JPH0758564A - 信号レベル制御手段を有する高周波増幅器およびそれを備えた送信機 - Google Patents
信号レベル制御手段を有する高周波増幅器およびそれを備えた送信機Info
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- JPH0758564A JPH0758564A JP6084765A JP8476594A JPH0758564A JP H0758564 A JPH0758564 A JP H0758564A JP 6084765 A JP6084765 A JP 6084765A JP 8476594 A JP8476594 A JP 8476594A JP H0758564 A JPH0758564 A JP H0758564A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03G—CONTROL OF AMPLIFICATION
- H03G3/00—Gain control in amplifiers or frequency changers
- H03G3/20—Automatic control
- H03G3/30—Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
- H03G3/3036—Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in high-frequency amplifiers or in frequency-changers
- H03G3/3042—Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in high-frequency amplifiers or in frequency-changers in modulators, frequency-changers, transmitters or power amplifiers
- H03G3/3047—Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in high-frequency amplifiers or in frequency-changers in modulators, frequency-changers, transmitters or power amplifiers for intermittent signals, e.g. burst signals
Landscapes
- Transmitters (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、連続的な時間スロットに分けられ
たRF信号、特にTDMA無線信号のレベル特性を制御
する安定して制御されたRF増幅器を提供することを目
的とする。 【構成】 連続的な時間スロットT1[k], T2[k]に分け
られたRF信号所望のレベルの特性がそれぞれ予め定め
られている各時間間隔の2つ以上のセグメントGT,A
Tにおける異なったRF信号の実際のレベル特性を評価
する制御回路を具備していることを特徴とする。制御回
路はレベル特性が動的な変化をする各時間スロットの第
1のセグメントGT内の実際のレベル特性を評価せず、
一定した所望のレベル特性の第2のセグメントATの所
望の値と実際の値との比較によって不変誤差値を決定す
ることによって誤差を決定しそれを利用して次のフレー
ムの対応する時間スロットのレベル制御を行う。
たRF信号、特にTDMA無線信号のレベル特性を制御
する安定して制御されたRF増幅器を提供することを目
的とする。 【構成】 連続的な時間スロットT1[k], T2[k]に分け
られたRF信号所望のレベルの特性がそれぞれ予め定め
られている各時間間隔の2つ以上のセグメントGT,A
Tにおける異なったRF信号の実際のレベル特性を評価
する制御回路を具備していることを特徴とする。制御回
路はレベル特性が動的な変化をする各時間スロットの第
1のセグメントGT内の実際のレベル特性を評価せず、
一定した所望のレベル特性の第2のセグメントATの所
望の値と実際の値との比較によって不変誤差値を決定す
ることによって誤差を決定しそれを利用して次のフレー
ムの対応する時間スロットのレベル制御を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続的な時間間隔に分
けられたRF信号、特にTDMA無線信号のレベル特性
を変化させるように制御するRF増幅器およびそのよう
なRF増幅器を具備している無線送信機に関する。
けられたRF信号、特にTDMA無線信号のレベル特性
を変化させるように制御するRF増幅器およびそのよう
なRF増幅器を具備している無線送信機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種類のRF増幅器は、例えば欧州特
許EP 0 096 820 B1 号明細書に開示されている。このR
Fパワー増幅器は、予め定められた形状のパルス状無線
信号を形成するためにデジタルフィードバック制御シス
テムによってRF搬送波信号を変調し、増幅する。それ
故、時間的に互いに連続的に続く一様なRFパルスが生
成される。制御装置内の連続的な所望の値と実際の値と
の比較はレベル特性が増幅中に激しく歪まされるRFパ
ルスを補正する。バッファが使用されるので、補正はパ
ルス間の間隔において実行されることができる。フィー
ドバック制御ループは補正中に開かれ、特に一様のRF
パルスが生成されるときに高い全体的な制御安定性が得
られる。
許EP 0 096 820 B1 号明細書に開示されている。このR
Fパワー増幅器は、予め定められた形状のパルス状無線
信号を形成するためにデジタルフィードバック制御シス
テムによってRF搬送波信号を変調し、増幅する。それ
故、時間的に互いに連続的に続く一様なRFパルスが生
成される。制御装置内の連続的な所望の値と実際の値と
の比較はレベル特性が増幅中に激しく歪まされるRFパ
ルスを補正する。バッファが使用されるので、補正はパ
ルス間の間隔において実行されることができる。フィー
ドバック制御ループは補正中に開かれ、特に一様のRF
パルスが生成されるときに高い全体的な制御安定性が得
られる。
【0003】国際特許出願WO 92/04771 号明細書は、パ
ワーが時間間隔から時間間隔へ変化する、すなわちTD
MA無線信号のレベル特性が各時間間隔に関して改めて
設定されるTDMA無線信号(TDMA:時分割多重ア
クセス)を増幅するためのパワー増幅器を開示してい
る。そこに記載されたパワー増幅器は、GSM無線送信
機(GSM:自動車通信に関するグローバルなシステ
ム)における使用に特に適切である。パワー増幅器は動
的に制御されるので、TDMA無線信号のパワーレベル
は各時間間隔に対して新たに予め定められた所望のレベ
ル値にそれ自体を調整する。パワー制御は、無線信号の
レベルを変化させるデジタル回路によって行われる。
ワーが時間間隔から時間間隔へ変化する、すなわちTD
MA無線信号のレベル特性が各時間間隔に関して改めて
設定されるTDMA無線信号(TDMA:時分割多重ア
クセス)を増幅するためのパワー増幅器を開示してい
る。そこに記載されたパワー増幅器は、GSM無線送信
機(GSM:自動車通信に関するグローバルなシステ
ム)における使用に特に適切である。パワー増幅器は動
的に制御されるので、TDMA無線信号のパワーレベル
は各時間間隔に対して新たに予め定められた所望のレベ
ル値にそれ自体を調整する。パワー制御は、無線信号の
レベルを変化させるデジタル回路によって行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、RF
信号、特に所望のレベル特性が各時間間隔毎に改めて決
定されるTDMA無線信号のレベル特性を制御する安定
して制御されたRF増幅器を設計することである。
信号、特に所望のレベル特性が各時間間隔毎に改めて決
定されるTDMA無線信号のレベル特性を制御する安定
して制御されたRF増幅器を設計することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的は、所望のレベ
ルの特性がそれぞれ予め定められている各時間間隔の2
つ以上のセグメント内における異なったRF信号の実際
のレベル特性を評価する制御回路を具備していることを
特徴とするRF増幅器によって達成される。RF増幅器
は連続的な時間間隔の2つ以上のセグメントにおける異
なったRF信号のレベル特性を評価するデジタルフィー
ドバック制御ループを有し、制御された方法でこのRF
信号のレベル特性を変化させる。各時間間隔中の実際の
レベル特性は、それぞれ実際のレベルの特性曲線を有す
る2つ以上のセグメントに各時間間隔を分割することに
よる識別して制御装置内で評価される。セグメントにお
ける異なる評価は、例えば、信号レベルにおける大きな
変化を有するセグメントにもかかわらず、安定した制御
が行われるような方法で対応している実際のレベルの特
性曲線に適応されることができる。請求項8によれば、
このようなRF増幅器を有する無線送信機が提供され
る。さらに本発明の効果的な特徴は、従属請求項に定め
られている。本発明は、添付図面と共にGSMベース局
に関する実施例の以下の説明からさらに明らかとなるで
あろう。
ルの特性がそれぞれ予め定められている各時間間隔の2
つ以上のセグメント内における異なったRF信号の実際
のレベル特性を評価する制御回路を具備していることを
特徴とするRF増幅器によって達成される。RF増幅器
は連続的な時間間隔の2つ以上のセグメントにおける異
なったRF信号のレベル特性を評価するデジタルフィー
ドバック制御ループを有し、制御された方法でこのRF
信号のレベル特性を変化させる。各時間間隔中の実際の
レベル特性は、それぞれ実際のレベルの特性曲線を有す
る2つ以上のセグメントに各時間間隔を分割することに
よる識別して制御装置内で評価される。セグメントにお
ける異なる評価は、例えば、信号レベルにおける大きな
変化を有するセグメントにもかかわらず、安定した制御
が行われるような方法で対応している実際のレベルの特
性曲線に適応されることができる。請求項8によれば、
このようなRF増幅器を有する無線送信機が提供され
る。さらに本発明の効果的な特徴は、従属請求項に定め
られている。本発明は、添付図面と共にGSMベース局
に関する実施例の以下の説明からさらに明らかとなるで
あろう。
【0006】
【実施例】図1の(a)を参照すると、ベース局によっ
て送信されるTDMA無線信号は、8つの連続的な時間
間隔T1[k],T2[k],…,T8[k]に分けら
れる。各時間間隔は、TDMA技術を使用している自動
車無線加入者によってアクセスされる無線チャンネルを
表す。「時間スロット」とも呼ばれる8つの時間間隔
は、フレームkを形成する。時間スロットから時間スロ
ットへの周期的シーケンスは、8×577μs=4.6
msの間隔で反復される。TDMA無線送信機におい
て、RF増幅器は、時間間隔から時間間隔への各無線呼
出しに対してTDMA無線信号のパワーを共通に調整す
る。GSM標準によれば、例えば、信号レベルにおける
対応している変化は多くて30dBである。図1の
(b)は、前のフレームの時間間隔T8[k−1]から
次のフレームの時間間隔T2[k+1]までの対応して
いるレベル特性を示す。図示のようにレベル特性SL
は、TDMA無線送信機のRFパワー増幅器の出力の実
際のレベル特性に対応する。本発明による2つ以上のセ
グメントへの各時間間隔の細分割は、2つの連続する時
間間隔T1[k]およびT2[k]によって示されてい
る。
て送信されるTDMA無線信号は、8つの連続的な時間
間隔T1[k],T2[k],…,T8[k]に分けら
れる。各時間間隔は、TDMA技術を使用している自動
車無線加入者によってアクセスされる無線チャンネルを
表す。「時間スロット」とも呼ばれる8つの時間間隔
は、フレームkを形成する。時間スロットから時間スロ
ットへの周期的シーケンスは、8×577μs=4.6
msの間隔で反復される。TDMA無線送信機におい
