JPH0752817B2 - 電子ボリューム回路 - Google Patents
電子ボリューム回路Info
- Publication number
- JPH0752817B2 JPH0752817B2 JP63002673A JP267388A JPH0752817B2 JP H0752817 B2 JPH0752817 B2 JP H0752817B2 JP 63002673 A JP63002673 A JP 63002673A JP 267388 A JP267388 A JP 267388A JP H0752817 B2 JPH0752817 B2 JP H0752817B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gain
- circuit
- voltage
- output
- level
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、信号レベルを任意に可変するとともに、入
力信号レベルに応じて出力信号レベルを調整可能にした
電子ボリューム回路に関する。
力信号レベルに応じて出力信号レベルを調整可能にした
電子ボリューム回路に関する。
ビデオテープレコーダなどの音声系統には、ラインボリ
ュームと、自動音量レベル調整(ALC)回路とが併設さ
れており、ラインボリュームは、可変抵抗によって増幅
器の利得を調整するような電子ボリューム(AVR)回路
によって構成される。
ュームと、自動音量レベル調整(ALC)回路とが併設さ
れており、ラインボリュームは、可変抵抗によって増幅
器の利得を調整するような電子ボリューム(AVR)回路
によって構成される。
このようにALC回路とAVR回路とを併設した場合、回路が
それぞれ独立し、それぞれにレベル設定やレベル加減用
のボリュームを別個に設置し、しかも、動作を切り換え
るために複雑な切換回路が必要になるなど、回路構成が
複雑になるとともに、外付け部品も多いなどの欠点があ
る。
それぞれ独立し、それぞれにレベル設定やレベル加減用
のボリュームを別個に設置し、しかも、動作を切り換え
るために複雑な切換回路が必要になるなど、回路構成が
複雑になるとともに、外付け部品も多いなどの欠点があ
る。
そこで、この発明は、簡単な回路によって、ラインボリ
ュームとともにALC回路を併設して、ボリューム動作と
ともにALC動作を選択できるようにしたものである。
ュームとともにALC回路を併設して、ボリューム動作と
ともにALC動作を選択できるようにしたものである。
この発明の電子ボリューム回路は、第1図に例示するよ
うに、基準電圧が加えられて基準利得Grが設定されると
ともに、利得が可変可能な差動回路23、24を備えて、入
力信号を電流に変換し、前記差動回路に設定される利得
に応じた出力が取り出される増幅手段(利得可変増幅器
2)と、前記基準電圧を可変抵抗によって分圧し、その
分電圧が前記差動回路に加えられ、前記差動回路の利得
を前記可変抵抗によって調整する第1の利得調整手段
(可変電圧設定回路12)と、前記増幅手段の出力を検波
する検波回路を備え、この検波回路の出力から直流電圧
を取り出し、この直流電圧に応じて前記差動回路に設定
される電圧を変更することにより、前記増幅手段の利得
をその出力レベルによって調整する第2の利得調整手段
(自動利得調整回路13)と、前記増幅手段に対する前記
第1の利得調整手段による利得調整を選択的に切り換え
る制御手段(コントロール回路16及びスイッチ18)とを
備えたことを特徴とする。
うに、基準電圧が加えられて基準利得Grが設定されると
ともに、利得が可変可能な差動回路23、24を備えて、入
力信号を電流に変換し、前記差動回路に設定される利得
に応じた出力が取り出される増幅手段(利得可変増幅器
2)と、前記基準電圧を可変抵抗によって分圧し、その
分電圧が前記差動回路に加えられ、前記差動回路の利得
を前記可変抵抗によって調整する第1の利得調整手段
(可変電圧設定回路12)と、前記増幅手段の出力を検波
する検波回路を備え、この検波回路の出力から直流電圧
を取り出し、この直流電圧に応じて前記差動回路に設定
される電圧を変更することにより、前記増幅手段の利得
をその出力レベルによって調整する第2の利得調整手段
(自動利得調整回路13)と、前記増幅手段に対する前記
第1の利得調整手段による利得調整を選択的に切り換え
