JPH0758821A - 電話機 - Google Patents

電話機

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JPH0758821A
JPH0758821A JP22514493A JP22514493A JPH0758821A JP H0758821 A JPH0758821 A JP H0758821A JP 22514493 A JP22514493 A JP 22514493A JP 22514493 A JP22514493 A JP 22514493A JP H0758821 A JPH0758821 A JP H0758821A
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JP22514493A
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Shizuo Adachi
静雄 足立
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電話機において、ワンタッチダイヤル機能な
いし電子電話帳機能を改善し、操作性を向上させる。 【構成】 手書き入力用のタッチパネル31と、表示素
子35とを設ける。メモリ12と、ダイヤルキー21と
を設ける。タッチパネル31の入力面は透明とするとと
もに、表示素子35の表示面に対して積層する。メモリ
12には、複数の登録エリアを設ける。表示素子35に
表示された第1のアイコンを選択したとき、タッチパネ
ル31に手書き入力した名前などの画像データと、ダイ
ヤルキー21から入力した電話番号のダイヤルデータと
を、これらを1対としてメモリ12の複数の登録エリア
の1つに登録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワンタッチダイヤル
機能ないし電子電話帳機能(オートダイヤル機能)を有
する電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】電話機のダイヤル機能として、ワンタッ
チダイヤル機能や電子電話帳機能がある。すなわち、ワ
ンタッチダイヤル機能によれば、電話をかけるとき、ま
ず、電話機をオフフック状態にし、次にワンタッチダイ
ヤルキーを押すと、そのワンタッチダイヤルキーに登録
されている電話番号のダイヤル信号(DTMF信号ある
いはダイヤルパルス)が、電話回線に出力される。
【0003】また、電子電話帳機能によれば、電話をか
けるとき、まず、ディスプレイ上に相手の名前を選択し
て表示し、次に実行キーを押すと、その表示された相手
の電話番号のダイヤル信号が、電話回線に出力される。
【0004】したがって、これらの機能によれば、きわ
めて簡単に、かつ、正確に、ダイヤルをすることがで
き、頻度の高い相手に電話をするときなどに、便利であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ワンタッチ
ダイヤル機能の場合、例えば16人の相手に対してワンタ
ッチダイヤル機能を有効にするには、電話機に16個のワ
ンタッチダイヤルキーを設ける必要がある。
【0006】しかし、電話機に16個ものワンタッチダイ
ヤルキーを設けることは、実際的ではない。しかも、ワ
ンタッチダイヤルキーの数が多くなると、どのワンタッ
チダイヤルキーが、誰の電話番号であるかをメモしてお
く必要もある。したがって、ワンタッチダイヤル機能が
有効あるいは実用的なのは、数人程度までである。
【0007】その点、電子電話帳機能の場合には、目的
とする相手の名前を検索すればよいので、ワンタッチダ
イヤル機能の場合よりも多くの電話番号を登録しておく
ことができる。また、相手の名前と電話番号とのメモな
ども不要である。
【0008】しかし、この電子電話帳機能の場合には、
相手の名前及び電話番号を登録するとき、その名前の入
力方法が問題になってしまう。すなわち、相手の名前を
ローマ字入力するとしても、母音及び子音の数だけ英字
キーを必要とするので、やはりキーの数が多くなってし
まう。
【0009】また、50音表(50音図)のかな文字
を、カーソルキーにより1文字ずつ選択して入力してい
く方法もある。しかし、この方法のときには、名前の入
力がめんどうであり、時間もかかってしまう。しかも、
会社名や外国人の人名などのように、名前に、カタカ
ナ、アルファベット、濁音、半濁音、あるいは「ぁぃぅ
ぇぉゃゅょっ」などの文字が含まれている場合もある。
したがって、カーソルキーにより必要とする文字を選択
して入力する方法は、あまり実用的ではない。
【0010】この発明は、以上のような問題点を解決し
ようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、各部の参照符号を後述の実施例に対応させる
と、手書き入力用のタッチパネル31と、表示素子35
と、メモリ12と、ダイヤルキー21とを有し、タッチ
パネル31の入力面は透明とされるとともに、表示素子
35の表示面に対して積層され、メモリ12は複数の登
録エリアA0〜A16を有し、表示素子35に表示された
第1のアイコンを選択したとき、タッチパネル31に手
書き入力した名前などの画像データと、ダイヤルキー2
1から入力した電話番号のダイヤルデータとが、これら
を1対としてメモリ12の複数の登録エリアA0〜A16
の1つに登録されるようにしたものである。
【0012】
【作用】相手の名前は手書きにより入力され、電話番号
はダイヤルキー21から入力され、これらのデータがメ
モリ12に登録される。また、アイコンの操作によりメ
モリ12に登録されている名前及び電話番号が、LCD
35に選択的に表示され、ダイヤル信号が出力される。
【0013】
【実施例】図1において、1は送話器、2は受話器、5
は4線/2線変換回路、6はNCU回路、7はDTMF
