JPH0752022A - 砥粒流動体を用いた加工方法及びその加工装置 - Google Patents

砥粒流動体を用いた加工方法及びその加工装置

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JPH0752022A
JPH0752022A JP20523493A JP20523493A JPH0752022A JP H0752022 A JPH0752022 A JP H0752022A JP 20523493 A JP20523493 A JP 20523493A JP 20523493 A JP20523493 A JP 20523493A JP H0752022 A JPH0752022 A JP H0752022A
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Japan
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abrasive grain
work
holes
grain fluid
fluid
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宏泰 坪内
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワークにあけられている極小径の各孔を通過
する砥粒流動体の量がそれぞれ均等となるように制御
し、これらの孔の修正加工及び仕上げ精度を均一化す
る。 【構成】 中空形状でかつ先端部に極小径の孔(燃料噴
射孔)Waが複数個あけられているワークWがワークホ
ルダー12にセットされ、このワークWの内部に所定の
供給装置14により砥粒流動体Fを供給し、これらの各
孔Waの形状を砥粒流動体Fの通過によって修正加工し
て仕上げる加工装置において、前記ワークWの各孔Wa
に対して個々に連通する流路22を有し、これらの流路
22における開口位置の間隔が前記の各孔Waの間隔よ
りも充分に大きく設定された変換ブロック20と、この
変換ブロック20における前記各流路22の開口位置に
それぞれ配置されて前記の各孔Waを通過する砥粒流動
体Fの量が均等となるように制御可能な流量調整機構3
0とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車用インジ
ェクタ(EFI)のボディのように中空形状でかつ先端
部に極小径の孔(燃料噴射孔)があけられているワーク
を対象とし、その孔の形状や面粗さを砥粒流動体により
修正加工して仕上げるための加工方法及びその加工装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の砥粒流動体は、シリコンオイル
等の粘性流体を媒体とし、この媒体に砥粒を混合させた
ものである。この砥粒流動体を前記のようなワークの内
部に供給して前記燃料噴射孔を通過させることにより、
極小径でかつ精密仕上げが要求される燃料噴射孔の修正
加工を行っている。かかる砥粒流動体を用いた具体的な
装置としては、例えば特開昭63−207558号公報
に開示されている印字ワイヤ案内部材の加工装置を挙げ
ることができる。この公報の加工装置は、印字ワイヤ案
内部材の微小孔に向けて砥粒流動体を供給する部材と、
この供給部材を位置決めする機構と、供給される砥粒流
動体の温度を一定に制御する機構とを備え、前記微小孔
の内周面を砥粒流動体の通過によって仕上げている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし前記の被加工孔
が一つの場合には問題はないが、多孔式インジェクタの
ように複数個の燃料噴射孔を有するワークの場合は、各
孔の位置や傾斜角あるいは修正加工前の形状(孔径やば
りの大小)によって砥粒流動体の流動性に差が生じる。
つまり各孔を通過する砥粒流動体の量が異なることとな
って加工効果にも差が生じ、各孔の径や仕上げ面粗さが
不揃いとなる。本発明の技術的課題は、ワークの各孔を
通過する砥粒流動体の量がそれぞれ均等となるように制
御することで、各孔の修正加工及び仕上げ精度を均一化
することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は中空形状でかつ先端部に極小径の孔が複数
個あけられているワークの内部に砥粒流動体を供給し、
これらの各孔の形状を砥粒流動体の通過によって修正加
工して仕上げる加工方法において、前記の各孔を通過す
る砥粒流動体の量が均等となるように制御する。また本
発明の加工装置はつぎのように構成されている。すなわ
ち中空形状でかつ先端部に極小径の孔が複数個あけられ
ているワークがワークホルダーにセットされ、このワー
クの内部に所定の供給装置により砥粒流動体を供給し、
これらの各孔の形状を砥粒流動体の通過によって修正加
工して仕上げる加工装置において、前記ワークの各孔に
対して個々に連通する流路を有し、これらの流路におけ
る開口位置の間隔が前記の各孔の間隔よりも充分に大き
く設定された変換ブロックと、この変換ブロックにおけ
