JPH0752543B2 - ディスクプレーヤのクランパ支持装置 - Google Patents

ディスクプレーヤのクランパ支持装置

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JPH0752543B2
JPH0752543B2 JP63273335A JP27333588A JPH0752543B2 JP H0752543 B2 JPH0752543 B2 JP H0752543B2 JP 63273335 A JP63273335 A JP 63273335A JP 27333588 A JP27333588 A JP 27333588A JP H0752543 B2 JPH0752543 B2 JP H0752543B2
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clamper
disc
plate
magazine
disk
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薫 武正
章 高橋
茂雄 丸山
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はディスクをターンテーブルとクランパとによっ
てクランプし、該ターンテーブルを回転することにより
ディスクを回転させ再生するようにしたディスクプレー
ヤにおいて、前記クランパがディスクをターンテーブル
との間でクランプする際に、該クランパがディスクに対
して平行に移動するようにしたクランパ支持装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、一般的なデジタルオーディオディスクやビデオデ
ィスク等を再生するディスクプレーヤとしては、ディス
クが載置されたディスク載置板をターンテーブルと対向
する位置に移動させ、しかる後、先端にクランパが回
転、かつ、揺動自在に軸支された回動板を回動して、該
クランパをディスクに向かって移動させてディスクを持
ち上げターンテーブルとの間でディスクをクランプする
ものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、前記したクランパは回動板の回動に伴って移
動すると共に、クランパは回動板の先端に回転、かつ揺
動自在に取付けられていることから、回動板が回動され
クランパがディスクに近づいた特に、該クランパがディ
スクに対して傾いて接触しディスクの孔内に入り込む。
これがため、クランパはディスクを傾けた状態でターン
テーブルに向かって移動するため、クランパとターンテ
ーブルとの間でディスクを水平状態でクランプできない
場合が生じ、従って、ディスクの再生が行えないという
問題が生じた。
〔発明の目的〕
本発明は前記した問題点を解決せんとするもので、その
目的とするところは、クランパが回動板の回動に伴って
ディスク方向に移動する際に、該クランパをクランパ支
持部材によってディスクに当接する直前まで水平移動さ
せ、ディスクをターンテーブルとクランパとの間で水平
にクランプするようにしたディスクプレーヤのクランパ
支持装置を提供せんとするものである。
〔発明の概要〕
本発明のクランパ支持装置は、前記した目的を達成する
ために、ターンテーブルと、該ターンテーブルと協働し
てディスクをクランプするクランパと、該クランパを回
転自在に支持してディスククランプ位置と非クランプ位
置との間で移動させるクランパ移動機構とを有するディ
スクプレーヤにおいて、クランパが非クランプ位置にあ
るときに前記クランパに当接し、前記クランパが非クラ
ンプ位置からクランプ位置に移動する際にクランプ位置
近傍で前記クランパから離脱するクランパ支持部材と、
該クランパ支持部材を前記クランパに向けて付勢する付
勢手段とを設け、前記クランパは、前記クランパ支持部
材に当接している状態において、前記クランパ支持部材
によってディスク表面に対して水平状態に保持されるよ
うにしたことを要旨とするものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明に係るクランパ支持装置を車載用マルチデ
ィスクプレーヤに応用した場合について説明する。第1
図は車載用マルチディスクプレーヤ全体の斜視図であ
る。
このマルチディスクプレーヤは、自動車AのトランクA1
にプレーヤ本体Bを搭載し、このプレーヤ本体Bにマガ
ジンCをセットするようになっている。
このマガジンCは、複数枚のディスク載置板C1が軸C2
ケースC3に対して回動自在に軸支され、各ディスク載置
板C2の凹部C2′には1枚のディスクDが載置されるよう
になっている。また、このマガジンCにおけるケースC3
