビデ
オ表示ユニットでは、通常、ディスプレイ上で縦横に並
べられた液晶素子を駆動するための回路がその液晶素子
の周辺の縦横に配されるからである。
【0010】したがって、整列配置された個々のビデオ
表示ユニットに基づいて作成される周知のビデオ表示装
置において顕在化された問題は、上述した余白(又は境
界)領域によって絵を遮る格子(以下、必要に応じてグ
リッド又はグリッド部分という。)が形成されることに
ある。
表示ユニットに基づいて作成される周知のビデオ表示装
置において顕在化された問題は、上述した余白(又は境
界)領域によって絵を遮る格子(以下、必要に応じてグ
リッド又はグリッド部分という。)が形成されることに
ある。
【0011】その境界(又は余白領域)は、通常は、比
較的に暗く(すなわち、灰又は黒色に)されている。
較的に暗く(すなわち、灰又は黒色に)されている。
【0012】この場合、一般的に、絵が低レベルの輝度
で表示されたとき、そのグリッドはほとんど見えない。
しかし、絵が高レベルの輝度で表示されたとき、そのグ
リッドは邪魔になってくる。
で表示されたとき、そのグリッドはほとんど見えない。
しかし、絵が高レベルの輝度で表示されたとき、そのグ
リッドは邪魔になってくる。
【0013】これに対して、その境界(又は余白領域)
のグリッドが他の明るい色で形成されていた場合、ビデ
オ画像が比較的に明るく表示された場合には非常に気づ
き難いが、ビデオ画像が比較的に暗く表示された場合に
は非常に気づき易いという問題がある。
のグリッドが他の明るい色で形成されていた場合、ビデ
オ画像が比較的に明るく表示された場合には非常に気づ
き難いが、ビデオ画像が比較的に暗く表示された場合に
は非常に気づき易いという問題がある。
【0014】この発明はこのような課題を考慮してなさ
れたものであり、表示される画像の明るさの程度にかか
わらず、その境界(又は余白領域)のグリッドを目立た
なくすることを可能とするビデオ表示装置を提供するこ
とを目的とする。
れたものであり、表示される画像の明るさの程度にかか
わらず、その境界(又は余白領域)のグリッドを目立た
なくすることを可能とするビデオ表示装置を提供するこ
とを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】第1のこの発明は、例え
ば、図4及び図5に示すように、入力ビデオ画像を表示
するためのビデオ表示装置において、上記入力ビデオ画
像の各部分画像領域を表示するためのスクリーン12を
有する整列配置された表示ユニット14と、各スクリー
ン12上に上記入力ビデオ画像の上記各部分画像領域の
表示を制御するためのビデオ制御手段24、26と、隣
合うスクリーン12、12の間の隙間領域を照明するた
めの手段42とを備えるものである。
ば、図4及び図5に示すように、入力ビデオ画像を表示
するためのビデオ表示装置において、上記入力ビデオ画
像の各部分画像領域を表示するためのスクリーン12を
有する整列配置された表示ユニット14と、各スクリー
ン12上に上記入力ビデオ画像の上記各部分画像領域の
表示を制御するためのビデオ制御手段24、26と、隣
合うスクリーン12、12の間の隙間領域を照明するた
めの手段42とを備えるものである。
【0016】第2のこの発明は、第1のこの発明におい
て、装置の使用中に上記隙間領域の照明の強度が、少な
くともほぼその隙間領域に対応する上記入力ビデオ画像
の少なくとも或る領域に対する発光(照明)強度に依存
するようにしたものである。
て、装置の使用中に上記隙間領域の照明の強度が、少な
くともほぼその隙間領域に対応する上記入力ビデオ画像
の少なくとも或る領域に対する発光(照明)強度に依存
するようにしたものである。
【0017】第3のこの発明は、第1のこの発明におい
て、上記隙間領域の照明の色が、少なくともほぼその隙
間領域に対応する上記入力ビデオ画像の少なくとも或る
領域に対する発光色に依存するようにしたものである。
て、上記隙間領域の照明の色が、少なくともほぼその隙
間領域に対応する上記入力ビデオ画像の少なくとも或る
領域に対する発光色に依存するようにしたものである。
【0018】第4のこの発明は、第2のこの発明におい
て、上記各隙間領域の照明が、上記表示された画像の全
体の平均の明るさに依存するようにしたものである。
て、上記各隙間領域の照明が、上記表示された画像の全
体の平均の明るさに依存するようにしたものである。
【0019】第5のこの発明は、第1の発明において、
上記隙間領域を照明するための能動照明手段を有し、上
記ビデオ制御手段は、少なくともほぼ上記隙間領域に対
応する上記入力ビデオ画像の或る領域に依存して上記能
動照明手段の動作を制御するようにしたものである。
上記隙間領域を照明するための能動照明手段を有し、上
記ビデオ制御手段は、少なくともほぼ上記隙間領域に対
応する上記入力ビデオ画像の或る領域に依存して上記能
動照明手段の動作を制御するようにしたものである。
【0020】第6のこの発明は、第1の発明において、
上記能動照明手段が、その隙間領域を照明するために上
記隙間領域に配される少なくとも1つの能動照明部材を
有するようにしたものである。
上記能動照明手段が、その隙間領域を照明するために上
記隙間領域に配される少なくとも1つの能動照明部材を
有するようにしたものである。
【0021】第7のこの発明は、例えば、図8に示すよ
うに、第5のこの発明において、上記能動照明手段が、
隙間領域50から離れて配されている少なくとも1つの
能動照明部材62と、その隙間領域50を照明するため
に隙間領域50に対して能動照明部材62からの光を導
くための光ガイド15とを有するものである。
うに、第5のこの発明において、上記能動照明手段が、
隙間領域50から離れて配されている少なくとも1つの
能動照明部材62と、その隙間領域50を照明するため
に隙間領域50に対して能動照明部材62からの光を導
くための光ガイド15とを有するものである。
【0022】第8のこの発明は、第5のこの発明におい
て、上記ビデオ制御手段が、能動照明手段コントローラ
を有し、この能動照明手段コントローラが、上記入力ビ
デオ画像に応答して各隙間領域に対する上記能動照明手
段を制御するための制御信号を作成するようにしたもの
である。
て、上記ビデオ制御手段が、能動照明手段コントローラ
を有し、この能動照明手段コントローラが、上記入力ビ
デオ画像に応答して各隙間領域に対する上記能動照明手
段を制御するための制御信号を作成するようにしたもの
である。
【0023】第9のこの発明は、第7のこの発明におい
て、上記能動照明部材が余分のビデオ表示デバイスを有
し、この余分のビデオ表示デバイスは上記入力ビデオ画
像を表示するための余分スクリーン有し、上記光ガイド
手段は、各隙間領域を照明するために、上記余分のスク
リーンの対応する領域からの光を集光する手段とその隙
間領域を照明するために上記隙間領域に上記光を案内す
る手段とを備えるものである。
て、上記能動照明部材が余分のビデオ表示デバイスを有
し、この余分のビデオ表示デバイスは上記入力ビデオ画
像を表示するための余分スクリーン有し、上記光ガイド
手段は、各隙間領域を照明するために、上記余分のスク
リーンの対応する領域からの光を集光する手段とその隙
間領域を照明するために上記隙間領域に上記光を案内す
る手段とを備えるものである。
【0024】第10のこの発明は、第1の発明におい
て、上記ビデオ制御手段が、上記隙間領域の上記明るさ
を決定するために周辺光状態に応答するようにしたもの
である。
て、上記ビデオ制御手段が、上記隙間領域の上記明るさ
を決定するために周辺光状態に応答するようにしたもの
である。
【0025】第11のこの発明は、第1の発明におい
て、その隙間領域を照明するために上記隙間領域の近く
のビデオ表示ユニットから直接導かれた光により上記隙
間領域を照明するための受動手段を有するものである。
て、その隙間領域を照明するために上記隙間領域の近く
のビデオ表示ユニットから直接導かれた光により上記隙
間領域を照明するための受動手段を有するものである。
【0026】第12のこの発明は、第11の発明におい
て、上記受動照明手段が上記1つのビデオ表示ユニット
のハウジングの1部に形成された光ガイド手段であるよ
うにしたものである。
て、上記受動照明手段が上記1つのビデオ表示ユニット
のハウジングの1部に形成された光ガイド手段であるよ
うにしたものである。
【0027】第13のこの発明は、第12のこの発明に
おいて、上記ビデオ表示ユニットが投写型ビデオ表示ユ
ニットであり、上記受動照明手段が、特定の投写型ビデ
オ表示ユニットの特定の投写型スクリーンの端部の回り
の少なくとも一部分に広げられた構造体の少なくとも1
部に形成された光ガイドを有し、この光ガイドが上記投
写型ビデオ表示ユニットにおける上記投写型スクリーン
をマウントするための構造体の部分を形成するものであ
り、これを用いて投写型ビデオ表示ユニット内にオーバ
ー走査された光を集光し、上記投写型スクリーンの回り
の上記ビデオ投写型表示ユニットの前面表面にそのよう
に集光された光りを導くものであるようにしたものであ
る。
おいて、上記ビデオ表示ユニットが投写型ビデオ表示ユ
ニットであり、上記受動照明手段が、特定の投写型ビデ
オ表示ユニットの特定の投写型スクリーンの端部の回り
の少なくとも一部分に広げられた構造体の少なくとも1
部に形成された光ガイドを有し、この光ガイドが上記投
写型ビデオ表示ユニットにおける上記投写型スクリーン
をマウントするための構造体の部分を形成するものであ
り、これを用いて投写型ビデオ表示ユニット内にオーバ
ー走査された光を集光し、上記投写型スクリーンの回り
の上記ビデオ投写型表示ユニットの前面表面にそのよう
に集光された光りを導くものであるようにしたものであ
る。
【0028】第14のこの発明は、第13の発明におい
て、上記投写型ビデオ表示ユニットが投写型スクリーン
と、この投写型スクリーンの端部の回りの少なくとも1
部分に広げられた構造体の少なくとも1部分を形成する
光ガイドとを有し、この光ガイドが上記投写型ビデオ表
示ユニットにおける上記投写型スクリーンをマウントす
るための構造体の部分を形成するものであり、これを用
いて上記投写型ビデオ表示ユニット内にオーバー走査さ
れた光を集光し、上記投写型スクリーンの回りの上記ビ
デオ投写型表示ユニットの前面表面にそのように集光さ
れた光りを導くものであるようにしたものである。
て、上記投写型ビデオ表示ユニットが投写型スクリーン
と、この投写型スクリーンの端部の回りの少なくとも1
部分に広げられた構造体の少なくとも1部分を形成する
光ガイドとを有し、この光ガイドが上記投写型ビデオ表
示ユニットにおける上記投写型スクリーンをマウントす
るための構造体の部分を形成するものであり、これを用
いて上記投写型ビデオ表示ユニット内にオーバー走査さ
れた光を集光し、上記投写型スクリーンの回りの上記ビ
デオ投写型表示ユニットの前面表面にそのように集光さ
れた光りを導くものであるようにしたものである。
【0029】第15のこの発明は、第1のこの発明にお
いて、上記表示ユニットが陰極線管を有するようにした
ものである。
いて、上記表示ユニットが陰極線管を有するようにした
ものである。
【0030】第16のこの発明は、第1のこの発明にお
いて、上記表示ユニットが能動表示パネルを有するよう
にしたものである。
いて、上記表示ユニットが能動表示パネルを有するよう
にしたものである。
【0031】
【作用】第1のこの発明によれば、それぞれスクリーン
を有する各表示ユニットの隣合うスクリーンの間の隙間
領域を照明するための手段を設けている。このため、ス
クリーンに表示される画像の明るさの程度にかかわら
ず、その境界(又は余白領域)のグリッドを目立たなく
する可能性が得られる。
を有する各表示ユニットの隣合うスクリーンの間の隙間
領域を照明するための手段を設けている。このため、ス
クリーンに表示される画像の明るさの程度にかかわら
ず、その境界(又は余白領域)のグリッドを目立たなく
する可能性が得られる。
【0032】また、第2のこの発明によれば、上記隙間
領域の照明の強度が、少なくともほぼその隙間領域に対
応する上記入力ビデオ画像の少なくとも或る領域に対す
る発光(照明)強度に依存するようにしたものである。
このため、スクリーンに表示される画像の明るさの程度
にかかわらず、その境界(又は余白領域)のグリッドを
目立たなくすることができる。
領域の照明の強度が、少なくともほぼその隙間領域に対
応する上記入力ビデオ画像の少なくとも或る領域に対す
る発光(照明)強度に依存するようにしたものである。
このため、スクリーンに表示される画像の明るさの程度
にかかわらず、その境界(又は余白領域)のグリッドを
目立たなくすることができる。
【0033】さらに、第3のこの発明によれば、上記隙
間領域の照明の色は、少なくともほぼその隙間領域に対
応する上記入力ビデオ画像の少なくとも或る領域に対す
る発光色に依存するようにしたものである。このため、
スクリーンに表示される画像の色に対応して、その境界
(又は余白領域)のグリッドを目立たなくすることがで
きる。
間領域の照明の色は、少なくともほぼその隙間領域に対