て、RF増幅器は、時間間隔から時間間隔への各無線呼
出しに対してTDMA無線信号のパワーを共通に調整す
る。GSM標準によれば、例えば、信号レベルにおける
対応している変化は多くて30dBである。図1の
(b)は、前のフレームの時間間隔T8[k−1]から
次のフレームの時間間隔T2[k+1]までの対応して
いるレベル特性を示す。図示のようにレベル特性SL
は、TDMA無線送信機のRFパワー増幅器の出力の実
際のレベル特性に対応する。本発明による2つ以上のセ
グメントへの各時間間隔の細分割は、2つの連続する時
間間隔T1[k]およびT2[k]によって示されてい
る。
【0007】実施例により、図1(b)は動的レベル特
性をカバーする第1のセグメントGTおよび静的レベル
特性をカバーする第2のセグメントATへの各時間間隔
の細分割を示す。図示されるように、各時間間隔の第2
のセグメントATは、レベル特性SLが一定に維持され
る期間をカバーする。GSMの勧告によれば、RF増幅
器の出力の実際の信号レベルは一定値に対して最大で±
1dB変化してもよい。各時間間隔の第1のセグメント
GTは、信号レベルが先行する時間間隔の一定レベル値
から新しいレベル値までの動的に変化される期間にわた
る。この転移期間において、70dB以上の信号レベル
における大きな変化は、特にゼロレベルからあるいはゼ
ロレベルへの変化が1つの時間間隔と次の時間間隔との
間で起こる場合に生じる。
性をカバーする第1のセグメントGTおよび静的レベル
特性をカバーする第2のセグメントATへの各時間間隔
の細分割を示す。図示されるように、各時間間隔の第2
のセグメントATは、レベル特性SLが一定に維持され
る期間をカバーする。GSMの勧告によれば、RF増幅
器の出力の実際の信号レベルは一定値に対して最大で±
1dB変化してもよい。各時間間隔の第1のセグメント
GTは、信号レベルが先行する時間間隔の一定レベル値
から新しいレベル値までの動的に変化される期間にわた
る。この転移期間において、70dB以上の信号レベル
における大きな変化は、特にゼロレベルからあるいはゼ
ロレベルへの変化が1つの時間間隔と次の時間間隔との
間で起こる場合に生じる。
【0008】セグメントGTおよびATは、各時間間隔
内の特性信号レベル曲線をカバーする。本発明のRF増
幅器は信号レベルにおける変化を制御し、このような異
なる特性信号レベル曲線が各セグメントに存在するとい
う事実を許容する。それ故、この実施例において、予め
定められ、固定された値からの第2のセグメントATに
おける実際の信号レベルの偏差を表す不変誤差値AEが
決定される。第1のセグメントGT内の誤差値は直接は
決定されない。第1の動的セグメントGTに関して、c
os2 形状のような予め定められた所望のレベル特性か
らの実際のレベル特性の偏差は、隣接した時間間隔の2
つの不変誤差値から得られる。各時間間隔の細分割は、
転移機関に対応する第1のセグメントGTおよび無線信
号の有効な期間に対応する第2のセグメントAT内のR
F増幅器の識別制御動作を示す。制御をさらに改善する
ため、各第2のセグメントATは、2つのサブセグメン
トstおよびftに細分割される。
内の特性信号レベル曲線をカバーする。本発明のRF増
幅器は信号レベルにおける変化を制御し、このような異
なる特性信号レベル曲線が各セグメントに存在するとい
う事実を許容する。それ故、この実施例において、予め
定められ、固定された値からの第2のセグメントATに
おける実際の信号レベルの偏差を表す不変誤差値AEが
決定される。第1のセグメントGT内の誤差値は直接は
決定されない。第1の動的セグメントGTに関して、c
os2 形状のような予め定められた所望のレベル特性か
らの実際のレベル特性の偏差は、隣接した時間間隔の2
つの不変誤差値から得られる。各時間間隔の細分割は、
転移機関に対応する第1のセグメントGTおよび無線信
号の有効な期間に対応する第2のセグメントAT内のR
F増幅器の識別制御動作を示す。制御をさらに改善する
ため、各第2のセグメントATは、2つのサブセグメン
トstおよびftに細分割される。
【0009】RF増幅器の動作を図2を参照にして説明
する。図2は、TDMA無線信号のパワーを制御する後
続するRF増幅器PAを有する無線送信機の変調段MO
Dを示す。無線送信機はGSMベース局の一部であり、
RDMA無線信号を放射し、そのパワーレベルは各時間
間隔毎に改めて設定される。このTDMA無線信号は、
以下のようにRF増幅器によって形成される。変調段M
ODから入力され、TDMA信号によって変調された固
定レベルRF信号Pinはエンベロープ変調のための可変
減衰器ATNに供給され、出力増幅器段AMPに供給さ
れる。パワー増幅されたRF信号Pout は、各時間スロ
ットで改めて予め定められたパワーレベルを有するTD
MA無線信号としてRF増幅器を出る。パワー増幅した
RF信号Pout の一部分は、以下に詳細に記載されてい
るフィードバック制御システムに方向性結合器CPLに
よって供給される。このフィードバック制御システム
は、RF信号のレベルが各時間間隔毎に予め定められた
新しい各所望の値によって変化するような方法で可変減
衰器ATNの減衰を変化させる。
する。図2は、TDMA無線信号のパワーを制御する後
続するRF増幅器PAを有する無線送信機の変調段MO
Dを示す。無線送信機はGSMベース局の一部であり、
RDMA無線信号を放射し、そのパワーレベルは各時間
間隔毎に改めて設定される。このTDMA無線信号は、
以下のようにRF増幅器によって形成される。変調段M
ODから入力され、TDMA信号によって変調された固
定レベルRF信号Pinはエンベロープ変調のための可変
減衰器ATNに供給され、出力増幅器段AMPに供給さ
れる。パワー増幅されたRF信号Pout は、各時間スロ
ットで改めて予め定められたパワーレベルを有するTD
MA無線信号としてRF増幅器を出る。パワー増幅した
RF信号Pout の一部分は、以下に詳細に記載されてい
るフィードバック制御システムに方向性結合器CPLに
よって供給される。このフィードバック制御システム
