JPH0756110B2 - 織・編物の加工方法 - Google Patents
織・編物の加工方法Info
- Publication number
- JPH0756110B2 JPH0756110B2 JP24909686A JP24909686A JPH0756110B2 JP H0756110 B2 JPH0756110 B2 JP H0756110B2 JP 24909686 A JP24909686 A JP 24909686A JP 24909686 A JP24909686 A JP 24909686A JP H0756110 B2 JPH0756110 B2 JP H0756110B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- washing
- compound
- woven
- methylol
- methyloldimethylphosphonopropylamide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] セルロース系繊維を含む織・編物に、少くともアミドホ
スフアゼン化合物、N−メチロールジメチルホスホノプ
ロピルアミド、N−メチロールジメチルホスホノプロピ
ルアミド以外のメチロール化合物及び酸性触媒を含む水
溶液を附着させ、次いで、乾燥、キユアリング、続いて
ソーピングを行うことを特徴とする、織・編物の加工方
法に関するものである。
スフアゼン化合物、N−メチロールジメチルホスホノプ
ロピルアミド、N−メチロールジメチルホスホノプロピ
ルアミド以外のメチロール化合物及び酸性触媒を含む水
溶液を附着させ、次いで、乾燥、キユアリング、続いて
ソーピングを行うことを特徴とする、織・編物の加工方
法に関するものである。
[従来の技術] アミドホスフアゼン化合物を含む加工液を、セルロース
系繊維を含む織物に付着させ、次いで、乾燥、キユアリ
ング、続いてソーピングを行うことを特徴とする防炎加
工方法は、米国特許第2,782,133号明細書に開示されて
いる。
系繊維を含む織物に付着させ、次いで、乾燥、キユアリ
ング、続いてソーピングを行うことを特徴とする防炎加
工方法は、米国特許第2,782,133号明細書に開示されて
いる。
又、N−メチロールジメチルホスホノプロピルアミドを
防炎剤として使用する方法は公知である。
防炎剤として使用する方法は公知である。
[発明が解決しようとする問題点] アミドホスフアゼン化合物又はアミドホスフアゼン化合
物に、塩化アンモニウムを添加した加工液を、セルロー
ス系繊維を含む織・編物に付着させ、次いで、乾燥、キ
ユアリング続いてソーピングを行つて得られた防炎加工
製品は、耐洗濯性に乏しい上に、加工後の経時とともに
耐洗濯性が低下する。即ち経時安定性に問題がある。又
N−メチロールジメチルホスホノプロピルアミドを使用
して得られた防炎加工製品は、くり返し洗濯後の収縮
率、洗濯後のしわに問題がある。
物に、塩化アンモニウムを添加した加工液を、セルロー
ス系繊維を含む織・編物に付着させ、次いで、乾燥、キ
ユアリング続いてソーピングを行つて得られた防炎加工
製品は、耐洗濯性に乏しい上に、加工後の経時とともに
耐洗濯性が低下する。即ち経時安定性に問題がある。又
N−メチロールジメチルホスホノプロピルアミドを使用
して得られた防炎加工製品は、くり返し洗濯後の収縮
率、洗濯後のしわに問題がある。
[問題点を解決するための手段] この従来法の問題点は、アミドホスフアゼン化合物に、
少くともN−メチロールジメチルホスホノプロピルアミ
ド、N−メチロールジメチルホスホノプロピルアミド以
外のメチロール化合物及び酸性触媒を添加した加工液を
セルロース系繊維を含む織・編物に付着させ、次いで、
乾燥、キユアリング続いてソーピングを行つて、耐洗濯
性が良好で、その上耐洗濯性に関し経時安定性に秀れ、
さらに洗濯後のしわ、くり返し洗濯による収縮率の良好
な防炎加工製品を得ることにより解決することができ
た。本発明は、既知の2種の防炎剤即ちアミドホスフア