る前記各流路の開口位置にそれぞれ配置されて前記の各
孔を通過する砥粒流動体の量が均等となるように制御可
能な流量調整機構とを備えている。
【0005】
【作用】本発明によれば、ワークの内部に供給された砥
粒流動体は前記の各孔を通過してそれぞれのばり取りや
面取りなどの加工が行われる。このときに各孔の位置や
傾斜角の違いにかかわらず、これらの孔を通過する砥粒
流動体の量はそれぞれ均等に制御される。この結果、各
孔での加工効果が揃うこととなり、それぞれの修正加工
及び仕上げ精度が均一となる。
【0006】
【実施例】つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説
明する。 実施例1 図1に砥粒流動体Fを用いた加工装置の概略が断面図で
示されている。この加工装置は図1(A)で明らかなよ
うにピストン駆動ユニット18、砥粒流動体Fの供給装
置14、ワークホルダー12、変換ブロック20、砥粒
流動体Fの流量調整機構30、同じく砥粒流動体Fの攪
拌槽40を主体として構成されている。なお本実施例で
加工の対象としているワークWは、自動車用インジェク
タ(EFI)のボディであって、その先端部には図1
(B)で示すように極小径の燃料噴射孔Waが複数個
(例えば三個)あけられている。
【0007】図1(A)で示すように前記砥粒流動体F
の供給装置14は、供給シリンダ15とその内部にスラ
イド可能に組込まれた押出しピストン16とによって構
成されている。そしてこの押出しピストン16は前記ピ
ストン駆動ユニット18によって駆動される。また供給
シリンダ15における下端部の内周面は円錐状に絞ら
れ、前記ワークホルダー12にセットされたワークWの
内部に連通可能な開口部15aとなっている。なお前記
ピストン駆動ユニット18の詳しい構成については後で
説明する。
【0008】前記ワークホルダー12は、供給装置14
の下方に配置されたベース10の上面に設けられてい
る。そして前記ワークWはワークホルダー12の中央部
において供給装置14と同軸線上にセットされている。
この状態におけるワークWは、供給装置14の供給シリ
ンダ15とその開口部15aを通じて連通しているとと
もに、このワークWの先端部は前記ベース10を貫通し
てその下面に位置している。
【0009】前記変換ブロック20はベース10の下面
に対し、ブッシュ24を介して取付けられている。この
変換ブロック20にはワークWの先端部が嵌まり込む凹
部21が形成されていて、この凹部21とワークWの先
端部との間にはガスケット26を介在させている。しか
も変換ブロック20には、ワークWの各燃料噴射孔Wa
に対しガスケット26の各孔を通じて個々に連通する流
路22が形成されている。これらの各流路22は相互の
間隔が大きく開く方向に向けて延び、かつ変換ブロック
20の下面でそれぞれ開口している。すなわちこの変換
ブロック20により、前記ワークWにおける各燃料噴射
孔Waの間隔及び開口位置が実質的に変えられている。
【0010】前記変換ブロック20の下面には、各流路
22の開口位置において前記流量調整機構30がそれぞ
れ設けられている。これらの流量調整機構30は、各流
路22に対して個別に連通したシリンダ形状のバルブケ
ース32と、このバルブケース32内に組込まれてそこ
を通過する前記砥粒流動体Fの量を調整できる調整バル
ブ33とによって構成されている。したがって各流量調
整機構30の調整バルブ33を調整することにより、結
果的にはワークWの各燃料噴射孔Waを通過する砥粒流
動体Fの量を個々に制御できることとなる。前記流量調
整機構30は砥粒流動体Fの流量(流速)を制御できる
バルブであれば、ポペット型、スプール型あるいはソレ
ノイドによるサーボタイプ等いずれの形式を用いてもよ
い。ただし砥粒流動体Fの通過によっても機能を維持で
きる材質ならびに構造を選ぶ必要がある。
【0011】前記の各流量調整機構30の直下には、こ
れら流量調整機構30のバルブケース32内をそれぞれ
通過してきた砥粒流動体Fを受けるための回収タンク4
4が設置されている。この回収タンク44は回収パイプ
46によって前記攪拌槽40に接続されている。この攪
拌槽40の内部には図示外のモーターによって回転駆動
される攪拌用のフィン42が設けられており、このフィ
ン42の回転により砥粒流動体Fの媒体Mと砥粒Pとが
適正に攪拌混合される。前記攪拌槽40と前記供給装置
14の供給シリンダ15とは供給パイプ41を通じて相
互に接続されている。またこの攪拌槽40にはポンプ
(図示外)が内蔵されている。このポンプの駆動によっ
て前記回収タンク44に回収された砥粒流動体Fが回収
パイプ46を通じて攪拌槽40に回収され、同時に攪拌
槽40内で攪拌混合された砥粒流動体Fが供給パイプ4
1を通じて供給シリンダ15に送られる。
【0012】図2に前記ピストン駆動ユニット18の構
成図が示されている。この図面で明らかなように、ピス
トン駆動ユニット18はシステム制御回路70を中心と
して構成されている。このシステム制御回路70は中央
処理装置(CPU)とメモリー装置(RAM,ROM)
とを備えたコンピュータシステムである。システム制御
回路70は、荷重制御ブロック72と変位制御ブロック
74との二つのブロックで構成され、以下に述べるよう
に前記供給装置14における押出しピストン16の駆動
について荷重一定の制御と変位量一定の制御のいずれか
を選択して実行することができる。さらにこのシステム
制御回路70は、指令信号線50Aおよびフィードバッ
ク信号線50Bによってサーボアンプ50に接続されて
いる。このサーボアンプ50からの油圧切換え信号線5
0Cは、サーボバルブ56のサーボアクチュエータ58
に接続されている。
【0013】前記サーボバルブ56は四つのポートを備
えており、そのうちの二つのポートは油圧配管52C,
52Dによって油圧ユニット52に接続されている。油
圧配管52Cは油圧ユニット52内の油圧ポンプ52A
の吐出部に接続されており、油圧配管52Dは油圧タン
ク52Bに接続されている。また残る二つのポートは、
油圧配管56Aおよび油圧配管56Bによってサーボシ
リンダ60に接続されている。このサーボシリンダ60
は、その内部のサーボピストン62によってシリンダ前
室60Aとシリンダ後室60Bとに分けられている。そ
してシリンダ前室60Aには前記油圧配管56Aが接続
されており、シリンダ後室60Bには油圧配管56Bが
接続されている。前記サーボバルブ56は、油圧切換え
信号線50Cからサーボアクチュエータ58に供給され
る電流の大きさに応じて前記油圧ポンプ52Aから油圧
配管56Aあるいは油圧配管56Bに供給される油量を
無段階に制御する機能を有する。これによってサーボシ
リンダ60のシリンダ前室60Aとシリンダ後室60B
とに供給される油量が微調整され、サーボピストン62
の前後位置が精密に制御される。
【0014】前記サーボピストン62に固定されている
ピストンロッド64の一端部は、サーボシリンダ60の
端面を貫通して前記供給装置14の押出しピストン16
に結合されている。これによりサーボピストン62の作
動に伴って供給装置14の押出しピストン16が駆動さ
れることになる。つまり前記サーボバルブ56の作動に
よって押出しピストン16の駆動位置がサーボ制御され
ることになる。なお前記ピストンロッド64の軸上には
ロードセル66が設けられている。このロードセル66
の出力信号は、信号線66Aによって動歪み計76に入
力されてピストンロッド64からロードセル66に加え
られる荷重に対応する信号に変換される。この動歪み計
76で変換された信号は信号線72Aによって前記シス
テム制御回路70の荷重制御ブロック72に入力され
る。
【0015】またロードセル66と対向する位置にはポ
テンショメータ68が設けられており、このポテンショ
メータ68は信号線68A,68Bによってシステム制
御回路70の変位制御ブロック74に接続されている。
このポテンショメータ68はピストンロッド64の前後
方向の変位量を測定する機能を有し、変位制御ブロック
74から信号線68Aによって入力された電流がポテン
ショメータ68において変位量に対応する変化を受け、
それが信号線68Bによって変位制御ブロック74に入
力される。さらにピストンロッド64に沿って前後二個
のリミットスイッチ78A,78Bが設置されている。
これらのリミットスイッチ78A,78Bは物体の接近
を電磁的に感知して信号を出力するもので、前記ピスト
ンロッド64の作動に伴ってロードセル66が近づく
と、それぞれの信号線70A,70Bによって前記シス
テム制御回路70に電気信号が出力される。これによっ
てシステム制御回路70から指令信号線50Aを通じて
サーボアンプ50に制御信号が出力され、ピストンロッ
ド64の行き過ぎが防止される。
【0016】つぎに前記加工装置によるワークWの加工
について説明する。図1(A)において前記ピストン駆
動ユニット18により供給装置14の押出しピストン1
6が押されると、供給シリンダ15内の砥粒流動体Fが
ワークWの内部に供給される。この砥粒流動体Fはワー
クWの各燃料噴射孔Waを通過し、前記変換ブロック2
0の各流路22及び前記の各流量調整機構30を経て回
収タンク44に受けられる。このようにワークWの燃料
噴射孔Waを砥粒流動体Fが連続して通過することによ
り、この砥粒流動体Fの媒体Mに混合されている砥粒P
の研磨作用によって各燃料噴射孔Waの面取り、ばり取
り及び孔径の修正といった加工あるいは面粗さの改善が
行われる。そしてこのとき、各燃料噴射孔Waを通過す
る砥粒流動体Fの量が均等となるように各流量調整機構
30の調整バルブ33を調整することで、各燃料噴射孔
Waにおける加工効果(孔径,形状,面粗さなど)が揃
うこととなる。
【0017】なお前記供給装置14からワークWの内部
に供給される砥粒流動体Fの流量は前記ピストン駆動ユ
ニット18によって制御でき、その制御には前述したよ
うに荷重一定の制御と変位量一定の制御とがある。まず
荷重一定の制御を選択した場合には、図2に示されるシ
ステム制御回路70のうち、荷重制御ブロック72が機
能する。荷重制御ブロック72による制御では、ピスト
ンロッド64に取り付けられたロードセル66によって
前記供給装置14の押出しピストン16に加わる荷重が
測定される。そしてこの荷重の大きさが設定された値に
なるように、指令信号線50Aからサーボアンプ50に
制御信号が送られてサーボピストン62の移動量が制御
される。一方、変位量一定を選択した場合には、前記シ
ステム制御回路70のうちの変位制御ブロック74が機
能する。変位制御ブロック74による制御では、ポテン
ショメータ68によってピストンロッド64の時間当た
りの変位量が測定され、この変位量の大きさが設定され
た値になるように指令信号線50Aからサーボアンプ5
0に制御信号が送られてサーボピストン62の移動量が
制御される。
【0018】実施例2 図3に流量調整機構30を前記の調整バルブ33を利用
したタイプからシリンダー形式の負荷ユニット34に代
えた加工装置の概略が断面図で示されている。この図面
において変換ブロック20の各流路22には、前記負荷
ユニット34の各シリンダ34aがそれぞれ個別に連通
している。これらのシリンダ34a内に位置する各ピス
トン34bのピストンロッド34cは、それぞれロード
セル36を介して各サーボシリンダ38のピストンロッ
ド39に連結されている。供給装置14の押出しピスト
ン16の作用により、ワークWの各燃料噴射孔Waを通
過した砥粒流動体Fは変換ブロック20の各流路22を
通って前記負荷ユニット34の各シリンダ34aに充填
されていく。この砥粒流動体Fの充填に伴う圧力変化が
前記ロードセル36で検知され、それに基づいて前記の
各サーボシリンダ38が圧力制御される。これらのサー
ボシリンダ38の圧力制御により、前記の各シリンダ3
4a内の充填圧力が所定値に達すると加工を終了する。
【0019】そこで砥粒流動体Fの充填に伴う前記の各
シリンダ34a内の圧力を、それぞれのサーボシリンダ
38によって個々に制御することにより、砥粒流動体F
の供給による前記ワークWの加工開始から終了までの間
において各燃料噴射孔Waを通過する砥粒流動体Fの量
を均等にできる。したがって前記の実施例1の場合と同
様に各燃料噴射孔Waにおける加工効果(孔径,形状,
面粗さなど)を揃えることができる。なおこの実施例2
において、前記実施例1と同一もしくは均等構成と考え
られる部材には図面に同一符号を付して重複する説明は
省略する。
【0020】以上の実施例においてワークWの各燃料噴
射孔Waを通過する砥粒流動体Fの量が個々に異なるよ
うに前記の各流量調整機構30をあらかじめ設定してお
くことにより、各燃料噴射孔Waの加工効果に敢えて違
いをもたせることも可能である。また各流量調整機構3
0と前記ピストン駆動ユニット18におけるシステム制
御回路70の中央処理装置(CPU)とを接続し、流量
調整機構30における砥粒流動体Fの流量データを流量
センサーなどで検出してCPUへフィードバックするこ
ともできる。この場合、従来のオープンループ制御によ
る加工に比べてより高精度の加工が可能となる。
【0021】
【発明の効果】このように本発明は、ワークの各孔を通
過する砥粒流動体の量がそれぞれ均等に制御されるた
め、各孔の内径などの修正加工ならびに面粗さなどの仕
上げ精度が全ての孔について均一となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】砥粒流動体を用いた加工装置の概略を表した断
面図である。
【図2】ピストン駆動ユニットの構成図である。
【図3】実施例2の加工装置の概略を表した断面図であ
る。
【符号の説明】
12 ワークホルダー 14 供給装置 20 変換ブロック 22 流路 30 流量調整機構 W ワーク Wa 孔(燃料噴射孔) F 砥粒流動体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空形状でかつ先端部に極小径の孔が複
    数個あけられているワークの内部に砥粒流動体を供給
    し、これらの各孔の形状を砥粒流動体の通過によって修
    正加工して仕上げる加工方法において、 前記の各孔を通過する砥粒流動体の量が均等となるよう
    に制御することを特徴とした砥粒流動体を用いた加工方
    法。
  2. 【請求項2】 中空形状でかつ先端部に極小径の孔が複
    数個あけられているワークがワークホルダーにセットさ
    れ、このワークの内部に所定の供給装置により砥粒流動
    体を供給し、これらの各孔の形状を砥粒流動体の通過に
    よって修正加工して仕上げる加工装置において、 前記ワークの各孔に対して個々に連通する流路を有し、
    これらの流路における開口位置の間隔が前記の各孔の間
    隔よりも充分に大きく設定された変換ブロックと、この
    変換ブロックにおける前記各流路の開口位置にそれぞれ
    配置されて前記の各孔を通過する砥粒流動体の量が均等
    となるように制御可能な流量調整機構とを備えているこ
    とを特徴とした砥粒流動体を用いた加工装置。
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