信号の形成回路、8は着呼時のリンガ信号の検出回路、
9はリンガを示す。なお、99は電話回線である。
【0014】さらに、10はシステムコントロール用の
マイクロコンピュータを示し、このマイコン10は、図
示はしないが、CPU、プログラムの書き込まれている
ROM、入出力ポートなどを有するとともに、ワークエ
リア用のメモリ11と、データ登録用のメモリ12を有
する。
【0015】この場合、マイコン10のROMには、そ
のプログラムの一部として、例えば図4〜図7に示す処
理ルーチン100、200が書き込まれている。また、
メモリ12は、例えば16件分の電話番号のデータを保持
するものである。
【0016】このため、メモリ12は、例えば図3に示
すように、16件分のデータエリアA1〜A16を有すると
ともに、そのデータエリアA1〜A16のそれぞれは、手
書きデータエリアAWRTと、ダイヤルデータエリアANUMと
に分割される。そして、詳細は後述するが、相手の名前
は手書き入力されるので、手書きデータエリアAWRTに
は、相手の名前が手書き入力されたときの画像データが
アクセスされ、ダイヤルデータエリアANUMには、エリア
AWRTに書き込まれている画像データと対になる電話番号
のダイヤルデータがアクセスされる。なお、一例とし
て、エリアAWRTの大きさは、35638ビット(=206×17
3)、エリアANUMの大きさは、16バイトである。
【0017】また、この例においては、メモリ12は、
一時的なメモあるいはリダイヤルに使用されるエリアA
0も有する。そして、このエリアA0も、エリアA1〜A1
6と同様に、手書きデータエリアAWRTと、ダイヤルデー
タエリアANUMとに分割される。
【0018】さらに、図1において、21はダイヤルキ
ー、22は、送受器1、2のオンフック・オフフックに
連動してオン・オフされるスイッチを示し、これらキー
(スイッチ)21、2がマイコン10に接続されるとと
もに、マイコン10から回路3、4、6、7にそれぞれ
の制御信号が供給される。
【0019】また、31は手書き入力用のタッチパネ
ル、35は表示用のLCDを示す。そして、タッチパネ
ル31の入力面及びLCD35の表示面は、互いに等し
い大きさの長方形に構成され、タッチパネル31の入力
面が、LCD35の表示面の前面に積層されている。さ
らに、このとき、タッチパネル31の入力面は透明なシ
ート状の電極により構成され、LCD35に電話番号な
どが表示されたとき、これがタッチパネル31の入力面
を通じて見ることができるようにされている。また、こ
のタッチパネル31とLCD35の積層体は、電話機の
ダイヤル操作面にダイヤルキー21に近接して配置され
ている。
【0020】そして、パネル31の入力面を、入力ペン
(図示せず)により押すと、その押された点のX座標及
びY座標を示す座標データが、インターフェイス回路3
2から出力されてマイコン10に供給される。
【0021】また、LCD35はディスプレイコントロ
ーラ33に接続されるとともに、このコントローラ33
には、LCD35の1画面分の容量を有する表示用メモ
リ34が接続される。そして、マイコン10からコント
ローラ33に表示データが供給されると、この表示デー
タが、メモリ34に書き込まれるとともに、所定のタイ
ミングで繰り返し読み出されて表示信号に変換され、こ
の表示信号がLCD35に供給されてLCD35には、
マイコン10からの表示データに対応した画面が表示さ
れる。
【0022】そして、この場合、タッチパネル31及び
LCD35の入力及び表示の分解能は、例えば256ドッ
ト(横)×200ドット(縦)とされる。また、例えば図
2に示すように、パネル31及びLCD35の左上部の
頂点から206ドット(横)×173ドット(縦)のエリアWR
TDSPは、相手の名前やメモなどを手書き入力するととも
に、その表示をするための手書きエリアとされる。さら
に、この手書きエリアWRTDSPの下側の残りのエリアTELN
UMは、相手の電話番号を表示する電話番号エリアとされ
る。
【0023】そして、手書きエリアWRTDSP及び電話番号
エリアTELNUMの1画面が1ページとして処理されるもの
で、その1ページ分のデータがメモリ12に書き込み・
読み出しされる1件分のデータである。また、手書きエ
リアWRTDSPの1ドットがメモリ12のエリアAWRTの1ビ
ットに対応し、したがって、メモリ12のエリアA0〜
A16のそれぞれは、上述のような大きさを有することに
なる。
【0024】さらに、パネル31及びLCD35の残る
右側のエリアが、各種のアイコンのエリアとされるもの
で、エリアPGINCはページ送り用のアイコンエリア、エ
リアPGDECはページ戻し用のアイコンエリア、エリアONH
Kはオンフックダイヤル用のアイコンエリである。
【0025】また、エリアWRTMDは、手書きエリアWRTDS
Pに対する処理モードを手書き入力モードにするための
アイコンエリア、エリアERAMDは、手書きエリアWRTDSP
に対する処理モードを消去モードにするためのアイコン
エリア、エリアPGDSPは、ページを表示するためのアイ
コンエリア、エリアDREGは、現在表示されている内容の
登録を指示するためのアイコンエリアである。
【0026】なお、コントローラ33の端子36には、
LCD35に表示される画面と等しい画面として再生さ
れるビデオ信号が取り出される。
【0027】そして、マイコン10が、ルーチン10
0、200を実行することにより、それぞれの動作が、
以下のように行われる。
【0028】《待機中》マイコン10からコントローラ
33を通じてメモリ34に所定の表示データが供給さ
れ、LCD35のアイコンエリアPGINC〜DREGには、例
えば図2に示すように、それぞれのアイコンが表示され
ている。さらに、メモリ12のエリアA0〜A16のうち
の最後に使用されたエリアのデータがメモリ34に供給
