JPH0757008B2 - 光量制御信号変換方法 - Google Patents

光量制御信号変換方法

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JPH0757008B2
JPH0757008B2 JP58122630A JP12263083A JPH0757008B2 JP H0757008 B2 JPH0757008 B2 JP H0757008B2 JP 58122630 A JP58122630 A JP 58122630A JP 12263083 A JP12263083 A JP 12263083A JP H0757008 B2 JPH0757008 B2 JP H0757008B2
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卓男 紫垣
仁 卜部
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は出力感材上にレーザ、LED等の光源からの光を
照射してカラー画像を生成するレイアウトスキヤナ、レ
ーザカラープリンタ等の高精度カラースキヤナ装置にお
いて、入力濃度信号を光源の光量制御信号に変換する方
法に関するものである。
通常、カラースキヤナ、レーザカラープリンタ等の高精
度カラースキヤナ装置では、出力感材上濃度信号から光
源の光量制御信号への変換はデイジタル化されたメモリ
テーブルを使用して行なわれる。すなわち、3原色(B,
G,R)の各入力濃度信号は、マスキング処理、色処理
(鮮鋭度強調、階調変換、色修正等)を施された後、3
原色(B,G,R)の各出力感材上濃度信号となり、各々独
立な変換テーブルに入力され、各光量制御信号(IB,IG,
IR)に変換される。この光量制御信号(IB,IG,IR)は、
各々第1式に示すように各出力濃度信号(B,G,R)の一
変数関数で表わされる。
IB=f(B),IG=g(G),IR=h(R) ……1) (f,g,hはメモリテーブルの内容) すなわち、IBとB,IGとG,IRとRは1対1に対応してい
る。具体的に説明すれば、例えば、露光用光源として3
本のレーザ(He−Cd(441.6nm),Ar+(514,5nm),He−
Ne(632.8nm))を用いた場合、出力感材のイエロー層
を発色させる度合をHe−Cdレーザの光量のみによつて決
定し、マゼンタ層はAr+レーザの光量のみによつて、ま
たシアン層はHe−Neレーザの光量のみによつて決定して
いる。すなわち、He−Cdレーザによる露光ではイエロー
層のみが発色し、Ar+レーザによる露光ではマゼンタ層
のみが、またHe−Neレーザによる露光ではシアン層のみ
が発色するという事を前提にしている。このような方法
は、出力感材色素の各レーザ波長における感度の重なり
が小さく、十分に無視し得る場合(デユープ用のネガ感
材、あるいはカラーペーパーを使用する場合)には問題
がないが、この感度の重なりが大きい場合(撮影感材
等)には所望の色層のみならず他の色層をも不正発色さ
せてしまうため、出力感材上に目標とするカラー画像を
生成することができないという問題が生じる。
本発明は上記問題を解決するためになされたものであ
り、単波長もしくは狭帯域光を発生する3種の光源から
の光照射により出力カラー感材上にイエロー、マゼン
タ、シアン各層を発色させてカラー画像を生成する装置
において、光源の波長に於ける出力カラー感材上の各色
素の感度の重なりが無視し得ない場合においても、所望
の出力感材上濃度を実現することのできる光量制御信号
を実時間で算出する変換方法を提供することを目的とす
る。
本発明の光量制御信号変換方法は3色の発色層(イエロ
ー層、マゼンタ層、シアン層)を有する出力カラー感材
上に、この3色にそれぞれ対応するレーザ光等の単波長
光もしくは狭帯域光を照射してカラー画像を生成する装
置において、この単波長光もしくは狭帯域光を発光する
露光用光源を、前記出力カラー感材上に実現すべきカラ
ー画像の3色の濃度に対応する3つの出力カラー感材上
にもとづいて得た前記3色に対応する光量制御信号によ
り制御する方法において、 前記出力カラー感材上濃度信号を前記光量制御信号に変
換する際に、前記出力カラー感材上の3色の発色層の光
源波長に於ける分光感度の重なりのために発生する不正
発色に相当する濃度分を、この不正発色を発生する発色
層に対応する出力カラー感材上濃度信号から減算するよ
うにしたことを特徴とするものである。
なお、上記出力カラー感材とはポジカラー感材およびネ
ガカラー感材双方を含むものとする。また、出力カラー
感材上濃度信号とは、本発明に係る変換を行なう変換部
に入力される信号であつて、出力カラー感材上で実現さ
せたい濃度情報を有する信号である。また、露光用光源
としては出力カラー感材上の3つの発色層にそれぞれ対
応し、これらの発色層を発色させることができる3本の
光源であつて、例えば、イエロー層に対してはHe−Cdレ
ーザ(441.6nm)、マゼンタ層に対してはAr+レーザ(51
4.5nm)、シアン層に対してはHe−Neレーザ(632.8nm)
の光源を選択すれば良い。また、光量制御信号とは、前
記露光用光源の光量変調器(例えばAOM)に入力させて
この光源の光量を制御させる信号である。さらに、不正
発色とは、例えば、シアン層(C)を発色させようとし
てHe−Neレーザを出力感材上に照射した場合に、第1図
に示すような光源の波長(632.8nm)に対する出力感材
色素の感度の重なりがあるために不正に発生されるマゼ
ンタ層(M)の発色(md)をいう。マゼンタ層(M)と
イエロー層(Y)間にも同様の不正発色が発生する。な
お、このような感度の重なりは、とくに出力カラー感材
がネガフイルムあるいはリバーサルフイルム等の撮影感
材であるときに顕著である。
本発明の光量制御信号・変換方法によれば、上述の装置
において、出力カラー感材上濃度信号を光量制御信号に
変換する際に、出力カラー感材上の発色層(例えばシア
ン)の不正発色(例えばマゼンタ)に相当する濃度分
を、この不正発色を発生する発色層(マゼンタ)に対応
する出力カラー感材上濃度信号から減算するようにして
出力感材上の発色層の発色量の補正を行なつているか
ら、波長に対する各発色層の分光感度の重なりが大きい
出力感材を使用した場合においても出力カラー感材上に
所望するカラー画像を生成することができ実用上の利用
価値は極めて高い。
以下、本発明の実施例について詳細に説明する。
第2図は、カラースキヤナに本発明を用いたときの濃度
信号の流れの1例を示すブロツクダイヤグラムである。
入力ドラム1に装填されたカラー画像原稿を光電走査し
て得られた入力信号は、対数変換回路2にて濃度信号に
変換された後、AD変換器3にてデイジタル濃度信号に変
換され、この後、このシステムの心臓部ともいうべき色
処理部4に入力されて、色処理、階調処理、および鮮鋭
度処理等が施されて出力カラー感材上で実現したい濃度
を表わす出力カラー感材上濃度信号になる。この後、色
処理部4から出力された出力カラー感材上濃度信号は光
量制御信号変換部5にて光量制御信号に変換され、同時
に不正発色の演算処理が施される。この光量制御信号
は、この後DA変換器6を経て、AOM変調器7に入力され
光源8から出力されたレーザ光の変調を行ない、出力ド
ラム9上に所望のカラー画像を生成させる。なお、第2
図では信号ラインが1本で描かれているが、実際には3
原色(R,G,B)それぞれに対して信号ラインが形成され
ている。また、光源8が実際には3本のレーザ光源を有
していることはいうまでもない。
第3図は、第2図の光量制御信号変換部の1例を詳細に
示すブロツクダイヤグラムである。
具体的には、第3図は、出力カラー感材上に照射された
He−Neレーザ(632.8nm)により、所望するシアン層の
発色層のみならずマゼンタ層の発色層をも不正に発色す
る出力カラー感材を使用したときに、この不正発色の濃
度分を補正するようにして出力濃度信号を光量制御信号
に変換する変換部の1例を示すブロツクダイヤグラムで
ある。
色処理部4から出力された、出力感材上で実現させたい
出力濃度情報を有する3つの出力カラー濃度信号(B,R,
G)は、それぞれテーブル(a〜c)10〜12に入力され
る。これらのテーブル(a〜c)10〜12における変換に
より出力濃度信号B,Rは各々その出力カラー感材上濃度
を実現するのに必要なHe−Cd、He−Neレーザの光量制御
信号となり、一方出力濃度信号Gは、出力感材上でその
濃度を実現するのに必要なAr+レーザの強度となる。
この後、He−Neレーザの光量制御信号は、He−Neレーザ
の光量制御のためにAOM変調器へ送出されると共に、テ
ーブルd,13へ送出される。このテーブルd,13によりHe−
Neレーザの光量制御信号は、この制御信号相当量のHe−
Neレーザを出力カラー感材上に照射した時に不正発色す
るマゼンタ発色層の発色量相当をAr+レーザ単独で発色
させるのに必要なAr+レーザの光量値I1に変換される。
次に、減算器14により、テーブルc,12より出力されたAr
+レーザ光量値I2から前記I1を減算する演算処理が行な
われ、その差光量値I3が出力される。この後、この差光
量値I3、すなわち、実質的にAr+レーザに要求される光
量値は、テーブルe,15によりその光量を発生させるため
に必要な光量制御信号に変換される。
以上説明したように、本実施例では光量制御信号Rによ
り出力感材上に不正発色するマゼンタ発色層の発色量分
を、本来マゼンタ層を発色させる信号である光量制御信
号Gからあらかじめ減算しておくことにより出力感材上
に所望量のマゼンタ発色層を発色させるようにしてい
る。なお、テーブルa〜eはすべて1つの入力に対して
一義的に1つの出力を発生する、デジタルメモリを有す
るデイジタル回路で構成されている。また、減算器もデ
イジタル回路で構成されている。
本実施例によれば、数個のデイジタル回路部により簡単
な演算(積算等は行なう必要がない)を行なうだけで所
望の補正を実現することができ、高速かつ実時間処理が
可能となる。
なお、本発明は上記実施例のようにHe−Neレーザによつ
てシアン層およびマゼンタ等の発色が行なわれる場合の
みならず、例えば、Ar+レーザでイエロー層およびマゼ
ンタ層の2層が、さらにHe−Cdレーザでイエロー層およ
びシアン層の2層が発色する場合(第4図に示す)、あ
るいはAr+レーザでイエロー層、マゼンタ層およびシア
ン層の3層が発色する場合(第5図に示す)に適用して
も発色層の不正発色量分を補正することができ、したが
つて出力カラー感材上に所望のカラー画像を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は横軸に波長、縦軸に分光感度をとつた出力感材
上の各発色層の分光感度分布を示すグラフ、 第2図はカラースキヤナに本発明を用いたときの濃度信
号の流れの1例を示すブロツクダイヤグラム、 第3図、第4図および第5図は発明に係る部分の実施例
を示すブロツクダイヤグラムである。 1……入力ドラム、2……対数変換回路 3……AD変換器、4……色処理部 5……光量制御信号変換部 6……DA変換器、7……AOM変調器 8……レーザ光源、9……出力ドラム
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−4071(JP,A) 特開 昭58−106541(JP,A) 阪川、松井著「カラー写真 新版増補」 (昭和50−4−20)共立出版 PP.39− 44

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イエロー層、マゼンタ層、シアン層の3色
    の発色層を有する出力カラー感材上に、この3色にそれ
    ぞれ対応する単波長光もしくは狭帯域光を照射してカラ
    ー画像を生成する装置において、前記単波長光もしくは
    狭帯域光を発光する露光用光源を、前記出力カラー感材
    上に実現すべきカラー画像の3色の濃度に対応する3つ
    の出力カラー感材上濃度信号にもとづいて得た前記3色
    に対応する光量制御信号により制御する方法において、 前記出力カラー感材上濃度信号を前記光量制御信号に変
    換する際に、前記出力カラー感材上の3色の発色層の分
    光感度の重なりのために発生する不正発色に相当する濃
    度分を、この不正発色を発生する発色層に対応する出力
    カラー感材上濃度信号から減算することを特徴とする光
    量制御信号変換方法。
JP58122630A 1983-07-06 1983-07-06 光量制御信号変換方法 Expired - Lifetime JPH0757008B2 (ja)

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JPS6014572A JPS6014572A (ja) 1985-01-25
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JPS63153142A (ja) * 1986-12-17 1988-06-25 Fuji Photo Film Co Ltd 画像複写における色信号変換方法
JP2001310497A (ja) 2000-04-27 2001-11-06 Fuji Photo Film Co Ltd 光ビーム走査装置

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JPS6048018B2 (ja) * 1978-06-26 1985-10-24 富士写真フイルム株式会社 写真用カラ−プリンタ
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阪川、松井著「カラー写真新版増補」(昭和50−4−20)共立出版PP.39−44

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