は、RF信号のレベルが各時間間隔毎に予め定められた
新しい各所望の値によって変化するような方法で可変減
衰器ATNの減衰を変化させる。
【0010】方向性結合器CPLによって取出されるパ
ワー増幅されたRF信号Pout の一部は、測定信号を生
成するエンベロープ検出器PDに供給され、その波形は
RF信号Pout の実際のパワーレベル特性に対応する。
この測定信号は、直接、および並列するローパスフィル
タLFを通ってアナログマルチプレクサMUXに供給さ
れる。さらに、外部監視信号EXTは、このアナログマ
ルチプレクサMUXの入力の1つに供給される。アナロ
グマルチプレクサMUXの出力は、アナログデジタル変
換器A/Dによってデジタル化され、プロセッサ制御デ
ジタル回路CCによって読取られる。プロセッサ制御デ
ジタル回路CCは、例えば、1時間間隔あたり52のサ
ンプル値のアナログマルチプレクサMUXからのデジタ
ル化された出力信号を入力バッファINに記憶する。出
力端部においてプロセッサ制御デジタル回路CCは、デ
ジタルアナログ変換器および後続する積分器INTを通
って減衰器ATNの制御入力に供給されるデジタル制御
信号を供給する対応している出力バッファOUTを有す
る。
ワー増幅されたRF信号Pout の一部は、測定信号を生
成するエンベロープ検出器PDに供給され、その波形は
RF信号Pout の実際のパワーレベル特性に対応する。
この測定信号は、直接、および並列するローパスフィル
タLFを通ってアナログマルチプレクサMUXに供給さ
れる。さらに、外部監視信号EXTは、このアナログマ
ルチプレクサMUXの入力の1つに供給される。アナロ
グマルチプレクサMUXの出力は、アナログデジタル変
換器A/Dによってデジタル化され、プロセッサ制御デ
ジタル回路CCによって読取られる。プロセッサ制御デ
ジタル回路CCは、例えば、1時間間隔あたり52のサ
ンプル値のアナログマルチプレクサMUXからのデジタ
ル化された出力信号を入力バッファINに記憶する。出
力端部においてプロセッサ制御デジタル回路CCは、デ
ジタルアナログ変換器および後続する積分器INTを通
って減衰器ATNの制御入力に供給されるデジタル制御
信号を供給する対応している出力バッファOUTを有す
る。
【0011】プロセッサ制御デジタル回路CCの中心部
分は、前述のバッファを介してフィードバック制御シス
テムに設けられる信号プロセッサDSPである。適切な
プロセッサは、例えば、モトローラ社の561001型であ
る。さらに、デジタル回路CCは、動作メモリMEM、
読取り専用メモリTRANSおよび特性曲線メモリCA
Lを含む。プロセッサ制御デジタル回路CCの全ての前
述の部品は、アドレスおよびデータバスによって相互接
続され、次のように協同する。
分は、前述のバッファを介してフィードバック制御シス
テムに設けられる信号プロセッサDSPである。適切な
プロセッサは、例えば、モトローラ社の561001型であ
る。さらに、デジタル回路CCは、動作メモリMEM、
読取り専用メモリTRANSおよび特性曲線メモリCA
Lを含む。プロセッサ制御デジタル回路CCの全ての前
述の部品は、アドレスおよびデータバスによって相互接
続され、次のように協同する。
【0012】各時間間隔中のパワー増幅されたRF信号
Pout の実際のレベル特性はサンプル化される。各時間
間隔に関して、「実際のレベル値」と呼ばれる静的セグ
メントATからのサンプル値のみが入力バッファINに
書込まれ、パワー制御のために評価される。入力バッフ
ァは、2つのサンプル化された時間間隔の各実際のレベ
ル値を含む。所望の値と実際の値の比較によって、各時
間間隔毎の不変誤差値AEが決定される。各時間間隔の
動的セグメントGTは評価されず、以下にさらに詳細に
記載されるように特定の不変誤差値によって補正され
る。
Pout の実際のレベル特性はサンプル化される。各時間
間隔に関して、「実際のレベル値」と呼ばれる静的セグ
メントATからのサンプル値のみが入力バッファINに
書込まれ、パワー制御のために評価される。入力バッフ
ァは、2つのサンプル化された時間間隔の各実際のレベ
ル値を含む。所望の値と実際の値の比較によって、各時
間間隔毎の不変誤差値AEが決定される。各時間間隔の
動的セグメントGTは評価されず、以下にさらに詳細に
記載されるように特定の不変誤差値によって補正され
る。
【0013】所定の時間間隔、例えばT2[k]の不変
誤差値は、次のTDMAフレーム内の対応している時間
間隔の静的セグメントAT、すなわちこの実施例におい
てはT2[k+1]の静的セグメントを制御するために
使用される。
誤差値は、次のTDMAフレーム内の対応している時間
間隔の静的セグメントAT、すなわちこの実施例におい
てはT2[k+1]の静的セグメントを制御するために
使用される。
【0014】T1[k]およびT2[k]のようなそれ
ぞれ2つの隣接した時間間隔の不変誤差値は、次のTD
MAフレーム内の対応している転移期間の動的セグメン
トGT、すなわちこの実施例においてはT2[k+1]
の動的セグメントを補正させるために機能する。この適
応できる補正は、動的セグメントの複雑な直接的な制御
の必要性を除去する。入力バッファは、それぞれ最後の
サンプル化された時間間隔の実際のレベル値および先行
する時間間隔の実際のレベル値、すなわちこの実施例に
おいてはT2[k]およびT1[k]の実際のレベル値
を含む。実際のレベル値の評価は、次のTDMAフレー
ムの対応している時間間隔T1[k+1]およびT2
[k+1]に関する制御値を供給する。各時間間隔を参
照すると、制御は全体的なTDMAフレームの持続時間
に対して中断される。プロセッサ制御デジタル回路CC
は、出力増幅器段AMPおよび減衰器ATNの非線形性
および温度ドリフトが補正されるように、安定したパワ
ー制御を行う。
ぞれ2つの隣接した時間間隔の不変誤差値は、次のTD
MAフレーム内の対応している転移期間の動的セグメン
トGT、すなわちこの実施例においてはT2[k+1]
の動的セグメントを補正させるために機能する。この適
応できる補正は、動的セグメントの複雑な直接的な制御
の必要性を除去する。入力バッファは、それぞれ最後の
サンプル化された時間間隔の実際のレベル値および先行
する時間間隔の実際のレベル値、すなわちこの実施例に
おいてはT2[k]およびT1[k]の実際のレベル値
を含む。実際のレベル値の評価は、次のTDMAフレー
ムの対応している時間間隔T1[k+1]およびT2
[k+1]に関する制御値を供給する。各時間間隔を参
照すると、制御は全体的なTDMAフレームの持続時間
に対して中断される。プロセッサ制御デジタル回路CC
は、出力増幅器段AMPおよび減衰器ATNの非線形性
および温度ドリフトが補正されるように、安定したパワ
ー制御を行う。
【0015】プロセッサ制御デジタル回路CCの動作の
さらに詳細な説明に関して、以下の2つのケースが考え
られる。 (1)周期的な場合において、制御は定常状態にあり、
制御されるRF信号のレベル特性は各フレームに対して
一様である。この場合、所定の自動車無線加入者は、フ
レーム内の信号レベル特性が後続するフレームに関して
例示的であるように各時間間隔に明白に割当てられる。
各時間間隔は、対応している静的セグメント内に維持さ
れているパワー信号レベルが割当てられる。各動的セグ
メントGTは、信号レベルがcos2 曲線によって変化
される転送期間である。プロセッサ制御デジタル回路C
Cは、先行するフレームにおける対応している時間間隔
(T2[k])の実際のレベル値が検出された後に各次
の時間間隔(例えば、T2[k+1])における減衰器
ATNの制御値を計算する。
さらに詳細な説明に関して、以下の2つのケースが考え
られる。 (1)周期的な場合において、制御は定常状態にあり、
制御されるRF信号のレベル特性は各フレームに対して
一様である。この場合、所定の自動車無線加入者は、フ
レーム内の信号レベル特性が後続するフレームに関して
例示的であるように各時間間隔に明白に割当てられる。
各時間間隔は、対応している静的セグメント内に維持さ
れているパワー信号レベルが割当てられる。各動的セグ
メントGTは、信号レベルがcos2 曲線によって変化
される転送期間である。プロセッサ制御デジタル回路C
Cは、先行するフレームにおける対応している時間間隔
(T2[k])の実際のレベル値が検出された後に各次
の時間間隔(例えば、T2[k+1])における減衰器
ATNの制御値を計算する。
【0016】実際のレベル値は、以下のようなサンプリ
ングによって得られる。信号プロセッサDSPは、ロー
パスフィルタで瀘波され、検出された信号が第2の静的
セグメントAT(図1の(b)参照)中にサンプルリン
グされるような方法で、各時間間隔の始めに制御信号C
SによってアナログマルチプレクサMUXを制御する。
ローパスフィルタによる瀘波は検出された実際のレベル
特性をなめらかにし、RF信号Pout の任意の残留振幅
変調のような高周波数妨害を除去する。対応している実
際のレベル値の評価において、ローパスフィルタLFの
過渡期間中に生じるレベル変動は考慮されない。例えば
52のサンプル値の12のようなフィルタの後続する定
常状態の期間ft(図1の(b)参照)からの実際のレ
ベル値のみが評価される。
ングによって得られる。信号プロセッサDSPは、ロー
パスフィルタで瀘波され、検出された信号が第2の静的
セグメントAT(図1の(b)参照)中にサンプルリン
グされるような方法で、各時間間隔の始めに制御信号C
SによってアナログマルチプレクサMUXを制御する。
ローパスフィルタによる瀘波は検出された実際のレベル
特性をなめらかにし、RF信号Pout の任意の残留振幅
変調のような高周波数妨害を除去する。対応している実
際のレベル値の評価において、ローパスフィルタLFの
過渡期間中に生じるレベル変動は考慮されない。例えば
52のサンプル値の12のようなフィルタの後続する定
常状態の期間ft(図1の(b)参照)からの実際のレ
ベル値のみが評価される。
【0017】この実施例において維持されている12の
サンプル値に関して、線形平均が計算される。特性曲線
メモリCALに記憶されるエンベロープ検出器PDの特
性曲線データは、電圧ドメインからパワードメインにサ
ンプル値を変換するために使用される。次に、線形平均
が変換されたサンプル値に対して計算される。計算され
た平均値は、時間間隔T2[k]の第2の静的セグメン
トAT内のRF信号Pout の平均パワーレベルを表す。
動作メモリMEMに記憶されるこのセグメントに対する
この補正された平均値と一定の所望のレベル値の間の比
較は、この静的セグメントにおけるRF信号Pout のレ
ベル偏差の特性である不変誤差値AEを与える。調整さ
れるべき各時間間隔に対する一定の所望のレベル値は、
デジタル装置、いわゆるフレーム装置(図示されていな
い)によって供給される。このフレーム装置は、特に、
時間スロットの電流容量にしたがって設定されるべきパ
ワーステップを特定する。
サンプル値に関して、線形平均が計算される。特性曲線
メモリCALに記憶されるエンベロープ検出器PDの特
性曲線データは、電圧ドメインからパワードメインにサ
ンプル値を変換するために使用される。次に、線形平均
が変換されたサンプル値に対して計算される。計算され
た平均値は、時間間隔T2[k]の第2の静的セグメン
トAT内のRF信号Pout の平均パワーレベルを表す。
動作メモリMEMに記憶されるこのセグメントに対する
この補正された平均値と一定の所望のレベル値の間の比
較は、この静的セグメントにおけるRF信号Pout のレ
ベル偏差の特性である不変誤差値AEを与える。調整さ
れるべき各時間間隔に対する一定の所望のレベル値は、
デジタル装置、いわゆるフレーム装置(図示されていな
い)によって供給される。このフレーム装置は、特に、
時間スロットの電流容量にしたがって設定されるべきパ
ワーステップを特定する。
【0018】それぞれ最後の時間間隔T2[k]におい
て決定される不変誤差値AEによって、プロセッサ制御
デジタル回路CCは、不変制御値を形成するために次の
フレームにおける対応している時間間隔T2[k+1]
に対する所望のレベル値を補正する。後者は、動作メモ
リMEMの一部を形成するフレームメモリFMEMに記
憶される。次のフレームにおける静的セグメント内にお
いて減衰器ATNは、それぞれ1つのフレームの持続時
間にレームメモリに記憶される対応している不変制御値
によって制御される。この説明において、静的セグメン
トに対する不変制御値は、デジタルアナログ変換器を制
御するために必要とされる等しいデジタル値(例えば、
27のデジタル値)を表す。各第2のセグメントAT
は、各時間間隔毎に設定される各パワーステップを決定
する不変制御値を特徴とする。このパワーステップから
次のパワーステップへの転移は、第1のセグメントGT
において起こる。この転移信号レベル特性に対する制御
値は、対応しているパワーステップに対する不変制御値
および読取り専用メモリTRANSからのデータによっ
て計算される。データはcos2 形状の標準的な曲線の
特性を示し、各パワーステップ転移の要求されたダイナ
ミクス、すなわち2つの不変制御値の差に対する加重関
数によって適合される。加重された標準的な曲線データ
は、この過渡信号部分の特性を示し、「ダイナミクス制
御値」と呼ばれる制御値を形成する。例えば25個の値
のような決定されたダイナミクス制御値は、1フレーム
の期間中フレームメモリFMEMに記憶される。ダイナ
ミクス制御値は、対応している不変制御値がフレーム毎
に変化しない、すなわち、信号レベル特性が安定してい
る場合、計算される必要はない。この場合において、フ
レームメモリFMEMの内容は変化せずに維持される。
RF増幅器PAは、特に、制御が、信号レベルが典型的
な特徴を有する異なる時間セグメント間を識別するため
にRF信号のレベルを非常に安定に保持する。例えば、
第2のセグメントAT内のローパスフィルタ処理は、こ
の静的セグメントの安定した制御を効果的にする。第2
の動的セグメントGTは、対応している不変制御値に必
要な動的制御値を適合することによって効果的に制御さ
れる。
て決定される不変誤差値AEによって、プロセッサ制御
デジタル回路CCは、不変制御値を形成するために次の
フレームにおける対応している時間間隔T2[k+1]
に対する所望のレベル値を補正する。後者は、動作メモ
リMEMの一部を形成するフレームメモリFMEMに記
憶される。次のフレームにおける静的セグメント内にお
いて減衰器ATNは、それぞれ1つのフレームの持続時
間にレームメモリに記憶される対応している不変制御値
によって制御される。この説明において、静的セグメン
トに対する不変制御値は、デジタルアナログ変換器を制
御するために必要とされる等しいデジタル値(例えば、
27のデジタル値)を表す。各第2のセグメントAT
は、各時間間隔毎に設定される各パワーステップを決定
する不変制御値を特徴とする。このパワーステップから
次のパワーステップへの転移は、第1のセグメントGT
において起こる。この転移信号レベル特性に対する制御
値は、対応しているパワーステップに対する不変制御値
および読取り専用メモリTRANSからのデータによっ
て計算される。データはcos2 形状の標準的な曲線の
特性を示し、各パワーステップ転移の要求されたダイナ
ミクス、すなわち2つの不変制御値の差に対する加重関
数によって適合される。加重された標準的な曲線データ
は、この過渡信号部分の特性を示し、「ダイナミクス制
御値」と呼ばれる制御値を形成する。例えば25個の値
のような決定されたダイナミクス制御値は、1フレーム
の期間中フレームメモリFMEMに記憶される。ダイナ
ミクス制御値は、対応している不変制御値がフレーム毎
に変化しない、すなわち、信号レベル特性が安定してい
る場合、計算される必要はない。この場合において、フ
レームメモリFMEMの内容は変化せずに維持される。
RF増幅器PAは、特に、制御が、信号レベルが典型的
な特徴を有する異なる時間セグメント間を識別するため
にRF信号のレベルを非常に安定に保持する。例えば、
第2のセグメントAT内のローパスフィルタ処理は、こ
の静的セグメントの安定した制御を効果的にする。第2
の動的セグメントGTは、対応している不変制御値に必
要な動的制御値を適合することによって効果的に制御さ
れる。
【0019】検出された信号レベルの他に、アナログマ
ルチプレクサMUXに供給される外部監視信号EXT
は、プロセッサ制御されたデジタル回路CCによって評
価される。この外部監視信号EXTは、例えば、出力増
幅器段階AMTを監視する温度センサによって供給され
ることができる。過熱した場合アラーム信号が信号プロ
セッサDSPによって生成される。増幅器出力でRF端
末、すなわちアンテナへの正しい接続を監視することは
効果的であり、RFパワーは増幅器出力に反射されな
い。このため、適当なサーキュレータ段は、フィードバ
ック制御システムにさらに外部監視信号を供給すること
ができる。図2に示されるように、プロセッサ制御され
たデジタル回路CCおよびRF増幅器PAの入力に位置
される変調段MODは共通のクロック信号によってクロ
ックされるので、フィードバック制御システムのデジタ
ル部分とバースト変調されたRF信号の同期が確保され
る。
ルチプレクサMUXに供給される外部監視信号EXT
は、プロセッサ制御されたデジタル回路CCによって評
価される。この外部監視信号EXTは、例えば、出力増
幅器段階AMTを監視する温度センサによって供給され
ることができる。過熱した場合アラーム信号が信号プロ
セッサDSPによって生成される。増幅器出力でRF端
末、すなわちアンテナへの正しい接続を監視することは
効果的であり、RFパワーは増幅器出力に反射されな
い。このため、適当なサーキュレータ段は、フィードバ
ック制御システムにさらに外部監視信号を供給すること
ができる。図2に示されるように、プロセッサ制御され
たデジタル回路CCおよびRF増幅器PAの入力に位置
される変調段MODは共通のクロック信号によってクロ
ックされるので、フィードバック制御システムのデジタ
ル部分とバースト変調されたRF信号の同期が確保され
る。
【0020】(2)非周期的な場合、各フレームの間の
信号レベル特性の一様な反復は保証されない。これは、
