JPH0755257Y2 - 二重開閉自動扉 - Google Patents

二重開閉自動扉

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JPH0755257Y2
JPH0755257Y2 JP1986170997U JP17099786U JPH0755257Y2 JP H0755257 Y2 JPH0755257 Y2 JP H0755257Y2 JP 1986170997 U JP1986170997 U JP 1986170997U JP 17099786 U JP17099786 U JP 17099786U JP H0755257 Y2 JPH0755257 Y2 JP H0755257Y2
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JP
Japan
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door
piece
drive unit
rail
speed
Prior art date
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Application number
JP1986170997U
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JPS6376182U (ja
Inventor
清忠 西川
Original Assignee
ワイケイケイ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、2枚の扉が連動して開閉する二重開閉自動
扉に関するものである。
(従来技術) この種の二重開閉自動扉は、第4図に示すように、高速
扉1,低速扉2,固定扉3からなり、低速扉2を高速扉1に
連動させるとともに、低速扉2が高速扉1の1/2のスピ
ードで開閉し、開き状態で約2/3の開口が得られるよう
に構成されている。
このような二重開閉自動扉において、高速扉1と低速扉
2を移動自在に支持するため、2本のレールが必要であ
るが、従来においては、第5図に示すように、高速扉用
のレール50と低速扉用のレール51を別体で形成し、レー
ル50を無目52へボルト53を介して取付け、レール51を無
目52の下方へ配置していた(実開昭57-135679号公
報)。
(この考案が解決すべき問題点) しかしながら、このような従来の構造では、2本のレー
ルが別体であるため、取付作業に時間がかかる。さら
に、扉の重量に応じてレールを設計変更する場合、レー
ル50においては、無目52も設計変更しなければならな
い。
この考案は、このような問題点を解消すべく創案された
もので、その目的は、レールの取付けを短時間に行える
とともに、扉の重量に応じてレールのみ任意に設計可能
な二重開閉自動扉を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) この考案に係る二重開閉自動扉は、高速用駆動機構4に
より上部レール21に沿って高速移動する高速扉1と、こ
の高速扉1と連動し、下部レール22に沿って低速移動す
る低速扉2を有する二重開閉自動扉において、前記高速
用駆動機構4の駆動ユニットを収納する駆動ユニットケ
ース19により無目を構成し、この駆動ユニットケース19
の下部に、駆動ユニットケース19とは別体のレール部材
20を設け、前記駆動ユニットケース19は、垂直基部の上
下から上部片と下部片19Aがそれぞれ水平に一体的に突
出し、かつ上部片よりも下部片19Aが短く形成された断
面略溝形状のケースとすると共に、前記垂直基部におい
て壁体24に固定し、前記レール部材20は、前記下部片19
Aとほぼ同じ長さの水平部と垂直部とからなる断面逆L
字状の基部20Aと、この基部20Aの上下からそれぞれ水平
に一体的に突出する上部突出片20Bおよび下部突出片20B
と、この各突出片20Bの先端にそれぞれ一体的に形成さ
れた突条の上部レール21および下部レール22とから構成
され、前記基部20Aの水平部を前記駆動ユニットケース1
9の下部片19Aにボルト23を介して接続し、前記基部20A
の垂直部を壁体24に固定したものである。
(作用) レール部材20を取付けるだけで、2本のレール21,22が
配設されるので、取付けを短時間に行える。レール部材
20が駆動ユニットケース19から独立した構造なので、扉
の重量に応じてレール部材20のみを任意に設計可能であ
る。また、ボルト接合した駆動ユニットケース19の下部
片19Aおよび基部20Aの水平部の側方に高速扉1の戸車11
を配設することができ、高速用駆動機構4のベルト10の
下方に上部レール21を位置させることができる。
(実施例) 以下、この考案を図示する一実施例に基づいて説明す
る。
これは、第1図ないし第3図に示すように、片引き左開
きタイプの例であり、高速扉1が高速用駆動機構4によ
り高速移動し、低速扉2が低速用従動機構5により高速
扉1と連動して高速扉1の1/2のスピードで開閉するよ
うに構成されている。
高速用駆動機構4は、モーター6,減速機7,駆動プーリー
8,従動プーリー9,ベルト10からなり、戸車11を有するハ
ンガー12の一方をベルト10に接続することにより、高速
扉1を高速移動させる。
低速用従動機構5は、戸車13を有するハンガー14に設け
られたプーリー15,ベルト16,ベルト16を固定する固定具
17,ハンガー12とベルト16を接続する接続具18からな
り、高速扉1の高速移動によって低速扉2を高速扉1の
1/2のスピードで移動させる。
このような構成において、第1図に示すように、高速用
駆動機構4の駆動ユニットを収納する駆動ユニットケー
ス19により無目を構成し、このケース19の下部にケース
19とは別体のレール部材20を設け、このレール部材20に
高速扉用の上部レール21と低速扉用の下部レール22を一
体的に設ける。
駆動ユニットケース19は、垂直基部の上下から上部片と
下部片19Aがそれぞれ水平に一体的に突出し、かつ上部
片よりも下部片19Aが短く形成された断面略溝形状のケ
ースとし、前記垂直基部において壁体24に固定する。
レール部材20は、前記下部片19Aとほぼ同じ長さの水平
部と垂直部とからなる断面逆L字状の基部20Aと、この
基部20Aの上下からそれぞれ水平に一体的に突出する上
部突出片20Bおよび下部突出片20Bと、この各突出片20B
の先端にそれぞれ一体的に形成された突条の上部レール
21および下部レール22とから構成し、前記基部20Aの水
平部を前記駆動ユニットケース19の下部片19Aにボルト2
3を介して接続し、前記基部20Aの垂直部を壁体24に固定
する。
ボルト接合される駆動ユニットケース19の下部片19Aお
よび基部20Aの水平部は、高速用駆動機構4のベルト10
の下方に、高速扉1の戸車11が位置できるような長さと
する。また、レール部材21の上部突出片20Bは、基部20A
の水平部より若干下方位置に位置するように形成し、戸
車11が上方のベルト10に接触しないようにする。
以上のような構成において、レール部材20を下部片19A
および壁体24に取付けるだけで、2本のレール21,22が
配設され、取付けを短時間に行える。また、二本のレー
ル21,22を一体に形成してあるので、レールの平行度を
調整する必要もない。
さらに、レール部材20が駆動ユニットケース19から独立
した構造なので、扉の重量に応じて任意に設計変更して
取付けることが可能である。また、駆動ユニットケース
19の下部片19Aおよび基部20Aの水平部を短く形成するこ
とにより、高速扉のベルト10の下方に高速扉の戸車11す
なわち上部レール21を配置でき、無目としての駆動ユニ
ットケース19およびレール部材21の奥行き方向の幅をほ
ぼ同一で小さい幅に納めることができる。
なお、以上は、片引き左開きタイプについて説明した
が、これに限らず片引き右開きタイプ、両引きタイプに
も適用できることは、いうまでもない。
(考案の効果) 前述のとおり、この考案によれば、無目を構成する駆動
ユニットケースとレール部材を分離し、レール部材に上
部レールと下部レールを一体的に設けたため、レールの
取付けを短時間に行えるとともに、レールの平行度を調
整する必要もなく、また、扉の重量に応じてレール部材
のみを任意に設計変更して取付けることが可能となる。
しかも、レール部材の基部水平部を駆動ユニットケース
の下部片にボルトを介して接続し、基部垂直部を壁体に
固定しているので、扉の重量を駆動ユニットケースと壁
体で受けることができ、レール部材の取付強度が高く、
扉の重量が変更されても対応できる。
また、駆動ユニットケースの下部片および基部の水平部
を短く形成することにより、高速扉のベルトの下方に高
速扉の上部レールを配置でき、無目としての駆動ユニッ
トケースおよびレール部材の奥行き方向の幅をほぼ同一
で小さい幅に納めることができ、二重開閉自動扉の上部
部分をコンパクトなものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図は、この考案に係る二重開閉自
動扉を示す縦断面図、閉状態の正面図、開状態の正面
図、第4図(A),(B)は二重開閉自動扉の開閉状態
を示す正面図、第5図は従来の二重開閉自動扉を示す縦
断面図である。 1……高速扉、2……低速扉、3……固定扉、4……高
速用駆動機構、5……低速用従動機構、6……モータ
ー、7……減速機、8……駆動プーリー、9……従動プ
ーリー、10……ベルト、11……戸車、12……ハンガー、
15……プーリー、16……ベルト、17……固定具、18……
接続具、19……駆動ユニットケース、19A……下部片、2
0……レール部材、20A……基部、20B……突出片、21…
…上部レール、22……下部レール、23……ボルト、24…
…壁体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】高速用駆動機構4により上部レール21に沿
    って高速移動する高速扉1と、この高速扉1と連動し、
    下部レール22に沿って低速移動する低速扉2を有する二
    重開閉自動扉において、 前記高速用駆動機構4の駆動ユニットを収納する駆動ユ
    ニットケース19により無目を構成し、この駆動ユニット
    ケース19の下部に、駆動ユニットケース19とは別体のレ
    ール部材20を設け、前記駆動ユニットケース19は、垂直
    基部の上下から上部片と下部片19Aがそれぞれ水平に一
    体的に突出し、かつ上部片よりも下部片19Aが短く形成
    された断面略溝形状のケースとすると共に、前記垂直基
    部において壁体24に固定し、前記レール部材20は、前記
    下部片19Aとほぼ同じ長さの水平部と垂直部とからなる
    断面逆L字状の基部20Aと、この基部20Aの上下からそれ
    ぞれ水平に一体的に突出する上部突出片20Bおよび下部
    突出片20Bと、この各突出片20Bの先端にそれぞれ一体的
    に形成された突条の上部レール21および下部レール22と
    から構成され、前記基部20Aの水平部を前記駆動ユニッ
    トケース19の下部片19Aにボルト23を介して接続し、前
    記基部20Aの垂直部を壁体24に固定したことを特徴とす
    る二重開閉自動扉。
JP1986170997U 1986-11-07 1986-11-07 二重開閉自動扉 Expired - Lifetime JPH0755257Y2 (ja)

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JP1986170997U JPH0755257Y2 (ja) 1986-11-07 1986-11-07 二重開閉自動扉

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JPS6376182U JPS6376182U (ja) 1988-05-20
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