され、例えば図2に示すように、手書きエリアWRTDSPに
は、最後に選択したページの文字などが表示されるとと
もに、電話番号エリアTELNUMには、最後に使用した電話
番号が表示されている。
【0029】そして、待機中は、マイコン10が、タッ
チパネル31からの入力と、フックスイッチ用のスイッ
チ22の状態と、検出回路8が検出する着呼とを監視し
ている。
【0030】したがって、入力ペンによりタッチパネル
31に触れると、以下に述べる《ページ送り・ページ戻
し》、《入力モードの切り換え》、《描画及び消去》、
あるいは《データの登録》を行うことができる。また、
発呼があれば、それが後述するように実行される。
【0031】《ページ送り・ページ戻し》これは、LC
D35の手書きエリアWRTDSP及び電話番号エリアTELNUM
の表示内容を、1ページ単位(1件分ずつ)変更する場
合である。
【0032】すなわち、電話機が待機状態にあるとき、
ペンによりLCD35のページ送りアイコンあるいはペ
ージ戻しアイコンに触れると(入力ペンによりパネル3
1のアイコンエリアPGINCあるいはPGDECを押すと)、マ
イコン10の処理がルーチン200のステップ201か
らスタートし、次にステップ202において、入力ペン
がパネル31のどこに触れたのかが判別される。
【0033】そして、ページ送りアイコンに触れた場合
には、処理はステップ202からステップ211に進
み、このステップ211において、メモリ12のエリア
A0〜A16のうち、現在選択されているエリアAI(I
は、0〜16のうちのいずれか)の次のエリアA(I+1)が
選択され、このエリアA(I+1)のデータが読み出され
る。ただし、エリアA(I+1)が、エリアA16を越えると
きには、エリアA16が選択されたままとされる。
【0034】そして、次に処理はステップ211からス
テップ213に進み、このステップ213において、エ
リアA(I+1)から読み出されたデータのうち、手書きデ
ータエリアAWRTから読み出されたデータは、そのままメ
モリ34に転送され、ダイヤルデータエリアANUMから読
み出された電話番号のデータが表示データに変換され、
この表示データがメモリ34に転送される。
【0035】したがって、LCD35の手書きエリアWR
TDSPには、エリアA(I+1)の手書きデータエリアAWRTに
記憶されている相手の名前などが画像として表示され
る。また、LCD35の電話番号エリアTELNUMには、
(エリアWRTDSPに表示されている相手の名前などと対と
なる)エリアA(I+1)のダイヤルデータエリアANUMに記
憶されているダイヤルデータにしたがって相手の電話番
号が表示される。
【0036】また、このとき、表示されているデータの
記憶されているエリアA(I+1)の番号(I+1)が、ペ
ージ番号として、LCD35のアイコンエリアPGDSPに
表示される。
【0037】そして、マイコン10の処理は、ステップ
213に続いてステップ214に進み、このステップ2
13において、ルーチン200を終了する。
【0038】したがって、電話機が待機状態にあると
き、ペンによりLCD35のページ送りアイコンに触れ
ると、その触れるごとに、エリアA0〜A16に記憶され
ている相手の名前などと、その電話番号とが、1件分ず
つページ送りされてLCD35に表示されていく。
【0039】また、ページ戻しアイコンに触れた場合に
は、処理はステップ202からステップ212に進み、
このステップ212において、メモリ12のエリアA0
〜A16のうち、現在選択されているエリアAIの前のエ
リアA(I-1)が選択され、このエリアA(I-1)のデータが
読み出される。ただし、エリアA(I-1)が、エリアA0を
越えるときには、エリアA0が選択されたままとされ
る。
【0040】そして、次に処理はステップ212からス
テップ213に進み、したがって、LCD35の手書き
エリアWRTDSPには、エリアA(I-1)の手書きデータエリ
アAWRTに記憶されている相手の名前などが画像として表
示される。また、LCD35の電話番号エリアTELNUMに
は、(エリアWRTDSPに表示されている相手の名前などと
対となる)エリアA(I-1)のダイヤルデータエリアANUM
に記憶されているダイヤルデータにしたがって相手の電
話番号が表示される。
【0041】また、このとき、表示されているデータの
記憶されているエリアA(I-1)の番号(I+1)が、ペ
ージ番号として、LCD35のエリアPGDSPに表示され
る。
【0042】したがって、電話機が待機状態にあると
き、ペンによりLCD35のページ戻しアイコンに触れ
ると、その触れるごとに、エリアA0〜A16に記憶され
ている相手の名前などと、その電話番号とが、1件分ず
つページ戻しされてLCD35に表示されていく。
【0043】《入力モードの切り換え》これは、ペンが
LCD35の手書きエリアLWRTに触れたとき、そのペン
を本来の入力ペンとして作用させるか(手書き入力モー
ド)、あるいは消しゴムとして作用させるか(消去モー
ド)を切り換える場合である。
【0044】すなわち、電話機が待機状態にあるとき、
入力ペンによりLCD35のペンアイコンあるいは消し
ゴムアイコンに触れると(入力ペンによりパネル31の
アイコンエリアWRTMDあるいはERAMDを押すと)、マイコ
ン10の処理がルーチン200の処理がステップ201
からスタートし、次にステップ202において、入力ペ
ンがパネル31のどこに触れたのかが判別される。
【0045】そして、ペンアイコンに触れた場合には、
処理はステップ202からステップ221に進み、この
ステップ221において、入力モードが手書き入力モー
ドに変更される。さらに、アイコンエリアWRTMDのペン
アイコンが反転表示とされるとともに、アイコンエリア
ERAMDの消しゴムアイコンが正転表示とされる。そし
て、次にステップ223において、ルーチン200を終
了する。
【0046】したがって、ペンにより手書きアイコンに
触れたときには、それまでの入力モードにかかわらず、
入力モードは手書き入力モードとなる。
【0047】また、消しゴムアイコンに触れた場合に
は、処理はステップ202からステップ222に進み、
このステップ222において、入力モードが消去モード
に変更される。さらに、アイコンエリアERAMDの消しゴ
ムアイコンが反転表示とされるとともに、アイコンエリ
アWRTMDのペンアイコンが正転表示とされる。そして、
処理はステップ222からステップ223に進む。
【0048】したがって、ペンによりペンアイコンに触
れたときには、それまでの入力モードにかかわらず、入
力モードは消去モードとなる。
【0049】《描画及び消去》これは、LCD35の手
書きエリアWRTDSPに対して、相手の名前やメモなど書い
たり、消したりする場合である。
【0050】すなわち、電話機が待機状態にあるとき、
入力ペンによりタッチパネル31の手書きエリアWRTDSP
に触れると(入力ペンによりパネル31の手書きエリア
WRTDSPを押すと)、マイコン10の処理がルーチン20
0の処理がステップ201からスタートし、次にステッ
プ202において、入力ペンがパネル31のどこに触れ
たのかが判別される。
【0051】そして、今の場合は手書きエリアWRTDSPに
触れたので、処理はステップ202からステップ231
に進み、このステップ231において、入力モードが手
書き入力モードであるか消去モードであるかが判別され
る。
【0052】そして、入力モードが手書き入力モードの
場合には、処理はステップ231からステップ232に
進み、このステップ232において、パネル31の手書
きエリアWRTDSPのうち、入力ペンの接触点の座標データ
が検出され、この座標データにしたがって、メモリ34
の画像データのうち、入力ペンの接触点に対応するビッ
トが例えば“1”とされる。こうして、LCD35の手
書きエリアWRTDSPのうち、パネル31に対して入力ペン
が接触した点と等しい座標の点に、1つのドットが表示
される。すなわち、入力ペンの接触点にドットが表示さ
れる。
【0053】そして、その後、処理はステップ234に
進み、このステップ234において、ルーチン200を
終了する。
【0054】こうして、手書き入力モードになっている
場合、入力ペンによりパネル31の手書きエリアWRTDSP
に触れると、その触れた点にドットが表示されるので、
入力ペンをパネル31に触れた状態で連続的に移動させ
たときには、その軌跡を示す線がLCD35に描画され
ることになる。
【0055】したがって、例えば図2に示すように、入
力ペンにより手書きエリアWRTDSPに任意の文字や図形を
書くことができる。そして、このとき、その画像データ
が、メモリ34に保持されていることになる。
【0056】また、ステップ231において、入力モー
ドが消去モードの場合には、処理はステップ231から
ステップ233に進み、このステップ233において、
パネル31の手書きエリアWRTDSPのうち、入力ペンの接
触点の座標データが検出され、この座標データにしたが
って、メモリ34の画像データのうち、入力ペンの接触
点及びその周囲の点に対応する3×3ビットが例えば
“0”とされる。
【0057】こうして、LCD35の手書きエリアWRTD
SPのうち、パネル31に対して入力ペンが接触した点と
等しい座標の点と、その周囲の点との、計9つのドット
が消去される。すなわち、入力ペンの接触点及びその周
囲の点である3×3ドットが消去される。
【0058】そして、その後、処理はステップ234に
進み、このステップ234において、ルーチン200を
終了する。
【0059】したがって、消去モードになっている場
合、入力ペンによりパネル31の手書きエリアWRTDSPに
触れると、その触れた点のドットが消去されるので、入
力ペンをパネル31に触れた状態で連続的に移動させた
ときには、LCD35に表示されている文字や図形が、
あたかも消しゴムなどにより消しているかのように消去
されることになる。
【0060】《データの登録》これは、LCD35の手
書きエリアWRTDSPに表示されている相手の名前やメモな
どと、電話番号とを1対にしてメモリ12のエリアA0
〜A16のいずれかのエリアに登録する場合である。な
お、このときの登録先のエリア(メモリ12のエリア)
は、アイコンエリアPGDSPに表示されているページ番号
Iに対応するエリアAIとなる。
【0061】すなわち、電話機が待機状態にあるとき、
入力ペンによりタッチパネル31の登録ボタンアイコン
に触れると(入力ペンによりパネル31の登録エリアDR
EGを押すと)、マイコン10の処理がルーチン200の
処理がステップ201からスタートし、次にステップ2
02において、入力ペンがパネル31のどこに触れたの
かが判別される。
【0062】そして、今の場合は登録ボタンアイコンに
触れたので、処理はステップ202からステップ241
に進み、このステップ241において、アイコンエリア
DREGに表示されている「登録」の文字が「終了」の文字
に変更され、その後、ステップ242において、入力待
ちとなる。このステップ242の入力待ちは、ダイヤル
キー21からの入力と、アイコンエリアDREGからの入力
とを受け付けるものである。
【0063】そこで、ダイヤルキー21から目的とする
電話番号の第1桁目を入力すると、処理はステップ24
2からステップ243に進み、このステップ243にお
いて、ステップ242の入力がダイヤルキー21である
かアイコンエリアDREGであるかが判別される。そして、
今の場合は、ダイヤルキー21なので、処理はステップ
243からステップ244に進み、このステップ244
において、LCD35の電話番号エリアTELNUMに、ステ
ップ242で入力された電話番号の数字が表示されると