応する上記入力ビデオ画像の少なくとも或る領域に対す
る発光色に依存するようにしたものである。このため、
スクリーンに表示される画像の色に対応して、その境界
(又は余白領域)のグリッドを目立たなくすることがで
きる。
【0034】さらにまた、第4のこの発明によれば、上
記各隙間領域の照明が、上記表示された画像の平均の明
るさに依存するようにしたものである。このため、スク
リーンに表示される画像の明るさの程度に対応して、そ
の境界(又は余白領域)のグリッド領域が最も目立たな
くなるように光らせることができる。
記各隙間領域の照明が、上記表示された画像の平均の明
るさに依存するようにしたものである。このため、スク
リーンに表示される画像の明るさの程度に対応して、そ
の境界(又は余白領域)のグリッド領域が最も目立たな
くなるように光らせることができる。
【0035】さらにまた、第5(第6の)のこの発明に
よれば、上記隙間領域を照明する手段を、能動照明手段
(少なくとも1つの能動照明部材)としたので、境界
(又は余白領域)のグリッド領域を効果的に光らせるこ
とができる。
よれば、上記隙間領域を照明する手段を、能動照明手段
(少なくとも1つの能動照明部材)としたので、境界
(又は余白領域)のグリッド領域を効果的に光らせるこ
とができる。
【0036】さらにまた、第7のこの発明によれば、上
記能動照明手段が、上記隙間領域から離れて配されてい
る少なくとも1つの能動照明部材と、その隙間領域を照
明するために上記隙間領域に対して上記能動照明部材か
らの光を導くための光ガイドとを有するようにしてい
る。このため、例えば、スクリーンの周囲を容易に覆っ
て光らせるようにすることができる。
記能動照明手段が、上記隙間領域から離れて配されてい
る少なくとも1つの能動照明部材と、その隙間領域を照
明するために上記隙間領域に対して上記能動照明部材か
らの光を導くための光ガイドとを有するようにしてい
る。このため、例えば、スクリーンの周囲を容易に覆っ
て光らせるようにすることができる。
【0037】さらにまた、第8のこの発明によれば、ビ
デオ制御ユニットを一体的に有し、このビデオ制御ユニ
ットに能動照明手段コントローラを備え、この能動照明
手段コントローラにより、上記入力ビデオ画像に応答し
て各隙間領域に対する上記能動照明手段を制御するため
の制御信号を作成するようにしている。このため、簡単
な構成で、確実に隙間領域を光らせることができる。
デオ制御ユニットを一体的に有し、このビデオ制御ユニ
ットに能動照明手段コントローラを備え、この能動照明
手段コントローラにより、上記入力ビデオ画像に応答し
て各隙間領域に対する上記能動照明手段を制御するため
の制御信号を作成するようにしている。このため、簡単
な構成で、確実に隙間領域を光らせることができる。
【0038】さらにまた、第9のこの発明によれば、上
記能動照明部材が余分のビデオ表示デバイスを有し、こ
の余分のビデオ表示デバイスが上記入力ビデオ画像を表
示するための余分のスクリーン有し、上記光ガイド手段
が、各隙間領域に対して、上記余分のスクリーンの対応
する領域からの光を集光する手段とその隙間領域を照明
するために上記隙間領域に上記光を案内する手段とを備
えるようにしている。このため、隙間領域に対して適切
な光量の光を供給することができる。
記能動照明部材が余分のビデオ表示デバイスを有し、こ
の余分のビデオ表示デバイスが上記入力ビデオ画像を表
示するための余分のスクリーン有し、上記光ガイド手段
が、各隙間領域に対して、上記余分のスクリーンの対応
する領域からの光を集光する手段とその隙間領域を照明
するために上記隙間領域に上記光を案内する手段とを備
えるようにしている。このため、隙間領域に対して適切
な光量の光を供給することができる。
【0039】さらにまた、第10のこの発明によれば、
上記ビデオ制御手段が、上記隙間領域の上記明るさを決
定するために周辺光状態に応答するようにしている。こ
の場合にも隙間領域に対して適切な光量の光を供給する
ことができる。
上記ビデオ制御手段が、上記隙間領域の上記明るさを決
定するために周辺光状態に応答するようにしている。こ
の場合にも隙間領域に対して適切な光量の光を供給する
ことができる。
【0040】さらにまた、第11のこの発明によれば、
その隙間領域を照明するために上記隙間領域の近くのビ
デオ表示ユニットから導かれた光によって上記隙間領域
を照明するための受動手段を有するようにしている。こ
のようにした場合には、低コストで隙間領域を照明する
ことができる。
その隙間領域を照明するために上記隙間領域の近くのビ
デオ表示ユニットから導かれた光によって上記隙間領域
を照明するための受動手段を有するようにしている。こ
のようにした場合には、低コストで隙間領域を照明する
ことができる。
【0041】さらにまた、第12のこの発明によれば、
上記受動照明手段を上記1つのビデオ表示ユニットのハ
ウジングの1部に形成された1つの光ガイド手段にして
いる。このようにした場合には、低コストで隙間領域を
照明することができる。
上記受動照明手段を上記1つのビデオ表示ユニットのハ
ウジングの1部に形成された1つの光ガイド手段にして
いる。このようにした場合には、低コストで隙間領域を
照明することができる。
【0042】さらにまた、第13のこの発明によれば、
上記ビデオ表示ユニットが投写型ビデオ表示ユニットで
あり、上記受動照明手段が、1つの投写型ビデオ表示ユ
ニットの1つの投写型スクリーンの端部の回りの少なく
とも一部分に広げられた構造体の少なくとも1部に形成
された光ガイドを有し、この光ガイドが上記投写型ビデ
オ表示ユニットにおける上記投写型スクリーンをマウン
トするための構造体の部分を形成するものであり、これ
を用いて投写型ビデオ表示ユニット内にオーバー走査さ
れた光を集光して上記投写型スクリーンの回りの上記ビ
デオ投写型表示ユニットの前部表面にそのように集光さ
れた光りを導くようにしている。このため、低コストで
投写型表示装置のスクリーンの回りを光らせて隙間領域
を目立たなくすることができる。
上記ビデオ表示ユニットが投写型ビデオ表示ユニットで
あり、上記受動照明手段が、1つの投写型ビデオ表示ユ
ニットの1つの投写型スクリーンの端部の回りの少なく
とも一部分に広げられた構造体の少なくとも1部に形成
された光ガイドを有し、この光ガイドが上記投写型ビデ
オ表示ユニットにおける上記投写型スクリーンをマウン
トするための構造体の部分を形成するものであり、これ
を用いて投写型ビデオ表示ユニット内にオーバー走査さ
れた光を集光して上記投写型スクリーンの回りの上記ビ
デオ投写型表示ユニットの前部表面にそのように集光さ
れた光りを導くようにしている。このため、低コストで
投写型表示装置のスクリーンの回りを光らせて隙間領域
を目立たなくすることができる。
【0043】さらにまた、第14のこの発明によれば、
上記投写型ビデオ表示ユニットが投写型スクリーンと上
記投写型スクリーンの端部の回りの少なくとも1部分に
広げられた構造体の少なくとも1部分を形成する光ガイ
ドとを有し、この光ガイドが上記投写型ビデオ表示ユニ
ットにおける上記投写型スクリーンをマウントするため
の構造体の部分を形成するものであり、これを用いて投
写型ビデオ表示ユニット内にオーバー走査された光を集
光して上記投写型スクリーンの回りの上記ビデオ投写型
表示ユニットの前部表面にそのように集光された光りを
導くようにしたものである。このため、低コストで投写
型表示装置のスクリーンの回りを光らせて隙間領域を目
立たなくすることができる。
上記投写型ビデオ表示ユニットが投写型スクリーンと上
記投写型スクリーンの端部の回りの少なくとも1部分に
広げられた構造体の少なくとも1部分を形成する光ガイ
ドとを有し、この光ガイドが上記投写型ビデオ表示ユニ
ットにおける上記投写型スクリーンをマウントするため
の構造体の部分を形成するものであり、これを用いて投
写型ビデオ表示ユニット内にオーバー走査された光を集
光して上記投写型スクリーンの回りの上記ビデオ投写型
表示ユニットの前部表面にそのように集光された光りを
導くようにしたものである。このため、低コストで投写
型表示装置のスクリーンの回りを光らせて隙間領域を目
立たなくすることができる。
【0044】さらにまた、第15のこの発明によれば、
上記表示ユニットを陰極線管にしているので容易に構成
できる。
上記表示ユニットを陰極線管にしているので容易に構成
できる。
【0045】さらにまた、第16のこの発明によれば、
上記表示ユニットを能動表示パネルにした場合にも適用
することができる。
上記表示ユニットを能動表示パネルにした場合にも適用
することができる。
【0046】
【実施例】以下、この発明の一実施例について、従来技
術と比較しながら図面を参照して説明する前に、この発
明の理解を容易にするためにこの発明を簡明に説明す
る。
術と比較しながら図面を参照して説明する前に、この発
明の理解を容易にするためにこの発明を簡明に説明す
る。
【0047】ビデオウォールのようなこの発明によるビ
デオ表示装置は、例えば、図4及び図5に示すように、
ビデオ画像の各部分画像領域を表示するための整列配置
された表示ユニット14と、各表示ユニットに画像の各
部分画像領域の表示を制御するためのビデオ制御手段2
4、26と、従来のビデオウォール等に現れる格子(グ
リッド)のような効果を減少するために隣合う表示ユニ
ットの間の隙間領域を照明するための能動照明部材(素
子)42を備えている。能動照明部材42は、少なくと
もほぼその隙間領域に対応する入力ビデオ画像の少なく
とも1つの領域又は全体画像の輝度又は色に依存して制
御される。同様に、例えば、図17に示すように、受動
照明部材110も用意され、この受像照明部材110は
投写型ビデオ表示ユニットに適用して好適である。
デオ表示装置は、例えば、図4及び図5に示すように、
ビデオ画像の各部分画像領域を表示するための整列配置
された表示ユニット14と、各表示ユニットに画像の各
部分画像領域の表示を制御するためのビデオ制御手段2
4、26と、従来のビデオウォール等に現れる格子(グ
リッド)のような効果を減少するために隣合う表示ユニ
ットの間の隙間領域を照明するための能動照明部材(素
子)42を備えている。能動照明部材42は、少なくと
もほぼその隙間領域に対応する入力ビデオ画像の少なく
とも1つの領域又は全体画像の輝度又は色に依存して制
御される。同様に、例えば、図17に示すように、受動
照明部材110も用意され、この受像照明部材110は
投写型ビデオ表示ユニットに適用して好適である。
【0048】次にこの発明の一実施例について、従来技
術と比較しながら図面を参照して説明する。
術と比較しながら図面を参照して説明する。
【0049】図1は、ビデオウォール10の形にされた
従来のビデオ表示装置の概略正面図である。このビデオ
表示装置は、複数の(図1例では、16個の)ビデオ表
示ユニット14を有している。
従来のビデオ表示装置の概略正面図である。このビデオ
表示装置は、複数の(図1例では、16個の)ビデオ表
示ユニット14を有している。
【0050】図1から分かるように、ビデオ表示ユニッ
ト14(0,0)〜14(3,3)は、ビデオウォール
の形に積み重ねられている。図1に描かれたビデオ表示
ユニット14のそれぞれは、ハウジング22にマウント
され、能動スクリーン領域12を備える陰極線管を有す
る従来の陰極線管(CRT)モニタである。
ト14(0,0)〜14(3,3)は、ビデオウォール
の形に積み重ねられている。図1に描かれたビデオ表示
ユニット14のそれぞれは、ハウジング22にマウント
され、能動スクリーン領域12を備える陰極線管を有す
る従来の陰極線管(CRT)モニタである。
【0051】個々のモニタが縦横に積み重ねられること
で、整列配置された能動(画像表示可能な)スクリーン
領域12(0,0)〜(3,3)からなる能動スクリー
ン領域12が形成される。この能動スクリーン領域12
が一つの完全な画像を表示するために用いられる。
で、整列配置された能動(画像表示可能な)スクリーン
領域12(0,0)〜(3,3)からなる能動スクリー
ン領域12が形成される。この能動スクリーン領域12
が一つの完全な画像を表示するために用いられる。
【0052】陰極線管群がハウジング22にマウントさ
れているが、陰極線管の能動スクリーン領域は、各陰極
線管の正確に端部まで広がっているわけではなく、ビデ
オ表示ユニット上の隣合う1組の能動スクリーン領域
は、垂直方向に非能動(画像が発生しないこと、言い換
えれば、画像表示不能な)行(列)16によって分離さ
れ、水平方向に非能動列18によって分離される。
れているが、陰極線管の能動スクリーン領域は、各陰極
線管の正確に端部まで広がっているわけではなく、ビデ
オ表示ユニット上の隣合う1組の能動スクリーン領域
は、垂直方向に非能動(画像が発生しないこと、言い換
えれば、画像表示不能な)行(列)16によって分離さ
れ、水平方向に非能動列18によって分離される。
【0053】整列配置されたビデオ表示ユニットは、基
準面上にそれらを支持するための台座20上にマウント
され、その台座20内には入力ビデオ画像をサブ画像