各フレーム毎の個々のあるいは複数の時間間隔が(例え
ば、周波数ホッピングおよびパワー制御によって)新し
い自動車無線加入者に割当てられるので、GSMベース
局に対する示されたRF増幅器の通常の動作状態におい
て予期される。さらに、個々の時間間隔は常に占有され
ているわけではないので、効果的な送信パワーはこのよ
うな時間間隔において要求されない。この場合、出力増
幅器段AMPは、アンテナを介する不必要な放射を避け
るようにこのような時間間隔中は効果的にターンオフに
される。
信号レベル特性の一様な反復は保証されない。これは、
各フレーム毎の個々のあるいは複数の時間間隔が(例え
ば、周波数ホッピングおよびパワー制御によって)新し
い自動車無線加入者に割当てられるので、GSMベース
局に対する示されたRF増幅器の通常の動作状態におい
て予期される。さらに、個々の時間間隔は常に占有され
ているわけではないので、効果的な送信パワーはこのよ
うな時間間隔において要求されない。この場合、出力増
幅器段AMPは、アンテナを介する不必要な放射を避け
るようにこのような時間間隔中は効果的にターンオフに
される。
【0021】非周期的な場合において、1つの静的セグ
メントから次の静的セグメントへの各転移に対する新し
い動的制御値は、各フレーム毎に得られなければならな
い。読取り専用メモリTRANSに記憶されたデータに
よる各計算および適合は、以下のようにして効果的に避
けられる。1つのパワーレベルから別のパワーレベルへ
の所定の転移が第1の時間のために必要とされる場合、
この転移を特徴づける動的制御値が決定され、初期メモ
リIMEMに記憶される。これらの動的制御値は、対応
している同様の転移が別の第2のセグメントGT内で必
要とされる場合にいつでも初期メモリから検索されるこ
とができる。必要とされた記憶量を減少させるため、こ
れらの動的制御値のみがゼロレベルからあるいはゼロレ
ベルへ、すなわち占有されていない時間間隔への転移を
決定する初期メモリに記憶されている。したがって、1
6の可能なパワーステップに関して、例えば32の転移
関数が考えられる。それぞれ必要とされた転移関数に関
して、所定の1組の25の動的制御値が初期メモリIM
EMに特性アドレスで記憶されている。これは、増幅器
が動作状態に置かれるときに行われる。動作中、16の
パワーステップに関する偏差は不変誤差値(AE)によ
って決定され、IMEMに記憶された動的制御値を補正
するために使用される。
メントから次の静的セグメントへの各転移に対する新し
い動的制御値は、各フレーム毎に得られなければならな
い。読取り専用メモリTRANSに記憶されたデータに
よる各計算および適合は、以下のようにして効果的に避
けられる。1つのパワーレベルから別のパワーレベルへ
の所定の転移が第1の時間のために必要とされる場合、
この転移を特徴づける動的制御値が決定され、初期メモ
リIMEMに記憶される。これらの動的制御値は、対応
している同様の転移が別の第2のセグメントGT内で必
要とされる場合にいつでも初期メモリから検索されるこ
とができる。必要とされた記憶量を減少させるため、こ
れらの動的制御値のみがゼロレベルからあるいはゼロレ
ベルへ、すなわち占有されていない時間間隔への転移を
決定する初期メモリに記憶されている。したがって、1
6の可能なパワーステップに関して、例えば32の転移
関数が考えられる。それぞれ必要とされた転移関数に関
して、所定の1組の25の動的制御値が初期メモリIM
EMに特性アドレスで記憶されている。これは、増幅器
が動作状態に置かれるときに行われる。動作中、16の
パワーステップに関する偏差は不変誤差値(AE)によ
って決定され、IMEMに記憶された動的制御値を補正
するために使用される。
【0022】ゼロレベルからパワーステップあるいはパ
ワーステップからゼロレベルへの例えば、−30dBc
の調和した転移のあるパワーレベルの差は絶対に必要で
あるわけではないので、動的制御値の計算はここでは必
要とされない。増幅器の急峻なターンオンあるいはター
ンオフは、RF信号の低い出力パワーの範囲内で無視で
きる程度のスペクトル妨害が生じる。制御は、相応じて
さらに最適化されることができる。記載されたRF増幅
器は、GSM標準にしたがってTDMA無線信号のパワ
ーを制御するのに特に適している。それは、本発明によ
るRF増幅器の特定の効果的な実施例を表しているだけ
であり、二次レーダシステムに関する非常に動的なRF
パワー増幅器のようなさらに多数の実施例が考えられ
る。
ワーステップからゼロレベルへの例えば、−30dBc
の調和した転移のあるパワーレベルの差は絶対に必要で
あるわけではないので、動的制御値の計算はここでは必
要とされない。増幅器の急峻なターンオンあるいはター
ンオフは、RF信号の低い出力パワーの範囲内で無視で
きる程度のスペクトル妨害が生じる。制御は、相応じて
さらに最適化されることができる。記載されたRF増幅
器は、GSM標準にしたがってTDMA無線信号のパワ
ーを制御するのに特に適している。それは、本発明によ
るRF増幅器の特定の効果的な実施例を表しているだけ
であり、二次レーダシステムに関する非常に動的なRF
パワー増幅器のようなさらに多数の実施例が考えられ
る。
【図1】GSM標準によって要求されるようなTDMA
無線信号の構造、およびこのTDMA無線信号の典型的
なレベル特性および本発明によるセグメントへの細分割
を示す図。
無線信号の構造、およびこのTDMA無線信号の典型的
なレベル特性および本発明によるセグメントへの細分割
を示す図。
【図2】このTDMA無線信号の制御されたパワー増幅
を行うRF増幅器のブロック図。
を行うRF増幅器のブロック図。
CC…制御回路、PA…RF増幅器、MOD…変調段、
CPL…方向性結合器。
CPL…方向性結合器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ギュンター・ホーエン ドイツ連邦共和国、71254 ディツィンゲ ン、ダイムラーシュトラーセ 11 (72)発明者 ラルフ・ベルフレ ドイツ連邦共和国、70569 シュツットガ ルト、ガルスシュトラーセ 41