ともに、そのダイヤルデータがメモリ11に書き込ま
れ、その後、処理はステップ242に戻る。
【0064】したがって、ダイヤルキー21から目的と
する電話番号を、1桁ずつ入力すると、その入力した電
話番号が、LCD35の電話番号エリアTELNUMに1桁ず
つ追加表示されていくとともに、そのダイヤルデータが
1桁分ずつメモリ11に追加して書き込まれていく。
【0065】そして、電話番号の最終桁まで入力する
と、これで電話番号の入力は終了なので、このとき「終
了」の文字が表示されているアイコンエリアDREGを、入
力ペンにより触れる。
【0066】すると、処理はステップ242からステッ
プ243に進み、今の場合、アイコンエリアDREGからの
入力なので、処理はステップ243からステップ251
に進む。そして、このステップ251において、メモリ
34のデータのうち、LCD35の手書きエリアWRTDSP
に画像として表示されているデータが、メモリ12のエ
リアA0〜A16のうち、LCD35に現在表示されてい
るページ、すなわち、アイコンエリアPGDSPに表示され
ているページ番号Iに対応するエリアAIの手書きデー
タエリアAWRTに転送される。
【0067】さらに、LCD35の電話番号エリアTELN
UMに表示されている電話番号のダイヤルデータ、すなわ
ち、メモリ11に書き込まれているダイヤルデータが、
メモリ12のエリアA0〜A16のうち、アイコンエリアP
GDSPに表示されているページ番号Iに対応するエリアA
IのダイヤルデータエリアANUMに転送される。
【0068】したがって、現在、LCD35に表示され
ている1ページのデータが、メモリ12のエリアA0〜
A16のうち、LCD35に現在表示されているページ番
号Iに対応するエリアAIに登録されたことになる。
【0069】続いて、処理はステップ252に進み、こ
のステップ252において、アイコンエリアDREGに表示
されている「終了」の文字が「登録」の文字に戻され、
その後、処理はステップ253に進み、このステップ2
53において、ルーチン200を終了する。
【0070】《通常のダイヤル操作による発呼》これ
は、ダイヤルキー21から相手の電話番号を入力してダ
イヤルを行う場合である。
【0071】すなわち、電話機が待機状態にある場合
に、送受器1、2を取り上げると、これによりスイッチ
24が例えばオンからオフになり、これがマイコン10
により検出され、マイコン10の処理はルーチン100
のステップ101からスタートする。
【0072】そして、次に、ステップ102において、
メモリ12のエリアA1〜A16に空いているエリアがあ
るかどうかがチェックされ、空いているエリアがあると
きには、処理はステップ102からステップ103に進
み、このステップ103において、メモリ12のエリア
A1〜A16のうちの空いているエリアAN(Nは、1〜16
のいずれか)が選択されるとともに、メモリ34のう
ち、LCD35のエリアWRTDSP、TELNUMに対応するエリ
アがクリアされ、その後、処理はステップ105に進
む。したがって、LCD35のエリアWRTDSP、TELNUMの
表示は消去され、アイコンエリアPGINC〜DREGのアイコ
ンだけが表示される状態となる。
【0073】なお、このとき、表示されているデータの
記憶されているエリアANの番号Nが、ページ番号とし
て、LCD35のアイコンエリアPGDSPに表示される。
【0074】また、ステップ102において、メモリ1
2に空いているエリアがないときには、処理はステップ
102からステップ104に進み、このステップ104
において、メモリ12のエリアA0が選択されるととも
に、このエリアA0のデータが読み出される。そして、
このエリアA0の手書きデータエリアAWRTから読み出さ
れたデータは、そのままメモリ34に転送され、エリア
A0のダイヤルデータエリアANUMから読み出された電話
番号のダイヤルデータが表示データに変換されてからメ
モリ34に転送され、その後、処理はステップ105に
進む。
【0075】したがって、LCD35の手書きエリアWR
TDSPには、エリアA0の手書きデータエリアAWRTに記憶
されているメモなどが画像として表示される。また、L
CD35の電話番号エリアTELNUMには、エリアA0のダ
イヤルデータエリアANUMに記憶されているダイヤルデー
タにしたがった電話番号が表示される。
【0076】そして、処理がステップ105に進むと、
このステップ105において、接続処理が行われる。す
なわち、マイコン10からの制御信号により、NCU回
路6がオフフック状態とされて2線/4線変換回路5が
NCU回路6を通じて回線99に接続されるとともに、
アンプ3、4のミューティングがオフとされる。そし
て、その後、処理はステップ111に進み、このステッ
プ111において、入力待ちとなり、キー21あるいは
アイコンPGINC、PGDEC、ONHK、PGDSPのいずれかが押さ
れるまで、処理はステップ111で待機する。
【0077】そこで、相手の電話番号の第1桁目をダイ
ヤルキー21から入力すると、処理はステップ111か
らステップ112に進み、このステップ112におい
て、ステップ111の入力が、ダイヤルキー21である
かどうかがチェックされる。そして、今の場合、ダイヤ
ルキー21からの入力なので、処理はステップ112か
らステップ113に進み、このステップ113におい
て、相手の電話番号の処理が行われる。
【0078】すなわち、ステップ111で入力した電話
番号の第1桁目のデータがメモリ12に書き込まれる。
また、この処理と並行して電話番号の第2桁目以降のキ
ー入力を受け付けるとともに、その入力された第2桁目
以降のデータをメモリ12に順に書き込む処理が実行さ
れる。さらに、これらの処理に加えてメモリ12に書き
込まれた相手の電話番号のデータを順に読み出して形成
回路7に供給する処理も、並行して実行される。