(部分領域、部分画像領域、または部分ビデオ画像とも
いう。)に分離するための制御電子回路が配されてい
る。その制御電子回路が入力ビデオ画像の部分画像を個
々のビデオ表示ユニットに直接的に供給する。
準面上にそれらを支持するための台座20上にマウント
され、その台座20内には入力ビデオ画像をサブ画像
(部分領域、部分画像領域、または部分ビデオ画像とも
いう。)に分離するための制御電子回路が配されてい
る。その制御電子回路が入力ビデオ画像の部分画像を個
々のビデオ表示ユニットに直接的に供給する。
【0054】図2は、図1のビデオ表示ウォール10の
側面構成を示す概略的線図である。矢印21は、この装
置に対する通常の見る方向を示している。ただし、この
装置は、視認者が広い範囲の視野角で見ることができ
る。
側面構成を示す概略的線図である。矢印21は、この装
置に対する通常の見る方向を示している。ただし、この
装置は、視認者が広い範囲の視野角で見ることができ
る。
【0055】ビデオ表示ユニット14(0,0)〜14
(3,3)は、能動スクリーン領域12(0,0)〜1
2(3,3)(以下、必要に応じて、単に、複数のスク
リーンという。)が視認方向21に対面して積み重ねら
れた構成になっている。
(3,3)は、能動スクリーン領域12(0,0)〜1
2(3,3)(以下、必要に応じて、単に、複数のスク
リーンという。)が視認方向21に対面して積み重ねら
れた構成になっている。
【0056】各ビデオ表示ユニット14は、このユニッ
トの入力に供給されるビデオ信号による表示を制御する
ための制御回路26を有している。台座20中に配され
ている制御回路24は、放送システム、VTR等から受
け取った入力ビデオ信号VIの分離(分配、分割)を制
御するために用いられ、チャンネル28内に分離したビ
デオ信号を供給する。分離されたビデオ信号は、制御回
路26(0,0)〜26(3,3)を通じて各ビデオ表
示ユニット14の各スクリーンに表示用として供給され
る。
トの入力に供給されるビデオ信号による表示を制御する
ための制御回路26を有している。台座20中に配され
ている制御回路24は、放送システム、VTR等から受
け取った入力ビデオ信号VIの分離(分配、分割)を制
御するために用いられ、チャンネル28内に分離したビ
デオ信号を供給する。分離されたビデオ信号は、制御回
路26(0,0)〜26(3,3)を通じて各ビデオ表
示ユニット14の各スクリーンに表示用として供給され
る。
【0057】図3は、図2の装置中のビデオ制御回路2
4、26の詳しい構成を示している。ビデオ制御回路は
ビデオ分配器(分割器)24を有し、このビデオ分配器
24は、入力画像を部分画像領域のビデオ画像に分離す
るためのものであり、分離されたビデオは、ビデオチャ
ンネル28中の異なるチャンネルを経由して、ビデオ表
示ユニット14上のそれぞれのスクリーン12(0,
0)〜12(3,3)上へのビデオ画像の表示を制御す
るためのそれぞれのビデオ制御ユニット26(0,0)
〜26(3,3)に供給される。
4、26の詳しい構成を示している。ビデオ制御回路は
ビデオ分配器(分割器)24を有し、このビデオ分配器
24は、入力画像を部分画像領域のビデオ画像に分離す
るためのものであり、分離されたビデオは、ビデオチャ
ンネル28中の異なるチャンネルを経由して、ビデオ表
示ユニット14上のそれぞれのスクリーン12(0,
0)〜12(3,3)上へのビデオ画像の表示を制御す
るためのそれぞれのビデオ制御ユニット26(0,0)
〜26(3,3)に供給される。
【0058】それぞれのビデオ制御ユニット26(0,
0)〜26(3,3)は、各スクリーン12(0,0)
〜(3,3)上にビデオ情報の表示を行う通常の方法で
各ビデオ表示ユニット14(0,0)〜14(3,3)
を制御する。
0)〜26(3,3)は、各スクリーン12(0,0)
〜(3,3)上にビデオ情報の表示を行う通常の方法で
各ビデオ表示ユニット14(0,0)〜14(3,3)
を制御する。
【0059】それぞれのビデオ表示ユニットが実質的に
全体的なビデオ画像を表示するための解像度(例えば、
入力ビデオ画像VIが625本の走査線を有する信号で
あれば、各ビデオ表示ユニットがその625本の走査線
を有する信号に対応する解像度)を有しているとき、ビ
デオ分配器24と個々のビデオ制御ユニット26(0,
0)〜(3,3)は、各ビデオ表示ユニット14の各ス
クリーン12上にほぼ4つの連続する同じ画像情報を有
する走査線を表示するように入力ビデオ画像の各走査線
を発生させる。
全体的なビデオ画像を表示するための解像度(例えば、
入力ビデオ画像VIが625本の走査線を有する信号で
あれば、各ビデオ表示ユニットがその625本の走査線
を有する信号に対応する解像度)を有しているとき、ビ
デオ分配器24と個々のビデオ制御ユニット26(0,
0)〜(3,3)は、各ビデオ表示ユニット14の各ス
クリーン12上にほぼ4つの連続する同じ画像情報を有
する走査線を表示するように入力ビデオ画像の各走査線
を発生させる。
【0060】このようにして、個々のビデオ表示ユニッ
トの4行のスクリーン、すなわち、スクリーン12
(0,0)〜12(0,3)、スクリーン12(1,
0)〜12(1,3)、スクリーン12(2,0)〜1
2(2,3)及びスクリーン12(3,0)〜12
(3,3)には、入力ビデオ画像のほとんど全ての走査
線が表示される。たとえば、隣合うグループの走査線中
の複数の走査線で4本の走査線のグループの最端部(t
he edge−most)の補間処理が行われること
で、表示される画像が滑らかになる。
トの4行のスクリーン、すなわち、スクリーン12
(0,0)〜12(0,3)、スクリーン12(1,
0)〜12(1,3)、スクリーン12(2,0)〜1
2(2,3)及びスクリーン12(3,0)〜12
(3,3)には、入力ビデオ画像のほとんど全ての走査
線が表示される。たとえば、隣合うグループの走査線中
の複数の走査線で4本の走査線のグループの最端部(t
he edge−most)の補間処理が行われること
で、表示される画像が滑らかになる。
【0061】また、ビデオ分配器24の効果は、各ビデ
オ表示ユニットのスクリーン上に表示される1行走査分
のうち1/4走査を発生させることにある。言い換えれ
ば、1行(例えば、スクリーン12(0,0)〜12
(0,3))4個のビデオ表示ユニットのスクリーン上
で完全な1行の走査分のビデオ情報が表示されるように
する。したがって、整列配置された16個のビデオ表示
ユニットスクリーン12(0,0)〜12(3,3)に
よって、入力ビデオ画像VIに対するほぼ完全なビデオ
画像が表示されることになる。
オ表示ユニットのスクリーン上に表示される1行走査分
のうち1/4走査を発生させることにある。言い換えれ
ば、1行(例えば、スクリーン12(0,0)〜12
(0,3))4個のビデオ表示ユニットのスクリーン上
で完全な1行の走査分のビデオ情報が表示されるように
する。したがって、整列配置された16個のビデオ表示
ユニットスクリーン12(0,0)〜12(3,3)に
よって、入力ビデオ画像VIに対するほぼ完全なビデオ
画像が表示されることになる。
【0062】これらのスクリーンの間の隙間が表示画像
の破断を発生させるので、実際上、全体的な画像が各能
動スクリーン上に正常に表示されることはない。言葉を
換えると、個々のビデオ表示ユニット間の余白(すなわ
ち、行14、列16)に一致する絵の部分は、正常に表
示されない。そのため、全体的な画像が1つのビデオ表
示ユニット上に表示された場合のようには、整列配置さ
れたビデオ表示ユニット上では表示されない。
の破断を発生させるので、実際上、全体的な画像が各能
動スクリーン上に正常に表示されることはない。言葉を
換えると、個々のビデオ表示ユニット間の余白(すなわ
ち、行14、列16)に一致する絵の部分は、正常に表
示されない。そのため、全体的な画像が1つのビデオ表
示ユニット上に表示された場合のようには、整列配置さ
れたビデオ表示ユニット上では表示されない。
【0063】ビデオ表示ユニット上に入力ビデオ画像を
正確に描くということ、例えば、対角線画像がそのアレ
イ上に表示されたときにステップ効果(段になる効果)
が発生しないように描くことは重要なことである。対角
線が余白領域によって形成される破断の片側から整合さ
せる限り、視認者は、この破断によって余り乱されず
に、連続的な存在としてその線を見ることができる。
正確に描くということ、例えば、対角線画像がそのアレ
イ上に表示されたときにステップ効果(段になる効果)
が発生しないように描くことは重要なことである。対角
線が余白領域によって形成される破断の片側から整合さ
せる限り、視認者は、この破断によって余り乱されず
に、連続的な存在としてその線を見ることができる。
【0064】再び、図3において、入力ビデオ信号VI
は、信号デコーダ30に供給される。この信号デコーダ
30は、受け取った信号フォーマットをデコードする。
一般に、このデコードされた入力信号はコンバータ32
によりコンポジットフォーマットからコンポーネントフ
ォーマットの信号に変換される。コンポーネントフォー
マットの信号を構成する個々のコンポーネント信号がデ
ジタイザ34によってデジタル化される。デジタル化さ
れたビデオ信号は複数のフレームストア(FS;フレー
ム記憶器)36に記憶される。
は、信号デコーダ30に供給される。この信号デコーダ
30は、受け取った信号フォーマットをデコードする。
一般に、このデコードされた入力信号はコンバータ32
によりコンポジットフォーマットからコンポーネントフ
ォーマットの信号に変換される。コンポーネントフォー
マットの信号を構成する個々のコンポーネント信号がデ
ジタイザ34によってデジタル化される。デジタル化さ
れたビデオ信号は複数のフレームストア(FS;フレー
ム記憶器)36に記憶される。
【0065】フレームメモリとしての1つのフレームス
トアFSは、個々のビデオ表示ユニットのそれぞれに対
応して用意されている。したがって、図1例では、16
個のフレームストアFS(0,0)〜FS(3,3)が
用意されている。実際上、個々のフレームストアFS
(0,0)〜FS(3,3)は、フィールドメモリとし
てのフィールドストアの直列的な構成とされており、先
のフィールドが他のフィールドストアから読み出されて
いる間に最初のフィールドが最初のフィールドストアに
書き込まれるようになっている。
トアFSは、個々のビデオ表示ユニットのそれぞれに対
応して用意されている。したがって、図1例では、16
個のフレームストアFS(0,0)〜FS(3,3)が
用意されている。実際上、個々のフレームストアFS
(0,0)〜FS(3,3)は、フィールドメモリとし
てのフィールドストアの直列的な構成とされており、先
のフィールドが他のフィールドストアから読み出されて
いる間に最初のフィールドが最初のフィールドストアに
書き込まれるようになっている。
【0066】コントローラ38は、制御パス(図3が繁
雑になるので図示していない)を通じて、フレームスト
ア36に対する入力ビデオ情報の書き込み処理を制御
し、かつ、フレームストア36からのビデオデータの読
み出し処理を行う。
雑になるので図示していない)を通じて、フレームスト
ア36に対する入力ビデオ情報の書き込み処理を制御
し、かつ、フレームストア36からのビデオデータの読
み出し処理を行う。
【0067】コントローラ38は、例えば、16個のフ
レームストアのそれぞれに入力ビデオデータの各完全な
フィールドを記憶させ、その後、そのフレームストアF
S(0,0)〜FS(3,3)からビデオデータの選択
された部分を取り込む為に各ビデオバス28を通じて読
み出して、ビデオ表示ユニット14(0,0)〜14
(3,3)の制御回路26(0,0)〜26(3,3)
に供給する。なお、上述したようにこのデータの読み出
し段階でデータの補間処理を行うことは当業者にとって
容易である。同様に、補間処理は、受け取ったビデオ画
像及びフレームストアのそれぞれに記憶されている選択
されたビデオデータの部分に対して行ってもよい。どち
らの方法によっても、この実施例においては、16個の
ビデオ表示ユニットを有し、これらのビデオ表示ユニッ
トのそれぞれに対してフレームストアから読み出される
データは、通常、受け取ったビデオ画像の1/16に相
当するものである。
レームストアのそれぞれに入力ビデオデータの各完全な
フィールドを記憶させ、その後、そのフレームストアF
S(0,0)〜FS(3,3)からビデオデータの選択
された部分を取り込む為に各ビデオバス28を通じて読
み出して、ビデオ表示ユニット14(0,0)〜14
(3,3)の制御回路26(0,0)〜26(3,3)
に供給する。なお、上述したようにこのデータの読み出
し段階でデータの補間処理を行うことは当業者にとって
容易である。同様に、補間処理は、受け取ったビデオ画
像及びフレームストアのそれぞれに記憶されている選択
されたビデオデータの部分に対して行ってもよい。どち
らの方法によっても、この実施例においては、16個の
ビデオ表示ユニットを有し、これらのビデオ表示ユニッ
トのそれぞれに対してフレームストアから読み出される