Claims (8)
- 【請求項1】 連続的な時間間隔に分けられたRF信
号、特にTDMA無線信号のレベル特性を変化させるよ
うに制御するRF増幅器において、 所望のレベルの特性がそれぞれ予め定められている各時
間間隔の2つ以上のセグメント内における異なったRF
信号の実際のレベル特性を評価する制御回路を具備して
いることを特徴とするRF増幅器。 - 【請求項2】 各時間間隔において、制御回路が、 動的な所望のレベル特性が予め定められている第1のセ
グメント内の実際のレベル特性を評価せず、 一定した所望のレベル特性が所望の値と実際の値との比
較によって不変誤差値を決定することによって予め定め
られている第2のセグメント内の実際のレベル特性を評
価することを特徴とする請求項1記載のRF増幅器。 - 【請求項3】 制御回路に先行して、第2のセグメント
内の実際のレベル特性を滑らかにして不変誤差値を決定
するために利用可能にするローパスフィルタが設けられ
ていることを特徴とする請求項2記載のRF増幅器。 - 【請求項4】 制御回路が、第2のセグメント内の実際
のレベル特性から実際の平均値を決定し、不変誤差値を
決定するために前記実際の平均値を評価するプロセッサ
制御デジタル回路であることを特徴とする請求項2記載
のRF増幅器。 - 【請求項5】 制御回路が、 次の時間間隔内の一定の所望のレベル特性を制御するた
めに各時間間隔の決定された不変誤差値を使用し、 1つの信号レベルから次の信号レベルへの転移に適応す
るために次の時間間隔内の動的な所望のレベル特性を制
御するために2つの連続する時間間隔の決定された不変
誤差値を使用するプロセッサ制御デジタル回路であるこ
とを特徴とする請求項2記載のRF増幅器。 - 【請求項6】 それぞれ多数の時間間隔から構成されて
いるフレームから成るTDMA無線信号のパワー制御増
幅を行うために、 プロセッサ制御デジタル回路がフレーム内で決定された
不変誤差値から制御値を計算し、フレームメモリに前記
制御値を一時的に記憶し、2つのフレームにおける所望
のレベル特性が少なくともほぼ同等に予め定められる場
合に次のフレームの1つにおける所望のレベル特性を制
御するためにそれらを使用することを特徴とする請求項
5記載のRF増幅器。 - 【請求項7】 信号レベルの転移の第1の発生におい
て、プロセッサ制御デジタル回路がcos2 曲線にした
がって隣接している一定の第2のセグメントに対する動
的な第1のセグメントを適合させるために動的な制御値
を計算し、初期メモリに前記動的制御値を記憶し、前記
信号レベル転移が再び発生する場合に次の第1のセグメ
ント内の動的な所望のレベル特性を制御するためにそれ
らを使用することを特徴とする請求項5記載のRF増幅
器。 - 【請求項8】 連続的な時間間隔に分けられたRF信
号、特にTDMA無線信号のレベル特性を制御するRF
増幅器を具備している無線送信機において、所望のレベ
ル特性がそれぞれ予め定められている各時間間隔の2つ
以上のセグメント内における異なったRF信号の実際の
レベル特性を評価する制御回路を具備していること特徴
とする無線送信機。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4313152.2 | 1993-04-22 | ||
DE4313152A DE4313152A1 (de) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | HF-Verstärker mit Signalpegelregelung und damit ausgestatteter Funksender |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0758564A true JPH0758564A (ja) | 1995-03-03 |
Family
ID=6486097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6084765A Pending JPH0758564A (ja) | 1993-04-22 | 1994-04-22 | 信号レベル制御手段を有する高周波増幅器およびそれを備えた送信機 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5410272A (ja) |
EP (1) | EP0621685B1 (ja) |
JP (1) | JPH0758564A (ja) |
CN (1) | CN1043939C (ja) |
CA (1) | CA2121018A1 (ja) |
DE (2) | DE4313152A1 (ja) |
ES (1) | ES2140475T3 (ja) |
FI (1) | FI941854A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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FI107968B (fi) * | 2000-03-13 | 2001-10-31 | Nokia Networks Oy | Menetelmä ja järjestely vahvistuksen säätämiseksi |
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-
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- 1994-04-11 CA CA002121018A patent/CA2121018A1/en not_active Abandoned
- 1994-04-16 DE DE59409060T patent/DE59409060D1/de not_active Expired - Lifetime
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