JPH075615Y2 - ノイズ防止部品 - Google Patents

ノイズ防止部品

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JPH075615Y2
JPH075615Y2 JP1987185264U JP18526487U JPH075615Y2 JP H075615 Y2 JPH075615 Y2 JP H075615Y2 JP 1987185264 U JP1987185264 U JP 1987185264U JP 18526487 U JP18526487 U JP 18526487U JP H075615 Y2 JPH075615 Y2 JP H075615Y2
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cable
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noise prevention
cover
magnetic
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鏡　　優
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電子機器の耐電磁ノイズ性を向上する目的で
行なう信号線用ノイズ防止部品に関し、特に信号線用の
フラットケーブル用ノイズ防止部品に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来の信号線用のフラットケーブルへの電磁ノイズを防
止するノイズ防止部品の取り付けは、第１図に示すよう
な角筒型のコアを用い、第２図に示す様に、断面が矩形
の中央に孔のあるコアにフラットケーブルを通した形で
行なわれていた。この場合フラットケーブル２の端部を
配線する前にコア１の中央孔にフラットケーブルを通
し、その後でケーブルの端部をコネウタ等へ接続すると
いう手順で行なっていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし従来の取り付け方法では、フラットケーブル（以
下ケーブルと称す）がコネクタ等に接続済みの場合には
コアをケーブルに挿入することが出来ず、且つ従来構造
のコアの場合にはケーブルに取り付けたコアは確保され
ていないため、取り付け後コアがケーブル上を移動する
という欠点があった。
本考案はこのような欠点を解消した、簡易なケーブル用
ノイズ防止部品を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は第３図に示すように、第１図に示す矩形断面の
コア１を二つに分割した分割型のコア３と、コア取り付
け用カバー（以下カバーと称す）４とから成っている。
カバー４は、二つ折りが可能な形状でカバー着脱用の爪
７、及び爪受け部８と、ケーブル保持用のケーブル支持
部５、及びばね部６とが設けてある。
見開きが出来るブック型の非磁性カバーの内側両面に磁
性コアを取り付けるように構成し、前記カバーを閉じた
時に磁性コアと磁性コアとの間にフラットケーブルが挟
持されるようにしたノイズ防止部品であり、前記磁性コ
ア取り付けカバーには爪及び爪受け部を取り付け嵌合し
て磁性コアと磁性コア取り付けカバーを一体にし、且つ
磁性コア取り付けカバーに設けてあるケーブル支持部、
及びばね部によりフラットケーブルを取り付け後の前記
磁性コアの位置ずれを防止するように構成したことを特
徴とするノズル防止部品。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例について、図面を参照しながら説
明する。
第３図及び第４図は本考案によるノイズ防止部品を示
し、分割型コア３、及びカバー４とから成り、第４図
は、ノイズ防止部品をケーブル２へ取り付けた状態を示
したものである。この場合カバーは非磁性の樹脂等で作
った弾性を持つ材料を使用するもので、カバーは分割し
たコアを夫々収納し中央で二つ折りでき、爪７と爪受け
部８とを噛み合わせ一体にすることによりケーブル２を
二分割したコア３の中央孔へ容易に取り付けることが可
能となる。
即ち、コネクタ等へ接続してあるケーブルへも本考案に
よるケーブル用ノイズ防止部品を用い、直ちに取り付け
ることが出来る。又、第４図の爪７の下部にある溝にド
ライバ等をこじ入れれば、カバーをケーブルから容易に
取り外すことが可能である。
又、第３図及び第４図に示すように、先端を丸めたケー
ブル支持部５と弾性を持たせたばね部６とにより、コア
取り付け後のケーブルにノイズ防止部品は強固に、しか
も傷付かずに保持される。
従って本考案のノイズ部品は、コア取り付け後にケーブ
ル上でコアの位置ずれを生ずることは防止される。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によるノイズ防止部品は、
分割型コア、及びカバーを使用し、カバーに着脱用の爪
及び爪受け部と、ケーブル保持用のケーブル支持部、及
びばね部を設けたものであり、これにより配線済みのケ
ーブルにもノイズ防止部品の後付けが可能となり、且つ
取り付け後はノイズ防止部品はケーブル上の所定位置に
保持されるものである。
【図面の簡単な説明】
第１図は、従来のフラットケーブル用コアの形状を示す
斜視図。 第２図は、第１図のコアをフラットケーブルへ取り付け
た状態を示す斜視図。 第３図は、本考案によるノイズ防止部品の形状を示す斜
視図。 第４図は、本考案の実施例として第３図のノイズ防止部
品をフラットケーブルへ取り付けた状態を示す斜視図。 １……磁性コア（一体型）。 ２……フラットケーブル。 ３……磁性コア（分割型）。 ４……コア取り付け用カバー。 ５……ケーブル支持部。 ６……ばね部。 ７……爪部。 ８……爪受け部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】分割型の磁性コアと、非磁性の見開きが出
    来るブック型で内側両面に前記磁性コアを一体に取り付
    け閉ぢた時に爪及び爪受け部を設けて嵌合するコア取り
    付けカバーとによりフラットケーブルを挟持するよう形
    成したノイズ防止部品において、前記コア取り付けカバ
    ーの両側にフラットケーブルに対向し挟持する一体に形
    成され先端を丸めたケーブル支持部と該ケーブル支持部
    を分割支持するばね部とを設けてなることを特徴とする
    ノイズ防止部品。
JP1987185264U 1987-12-03 1987-12-03 ノイズ防止部品 Expired - Lifetime JPH075615Y2 (ja)

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JPH0189710U JPH0189710U (ja) 1989-06-13
JPH075615Y2 true JPH075615Y2 (ja) 1995-02-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2507749Y2 (ja) * 1989-12-29 1996-08-21 株式会社トーキン 電子雑音防止装置
JPH0810165Y2 (ja) * 1990-03-09 1996-03-27 株式会社トーキン 電磁障害防止装置

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JPS63110007U (ja) * 1987-01-08 1988-07-15

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JPH0189710U (ja) 1989-06-13

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