JPH0756041Y2 - 筋力トレーニング装置 - Google Patents

筋力トレーニング装置

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JPH0756041Y2
JPH0756041Y2 JP4170493U JP4170493U JPH0756041Y2 JP H0756041 Y2 JPH0756041 Y2 JP H0756041Y2 JP 4170493 U JP4170493 U JP 4170493U JP 4170493 U JP4170493 U JP 4170493U JP H0756041 Y2 JPH0756041 Y2 JP H0756041Y2
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JP
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weight
arm
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muscle
main body
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JP4170493U
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JPH0712157U (ja
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博 武田
Original Assignee
株式会社ナプス
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は上腕筋群、広背筋、大
胸筋及び三角筋等を鍛練してこれらの筋力を増強するた
めの筋力トレーニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、上腕筋群と広背筋の鍛練には、
鍛練者が鉄棒に懸垂して身体を上げ下げして行い、ま
た、大胸筋と三角筋及び上腕筋の鍛練には、鍛練者が平
行棒にて身体を上げ下げして行うのが通例である。
【0003】また、この種の鍛練についてのウエイトを
用いた筋力トレーニング装置として、図5に示すよう
に、ウエイト7の枚数を選択して付加できるウエイト連
結具6にロープ13で連結され、トラックレール11を
昇降可能なスライドユニット12に座部18を軸19で
回動自在に設け、その座部18に鍛練者の膝を載せ、固
定位置にあるアーム35のグリップ37を,37を両手
で握持し、身体を上げ下げると、ウエイト7の重量分の
身体の重さが軽減されることにより、身体の上げ下げ運
動を軽便にできるというものである。なお、最上段のア
ームを握持して身体を上げ下げすると、上腕筋群と広背
筋を鍛練する通称チンニングであり、下段のアームを握
持して身体を上げ下げすると、大胸筋、三角筋及び上腕
筋を鍛練する通称ディッピングである。
【0004】ここで、図5に示す従来の筋力トレーニン
グ装置を説明すると、床面等に載置する本体ベース1に
直交して一対の本体フレーム2,3が直立し、この本体
フレーム2,3間にスライドレール4,5が平行に直立
して設けられ、このスライドレール4,5に係合してウ
エイト連結具6及びウエイト7が昇降可能に支持されて
いる。ウエイト7はカバー8に囲まれている。 ウエイト
連結具6は必要な枚数を選択して連結するための連結ロ
ッド9が中央部に直交して連結されており、この連結ロ
ッド9には各ウエイト7に穿設された横孔に対応する透
孔が一定間隔で段状に穿設され、これらの透孔に連結ピ
ン10を横方向から挿入することにより、選択されたウ
エイト7を連結できる。そのため、カバー8には連結ピ
ン10が昇降するための間隙であるスリットが形成され
ている。 そして、本体フレーム3にトラックレール11
が平行に直立して設けられ、このトラックレール11に
係合してスライドユニット12が昇降可能に設けられ、
このスライドユニット12に、一端部を連結ロッド9に
止着したワイヤロープ等の第1索条13の他端部が連結
されている。第1索条の他端部は本体フレーム2,3間
の補強バー14と本体フレーム3にそれぞれ軸支したシ
ーブ15,16を経由して前記スライドユニット12に
連結されている。 スライドユニット12にはブラケット
17を介してベンチシート18が軸19を中心で回動
し、かつ、ロック手段18aを有して折り畳み可能に連
結されている。一方、本体フレーム3には水平方向に延
伸するプレート20が設けられ、このプレート20の外
端部にそれぞれアーム21がそれぞれ連結されている。
アーム14の端部にはグリップ22が形成されている。
アーム21の上部に所定の間隔を有して第2アーム35
が本体フレーム3の頂部に水平位置で固定されている。
第2アーム35の両端部にはアーム21のグリップ22
と同様のグリップ36,37が形成されている。アーム
21,21は端部がプレート20に回転可能に軸着され
ていて、その軸心とアーム21の中心が偏倚しており、
したがって、グリップ22を介しその軸心を中心として
アーム21を周方向へ回せばグリップ22の位置を内外
に変更できる。 トラックレール11を昇降可能なスライ
ドユニット12は、図6及び図7に示したように、本体
フレーム3を、一対のガイドフレーム40,40と、ガ
イドフレーム40,40に平行に挟まれた支持板41
と、支持板41に長手方向で固定されたガイドレール4
2とから構成し、ガイドレール42は両側面に溝43,
43を有してその断面が分銅型である。一方、スライド
ユニット12はその溝43,43に係合する案内部4
4,44を有する摺動部材45がガイドレール42を咬
持し、ガイドレール42の長手方向へ滑動可能である。
摺動部材45はベース46に固定した台座47に固定さ
れている。 さらに、ガイドレール42と摺動部材45を
詳しく説明すると、図8及び図9に示したように、その
左右両側に突出した突起51,51の角部にそれぞれ長
手方向へ断面が弧状の摺接面52,52を形成してあ
る。摺動部材45は、エンドレスに形成された循環路5
3,53を複数のボール54が循環可能に収納されてそ
の一部が案内部55の内側に露出し、かつ、前記摺接面
52に当接させ、その案内部55でガイドレール42を
抱持して跨座し、ガイドレール42の長手方向へ滑動可
能である。 循環路53は、摺動部材45の断面中心の左
右両側にそれぞれ斜め方向においてそれぞれエンドレス
に形成されている。56はボール54のリテーナーであ
る。したがって、摺動部材45は浮き上がり方向の定格
荷重が大きく、高剛性であり、かつ、バランスの取れた
プリロードを与える。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、鍛練者
が鉄棒や平行棒に懸垂して身体を上げ下げして鍛練する
のは、鍛練すべき筋肉には自己の体重しか掛からないか
ら、自己の体重以上の荷重をこれらの筋群に掛けて鍛練
をすることができない。また、上記トレーニング装置に
よれば、鍛練者の体重を軽くして身体の上げ下げ運動を
し易くするだけのことであるから、女性や初心者等には
きわめて使用し易い装置ということができるが、熟練者
や専門家には軽過ぎて効果的な鍛練をすることができな
い。
【0006】そこで、この考案は、上腕筋群、広背筋、
大胸筋及び三角筋の鍛練に際し、熟練者や専門家が自己
の体重に加えて所望のウエイトの荷重を掛けることによ
り、効果的な鍛練が簡便迅速かつ容易にできるようにし
た筋力トレーニング装置を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案にかかる筋力ト
レーニング装置は、床面に固定する本体ベースと、該本
体ベースに直立して連結された本体フレームと、該本体
フレームに沿って昇降可能なスライドユニットと、該ス
ライドユニットに一端部が連結され、他端部が前記本体
フレームに軸支したシーブを経由する第1索条と、該第
1索条の他端部に所望枚数を連結するウエイトと、前記
本体フレームの所定高さ位置に固定支持されたアーム
と、前記スライドユニットに一端部が連結され、他端部
が前記本体ベースと平行に延伸してその他端部に腰ベル
トを連結した第2索条とからなることを特徴とする。
【0008】
【作用】所望重量のウエイトを選択して第1索条に連結
し、腰ベルトを鍛練者の腰に装着してアームを両手で握
持し、上体をアームの上に押し上げる動作を繰り返した
り、引き上げたりすることにより、自己の体重と選択し
たウエイトの重量が鍛練者に負荷されるから、上腕筋
群、広背筋、大胸筋及び三角筋が効果的に鍛練される。
ウエイトの重さを順次増すことにより、より一層効果的
な鍛練ができる。
【0009】
【実施例】以下この考案の実施例を説明する。図1から
図3に示すように、床面等に載置する本体ベース1に直
交して一対の本体フレーム2,3が直立し、この本体フ
レーム2,3間にスライドレール4,5が平行に直立し
て設けられ、このスライドレール4,5に係合してウエ
イト連結具6及びウエイト7が昇降可能に支持されてい
る。ウエイト7はカバー8に囲まれている。
【0010】ウエイト連結具6は必要な枚数を選択して
連結するための連結ロッド9が中央部に直交して連結さ
れており、この連結ロッド9には各ウエイト7に穿設さ
れた横孔に対応する透孔が一定間隔で段状に穿設され、
これらの透孔に連結ピン10を横方向から挿入すること
により、選択されたウエイト7を連結できる。そのた
め、カバー8には連結ピン10が昇降するための間隙で
あるスリットが形成されている。
【0011】そして、本体フレーム3の間にトラックレ
ール11が平行に直立して設けられ、このトラックレー
ル11に係合して滑動部材としてのスライドユニット1
2が昇降可能に設けられ、このスライドユニット12
に、一端部を連結ロッド9に止着したワイヤロープ等の
第1索条13の他端部が連結されている。第1索条の他
端部は本体フレーム2,3間の補強バー14と本体フレ
ーム3にそれぞれ軸支したシーブ15,16を経由して
前記スライドユニット12に連結されている。
【0012】スライドユニット11にはブラケット17
を介してベンチシート18が軸19を中心で回動し、か
つ、ロック手段18aを有して折り畳み可能に連結され
ている。一方、本体フレーム3には水平方向に延伸する
プレート20が設けられ、このプレート20の外端部に
それぞれアーム21がそれぞれ連結されている。アーム
14の端部にはグリップ22が形成されている。
【0013】そして、スライドユニット12のブラケッ
ト17にワイヤロープ等の第2索条23の一端部が連結
され、その第2索条23は本体ベース1に回転可能に軸
支したシーブ24,25を経て、本体ベース1の後部に
直交して所定高さに保持された一対のステップ26より
も後方へ延伸している。第2索条23の他端部には腰ベ
ルト27が連結されている。
【0014】腰ベルト27は、図4に示すように、鍛練
者の腰に巻いて装着する革ベルト28の両端部に環状具
29がそれぞれ連結され、一方の環状具29にS形環3
0を介して鎖31の一端部が連結され、この鎖31の他
端部にS形環32が連結され、このS形環32を他方の
環状具29を挿通させて適宜の箇所の鎖31に係止させ
ることにより鎖31の長さを調節可能にしてある。鎖3
1にはサルカン33が挿通され、このサルカン33を第
2索条23の他端部に連結した環状具34に脱着きるよ
うになっている。
【0015】なお、アーム21の上部に所定の間隔を有
して第2アーム35が本体フレーム3の頂部に水平位置
で固定されている。第2アーム35の両端部にはアーム
21のグリップ22と同様のグリップ36,37が形成
されている。アーム21,21は端部がプレート20に
回動可能に軸着されていて、その軸心とアーム21の中
心が偏倚しており、したがって、グリップ22を介しそ
の軸心を中心としてアーム21を周方向へ回せばグリッ
プ22の位置を内外に変更できる。
【0016】そこで上記実施例の作用につき説明する
と、筋力鍛練をする者は、ウエイト7の所望する重量を
決定して連結ピン10でその必要枚数をウエイト連結具
6の連結ロッド9に連結し、腰に腰ベルト27を巻いて
装着し、両足をステップ26,26に載せてアーム2
1,21の両端部を両手で握持し、ステップ26,26
から足を外して宙に吊られる状態となり、ついで、上腕
筋群と広背筋、大胸筋及び三角筋に力を入れ、上体をア
ーム21,21の上方に押し上げると、腰ベルト27に
連結した第2索条23がスライドユニット12をトラッ
クレール11に沿って下降させ、第1索条13を介して
連結されたウエイト7がスライドレール4,5に沿って
上昇する。したがって、鍛練者は自己の体重に加えて選
択したウエイト7の荷重を上腕筋群、広背筋、大胸筋及
び三角筋に作用させることができる。したがって、ウエ
イト7の重さを順次増して行くことにより、一層効果的
な鍛練ができる。なお、ベンチシート18は使用しない
ため折り畳んでおく。
【0017】なお、腰ベルト27を装着しないときは、
筋力鍛練をする者は、自己の体重に加えて所望するウエ
イト7の重量を決定して必要枚数を連結ピン10でウエ
イト連結具6の連結ロッド9に連結し、アーム21,2
1又は第2アーム35の両端部を両手で握持し、両足を
ステップ26,26に載せ、ベンチシート18を回動し
て水平位置に起こしこれに両膝を載せてステップ26,
26から両足を外し、ついで、上腕筋群、広背筋、大胸
筋及び三角筋に力を入れ、上体をアーム21,35の下
方に押し下げると、ベンチシート18が連結されたスラ
イドユニット12に連結した第1索条13がスライドユ
ニット12をトラックレール11に沿って下降させ、第
1索条13を介し選択されたウエイト7がスライドレー
ル4,5に沿って上昇する。したがって、選択したウエ
イト7の荷重に対して自己の荷重を差し引いたウエイト
7の重さが上腕筋群、後背筋及び三角筋に作用して軽い
力での鍛練ができる。
【0018】
【考案の効果】以上説明したこの考案によれば、腰ベル
トを装着してウエイトの上げ下げを行うことにより、自
己の体重に加えて選択したウエイトの荷重が直接上腕筋
群、広背筋、大胸筋及び三角筋に負荷させて鍛練をする
ことができる。しかも、このトレーニングの準備は、所
望のウエイトを選択し、若しくはウエイトの枚数を順次
増加し、腰ベルトを装着するだけでよく、従来のように
自己の体重と同じウエイトの枚数を選択して体重をゼロ
にし、ついで所望の重さのウエイトを付加する必要がな
いから、トレーニング準備が簡便迅速かつ容易にでき、
効果的な鍛練ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す側面図。
【図2】この考案の実施例を示す正面図。
【図3】この考案の実施例を示す平面図。
【図4】腰ベルトの斜視図。
【図5】従来例の側面図。
【図6】 従来例の一部の側面拡大図。
【図7】 図6の断面平面図。
【図8】 図7の要部拡大図。
【図9】 図8の平面図。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面に固定する本体ベースと、該本体ベ
    ースに直立して連結された本体フレームと、該本体フレ
    ームに沿って昇降可能な滑動部材と、該滑動部材に一端
    部が連結され、他端部が前記本体フレームに軸支したシ
    ーブを経由する第1索条と、該第1索条の他端部に所望
    枚数を連結するウエイトと、前記本体フレームの所定高
    さ位置に固定支持されたアームと、前記滑動部材に一端
    部が連結され、他端部が前記本体ベースと平行に延伸し
    てその他端部に腰ベルトを連結した第2索条とからなる
    ことを特徴とする筋力トレーニング装置。
JP4170493U 1993-07-30 1993-07-30 筋力トレーニング装置 Expired - Lifetime JPH0756041Y2 (ja)

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JP4170493U JPH0756041Y2 (ja) 1993-07-30 1993-07-30 筋力トレーニング装置

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JPH0712157U JPH0712157U (ja) 1995-02-28
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JP4170493U Expired - Lifetime JPH0756041Y2 (ja) 1993-07-30 1993-07-30 筋力トレーニング装置

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