JPH0753592Y2 - 使い捨てタオル - Google Patents
使い捨てタオルInfo
- Publication number
- JPH0753592Y2 JPH0753592Y2 JP1992084569U JP8456992U JPH0753592Y2 JP H0753592 Y2 JPH0753592 Y2 JP H0753592Y2 JP 1992084569 U JP1992084569 U JP 1992084569U JP 8456992 U JP8456992 U JP 8456992U JP H0753592 Y2 JPH0753592 Y2 JP H0753592Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disposable towel
- woven fabric
- disposable
- towel
- fiber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、ホテル、銭湯、場合に
よっては家庭においても使用できる使い捨てタオルに関
する。
よっては家庭においても使用できる使い捨てタオルに関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来のタオルは、木綿地に特殊な加工を
施して凹凸を設け、周囲を補強して縦長長方形に形成さ
れていた。そして、使用にあっては、適当に濡らした
後、固形石鹸の表面を擦って、あるいは液状石鹸を浸み
込ませて使用していた。
施して凹凸を設け、周囲を補強して縦長長方形に形成さ
れていた。そして、使用にあっては、適当に濡らした
後、固形石鹸の表面を擦って、あるいは液状石鹸を浸み
込ませて使用していた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記木
綿を原料としたタオルの場合には、体積に対する繊維の
充填率が高く、結果として内部の気孔率が低いので、泡
立ちが悪いという問題点があった。また、木綿繊維は天
然繊維であるので、高分子構造となって、繊維内部に汚
れや、細菌が付着し易く、不衛生であるという問題点が
あった。更には、原料は天然原料であるので、原料が比
較的高く、更には加工にも手間が必要であるので、比較
的高価であるという問題点があった。そして、繊維の充
填率が高いので、梱包が嵩張り、結果としてコンパクト
に収納でき難いという問題点があった。本考案はかかる
事情に鑑みてなされたもので、廉価に製造できて嵩張ら
ず、泡立ちも良く、更には衛生的な使い捨てタオルを提
供することを目的とする。
綿を原料としたタオルの場合には、体積に対する繊維の
充填率が高く、結果として内部の気孔率が低いので、泡
立ちが悪いという問題点があった。また、木綿繊維は天
然繊維であるので、高分子構造となって、繊維内部に汚
れや、細菌が付着し易く、不衛生であるという問題点が
あった。更には、原料は天然原料であるので、原料が比
較的高く、更には加工にも手間が必要であるので、比較
的高価であるという問題点があった。そして、繊維の充
填率が高いので、梱包が嵩張り、結果としてコンパクト
に収納でき難いという問題点があった。本考案はかかる
事情に鑑みてなされたもので、廉価に製造できて嵩張ら
ず、泡立ちも良く、更には衛生的な使い捨てタオルを提
供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項１
記載の使い捨てタオルは、自然な状態で厚みが２．５ｍ
ｍ以上１０ｍｍ以下の合成繊維からなる不織布を、長さ
が７５ｃｍ以上の帯状物に形成してなり、しかも前記帯
状物は折り畳まれ、平面状に押し潰した状態で真空パッ
クされていることを特徴とする使い捨てタオル。また、
請求項２記載の使い捨てタオルは請求項１記載の使い捨
てタオルにおいて、不織布はポリエステルとナイロンの
混合繊維から構成されている。
記載の使い捨てタオルは、自然な状態で厚みが２．５ｍ
ｍ以上１０ｍｍ以下の合成繊維からなる不織布を、長さ
が７５ｃｍ以上の帯状物に形成してなり、しかも前記帯
状物は折り畳まれ、平面状に押し潰した状態で真空パッ
クされていることを特徴とする使い捨てタオル。また、
請求項２記載の使い捨てタオルは請求項１記載の使い捨
てタオルにおいて、不織布はポリエステルとナイロンの
混合繊維から構成されている。
【０００５】
【作用】請求項１、２記載の使い捨てタオルにおいて
は、不織布が２．５〜１０ｍｍ以下の厚みを有している
ので、比較的内部に空間を形成することができ、これに
よって、気孔率が向上し、泡立ちが良い。そして、該不
織布は合成繊維を使用しているので、従来の木綿等のよ
うに繊維に凹凸がなく、結果として汚れや細菌が付着し
にくい。また、長さが７５ｃｍ以上の帯状物を使用して
いるので、該使い捨てタオルを用いて背中等を洗うこと
も可能となる。そして、前記不織布を折り畳み、これを
平面状に押し潰して真空パックしているので、偏平とな
り、嵩張らずその搬送が容易となる。
は、不織布が２．５〜１０ｍｍ以下の厚みを有している
ので、比較的内部に空間を形成することができ、これに
よって、気孔率が向上し、泡立ちが良い。そして、該不
織布は合成繊維を使用しているので、従来の木綿等のよ
うに繊維に凹凸がなく、結果として汚れや細菌が付着し
にくい。また、長さが７５ｃｍ以上の帯状物を使用して
いるので、該使い捨てタオルを用いて背中等を洗うこと
も可能となる。そして、前記不織布を折り畳み、これを
平面状に押し潰して真空パックしているので、偏平とな
り、嵩張らずその搬送が容易となる。
【０００６】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案
を具体化した実施例につき説明し、本考案の理解に供す
る。ここに、図１は本考案の一実施例に係る使い捨てタ
オルの包装状態を示す一部切欠き斜視図、図２は同広げ
た状態の一部切欠き斜視図である。
を具体化した実施例につき説明し、本考案の理解に供す
る。ここに、図１は本考案の一実施例に係る使い捨てタ
オルの包装状態を示す一部切欠き斜視図、図２は同広げ
た状態の一部切欠き斜視図である。
【０００７】図１に示すように、本考案の一実施例に係
る使い捨てタオル１０は、ポリエステル繊維とナイロン
繊維の混合不織布からなって、その密度は１０〜８０ｋ
ｇ／ｍ３程度となって、十分に水を含むことができるよ
うになっている。また、その幅は６０〜１００ｍｍ程度
となって、長さは７５〜１００ｃｍ程度、厚みは２．５
〜１０ｍｍ（好ましくは３〜５ｍｍ）程度となって、図
２に示すように縦長の帯状物となっている。
る使い捨てタオル１０は、ポリエステル繊維とナイロン
繊維の混合不織布からなって、その密度は１０〜８０ｋ
ｇ／ｍ３程度となって、十分に水を含むことができるよ
うになっている。また、その幅は６０〜１００ｍｍ程度
となって、長さは７５〜１００ｃｍ程度、厚みは２．５
〜１０ｍｍ（好ましくは３〜５ｍｍ）程度となって、図
２に示すように縦長の帯状物となっている。
【０００８】そして、該使い捨てタオル１０は、包装状
態では図１に示すように、偏平に押し潰されて、真空包
装され、その体積が自然な状態の場合の１／２．５以下
となっている。そして、該包装シート１１には非通気性
の合成樹脂シート、アルミ等の金属シートあるいはアル
ミ等の金属箔と合成樹脂シートのラミネートシートが使
用され、真空包装した後も、内部に空気を入れずその状
態を保つことができるようにするのが好ましい。
態では図１に示すように、偏平に押し潰されて、真空包
装され、その体積が自然な状態の場合の１／２．５以下
となっている。そして、該包装シート１１には非通気性
の合成樹脂シート、アルミ等の金属シートあるいはアル
ミ等の金属箔と合成樹脂シートのラミネートシートが使
用され、真空包装した後も、内部に空気を入れずその状
態を保つことができるようにするのが好ましい。
【０００９】従って、該使い捨てタオル１０を使用する
場合には、前記包装シート１１を破って中身を出し、こ
れに水を含ませて固形の石鹸あるいは液体の洗剤等を付
ける。そして、身体を擦ると、内部に多量の気泡を含む
ので、泡立ちが極めて良く、更には、繊維が化学繊維か
らなっているので、繊維が棒状となって、汚れ、細菌等
が付着しにくい。そして、その長さは７５〜１００ｃｍ
程度となっているので、両端も持って背中を擦ることも
でき、繊維分にナイロンを含んでいるので、比較的強度
も強いという利点を有する。
場合には、前記包装シート１１を破って中身を出し、こ
れに水を含ませて固形の石鹸あるいは液体の洗剤等を付
ける。そして、身体を擦ると、内部に多量の気泡を含む
ので、泡立ちが極めて良く、更には、繊維が化学繊維か
らなっているので、繊維が棒状となって、汚れ、細菌等
が付着しにくい。そして、その長さは７５〜１００ｃｍ
程度となっているので、両端も持って背中を擦ることも
でき、繊維分にナイロンを含んでいるので、比較的強度
も強いという利点を有する。
【００１０】なお、不織布の表面の滑らかさを変える為
に、表裏面部に比較的細い繊維分を使用し、中央部に比
較的太い繊維を使用して、該使い捨てタオルの腰を弱め
ないようにすると共に、表面の触りを滑らかにすること
も可能である。更には、吸水性を向上させる為に、不織
布の中央に吸水性ポリマー等を配置することも可能であ
る。また、場合によっては、前記包装シート内に石鹸等
を同封して販売することも可能である。
に、表裏面部に比較的細い繊維分を使用し、中央部に比
較的太い繊維を使用して、該使い捨てタオルの腰を弱め
ないようにすると共に、表面の触りを滑らかにすること
も可能である。更には、吸水性を向上させる為に、不織
布の中央に吸水性ポリマー等を配置することも可能であ
る。また、場合によっては、前記包装シート内に石鹸等
を同封して販売することも可能である。
【００１１】
【考案の効果】請求項１、２記載の使い捨てタオルは、
タオル地が化学繊維からなる不織布によってなっている
ので、気孔率が高く、泡立ちが良く、更には汚れや細菌
が付着し難く、仮に付着していても直ちに洗い流すこと
ができ、衛生的である。そして、タオル地が不織布であ
るので、製造が極めて簡単であり、安価に大量に製造可
能である。そして、使い捨てタオルが真空パックされて
いるので、嵩張らず、保管、運送が極めて容易となり、
自動販売機等で販売する場合にも装置が小型で済むとい
う利点を有する。
タオル地が化学繊維からなる不織布によってなっている
ので、気孔率が高く、泡立ちが良く、更には汚れや細菌
が付着し難く、仮に付着していても直ちに洗い流すこと
ができ、衛生的である。そして、タオル地が不織布であ
るので、製造が極めて簡単であり、安価に大量に製造可
能である。そして、使い捨てタオルが真空パックされて
いるので、嵩張らず、保管、運送が極めて容易となり、
自動販売機等で販売する場合にも装置が小型で済むとい
う利点を有する。
【図１】本考案の一実施例に係る使い捨てタオルの包装
状態を示す一部切欠き斜視図である。
状態を示す一部切欠き斜視図である。
【図２】同使い捨てタオルの一部切欠き斜視図である。
１０ 使い捨てタオル １１ 包装シート
Claims (2)
- 【請求項１】 自然な状態で厚みが２．５ｍｍ以上１０
ｍｍ以下の合成繊維からなる不織布を、長さが７５ｃｍ
以上の帯状物に形成してなり、しかも前記帯状物は折り
畳まれ、平面状に押し潰した状態で真空パックされてい
ることを特徴とする使い捨てタオル。 - 【請求項２】 不織布はポリエステルとナイロンの混合
繊維からなる請求項１記載の使い捨てタオル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992084569U JPH0753592Y2 (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | 使い捨てタオル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992084569U JPH0753592Y2 (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | 使い捨てタオル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0641591U JPH0641591U (ja) | 1994-06-03 |
| JPH0753592Y2 true JPH0753592Y2 (ja) | 1995-12-13 |
Family
ID=13834303
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992084569U Expired - Lifetime JPH0753592Y2 (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | 使い捨てタオル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0753592Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4579398B2 (ja) * | 2000-10-18 | 2010-11-10 | ユニ・チャームペットケア株式会社 | ドライタオル |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0628074Y2 (ja) * | 1989-04-27 | 1994-08-03 | 金井 宏之 | 使い捨て頭髪用タオル |
-
1992
- 1992-11-13 JP JP1992084569U patent/JPH0753592Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0641591U (ja) | 1994-06-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |