JPH0753191B2 - クリップ付き鋏 - Google Patents

クリップ付き鋏

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JPH0753191B2
JPH0753191B2 JP4154230A JP15423092A JPH0753191B2 JP H0753191 B2 JPH0753191 B2 JP H0753191B2 JP 4154230 A JP4154230 A JP 4154230A JP 15423092 A JP15423092 A JP 15423092A JP H0753191 B2 JPH0753191 B2 JP H0753191B2
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JP
Japan
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handle
scissors
clip
hole
piece
Prior art date
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Application number
JP4154230A
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English (en)
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JPH05345079A (ja
Inventor
榮發 郭
Original Assignee
劉 培根
楊 其昌
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Filing date
Publication date
Application filed by 劉 培根, 楊 其昌 filed Critical 劉 培根
Priority to JP4154230A priority Critical patent/JPH0753191B2/ja
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  • Scissors And Nippers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クリップ付き鋏に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、花や木の枝を切取りまたは果実を
摘取るのに用いる種々の鋏が提案されている。
【0003】それらの1つは、果実や花の茎を切断し且
つ同時にクリップする機能を有するものである。
【0004】従来のこのような型の鋏は、部品数が多い
とともに、重く且つ大きく、使用に便利であるとはいえ
なかった。
【0005】
【本発明の特徴】本発明によるクリップ付き鋏は、少な
い部品で構成され且つ薄型であり、使用者が果実や花の
茎を切断し且つクリップするのに便利である。
【0006】本発明によるクリップ付き鋏によれば、ク
リップ付き鋏の開きを制限することができ且つクリップ
付き鋏を閉じた状態に鎖錠させることができるので、使
用に便利であり且つ不使用時わずかな空間しか占有しな
い。
【0007】また、本発明によるクリップ付き鋏によれ
ば、O状バックルが、一方のハンドルの内側に形成され
た長溝とト―ションスプリングのコイル部との間に装架
され、それによって、クリップ付き鋏を開いたとき、そ
の開角を制限するとともに、クリップ付き鋏を閉じたと
き、その状態を鎖錠させる。
【0008】さらに、本発明によるクリップ付き鋏によ
れば、鋏用片がクリップ用片上に自由に動くことができ
ることから、花や果実の茎を、切断して後クリップ(保
持)する機能を有している。
【0009】また、本発明によるクリップ付き鋏によれ
ば、クリップ用片が一方のハンドル上に回動自在であ
り、そのクリップ用片のクリップ部と共働するクリップ
部が他方のハンドルからそれと一体に前方に延長してい
ることによってクリップを構成している。
【0010】
【実施例】次に、図1〜図6を伴って、本発明によるク
リップ付き鋏の実施例を述べよう。
【0011】図1〜図6に示す本発明によるクリップ付
き鋏は、対の鋏用片3及び4を有する。それら対の鋏用
片3及び4中の一方の鋏用片3は、切刃31と、ハンド
ル32と、それら切刃31及びハンドル32間における
軸孔33と、ハンドル32におけるチップ孔34と、軸
孔33及びチップ孔34間における対の突部35及び3
6とを有し、他方の鋏用片4は、切刃41と、ハンドル
42と、それら切刃41及びハンドル42間における軸
孔43と、ハンドル42におけるチップ孔44とを有す
る。
【0012】また、図1〜図6に示す本発明によるクリ
ップ付き鋏は、対のハンドル1及び2を有する。それら
対のハンドル1及び2中の一方のハンドル1は、チップ
孔14′と、内側から形成されている溝12とを有する
とともに、クリップ面を有するクリップ部11を一体に
延長させている。そして、ハンドル1及びクリップ部1
1間において、平らな凹所14及び軸孔13を形成して
いる。また、他方のハンドル2は、チップ孔24と、内
側から形成されている溝21と、内側に形成されている
突耳22とを有する。ハンドル2が有する突耳22に
は、一端に勾部232を形成している長溝23が設けら
れている。
【0013】さらに、図1〜図6に示す本発明によるク
リップ付き鋏は、クリップ用片5を有する。このクリッ
プ用片5は、クリップ面を有するクリップ部51と、ハ
ンドル52と、それらクリップ部51及びハンドル52
間における長軸孔53と、ハンドル52における一対の
突部55及び56と、ハンドル52の端部におけるチッ
プ孔54とを有する。
【0014】そして、上述した対の鋏用片3及び4が、
それら中央部におい交叉している状態に、それらがそれ
ぞれ有する軸孔33及び43内に挿通している軸6によ
って互に連結されている。
【0015】また、鋏用片3及び4が、それらのそれぞ
れのハンドル32及び42をハンドル1及び2の溝12
及び21内にそれぞれ挿入し、そして、チップ孔14′
及び24にそれぞれ挿入しているチップ9及び10によ
って、ハンドル1及び2に、それぞれ固定されている。
【0016】さらに、クリップ用片5が、そのハンドル
52をハンドル2の溝21内に挿入し、そして、チップ
孔54内に挿入している上述したチップ9によって、ハ
ンドル2に固定され、また、ハンドル1の凹部14上に
配されている状態で、長軸孔53に上述した軸6を挿通
させている。
【0017】また、ハンドル1が、その軸13内に上述
した軸6を挿通させている。
【0018】さらに、鋏用片3の対の突部35及び3
6、及びクリップ用片5の対の突部55及び56に、中
央部にコイル部71を有するト―ションスプリング7の
両端の勾部72及び73がそれぞれ係留されている。
【0019】また、ト―ションスプリング7のコイル部
71とハンドル2の突耳22に設けている長溝23との
間に、O状バックル8が装架されている。
【0020】次に、図1〜図6に示す本発明によるクリ
ップ付き鋏を、その動作とともにさらに述べよう。
【0021】図1〜図6に示す本発明によるクリップ付
き鋏によれば、目的物Sを切断するに当り、一対の鋏用
片3及び4のそれぞれの切刃31及び41が、図1に示
すように、目的物Sを全く切断するが、そのとき、クリ
ップ用片5のクリップ部51が開くことによって、目的
物Sがクリップされる。その主たる理由は、クリップ用
片5の移動軸が、チップ9のチップ孔54上にあるが、
クリップ用片5を軸6に連結している軸孔53が、長孔
であり、そして、ト―ションスプリング7の両端の勾部
72、及び73が、鋏用片3の突部35及び36、及び
クリップ用片5の突部55及び56にそれぞれ係留して
いるからである。
【0022】また、図1〜図6に示す本発明によるクリ
ップ付き鋏によれば、目的物Sを切断またはクリップし
ないとき、クリップ用片5が、軸孔53の一端532が
軸6とリンクするようにト―ションスプリング7の力に
よって押されるので、クリップ用片5と鋏用片4とが一
緒に動作する。
【0023】さらに、図1〜図6に示す本発明によるク
リップ付き鋏によれば、目的物Sを切断するとき、鋏用
片4は目的物Sを切断するが、クリップ用片5は、軸孔
53の他端531が軸6とリンクするように軸孔53が
後退するため、ト―ションスプリング7の力によって、
目的物Sを保持する。
【0024】この場合、図3及び図4に示すように、鋏
用片3の切刃31とハンドル1から延長しているクリッ
プ部11とは、互に重なっており、また、鋏用片4の切
刃41とクリップ用片5のクリップ部51との間には、
鋏用片3の切刃31の厚さの空隙を残している。このた
め、目的物Sが強固に保持される。
【0025】また、図1〜図6に示す本発明によるクリ
ップ付き鋏によれば、ハンドル2が、端部に勾部232
を設けている長溝23を有し、また、ト―ションスプリ
ング7が、中央部にコイル部71を有するとともに両端
にそれぞれ形成された勾部72及び73を有し、そし
て、O状バックル8が、ト―ションスプリング7のコイ
ル部71とハンドル2の長溝23との間に装架されてい
るので、クリップ付き鋏を閉じれば、図2に示すよう
に、O状バックル8が長溝23の勾部232と係合し、
よって、クリップ付き鋏が、閉じた状態に保持される。
【0026】さらに、図1〜図6に示す本発明によるク
リップ付き鋏によれば、図5に示すように、O状バック
ル8の一端がハンドル2の長溝23の勾部232との係
合状態から外されているとき、O状バックル8の他端は
ハンドル2の長溝23内を自動に動くことができ、この
ため、クリップ付き鋏を開いたとき、ト―ションスプリ
ング7の両端が広がり、それによって、ト―ションスプ
リング7のコイル部71が軸6に向って動くため、O状
バックル8が上昇する。そして、O状バックル8がハン
ドル2の長溝23の頂部231に係合すれば、ト―ショ
ンスプリング7のコイル部71の動きが停る。このた
め、クリップ付き鋏の開きが制限される。
【0027】また、図1〜図6に示す本発明によるクリ
ップ付き鋏によれば、ト―ションスプリング7のコイル
部71の内径がO状バックル8の径よりも大きければ、
目的物Sを切断しているとき、O状バックル8の底がハ
ンドル2の長溝23の勾部232に接触しない。このた
め、O状バックル8の下方への動きが、図1に示すよう
になる。
【0028】上述したように、図1〜図6に示す本発明
によるクリップ付き鋏によれば、O状バックル8とハン
ドル2の長溝23を用いているので、クリップ付き鋏の
開きと閉じとを効果的に制限させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるクリップ付き鋏の実施例の、茎を
クリップしている状態での一部を断面としている正面図
である。
【図2】図1に示す本発明によるクリップ付き鋏の背面
図である。
【図3】図1に示す本発明によるクリップ付き鋏の、一
部を省略した側面図である。
【図4】図3のA−A′線上の断面図である。
【図5】図1に示す本発明によるクリップ付き鋏の、開
いた状態での正面図である。
【図6】図1に示す本発明によるクリップ付き鋏の分解
斜視図である。
【符号の説明】
1 ハンドル 11 クリップ部 12 溝 13 軸孔 14 凹部 14′ チップ孔 2 ハンドル 21 溝 22 突耳 23 長溝 24 チップ孔 3 鋏用片 31 切刃 32 ハンドル 33 軸孔 34 チップ孔 35、36 突部 4 鋏用片 41 切刃 42 ハンドル 43 軸孔 44 チップ孔 5 クリップ用片 51 クリップ部 52 ハンドル 53 長溝 55、56 突部 6 軸 7 ト―ションスプリング 71 コイル部 72、73 勾部 8 O状バックル 9、10 チップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対の鋏用片(3、4)と、対のハンドル
    (1、2)と、クリップ用片(5)と、ト―ションスプ
    リング(7)と、O状バックル(8)とを有し、 上記鋏用片(3)は、切刃(31)と、ハンドル(3
    2)と、それら切刃(31)及びハンドル(32)間に
    おける軸孔(33)と、上記ハンドル(32)における
    チップ孔(34)と、上記軸孔(33)及び上記チップ
    孔(34)間における対の突起(35)及び(36)と
    を有し、 上記鋏用片(4)は、切刃(41)と、ハンドル(4
    2)と、それら切刃(41)及びハンドル(42)間に
    おける軸孔(43)と、上記ハンドル(42)における
    チップ孔(44)とを有し、 上記ハンドル(1)は、チップ孔(14′)と、内側か
    ら形成されている溝(12)とを有しているとともに、
    クリップ部(11)を一体に延長させており、上記ハン
    ドル(1)及びクリップ部間に平らな凹所(14)及び
    軸(13)が設けられ、 上記ハンドル(2)は、チップ孔(24)と、内側から
    形成されている溝(21)と、内側に形成され且つ一端
    に勾部(232)を形成している長溝(23)を設けて
    いる突耳(22)とを有し、 上記クリップ用片(5)は、クリップ部(51)と、ハ
    ンドル(52)と、それらクリップ部(51)及びハン
    ドル(52)間における長軸孔(53)と、上記ハンド
    ル(52)におけるチップ孔(54)と、上記長軸孔
    (53)及び上記チップ孔(54)間における対の突部
    (55)及び(56)とを有し、 上記鋏用片(3)及び(4)は、それらのハンドル(3
    2)及び(42)が上記ハンドル(1)の溝(12)、
    及び上記ハンドル(2)の溝(21)内にそれぞれ配さ
    れ、そして、上記ハンドル(1)のチップ孔(14′)
    及び上記鋏用片(3)のチップ孔(34)、及び上記ハ
    ンドル(2)のチップ孔(24)及び上記鋏用片(4)
    のチップ孔(44)内にチップ(9)、及び(10)が
    それぞれ挿入されていることによって、上記ハンドル
    (1)、及び(2)上にそれぞれ配され、 上記クリップ用片(5)は、そのハンドル(52)が上
    記ハンドル(2)の上記溝(21)内に配され、そし
    て、上記ハンドル(2)のチップ孔(24)及び上記ク
    リップ用片(5)のチップ孔(54)内に上記チップ
    (10)が挿入されていることによって、上記チップ
    (10)のまわりに回動できるように上記鋏用片(3)
    の切刃(31)と重なり合うように、上記ハンドル
    (2)上に配され、 上記鋏用片(3、4)、上記ハンドル(1、2)及び上
    記クリップ用片(5)は、上記鋏用片(3)の軸孔(3
    3)、上記鋏用片(4)の軸孔(43)、上記ハンドル
    (1)の軸孔(13)及び上記クリップ用片(5)の長
    軸孔(53)内に軸(6)が挿入されていることによっ
    て互に連結され、 上記ト―ションスプリング(7)は、両端に勾部(7
    2、73)を有し、それら勾部(72)、及び(73)
    が、上記鋏用片(3)の対の突部(35)及び(3
    6)、及び上記クリップ用片(5)の対の突部(55)
    及び(56)にそれぞれ係合され、 上記O状バックル(8)が、上記ト―ションスプリング
    (7)及び上記ハンドル(2)の長溝(23)間に装架
    されていることを特徴とするクリップ付き鋏。
JP4154230A 1992-05-22 1992-05-22 クリップ付き鋏 Expired - Lifetime JPH0753191B2 (ja)

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JP4154230A JPH0753191B2 (ja) 1992-05-22 1992-05-22 クリップ付き鋏

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JP4154230A JPH0753191B2 (ja) 1992-05-22 1992-05-22 クリップ付き鋏

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JPH05345079A JPH05345079A (ja) 1993-12-27
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ID=15579696

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100850752B1 (ko) * 2007-07-26 2008-08-06 이대훈 적과가위
KR100912259B1 (ko) * 2009-01-15 2009-08-17 이대훈 적과가위
JP6059550B2 (ja) * 2013-02-15 2017-01-11 アルスコーポレーション株式会社 小型切断具及びその載置台
CN108189082A (zh) * 2018-01-08 2018-06-22 兰州大学 一种简易地上生物量取样剪刀

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JPH05345079A (ja) 1993-12-27

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