JPH0756694A - ディスクアレイ装置 - Google Patents

ディスクアレイ装置

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JPH0756694A
JPH0756694A JP5205430A JP20543093A JPH0756694A JP H0756694 A JPH0756694 A JP H0756694A JP 5205430 A JP5205430 A JP 5205430A JP 20543093 A JP20543093 A JP 20543093A JP H0756694 A JPH0756694 A JP H0756694A
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JP
Japan
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disk device
disk
volatile memory
recording area
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JP5205430A
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English (en)
Inventor
Kenji Tsutsumi
健次 堤
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内蔵する各ディスク装置の状態を、再立ち上
げ時に正確に検出して、人為的ミスによるデータの喪失
が生じることのないディスクアレイ装置を提供する。 【構成】 再立ち上げが行われた際に、各ディスク装置
14の所定の記録領域17に書き込まれている管理情報
と不揮発性メモリ15内の管理情報とを比較し、それら
が一致していない場合には、そのディスク装置を障害デ
ィスク装置とする機構と、内蔵するディスク装置14の
いずれかに障害が発生した際に、そのディスク装置に対
応する不揮発性メモリ15の管理情報の内容の書き換え
を行う機構をディスクアレイコントローラ13に付加す
る。これにより、異常事態発生後や、システム停止時に
ディスク装置を交換した後には、記録領域17と不揮発
性メモリ15内の管理情報が異なるようになり、ディス
クアレイ装置11は、これらの管理情報を基に、各ディ
スク装置の状態を正確に把握することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクアレイ装置に
係わり、特に、データを冗長構成にして管理するディス
クアレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスクアレイ装置とは、複数のディス
ク装置を組み合わせて、ホスト側から1つのディスク装
置として扱えるようにした記憶装置である。この装置で
は、データを複数のディスク装置に分散して格納できる
ため、単体のディスク装置を凌駕するアクセス速度を実
現し得る。通常、ディスクアレイ装置では、データの書
き込み時に、パリティ等のエラー訂正符号の算出を行
い、それらを複数のディスク装置に分散して書き込むこ
とにより、あるディスク装置に格納されているデータ
が、他のディスク装置に格納されているデータから再構
築できるようにする。このようにデータを冗長構成とす
ることにより、内蔵するディスク装置の1台に格納して
いたデータが失われても、ディスクアレイ装置全体とし
てみた場合、そのデータは失われていないことになり、
記憶装置としての信頼性を向上させることができる。こ
のため、大容量の外部記憶装置が必要とされるワークス
テーションなどでは、ディスクアレイ装置が用いられる
ようになってきている。
【0003】図5に、従来のディスクアレイ装置の構成
を示す。ディスクアレイ装置11は、インタフェース1
2とディスクアレイコントローラ13と複数台のディス
ク装置141 〜145 で構成される。インタフェース1
2は、ホスト計算機21とディスクアレイコントローラ
13に接続され、両者の間のデータ転送を受け持つ。デ
ィスクアレイコントローラ13は、インタフェース12
を介して入力されるホスト計算機21からのアクセス要
求に応じて、各ディスク装置141 〜145 を制御し
て、データの書き込みと読み出しを行う制御回路であ
り、制御用プロセッサとプログラム用メモリとバッファ
として用いるデータ用メモリと演算回路で構成される。
【0004】図6を用いて、RAID(Redundant Array
s of Inexpensive Disks) のレベル4と呼ばれる冗長構
成を用いた場合のディスクアレイ装置の動作を簡単に説
明する。ディスクアレイコントローラ13は、ホスト計
算機からの書き込み要求がなされると、書き込み要求が
なされたデータ20を、セクタ単位に分割し、ディスク
装置141 〜144 の記録領域181 〜184 に分散さ
せて書き込む。このとき、ディスクアレイコントローラ
13は、単にデータを分散するだけでなく、対応する記
録領域181 〜184 に格納されるデータD1 、D2
3 、D4 の排他的論理和演算を行い、その演算結果で
あるパリティPをディスク装置145 の記録領域185
に書き込む。
【0005】このような書き込み動作により、データに
冗長性が付与され、いずれのデータも他のデータ、パリ
ティを基に再構築可能な形態で格納されることになる。
たとえば、データD4 は、データD1 、D2 、D3 とパ
リティPの排他的論理和演算結果と等しくなっており、
記録領域184 が読み出し不可能となった場合には、他
のディスク装置の記録領域のデータ、パリティを読み出
して、これらの排他的論理和演算を行うことにより、記
録領域184 を読み出すことなく、データD4を得るこ
とができる。
【0006】このような動作においては、アクセス要求
のあったディスク装置が、読み出し不可能なディスク装
置(障害ディスク装置)であるか否かの判断を行う必要
がある。従来のディスクアレイ装置では、ディスクアレ
イコントローラ13の内部のメモリにその障害ディスク
装置を特定する情報を記憶しておき、その情報を基に再
構築による応答か否かを選択していた。
【0007】しかし、障害ディスク装置を特定する情報
が格納されるメモリが揮発性メモリである場合には、停
電等によるシステムダウンが発生したときに、障害ディ
スク装置を特定する情報が失われてしまい、再立ち上げ
時にその情報を使用者が再設定しなければならないとい
う問題があった。このため、障害ディスク装置を特定す
る情報を揮発性メモリ以外に格納する装置が各種提案さ
れている。
【0008】たとえば、特開平3−229331号公報
には、2重化ディスク装置の状態記憶に不揮発性メモリ
を用いるシステムが提案されている。図7に、その概要
を示す。このシステムは、2台のディスク装置22と制
御部23と不揮発性記憶部24とオペレーティングシス
テム(OS)25で構成される。制御部23は、いずれ
かのディスク装置22に読み出し、または、書き込み障
害が発生したことを検出すると、その障害ディスク装置
とは異なる方のディスク装置22の装置機番を不揮発性
記憶部24に書き込む。システムの立ち上げ時には、制
御部23は、不揮発性記憶部24内の装置機番を読み出
すことにより、正常なディスク装置の識別を行う。
【0009】また、特公平2−32652号公報には、
2重化ディスク装置においてディスク媒体上に記録され
た情報から、ディスク装置の状態を判定するシステムが
提案されている。図8に、その概要を示す。このシステ
ムでは、2台のディスク装置221 と222 は、それぞ
れチャネル装置261 と262 により中央処理装置27
に接続され、各ディスク装置のディスク媒体上には、ヒ
ストリカウンタ部29とヒストリカウンタ検証部30が
設けられ、中央処理装置27内の主メモリ28には、制
御テーブル31が設けられている。この制御テーブル3
1は、各ディスク装置がオンライン状態にあるかオフラ
イン状態にあるかを示す情報を保持するために用いられ
る。
【0010】このシステムでは、両方のディスク装置2
2が、正常に機能しているときに、それぞれのヒストリ
カウンタ部29に同じ値を書き込んでおく。そして、一
方のディスク装置、たとえば、ディスク装置221 がシ
ステムから切り離された場合には、他方のディスク媒体
上のヒストリカウンタ部292 の値を増加させる。シス
テムが再立ち上げされたときには、2つのヒストリカウ
ンタ部291 と292の値を読み出して比較し、それら
の値が同一の値である場合には、両方のディスク装置が
オンライン状態にあったと判断して、その旨を制御テー
ブル31に書き込む。また、それらの値が異なるときに
は、大きな値が書き込まれている方のディスク装置がオ
ンライン状態にあったと判断し、そのディスク装置がオ
ンライン状態となり、他方のディスク装置がオフライン
状態となるように制御テーブルの内容を設定する。な
お、ヒストリカウンタ検証部30は、ヒストリカウンタ
部29に隣接して設けられた記録領域であり、この装置
では、その部分に書き込まれたデータの変更の有無を確
認することにより、ヒストリカウンタ部の内容の正否の
判定を行っている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前述した不揮発性記憶
部を用いたシステムによれば、障害が発生したディスク
装置を特定する情報が停電等を原因としたシステムダウ
ンにより失われることはない。しかし、障害が発生した
際に、そのディスク装置を特定する情報を不揮発性のメ
モリに格納する手段を設けるだけでは、再立ち上げ時に
誤動作が生じてしまうことがある。たとえば、図5に示
したディスクアレイ装置に不揮発性メモリを設けた場合
を考える。このディスクアレイ装置において、ディスク
装置144に障害が発生したときには、不揮発性メモリ
に、その障害ディスク装置を特定する情報が格納され
る。この障害ディスク装置は、システム停止時などに交
換されるわけだが、この際に、交換を行う作業者が誤っ
たディスク装置(たとえば、ディスク装置142 )を、
交換してしまい、その誤接続に気付かずディスク装置1
4 (または、ディスク装置142 )の復旧開始を指示
したときには、ディスク装置内のデータの一部が失われ
てしまうことになる。
【0012】また、ディスク媒体上にヒストリカウンタ
部を設けた2重化ディスク装置では、再立ち上げ時に、
2つのディスク媒体のヒストリカウンタ部の値を比較す
ることにより、システム停止時のディスク装置の交換も
認識できる。しかし、このディスク状態の判定方法は2
重化ディスク装置に対するものであるため、3つ以上の
ディスク装置を内蔵するディスクアレイ装置には、直
接、適用することはできない。
【0013】たとえば、2重化ディスク装置では、2つ
のディスク装置のディスク媒体上に記憶されているデー
タは、通常、同一であるため、2つのディスク装置を入
れ替えても、正常に動作させることは可能である。しか
し、3つ以上のディスク装置を用いるディスクアレイ装
置では、それぞれのディスク装置のディスク媒体に書き
込まれている内容は、図6に示したように、互いに異な
っている。このため、ディスクアレイ装置に内蔵されて
いるディスク装置のうち、2台のディスク装置を入れ替
えた場合、正常なデータのアクセスが行えなくなる。
【0014】このような問題は、ディスク装置の接続作
業と再立ち上げ時の情報設定作業を、ディスクアレイ装
置の使用者が間違いなく行えば、生じないものである。
しかし、ディスクアレイ装置がデータを冗長構成とする
ことにより、記憶装置としての信頼性を向上させた装置
である以上、このような人為的なミスにも対応し得る装
置であることが望まれる。
【0015】そこで本発明の目的は、内蔵する各ディス
ク装置の状態を、常に正確に把握して、人為的ミスによ
るデータの喪失が生じることのないディスクアレイ装置
を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、データを冗長構成にして格納するための複数のディ
スク装置と、複数のディスク装置のそれぞれの状態の管
理に用いる管理情報を格納するための不揮発性メモリ
と、初期化が指示されたときに、それぞれのディスク装
置の所定の記録領域に、同一の管理情報を書き込むとと
もに、それらの管理情報をそれぞれのディスク装置に対
応させて不揮発性メモリに書き込む管理情報書込手段
と、複数のディスク装置のいずれかに読み出しまたは書
き込み障害が発生したことを検出した際に、そのディス
ク装置に対応する不揮発性メモリ内の管理情報の内容を
書き換える管理情報書換手段と、再立ち上げが行われた
ときに、各ディスク装置の記録領域に書き込まれている
管理情報と、そのディスク装置に対応する不揮発性メモ
リ内に格納されている管理情報とを比較し、それらが一
致していないディスク装置を障害ディスク装置として処
理するディスク装置処理手段とを具備する。
【0017】すなわち請求項1記載の発明では、自装置
の再立ち上げが行われた際に、各ディスク装置のディス
ク媒体上に設けられた所定の記録領域に書き込まれてい
る管理情報と不揮発性メモリ内の管理情報とを比較し、
それらの管理情報が一致していない場合には、そのディ
スク装置を障害ディスク装置とする。管理情報書込手段
は、ディスクアレイ装置の初期化時に、各ディスク装置
の所定の記録領域に、同一の管理情報、たとえば、所定
の数値を書き込む。これらの管理情報は、不揮発性メモ
リ内にも、それぞれのディスク装置に対応させて書き込
まれる。管理情報書換手段は、内蔵するディスク装置の
いずれかに読み出しまたは書き込み障害が発生した際
に、そのディスク装置に対応する不揮発性メモリの管理
情報の内容の書き換えを行う。これらにより、障害が発
生したディスク装置では、その記録領域に書き込まれた
管理情報と、対応する不揮発性メモリ内の管理情報とが
異なるようになるため、内蔵する各ディスク装置の状態
を、常に正確に把握することができる。
【0018】請求項2記載の発明では、データを冗長構
成にして格納するための複数のディスク装置と、複数の
ディスク装置のそれぞれの状態の管理に用いる管理情報
を格納するための不揮発性メモリと、初期化が指示され
たときに、それぞれのディスク装置の所定の記録領域
に、互いに異なる管理情報を書き込むとともに、それら
の管理情報を各ディスク装置に対応させて不揮発性メモ
リに書き込む管理情報書込手段と、複数のディスク装置
のいずれかに読み出しまたは書き込み障害が発生したこ
とを検出した際に、そのディスク装置に対応する不揮発
性メモリ内の管理情報を、他の不揮発性メモリ内管理情
報と一致しない管理情報で書き換える管理情報書換手段
と、再立ち上げが行われたときに、各ディスク装置の前
記記録領域に書き込まれている管理情報と、そのディス
ク装置に対応する不揮発性メモリ内に格納されている管
理情報とを比較し、それらが一致していないディスク装
置を障害ディスク装置として処理するディスク装置処理
手段とを具備する。
【0019】すなわち請求項2記載の発明では、自装置
の再立ち上げが行われた際に、各ディスク装置のディス
ク媒体上に設けられた所定の記録領域に書き込まれてい
る管理情報と不揮発性メモリ内の管理情報とを比較し、
それらの管理情報が一致していない場合には、そのディ
スク装置を障害ディスク装置とする。管理情報書込手段
は、ディスクアレイ装置の初期化時に、各ディスク装置
の所定の記録領域に、互いに内容の異なる管理情報を書
き込む。これらの管理情報は、不揮発性メモリ内にも、
それぞれのディスク装置に対応させて書き込まれる。管
理情報としては、たとえば、乱数発生器により発生させ
た乱数や、ディスク装置のスロット番号や、日付と時間
を基に作成した情報などを用いることができる。
【0020】管理情報書換手段は、内蔵するディスク装
置のいずれかに読み出しまたは書き込み障害が発生した
際に、そのディスク装置に対応する不揮発性メモリの管
理情報の内容を他の不揮発性メモリ内管理情報と一致し
ない管理情報で書き換えを行う。管理情報書込手段で管
理情報としてディスク装置のスロット番号を書き込んだ
場合には、たとえば、障害が発生するたびに、管理情報
をディスク装置の台数分増加させていけば、変更後の管
理情報が他の管理情報と一致しないようにすることがで
きる。これらにより、読み出しまたは書き込み障害が発
生したディスク装置では、その記録領域に書き込まれた
管理情報と、対応する不揮発性メモリ内の管理情報とが
異なるようになるため、内蔵する各ディスク装置の状態
を、常に正確に把握することができる。
【0021】請求項3記載の発明では、データを冗長構
成にして格納するための複数のディスク装置と、複数の
ディスク装置のそれぞれの状態の管理に用いる管理情報
を格納するための不揮発性メモリと、初期化が指示され
たときに、それぞれのディスク装置の所定の記録領域
に、互いに異なる管理情報を書き込むとともに、それら
の管理情報を各ディスク装置に対応させて不揮発性メモ
リに書き込む管理情報書込手段と、複数のディスク装置
のいずれかに読み出しまたは書き込み障害が発生したこ
とを検出した際に、そのディスク装置に対応する前記不
揮発性メモリ内の管理情報を、他の不揮発性メモリ内管
理情報と一致しない管理情報で書き換える管理情報書換
手段と、再立ち上げが行われたときに、各ディスク装置
の記録領域に書き込まれている管理情報と、そのディス
ク装置に対応する不揮発性メモリ内に格納されている管
理情報とを比較し、それらが一致していないディスク装
置を特定するディスク装置特定手段と、このディスク装
置特定手段により特定されたディスク装置の動作チェッ
クを行い、そのディスク装置が正常にアクセスが行えな
い場合には、そのディスク装置を障害ディスク装置とし
て処理し、正常にアクセスが行える場合には、他のディ
スク装置内に格納されているデータを基にそのディスク
装置を復旧させ、復旧させたディスク装置の所定の記録
領域に、対応する不揮発性メモリ内の管理情報を書き込
むディスク装置処理手段とを具備する。
【0022】すなわち請求項3記載の発明では、ディス
ク装置処理手段により、自装置の再立ち上げが行われた
際に、各ディスク装置のディスク媒体上に設けられた所
定の記録領域に書き込まれている管理情報と不揮発性メ
モリ内の管理情報とが比較され、それらの管理情報が一
致していない場合には、そのディスク装置の動作チェッ
クが行われ、そのディスク装置が、アクセス可能であっ
た場合には、他のディスク装置のデータからそのディス
ク装置が復旧され、復旧完了後、そのディスク媒体の所
定の記憶領域に、対応する管理情報を書き込まれる。管
理情報書込手段は、ディスクアレイ装置の初期化時に、
各ディスク装置の所定の記録領域に、互いに内容の異な
る管理情報を書き込む。これらの管理情報は、不揮発性
メモリ内にも、それぞれのディスク装置に対応させて書
き込まれる。管理情報書換手段は、内蔵するディスク装
置のいずれかに読み出しまたは書き込み障害が発生した
際に、そのディスク装置に対応する不揮発性メモリの管
理情報の内容を他の不揮発性メモリ内管理情報と一致し
ない管理情報で書き換えを行う。これらにより、読み出
しまたは書き込み障害が発生したディスク装置では、そ
の記録領域に書き込まれた管理情報と、対応する不揮発
性メモリ内の管理情報とが異なるようになるため、内蔵
する各ディスク装置の状態を、常に正確に把握すること
ができる。
【0023】
【実施例】以下、実施例につき本発明を詳細に説明す
る。
【0024】図1に、本発明の実施例によるディスクア
レイ装置の構成を示す。ディスクアレイ装置11は、イ
ンタフェース12とディスクアレイコントローラ13と
5台のディスク装置141 〜145 と各ディスク装置に
対応した不揮発性メモリ15 1 〜155 と時計回路16
とを備える。ホスト計算機21からのデータのアクセス
要求(読み出しまたは書き込み要求)は、インタフェー
ス12を介してディスクアレイコントローラ13に入力
される。ディスクアレイコントローラ13は、その要求
内容に応じて、ディスク装置14を制御して、データの
読み出しまたは書き込みを行う機構と、不揮発性メモリ
15内の情報とそれぞれのディスク媒体上に設けられた
管理情報記録領域17に格納された情報を基に、各ディ
スク装置の状態の判定を行う機構を有する。時計回路1
6は、詳細は後述する管理情報の作成に用いられる。
【0025】前者の機構は、従来のディスクアレイコン
トローラと同様のものであるため、その動作の説明は省
略し、後者の機構の動作を中心に実施例のディスクアレ
イ装置の説明を行う。なお、この機構は、制御用プロセ
ッサとその制御用プロセッサの動作を規定するプログラ
ムが格納されたプログラムメモリと動作時に使用するパ
ラメータを格納するメモリと各ディスク装置14に読み
出しまたは書き込み要求を行うためのインターフェイス
と各不揮発性メモリ15へのインターフェイスとで構成
されている。まず、初期化時の動作を説明する。
【0026】図2に、実施例のディスクアレイ装置の初
期化時の動作の流れを示す。この動作は、ホスト計算機
からの初期化指示により開始される。初期化指示を受信
したディスクアレイコントローラ13は、カウンタiに
“1”、障害ディスク装置台数カウンタNERR
“0”、障害ディスク装置識別パラメータNDISK
“0”をセット(ステップS101)する。カウンタi
は、ディスク装置を識別するためのカウンタであり、障
害ディスク装置台数カウンタNERR は、使用不可能なデ
ィスク装置の台数のカウントに用いられ、障害ディスク
装置識別パラメータNDISKには、使用不可とするディス
ク装置のスロット番号が格納される。これらのパラメー
タの格納には、ディスクアレイコントローラ13内のメ
モリが用いられる。
【0027】この後、ディスクアレイコントローラは、
i番の不揮発性メモリが正常であるか否かのテストを行
う(ステップS102)。i番の不揮発性メモリが正常
でない場合(N)には、NERR に“1”を加算、NDISK
にiをセット(ステップS106)し、ステップS10
7に進む。
【0028】i番の不揮発性メモリが正常である場合
(ステップS102;Y)には、その不揮発性メモリに
管理情報C(i)をセット(ステップS103)する。
C(i)の詳細については後述する。そして、i番のデ
ィスク装置の管理情報記録領域が正常に使用できるか否
かの判断を行い(ステップS104)、管理情報記録領
域に、異常が発見された場合(N)には、不揮発性メモ
リに異常が発見されたときと同じく、ステップS106
に進む。
【0029】i番の管理情報記録領域が正常であると判
断できたときには(ステップS104;Y)、そのディ
スク装置の管理情報記録領域にi番の不揮発性メモリの
内容C(i)を書き込み(ステップS105)、ステッ
プS107に進む。
【0030】ステップS107では、パラメータiに
“1”が加算され、iが全ディスク装置の台数以下であ
る場合(ステップS108;Y)には、ステップS10
2に戻り、次の不揮発性メモリと管理情報記録領域のテ
ストが行われる。iが全ディスク台数より大きくなった
とき(ステップS108;N)に、NERR の値の判定
(ステップS109)が行われる。
【0031】NERR が“0”である場合には、全ディス
ク装置が正常であるので、初期化動作を完了させる。N
ERR が“2”以上の値であるときには、ディスクアレイ
装置の動作が不可能となるので、エラーメッセージをホ
スト計算機に出力(ステップS110)して、初期化動
作を終了する。この場合、ディスクアレイ装置を記憶装
置として動作させることはできない。また、NERR
“1”であるときには、データを冗長構成とすることは
できないが、記憶装置として動作させることが可能であ
るので、NDISK番のディスク装置を使用不可として(ス
テップS111)、初期化動作を終了する。なお、この
使用不可の設定は、ディスクアレイコントローラ13内
のメモリの所定領域に、NDISK番のディスク装置が使用
不可であることを示す情報を書き込むことにより行って
いる。
【0032】このディスクアレイ装置では、初期化時に
不揮発性メモリおよび管理情報記録領域に書き込む管理
情報C(i)として、11バイトのディスクアレイ装置
識別情報と1バイトのスロット番号と2バイトの日付情
報と2バイトの時刻情報を有する16バイトの情報を用
いた。日付と時刻情報は、時計回路16から得られる情
報であり、管理情報C(i)中では、初期化指示がなさ
れた日付と時刻を示す情報を用いている。管理情報は、
これに限られるものではなく、たとえば、乱数を用いる
ことや、スロット番号だけを用いることや、任意の数値
を用いることもできる。しかし、ディスク装置ごとに、
対応する管理情報が異なるようにすることが望ましい。
【0033】次に、記憶装置として動作しているとき
に、ディスク装置141 〜145 のうちの1台に障害が
発生した際の動作を説明する。ディスクアレイコントロ
ーラは、個々のディスク装置から読み出し、または、書
き込み障害が発生したことを示す情報を受信すると、そ
のディスク装置に対応する不揮発性メモリの管理情報の
変更を行う。このディスクアレイ装置では、管理情報中
の日付、時刻情報に対応する部分のみが、時計回路の出
力を基に、障害が発生した日付、時刻情報で書き換えら
れるように構成してある。管理情報として他の形式の情
報を用いた場合には、この変更方法もそれに応じて修正
される。たとえば、スロット番号を管理情報として用い
る場合には、障害が発生するごとに、管理情報にディス
クアレイ装置が内蔵するディスク装置の台数と等しい値
(または、それより大きな値)が加算されるように装置
を構成すればよい。
【0034】実施例のディスクアレイ装置では、この不
揮発性メモリの管理情報とディスク媒体上の記録領域に
書き込まれている管理情報を基に、装置の再立ち上げが
行われたときには、以下のような手順で、各ディスク装
置の状態の判定を行う。
【0035】図3と図4に、再立ち上げ時のディスクア
レイコントローラ13の動作の流れを示す。図4に示し
た動作が図3に示した動作に引き続いて行われる。
【0036】まず、配列変数A(i)、B(i)に
“0”を、カウンタiに“1”、障害ディスク装置台数
カウンタNERR に“0”、障害ディスク装置識別パラメ
ータNDI SKに“0”をセット(ステップS201)す
る。そして、i番の不揮発性メモリのテストを行い(ス
テップS202)、不揮発性メモリが正常でない場合
(N)には、そのディスク装置を使用不可と判断して、
ERR を“1”増加させるとともに、NDISKにiをセッ
ト(ステップS207)し、ステップS208に進む。
【0037】不揮発性メモリが正常である場合(ステッ
プS202;Y)には、その不揮発性メモリの内容を、
配列変数A(i)に書き込む。次いで、i番のディスク
装置の管理情報記録領域のテストを行い、不揮発性メモ
リ記憶部が正常でない場合(ステップS204;N)に
は、ステップS207へ進む。管理情報記録領域が正常
である場合(ステップS204;Y)には、その管理情
報記録領域の内容をB(i)にセット(ステップS20
5)する。ディスク装置に障害が発生していても、ディ
スク装置のカウンタ記録部が読み出せる場合はあるが、
前述のように、障害発生時には、不揮発性メモリの内容
が変更されている。このため、配列変数A(i)とB
(i)の一致を判定(ステップS206)することによ
り、i番のディスク装置が障害ディスク装置であるか否
かの判断が行える。
【0038】配列変数A(i)とB(i)が一致してい
ないときには(ステップS206;N)、i番のディス
ク装置は、正常なディスク装置ではないので、障害ディ
スク装置台数カウンタNERR と障害ディスク装置識別パ
ラメータNDISKを変更(ステップS207)した後に、
iに“1”を加算(ステップS208)し、iが全ディ
スク台数より大きくないときには(ステップS209;
Y)、ステップS202へ戻り、次の不揮発性メモリ、
管理情報記録領域のテストを行う。
【0039】このような動作をiが全ディスク台数より
大きくなるまで、繰り返すことにより(ステップS20
9;N)、NERR には、正常でないディスク装置の台数
がセットされ、NDISKには、正常でないディスク装置の
うち1台の識別番号がセットされることになる。
【0040】図4を用いて、図3に引き続いて行われる
動作を説明する。まず、障害ディスク装置台数カウンタ
ERR の判定を行い(ステップS301)、NERR
“0”であるときには、全ディスク装置が正常であるの
で、立ち上げ動作を終了する。NERR が“2”以上であ
るときには、実施例のディスクアレイ装置の冗長構成に
より、カバーできない障害であるため、エラーメッセー
ジを出力(ステップS302)して、再立ち上げ動作を
終了する。
【0041】NERR が“1”であるときには、A(N
DISK)と“0”との比較を行い、A(NDISK)が“0”
であるときには(ステップS303;Y)、図3に示し
た流れ図から明らかなように、NDISK番の不揮発性メモ
リが異常であるため、NDISK番のディスク装置を使用不
可とする(ステップS306)。A(NDISK)が“0”
でないときには(ステップS303;N)、NDISK番の
ディスク装置が使用可能な状態である場合(たとえば、
正常なディスク装置と交換されている場合)が考えられ
るので、そのディスク装置のテストを行う(ステップS
204)。そして、そのディスク装置を異常と判断した
ときには(ステップS205;N)、そのディスク装置
を使用不可とし(ステップS306)、正常と判断した
ときには(ステップS305;Y)、そのディスク装置
に他のディスク装置内のデータから再構築されたデータ
を書き込む復旧作業を行う(ステップS307)。復旧
作業が完了したならば、そのディスク装置の管理情報記
録領域に、A(NDISK)を書き込み、再立ち上げ動作を
完了する。
【0042】以上説明した実施例のディスクアレイ装置
では、管理情報記録領域に、障害発生時に変更された不
揮発性メモリ内の管理情報を書き込むように構成してあ
るが、管理情報記録領域と不揮発性メモリ、両者の内容
を、初期化時に用いた管理情報C(i)で書き換えるよ
うに装置を構成してもよい。また、不揮発性メモリを1
つにして、管理情報を格納する領域を区別することによ
り、各ディスク装置に対応させてもよいことは当然であ
る。
【0043】実施例のディスクアレイ装置では、1台の
ディスク装置の復旧しか行えない冗長構成を採用してい
るため、障害ディスク装置識別パラメータNDISKを1つ
しか持たず、また、障害ディスク装置台数カウンタN
ERR が2以上となるときには、エラーメッセージを出力
するように構成してあるが、2台以上のディスク装置を
復旧できる冗長構成を用いる場合には、障害ディスク装
置識別パラメータを復旧可能な台数に応じて増やし、障
害ディスク装置台数カウンタによる分岐条件を変更して
やればよい。また、実施例のディスクアレイ装置は、図
4に示したように、立ち上げ時に、自動的に復旧可能な
ディスク装置に対しては復旧を行うように構成してある
が、この機構を設けずに、ホスト計算機からの指示によ
り、復旧作業が開始されるように構成してもよい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、各ディスク装置の状態を立ち上げ時に自動
的に検出するため、システムダウン後の再立ち上げ時に
誤動作を生ずることがない。
【0045】請求項2記載の発明によれば、各ディスク
装置の状態を立ち上げ時に自動的に検出するため、シス
テムダウン後の再立ち上げ時に誤動作を生ずることがな
い。また、ディスク装置の接続ミスをも検出するため、
人為的ミスによりデータが失われることがない。
【0046】請求項3記載の発明によれば、各ディスク
装置の状態を立ち上げ時に自動的に検出するため、シス
テムダウン後の再立ち上げ時に誤動作を生ずることがな
い。また、ディスク装置の接続ミスをも検出するため、
人為的ミスによりデータが失われることがない。さら
に、障害ディスク装置が交換されたことを検出して自動
的にその復旧動作を開始するため、復旧動作の開始指示
をホスト計算機を介して入力する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例のディスクアレイ装置の概要
を示す構成図である。
【図2】 実施例のディスクアレイ装置の初期化動作の
流れを示す流れ図である。
【図3】 実施例のディスクアレイ装置の立ち上げ時に
おける各ディスク装置の状態判定を行う動作の流れを示
す流れ図である。
【図4】 実施例のディスクアレイ装置の立ち上げ時
に、図3の流れに引き続いて行われる動作の流れを示す
流れ図である。
【図5】 従来例のディスクアレイ装置の概要を示す構
成図である。
【図6】 従来例のディスクアレイ装置の書き込み動作
の概要を示す説明図である。
【図7】 従来例の不揮発性記憶部を設けた2重化ディ
スク装置の概要を示す構成図である。
【図8】 従来例のヒストリカウンタ部を設けた2重化
ディスク装置の概要を示す構成図である。
【符号の説明】
11…ディスクアレイ装置、12…インタフェース、1
3…ディスクアレイコントローラ、14、22…ディス
ク装置、15…不揮発性メモリ、16…時計回路、17
…管理情報記録領域、18…記録領域、20…書き込み
要求データ、21…ホスト計算機、23…制御部、24
…不揮発性記憶部、25…オペレーティングシステム、
26…チャネル装置、27…中央処理装置、28…主メ
モリ、29…ヒストリカウンタ部、30…ヒストリカウ
ンタ検証部、31…制御テーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを冗長構成にして格納するための
    複数のディスク装置と、 前記複数のディスク装置のそれぞれの状態の管理に用い
    る管理情報を格納するための不揮発性メモリと、 初期化が指示されたときに、それぞれのディスク装置の
    所定の記録領域に、同一の管理情報を書き込むととも
    に、それらの管理情報をそれぞれのディスク装置に対応
    させて前記不揮発性メモリに書き込む管理情報書込手段
    と、 前記複数のディスク装置のいずれかに読み出しまたは書
    き込み障害が発生したことを検出した際に、そのディス
    ク装置に対応する前記不揮発性メモリ内の管理情報の内
    容を書き換える管理情報書換手段と、 再立ち上げが行われたときに、各ディスク装置の前記記
    録領域に書き込まれている管理情報と、そのディスク装
    置に対応する不揮発性メモリ内に格納されている管理情
    報とを比較し、それらが一致していないディスク装置を
    障害ディスク装置として処理するディスク装置処理手段
    とを具備することを特徴とするディスクアレイ装置。
  2. 【請求項2】 データを冗長構成にして格納するための
    複数のディスク装置と、 前記複数のディスク装置のそれぞれの状態の管理に用い
    る管理情報を格納するための不揮発性メモリと、 初期化が指示されたときに、それぞれのディスク装置の
    所定の記録領域に、互いに異なる管理情報を書き込むと
    ともに、それらの管理情報を各ディスク装置に対応させ
    て前記不揮発性メモリに書き込む管理情報書込手段と、 前記複数のディスク装置のいずれかに読み出しまたは書
    き込み障害が発生したことを検出した際に、そのディス
    ク装置に対応する前記不揮発性メモリ内の管理情報を、
    他の不揮発性メモリ内管理情報と一致しない管理情報で
    書き換える管理情報書換手段と、 再立ち上げが行われたときに、各ディスク装置の前記記
    録領域に書き込まれている管理情報と、そのディスク装
    置に対応する不揮発性メモリ内に格納されている管理情
    報とを比較し、それらが一致していないディスク装置を
    障害ディスク装置として処理するディスク装置処理手段
    とを具備することを特徴とするディスクアレイ装置。
  3. 【請求項3】 データを冗長構成にして格納するための
    複数のディスク装置と、 前記複数のディスク装置のそれぞれの状態の管理に用い
    る管理情報を格納するための不揮発性メモリと、 初期化が指示されたときに、それぞれのディスク装置の
    所定の記録領域に、互いに異なる管理情報を書き込むと
    ともに、それらの管理情報を各ディスク装置に対応させ
    て前記不揮発性メモリに書き込む管理情報書込手段と、 前記複数のディスク装置のいずれかに読み出しまたは書
    き込み障害が発生したことを検出した際に、そのディス
    ク装置に対応する前記不揮発性メモリ内の管理情報を、
    他の不揮発性メモリ内管理情報と一致しない管理情報で
    書き換える管理情報書換手段と、 再立ち上げが行われたときに、各ディスク装置の前記記
    録領域に書き込まれている管理情報と、そのディスク装
    置に対応する不揮発性メモリ内に格納されている管理情
    報とを比較し、それらが一致していないディスク装置を
    特定するディスク装置特定手段と、 この管理情報不一致ディスク装置特定手段により特定さ
    れたディスク装置の動作チェックを行い、そのディスク
    装置が正常にアクセスが行えない場合には、そのディス
    ク装置を障害ディスク装置として処理し、正常にアクセ
    スが行える場合には、他のディスク装置内に格納されて
    いるデータを基にそのディスク装置を復旧させ、復旧さ
    せたディスク装置の所定の記録領域に、対応する前記不
    揮発性メモリ内の管理情報を書き込むディスク装置処理
    手段とを具備することを特徴とするディスクアレイ装
    置。
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