【0079】ただし、この場合、メモリ12に書き込ま
れたダイヤルデータは、次回のダイヤル時まで保持され
る。さらに、このとき、メモリ12に保持されているダ
イヤルデータが表示データに変換され、この表示データ
がメモリ34に供給され、LCD35の電話番号エリア
TELNUMには、このときダイヤルした電話番号が表示され
る。
【0080】こうして、形成回路7からは、ダイヤルキ
ー21から入力した相手の電話番号のDTMF信号が順
に出力され、このDTMF信号が、変換回路5及びNC
U回路6を通じて回線99に供給される。したがって、
相手の電話が呼び出され、相手が電話に出れば、次に述
べるように、その相手と通話をすることができる。
【0081】また、マイコン10の処理は、相手の電話
番号のDTMF信号をすべて送出すると、ステップ11
3からステップ141に進み、ステップ141におい
て、入力待ちとなり、スイッチ22あるいはタッチパネ
ル31からの入力があるまで、処理はステップ141で
待機する。
【0082】《通話》相手との通話は、音声信号が次の
ように流れることにより実現される。すなわち、自分の
音声信号が、送話器1→アンプ3→変換回路5→NCU
回路6の信号ラインを通じて回線99に送り出される。
また、相手の音声信号が、回線99→NCU回路6→変
換回路5→アンプ4の信号ラインを通じて受話器2に供
給される。
【0083】したがって、相手との通話を行うことがで
きる。なお、この通話中、マイコン10の処理は、上記
のようにステップ141で待機している。
【0084】《通話中の描画など》上記のように、通話
中は、マイコン10の処理はステップ141において待
機しているが、この通話中に、入力ペンによりタッチパ
ネル31に触れると、処理はステップ141からステッ
プ142に進み、このステップ142において、ステッ
プ141の入力が、スイッチ22であるかどうかがチェ
ックされる。
【0085】そして、今の場合、スイッチ22からの入
力ではないので、処理はステップ142からステップ1
51に進み、このステップ151において、ルーチン2
00が実行され、その後、処理はステップ141に戻
る。
【0086】したがって、通話中も、待機中と同様、パ
ネル31及びLCD35に対して、上述した《ページ送
り・ページ戻し》、《入力モードの切り換え》、《描画
及び消去》、《データの登録》を行うことができる。
【0087】《終話》通話を終えたとき、送受器1、2
をオンフックすると、これによりスイッチ22がオフか
らオンになる。すると、これがマイコン10により検出
され、処理はステップ141からステップ142に進
み、このステップ142において、ステップ141の入
力が、スイッチ22であるかどうかがチェックされる。
【0088】そして、今の場合、スイッチ22からの入
力なので、処理はステップ142からステップ143に
進み、このステップ143において、アンプ3、4のミ
ューティングがオンにされるとともに、NCU回路6が
オンフック状態に制御される。こうして、ステップ14
3において、終話処理が実行される。
【0089】そして、終話処理を終了すると、マイコン
10の処理はステップ161に進み、このステップ16
1において、アイコンエリアDREGの登録ボタンアイコン
が押されているかどうかがチェックされ、押されていな
いときには、処理はステップ161からステップ162
に進み、このステップ162において、ステップ143
の終話処理が実行されてから所定の制限時間、例えば20
秒の制限時間が経過したかどうかがチェックされ、経過
していないときには、処理はステップ162からステッ
プ161に戻る。
【0090】こうして、ステップ143の終話処理が実
行されてから例えば20秒間、ステップ161、162が
繰り返され、アイコンエリアDREGの登録ボタンアイコン
が押されたかどうかがモニタされる。
【0091】そして、ステップ161、162が繰り返
されているが、ステップ162の制限時間内にエリアDR
EGの登録ボタンアイコンが押されないときには、これが
ステップ162において検出され、処理はステップ16
2からステップ164に進み、このステップ164にお
いてルーチン100を終了し、電話機は待機状態に入
る。
【0092】《電話番号の登録》これは、上記のように
して通話を行ったとき、その相手の電話番号及び相手の
名前などを、メモリ12に登録する場合である。
【0093】そして、この場合には、通話を終え、送受
器1、2をオンフックすることにより、ステップ16
1、162が繰り返されている時間内にアイコンエリア
DREGの登録ボタンアイコンに触れる。
【0094】すると、これがステップ161において検
出され、処理はステップ161からステップ163に進
み、このステップ163において、ステップ241と同
様の登録処理が実行される。
【0095】すなわち、メモリ34のデータのうち、L
CD35の手書きエリアWRTDSPに画像として表示されて
いるデータが、メモリ12のエリアA0〜A16のうち、
LCD35に現在表示されているページ、すなわち、ア
イコンエリアPGDSPに表示されているページ番号Nに対
応するエリアANの手書きデータエリアAWRTに転送され
る。
【0096】さらに、LCD35の電話番号エリアTELN
UMに表示されている電話番号のダイヤルデータ、すなわ
ち、メモリ12に次回のダイヤル時まで保持されている
ダイヤルデータが、メモリ12のエリアA0〜A16のう
ち、アイコンエリアPGDSPに表示されているページ番号
Nに対応するエリアANのダイヤルデータエリアANUMに
転送される。
【0097】したがって、《通常のダイヤル操作による
発呼》を行ったときの、相手の電話番号が、メモリ12
のエリアA0〜A16のうち、LCD35に現在表示され
ているページ番号Nに対応するエリアANに登録された
ことになる。また、手書きエリアWRTNUMに、相手の名前
やメモなどを手書き入力していれば、その入力した名前
やメモなどが画像データの状態でメモリ34に書き込ま
れているので、その画像データも電話番号と一緒に登録
されたことになる。
【0098】すなわち、手書き入力した相手の名前やメ
モなどと、その電話番号とが、メモリ12に登録された
ことになる。
【0099】そして、その後、処理はステップ164に
進んでルーチン100を終了し、電話機は待機状態に入
る。
【0100】《電子電話帳機能を使用した発呼》これ
は、メモリ12に登録されている電話番号を使用してダ
イヤルを行う場合である。
【0101】すなわち、電話機が待機状態にある場合
に、送受器1、2を取り上げると、これによりスイッチ
24が例えばオンからオフになり、これがマイコン10
により検出され、マイコン10の処理はルーチン100
のステップ101からスタートする。
【0102】そして、《通常のダイヤル操作による発
呼》の場合と同様にしてステップ102〜111が実行
され、メモリ12のエリアA1〜A16のうちの空いてい
るエリアANあるいはエリアA0が選択されてLCD35
に対応する表示が行われるとともに、電話機の接続処理
が行われる。そして、その後、ステップ111におい
て、入力待ちとなり、キー21あるいはアイコンPGIN
C、PGDEC、ONHK、PGDSPのいずれかが押されるまで、処
理はステップ111で待機する。
【0103】そこで、電話する相手を選択するため、入
力ペンによりアイコンエリアPGINC、PGDECのページ送り
アイコンあるいはページ戻しアイコンに触れると、処理
はステップ111からステップ112に進み、このステ
ップ112において、ステップ111の入力が、ダイヤ
ルキー21であるかどうかがチェックされる。
【0104】そして、今の場合、タッチパネル31から
の入力なので、処理はステップ112からステップ17
1に進み、このステップ171において、ステップ11
1のタッチパネル入力がページ送りアイコンあるいはペ
ージ戻しアイコンであるかどうかがチェックされる。
【0105】そして、今の場合、ステップ111の入力
がページ送りアイコンあるいはページ戻しアイコンなの
で、処理はステップ171からステップ172に進み、
このステップ172において、ステップ211、212
と同様の処理が実行され、その後、処理はステップ11
1に戻る。
【0106】したがって、ステップ111の入力待ちの
場合に、入力ペンによりLCD35のページ送りアイコ
ンに触れると、その触れるごとに、エリアA0〜A16に
記憶されている相手の名前などと、その電話番号とが、
1件分ずつページ送りされてLCD35に表示されてい
く。また、ページ戻しアイコンに触れると、その触れる
ごとに、エリアA0〜A16に記憶されている相手の名前
などと、その電話番号とが、1件分ずつページ戻しされ
てLCD35に表示されていく。
【0107】そして、目的とする相手の名前などがLC
D35の手書きエリアWRTDSPに表示されたら(このと
き、処理はステップ111の入力待ちになっているの
で)、次に入力ペンによりアイコンエリアONHKのダイヤ
ルアイコンに触れる。
【0108】すると、処理はステップ111からステッ
プ112を通じてステップ171に進むが、今の場合、
ステップ111の入力がダイヤルアイコンなので、処理
はステップ171からステップ181に進み、このステ
ップ181において、ステップ111のタッチパネル入
力がダイヤルアイコンであるかどうかがチェックされ
る。
【0109】そして、今の場合、ステップ111の入力
がダイヤルアイコンなので、処理はステップ181から
ステップ182に進み、このステップ182において、
LCD35の電話番号エリアTELNUMに表示されている電
話番号のダイヤルデータが、形成回路7に供給され、形
成回路7からは、ダイヤルキー21から入力した相手の
電話番号のDTMF信号が順に出力され、このDTMF
信号が、変換回路5及びNCU回路6を通じて回線99
に供給される。
【0110】したがって、相手の電話番号を示すダイヤ
ル信号が、回線99に送り出されたことになるので、相
手の電話が呼び出され、相手が電話に出れば、上述のよ
うに、その相手と通話をすることができる。
【0111】また、マイコン10の処理は、相手の電話
番号のDTMF信号をすべて送出すると、ステップ18
2からステップ141に進み、ステップ141におい
て、入力待ちとなり、スイッチ22あるいはタッチパネ
ル31からの入力があるまで、処理はステップ141で
待機する。
【0112】したがって、メモリ12に登録されている
電話番号を使用してダイヤルを行うことができたことに
なる。
【0113】なお、ステップ181において、ステップ
111の入力がダイヤルアイコンではないときには、処
理はステップ181からステップ111に戻り、再び入
力待ちとなる。
【0114】《着呼時》着呼時の動作は一般の電話機と
同様なので、省略するが、着呼により通話を行っている
場合も、ルーチン100のステップ141以降と同様の
処理が実行され、手書きエリアWRTDSPにメモなどを書
き、これを登録することができる。ただし、着呼により
通話を行った場合には、その後、終話しても、ステップ
161〜163の処理は実行されない。
【0115】《その他》上述においては、ステップ14
3において終話処理が行われてからステップ162の制
限時間内に登録ボタンアイコンに触れたとき、ステップ
163の登録が実行されるとしたが、ステップ161、
162を設けないで、ステップ143に続いてステップ
163が実行されるようにすれば、相手の名前及び電話
番号を自動登録することができる。
【0116】また、上述においては、《電子電話帳機能
を使用した発呼》は、送受器1、2をオフフックしてか
らアイコンエリアPGINC、PGDECのページ送りアイコン、
ページ戻しアイコンに触れて電話の相手を選択するとし
たが、これらの順序は逆にすることもでき、すなわち、
ページ送りアイコン、ページ戻しアイコンにより電話の
相手を選択してからオフフックすると、発呼が行われる
ようにすることもできる。
【0117】さらに、送受器1、2がオンフックの状態
であっても、アイコンエリアONHKに触れたとき、オフフ
ック状態とする、いわゆるオンフックダイヤルとするこ
ともできる。また、電話機に入力ペンのホルダを設けて
おき、入力ペンがホルダから取り出されたときにのみ、
LCD35の表示を行うようにすることもできる。さら
に、暗証番号を入力したときのみ、相手の名前や電話番
号が表示されるようにすることもできる。
【0118】また、パネル31及びLCD35の手書き
エリアWRTDSPを、例えば4×4のエリアに分割し、この
分割された各エリアにメモリ12のエリアA1〜A16の
エリアAWRT〜AWRTに登録されている各画像データの画像
を縮小表示し、その縮小表示された画像を入力ペンで触
れて指定したとき、その画像が手書きエリアWRTDSPに本
来の大きさで表示されるようにすることもできる。
【0119】
【発明の効果】この発明によれば、電話番号を登録する
とき、電話番号はダイヤルキー21から入力し、電話番
号と対となる相手の名前などは手書きにより入力するよ
うにしているので、それらの入力が簡単である。
【0120】また、相手の名前を手書き入力するように
しているので、例えば誰であるかをわかりやすくするた
めのコメントなども名前と一緒に登録することができ、
したがって、発呼時、似たような名前の人がいても、確
実に目的とする相手を選択してダイヤルすることができ
る。
【0121】さらに、登録も登録ボタンアイコンに触れ
るだけでよいので、簡単である。また、通話中などにメ
モを取ることができるとともに、そのメモも名前などと
一緒に登録しておくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一例を示す系統図である。
【図2】表示画面の一例を示す図である。
【図3】メモリマップの一例を示す図である。
【図4】処理ルーチンの一例の一部を示すフローチャー
トである。
【図5】図4の続きの一例を示すフローチャートであ
る。
【図6】処理ルーチンの一例の一部を示すフローチャー
トである。
【図7】図6の続きの一例を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 送話器 2 受話器 5 4線/2線変換回路 6 NCU回路 7 DTMF信号の形成回路 10 マイクロコンピュータ 12 データ登録用メモリ 21 ダイヤルキー 31 タッチパネル 35 LCD 99 電話回線 WRTDSP 手書きエリア TELNUM 電話番号エリア

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手書き入力用のタッチパネルと、 表示素子と、 メモリと、 ダイヤルキーとを有し、 上記タッチパネルの入力面は透明とされるとともに、上
    記表示素子の表示面に対して積層され、 上記メモリは複数の登録エリアを有し、 上記表示素子に表示された第1のアイコンを選択したと
    き、 上記タッチパネルに手書き入力した名前などの画像デー
    タと、上記ダイヤルキーから入力した電話番号のダイヤ
    ルデータとが、これらを1対として上記メモリの上記複
    数の登録エリアの1つに登録されるようにした電話機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電話機において、 上記表示素子には、第2のアイコンが表示され、 この第2のアイコンを選択したとき、上記メモリの複数
    の登録エリアが選択されるようにした電話機。
  3. 【請求項3】 請求項1あるいは請求項2に記載の電話
    機において、 上記メモリの登録エリアに登録されている画像データ
    と、上記ダイヤルデータとにしたがって、上記表示素子
    に上記画像データによる手書きの画像と、上記ダイヤル
    データによる電話番号とが表示されるようにした電話
    機。
  4. 【請求項4】 請求項2あるいは請求項3に記載の電話
    機において、 上記表示素子には、第3のアイコンが表示され、 この第3のアイコンを選択したときには、このとき表示
    されている電話番号のダイヤル信号が電話回線に送り出
    されるようにした電話機。
JP22514493A 1993-08-18 1993-08-18 電話機 Pending JPH0758821A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996023380A1 (fr) * 1995-01-25 1996-08-01 Jinsei Yamaguchi Telephone avec un affichage
KR100346203B1 (ko) * 1999-08-26 2002-07-26 삼성전자 주식회사 터치 패드를 구비하는 통신 단말기에서 심벌을 이용한 단축다이얼 방법
KR100390646B1 (ko) * 1999-12-02 2003-07-07 삼성전자주식회사 스마트폰에서 발신 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996023380A1 (fr) * 1995-01-25 1996-08-01 Jinsei Yamaguchi Telephone avec un affichage
KR100346203B1 (ko) * 1999-08-26 2002-07-26 삼성전자 주식회사 터치 패드를 구비하는 통신 단말기에서 심벌을 이용한 단축다이얼 방법
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