ゼン化合物及びN−メチロールジメチルホスホノプロピ
ルアミドの相乗効果により耐洗濯性が良好で、その上耐
洗濯性に関し経時安定性に秀れ、さらに洗濯後のしわ、
くり返し洗濯による収縮率の良好な防炎加工方法に関す
るものである。本発明は、従来法の問題点である耐洗濯
性、耐洗濯性に関する経時安定性、洗濯後のしわ及びく
り返し洗濯による収縮率に関し鋭意研究の結果本発明に
到達した。
少くともN−メチロールジメチルホスホノプロピルアミ
ド、N−メチロールジメチルホスホノプロピルアミド以
外のメチロール化合物及び酸性触媒を添加した加工液を
セルロース系繊維を含む織・編物に付着させ、次いで、
乾燥、キユアリング続いてソーピングを行つて、耐洗濯
性が良好で、その上耐洗濯性に関し経時安定性に秀れ、
さらに洗濯後のしわ、くり返し洗濯による収縮率の良好
な防炎加工製品を得ることにより解決することができ
た。本発明は、既知の2種の防炎剤即ちアミドホスフア
ゼン化合物及びN−メチロールジメチルホスホノプロピ
ルアミドの相乗効果により耐洗濯性が良好で、その上耐
洗濯性に関し経時安定性に秀れ、さらに洗濯後のしわ、
くり返し洗濯による収縮率の良好な防炎加工方法に関す
るものである。本発明は、従来法の問題点である耐洗濯
性、耐洗濯性に関する経時安定性、洗濯後のしわ及びく
り返し洗濯による収縮率に関し鋭意研究の結果本発明に
到達した。
本発明は、アミドホスフアゼン化合物に、少くともN−
メチロールジメチルホスホノプロピルアミド、N−メチ
ロールジメチルホスホノプロピルアミド以外のメチロー
ル化合物及び酸性触媒を添加した水溶液をセルロース系
繊維を含む織・編物に付着させ、次いで、乾燥、キユア
リング続いてソーピングを行うことを特徴とする。
メチロールジメチルホスホノプロピルアミド、N−メチ
ロールジメチルホスホノプロピルアミド以外のメチロー
ル化合物及び酸性触媒を添加した水溶液をセルロース系
繊維を含む織・編物に付着させ、次いで、乾燥、キユア
リング続いてソーピングを行うことを特徴とする。
本発明に使用されるセルロース系繊維としては、ビスコ
ースレーヨンフイラメント、ビスコースレーヨンステー
プル、強力ビスコースレーヨンフイラメント、強力ビス
コースレーヨンステープル、ポリノジツク、キユプラフ
イラメント、キユプラステーブル、アセテートフイラメ
ント、木綿及び麻等をあげることができる。セルロース
系繊維を含む織・編物としては、前記セルロース系繊維
100%からなる織・編物、前記セルロース系繊維と他の
繊維とを混紡した糸より得られた織・編物及び前記セル
ロース系繊維と他の繊維との混織により得られた織・編
物等をあげることができる。他の繊維の好ましい混紡及
び/又は混織率は30%以下である。
ースレーヨンフイラメント、ビスコースレーヨンステー
プル、強力ビスコースレーヨンフイラメント、強力ビス
コースレーヨンステープル、ポリノジツク、キユプラフ
イラメント、キユプラステーブル、アセテートフイラメ
ント、木綿及び麻等をあげることができる。セルロース
系繊維を含む織・編物としては、前記セルロース系繊維
100%からなる織・編物、前記セルロース系繊維と他の
繊維とを混紡した糸より得られた織・編物及び前記セル
ロース系繊維と他の繊維との混織により得られた織・編
物等をあげることができる。他の繊維の好ましい混紡及
び/又は混織率は30%以下である。
本発明に使用されるアミドホスフアゼン化合物として
は、水溶性のものであれば全て使用出来る。
は、水溶性のものであれば全て使用出来る。
例えば、一般式 の環状アミドホスフアゼン化合物又は一般式 PnNn(NH2)2n及び PnNn-1(NH2)2n+3の線状アミドホスフアゼン化合物を
使用することができる。好ましい環状アミドホスフアゼ
ン化合物としては、(1)式で示す6員環、8員環(式
省略)及び10員環(式省略)をあげることができる。
式: 好ましい線状アミドホスフアゼン化合物としては、
(2)〜(6)式等 で示されるものをあげることができるが、さらに高重合
体のものも使用可能である。アミドホスフアゼン化合物
のアミド基の少量が、他の置換基例えば−Cl,−OCH3,−
OC2H5,−OC3H7及び−OH等で置換されているものも本発
明に用いられるアミドホスフアゼン化合物に含まれる。
使用することができる。好ましい環状アミドホスフアゼ
ン化合物としては、(1)式で示す6員環、8員環(式
省略)及び10員環(式省略)をあげることができる。
式: 好ましい線状アミドホスフアゼン化合物としては、
(2)〜(6)式等 で示されるものをあげることができるが、さらに高重合
体のものも使用可能である。アミドホスフアゼン化合物
のアミド基の少量が、他の置換基例えば−Cl,−OCH3,−
OC2H5,−OC3H7及び−OH等で置換されているものも本発
明に用いられるアミドホスフアゼン化合物に含まれる。
本発明のセルロース系繊維を含む織・編物の加工液は、
アミドホスフアゼン化合物の他に少なくともN−メチロ
ールジメチルホスホノプロピルアミド、N−メチロール
ジメチルホスホノプロピルアミド以外のメチロール化合
物及び酸性触媒を含む必要がある。本発明の方法に於て
用いられるN−メチロールジメチルホスホノプロピルア
ミド以外のメチロール化合物としては、酸性触媒下でセ
ルロースのヒドロキシル基又は/及びメチロール基間で
反応することのできるメチロール基を有する化合物で、
例えば、トリメチロールメラミン、ヘキサメチロールメ
ラミン等のメラミンのメチロール化合物、ジメチロール
エチレン尿素等のエチレン尿素のメチロール化合物、ジ
メチロールプロピレン尿素等のプロピレン尿素のメチロ
ール化合物及びジメチロール尿素等の尿素のメチロール
化合物、およびこれらの誘導体、例えば部分エーテル化
物等をあげることができる。又2種以上のN−メチロー
ルジメチルホスホノプロピルアミド以外のメチロール化
合物を併用して用いることができる。本発明に用いられ
る酸性触媒としては、加工液に溶解した時すでに酸性を
示すものと、加熱してはじめて酸性を示す潜在酸のいず
れかでもよく、織物の樹脂加工に用いられる酸性触媒で
あれば全て有効であり、例えば、尿素−ホルムアルデヒ
ド、メラミン−ホルムアルデヒド、メチル化メチロール
メラミン、ジメチロールエチレン尿素、ジメチロールウ
ロン、テトラメチロールアセチレンジ尿素、ジメチロー
ルトリアゾン、トリメチロールメラミン等のアミノプラ
スト樹脂加工剤、およびグリオキザール系樹脂加工剤等
に用いられるリン酸、蟻酸等の酸、リン酸二アンモニウ
ム、塩化アンモニウム、硝酸アンモニウム等のアンモニ
ウム塩、モノエチルアミン塩酸塩、トリエタノールアミ
ン塩酸塩等の有機アミン塩酸塩、及び塩化亜鉛、塩化マ
グネシウム、硝酸亜鉛、硼弗化亜鉛等の金属塩をあげる
ことができる。これらの酸性触媒は2種以上併用して効
果的に用いることもできる。本発明者達は耐洗濯性の向
上を目的としたアミドホスフアゼン化合物の防炎加工方
法として特願昭60−103389号等を出願しているが、これ
ら出願の耐洗濯性向上に用いられている加工剤を本発明
の加工液にさらに添加して用いることも効果的に実施で
きる。又、本発明の加工液は、本発明の必須成分の他に
樹脂加工剤、柔軟剤、浸透剤及び/又は撥水剤等を併用
して用いることもできる。加工液中に含まれるアミドホ
スフアゼン化合物の好ましい濃度は40〜100(g/)で
ある。N−メチロールジメチルホスホノプロピルアミド
の加工液中に於ける好ましい濃度は40〜200(g/)で
ある。加工液中に含まれるメチロール化合物の好ましい
濃度は20〜80(g/)である。酸性触媒の加工液中に於
ける好ましい濃度は20〜100(g/)である。
アミドホスフアゼン化合物の他に少なくともN−メチロ
ールジメチルホスホノプロピルアミド、N−メチロール
ジメチルホスホノプロピルアミド以外のメチロール化合
物及び酸性触媒を含む必要がある。本発明の方法に於て
用いられるN−メチロールジメチルホスホノプロピルア
ミド以外のメチロール化合物としては、酸性触媒下でセ
ルロースのヒドロキシル基又は/及びメチロール基間で
反応することのできるメチロール基を有する化合物で、
例えば、トリメチロールメラミン、ヘキサメチロールメ
ラミン等のメラミンのメチロール化合物、ジメチロール
エチレン尿素等のエチレン尿素のメチロール化合物、ジ
メチロールプロピレン尿素等のプロピレン尿素のメチロ
ール化合物及びジメチロール尿素等の尿素のメチロール
化合物、およびこれらの誘導体、例えば部分エーテル化
物等をあげることができる。又2種以上のN−メチロー
ルジメチルホスホノプロピルアミド以外のメチロール化
合物を併用して用いることができる。本発明に用いられ
る酸性触媒としては、加工液に溶解した時すでに酸性を
示すものと、加熱してはじめて酸性を示す潜在酸のいず
れかでもよく、織物の樹脂加工に用いられる酸性触媒で
あれば全て有効であり、例えば、尿素−ホルムアルデヒ
ド、メラミン−ホルムアルデヒド、メチル化メチロール
メラミン、ジメチロールエチレン尿素、ジメチロールウ
ロン、テトラメチロールアセチレンジ尿素、ジメチロー
ルトリアゾン、トリメチロールメラミン等のアミノプラ
スト樹脂加工剤、およびグリオキザール系樹脂加工剤等
に用いられるリン酸、蟻酸等の酸、リン酸二アンモニウ
ム、塩化アンモニウム、硝酸アンモニウム等のアンモニ
ウム塩、モノエチルアミン塩酸塩、トリエタノールアミ
ン塩酸塩等の有機アミン塩酸塩、及び塩化亜鉛、塩化マ
グネシウム、硝酸亜鉛、硼弗化亜鉛等の金属塩をあげる
ことができる。これらの酸性触媒は2種以上併用して効
果的に用いることもできる。本発明者達は耐洗濯性の向
上を目的としたアミドホスフアゼン化合物の防炎加工方
法として特願昭60−103389号等を出願しているが、これ
ら出願の耐洗濯性向上に用いられている加工剤を本発明
の加工液にさらに添加して用いることも効果的に実施で
きる。又、本発明の加工液は、本発明の必須成分の他に
樹脂加工剤、柔軟剤、浸透剤及び/又は撥水剤等を併用
して用いることもできる。加工液中に含まれるアミドホ
スフアゼン化合物の好ましい濃度は40〜100(g/)で
ある。N−メチロールジメチルホスホノプロピルアミド
の加工液中に於ける好ましい濃度は40〜200(g/)で
ある。加工液中に含まれるメチロール化合物の好ましい
濃度は20〜80(g/)である。酸性触媒の加工液中に於
ける好ましい濃度は20〜100(g/)である。
本発明の加工液が付着したセルロース系繊維を含む織・
編物は、乾燥し続いてキユアリングする。キユアリング
後ソーピングするが、ソーピング条件として好ましくは
弱アルカリ浴で中和後湯洗い及び/又は水洗し乾燥す
る。
編物は、乾燥し続いてキユアリングする。キユアリング
後ソーピングするが、ソーピング条件として好ましくは
弱アルカリ浴で中和後湯洗い及び/又は水洗し乾燥す
る。
本発明に使用する測定法について説明する。
(1) 洗濯 昭和48年6月1日付消防庁告示第11号「防炎性能に係る
耐洗濯性能の基準」の水洗い洗濯試験法により行つた。
但し5回洗濯の場合は簡便法(75分洗濯を5回洗濯とす
る)を用いた。
耐洗濯性能の基準」の水洗い洗濯試験法により行つた。
但し5回洗濯の場合は簡便法(75分洗濯を5回洗濯とす
る)を用いた。
(2) 炭化面積 JIS L 1091に規定されるA−1法(45゜ミクロバー
ナー1分間加熱)の燃焼試験により求めた。燃焼試験は
たて方向で行つた。
ナー1分間加熱)の燃焼試験により求めた。燃焼試験は
たて方向で行つた。
(3) 洗濯後のしわ JIS L 1096−1979:6.23.1.項A法により乾燥はタン
ブル乾燥にて測定した。
ブル乾燥にて測定した。
(4) 耐洗濯性の評価 前記(1)項による洗濯方法により洗濯を行つた後、前
記(2)項の方法により炭化面積を求めることにより行
つた。
記(2)項の方法により炭化面積を求めることにより行
つた。
(5) 経時安定性の評価 加工織・編物を加工後直ちに5回洗濯したのち、炭化面
積(A)を求め、次に同加工織・編物を、温度80℃、関
係湿度58%の容器内にて32時間処理し、その後5回洗濯
を行つた後の加工織・編物の炭化面積(B)を求め、A
とBを比較することにより行つた。
積(A)を求め、次に同加工織・編物を、温度80℃、関
係湿度58%の容器内にて32時間処理し、その後5回洗濯
を行つた後の加工織・編物の炭化面積(B)を求め、A
とBを比較することにより行つた。
(6) くり返し洗濯による収縮率 (イ) 試験片の作り方 JIS L−1042−1983:7項記載の試料の採取及び試験片
の作り方により40×40cmの試験片を作成した。
の作り方により40×40cmの試験片を作成した。
(ロ) 洗濯 前記(1)項の方法による。
(ハ) 測定 洗濯後、JIS L−1042−1983:9項記載の測定の方法に
より行つた。
より行つた。
(ニ) 計算 JIS L−1042−1983:10項記載の計算の方法により行つ
た。
た。
実施例1 6員環アミドホスフアゼン化合物50%を含む環状アミド
ホスフアゼン化合物が85%および、線状アミドホスフア
ゼン化合物15%からなるアミドホスフアゼン化合物の混
合物80g/、N−メチロールジメチルホスホノプロピル
アミド170g/、トリメチロールメラミン40g/、塩化
アンモニウム110g/、燐酸20g/の水溶液からなる加
工液に、目付240g/m2の木綿100%の織物を浸漬し、ピツ
クアツプ100%に圧搾したのち、乾燥し、続いて175℃で
3分キユアリングした織物を40g/の炭酸ソーダに浸漬
し、続いて湯洗い、乾燥して防炎加工織物(本発明1)
を得た。結果を第1表に示す。
ホスフアゼン化合物が85%および、線状アミドホスフア
ゼン化合物15%からなるアミドホスフアゼン化合物の混
合物80g/、N−メチロールジメチルホスホノプロピル
アミド170g/、トリメチロールメラミン40g/、塩化
アンモニウム110g/、燐酸20g/の水溶液からなる加
工液に、目付240g/m2の木綿100%の織物を浸漬し、ピツ
クアツプ100%に圧搾したのち、乾燥し、続いて175℃で
3分キユアリングした織物を40g/の炭酸ソーダに浸漬
し、続いて湯洗い、乾燥して防炎加工織物(本発明1)
を得た。結果を第1表に示す。
比較例1 N−メチロールジメチルホスホノプロピルアミド170g/
、トリメチロールメラミン40g/、燐酸20g/の水溶
液からなる加工液を用いて、実施例1と同様の方法にて
防炎加工織物(比較例1)を得た。結果を第1表に示
す。
、トリメチロールメラミン40g/、燐酸20g/の水溶
液からなる加工液を用いて、実施例1と同様の方法にて
防炎加工織物(比較例1)を得た。結果を第1表に示
す。
比較例2 N−メチロールジメチルホスホノプロピルアミド220g/
を添加すること以外は、比較例1と同様の方法にて防
炎加工織物(比較例2)を得た。結果を第1表に示す。
を添加すること以外は、比較例1と同様の方法にて防
炎加工織物(比較例2)を得た。結果を第1表に示す。
比較例3 N−メチロールジメチルホスホノプロピルアミド280g/
を添加すること以外は、比較例1と同様の方法にて防
炎加工織物(比較例3)を得た。結果を第1表に示す。
を添加すること以外は、比較例1と同様の方法にて防
炎加工織物(比較例3)を得た。結果を第1表に示す。
比較例4 実施例1と同様のアミドホスフアゼン化合物の混合物80
g/、塩化アンモニウム110g/の水溶液からなる加工
液を用いて実施例1と同様の方法にて防炎加工織物(比
較例4)を得た。結果を第1表に示す。
g/、塩化アンモニウム110g/の水溶液からなる加工
液を用いて実施例1と同様の方法にて防炎加工織物(比
較例4)を得た。結果を第1表に示す。
比較例5 アミドホスフアゼン化合物の混合物110g/、塩化アン
モニウム150g/を添加すること以外は、比較例4と同
様の方法にて防炎加工織物(比較例5)を得た。結果を
第1表に示す。
モニウム150g/を添加すること以外は、比較例4と同
様の方法にて防炎加工織物(比較例5)を得た。結果を
第1表に示す。
比較例6 アミドホスフアゼン化合物の混合物150g/、塩化アン
モニウム210g/を添加すること以外は、比較例4と同
様の方法にて防炎加工織物(比較例6)を得た。結果を
第1表に示す。
モニウム210g/を添加すること以外は、比較例4と同
様の方法にて防炎加工織物(比較例6)を得た。結果を
第1表に示す。
実施例2 6員環アミドホスフアゼン化合物100g/、N−メチロ
ールジメチルホスホノプロピルアミド120g/、ジメチ
ロールエチレン尿素45g/、硝酸亜鉛(6水和物)70g/
、及び塩化マグネシウム60g/の水溶液からなる加工
液に、目付230g/m2の木綿85%、ポリエステル15%から
なる織物を浸漬し、ピツクアツプ110%に圧搾したのち
乾燥し、続いて175℃で3分キユアリングした織物を20g
/の炭酸ソーダに浸漬し、続いて湯洗い乾燥して防炎
加工織物(本発明2)を得た。結果を第2表に示す。
ールジメチルホスホノプロピルアミド120g/、ジメチ
ロールエチレン尿素45g/、硝酸亜鉛(6水和物)70g/
、及び塩化マグネシウム60g/の水溶液からなる加工
液に、目付230g/m2の木綿85%、ポリエステル15%から
なる織物を浸漬し、ピツクアツプ110%に圧搾したのち
乾燥し、続いて175℃で3分キユアリングした織物を20g
/の炭酸ソーダに浸漬し、続いて湯洗い乾燥して防炎
加工織物(本発明2)を得た。結果を第2表に示す。
Claims (1)
- 【請求項1】セルロース系繊維を含む織・編物に、少な
くともアミドホスファゼン化合、N−メチロールジメチ
ルホスホノプロピルアミド、N−メチロールジメチルホ
スホノプロピルアミド以外のメチロール化合物及び酸性
触媒を含む水溶液を附着させ、次いで、乾燥、キュアリ
ング、続いてソーピングを行うことを特徴とする、織・
編物の加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24909686A JPH0756110B2 (ja) | 1986-10-20 | 1986-10-20 | 織・編物の加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24909686A JPH0756110B2 (ja) | 1986-10-20 | 1986-10-20 | 織・編物の加工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63105179A JPS63105179A (ja) | 1988-05-10 |
JPH0756110B2 true JPH0756110B2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=17187914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24909686A Expired - Lifetime JPH0756110B2 (ja) | 1986-10-20 | 1986-10-20 | 織・編物の加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0756110B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02216267A (ja) * | 1988-10-12 | 1990-08-29 | Tango Orimono Kougiyoukumiai | 蛋白繊維製品の防縮加工方法 |
DE4001218C2 (de) * | 1989-01-17 | 1997-12-18 | Webasto Systemkomponenten Gmbh | Vorrichtung mit einer flexiblen Fläche zur Aufnahme fotovoltaischer Zellen |
-
1986
- 1986-10-20 JP JP24909686A patent/JPH0756110B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63105179A (ja) | 1988-05-10 |
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