JPH0754375Y2 - 簡易水洗便所 - Google Patents

簡易水洗便所

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JPH0754375Y2
JPH0754375Y2 JP7096190U JP7096190U JPH0754375Y2 JP H0754375 Y2 JPH0754375 Y2 JP H0754375Y2 JP 7096190 U JP7096190 U JP 7096190U JP 7096190 U JP7096190 U JP 7096190U JP H0754375 Y2 JPH0754375 Y2 JP H0754375Y2
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JP
Japan
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taper groove
groove
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water injection
toilet bowl
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岩治 西野
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、少量の洗浄水を噴射させて汚物を洗い流す
簡易水洗便所に関する。
〔従来の技術〕
従来の簡易水洗便所について、第1図を参照して説明す
ると、同図に示すように、便器10の上面開口部の周縁内
側には、下方に広がったテーパ溝11が設けられ、このテ
ーパ溝11の内側の面の所々に突起12が形成されている。
前記テーパ溝11には、多数の噴射孔21を設けた可撓性の
ある水噴射パイプ20が嵌め込まれており、この水噴射パ
イプ20は、前記突起12とテーパ溝11の外側の面とに圧接
されて上面開口部の内側全周に保持され、その端部は給
水口22に接続されている。
従って、洗浄水は各噴射孔21から便器10内の全内側面に
噴射され、少量の水で洗浄することができる。なお、噴
射された水および汚物は、その重量によって開いた排便
口30から便槽に落ちる。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、前記水噴射パイプ20は、突起12とテーパ溝11
の外側の面とに圧接されているだけなので、気温変化に
伴う伸縮等によってテーパ溝11から外れて便器10内に垂
れ下ってしまう場合がある。
すなわち、温度が下がると、水噴射パイプ20がその長さ
方向に収縮しようとし、その収縮力でもって、突起12の
面上を下方に移行して溝11から外れる場合がある。一
方、温度が上がると、水噴射パイプ20がその長さ方向に
伸長して溝11内から迫り出て、その迫り出し力によっ
て、やはり突起12の面上を下方に移行して溝11から外れ
る場合がある。
そこで、この考案の課題は、水噴射パイプが便器の上面
開口部の内側全周に確実に保持されるようにすることに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するため、この考案は、上述した簡易
水洗便所において、便器の内側面から前記テーパ溝に張
り出す複数の係止突起をその溝に沿って設け、この係止
突起の先端とテーパ溝の内側の面との間隔を前記水噴射
パイプの径よりも狭くし、かつテーパ溝の内側面の突起
と前記係止突起をテーパ溝の長さ方向に交互に配置した
構成を採用したのである。
〔作用〕
以上のように構成された簡易水洗便所は、水噴射パイプ
をテーパ溝の内側の面と係止突起との間に押し込んでそ
のテーパ溝に嵌めると、係止突起に引掛って水噴射パイ
プがテーパ溝から垂れ下がらない。
その嵌め込み時、各突起がテーパ溝の長さ方向に交互に
配置されているため、水噴射パイプをその可撓性でもっ
て、撓ませかつ屈曲させながらテーパ溝内に円滑に嵌め
得る。
また、係止突起は、テーパ溝に部分的に存在するため、
水噴射パイプの水噴射領域を大きく妨げることもない。
〔実施例〕
以下、実施例について図面を参照して説明する。
第1図に示すように、この簡易水洗便所は、従来の簡易
水洗便所と略同一の構造を有しているため、同一部分に
は同一番号を付してその説明を省略し、特徴部だけにつ
いて述べる。
同図に示すように、便器10の内側面からテーパ溝11に張
り出す複数の係止突起13をその溝11に沿って設け、この
係止突起13の先端とテーパ溝11の内側の面との間隔を、
このテーパ溝11に嵌め込まれる水噴射パイプ20の径より
も狭くしてある。
また、この係止突起13は、第2図に示すように、突起12
間に位置するように設けられている。
このため、テーパ溝11に嵌め込まれた水噴射パイプ20
は、従来と同様に突起12とテーパ溝11の外側の面とに圧
接保持され、これだけでは保持しきれない場合に、例え
ば、温度変化によって、水噴射パイプ20が伸縮した場合
に、係止突起13に引掛って便器10内に垂れ下がるのが防
止される。
〔効果〕
以上のように、この考案の簡易水洗便所は、便器の内側
面から前記テーパ溝に張り出す複数の係止突起を設け、
この係止突起の先端とテーパ溝の内側の面との間隔を水
噴射パイプの径より狭くする構成を採用したため、気温
変化に伴う伸縮等によってテーパ溝内に圧接保持されて
いる噴射パイプが外れたとしても係止突起に引掛って便
器内に垂れ下がることがない。
このため、噴射パイプを一度セッティングすれば再びセ
ットしなおすことがなく手間がかからない。
また、係止突起はテーパ溝の長さ方向部分的に存在する
ため、水噴射作用、すなわち洗浄作用に支障はない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る一実施例を示す断面図、第2図
は同上の平面図である。 10……便器、11……テーパ溝、12……突起、13……係止
突起、20……噴射パイプ、21……噴射孔、22……給水
口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】便器10の上面開口部の周縁内側に下向き開
    口の下方に広がったテーパ溝11を設け、このテーパ溝11
    の内側の面の長さ方向の所々に突起12を形成し、前記テ
    ーパ溝11に、多数の噴射孔21を設けた可撓性のある水噴
    射パイプ20を嵌め込み、この水噴射パイプ20を前記突起
    12とテーパ溝11の外側の面とに圧接して、便器10の上面
    開口部の内側全周に保持するようにした簡易水洗便所に
    おいて、 上記便器10の内側面から前記テーパ溝11に張り出す複数
    の係止突起13をその溝11に沿って設け、この係止突起13
    の先端とテーパ溝11の内側の面との間隔を前記水噴射パ
    イプ20の径よりも狭くし、かつ上記テーパ溝11の内側面
    の突起12と前記係止突起13を、テーパ溝11の長さ方向に
    交互に配置したことを特徴とする簡易水洗便所。
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