JPH0757085A - 指紋照合装置 - Google Patents

指紋照合装置

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JPH0757085A
JPH0757085A JP5217940A JP21794093A JPH0757085A JP H0757085 A JPH0757085 A JP H0757085A JP 5217940 A JP5217940 A JP 5217940A JP 21794093 A JP21794093 A JP 21794093A JP H0757085 A JPH0757085 A JP H0757085A
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JP5217940A
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Inventor
Hiroshi Nakajima
寛 中島
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Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
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Publication date
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V40/00Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
    • G06V40/10Human or animal bodies, e.g. vehicle occupants or pedestrians; Body parts, e.g. hands
    • G06V40/12Fingerprints or palmprints
    • G06V40/1365Matching; Classification

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  • Human Computer Interaction (AREA)
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Theoretical Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メモリの消費を少なくする。位置補正の処理
量を少なくして照合スピードを早める。 【構成】 登録指紋からXY方向の最長隆線幅分布波形
を求める。このXY方向の最長隆線幅分布波形より所定
の法則にしたがってその特徴的な山(リム)だけを抽出
する。このリムによって構成されるXY方向の最長隆線
幅分布波形(最長隆線幅極大値抽出波形)を登録データ
として記憶しておき位置補正の際に用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、指紋を用いて個人を
認識する指紋照合装置に関し、特に指紋の紋様中の隆線
あるいは谷線(本明細書では隆線と谷線とを総称して紋
様線と呼ぶ)の端点および分岐点を特徴点として、これ
ら特徴点の位置や方向,種類などに基づき、照合指紋と
登録指紋との照合を行う指紋照合装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ室や重要機械室への
入退室管理、コンピュータ端末や銀行の金融端末へのア
クセス管理などの個人認識を必要する分野において、こ
れまでの暗証番号やIDカードに代わって、指紋照合装
置が採用されつつある。この指紋照合装置は、操作部と
コントロール部とからなり、操作部にはテンキーやディ
スプレイと共に指紋センサが設けられている。この指紋
照合装置では、IDナンバーと対応づけて、利用者の指
紋が登録されている。すなわち、運用する前に、利用者
が、テンキーを用いてIDナンバを入力のうえ、自己の
指紋を指紋センサに採取させると、この採取された指紋
(登録指紋)の紋様が256階調の濃淡画像(画像デー
タ)としてコントロール部へ与えられる。コントロール
部は、この画像データより処理領域を抽出し、その処理
領域中に適宜に原点(例えば、処理領域の中心点)を定
め、この原点を中心として直交座標(X−Y)を定めた
うえ、処理領域中の全ての特徴点(疑似特徴点を除く)
のデータを抽出する。すなわち、各特徴点について、そ
の特徴点の位置,方向,種類(端点,分岐点)を抽出す
る。そして、この抽出した各特徴点のデータを登録デー
タとしてメモリ中に記憶する。これにより、運用中、利
用者が、テンキーを用いてIDナンバを入力のうえ、自
己の指紋を指紋センサに採取させると、この採取された
指紋(照合指紋)の紋様が画像データとしてコントロー
ル部へ与えられ、上記登録指紋の場合と同様にして処理
領域中の全ての特徴点(疑似特徴点を除く)のデータ