データは、通常、受け取ったビデオ画像の1/16に相
当するものである。
【0068】特定のビデオ表示ユニットに対するフレー
ムストアから読み出されたビデオデータは、ビデオウォ
ール中のそのビデオ表示ユニットの位置に対応する。こ
のようにして、例えば、左上のモニタ14の能動表示ス
クリーン12(0,0)に対して、入力ビデオ画像の左
上16番目に対応するビデオデータのその部分がフレー
ムストアFS(0,0)から得られる。実際に、データ
の読み出しは、入力ビデオ画像の先頭から16番目のも
のに正確に対応するわけではない。当業者にとっては容
易に分かることであるが、読み出すべきデータの総量
は、個々の表示ユニット間の余白領域、使用される陰極
線管のオーバー走査の程度及び非直線性に対する補正等
に対応して決定される。周知のように、CRT上に実際
に表示されるテレビジョン画像の総量は、通常、入力ビ
デオ画像の総領域よりいくらか少なくなっている。これ
は、直線効果(非直線効果)を避けるためと、画像の端
部におけるノイズの問題を避けるためである。
ムストアから読み出されたビデオデータは、ビデオウォ
ール中のそのビデオ表示ユニットの位置に対応する。こ
のようにして、例えば、左上のモニタ14の能動表示ス
クリーン12(0,0)に対して、入力ビデオ画像の左
上16番目に対応するビデオデータのその部分がフレー
ムストアFS(0,0)から得られる。実際に、データ
の読み出しは、入力ビデオ画像の先頭から16番目のも
のに正確に対応するわけではない。当業者にとっては容
易に分かることであるが、読み出すべきデータの総量
は、個々の表示ユニット間の余白領域、使用される陰極
線管のオーバー走査の程度及び非直線性に対する補正等
に対応して決定される。周知のように、CRT上に実際
に表示されるテレビジョン画像の総量は、通常、入力ビ
デオ画像の総領域よりいくらか少なくなっている。これ
は、直線効果(非直線効果)を避けるためと、画像の端
部におけるノイズの問題を避けるためである。
【0069】コントローラ38は、フレームストアFS
(0,0)〜FS(3,3)に対するデータの記憶とデ
ータの読み出しを制御する。フレームストアからのデー
タの正確な読み出し制御は、コントローラ38に接続さ
れている入力キーボード39により調節目的に対する通
常の処理により調節することができる。調節目的に対す
る調節は、個々のモニタに対して付加的に又は選択的に
行うことができる。
(0,0)〜FS(3,3)に対するデータの記憶とデ
ータの読み出しを制御する。フレームストアからのデー
タの正確な読み出し制御は、コントローラ38に接続さ
れている入力キーボード39により調節目的に対する通
常の処理により調節することができる。調節目的に対す
る調節は、個々のモニタに対して付加的に又は選択的に
行うことができる。
【0070】図4はこの発明によるビデオ表示装置の一
実施例の概略的正面図である。図4には、図1に示した
のと同様な16個の整列配置されたビデオ表示ユニット
を有するビデオ表示装置40が描かれている。しかしな
がら、図1のビデオ表示ユニット14に加えて、個々の
ビデオ表示ユニット14のスクリーン(すなわち、能動
スクリーン領域)12間の行16と列18を形成する隙
間領域によって形成されるグリッド(格子)を光らせる
(照明する)ための照明部材42が用意されている。以
下、照明部材42の種々の例を説明する。照明部材42
の目的は、表示ユニットスクリーンの輝度レベルの変化
に応じてグリッドの輝度レベルを調整することにより、
グリッドの可視的印象を少なくすること、言い換れば、
気づき難くすることにある。
実施例の概略的正面図である。図4には、図1に示した
のと同様な16個の整列配置されたビデオ表示ユニット
を有するビデオ表示装置40が描かれている。しかしな
がら、図1のビデオ表示ユニット14に加えて、個々の
ビデオ表示ユニット14のスクリーン(すなわち、能動
スクリーン領域)12間の行16と列18を形成する隙
間領域によって形成されるグリッド(格子)を光らせる
(照明する)ための照明部材42が用意されている。以
下、照明部材42の種々の例を説明する。照明部材42
の目的は、表示ユニットスクリーンの輝度レベルの変化
に応じてグリッドの輝度レベルを調整することにより、
グリッドの可視的印象を少なくすること、言い換れば、
気づき難くすることにある。
【0071】図4に示すように、水平照明部材42
(Y,X,H)が、例えば、スクリーン12(0,0)
とスクリーン12(1,0)との間の照明部材42
(0,0,H)のように、垂直方向の隣合うスクリーン
12の間に配される。垂直照明部材42(Y,X,V)
が、例えば、スクリーン12(00)とスクリーン(0
1)との間の照明部材42(0,0,V)のように、水
平方向の隣合うスクリーン12の間に配される。
(Y,X,H)が、例えば、スクリーン12(0,0)
とスクリーン12(1,0)との間の照明部材42
(0,0,H)のように、垂直方向の隣合うスクリーン
12の間に配される。垂直照明部材42(Y,X,V)
が、例えば、スクリーン12(00)とスクリーン(0
1)との間の照明部材42(0,0,V)のように、水
平方向の隣合うスクリーン12の間に配される。
【0072】図5は、図4のビデオ表示装置40の概略
側面構成を示している。なお、この図5中には、併せ
て、ビデオ制御構造体24、26、28、44のブロッ
ク図が描かれている。
側面構成を示している。なお、この図5中には、併せ
て、ビデオ制御構造体24、26、28、44のブロッ
ク図が描かれている。
【0073】図6は、図5のビデオ制御構成のさらに詳
しい構成を示している。このビデオ制御構造体は、制御
特徴24、26、28を含み、これらは、図1〜図3の
装置中の特徴に対応する符号を付けており、図3を参照
して説明した動作と同様である。特徴24、26、28
に加えて、図4の装置40は、ビデオ分配器24に接続
される照明部材制御ユニット44を有している。照明部
材42の照明レベル(輝度レベルともいう。)は、照明
部材制御ユニット44により種々の方法で制御線46を
通じて制御される。
しい構成を示している。このビデオ制御構造体は、制御
特徴24、26、28を含み、これらは、図1〜図3の
装置中の特徴に対応する符号を付けており、図3を参照
して説明した動作と同様である。特徴24、26、28
に加えて、図4の装置40は、ビデオ分配器24に接続
される照明部材制御ユニット44を有している。照明部
材42の照明レベル(輝度レベルともいう。)は、照明
部材制御ユニット44により種々の方法で制御線46を
通じて制御される。
【0074】照明部材制御ユニット44は、整列配置さ
れたビデオ表示ユニットのスクリーンに表示されるビデ
オ画像(群)に対する輝度の平均レベルに一致するよう
に全ての照明部材42の照明のレベルを制御するように
構成することができる。また、照明部材コントローラ4
4は、隙間領域に近接して対応する領域における入力ビ
デオ画像の或る領域(1部でも全部でもよい。)の照明
レベル(発光レベル又は輝度レベルともいう。)に一致
させて個々の照明部材42の照明のレベルを制御するよ
うに構成することができる。
れたビデオ表示ユニットのスクリーンに表示されるビデ
オ画像(群)に対する輝度の平均レベルに一致するよう
に全ての照明部材42の照明のレベルを制御するように
構成することができる。また、照明部材コントローラ4
4は、隙間領域に近接して対応する領域における入力ビ
デオ画像の或る領域(1部でも全部でもよい。)の照明
レベル(発光レベル又は輝度レベルともいう。)に一致
させて個々の照明部材42の照明のレベルを制御するよ
うに構成することができる。
【0075】モノクロの照明レベルを決定するのと同様
に、照明部材が選択可能なカラー用として用意されてい
る場合には、照明部材制御ユニット44は、それらの照
明部材42に対する制御として、色と輝度値を決定する
ように構成することができる。
に、照明部材が選択可能なカラー用として用意されてい
る場合には、照明部材制御ユニット44は、それらの照
明部材42に対する制御として、色と輝度値を決定する
ように構成することができる。
【0076】図6に示す構成では、一般的に、各隙間領
域に対応する入力ビデオ画像の領域(群)の輝度レベル
に一致するように個々の照明部材42の照明のレベルを
制御するようになっている。照明部材コントローラ48
は、図3に示すビデオ分配器24中のデジタイザ34の
出力を受け取る。複数のレジスタ49が隙間領域を照明
するための照明部材の数に対応した数だけ用意されてい
る。この実施例において、レジスタブロック49には、
24個の照明部材と2組の24個のレジスタとが用意さ
れている。照明部材コントローラ48は、照明部材を制
御するのに用いられる累積照明値に対する累積器として
レジスタを動作させる。照明部材コントローラ48は、
一般的に、各照明部材に対応するビデオ画像の領域に関
連するデジタイザ34からのデジタル画像データ中の画
素(群)を指示する。これらの画素の照明レベルは、対
応するレジスタにおける照明部材に対する照明値を累積
するために用いられる。照明レベルは、図3のフレーム
ストア36中の16個のフィールドストアの1つの組に
ストアされるビデオ画像の周期の間、1つの組のレジス
タに累積される。それから、レジスタ(群)の内容は、
ビデオデータがこれらのフィールドストアから読み出さ
れている期間中、照明部材42の照明レベルを制御する
ために用いられる。レジスタ群49にストアされた値
は、照明部材コントローラ48によって処理され、個々
の照明部材42の照明レベルを制御するための照明制御
信号に変換される。
域に対応する入力ビデオ画像の領域(群)の輝度レベル
に一致するように個々の照明部材42の照明のレベルを
制御するようになっている。照明部材コントローラ48
は、図3に示すビデオ分配器24中のデジタイザ34の
出力を受け取る。複数のレジスタ49が隙間領域を照明
するための照明部材の数に対応した数だけ用意されてい
る。この実施例において、レジスタブロック49には、
24個の照明部材と2組の24個のレジスタとが用意さ
れている。照明部材コントローラ48は、照明部材を制
御するのに用いられる累積照明値に対する累積器として
レジスタを動作させる。照明部材コントローラ48は、
一般的に、各照明部材に対応するビデオ画像の領域に関
連するデジタイザ34からのデジタル画像データ中の画
素(群)を指示する。これらの画素の照明レベルは、対
応するレジスタにおける照明部材に対する照明値を累積
するために用いられる。照明レベルは、図3のフレーム
ストア36中の16個のフィールドストアの1つの組に
ストアされるビデオ画像の周期の間、1つの組のレジス
タに累積される。それから、レジスタ(群)の内容は、
ビデオデータがこれらのフィールドストアから読み出さ
れている期間中、照明部材42の照明レベルを制御する
ために用いられる。レジスタ群49にストアされた値
は、照明部材コントローラ48によって処理され、個々
の照明部材42の照明レベルを制御するための照明制御
信号に変換される。
【0077】2組のレジスタ49がフレームストア36
中の各組のフィールドストアに対応して用意されてい
る。そのため、値は、1組のフィールドストアに書き込
まれているビデオデータに対して1組のレジスタが累積
され、同時に、データの読み出し中に、他の組のフィー
ルドストアから読み出されているビデオデータに対して
他の組のレジスタから前のフィールドに対して累積され
る。レジスタは、単に、モノクロ照明部材を制御するた
めの輝度値を累積するために構成されるだけでなく、多
色照明部材を制御するために色信号を分離して累積する
ように構成することもできる。
中の各組のフィールドストアに対応して用意されてい
る。そのため、値は、1組のフィールドストアに書き込
まれているビデオデータに対して1組のレジスタが累積
され、同時に、データの読み出し中に、他の組のフィー
ルドストアから読み出されているビデオデータに対して
他の組のレジスタから前のフィールドに対して累積され
る。レジスタは、単に、モノクロ照明部材を制御するた
めの輝度値を累積するために構成されるだけでなく、多
色照明部材を制御するために色信号を分離して累積する
ように構成することもできる。
【0078】図7は、グリッドの照明部分に対する能動
照明部材42の例の概略的構成を示す線図である。図7
は、垂直方向で隣合うビデオ表示ユニットが陰極線管1
3(Y,X)、13(Y+1,X)を有することを示し
ている。さらに、図7には、隣合う表示ユニットのそれ
ぞれのハウジング中、構造体15の部分が表されてい
る。陰極線管13(Y,X)、13(Y+1,X)の能
動表示領域(すなわち、スクリーン)が、それぞれ、符
号12(Y,X)、12(Y+1,X)で表されてい
る。なお、従来技術によるビデオ装置では、これらの能
動表示領域の間の隙間部分のデッド領域50(an i
nterstitial dead region)は
照明しないようになっている。
照明部材42の例の概略的構成を示す線図である。図7
は、垂直方向で隣合うビデオ表示ユニットが陰極線管1
3(Y,X)、13(Y+1,X)を有することを示し
ている。さらに、図7には、隣合う表示ユニットのそれ
ぞれのハウジング中、構造体15の部分が表されてい
る。陰極線管13(Y,X)、13(Y+1,X)の能
動表示領域(すなわち、スクリーン)が、それぞれ、符
号12(Y,X)、12(Y+1,X)で表されてい
る。なお、従来技術によるビデオ装置では、これらの能
動表示領域の間の隙間部分のデッド領域50(an i
nterstitial dead region)は
照明しないようになっている。
【0079】この発明の実施例においては、能動照明装
置(能動照明手段、能動照明部材)52が用意されてい
る。能動照明装置52としては、例えば、液晶表示デバ
イスのような細長(ほそなが;elongate;エロ
ンゲート)蛍光照明部材(fluorescent i
llumination device)を用いること
ができる。複数の異なるグレイレベルを有する細長液晶
表示パネル54が、照明装置52の前面に配されてい
る。この実施例において、細長蛍光照明部材は、このビ
デオ表示装置が動作中のときには、たえず照明するよう
に構成されている。方向21の方からこのビデオ装置を
見る視認者によって知覚される照明のレベルは、液晶パ
ネル54の伝達係数を調節することによって制御でき
る。蛍光照明部材のパワー、制御信号及び液晶ディスプ
レイのパワーは、レジスタ49で考慮された部材に対し
てストアされたデータに一致するものであり、これら
は、照明部材コントローラ48から制御線(Y,X,
H)を通じて供給されるようになっている。
置(能動照明手段、能動照明部材)52が用意されてい
る。能動照明装置52としては、例えば、液晶表示デバ
イスのような細長(ほそなが;elongate;エロ
ンゲート)蛍光照明部材(fluorescent i
llumination device)を用いること
ができる。複数の異なるグレイレベルを有する細長液晶
表示パネル54が、照明装置52の前面に配されてい
る。この実施例において、細長蛍光照明部材は、このビ
デオ表示装置が動作中のときには、たえず照明するよう
に構成されている。方向21の方からこのビデオ装置を
見る視認者によって知覚される照明のレベルは、液晶パ
ネル54の伝達係数を調節することによって制御でき
る。蛍光照明部材のパワー、制御信号及び液晶ディスプ
レイのパワーは、レジスタ49で考慮された部材に対し
てストアされたデータに一致するものであり、これら
は、照明部材コントローラ48から制御線(Y,X,
H)を通じて供給されるようになっている。
【0080】細長蛍光照明装置と細長液晶表示パネル
は、実質的に、隙間のデッド領域を覆うサイズと形状に
形成されている。レンズ56が液晶表示パネルを見る側
42の方に用意され、能動表示スクリーン12(Y,
X)、12(Y+1,X)の間の隙間領域50を満たす
ように、かつその照明をパネルから広げるように配され
ている。
は、実質的に、隙間のデッド領域を覆うサイズと形状に
形成されている。レンズ56が液晶表示パネルを見る側
42の方に用意され、能動表示スクリーン12(Y,
X)、12(Y+1,X)の間の隙間領域50を満たす
ように、かつその照明をパネルから広げるように配され
ている。
【0081】図7は、隙間領域を照明するための一例を
描いたにすぎない点に留意する。図7に示す構成に対し
て種々の可能性が考えられる。例えば、液晶表示パネル
54を省略して、そのかわり、蛍光照明装置52の照明
レベルを直接変化させるようにしてもよい。同様に、照
明装置の変形も可能である。また、レンズ56を省略し
て、照明部材が隙間領域50を完全に覆うようにしても
よい。
描いたにすぎない点に留意する。図7に示す構成に対し
て種々の可能性が考えられる。例えば、液晶表示パネル
54を省略して、そのかわり、蛍光照明装置52の照明
レベルを直接変化させるようにしてもよい。同様に、照
明装置の変形も可能である。また、レンズ56を省略し
て、照明部材が隙間領域50を完全に覆うようにしても
よい。
【0082】図8は、グリッドの部分を照明するための
照明部材52の第2の実施例の構成を示している。この
実施例において、隙間領域50は、予め用意された、例
えば、隙間領域50を照明するために照明を広げて投写
するためのレンズ構造体58に対して、ビデオ表示ユニ
ットの後ろ側に用意された照明装置から、光ガイド60
を通じて案内された光によって照明される。細長レンズ
58は光ガイド60に対してレンズを光学的に結合する
ために、光ガイド60の後方に一体的に広げられるよう
に形成される。光ガイド60は、複数の個々の光ファイ
バから形成され、細長照明装置の所にリボン状に並列的
に配される。単一の細長照明装置又は複数の細長照明装
置が光ファイバの入力側に用意される。また、光ガイド
60は、点光源から又は制限された領域を有する光源か
らの光を広げるために扇状に形成されている。このた
め、光が、隙間領域を覆うレンズ58の長さに沿って広
げられる。それぞれの能動照明装置62(Y,X,H)
が各隙間領域に対して用意され、個々の照明装置62
(Y,X,H)の照明が、照明部材コントローラ48
(図6参照)からの各制御線46(Y,X,H)上への
信号を通じて制御される。
照明部材52の第2の実施例の構成を示している。この
実施例において、隙間領域50は、予め用意された、例
えば、隙間領域50を照明するために照明を広げて投写
するためのレンズ構造体58に対して、ビデオ表示ユニ
ットの後ろ側に用意された照明装置から、光ガイド60
を通じて案内された光によって照明される。細長レンズ
58は光ガイド60に対してレンズを光学的に結合する
ために、光ガイド60の後方に一体的に広げられるよう
に形成される。光ガイド60は、複数の個々の光ファイ
バから形成され、細長照明装置の所にリボン状に並列的
に配される。単一の細長照明装置又は複数の細長照明装
置が光ファイバの入力側に用意される。また、光ガイド
60は、点光源から又は制限された領域を有する光源か
らの光を広げるために扇状に形成されている。このた
め、光が、隙間領域を覆うレンズ58の長さに沿って広
げられる。それぞれの能動照明装置62(Y,X,H)
が各隙間領域に対して用意され、個々の照明装置62
(Y,X,H)の照明が、照明部材コントローラ48
(図6参照)からの各制御線46(Y,X,H)上への
信号を通じて制御される。
【0083】図9は、照明部材制御ユニット44の使用
を回避するための変形例を示している。図9例におい
て、フレームストア62がデジタイザ34(図3参照)
の出力を受け取るために接続されている。陰極線管モニ
タ64がフレームストア62にストアされている各完全
な画像を受け取るために配され、そのスクリーン12C
I上にその画像が表示される。光集光器と光ガイド部材
66が、スクリーン12CIからの光を結合して集光
し、これを各隙間領域に対する光ガイド60に導くため
に用意されている。
を回避するための変形例を示している。図9例におい
て、フレームストア62がデジタイザ34(図3参照)
の出力を受け取るために接続されている。陰極線管モニ
タ64がフレームストア62にストアされている各完全
な画像を受け取るために配され、そのスクリーン12C
I上にその画像が表示される。光集光器と光ガイド部材
66が、スクリーン12CIからの光を結合して集光
し、これを各隙間領域に対する光ガイド60に導くため
に用意されている。
【0084】図10は、整列配置されたビデオ表示装置
中の隣合うビデオ表示ユニットのスクリーン12(0,
0)〜12(3,3)間の隙間領域に対応する部分を照
明するためにモニタ64のスクリーン12CIからの照
明レベルを集光するための集光領域68の構成を示して
いる。例えば、集光領域68(0,0,V)と集光領域
68(0,0,H)は、図4中の照明部材42(0,
0,V)と部材42(0,0,H)によって覆われる隙
間領域に対応するものである。
中の隣合うビデオ表示ユニットのスクリーン12(0,
0)〜12(3,3)間の隙間領域に対応する部分を照
明するためにモニタ64のスクリーン12CIからの照
明レベルを集光するための集光領域68の構成を示して
いる。例えば、集光領域68(0,0,V)と集光領域
68(0,0,H)は、図4中の照明部材42(0,
0,V)と部材42(0,0,H)によって覆われる隙
間領域に対応するものである。
【0085】図11は、対応する隙間領域に対する集光
領域68の1つからの光を結合するための光ガイドの構
成を示している。この図11に示す構成の光ガイドは、
対応する集光領域68からの光を集光するためのレンズ
70、このレンズ70からの光を集中するための扇状の
光ガイド72、リボン状の光ファイババンドル74、光
ファイババンドル74からの光を細長レンズ78に直接
的に分配するための扇状の光ガイド76を有し、細長レ
ンズ78は隙間領域に挿入される。扇状の光ガイド76
は、図8に示す光ガイド60として用いることができ
る。そして、細長レンズ78は図8に示す細長レンズ5
8として用いることができる。
領域68の1つからの光を結合するための光ガイドの構
成を示している。この図11に示す構成の光ガイドは、
対応する集光領域68からの光を集光するためのレンズ
70、このレンズ70からの光を集中するための扇状の
光ガイド72、リボン状の光ファイババンドル74、光
ファイババンドル74からの光を細長レンズ78に直接
的に分配するための扇状の光ガイド76を有し、細長レ
ンズ78は隙間領域に挿入される。扇状の光ガイド76
は、図8に示す光ガイド60として用いることができ
る。そして、細長レンズ78は図8に示す細長レンズ5
8として用いることができる。
【0086】図12には、扇状の光ガイド72、76を
実施するための扇状の光ガイドの構成が描かれている。
この光ガイドは、実質的に三角形のアクリルシートであ
り、このアクリルシートの長方形の横断面には、個々の
三角形状の光ガイドの境界を画定するための厚みに対応
する溝が付けられている。
実施するための扇状の光ガイドの構成が描かれている。
この光ガイドは、実質的に三角形のアクリルシートであ
り、このアクリルシートの長方形の横断面には、個々の
三角形状の光ガイドの境界を画定するための厚みに対応
する溝が付けられている。
【0087】図13は、複数の背面投写型ビデオモニタ
15(0,0)〜15(3,3)が4×4アレイの投写
型モニタとして積み重ねて形成されたさらに他の従来例
のビデオウォール80を示している。このような背面投
写型モニタの能動スクリーン領域12(0,0)〜12
(3,3)は、通常のCRTモニタの前面寸法に比較し
て比例的に大きくされている。しかし、通常の投写型C
RTモニタにおいて、前面投写用スクリーンは、金属ベ
ゼルによる装置により保持されている。それらのモニタ
が図13に示すアレイとして組み立てられたとき、マウ
ント用ベゼルは、通常、黒い色に塗装されており、水平
線群16と垂直線群18を有する黒色グリッドのような
複合画像に見える。CRTビデオ表示ウォールにおい
て、各モニタへのビデオ信号を分離するための制御電子
回路を有する台座20上に複数のモニタを支持すること
は、ビデオ投写型モニタを採用したときには一般的なこ
とである。
15(0,0)〜15(3,3)が4×4アレイの投写
型モニタとして積み重ねて形成されたさらに他の従来例
のビデオウォール80を示している。このような背面投
写型モニタの能動スクリーン領域12(0,0)〜12
(3,3)は、通常のCRTモニタの前面寸法に比較し
て比例的に大きくされている。しかし、通常の投写型C
RTモニタにおいて、前面投写用スクリーンは、金属ベ
ゼルによる装置により保持されている。それらのモニタ
が図13に示すアレイとして組み立てられたとき、マウ
ント用ベゼルは、通常、黒い色に塗装されており、水平
線群16と垂直線群18を有する黒色グリッドのような
複合画像に見える。CRTビデオ表示ウォールにおい
て、各モニタへのビデオ信号を分離するための制御電子
回路を有する台座20上に複数のモニタを支持すること
は、ビデオ投写型モニタを採用したときには一般的なこ
とである。
【0088】図14は、図13のビデオ表示ウォール8
0の概略的な側面構成を示している。矢印21は、この
装置に対する通常の見る方向を示している。投写型ビデ
オ表示ユニット15は、能動スクリーン領域12(0,
0)〜12(3,3)が見る方向21に対面して積み重
ねられている。各表示ユニットは、制御電子回路と投写
型表示ユニットの前面のスクリーン上にビデオ画像を投
写するための投写型ユニット(投写ユニット)27とを
備えている。台座20に組み込まれている制御ユニット
24は、放送システム又はVTR等から受け取った入力
ビデオ信号VIの分離(個々の投写型表示ユニット15
の表示スクリーン12上の表示に対するチャンネルの分
離)を制御するために用いられる。
0の概略的な側面構成を示している。矢印21は、この
装置に対する通常の見る方向を示している。投写型ビデ
オ表示ユニット15は、能動スクリーン領域12(0,
0)〜12(3,3)が見る方向21に対面して積み重
ねられている。各表示ユニットは、制御電子回路と投写
型表示ユニットの前面のスクリーン上にビデオ画像を投
写するための投写型ユニット(投写ユニット)27とを
備えている。台座20に組み込まれている制御ユニット
24は、放送システム又はVTR等から受け取った入力
ビデオ信号VIの分離(個々の投写型表示ユニット15
の表示スクリーン12上の表示に対するチャンネルの分
離)を制御するために用いられる。
【0089】図15は、代表的な通常の投写型ビデオ表
示ユニットの平面断面構成を示している。表示ユニット
ハウジングのウォール96中に、そのユニットは、3原
色R(赤色),G(緑色),B(青色)のそれぞれに対
応する投写用の3本の陰極線管投写型モニタ82,8
4,86を有している。陰極線管プロジェクタ82,8
4,86からの光は、対応する各レンズ系88,90,
92を通じて集束され、装置の前面に配置されているス
クリーン94の能動表示領域12上に投写される。陰極
線管プロジェクタ82,84,86は、各ビデオバス2
8からの信号に応答し制御回路96によって制御され
る。スクリーン94の部分を除いてビデオ投写型ユニッ
トの内表面は、好ましくない内部反射を避けるために黒
色塗装が施されている。
示ユニットの平面断面構成を示している。表示ユニット
ハウジングのウォール96中に、そのユニットは、3原
色R(赤色),G(緑色),B(青色)のそれぞれに対
応する投写用の3本の陰極線管投写型モニタ82,8
4,86を有している。陰極線管プロジェクタ82,8
4,86からの光は、対応する各レンズ系88,90,
92を通じて集束され、装置の前面に配置されているス
クリーン94の能動表示領域12上に投写される。陰極
線管プロジェクタ82,84,86は、各ビデオバス2
8からの信号に応答し制御回路96によって制御され
る。スクリーン94の部分を除いてビデオ投写型ユニッ
トの内表面は、好ましくない内部反射を避けるために黒
色塗装が施されている。
【0090】図16は、装置の前部にスクリーン94を
マウントするための従来の技術による構成を示してい
る。この場合、スクリーンは、第1及び第2のL字状部
材100、102で保持される内側部材94Iと外側部
材94Oを有する2層のスクリーン構造になっている。
部材100、102は、例えば、黒色塗装されたアルミ
ニュームで作成され、これらはねじ104で相互に締め
付けられている。これらL字状部材100、102は、
スクリーンのエッジ部を完全に覆うようになっている。
スクリーン94とL字状部材100、102との組立体
は、投写型ビデオ表示ユニットハウジングのウォール1
06の前側にスライドされ、ねじ108によって固定さ
れる。ビデオ表示ユニットの前面の端部におけるスクリ
ーン12の境界領域は、L字状部材100、102が配
されているので黒く見える。この境界領域を図4〜図1
2を参照しながら説明した本発明の構成の一つにより光
らせる(照明する)ことができる。
マウントするための従来の技術による構成を示してい
る。この場合、スクリーンは、第1及び第2のL字状部
材100、102で保持される内側部材94Iと外側部
材94Oを有する2層のスクリーン構造になっている。
部材100、102は、例えば、黒色塗装されたアルミ
ニュームで作成され、これらはねじ104で相互に締め
付けられている。これらL字状部材100、102は、
スクリーンのエッジ部を完全に覆うようになっている。
スクリーン94とL字状部材100、102との組立体
は、投写型ビデオ表示ユニットハウジングのウォール1
06の前側にスライドされ、ねじ108によって固定さ
れる。ビデオ表示ユニットの前面の端部におけるスクリ
ーン12の境界領域は、L字状部材100、102が配
されているので黒く見える。この境界領域を図4〜図1
2を参照しながら説明した本発明の構成の一つにより光
らせる(照明する)ことができる。
【0091】図17は、その境界領域を光らせるための
背面投写型ビデオ表示ユニットのスクリーンのマウント
の一例の構成を示している。この例では、スクリーン9
4が、アクリル材料で形成された透明光ガイド110と
このアクリル部材に接着剤、ねじ又は適当な方法で固定
された楔状部材112とで保持されている。この光ガイ
ド110は投写型ビデオ表示ユニット本体部から外部に
向かって光を案内する形状になっている。この光ガイド
110の内部端面120は、このビデオ投写型ユニット
のハウジングの周囲でレンズ系88、90、92から出
射される光を集光することができるようになっている。
光ガイド110の外部端面122は、光ガイドから受け
取った光を広げるようなレンズに形成したほうがよい。
部材112は、プラスチック材料又は金属材料で形成す
ることができる。部材112は、不透明な部材が好まし
く、ビデオ投写型ユニットの内面へ向かう内部反射を避
けるために表面114が黒くされている。同様に、光ガ
イド110の内表面116は、投写型モニタ内への内部
反射を避けるために黒くされ、これによって、光ガイド
の光伝達特性が改良される。光ガイドの外表面117
は、光ガイド110の側面からの光の漏れを避けるため
に、例えば、黒くコートされている。
背面投写型ビデオ表示ユニットのスクリーンのマウント
の一例の構成を示している。この例では、スクリーン9
4が、アクリル材料で形成された透明光ガイド110と
このアクリル部材に接着剤、ねじ又は適当な方法で固定
された楔状部材112とで保持されている。この光ガイ
ド110は投写型ビデオ表示ユニット本体部から外部に
向かって光を案内する形状になっている。この光ガイド
110の内部端面120は、このビデオ投写型ユニット
のハウジングの周囲でレンズ系88、90、92から出
射される光を集光することができるようになっている。
光ガイド110の外部端面122は、光ガイドから受け
取った光を広げるようなレンズに形成したほうがよい。
部材112は、プラスチック材料又は金属材料で形成す
ることができる。部材112は、不透明な部材が好まし
く、ビデオ投写型ユニットの内面へ向かう内部反射を避
けるために表面114が黒くされている。同様に、光ガ
イド110の内表面116は、投写型モニタ内への内部
反射を避けるために黒くされ、これによって、光ガイド
の光伝達特性が改良される。光ガイドの外表面117
は、光ガイド110の側面からの光の漏れを避けるため
に、例えば、黒くコートされている。
【0092】光ガイド110は、少なくとも実質的にス
クリーン94の周囲にフレームの形状として配されてい
る。他の楔状部材118が光ガイド110の外側に配さ
れている。この楔状部材118は、接着剤、ねじ又は他
の適当な方法で光ガイド110に固定され、光ガイド1
10の回りを補強するフレームとして配されている。ス
クリーン94、透明光ガイド110及び楔状部材112
からなる構造体は、ビデオ投写型ユニットのハウジング
のウォール106の端部にマウントされる。スクリーン
94、光ガイド110及び楔状部材112からなる上述
の構造体は、ねじ124によってハウジングに固定され
る。
クリーン94の周囲にフレームの形状として配されてい
る。他の楔状部材118が光ガイド110の外側に配さ
れている。この楔状部材118は、接着剤、ねじ又は他
の適当な方法で光ガイド110に固定され、光ガイド1
10の回りを補強するフレームとして配されている。ス
クリーン94、透明光ガイド110及び楔状部材112
からなる構造体は、ビデオ投写型ユニットのハウジング
のウォール106の端部にマウントされる。スクリーン
94、光ガイド110及び楔状部材112からなる上述
の構造体は、ねじ124によってハウジングに固定され
る。
【0093】図18は、スクリーンの周囲の非能動スク
リーン領域に光を伝達する構成のビデオ投写型ユニット
のスクリーン94の他のマウント手段の構成例を示して
いる。図18例では、スクリーン94が光ガイド126
に付けられ、ねじ124によりビデオ投写型ユニットの
ハウジングを構成するウォール106の端にマウントさ
れている。光ガイド126は、図17に示した楔状部材
118に対応する楔状部材128で位置決めされる。こ
の光ガイド126の内表面130と外表面132は、必
要に応じて、黒く塗られ、またコーティングされる。表
面120は、光ガイド126中に光を入射させる。光ガ
イド126は、スクリーン94の周囲の回りを完全に照
明する。
リーン領域に光を伝達する構成のビデオ投写型ユニット
のスクリーン94の他のマウント手段の構成例を示して
いる。図18例では、スクリーン94が光ガイド126
に付けられ、ねじ124によりビデオ投写型ユニットの
ハウジングを構成するウォール106の端にマウントさ
れている。光ガイド126は、図17に示した楔状部材
118に対応する楔状部材128で位置決めされる。こ
の光ガイド126の内表面130と外表面132は、必
要に応じて、黒く塗られ、またコーティングされる。表
面120は、光ガイド126中に光を入射させる。光ガ
イド126は、スクリーン94の周囲の回りを完全に照
明する。
【0094】図17例と図18例の光ガイドは、このビ
デオ投写型装置の残りの部分に対する何等の変形を伴う
ことなく、スクリーン94の周囲を照明するために光を
集光することができる。特に、通常のビデオ投写型装置
ではオーバー走査が行われているので、重要な迷光(s
tray light)がスクリーン94の周囲に供給
されることになる。この迷光は、図17及び図18に示
す各光ガイド110又は光ガイド126の集光表面12
0によって集光される。標準オーバー走査が光ガイド1
10又は光ガイド126の表面120を十分に覆えない
程度であっても、ビデオ投写型装置の走査系及び光学系
に対するほんの少しの修正によりオーバー走査の程度を
増加させることができる。
デオ投写型装置の残りの部分に対する何等の変形を伴う
ことなく、スクリーン94の周囲を照明するために光を
集光することができる。特に、通常のビデオ投写型装置
ではオーバー走査が行われているので、重要な迷光(s
tray light)がスクリーン94の周囲に供給
されることになる。この迷光は、図17及び図18に示
す各光ガイド110又は光ガイド126の集光表面12
0によって集光される。標準オーバー走査が光ガイド1
10又は光ガイド126の表面120を十分に覆えない
程度であっても、ビデオ投写型装置の走査系及び光学系
に対するほんの少しの修正によりオーバー走査の程度を
増加させることができる。
【0095】光ガイド110及び光ガイド126上の楔
状部材118、128を個別部材としてマウントする代
わりに、ビデオ投写型ユニットのウォール106を構成
する一体的部分として形成してもよい。
状部材118、128を個別部材としてマウントする代
わりに、ビデオ投写型ユニットのウォール106を構成
する一体的部分として形成してもよい。
【0096】この発明は上述した実施例に限定されるこ
となく、本発明の要旨を逸脱することなしに、当業者に
より種々の変形が可能である。
となく、本発明の要旨を逸脱することなしに、当業者に
より種々の変形が可能である。
【0097】隙間領域を照明する部材を形成するための
他の手段を用いることができる。例えば、照明装置をビ
デオ表示装置の見る方向に配置して、隙間領域上に光を
投写するように制御してもよい。
他の手段を用いることができる。例えば、照明装置をビ
デオ表示装置の見る方向に配置して、隙間領域上に光を
投写するように制御してもよい。
【0098】さらに他の例としては、能動照明部材が準
備され、グリッドの照明のレベルを、ビデオ信号の輝度
レベルと周囲光のレベルを考慮して適応させることが考
えられる。これによって、グリッドの黒レベルを持ち上
げる周囲光を考慮に入れることができる。この意味で、
例えば、周囲光照明のある一定のレベルでは、絵が黒よ
りも大きな平均輝度を持っているときでさえ、グリッド
照明が動作状態にされないようにする。この実施例にお
いて、周囲光センサがビデオ表示装置の例えば、台座2
0の前面壁に取り付けられ、照明部材制御ユニット44
に接続される。照明部材制御ユニットは、ビデオ信号輝
度レベルと周囲光レベルとに応答する。
備され、グリッドの照明のレベルを、ビデオ信号の輝度
レベルと周囲光のレベルを考慮して適応させることが考
えられる。これによって、グリッドの黒レベルを持ち上
げる周囲光を考慮に入れることができる。この意味で、
例えば、周囲光照明のある一定のレベルでは、絵が黒よ
りも大きな平均輝度を持っているときでさえ、グリッド
照明が動作状態にされないようにする。この実施例にお
いて、周囲光センサがビデオ表示装置の例えば、台座2
0の前面壁に取り付けられ、照明部材制御ユニット44
に接続される。照明部材制御ユニットは、ビデオ信号輝
度レベルと周囲光レベルとに応答する。
【0099】上述した実施例において、個々の表示ユニ
ットはCRT又はビデオ投写型モニタである。しかし、
この発明は、例えば、液晶ディスプレイのような能動表
示パネルを表示ユニットとする装置に対しても適用する
することができる。
ットはCRT又はビデオ投写型モニタである。しかし、
この発明は、例えば、液晶ディスプレイのような能動表
示パネルを表示ユニットとする装置に対しても適用する
することができる。
【0100】上述した実施例において、ビデオ表示装置
はハウジングにマウントされたスクリーンを有するが、
スクリーンとこれに関連する制御回路は個々のスクリー
ン間の開口部の表面に直接的に支持されるようにマウン
トすることもできる。
はハウジングにマウントされたスクリーンを有するが、
スクリーンとこれに関連する制御回路は個々のスクリー
ン間の開口部の表面に直接的に支持されるようにマウン
トすることもできる。
【0101】上述の実施例において、個々の能動照明部
材は単一の照明装置として説明されている。しかし、各
照明部材は、それぞれ独立に制御される複数の小照明装
置又は複数の装置セグメントから構成してもよい。
材は単一の照明装置として説明されている。しかし、各
照明部材は、それぞれ独立に制御される複数の小照明装
置又は複数の装置セグメントから構成してもよい。
【0102】図4と図13に示した実施例において、ビ
デオ表示装置は16個の整列配置されたビデオ表示ユニ
ットを有している。しかし、本発明は、よりたくさんの
又はより少ない表示ユニットにも適用することができ
る。例えば、2×2のアレイ、3×3のアレイ又はn×
nのアレイの表示ユニットに適用することができる。な
お、水平方向と垂直方向の表示ユニットの数は同数でな
くともよい、異なる整数のm×n又はn×mでもよい。
また、この発明は、行列のように表示ユニットが整列さ
れている場合に限らず、整列配置された表示ユニット
は、他の幾何学的な関係に配列されているものに対して
も適用することができる。
デオ表示装置は16個の整列配置されたビデオ表示ユニ
ットを有している。しかし、本発明は、よりたくさんの
又はより少ない表示ユニットにも適用することができ
る。例えば、2×2のアレイ、3×3のアレイ又はn×
nのアレイの表示ユニットに適用することができる。な
お、水平方向と垂直方向の表示ユニットの数は同数でな
くともよい、異なる整数のm×n又はn×mでもよい。
また、この発明は、行列のように表示ユニットが整列さ
れている場合に限らず、整列配置された表示ユニット
は、他の幾何学的な関係に配列されているものに対して
も適用することができる。
【0103】なお、この発明は上記の実施例に限らずこ
の発明の要旨を逸脱することなく種々の構成を採り得る
ことはもちろんである。
の発明の要旨を逸脱することなく種々の構成を採り得る
ことはもちろんである。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように、第1のこの発明に
よれば、それぞれスクリーンを有する各表示ユニットの
隣合うスクリーンの間の隙間領域を照明するための手段
を設けている。このため、スクリーンに表示される画像
の明るさの程度にかかわらず、その境界(又は余白領
域)のグリッドを目立たなくする可能性が得られるとい
う効果が達成される。
よれば、それぞれスクリーンを有する各表示ユニットの
隣合うスクリーンの間の隙間領域を照明するための手段
を設けている。このため、スクリーンに表示される画像
の明るさの程度にかかわらず、その境界(又は余白領
域)のグリッドを目立たなくする可能性が得られるとい
う効果が達成される。
【0105】また、第2のこの発明によれば、上記隙間
領域の照明の強度が、少なくともほぼその隙間領域に対
応する上記入力ビデオ画像の少なくとも或る領域に対す
る発光強度に依存するようにしたものである。このた
め、スクリーンに表示される画像の明るさの程度にかか
わらず、その境界(又は余白領域)のグリッドを目立た
なくすることができるという効果が達成される。
領域の照明の強度が、少なくともほぼその隙間領域に対
応する上記入力ビデオ画像の少なくとも或る領域に対す
る発光強度に依存するようにしたものである。このた
め、スクリーンに表示される画像の明るさの程度にかか
わらず、その境界(又は余白領域)のグリッドを目立た
なくすることができるという効果が達成される。
【0106】さらに、第3のこの発明によれば、上記隙
間領域の照明の色は、少なくともほぼその隙間領域に対
応する上記入力ビデオ画像の少なくとも或る領域に対す
る発光色に依存するようにしたものである。このため、
スクリーンに表示される画像の色に対応して、その境界
(又は余白領域)のグリッドを目立たなくすることがで
きるという効果が達成される。
間領域の照明の色は、少なくともほぼその隙間領域に対
応する上記入力ビデオ画像の少なくとも或る領域に対す
る発光色に依存するようにしたものである。このため、
スクリーンに表示される画像の色に対応して、その境界
(又は余白領域)のグリッドを目立たなくすることがで
きるという効果が達成される。
【0107】さらにまた、第4のこの発明によれば、上
記各隙間領域の照明が、上記表示された画像の平均の明
るさに依存するようにしたものである。このため、スク
リーンに表示される画像の明るさの程度に対応して、そ
の境界(又は余白領域)のグリッド領域が最も目立たな
くなるように光らせることができるという効果が達成さ
れる。
記各隙間領域の照明が、上記表示された画像の平均の明
るさに依存するようにしたものである。このため、スク
リーンに表示される画像の明るさの程度に対応して、そ
の境界(又は余白領域)のグリッド領域が最も目立たな
くなるように光らせることができるという効果が達成さ
れる。
【0108】さらにまた、第5(第6の)のこの発明に
よれば、上記隙間領域を照明する手段を、能動照明手段
(少なくとも1つの能動照明部材)としたので、境界
(又は余白領域)のグリッド領域を効果的に光らせるこ
とができるという効果が達成される。
よれば、上記隙間領域を照明する手段を、能動照明手段
(少なくとも1つの能動照明部材)としたので、境界
(又は余白領域)のグリッド領域を効果的に光らせるこ
とができるという効果が達成される。
【0109】さらにまた、第7のこの発明によれば、上
記能動照明手段が、上記隙間領域から離れて配されてい
る少なくとも1つの能動照明部材と、その隙間領域を照
明するために上記隙間領域に対して上記能動照明部材か
らの光を導くための光ガイドとを有するようにしてい
る。このため、例えば、スクリーンの周囲を容易に覆っ
て光らせるようにすることができるという効果が達成さ
れる。
記能動照明手段が、上記隙間領域から離れて配されてい
る少なくとも1つの能動照明部材と、その隙間領域を照
明するために上記隙間領域に対して上記能動照明部材か
らの光を導くための光ガイドとを有するようにしてい
る。このため、例えば、スクリーンの周囲を容易に覆っ
て光らせるようにすることができるという効果が達成さ
れる。
【0110】さらにまた、第8のこの発明によれば、ビ
デオ制御ユニットを一体的に有し、このビデオ制御ユニ
ットに能動照明手段コントローラを備え、この能動照明
手段コントローラにより、上記入力ビデオ画像に応答し
て各隙間領域に対する上記能動照明手段を制御するため
の制御信号を作成するようにしている。このため、簡単
な構成で、確実に隙間領域を光らせることができるとい
う効果が達成される。
デオ制御ユニットを一体的に有し、このビデオ制御ユニ
ットに能動照明手段コントローラを備え、この能動照明
手段コントローラにより、上記入力ビデオ画像に応答し
て各隙間領域に対する上記能動照明手段を制御するため
の制御信号を作成するようにしている。このため、簡単
な構成で、確実に隙間領域を光らせることができるとい
う効果が達成される。
【0111】さらにまた、第9のこの発明によれば、上
記能動照明部材が余分のビデオ表示デバイスを有し、こ
の余分のビデオ表示デバイスが上記入力ビデオ画像を表
示するための余分のスクリーン有し、上記光ガイド手段
が、各隙間領域に対して、上記余分のスクリーンの対応
する領域からの光を集光する手段とその隙間領域を照明
するために上記隙間領域に上記光を案内する手段とを備
えるようにしている。このため、隙間領域に対して適切
な光量の光を供給することができるという効果が達成さ
れる。
記能動照明部材が余分のビデオ表示デバイスを有し、こ
の余分のビデオ表示デバイスが上記入力ビデオ画像を表
示するための余分のスクリーン有し、上記光ガイド手段
が、各隙間領域に対して、上記余分のスクリーンの対応
する領域からの光を集光する手段とその隙間領域を照明
するために上記隙間領域に上記光を案内する手段とを備
えるようにしている。このため、隙間領域に対して適切
な光量の光を供給することができるという効果が達成さ
れる。
【0112】さらにまた、第10のこの発明によれば、
上記ビデオ制御手段が、上記隙間領域の上記明るさを決
定するために周辺光状態に応答するようにしている。こ
の場合にも隙間領域に対して適切な光量の光を供給する
ことができるという効果が達成される。
上記ビデオ制御手段が、上記隙間領域の上記明るさを決
定するために周辺光状態に応答するようにしている。こ
の場合にも隙間領域に対して適切な光量の光を供給する
ことができるという効果が達成される。
【0113】さらにまた、第11のこの発明によれば、
その隙間領域を照明するために上記隙間領域の近くのビ
デオ表示ユニットから導かれた光によって上記隙間領域
を照明するための受動手段を有するようにしている。こ
のようにした場合には、低コストで隙間領域を照明する
ことができるという効果が達成される。
その隙間領域を照明するために上記隙間領域の近くのビ
デオ表示ユニットから導かれた光によって上記隙間領域
を照明するための受動手段を有するようにしている。こ
のようにした場合には、低コストで隙間領域を照明する
ことができるという効果が達成される。
【0114】さらにまた、第12のこの発明によれば、
上記受動照明手段を上記1つのビデオ表示ユニットのハ
ウジングの1部に形成された1つの光ガイド手段にして
いる。このようにした場合には、低コストで隙間領域を
照明することができるという効果が達成される。
上記受動照明手段を上記1つのビデオ表示ユニットのハ
ウジングの1部に形成された1つの光ガイド手段にして
いる。このようにした場合には、低コストで隙間領域を
照明することができるという効果が達成される。
【0115】さらにまた、第13のこの発明によれば、
上記ビデオ表示ユニットが投写型ビデオ表示ユニットで
あり、上記受動照明手段が、1つの投写型ビデオ表示ユ
ニットの1つの投写型スクリーンの端部の回りの少なく
とも一部分に広げられた構造体の少なくとも1部に形成
された光ガイドを有し、この光ガイドが上記投写型ビデ
オ表示ユニットにおける上記投写型スクリーンをマウン
トするための構造体の部分を形成するものであり、これ
を用いて投写型ビデオ表示ユニット内にオーバー走査さ
れた光を集光して上記投写型スクリーンの回りの上記ビ
デオ投写型表示ユニットの前部表面にそのように集光さ
れた光りを導くようにしている。このため、低コストで
投写型表示装置のスクリーンの回りを光らせて隙間領域
を目立たなくすることができるという効果が達成され
る。
上記ビデオ表示ユニットが投写型ビデオ表示ユニットで
あり、上記受動照明手段が、1つの投写型ビデオ表示ユ
ニットの1つの投写型スクリーンの端部の回りの少なく
とも一部分に広げられた構造体の少なくとも1部に形成
された光ガイドを有し、この光ガイドが上記投写型ビデ
オ表示ユニットにおける上記投写型スクリーンをマウン
トするための構造体の部分を形成するものであり、これ
を用いて投写型ビデオ表示ユニット内にオーバー走査さ
れた光を集光して上記投写型スクリーンの回りの上記ビ
デオ投写型表示ユニットの前部表面にそのように集光さ
れた光りを導くようにしている。このため、低コストで
投写型表示装置のスクリーンの回りを光らせて隙間領域
を目立たなくすることができるという効果が達成され
る。
【0116】さらにまた、第14のこの発明によれば、
上記投写型ビデオ表示ユニットが投写型スクリーンと上
記投写型スクリーンの端部の回りの少なくとも1部分に
広げられた構造体の少なくとも1部分を形成する光ガイ
ドとを有し、この光ガイドが上記投写型ビデオ表示ユニ
ットにおける上記投写型スクリーンをマウントするため
の構造体の部分を形成するものであり、これを用いて投
写型ビデオ表示ユニット内にオーバー走査された光を集
光して上記投写型スクリーンの回りの上記ビデオ投写型
表示ユニットの前部表面にそのように集光された光りを
導くようにしたものである。このため、低コストで投写
型表示装置のスクリーンの回りを光らせて隙間領域を目
立たなくすることができるという効果が達成される。
上記投写型ビデオ表示ユニットが投写型スクリーンと上
記投写型スクリーンの端部の回りの少なくとも1部分に
広げられた構造体の少なくとも1部分を形成する光ガイ
ドとを有し、この光ガイドが上記投写型ビデオ表示ユニ
ットにおける上記投写型スクリーンをマウントするため
の構造体の部分を形成するものであり、これを用いて投
写型ビデオ表示ユニット内にオーバー走査された光を集
光して上記投写型スクリーンの回りの上記ビデオ投写型
表示ユニットの前部表面にそのように集光された光りを
導くようにしたものである。このため、低コストで投写
型表示装置のスクリーンの回りを光らせて隙間領域を目
立たなくすることができるという効果が達成される。
【0117】さらにまた、第15のこの発明によれば、
上記表示ユニットを陰極線管にしているので容易に構成