る制御手段(コントロール回路16及びスイッチ18)とを
備えたことを特徴とする。
増幅手段(利得可変増幅器2)は、ボリューム回路とし
ての主回路部を成し、その内部に設置された差動回路2
3、24は、基準利得Grが設定されているとともに、制御
電圧Vc1、Vc2により任意の利得Gに調整される。そこ
で、第1の利得調整手段(可変電圧設定回路12)では、
基準電圧Vrefを可変抵抗123で分圧することによって、
制御電圧Vc1を得て、この制御電圧Vc1を差動回路23、24
に加える。この結果、可変抵抗123の加減によって所望
の利得G1が増幅手段に設定され、可変抵抗123の操作に
応じた出力レベルが得られる。
ての主回路部を成し、その内部に設置された差動回路2
3、24は、基準利得Grが設定されているとともに、制御
電圧Vc1、Vc2により任意の利得Gに調整される。そこ
で、第1の利得調整手段(可変電圧設定回路12)では、
基準電圧Vrefを可変抵抗123で分圧することによって、
制御電圧Vc1を得て、この制御電圧Vc1を差動回路23、24
に加える。この結果、可変抵抗123の加減によって所望
の利得G1が増幅手段に設定され、可変抵抗123の操作に
応じた出力レベルが得られる。
また、第2の利得調整手段(自動利得調整回路13)で
は、増幅手段の出力振幅を検出し、その出力振幅に応じ
た制御電圧Vc2による利得G2を差動回路23、24に設定す
る。この結果、出力振幅が大きい場合には出力レベルを
抑制し、出力振幅が小さい場合には出力レベルの抑制を
緩めることにより、出力信号V0の振幅に応じて調整され
たレベル出力が得られる。
は、増幅手段の出力振幅を検出し、その出力振幅に応じ
た制御電圧Vc2による利得G2を差動回路23、24に設定す
る。この結果、出力振幅が大きい場合には出力レベルを
抑制し、出力振幅が小さい場合には出力レベルの抑制を
緩めることにより、出力信号V0の振幅に応じて調整され
たレベル出力が得られる。
第1図は、この発明の電子ボリューム回路の実施例を示
す。
す。
制御電圧に応じて任意に利得が調整される増幅手段とし
て利得可変増幅器2(以下単に増幅器2という)が設置
されている。
て利得可変増幅器2(以下単に増幅器2という)が設置
されている。
増幅器2には、入力端子20に加えられた入力信号Viを電
流に変換する電圧・電流変換手段として差動回路21が設
置されている。この差動回路21は、トランジスタ211、2
12および抵抗213、214からなるトランジスタ対を以て構
成され、定電流源22によって動作電流が与えられる。ト
ランジスタ211、212のベースには、抵抗215が接続され
ているとともに、図示しない電圧源からバイアス電圧VB
が加えられている。
流に変換する電圧・電流変換手段として差動回路21が設
置されている。この差動回路21は、トランジスタ211、2
12および抵抗213、214からなるトランジスタ対を以て構
成され、定電流源22によって動作電流が与えられる。ト
ランジスタ211、212のベースには、抵抗215が接続され
ているとともに、図示しない電圧源からバイアス電圧VB
が加えられている。
また、各トランジスタ211、212のコレクタ側には、基準
利得が設定されているとともに、制御電圧によって利得
が加減される一対の差動回路23、24が設置されている。
差動回路23は、エミッタが直結されたトランジスタ23
1、232からなるトランジスタ対、また、差動回路24は、
同様にエミッタが直結されたトランジスタ241、242から
なるトランジスタ対でそれぞれ構成され、トランジスタ
231、232にトランジスタ211を通じて電流が流れ、ま
た、トランジスタ241、242にトランジスタ212を通じて
電流が流れる。
利得が設定されているとともに、制御電圧によって利得
が加減される一対の差動回路23、24が設置されている。
差動回路23は、エミッタが直結されたトランジスタ23
1、232からなるトランジスタ対、また、差動回路24は、
同様にエミッタが直結されたトランジスタ241、242から
なるトランジスタ対でそれぞれ構成され、トランジスタ
231、232にトランジスタ211を通じて電流が流れ、ま
た、トランジスタ241、242にトランジスタ212を通じて
電流が流れる。
各差動回路23、24には、基準電圧源4からの基準電圧Vr
efがトランジスタ231、242のベースに加えられるととも
に、その基準電圧Vrefを抵抗分圧回路6を構成する抵抗
61、62によって分圧し、その分電圧Vrがトランジスタ23
2、241のベースに加えられることにより、基準利得Grが
設定されている。したがって、この場合、差動回路23、
24から得られた信号電流は、電流・電圧変換手段として
設置された電流ミラー回路25のトランジスタ251、252を
通して電圧に変換された後、出力部に設置された増幅器
8を通して増幅器2の基準利得Grに応じた出力信号V0が
得られ、出力端子10から取り出される。
efがトランジスタ231、242のベースに加えられるととも
に、その基準電圧Vrefを抵抗分圧回路6を構成する抵抗
61、62によって分圧し、その分電圧Vrがトランジスタ23
2、241のベースに加えられることにより、基準利得Grが
設定されている。したがって、この場合、差動回路23、
24から得られた信号電流は、電流・電圧変換手段として
設置された電流ミラー回路25のトランジスタ251、252を
通して電圧に変換された後、出力部に設置された増幅器
8を通して増幅器2の基準利得Grに応じた出力信号V0が
得られ、出力端子10から取り出される。
そして、差動回路23、24の利得を調整するための第1の
利得調整手段として設けられた可変電圧設定回路12は、
基準電圧源4の基準電圧Vrefを電圧設定端子121、121間
と、電圧設定端子122および接地点間の抵抗値を可変抵
抗123を以て調整し、電圧設定端子121、122間の抵抗値R
1と、電圧設定端子122および接地点間の抵抗値R2の比率
が変更され、その比率に応じて電圧設定端子122および
接地点間に制御電圧Vc1を発生させる。この制御電圧Vc1
は、バッファ増幅器124を通過させ、ボリューム動作と
自動レベル調整動作とを切り換える切換手段として設置
されたスイッチ18の接点a側を通してトランジスタ23
2、241のベースに加えられ、その値に応じた利得G1(G1
≦GrまたはG1>Gr)が差動回路23、24に設定されるので
ある。制御電圧Vc1は、可変抵抗123の操作によって任意
に変化させることができるので、この可変抵抗123の操
作に応じて任意の利得G1が設定され、その利得G1に応じ
た振幅レベルを持つ出力信号V0がボリューム出力として
出力端子10から取り出される。
利得調整手段として設けられた可変電圧設定回路12は、
基準電圧源4の基準電圧Vrefを電圧設定端子121、121間
と、電圧設定端子122および接地点間の抵抗値を可変抵
抗123を以て調整し、電圧設定端子121、122間の抵抗値R
1と、電圧設定端子122および接地点間の抵抗値R2の比率
が変更され、その比率に応じて電圧設定端子122および
接地点間に制御電圧Vc1を発生させる。この制御電圧Vc1
は、バッファ増幅器124を通過させ、ボリューム動作と
自動レベル調整動作とを切り換える切換手段として設置
されたスイッチ18の接点a側を通してトランジスタ23
2、241のベースに加えられ、その値に応じた利得G1(G1
≦GrまたはG1>Gr)が差動回路23、24に設定されるので
ある。制御電圧Vc1は、可変抵抗123の操作によって任意
に変化させることができるので、この可変抵抗123の操
作に応じて任意の利得G1が設定され、その利得G1に応じ
た振幅レベルを持つ出力信号V0がボリューム出力として
出力端子10から取り出される。
また、差動回路23、24の第2の利得調整手段として出力
信号V0のレベルに応じて差動回路23、24に利得G2を設定
する自動利得調整回路13が設けられている。検波回路13
1は、コントロール回路16によるスイッチ18の接点b側
への切換えに同期する制御信号VDによって動作状態とな
り、出力信号V0の信号振幅を設定されたALCレベルVA以
上の波形に対して検波を行い、検波出力Vmを発生する。
この検波出力Vmは、脈動電圧であるので、トランジスタ
132および抵抗134とともに、端子135に外付けされた抵
抗136およびキャパシタ137からなるALCフィルタ130によ
って直流電圧に変換され、その直流電圧が抵抗138を通
してトランジスタ139のベースに加えられる。トランジ
スタ139は、そのベース入力に応じて内部抵抗が変化す
る可変抵抗素子として機能し、基準利得Grを設定するた
めの抵抗61、62の分圧点から、検波出力に応じた電流を
引きこむので、抵抗61に対する抵抗62側の抵抗値がトラ
ンジスタ139のベース入力によって制御されることにな
る。出力信号V0のレベルがALCレベルVA未満の場合に
は、検波出力Vmが無いので、増幅器2の設定利得は抵抗
61、62で決められる基準利得Grとなり、出力信号V0のレ
ベルがALCレベルVA以上の場合には、検波出力Vmが得ら
れ、その検波出力Vmによって、トランジスタ139のコレ
クタ電流が流れ、分電圧Vrが低下するために増幅器2の
設定利得が低下し、出力レベルはALCレベルVAに制御さ
れることになる。したがって、出力レベルに応じてレベ
ル調整された出力信号V0が出力端子10からALC出力とし
て取り出される。
信号V0のレベルに応じて差動回路23、24に利得G2を設定
する自動利得調整回路13が設けられている。検波回路13
1は、コントロール回路16によるスイッチ18の接点b側
への切換えに同期する制御信号VDによって動作状態とな
り、出力信号V0の信号振幅を設定されたALCレベルVA以
上の波形に対して検波を行い、検波出力Vmを発生する。
この検波出力Vmは、脈動電圧であるので、トランジスタ
132および抵抗134とともに、端子135に外付けされた抵
抗136およびキャパシタ137からなるALCフィルタ130によ
って直流電圧に変換され、その直流電圧が抵抗138を通
してトランジスタ139のベースに加えられる。トランジ
スタ139は、そのベース入力に応じて内部抵抗が変化す
る可変抵抗素子として機能し、基準利得Grを設定するた
めの抵抗61、62の分圧点から、検波出力に応じた電流を
引きこむので、抵抗61に対する抵抗62側の抵抗値がトラ
ンジスタ139のベース入力によって制御されることにな
る。出力信号V0のレベルがALCレベルVA未満の場合に
は、検波出力Vmが無いので、増幅器2の設定利得は抵抗
61、62で決められる基準利得Grとなり、出力信号V0のレ
ベルがALCレベルVA以上の場合には、検波出力Vmが得ら
れ、その検波出力Vmによって、トランジスタ139のコレ
クタ電流が流れ、分電圧Vrが低下するために増幅器2の
設定利得が低下し、出力レベルはALCレベルVAに制御さ
れることになる。したがって、出力レベルに応じてレベ
ル調整された出力信号V0が出力端子10からALC出力とし
て取り出される。
ところで、スイッチ18は、可変電圧設定回路12からの制
御電圧Vc1による利得制御と、自動利得調整回路13から
の制御電圧Vc2による利得制御とを切り換えるためのも
のであり、制御入力端子14に加えられた切換信号Vsに基
づいてコントロール回路16によって切り換えられる。切
換信号Vsを高(H)、低(L)レベルの2値信号で与え
るものとすれば、たとえば切換信号VsがHレベルのと
き、スイッチ18が接点a側に閉じられて可変電圧設定回
路12による利得調整が行われ、切換信号VsがLレベルの
とき、スイッチ18が接点b側に閉じられて自動利得調整
回路13による利得調整が行われる。
御電圧Vc1による利得制御と、自動利得調整回路13から
の制御電圧Vc2による利得制御とを切り換えるためのも
のであり、制御入力端子14に加えられた切換信号Vsに基
づいてコントロール回路16によって切り換えられる。切
換信号Vsを高(H)、低(L)レベルの2値信号で与え
るものとすれば、たとえば切換信号VsがHレベルのと
き、スイッチ18が接点a側に閉じられて可変電圧設定回
路12による利得調整が行われ、切換信号VsがLレベルの
とき、スイッチ18が接点b側に閉じられて自動利得調整
回路13による利得調整が行われる。
このようにスイッチ18は、単純な機械的なスイッチや、
IC上のトランジスタなどのスイッチング素子で構成で
き、または、バッファ増幅器124を停止時に高インピー
ダンスに保つように設定すれば、バッファ増幅器124を
動作または停止させて代用することもできる。また、コ
ントロール回路16は、切換信号Vsは2値信号で十分であ
るから、複雑な論理回路やスイッチング回路を必要とし
ない。したがって、このように増幅器2や基準利得の設
定のための基準電圧源4及び抵抗分圧回路6などを共通
化してボリューム動作とともに自動レベル調整動作を行
うようにしたボリューム回路では、極めて簡単な切換回
路を以て、マニュアルによる可変利得および出力レベル
に応じたALC動作を行うことができるのである。
IC上のトランジスタなどのスイッチング素子で構成で