には、前記した軸C2の近くの一側面に窓C5が形成されて
おり、マガジンCをプレーヤ本体Bにセットした状態に
おいて、この窓C5からディスク載置板C1をプレーヤ本体
B側から突出するレバーによって押すことにより、ディ
スク載置板C1を回動してケースC3の外に押し出すもので
ある。さらに、ケースC3の側面にはプレーヤ本体B内に
セット状態で保持するための係合凹部C4が形成されてい
る。
そして、前記したプレーヤ本体BはケーブルEによって
自動車AのダッシュボードA2に設置された遠隔制御装置
Fに接続されている。
このように構成されたディスクプレーヤは、マガジンC
をプレーヤ本体Bに挿入セットし、遠隔制御装置Fを操
作することにより、所望のディスク載置板C1が回動され
引き出され、該ディスク載置板C1上のディスクDがクラ
ンパによって保持され再生されるものである。
次ぎに、前記したプレーヤ本体Bの実施例を第2図以降
と共に説明する。
第2図〜第4図において、1,2はフレームを構成する左
右側面板、3は該左右側面板1,2の間に後述するスライ
ド板4,5を介在して配置されたマガジンホルダにして、
左右側面にはガイドピン3a〜3cが形成されている。ま
た、このマガジンホルダ3の下面には扇状のギヤ部6aを
有するマガジン押し出しアーム6が一端において軸支さ
れると共にスプリング6bによってマガジン押し出し方向
にバネ付勢されている。
さらに、この押し出しアーム6におけるギヤ部6aの一端
には起立片6cが一体に形成され、マガジンCをマガジン
3の開口部から挿入すると、該マガジンCの前面に起立
片6cが当接してマガジンCの押し込みに応じてスプリン
グ6bのバネ力に抗して回動され、マガジンCは挿入セッ
トされる。
なお、前記起立片6cはマガジンCが正常な向きに挿入さ
れた場合にはマガジンCの平坦面に対向するので、該マ
ガジンCの押し込みに応じて起立片6cは平坦面をスライ
ドして移動して押し出しアーム6は回動されるが(第5
図参照)、マガジンCが上下面反対に挿入されると、該
マガジンCの前面段部C6に起立片6cが当接してロック状
態となるので、押し出しアーム6は回動できずマガジン
Cの挿入を阻止する(第6図)。従って、マガジンCが
上下面反対向きに挿入できなくなるので、誤挿入による
動作不良を防止できるものである。
さらに、この押し出しアーム6のギヤ6aは、マガジンホ
ルダ3の下面に取付けられたロータリダンパ7の歯車7a
に噛合され、該押し出しアーム6の戻り速度が緩やかな
るように形成されているので、マガジンCのマガジンホ
ルダ3からの放出は緩やかに行われる。
そして、マガジンCがマガジンホルダ3内に挿入セット
されると、該マガジンホルダ3の側面に回動自在に取付
けられ、かつ、常時側面から内方に突出する方向にバネ
付勢された係合爪アーム8がマガジンCの側面に形成さ
れた係止溝C4と係合されてマガジンCをロックするよう
に形成されている。
前記したフレーム1とマガジンホルダ3との間に介在さ
れたスライド板4,5には、夫々マガジンホルダ3の側面
から突出したガイドピン3a〜3cが挿入された階段状のカ
ム孔5a(スライド板4にはガイドピン3a,3bが挿入され
る2個のカム孔があるが図示していない)が形成される
と共に、各スライド板4,5は左右側面板1,2に対して水平
方向にスライド自在に指示されている。また、マガジン
ホルダ3のガイドピン3a〜3cはスライド板4,5の各カム
孔を貫通して左右側面板1,2に形成された縦孔2a(スラ
イド板4にはガイドピン3a,3bが挿入される2個の縦孔
があるが図示していない)に挿入されている。
なお、左右側面板1,2の外側に軸支された回動板9,10の
先端は、前記ガイドピン3b,3cに軸支され、他端に張設
されたスプリング9a10aのバネ力によって常時ガイドピ
ン3b,3cを上方にバネ付勢し、これにより、マガジンホ
ルダ3を上方に押し上げている。
11はマガジンホルダ3の上面に略中央が軸支され、両端
がスライド板4,5の係合突片4a,5bに係合された同期板に
して、何れか一方のスライド板を移動させると他方のス
ライド板を反対方向に同速度で移動させる動作を行う。
12はスライド板5を移動させるためのスライド板駆動装
置にして、モータ12aと減速歯車群12bとより構成され、
最終の歯車がスライド板5の上面に形成されたギヤ5cと
噛合している。
而して、スライド板駆動装置12のモータ12aを駆動する
と減速歯車群12bを介してスライド板50が水平方向に移
動するので、該スライド板5のカム孔5aにガイドされて
いるガイドピン3cは右側面板2の縦孔2aにもガイドされ
ていることから、上下方向に移動する。また、スライド
板5が移動を開始すると同期板11を介してスライド板4
もスライド板5とは反対方向ではあるが、水平方向に移
動するので、該スライド板4のカム孔にガイドされてい
るガイドピン3a,3bが前記したと同様に上下移動する。
従って、マガジンホルダ3はガイドピン3a〜3cの上下移
動によって上下動するものである。
なお、前記した係合爪アーム8はスライド板4が第2図
において左方向に移動し終わる時(この状態においてマ
ガジンホルダ3は最上段の位置に移動している)に、該
スライド板4に形成された突片4bが突起8aを押して半時
計方向に回動させマガジンCの係合溝C4より離脱する。
従って、マガジンCはフリーな状態となるので、押し出
しアーム6のスプリング6bによるバネ力によって緩やか
に排出される。
以上の説明がマガジンCのマガジンホルダ3へのセット
および排出、さらにマガジンホルダ3の上下移動につい
ての説明であるが、次ぎに、マガジンホルダ3にセット
されたマガジンCからディスクDを引き出して再生する
部分について説明する。
第2図において13はピックアップ駆動装置にして、ピッ
クアップ駆動モータ13aと、該モータ13aによって回転す
るネジ棒13bおよび該ネジ棒13bの回転に伴って移動する
ピックアップ13cとより構成されている。また、14はタ
ーンテーブル15を駆動するターンテーブル駆動モータで
ある。
第4図において、16は第1シャーシ19aに固定され後述
する制御カム18を駆動する制御カム駆動モータにして、
該モータ16の出力軸に固定されたウォーム16aを介して
ウォームホイール17が回転される。このウォームホイー
ル17と一体に形成された小歯車17aは制御カム18の一部
に形成された内歯ギア18aと噛合されている。
制御カム18は左右側面板1,2間を連結すると共に前記第
1シャーシ19aをスペーサ(図示せず)を介して固定し
た第2シャーシ19bに植設されたシャフトに軸支され、
前記した小歯車17aと噛合される扇状の内歯ギヤ18aが形
成されると共に、該内歯ギヤ18aと略対向する位置に一
段高いカム部18bが形成され、さらに前記内歯ギヤ18aの
終端近くに制御突片18cが一体的に形成されている。
20,21は第2シャーシ19bの上面に回動自在に軸支された
第1、第2の回動板にして、第2シャーシ19b側に位置
する第1の回動板20より突出したローラ20aが前記制御
カム18のカム部18bに当接している。そして、第1、第
2の回動板20,21と第2シャーシ19bとの間には夫々スプ
リング22,23が張設され、両回動板20,21を第2シャーシ
19b側にバネ付勢している。従って、第1の回動板20の
ローラ20aはカム部18bに圧接されている。この第1の回
動板には第2シャーシ19bを貫通して第1シャーシ19aの
上面に達する連結アーム24の一端が軸支されている。
25は第1シャーシ19aの上面に回動自在に軸支された第
3の回動板にして、側面に突出したピン25aが前記連結
アーム24の他端に形成された長孔24a内に挿入されると
共に両者間にスプリング26が張設されている。そして、
この第3の回動板25の先端両側には合成樹脂製のT字型
ディスク押圧部材27における縦板部27aの上端が夫々軸
支されている。この縦板部27aの略中間には、一端が第
3の回動板25が軸支された第1シャーシ19aに一端が軸
支された平行アーム28の先端が軸支されている。従っ
て、第3の回動板25が回動されると、ディスク押圧部材
27は平行に垂直移動するものである。なお、ディスク押
圧部材27の水平板部27bの下面には図示していないがフ
エルト等の緩衝材が貼着されている。また、ディスク押
圧部材27の縦板部27aは第1シャーシ19aより切り起こさ
れたストッパ片19a′に当接し、該ディスク押圧部材27
の下降量が規制されている。
29は前記した第2の回動板21の先端に回転自在に軸支さ
れたクランパ、30は第2シャーシ19bと同様に左右側面
板1,2間に取付けられた第3シャーシ19cに植設された2
本のガイドピン19dに挿通されたクランパ支持部材にし
て、略120度の間隔で3本の支持柱30aが形成されてい
る。そして、このクランパ支持部材30はガイドピン19d
の1つに挿入されたスプリング30bによって、常時クラ
ンパ29側にバネ付勢されているので、クランパ29は3本
の支持柱30aによって水平状態に保持されている(第7
図参照)。この状態がディスクの非クランプ位置であ
る。
而して、制御カム18がモータ16により回転され、第1の
回動板20におけるローラ20aが制御ガム18のカム部18bよ
り離脱すると、該第1の回動板20はスプリング22のバネ
力で回動されるので、クランパ29は上記非クランプ位置
からターンテーブル15側に移動し、第8図に示すように
ディスクDをクランプする。この状態がディスクのクラ
ンプ位置である。このクランパ29の移動時において、ク
ランパ支持部材30はスプリング30bによってクランパ29
側にバネ付勢されているので、該クランパ29の移動に伴
ってクランパ支持部材30もクランパ29に当接した状態で
移動して、クランパ29がディスクDをターンテーブル15
との間でクランプする直前まで水平状態に保持する。従
って、ディスクDの孔にクランパ29が正確に挿入される
ので、ターンテーブル15との間で偏心することなくクラ
ンプすることができるものである。
また、第1の回動板20が回動されると、第2の回動板21
もスプリング23のバネ力によって回動されるので、連結
板24を介して第3の回動板25が回動される。この回動に
伴ってディスク押圧部材27が平行アーム28によって平行
移動して上昇するので、前記クランパ29によって押上げ
られ移動するディスクDの上面に当接してディスクDを
クランパ29の上面とディスク押圧部材27の水平板部27b
との間で平行状態に保持してターンテーブル15側に移動
させる。従って、ディスクDを水平状態でターンテーブ
ル15とクランパ29との間でクランプすることができるも
のである(第8図参照)。
さらに、ディスクDをディスク載置板C1に戻す時、回動
板20が反時計方向に回転しディスクDを下降させるが、
ディスクDが途中で引っ掛かり下降しきらない時に強制
的にディスク押圧板27でディスクDを押し下げるよう
に、連結アーム24の長孔24aは回動板20が下降した位置
ではピン25aに当接するようになされている。
31は第2シャーシ19bに対して平行移動自在に取付けら
れた上スライド板、32は該上スライド板31に対して平行
移動自在に取付けられた下スライド板にして、両者間に
はスプリング33が張設され、下スライド板32が移動する
と上スライド板31も共に移動するように形成されてい
る。そして、下スライド板32の長孔32aには制御カム18
の制御突片18cが係合され、制御カム18が回転すると下
スライド板32が移動して、これに伴って上スライド板31
もスプリング33のバネ力によって同一方向に移動するも
のである。
また、第2シャーシ19bには上スライド板31が移動する
ことによってオン・オフする位置検出スイッチS1〜S3
取付けられており、上スライド板31が第2図、第4図の
位置マガジンCからディスク載置板C1を押し出していな
い待機位置(第2図、第4図の図示位置)にある時は、
全ての位置検出スイッチS1〜S3はオン状態となり、後述
する押出アーム34によってマガジンCからディスク載置
板C1が押し出され、該ディスク載置板C1上のディスクD
がターンテーブル15の位置に達した再生待機位置にある
時は、位置検出スイッチS1とS2がオフ状態となり、ディ
スクDをターンテーブル15とクランパ29とでクランプし
た位置にある時は、全ての位置検出スイッチS1〜S3はオ
フ状態となるように、各位置検出スイッチS1〜S3は配置
されている。
34は第2シャーシ19bに回転自在に軸支された略C字状
の押出アームにして、一端34aが上スライド板31に係合
され、該上スライド板31が移動すると押出アーム34は回
転し、他端34bがマガジンホルダ3に挿入セットされた
マガジンCの孔C5内に入り込みディスク載置板C1を押し
て、これを回動させケースC3外に押し出す動作を行うも
のである。この時、ディスク載置板C1の中心位置がター
ンテーブル15の中心位置よりも押し出し方向の前方に位
置するように余分に回動され、すなわち、ターンテーブ
ル15はクランパ29によってクランプされているディスク
Dがスランパ29の後退によって下降する時に、ディスク
Dはディスク載置板C1の戻り方向手前に載置される(第
12図の実線参照)。
そして、上スライド板31が逆方向に移動すると、押し出
されているディスク載置板C1は上スライド板31と係合さ
れている側の側面によって押し戻され、ディスク載置板
C1はケースC3内に収納される。このディスク載置板C1
ケースC3内に収納される際、ディスク載置板C1の縁に乗
り上げたディスクDはケースC3の開口部に当接してディ
スク載置板C1の凹部C1′に戻されるので、ディスク載置
板C1の収納は確実に行われる(第12図の二点鎖線参
照)。
なお、上下スライド板31,32の2枚に分けたのは、上ス
ライド板31によるディスク載置板C1の押し出しが終了し
た後も、下スライド板32のみが移動できるようにするこ
とによって、制御カム18の回転が余分に行えるように
し、これにより第1の回動板20の回動が余分に行われて
ディスク押圧部材27の水平板部27bがターンテーブル15
とクランパ29によってクランプされたディスクDから完
全に離れるようにするためである。
35は押し出されたディスク載置板C1に載置されたディス
クDの最先端部の位置における第2シャーシ19bに固定
された合成樹脂製のディスク戻しガイドにして、上面に
ディスク載置板C1に正確に載置されたディスクDの最先
端部よりも後退した形状のテーパ部35aが形成されると
共に、このテーパ部35aより下側はディスク載置板C1
正確に載置されたディスクDの最先端部と一致した形状
の垂直部35bが形成されている(第8図、第9図参
照)。
従って、クランパ29によって押上げられ再生状態にある
ディスクDの再生が終了し、ディスク載置板C1に戻され
る時に、第9図に示すように外部振動等によってずれた
場合、ディスク戻しガイド35のテーパ部35aによってデ
ィスク載置板C1の正規な位置に戻され、かつ、垂直部35
bによってその正規な位置に保持される。
36はディスク載置板C1の押し出された押し出し方向の先
端と、この先端から略90度の間隔を介してディスク載置
板C1の最先端部との2個所における第2シャーシ19bに
回転自在に軸支された一対のディスク戻しアームにし
て、夫々にスプリング37が第2シャーシ19bとの間に張
設され、第9図において反時計方向にバネ付勢してい
る。このディスク戻しアーム36の夫々には2個の突起36
a,36bが形成され、回転支点に近い側の突起36aはディス
ク載置板C1が完全に押し出された状態において、該ディ
スク載置板C1の突縁C1′に当接するように形成されてい
る。そして、完全に押し出されたディスク載置板C1をケ
ースC3に収納するために回動されると、今まで当接して
いたディスク戻しアーム36の突起36aがディスク載置板C
1における突縁C1′より離れるので、該ディスク戻しア
ーム36はスプリング37のバネ力によって夫々時計方向に
回動される。従って、ディスク戻しアーム36の他の突起
36bがディスク載置板C1側に移動して、正常な状態でデ
ィスク載置板C1内に載置されていないディスクD(第9
図における一点鎖線および二点鎖線)の側面を押して正
常な状態に載置するものである。
なお、ディスク戻しアーム36は2シャーシ19bに取付け
られたストッパ38によって、スプリング37のバネ力によ
る回動が必要以上に行われないように規制している。
次ぎに、前記した構成に基づいて全体の動作を説明す
る。
先ず、マガジンCをマガジンホルダ3内に挿入すると、
該マガジンCの前面によって押し出しアーム6が回動さ
れると共に、押し出しアーム6の回動終端位置において
係合爪アーム8がマガジンCの係止溝C4と係合されてマ
ガジンCをロックする。
この状態において、遠隔制御装置Fを操作して再生を希
望するディスクDを選択すると、モータ12が駆動されス
ライド板5を移動させる。このスライド板5の移動に伴
って同期板11を介してスライド板4も移動するので、夫
々のスライド板4,5に形成されたカム孔にガイドされて
マガジンホルダ3は上下動して、希望するディスクDが
載置されたディスク載置板C1が押出アーム34と対向する
位置になると停止する。
次いで、モータ17が回転され制御カム18を回転させるの
で、上下スライド板31,32が移動して押出アーム34を回
動させ、希望するディスクDが載置されたディスク載置
板C1を押し出し、ディスクDの孔がターンテーブル15上
に位置した状態で上下スライド板31,32は移動を停止す
る。
さらに、この状態においてモータ17は回転し続けるの
で、制御カム18はさらに回転し第1の回動板20のローラ
20aがカム部18bより離脱するので、クランパ29はターン
テーブル15側に移動してディスクDをクランプする。こ
のクランパ29の移動時において、クランパ支持部材30に
よってクランパ29はディスクDをターンテーブル15との
間でクランプする直前まで水平状態に保持する。また、
第1の回動板20が回動されると、第2の回動板21も回動
されるので、連結板24を介して第3の回動板25が回動さ
れディスク押圧部材27を平行移動して上昇させ、クラン
パ29によって押上げられ移動するディスクDの上面に当
接してディスクDをクランパ29の上面とディスク押圧部
材27との間で平行状態に保持してターンテーブル15側に
移動させる。従って、ディスクDを水平状態でターンテ
ーブル15とクランパ29との間でクランプされる。
次いで、ディスクDがクランプされると、モータ13aが
回転してピックアップ13cを移動させるので、再生が開
始されるものである。
また、この再生状態において、すなわち、ディスクDが
ターンテーブル15とクランパ29とによってクランプされ
ている状態において、遠隔制御装置Fにおいて前記再生
状態からラジオ受信状態にモードを切換えたり、あるい
はイグニッションキーをオフしたような場合、ディスク
Dはクランプされたままの状態で保持されることとな
る。ディスクDがクランプされたままで長時間放置され
ると、プレーヤ本体Bを車載用として使用している場
合、太陽熱等によってディスクDの外周が垂れ下がり再
生不能に陥ったり、あるいはディスクDがシングルCDで
ある場合には、その外周に取付けるアダプターが車輌の
振動等によって落下して取り出しが不可能になってしま
う等の問題が生じる。
そこで、本発明は上スライド板31によってオン・オフ制
御される3個のスイッチS1〜S3が全てオフの時に遠隔制
御装置Fのモードを切換えたり、イグニッションスイッ
チをオフにした場合には、該遠隔制御装置Fからの指令
信号によってモータ16を逆回転させ、制御カム18を逆回
転させることにより、上下スライド板31,32を移動させ
る。そして、上スライド板31が第2、第3のスイッチ
S2,S3をオン状態にしたら、遠隔制御装置Fは前記モー
タ16の回転を停止させる。この第2、第3のスイッチ
S2,S3がオンしている状態は、前記した如くクランパ29
が下降した状態(第7図)であるので、ディスクDはデ
ィスク載置板C1の上に戻され、前記したような問題は解
決される。
そして、再生が終了すると、前記したとは逆の動作によ
ってディスクDがディスク載置板C1上に戻されると共
に、該ディスク載置板C1がマガジンCのケースC3内に収
納され、遠隔制御装置Fからの指令に基づいてマガジン
ホルダ3が再び上下動して前記した動作が繰り返し行わ
れるものである。
〔発明の効果〕
本発明は、前記したように、クランパが非クランプ位置
にあるときにクランパに当接し、クランパが非クランプ
位置からクランプ位置に移動する際にクランプ位置近傍
でクランパから離脱するクランパ支持部材と、該クラン
パ支持部材をクランパに向けて付勢する付勢手段とを設
け、クランパは、クランパ支持部材に当接している状態
において、クランパ支持部材によってディスク表面に対
して水平状態に保持されるようにしたので、クランパと
ターンテーブルとの間にクランプされるディスクは常に
水平状態となり、従って、ディスクのクランプミスによ
る再生不良が生じることがないという効果を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は車載用とした場合の全体的な斜視図、 第2図はプレーヤ本体の平面図、 第3図は側面図、 第4図は裏面図、 第5図はマガジンホルダ部分の平面図、 第6図は同上のマガジン誤挿入時の平面図、 第7図はクランパ部分の側面図、 第8図は同上のディスクをクランプ時の側面図、 第9図はディスク載置板を押し出した状態の平面図、 第11図は第9図におけるディスク戻しアーム部の側面図
である。 第12図はデジタル載置板とターンテーブルとの位置関係
を示す説明図である。 B……プレーヤ本体、C……マガジン、C1……マガジン
載置板、D……ディスク、3……マガジンホルダ、4,5
……スライド板、6……押し出しアーム、13……ピック
アップ駆動装置、13c……ピックアップ、15……ターン
テーブル、18……制御カム、20,21,25……第1〜第3の
回動板、27……ディスク押圧部材、29……クランパ、30
……クランパ支持部材、31,32……上下スライド板、34
……押出アーム、35……ディスク戻しガイド、36……デ
ィスク戻しアーム、S1〜S3……第1〜第3の位置検出ス
イッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸山 茂雄 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内 (72)発明者 今 徳成 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ターンテーブルと、該ターンテーブルと協
    働してディスクをクランプするクランパと、該クランパ
    を回転自在に支持してディスククランプ位置と非クラン
    プ位置との間で移動させるクランパ移動機構とを有する
    ディスクプレーヤにおいて、 前記クランパが非クランプ位置にあるときに前記クラン
    パに当接し、前記クランパが非クランプ位置からクラン
    プ位置に移動する際にクランプ位置近傍で前記クランパ
    から離脱するクランパ支持部材と、 該クランパ支持部材を前記クランパに向けて付勢する付
    勢手段とを設け、 前記クランパは、前記クランパ支持部材に当接している
    状態において、前記クランパ支持部材によってディスク
    表面に対して水平状態に保持されることを特徴とするデ
    ィスクプレーヤのクランパ支持装置。
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