(照合データ)が抽出され、この抽出した照合データと
記憶されている登録データとを比較するこにより、照合
指紋と登録指紋との照合が行われる。ここで、照合指紋
と登録指紋との照合に際しては、照合指紋と登録指紋と
の座標上での位置が一致していることが望ましい。この
ため、従来においては、指紋の登録に際して、登録指紋
をX方向へスキャンしその隆線の最も長い線幅を求める
ことによりY方向の最長隆線幅分布波形を抽出し、また
登録指紋をY方向へスキャンしその隆線の最も長い線幅
を求めることによりX方向の最長隆線幅分布波形を抽出
し、この抽出したXY方向の最長隆線幅分布波形を位置
補正のための登録データとして記憶するものとしてい
る。すなわち、指紋の照合に際し、照合指紋より上記と
同様にしてX(Y)方向の最長隆線幅分布波形を抽出
し、この抽出したX(Y)方向の最長隆線幅分布波形と
登録データとして記憶されているX(Y)方向の最長隆
線幅分布波形とを比較し、その相対位置ずれ量dx(d
y)を求め、この相対位置ずれ量(dx,dy)に応じ
て照合指紋の座標上での位置を補正するようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の指紋照合装置によると、XY方向の最長隆線
幅分布波形を位置補正のための登録データとして記憶す
るものとしているため、登録データの量が多く、メモリ
が過大に必要となるという問題があった。また、指紋の
照合に際して、位置補正のための処理量が多く、照合ス
ピードが長引くという問題があった。
【0004】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、メモリの消
費を少なくし、また照合スピードを早めることの可能な
指紋照合装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、登録指紋を横軸方向へスキャンし
その紋様線の最も長い線幅を求めることにより縦軸方向
の最長線幅分布波形を抽出する一方、登録指紋を縦軸方
向へスキャンしその紋様線の最も長い線幅を求めること
により横軸方向の最長線幅分布波形を抽出するものと
し、この抽出された縦軸方向および横方向の最長線幅分
布波形より、所定の法則に従ってその特徴的な山だけを
リムとして抽出し、この抽出したリムによって構成され
る縦軸方向および横軸方向の最長線幅分布波形を位置補
正のための登録データとして記憶させるようにしたもの
である。
【0006】
【作用】したがってこの発明によれば、縦軸方向および
横方向の最長線幅分布波形から特徴的な山だけがリムと
して抽出され、この抽出されたリムによって構成される
縦軸方向および横軸方向の最長線幅分布波形が登録デー
タとして記憶される。
【0007】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明す
る。図2はこの発明の一実施例を示す指紋照合装置のブ
ロック構成図である。同図において、1は操作部、2は
コントロール部であり、操作部1にはテンキー1−1,
ディスプレイ(LCD)1−2と共に指紋センサ1−3
が設けられている。指紋センサ1−3は光源1−31,
プリズム1−32,CCDカメラ1−33を備えてな
る。コントロール部2は、CPUを有してなる制御部2
−1と、ROM2−2と、RAM2−3と、ハードディ
スク(HD)2−4と、フレームメモリ(FM)2−5
と、外部接続部(I/F)2−6とを備えてなり、RO
M2−2には登録プログラムと照合プログラムが格納さ
れている。
【0008】〔指紋の登録〕この指紋照合装置において
利用者の指紋は次のようにして登録される。すなわち、
運用する前に、利用者は、テンキー1−1を用いて自己
に割り当てられたIDナンバを入力のうえ、指紋センサ
1−3のプリズム1−32上に指を置く。プリズム1−
32には光源1−31から光が照射されており、プリズ
ム1−32の面に接触しない指紋の凹部(谷線部)で
は、光源1−31からの光は全反射し、CCDカメラ1
−33に至る。逆にプリズム1−32の面に接触する指
紋の凸部(隆線部)では全反射条件がくずれ、光源1−
31からの光は散乱する。これにより、指紋の谷線部は
明るく、隆線部は暗い、コントラストのある指紋の紋様
が採取される。この採取された指紋(登録指紋)の紋様
は、A/D変換により、320×400画素,256階
調の濃淡画像(画像データ)として、コントロール部2
へ与えられる。
【0009】コントロール部2の制御部2−1は、テン
キー1−1を介してIDナンバが与えられると(図3に
示すステップ101)、ROM2−2に格納されている
登録プログラムに従い、CCDカメラ1−33からの画
像データをフレームメモリ2−5を介して取り込み(ス
テップ102)、その画質をチェックする(ステップ1
03)。画質が悪ければ、ステップ102へ戻って画像
データの再取り込みを行ない、画質が良ければ、取り込
んだ画像データに対して処理領域の抽出を行う(ステッ
プ104)。
【0010】ステップ104での処理領域の抽出は、1
6×16画素を1ブロック(局所領域)とし、1ブロッ
ク毎にその濃淡値の平均を出して所定レベルと比較する
ことにより行う。すなわち、所定レベル以下のブロック
を背景領域として除き、所定レベル以上のブロックを処
理領域として抽出する。
【0011】そして、この抽出した処理領域に対し、ノ
イズ除去を行なう(ステップ105)。ここでのノイズ
除去は、3×3画素毎に、その周りの画素の濃淡値の平
均を求め、これをその中央の画素の濃淡値とすることに
より行う。すなわち、図4に示す3×3画素において、
e=(a+b+c+d+f+g+h+i)/8とするこ
とにより、3×3画素毎にノイズ除去を行う。そして、
ノイズ除去を行った処理領域に対し、1ブロック(局所
領域)毎に2値化を行う(ステップ106:図5参
照)。
【0012】次に、ステップ107へ進み、処理領域の
2値化画像に対し背景領域の各画素を全て「0」レベル
とした320×400画素の画像データについて、その
XY方向(X:横軸方向、Y:縦軸方向)の最長隆線幅
分布波形を求める。
【0013】すなわち、図6に示す320×400画素
の画像データについて、y=n上をX軸方向にスキャン
して「0」,「1」レベルの連続する画素数を求める
(図7に示すステップ201)。そして、「1」レベル
の連続のうち、最も長い画素数を選択し、その長さLx
をnに対応して記憶する(ステップ202)。そして、
nをインクリメントし(ステップ203)、ステップ2
04へ進み、このステップ204にてn≧400となる
まで、ステップ201〜204を繰り返す。これによ
り、図8(a)に示すようなY方向の最長隆線幅分布波
形が求められる。
【0014】次に、x=m上をY軸方向にスキャンして
「0」,「1」レベルの連続する画素数を求める(ステ
ップ205)。そして、「1」レベルの連続のうち、最
も長い画素数を選択し、その長さLyをmに対応して記
憶する(ステップ206)。そして、mをインクリメン
トし(ステップ207)、ステップ208へ進み、この
ステップ208にてm≧320となるまで、ステップ2
05〜208を繰り返す。これにより、図8(b)に示
すようなx方向の最長隆線幅分布波形が求められる。
【0015】次に、この求めたXY方向の最長隆線幅分
布波形より、所定の法則にしたがってその特徴的な山
(リム)だけを抽出し、この抽出したリムによって構成
されるXY方向の最長隆線幅分布波形を最長隆線幅極大
値抽出波形として求める(ステップ108)。この最長
隆線幅極大値抽出波形は次のようにして求める。すなわ
ち、X(Y)方向の最長隆線幅分布波形の要部を図1に
示して説明するに、今、が最長隆線幅部分波形の極小
値候補とする。この場合、次の極大値において、|
−|を算出する。ここで、|−|>aであるので
(a=5画素)、を極大値の候補(まだ確定しない)
とする。を極大値候補としたので、を極小値として
確定する。次の極小値において|−|を算出す
る。ここで、|−|<aであるので、を除去す
る。次に、極大値においてととの大小関係を比較
し、がよりも大きいのでを除去し、を極大値候
補とする。そして、次の極小値において|−|を
算出し、|−|>aであるので、を極大値として
確定し、を極小値候補とする。次の極大値において
|−|を算出する。ここで、|−|<aである
ので、を除去する。そして、次の極小値ととを比
較し、がよりも大きいのでを除去し、を引き続
き極小値候補としておく。このようにして求めたX方向
およびY方向の最長隆線幅極大値抽出波形(確定した極
小値,極大値のうち極大値のみを抽出した波形)を図1
0(a)および(b)に示す。また、図20および図2
1に、最長隆線幅極大値抽出波形を生成するためのフロ
ーチャートを示す。図20は極小値の決定フローを示
し、図21は極大値の決定フローを示す。なお、図20
において、最長隆線幅分布波形は必ず極小値(0)から
始まるため、ステップ501では、極小値(0)が最初
の極小値Aの候補とされる。また、ステップ517の実
行に際しては、確定された極大値B(B1)を「1」と
し、極大値として確定されなかった他の部分については
「0」とする。
【0016】次に、ステップ109へ進み、処理領域の
2値化画像に対し細線化を行う。ここでの細線化は、端
点,分岐点すなわち特徴点を確定するために行うもので
あり、ヒルディッチ(Hilditch)の逐次型細線化処理に
従う。すなわち、実際の指紋データの隆線はある幅をも
っているので、そのまま使うと特徴点を確定することが
できない。そこで、隆線の幅を細くする細線化処理を行
って、特徴点を確定することができるようにする。図1
1に細線化した後の処理領域の2値化画像の一部を示
す。
【0017】次に、この細線化された処理領域の2値化
画像より、特徴点を抽出する(ステップ110)。この
特徴点の抽出は、例えば図11に示した処理領域の2値
化画像で説明すると、(−n+1,−n+1)から(n
−1,n−1)までの3×3画素中の連結数を計算する
ことにより行う。すなわち、図12(a)に示す3×3
画素において、Eの座標を(−n+1,−n+1)と
し、Eの座標が(n−1,n−1)となるまで、順次3
×3画素を移動させて行き、Eの座標が「1」レベルで
ある3×3画素についてのみその連結数を計算し、連結
数が1であれば端点(特徴点)と判断し、3であれば分
岐点(特徴点)と判断する。なお、連結数が0でれば孤
立点、2であれば連続点、4であれば交差点と判断す
る。
【0018】連結数は、Eを中心とする周囲の画素
(A,B,C,D,F,G,H,I)について、隣合う
画素同志のレベルを引き算し、その引き算して得た値を
加算して2で除することによって求める。例えば、図1
2(b)に示した3×3画素では、GとHとのレベル差
が1となり、HとIとのレベル差が1となり、その絶対
値の加算結果が2となることから、連結数として1が得
られ、これにより端点と判断される。また、図12
(c)に示した3×3画素では、隣合う画素同志のレベ
ルを引き算して得られる値の加算結果が6となることか
ら、連結数として3が得られ、これにより分岐点と判断
される。
【0019】次に、抽出した各特徴点について、その特
徴点の位置・方向情報を抽出する(ステップ111)。
この特徴点の位置・方向情報の抽出は次のようにして行
う。先ず、処理領域のX方向の上下限の中心線とY方向
の上下限の中心線との交点を処理領域の中心点とし、こ
の中心点を原点(0,0)として各特徴点の座標上の位
置を求める。そして、端点については、図13(a)に
示すように、その端点PT の隆線を10画素分追跡し
て、その最後の相対座標を、端点PT の方向情報とす
る。また、分岐点については、図13(b)に示すよう
に、その分岐点PBから各隆線を10画素分追跡した点
を終端とし、この終端により三角形を作り、3辺の中で
最短の辺の対角にある方向の相対座標を、分岐点PB
方向情報とする。
【0020】次に、抽出した各特徴点について、その重
要度を決定する(ステップ112)。この特徴点の重要
度の決定は次のようにして行う。 〔ランク:周りに別の特徴点がない目安(安定性)〕先
ず、図17に示すように、特徴点Pを中心として、20
×20画素の周囲領域S4を定め、この周囲領域S4に
別の特徴点が存在しないかどうかを調べる。もし、この
周囲領域S4に別の特徴点が存在すれば、その特徴点P
については疑似特徴点としてランク付けから除外する。
周囲領域S4に別の特徴点が存在しなければ、24×2
4画素の周囲領域S3を定め、この周囲領域S3に別の
特徴点が存在しないかどうかを調べる。周囲領域S3に
別の特徴点が存在すれば、周囲領域Sの段階に応ずるパ
ラメータ(第1のパラメータ:ランク)をレベル「4」
とする。周囲領域S3に別の特徴点が存在しなければ、
30×30画素の周囲領域S2を定め、この周囲領域S
2に別の特徴点が存在しなければ、40×40画素の周
囲領域S1を定める。周囲領域S2に別の特徴点が存在
すれば、ランクをレベル「3」とし、周囲領域S1に別
の特徴点が存在すれば、ランクをレベル「2」とする。
周囲領域S1に別の特徴点が存在しなければ、ランクを
レベル「1」とする。図14(a)に周囲領域Sの大き
さとランクとの関係を示す。なお、この周囲領域Sは四
角形に限ることはなく、円形等としてもよい。 〔ディスタンス:中心点からの近さの目安(再現性)〕
次に、特徴点Pについて、中心点(0,0)からの距離
を求める。この中心点からの距離が0〜9画素中にあれ
ば、中心点までの距離に応ずるパラメータ(第2のパラ
メータ:ディスタンス)をレベル「0」とする。10〜
19画素中にあれば、ディスタンスをレベル「1」とす
る。図14(b)に中心点からの距離とディスタンスと
の関係を示す。 〔重要度:(ランク+ディスタンス)〕ランクとディス
タンスとを加算した値を特徴点Pの重要度として決定す
る。そして、重要度の高い順(レベルの小さい順)に、
各特徴点にプライオリティを付ける。
【0021】次に、ステップ113へ進み、登録ファイ
ル化を行う。この登録ファイル化では、ステップ10
7,108での位置補正情報抽出処理によって抽出した
XY方向の最長隆線幅極大値抽出波形、およびステップ
109〜112での特徴点情報抽出処理で抽出した各特
徴点のデータ(登録データ)を、入力IDナンバと対応
づけてハードディスク2−4に格納する。すなわち、X
Y方向の最長隆線幅極大値抽出波形と共に、各特徴点に
ついて、その特徴点の位置情報,方向情報,種類,プラ
イオリティについて、入力IDナンバと対応づけて登録
する。この際、ステップ112にて疑似特徴点としてラ
ンク付けから除外した特徴点については、データの登録
は行わない。
【0022】データの登録に際し、最長隆線幅分布波形
ではなく、その特徴的な山だけを抽出した最長隆線幅極
大値抽出波形を位置補正情報として記憶させることによ
り、また疑似特徴点を除外することにより、ハードディ
スク2−4でのメモリの消費を少なくすることができ
る。
【0023】〔指紋の照合〕この指紋照合装置において
利用者の指紋の照合は次のようにして行われる。すなわ
ち、運用中、利用者は、テンキー1−1を用いて自己に
割り当てられたIDナンバを入力のうえ、指紋センサ1
−3のプリズム1−32上に指を置く。これにより、指
紋の登録の場合と同様にして、採取された指紋(照合指
紋)の紋様が、320×400画素,256階調の濃淡
画像(画像データ)として、コントロール部2へ与えら
れる。
【0024】コントロール部2の制御部2−1は、テン
キー1−1を介してIDナンバが与えられると(図15
に示すステップ301)、ROM2−2に格納されてい
る照合プログラムに従い、CCDカメラ1−33からの
画像データをフレームメモリ2−5を介して取り込み
(ステップ302)、その画質をチェックする(ステッ
プ303)。画質が悪ければ、ステップ302に戻って
画像データの再取り込みを行ない、画質が良ければ、取
り込んだ画像データに対して処理領域の抽出を行う(ス
テップ304)。そして、この抽出した処理領域に対
し、ノイズ除去を行ったうえ(ステップ305)、1ブ
ロック(局所領域)毎に2値化を行う(ステップ30
6)。ステップ304〜306での前処理は図3に示し
たステップ104〜106での前処理と同じであるので
その説明は省略する。
【0025】次に、ステップ307へ進み、処理領域の
2値化画像に対し背景領域の各画素を全て「0」レベル
とした320×400画素の画像データについて、図3
に示したステップ107と同様にして、そのXY方向の
最長隆線幅分布波形を求める。そして、この求めたXY
方向の最長隆線幅分布波形と入力IDナンバに対応して
登録されているXY方向の最長隆線幅極大値抽出波形と
に基づき、処理領域における2値画像で表された照合指
紋の座標上での大まかな位置補正を行う(ステップ30
8)。
【0026】この大まかな位置補正に際しては、X
(Y)方向の最長隆線幅分布波形とX(Y)方向の最長
隆線幅極大値抽出波形とを比較し、X(Y)方向の最長
隆線幅極大値抽出波形を構成する各リムについて、その
リムに対応する位置のX(Y)方向の最長隆線幅分布波
形における前後±2画素の波形値との差をとる。そし
て、その差が最小のものを各リムに対するずれ量として
求め、このずれ量を加算してリムの数で除し、リム1本
当たりの平均的なずれ量を求める。そして、このずれ量
をX(Y)方向の位置ずれ量とし、このX(Y)方向の
位置ずれ量を最も小さくするように、処理領域における
照合指紋の座標位置を補正する。
【0027】なお、上述した大まかな位置補正に際し、
最長隆線幅極大値抽出波形の各リムに対応する位置の最
長隆線幅分布波形における前後±2画素の波形値との差
をとり、その差が最小のものを各リムに対するずれ量と
して求めることにより、圧力のかけ方によって細くなっ
たり太くなったりする照合指紋の紋様について、そのひ
ずみを吸収することができる。また、X(Y)方向の最
長隆線幅分布波形とX(Y)方向の最長隆線幅極大値抽
出波形とを比較してX(Y)方向の位置ずれ量を求める
ようにすることにより、X(Y)方向の最長隆線幅分布
波形同志を比較してX(Y)方向の位置ずれ量を求める
場合に比べて、その処理スピードが早くなる。
【0028】ステップ308で大まかな位置補正を行っ
た後は、ステップ309へ進み、照合判定処理を行う。
この照合判定処理では、入力IDナンバに対応して登録
されている各特徴点の登録データをサーチし(図16に
示すステップ401)、プライオリティの一番高い特徴
点を第1番目の特徴点として、おおまかな位置補正の行
われた上記照合指紋に対し、第1番目の特徴点があるで
あろうその紋様中の座標位置(登録座標位置)を中心と
して、第1ウィンドウ(探索領域)を開く(ステップ4
02:図9(a)参照)。この第1ウィンドウWD1の
大きさWD−X,WD−Yは、ステップ308での大ま
かな位置補正に際して求めたX方向,Y方向の位置ずれ
量(大まかな位置補正の計算値)から決定する。
【0029】図18(a)にX方向の大まかな位置補正
の計算値Av−m1とWD−Xとの関係を示し、図18
(b)にY方向の大まかな位置補正の計算値Av−m2
とWD−Yとの関係を示す。すなわち、本実施例におい
ては、大まかな位置補正が大きく行われた場合、第1ウ
ィンドウWD1が大きく開かれ、小さく行われた場合、
第1ウィンドウWD1が小さく開かれる。
【0030】そして、この開いた第1ウィンドウWD1
の2値化画像に対し細線化を行い、特徴点を抽出する。
そして、その抽出した特徴点について、位置情報および
方向情報を抽出し、第1番目の特徴点に対応する第1候
補点としてリストアップする(ステップ403)。この
場合、第1候補点は、複数の場合もあり得る。図9
(a)では第1候補点が一つである場合を示している。
第1候補点がなければ、ステップ404での「NO」に
応じて直ちにステップ416へ進み、照合指紋と登録指
紋とが一致しない旨の表示を行う。第1候補点があれ
ば、ステップ401へ戻り、次にプライオリティの高い
特徴点(第2番目の特徴点)について、第1候補点の座
標位置を第1番目の特徴点があるべき座標位置(登録座
標位置)とみなして、第2番目の特徴点があるであろう
照合指紋の紋様中の座標位置を中心とし、第2ウィンド
ウを開く(ステップ405:図9(b)参照)。すなわ
ち、第1候補点P1の座標位置を第1番目の特徴点のあ
るべき座標位置とみなして、この第1候補点P1の座標
位置を起点として第2ウィンドウWD2を開く。この第
2ウィンドウWD2の大きさは一定である。
【0031】そして、この開いた第2ウィンドウWD2
の2値化画像に対して細線化を行い、特徴点を抽出す
る。そして、その抽出した特徴点について、位置情報お
よび方向情報を抽出する。この場合、第2候補点は、複
数の場合もあり得る。図9(b)では第2候補点が一つ
である場合を示している。第2候補点P2が見つかれ
ば、その候補点P2について照合スコアを算出する。こ
の照合スコアは、第2番目の特徴点に対する第2候補点
P2の位置,方向,種類の各誤差値(例えば、端点であ
るべき特徴点が分岐点であればその誤差値を10とす
る)を加算して求める。そして、第1候補点P1と第2
候補点P2とを基準点ペアとし、第1候補点が複数ある
場合には後述する如く基準点ペアを選定のうえ(ステッ
プ406)、ステップ407および408での「YE
S」に応じてステップ409へ進み、第1候補点P1の
座標位置を第1番目の特徴点のあるべき座標位置として
確定する(ステップ409)。これにより、ステップ3
08での大まかな位置補正に対し、高精度の再位置補正
が行われる。
【0032】なお、第2ウィンドウWD2において第2
候補点が見つからない場合には、ステップ408での
「NO」に応じてステップ416へ直ちに進み、照合指
紋と登録指紋とが一致しない旨の表示を行う。また、第
1ウィンドウWD1に第1候補点が複数ある場合には、
ステップ407での「NO」に応じてステップ405へ
戻り、次の第1候補点の座標位置を第1番目の特徴点が
あるべき座標位置とみなして第2ウィンドウを開き、そ
の開いた第2ウィンドウの2値化画像に対し細線化を行
って特徴点を抽出し、その抽出した特徴点を第2候補点
としてその照合スコアを算出する。以下同様にして、ス
テップ407でのカウンタが第1候補点の数になるま
で、上述の処理を繰り返し、第1候補点のすべてについ
て、ペアとなる第2候補点およびその照合スコアを求め
る。そして、この照合スコアを求めながら、その照合ス
コアの最も低いペアを基準点ペアとして選定するものと
し(ステップ406)、ステップ407でのカウンタが
第1候補点の数に達すれば、ステップ408を経てステ
ップ409へ進み、基準点ペアの第1候補点を第1番目
の特徴点として確定し、その座標位置を第1の特徴点の
あるべき座標位置として確定する。
【0033】このようにして再位置補正を行った後、ス
テップ401へ戻り、次にプライオリティの高い特徴点
(第3番目の特徴点)について、その特徴点があるであ
ろう座標位置を中心とし、第3ウィンドウWD3を開く
(ステップ410:図9(c)参照)。そして、この開
いた第3ウィンドウWD3の2値化画像に対し細線化を
行い、特徴点を抽出し、その抽出した特徴点(第3候補
点)P3について位置情報および方向情報を抽出する。
そして、第3候補点P3の照合スコアを算出する(ステ
ップ411)。以下同様にして、ウィンドウを開いても
特徴点(候補点)が抽出されなかった場合にはウィンド
ウを追加して開くものとしたうえ、ステップ412にて
特徴点(候補点)が13個となるまで上述の処理を繰り
返す。図19に照合指紋の紋様中に開かれたウィンドウ
WD1〜WD13を例示する。
【0034】なお、開いたウィンドウに特徴点が複数あ
る場合には、一番スコアの少ない特徴点を候補点として
選ぶ。第13候補点の照合スコアの算出を終了すれば、
ステップ412での「YES」に応じてステップ413
へ進み、第1〜第13候補点の照合スコアを合計する。
そして、ステップ414へ進み、照合スコアの合計を予
め定められた所定値と比較し、所定値以下であれば、照
合指紋と登録指紋とが一致したと判定し、その旨の表示
を行うと共に(ステップ415)、I/F2−6を介し
て電気錠用(自動ドア用)の出力を出す。所定値以上で
あれば、照合指紋と登録指紋とが一致しないと判定し、
その旨の表示を行う(ステップ416)。
【0035】以上説明したように、本実施例によると、
XY方向の最長隆線幅分布波形から特徴的な山だけがリ
ムとして抽出され、この抽出されたリムによって構成さ
れる縦XY方向の最長隆線線幅分布波形(最長隆線幅極
大値抽出波形)が登録データとして記憶されるものとな
り、照合に際して、照合指紋より抽出した最長隆線幅分
布波形と登録データとして記憶されている上記最長隆線
幅分布波形とが比較され、その比較結果に基づいて照合
指紋の座標上での位置が補正されるので、メモリの消費
を少ないものとしたうえ、位置補正の際の処理量を少な
くして照合スピードが早められるものとなる。
【0036】なお、上述した実施例においては、XY方
向の最長隆線幅分布波形を抽出して位置補正を行うもの
としたが、XY方向の最長谷線幅分布波形を抽出して位
置補正を行うものとしてもよい。この場合、最長谷線幅
極大値抽出波形が登録データとして記憶されることは言
うまでもない。また、本実施例においては、最長隆線幅
極大値抽出波形をハードディスク2−4へ記憶させてお
くものとしたが、IDカードの中に記憶させておくもの
としてもよい。
【0037】また、本実施例によると、照合時、重要度
の高い順に、その特徴点があるであろう照合指紋の紋様
中の座標位置を中心としてウィンドウWDが開かれ、そ
のウィンドウWDのみが細線化されて特徴点が抽出され
るものとなり、照合の際の細線化処理が少なくなって、
照合スピードが早まるものとなる。また、本実施例によ
ると、照合時、重要度の最も高い第1順位の特徴点があ
るであろう照合指紋の紋様中の座標位置を中心としてウ
ィンドウWD1が開かれ、このウィンドウWD1が細線
化されて特徴点P1が抽出され、この抽出された特徴点
P1の座標位置を第1順位の特徴点があるべき座標位置
とみなして、第2順位の特徴点があるであろう照合指紋
の紋様中の座標位置を中心としてウィンドウWD2が開
かれ、このウィンドウWD2が細線化されて特徴点P2
が抽出され、この抽出された特徴点P2と特徴点P1と
が基準ペアとされ、この基準ペアに基づいて照合指紋の
座標上での再位置補正が行われるものとなり、照合精度
が高まるものとなる。
【0038】また、本実施例によれば、登録指紋の紋様
中の重要度の高い特徴点から順次、照合指紋の紋様中の
対応する特徴点の照合データが抽出され、その照合指紋
の紋様中の抽出特徴点が所定数に達すると照合が完了す
るので、従来に比して照合スピードが格段に早まるもの
となる。また、本実施例によれば、ランクとディスタン
スとを加算した値として重要度を決定しているため、照
合の際の安定性と再現性とに優れ、登録時の指紋と照合
時の指紋の領域が大きくずれているような場合であって
も、少ない特徴点の比較で、精度良く照合を行うことが
できるものとなる。すなわち、本実施例によれば、全て
の特徴点について照合を行う従来の指紋照合装置に対
し、照合精度を落とさず、照合スピードを早めることが
できる。
【0039】なお、本実施例においては、疑似特徴点と
してランク付けから除外した特徴点を除く全ての特徴点
についてそのデータの登録を行うものとしたが、重要度
の高い所定順位まで(例えば、50番目まで)の特徴点
についてのみそのデータの登録を行うようにしてもよ
い。このようにすることにより、ハードディスク2−4
でのメモリの消費を少なくすることができる。
【0040】また、本実施例においては、ウィンドウを
開いても特徴点が抽出されなかった場合、ウィンドウを
追加して開くものとして、必ず13個の特徴点(候補
点)の照合スコアを算出するものとしたが、特徴点が抽
出されなかった場合には照合スコアを多くするものとし
て、ウィンドウを追加して開かないようにしてもよい。
この場合、プライオリティの高い第1〜第13番目まで
の特徴点についてのみ、そのデータを登録しておくもの
とすればよく、ハードディスク2−4でのメモリの消費
をさらに少なくすることが可能であり、処理スピードも
早くなる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、縦軸方向および横方向の最長線幅分布波
形から特徴的な山だけがリムとして抽出され、この抽出
されたリムによって構成される縦軸方向および横軸方向
の最長線幅分布波形が登録データとして記憶されるもの
となり、照合に際して、照合指紋より抽出した最長線幅
分布波形と登録データとして記憶されている上記最長線
幅分布波形とを比較し、その比較結果に基づいて照合指
紋の座標上での位置を補正するようにすれば、メモリの
消費を少ないものとしたうえ、位置補正の際の処理量を
少なくして照合スピードを早めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】最長隆線幅分布波形からの最長隆線幅極大値抽
出波形の抽出方法を説明する図である。
【図2】本発明の一実施例を示す指紋照合装置のブロッ
ク構成図である。
【図3】この指紋照合装置における登録プログラムの流
れを示すフローチャートである。
【図4】処理領域に対するノイズ処理を説明するための
3×3画素を示す図である。
【図5】ノイズ処理の後に2値化された処理領域におけ
る1ブロックを示す図である。
【図6】画像データからのXY方向の最長隆線幅分布波
形の抽出方法を説明するための図である。
【図7】画像データからのXY方向の最長隆線幅分布波
形の抽出方法を説明するためのフローチャートである。
【図8】画像データから抽出された最長隆線幅分布波形
を示す図である。
【図9】照合判定処理においてプライオリティの高い特
徴点から順次ウィンドウを開いて特徴点を抽出して行く
状況を説明するための図である。
【図10】最長隆線幅分布波形から抽出された最長隆線
幅極大値抽出波形を示す図である。
【図11】細線化した後の処理領域の2値化画像の一部
を示す図である。
【図12】細線化された処理領域の2値化画像からの特
徴点の抽出方法を説明するための3×3画素を示す図で
ある。
【図13】特徴点(端点および分岐点)からの方向情報
の抽出方法を説明する図である。
【図14】特徴点を中心として段階的に定められた周囲
領域Sの大きさとランクとの関係および中心点からの距
離とディスタンスとの関係を示す図である。
【図15】照合プログラムの流れを示すフローチャート
である。
【図16】照合プログラムにける照合判定処理を示すフ
ローチャートである。
【図17】特徴点を中心として段階的に定められた周囲
領域Sを示す図である。
【図18】第1ウィンドウWD1のX(Y)方向の大き
さWD−X(WD−Y)とX(Y)方向の大まかな位置
補正の計算値Av−m1(Av−m2)との関係を示す
図である。
【図19】処理領域における照合指紋の紋様中に開かれ
たウィンドウWD1〜WD13を例示する図である。
【図20】最長隆線幅極大値抽出波形を生成するための
フローチャート(極小値の決定フロー)を示す図であ
る。
【図21】最長隆線幅極大値抽出波形を生成するための
フローチャート(極大値の決定フロー)を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 操作部 1−1 テンキー 1−2 ディスプレイ 1−3 指紋センサ 2 コントロール部 2−1 制御部 2−2 ROM 2−3 RAM 2−4 ハードディスク 2−5 フレームメモリ 2−6 外部接続部 S(S1〜S4) 周囲領域 P(P1,P2,P3,PT ,PB ) 特徴点 WD(WD1〜WD13) ウィンドウ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 登録指紋として採取された指紋の紋様中
    に適宜に原点を定め、この原点を中心として直交座標を
    定めたうえ、前記紋様中の複数の特徴点のデータを抽出
    し、この抽出した各特徴点のデータを登録データとして
    記憶しておき、照合指紋として採取された指紋より前記
    登録指紋と同様にしてその紋様中の複数の特徴点のデー
    タを照合データとして抽出し、この抽出した照合データ
    と前記登録データとに基づき前記照合指紋と前記登録指
    紋との照合を行う指紋照合装置において、 前記登録指紋を横軸方向へスキャンしその紋様線の最も
    長い線幅を求めることにより縦軸方向の最長線幅分布波
    形を抽出する一方、前記登録指紋を縦軸方向へスキャン
    しその紋様線の最も長い線幅を求めることにより横軸方
    向の最長線幅分布波形を抽出する最長線幅分布波形抽出
    手段と、 この最長線幅分布波形抽出手段により抽出された縦軸方
    向および横方向の最長線幅分布波形より、所定の法則に
    従ってその特徴的な山だけをリムとして抽出し、この抽
    出したリムによって構成される縦軸方向および横軸方向
    の最長線幅分布波形を位置補正のための登録データとし
    て記憶させる記憶手段とを備えたことを特徴とする指紋
    照合装置。
JP5217940A 1993-08-11 1993-08-11 指紋照合装置 Pending JPH0757085A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7133542B2 (en) 2000-09-29 2006-11-07 Chuo Hatsujo Kabushiki Kaisha Fingerprint verification device and fingerprint verification method
US7684625B2 (en) 2002-12-20 2010-03-23 Fuji Xerox Co., Ltd. Image processing apparatus, image processing method, image processing program, printed matter inspection apparatus, printed matter inspection method and printed matter inspection program

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7133542B2 (en) 2000-09-29 2006-11-07 Chuo Hatsujo Kabushiki Kaisha Fingerprint verification device and fingerprint verification method
US7684625B2 (en) 2002-12-20 2010-03-23 Fuji Xerox Co., Ltd. Image processing apparatus, image processing method, image processing program, printed matter inspection apparatus, printed matter inspection method and printed matter inspection program

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