できるという効果が達成される。
上記表示ユニットを陰極線管にしているので容易に構成
できるという効果が達成される。
【0118】さらにまた、第16のこの発明によれば、
上記表示ユニットを能動表示パネルにした場合にも適用
することができるという効果が達成される。
上記表示ユニットを能動表示パネルにした場合にも適用
することができるという効果が達成される。
【図1】整列配置されたCRTビデオ表示ユニットを有
する従来のビデオ表示装置の概略正面図である。
する従来のビデオ表示装置の概略正面図である。
【図2】ビデオ制御構造体をブロック図形式で表した図
1の装置の概略側面図である。
1の装置の概略側面図である。
【図3】図2のビデオ制御構造体の詳細を示す概略ブロ
ック図である。
ック図である。
【図4】この発明によるビデオ表示装置の一例の概略正
面図である。
面図である。
【図5】ビデオ制御構造体をブロック図形式で表した図
4の装置の概略側面図である。
4の装置の概略側面図である。
【図6】図5の装置におけるビデオ制御構造体の第1の
例の概略ブロック図である。
例の概略ブロック図である。
【図7】図4の装置における照明部材の第1の例の概略
図である。
図である。
【図8】図4の装置における照明部材の第2の例の概略
図である。
図である。
【図9】図5の装置におけるビデオ制御構造体の第2の
例の概略ブロック図である。
例の概略ブロック図である。
【図10】図9のビデオ制御構造体の一部の概略図であ
る。
る。
【図11】図9のビデオ制御構造体の他の部分の概略図
である。
である。
【図12】図11に示された部分の一部品の概略図であ
る。
る。
【図13】整列配置された投写型ビデオ表示ユニットを
有する従来のビデオ表示装置の概略正面図である。
有する従来のビデオ表示装置の概略正面図である。
【図14】ビデオ制御構造体をブロック図形式で表した
図13の装置の概略側面図である。
図13の装置の概略側面図である。
【図15】投写型ビデオ表示装置の断面概略平面図であ
る。
る。
【図16】図15の投写型ビデオ表示装置におけるスク
リーンの従来のマウント構造体を示す詳細図である。
リーンの従来のマウント構造体を示す詳細図である。
【図17】この発明の一実施例による投写型ビデオ表示
装置におけるスクリーンのマウント構造体の第1の例を
示す線図である。
装置におけるスクリーンのマウント構造体の第1の例を
示す線図である。
【図18】この発明の一実施例による投写型ビデオ表示
装置におけるスクリーンのマウント構造体の第2の例を
示す線図である。
装置におけるスクリーンのマウント構造体の第2の例を
示す線図である。
12 スクリーン 14 ビデオ表示ユニット 16、18 グリッド 40 ビデオ表示装置 42 照明部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リチャード ジョン ブッシュ イギリス国 SP11 6LU ハンプシャ ー,アンドバ,ピケット ピース,ブラン ブルズ(番地なし)
Claims (16)
- 【請求項1】 入力ビデオ画像を表示するためのビデオ
表示装置において、 上記入力ビデオ画像の各部分画像領域を表示するための
スクリーンを有する整列配置された複数の表示ユニット
と、 上記各スクリーン上に上記入力ビデオ画像の上記各部分
画像領域の表示を行わせるためのビデオ制御手段と、 隣合うスクリーンの間の隙間領域を照明するための手段
とを備えるビデオ表示装置。 - 【請求項2】 上記装置の使用中に上記隙間領域の照明
の強度は、少なくともほぼその隙間領域に対応する上記
入力ビデオ画像の少なくとも或る領域に対する発光強度
に依存するようにした請求項1記載のビデオ表示装置。 - 【請求項3】 上記隙間領域の照明の色は、少なくとも
ほぼその隙間領域に対応する上記入力ビデオ画像の少な
くとも或る領域に対する発光色に依存するようにした請
求項1記載のビデオ表示装置。 - 【請求項4】 上記各隙間領域の照明は、上記表示され
た画像の全体の平均の明るさに依存するようにした請求
項2記載のビデオ表示装置。 - 【請求項5】 上記隙間領域を照明するための能動照明
手段を有し、 上記ビデオ制御手段は、少なくともほぼ上記隙間領域に
対応する上記入力ビデオ画像の或る領域に依存して上記
能動照明手段の動作を制御するようにした請求項1記載
のビデオ表示装置。 - 【請求項6】 上記能動照明手段が、その隙間領域を照
明するために上記隙間領域に配される少なくとも1つの
能動照明部材を有する請求項5記載のビデオ表示装置。 - 【請求項7】 上記能動照明手段が、 上記隙間領域から離れて配される少なくとも1つの能動
照明部材と、 その隙間領域を照明するために上記隙間領域に対して上
記能動照明部材からの光を導くための光ガイドとを有す
る請求項5記載のビデオ表示ユニット。 - 【請求項8】 上記ビデオ制御手段は、能動照明手段コ
ントローラを有し、 この能動照明手段コントローラは、上記入力ビデオ画像
に応答して各隙間領域に対する上記能動照明手段を制御
するための制御信号を作成する請求項5記載のビデオ表
示装置。 - 【請求項9】 上記能動照明部材は余分のビデオ表示デ
バイスを有し、 この余分のビデオ表示デバイスは上記入力ビデオ画像を
表示するための余分スクリーン有し、 上記光ガイド手段は、各隙間領域を照明するために、上
記余分のスクリーンの対応する領域からの光を集光する
手段とその隙間領域を照明するために上記隙間領域に上
記光を案内する手段とを備える請求項7記載のビデオ表
示装置。 - 【請求項10】 上記ビデオ制御手段が、上記隙間領域
の上記明るさを決定するために周辺光状態に応答するよ
うにした請求項1記載のビデオ表示装置。 - 【請求項11】 その隙間領域を照明するために上記隙
間領域の近くのビデオ表示ユニットから直接導かれた光
により上記隙間領域を照明するための受動手段を有する
請求項1記載のビデオ表示装置。 - 【請求項12】 上記受動照明手段が上記1つのビデオ
表示ユニットのハウジングの1部に形成された光ガイド
手段である請求項11記載のビデオ表示装置。 - 【請求項13】 上記ビデオ表示ユニットが投写型ビデ
オ表示ユニットであり、上記受動照明手段が、特定の投
写型ビデオ表示ユニットの特定の投写型スクリーンの端
部の回りの少なくとも一部分に広げられた構造体の少な
くとも1部に形成された光ガイドを有し、 この光ガイドが上記投写型ビデオ表示ユニットにおける
上記投写型スクリーンをマウントするための構造体の部
分を形成するものであり、これを用いて投写型ビデオ表
示ユニット内にオーバー走査された光を集光し、上記投
写型スクリーンの回りの上記ビデオ投写型表示ユニット
の前面表面にそのように集光された光りを導くものであ
る請求項12記載のビデオ表示ユニット。 - 【請求項14】 上記投写型ビデオ表示ユニットが投写
型スクリーンと、この投写型スクリーンの端部の回りの
少なくとも1部分に広げられた構造体の少なくとも1部
分を形成する光ガイドとを有し、 この光ガイドが上記投写型ビデオ表示ユニットにおける
上記投写型スクリーンをマウントするための構造体の部
分を形成するものであり、これを用いて上記投写型ビデ
オ表示ユニット内にオーバー走査された光を集光し、上
記投写型スクリーンの回りの上記ビデオ投写型表示ユニ
ットの前面表面にそのように集光された光りを導くもの
である請求項13記載のビデオ表示ユニット。 - 【請求項15】 上記表示ユニットが陰極線管を有する
請求項1記載のビデオ表示装置。 - 【請求項16】 上記表示ユニットが能動表示パネルを
有する請求項1記載のビデオ表示装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB9300469:5 | 1993-01-08 | ||
GB9300469A GB2274225B (en) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | Video display apparatus with an array of display units |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0759035A true JPH0759035A (ja) | 1995-03-03 |
Family
ID=10728571
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP91894A Pending JPH0759035A (ja) | 1993-01-08 | 1994-01-10 | ビデオ表示装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0759035A (ja) |
GB (1) | GB2274225B (ja) |
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JP2019074732A (ja) * | 2017-10-05 | 2019-05-16 | クリスティ デジタル システムズ ユーエスエイ インコーポレイテッド | Ledモジュール継ぎ目照明 |
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EP1326436B1 (en) | 2001-12-28 | 2013-02-13 | Sony Corporation | Displaying information |
EP1343315A1 (en) * | 2002-03-08 | 2003-09-10 | Synelec Telecom Multimedia | Video wall |
US20100238090A1 (en) * | 2007-04-05 | 2010-09-23 | Spectrum Dynamics Llc | Screen seaming device system and method |
KR101427116B1 (ko) | 2007-09-10 | 2014-08-07 | 삼성전자 주식회사 | 디스플레이장치 및 이를 갖는 멀티디스플레이장치 |
US8644757B2 (en) | 2008-12-04 | 2014-02-04 | Nokia Corporation | Method and system for creation and control of virtual rendering devices |
DE102014016643A1 (de) | 2014-11-11 | 2016-05-12 | Novomatic Ag | Anzeigevorrichtung und Verfahren zum Betreiben einer solchen Anzeigevorrichtung |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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FR2549671B1 (fr) * | 1983-07-22 | 1987-05-22 | Thomson Csf | Dispositif d'affichage d'une image de television de grandes dimensions et recepteur de television comportant un tel dispositif |
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1993
- 1993-01-08 GB GB9300469A patent/GB2274225B/en not_active Expired - Fee Related
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1994
- 1994-01-10 JP JP91894A patent/JPH0759035A/ja active Pending
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US8912977B2 (en) | 2010-03-31 | 2014-12-16 | Nec Corporation | Projector, projector system, and image correcting method |
JP2019074732A (ja) * | 2017-10-05 | 2019-05-16 | クリスティ デジタル システムズ ユーエスエイ インコーポレイテッド | Ledモジュール継ぎ目照明 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB2274225A (en) | 1994-07-13 |
GB2274225B (en) | 1996-11-20 |
GB9300469D0 (en) | 1993-03-03 |
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