き、または、バッファ増幅器124を停止時に高インピー
ダンスに保つように設定すれば、バッファ増幅器124を
動作または停止させて代用することもできる。また、コ
ントロール回路16は、切換信号Vsは2値信号で十分であ
るから、複雑な論理回路やスイッチング回路を必要とし
ない。したがって、このように増幅器2や基準利得の設
定のための基準電圧源4及び抵抗分圧回路6などを共通
化してボリューム動作とともに自動レベル調整動作を行
うようにしたボリューム回路では、極めて簡単な切換回
路を以て、マニュアルによる可変利得および出力レベル
に応じたALC動作を行うことができるのである。
以上説明したように、この発明によれば、外付けされた
可変抵抗によって制御電圧を加減して利得制御が行える
とともに、基準利得に対して出力振幅に応じた自動レベ
ル調整を共通の回路を以て行うことができ。回路の共通
化やIC化時の外付け部品の削減などによって回路構成の
簡略化とともに、特性のばらつきが少ない信頼性の高い
制御動作を実現でき、また、簡単な切換回路を以てボリ
ューム動作と自動レベル調整動作とを切り換えることが
でき、たとえば、制御電圧の切換えによってボリューム
動作と自動レベル調整動作を切り換えるようにすれば、
切換え時のオフセットが非常に小さく、ノイズの発生を
抑えることができる。
可変抵抗によって制御電圧を加減して利得制御が行える
とともに、基準利得に対して出力振幅に応じた自動レベ
ル調整を共通の回路を以て行うことができ。回路の共通
化やIC化時の外付け部品の削減などによって回路構成の
簡略化とともに、特性のばらつきが少ない信頼性の高い
制御動作を実現でき、また、簡単な切換回路を以てボリ
ューム動作と自動レベル調整動作とを切り換えることが
でき、たとえば、制御電圧の切換えによってボリューム
動作と自動レベル調整動作を切り換えるようにすれば、
切換え時のオフセットが非常に小さく、ノイズの発生を
抑えることができる。
第1図は、この発明の電子ボリューム回路の実施例を示
す回路図である。 2……利得可変増幅器(増幅手段) 23、24……差動回路 12……可変電圧設定回路(第1の利得調整手段) 13……自動利得調整回路(第2の利得調整手段) 16……コントロール回路(制御手段) 18……スイッチ(制御手段)
す回路図である。 2……利得可変増幅器(増幅手段) 23、24……差動回路 12……可変電圧設定回路(第1の利得調整手段) 13……自動利得調整回路(第2の利得調整手段) 16……コントロール回路(制御手段) 18……スイッチ(制御手段)
Claims (1)
- 【請求項1】基準電圧が加えられて基準利得が設定され
るとともに、利得が可変可能な差動回路を備えて、入力
信号を電流に変換し、前記差動回路に設定される利得に
応じた出力が取り出される増幅手段と、 前記基準電圧を可変抵抗によって分圧し、その分電圧が
前記差動回路に加えられ、前記差動回路の利得を前記可
変抵抗によって調整する第1の利得調整手段と、 前記増幅手段の出力を検波する検波回路を備え、この検
波回路の出力から直流電圧を取り出し、この直流電圧に
応じて前記差動回路に設定される電圧を変更することに
より、前記増幅手段の利得をその出力レベルによって調
整する第2の利得調整手段と、 前記増幅手段に対する前記第1の利得調整手段による利
得調整を選択的に切り換える制御手段と、 を備えたことを特徴とする電子ボリューム回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63002673A JPH0752817B2 (ja) | 1988-01-09 | 1988-01-09 | 電子ボリューム回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63002673A JPH0752817B2 (ja) | 1988-01-09 | 1988-01-09 | 電子ボリューム回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01179509A JPH01179509A (ja) | 1989-07-17 |
JPH0752817B2 true JPH0752817B2 (ja) | 1995-06-05 |
Family
ID=11535831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63002673A Expired - Fee Related JPH0752817B2 (ja) | 1988-01-09 | 1988-01-09 | 電子ボリューム回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0752817B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5619915B2 (ja) * | 1976-10-20 | 1981-05-11 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5619915U (ja) * | 1980-06-18 | 1981-02-21 |
-
1988
- 1988-01-09 JP JP63002673A patent/JPH0752817B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5619915B2 (ja) * | 1976-10-20 | 1981-05-11 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01179509A (ja) | 1989-07-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4298884A (en) | Chroma amplifier and color killer | |
US4586000A (en) | Transformerless current balanced amplifier | |
US4256980A (en) | Electronic switchover circuit | |
US5150076A (en) | Emitter-grounded amplifier circuit with bias circuit | |
US5994942A (en) | Buffer circuit with wide dynamic range | |
SU1103812A3 (ru) | Усилитель с регулируемым коэффициентом усилени | |
US4055818A (en) | Tone control circuit | |
EP0095774B1 (en) | A switching circuit operable as an amplifier and a muting circuit | |
JPH0134501B2 (ja) | ||
US3828266A (en) | Signal control circuit | |
US4404529A (en) | Lowpass filter with electronic control of cutoff and resonance | |
US4255716A (en) | Automatic gain control circuit | |
JPS63136807A (ja) | 増幅回路 | |
KR860000440B1 (ko) | 신호레벨제어회로 | |
CA1312359C (en) | Operational amplifier stages | |
JPH0752817B2 (ja) | 電子ボリューム回路 | |
JPS631768B2 (ja) | ||
US4038566A (en) | Multiplier circuit | |
US5150416A (en) | Electronic level control circuit for sound signals | |
US5801587A (en) | Variable gain peak detector | |
JPS59148411A (ja) | 増幅回路 | |
JPH07303051A (ja) | 受信機装置 | |
JP4388606B2 (ja) | 利得制御付デジタル処理回路 | |
US3683290A (en) | Automatic volume control through preamplifier supply voltages | |
JPS6048609A (ja) | 自動レベル調整回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |