JPH0755579Y2 - 液晶表示部を備えた電子式制御装置 - Google Patents

液晶表示部を備えた電子式制御装置

Info

Publication number
JPH0755579Y2
JPH0755579Y2 JP675388U JP675388U JPH0755579Y2 JP H0755579 Y2 JPH0755579 Y2 JP H0755579Y2 JP 675388 U JP675388 U JP 675388U JP 675388 U JP675388 U JP 675388U JP H0755579 Y2 JPH0755579 Y2 JP H0755579Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductive film
liquid crystal
crystal display
control device
electronic control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP675388U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01111277U (ja
Inventor
興人 福島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP675388U priority Critical patent/JPH0755579Y2/ja
Publication of JPH01111277U publication Critical patent/JPH01111277U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0755579Y2 publication Critical patent/JPH0755579Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、液晶(以下、LCDと称する)表示部を備え
たカウンタ,タイマ等の電子式制御装置,特にその表示
部のシールド構造に関する。
〔従来の技術〕 LCD表示部を備えた電子式制御装置の一例としてデジタ
ルタイマの概略構造を第3図に基づいて説明する。第3
図に説明する。第3図において、デンジタルタイマのケ
ース1には電源部2と時限回路部3が内蔵され、この時
限回路部3には1チップマイコンが用いられ、後述する
LCDを駆動する機能を有する。ケース1の開口前面には
サポート板4が取付けられ、このサポート板4の上部開
口窓には透明な保護カバー5が設けられ、下部開口窓に
はタイマの動作時間を設定する操作スイッチ6が取付け
られている。LCD表示部7は前記保護カバー5の内側に
近接して設けられている。このように構成されたタイマ
において、その動作中にはLCD表示部7にタイマの動作
経過時間の表示が行なわれている。なお、LCDは、LED
(発光ダイオード)に比べて消費電力が極めて少なく、
従ってLCDを使用したタイマは電源部2の容量が小さく
てすみ、小型で安価に製作できる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、表示素子としてLCDを採用したタイマは
内部インピーダンスが高い値となるので低いレベルの電
磁ノイズがタイマの電源側から加わっても誤動作し易い
という問題があった。特に、第4図に示すように、LCD
表示部7前面の保護カバー5に人体Mが触れている状態
のとき、電源−大地間に電磁ノイズが加わると、LCDの
導電部と導電性の人体との間に絶縁性の保護カバー5が
存在することにより、この部分はコンデンサ機能を有
し、静電的に結合された状態にあるので、8で示すよう
な波形のノイズ電流が9で示す通過経路をたどって流れ
てしまい、タイマが低レベルの電磁ノイズでも誤動作す
るという欠点があった。
この考案は、上述した従来装置の欠点を除去し、LCD表
示部の保護カバーに人体が触れた状態においても電磁ノ
イズにより誤動作することのない液晶表示部を備えた電
子式制御装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前述した目的を達成するために本考案は、液晶表示部の
前面に、透明な導電性フィルムと、この導電性フィルム
の外周部をとり囲み、該導電性フィルムの表面抵抗を小
さくしかつアース線を直接半田付け可能な端子部を有す
る額縁状の導体とを組み合わせたシールド板を設け、こ
のシールド板の導体の端子部に半田付けにより接続され
たアース線を制御回路のアース回路に接続したことを特
徴とする。
〔作用〕
LCD表示部の前面に設けた透明導電性フィルムは、その
外周部をとり囲む額縁状の導体を設けて表面抵抗を小さ
くし、かつ導体の端子部に半田付けされたアース線を制
御装置のアース回路に接続したことによりシールド機能
を有し、LCD表示部に人体が接触した状態で電源側より
電磁ノイズが進入してきてもこれを遮蔽する。
〔実施例〕
第1図はこの考案の一実施例を示すデジタルタイマの概
略断面図で、第3図に示す従来装置と同一のものには同
一の符号を付している。
この第1図に示す実施例において、第3図に示す従来装
置と相違する点は、LCD表示部7と透明な保護カバー5
との間に透明なシールド板10を取付け、このシールド板
10の導体12をタイマのコモン側(アース回路)に接続し
た点である。この透明なシールド板10の構造は、第2図
に示すように、透明な導電性フィルム11の外周部に額縁
状の導体12を取付けている。透明な導電性フィルム11と
しては、例えば透明なプラスチックフィルムの表面にIT
O(Indium Tin Oxide)の導電膜11aを形成したものが用
いられ、前記導体12を取付けることにより端子部12aか
ら見たシールド板表面の電気抵抗値が小さくなる。な
お、透明なシールド板として単に前述した透明な導電性
フィルムのみ使用する場合は、透明度(光透過率80%〜
88%)の良いITO被膜は表面抵抗値(102〜106Ω/□)
が高いので、シールド効果があまり期待できない。ま
た、表面抵抗が小さいAu被膜(2〜50Ω/□)を使用す
ると透明度(光透過率50〜70%)が低いため、輝度の低
いLCD表示部の前面に使用することは無理である。つま
りこの実施例では導体12を透明な導電性フィルム11の外
周部に取付けたことにより表面抵抗が比較的高いITO被
膜でも相対的に抵抗を低くして使用することができるの
で、シールド性能が良好で、かつ透明度も高い透明シー
ルド板が得られる。
そして、前記額縁状の導体12の端子部12aにはアース線
を直接半田付けすることができるので、従来では透明な
導電性フィルム直接半田付けをすることができないこと
から、ボルトとナットやねじを用いてアース線を導電被
膜に圧着しなければならなかったのに対して、構造が簡
単であるとともにアース線を容易に接続することができ
る。
〔考案の効果〕
以上に説明したように本考案によれば、液晶表示部の前
面に、透明な導電性フィルムと、この導電性フィルムの
外周部をとり囲み、該導電性フィルムの表面抵抗を小さ
くしかつアース線を直接半田付け可能な端子部を有する
額縁状の導体とを組み合わせたシールド板を設け、この
シールド板の導体の端子部に半田付けにより接続された
アース線を制御回路のアース回路に接続したことによ
り、LCD表示部前面の保護カバーに人体が接触した状態
で電源側より電磁ノイズが進入してきてもシールド板で
遮蔽することができ、電磁ノイズによる誤動作防止対策
として有効である。また、前記シールド板は外部より空
中伝播により進入してくる電磁ノイズを遮断し、制御装
置の耐ノイズ性の向上に効果がある。そして、澄明な導
電性フィルムの外周部をとり囲む額縁状の導体には端子
部を設けてアース線を直接半田付けすることができるの
で、透明な導電性フィルムの導電被膜にアース線を接続
するためにボルトとナットやねじ等を用いてアース線を
導電被膜に圧着して接続するようにしたものに対して、
アース線の接続が容易であるとともに構造が簡単で安価
であるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すLCD表示部を備えた電
子式制御装置の概略断面図、第2図は第1図におけるシ
ールド板の斜視図、第3図は従来のLCD表示部を備えた
電子式制御装置の概略断面図、第4図は第3図に示す制
御装置におけるノイズ電流通過経路を示す図である。 7:LCD表示部、10:シールド板、11:導電性フィルム、12:
導体、12a:端子部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶表示部の前面に、透明な導電性フィル
    ムと、この導電性フィルムの外周部をとり囲み、該導電
    性フィルムの表面抵抗を小さくしかつアース線を直接半
    田付け可能な端子部を有する額縁状の導体とを組み合わ
    せたシールド板を設け、このシールド板の導体の端子部
    に半田付けにより接続されたアース線を制御回路のアー
    ス回路に接続したことを特徴とする液晶表示部を備えた
    電子式制御装置。
JP675388U 1988-01-22 1988-01-22 液晶表示部を備えた電子式制御装置 Expired - Lifetime JPH0755579Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP675388U JPH0755579Y2 (ja) 1988-01-22 1988-01-22 液晶表示部を備えた電子式制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP675388U JPH0755579Y2 (ja) 1988-01-22 1988-01-22 液晶表示部を備えた電子式制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01111277U JPH01111277U (ja) 1989-07-26
JPH0755579Y2 true JPH0755579Y2 (ja) 1995-12-20

Family

ID=31211187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP675388U Expired - Lifetime JPH0755579Y2 (ja) 1988-01-22 1988-01-22 液晶表示部を備えた電子式制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0755579Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01111277U (ja) 1989-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5610380A (en) Touch responsive control panel
JPH07152019A (ja) 液晶表示装置
US6185108B1 (en) Equipment control panel with operation signal generating switch
JPH0755579Y2 (ja) 液晶表示部を備えた電子式制御装置
JP2004516685A (ja) 導電層を備えた表示装置
JP2000171815A (ja) 液晶表示装置
JPH01237523A (ja) 液晶表示装置
JPS5971314U (ja) 液晶表示装置
JP2000106297A (ja) タッチパネル付電子機器
JPH09146113A (ja) 表示モジュール
US6680723B2 (en) Display device
JPS6355524A (ja) 液晶表示素子
JPH02957Y2 (ja)
JP5020430B2 (ja) 液晶表示パネルの電極接続構造
JPH0328033B2 (ja)
CN211349320U (zh) 一种具有触摸屏的电子设备
CN210181572U (zh) 一种触摸屏结构及线控器触摸显示屏
CN219266926U (zh) 一种盖板组件及gg触摸屏结构
JP2001296586A (ja) El素子を具備したエレクトロフラッシュ装置
CN211857127U (zh) 一种抗静电的液晶显示屏
JPS6314398Y2 (ja)
JP2001108958A (ja) 液晶表示装置
JP3323691B2 (ja) 防眩ミラーにおける電気表示素子駆動用電気回路基板の取付構造
JPS5818195Y2 (ja) 一体封じ形ガラスタツチキ−
JP2002365415A (ja) 防眩ミラーにおける電気表示素子駆動用電気回路基板の取付構造および防眩ミラーの組立方法