JPH0751599A - 葉面洗浄における散水ノズル - Google Patents
葉面洗浄における散水ノズルInfo
- Publication number
- JPH0751599A JPH0751599A JP22210193A JP22210193A JPH0751599A JP H0751599 A JPH0751599 A JP H0751599A JP 22210193 A JP22210193 A JP 22210193A JP 22210193 A JP22210193 A JP 22210193A JP H0751599 A JPH0751599 A JP H0751599A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- nozzle
- communication hole
- cleaning
- spray nozzle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Protection Of Plants (AREA)
- Nozzles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 葉面上に多面的に散水し、樹木の全域におけ
る葉面上の付着物を洗浄可能と成し、上下の葉面の洗浄
に必要なる水量を平均化して均一洗浄化を図る。 【構成】 給水配管への取付部を形成した軸体状のノズ
ル本体内の軸心方向に導水路を形成すると共に、該導水
路と連通される多数の噴射口７、7a…を上下配設し、該
噴射口７、7a…からの散水量を下方に従って小と成して
いる。
る葉面上の付着物を洗浄可能と成し、上下の葉面の洗浄
に必要なる水量を平均化して均一洗浄化を図る。 【構成】 給水配管への取付部を形成した軸体状のノズ
ル本体内の軸心方向に導水路を形成すると共に、該導水
路と連通される多数の噴射口７、7a…を上下配設し、該
噴射口７、7a…からの散水量を下方に従って小と成して
いる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は樹木の葉面に付着する
砂、埃等の付着物を洗浄する葉面洗浄における散水ノズ
ルに関するものである。
砂、埃等の付着物を洗浄する葉面洗浄における散水ノズ
ルに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、高架道路下方の区画化された緑化
帯、緑地帯、公園等に植樹している樹木への葉面散水に
使用するノズルとしては、立設した給水管頂部に散水形
状として平面視で円状、扇状に噴出する単層のノズル口
を有したものを装着しているに過ぎず、このため例えば
樹木の上方の葉に直接散水する様にした場合にあって
も、樹木に散水された水は幹側へと求心的に大多数が取
り込まれるため、下方の葉面上に流下する水は著しく減
少し、最下方側の葉面では水が全く流下せず、汚れが洗
浄できないと共に、下方へ流下する水は上方において洗
浄後の汚濁水であるため洗浄効率が悪い欠点を有してい
る。
帯、緑地帯、公園等に植樹している樹木への葉面散水に
使用するノズルとしては、立設した給水管頂部に散水形
状として平面視で円状、扇状に噴出する単層のノズル口
を有したものを装着しているに過ぎず、このため例えば
樹木の上方の葉に直接散水する様にした場合にあって
も、樹木に散水された水は幹側へと求心的に大多数が取
り込まれるため、下方の葉面上に流下する水は著しく減
少し、最下方側の葉面では水が全く流下せず、汚れが洗
浄できないと共に、下方へ流下する水は上方において洗
浄後の汚濁水であるため洗浄効率が悪い欠点を有してい
る。
【０００３】反面、最下方側への洗浄に必要な水量を供
給するためには、水量を多量に必要とし、維持管理費が
高騰し、しかも過潅水によって樹木の成育に悪影響を及
ぼす欠点を有していた。
給するためには、水量を多量に必要とし、維持管理費が
高騰し、しかも過潅水によって樹木の成育に悪影響を及
ぼす欠点を有していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は樹木における
上下の葉面上に多面的に散水し、樹木の全域における葉
面上の付着物を洗浄可能と成し、上下の葉面の洗浄に必
要なる水量を平均化して均一洗浄化を図る葉面洗浄にお
ける散水ノズルを提供せんとするものである。
上下の葉面上に多面的に散水し、樹木の全域における葉
面上の付着物を洗浄可能と成し、上下の葉面の洗浄に必
要なる水量を平均化して均一洗浄化を図る葉面洗浄にお
ける散水ノズルを提供せんとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来技術に
基づく洗浄効率、維持管理費、成育への悪影響等の課題
に鑑み、散水層を上下多層と成すと共に、上下の散水量
に差異を与えて樹木の葉面上に多面的に散水し、且つ上
下の葉面における洗浄のための水量を平均化し、均一洗
浄化することを要旨とする葉面洗浄における散水ノズル
を提供して上記欠点を解決せんとしたものである。
基づく洗浄効率、維持管理費、成育への悪影響等の課題
に鑑み、散水層を上下多層と成すと共に、上下の散水量
に差異を与えて樹木の葉面上に多面的に散水し、且つ上
下の葉面における洗浄のための水量を平均化し、均一洗
浄化することを要旨とする葉面洗浄における散水ノズル
を提供して上記欠点を解決せんとしたものである。
【０００６】以下本発明にかかる葉面洗浄における散水
ノズルとしては、給水配管への取付部を形成した軸体状
のノズル本体の上下に多数の噴射口を配設し、該噴射口
からの散水量を下方に従って小と成す様に設定してい
る。
ノズルとしては、給水配管への取付部を形成した軸体状
のノズル本体の上下に多数の噴射口を配設し、該噴射口
からの散水量を下方に従って小と成す様に設定してい
る。
【０００７】又、各噴射口はノズル本体内の軸心方向に
給水配管と連通する導水路と連通させ、その形態として
は扇状のスリットと成したもの、又外方に従って拡径す
るテーパー部と連続して導水路と連通する連通孔から成
し、連通孔より小径なる軸部の一端に連通孔より大径な
る頭部を形成して調整部材と成し、該調整部材を連通孔
より挿入して噴射口の軸心方向に進退自在と成したも
の、又噴射口を多数の連通穴と成して構成している。
給水配管と連通する導水路と連通させ、その形態として
は扇状のスリットと成したもの、又外方に従って拡径す
るテーパー部と連続して導水路と連通する連通孔から成
し、連通孔より小径なる軸部の一端に連通孔より大径な
る頭部を形成して調整部材と成し、該調整部材を連通孔
より挿入して噴射口の軸心方向に進退自在と成したも
の、又噴射口を多数の連通穴と成して構成している。
【０００８】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
すると、１は本発明に係る葉面洗浄における散水ノズル
であり、該散水ノズル１には水を膜状にして且つ、上下
多層状と成して噴出させる第１の散水ノズル1aと、水を
円錐状にして且つ、上下多層状に噴出させる第２の散水
ノズル1bと、水を糸状にして且つ、上下多数と成して噴
出させる第３の散水ノズル1cとがある。
すると、１は本発明に係る葉面洗浄における散水ノズル
であり、該散水ノズル１には水を膜状にして且つ、上下
多層状と成して噴出させる第１の散水ノズル1aと、水を
円錐状にして且つ、上下多層状に噴出させる第２の散水
ノズル1bと、水を糸状にして且つ、上下多数と成して噴
出させる第３の散水ノズル1cとがある。
【０００９】先ず、第１の散水ノズル1aについては、下
部に給水配管２に螺着する取付部３を形成する軸体状の
ノズル本体４内の軸心方向に給水配管２と連通する導水
路５を形成すると共に、該導水路５と連通される扇状の
スリット６、6a…をノズル本体４の上下に所定間隔に形
成し多数の噴射口７、7a…を配設している。
部に給水配管２に螺着する取付部３を形成する軸体状の
ノズル本体４内の軸心方向に給水配管２と連通する導水
路５を形成すると共に、該導水路５と連通される扇状の
スリット６、6a…をノズル本体４の上下に所定間隔に形
成し多数の噴射口７、7a…を配設している。
【００１０】又、このスリット６、6a…は所定の仰角を
もって形成すると共に、各仰角に差異を具有させること
により、散水先にてスリット６、6a…から噴射される扇
状の散水膜の上下間隔を大きくさせている。
もって形成すると共に、各仰角に差異を具有させること
により、散水先にてスリット６、6a…から噴射される扇
状の散水膜の上下間隔を大きくさせている。
【００１１】尚、各スリット６、6a…の仰角は適宜選択
可能であると共に、水平若しくは俯角と成しても良い。
可能であると共に、水平若しくは俯角と成しても良い。
【００１２】又、上下の噴射口７、7a…からの散水量を
下方に従って小と成す様に、例えばスリット６、6a…の
ノズル本体４中心側への深さを下方に従って小と成す様
に形成し、スリット６、6a…と導水路５とが交差した個
所の開口面積を順次小となる様に変化させている。
下方に従って小と成す様に、例えばスリット６、6a…の
ノズル本体４中心側への深さを下方に従って小と成す様
に形成し、スリット６、6a…と導水路５とが交差した個
所の開口面積を順次小となる様に変化させている。
【００１３】尚、散水量の設定は上記実施例には何ら限
定されず、例えばスリット６、6a…の幅に差異を具有さ
せたり、又上記開口面積を変えなくても同一と成しても
散水量は下方に従って順次小と成る。
定されず、例えばスリット６、6a…の幅に差異を具有さ
せたり、又上記開口面積を変えなくても同一と成しても
散水量は下方に従って順次小と成る。
【００１４】次に第２の散水ノズル1bについては、ノズ
ル本体４の導水路５と連通する噴射口７、7a…を上下に
所定間隔に形成するものにして、噴射口７、7a…は外方
に従って拡径するテーパー部８と連続して導水路５と連
通する連通孔９を形成して構成している。
ル本体４の導水路５と連通する噴射口７、7a…を上下に
所定間隔に形成するものにして、噴射口７、7a…は外方
に従って拡径するテーパー部８と連続して導水路５と連
通する連通孔９を形成して構成している。
【００１５】10は円錐角度の調整部材であり、該調整部
材10は連通孔９より小径なる無ネジ状の軸部11の一端に
連通孔９より大径にして、且つテーパー部８の最大径よ
り小径なる頭部12を形成すると共に、軸部11の他端部に
ネジ部13を螺刻し、連通孔９と対向するノズル本体４内
に形成するメネジ部14に調整部材10のネジ部13を螺入
し、噴射口７、7a…の軸心方向に進退自在と成してい
る。
材10は連通孔９より小径なる無ネジ状の軸部11の一端に
連通孔９より大径にして、且つテーパー部８の最大径よ
り小径なる頭部12を形成すると共に、軸部11の他端部に
ネジ部13を螺刻し、連通孔９と対向するノズル本体４内
に形成するメネジ部14に調整部材10のネジ部13を螺入
し、噴射口７、7a…の軸心方向に進退自在と成してい
る。
【００１６】又、調整部材10の頭部12と軸部11との接続
部位15をテーパー状に形成して連通孔９と軸部11との間
を流動する水の衝突係数を低めて膜状のまま噴射させた
り、又頭部12と軸部11との接続部位15を直角と成して連
通孔９と軸部11との間を流動する水の衝突係数を高めて
水滴状に分離して噴射させている。
部位15をテーパー状に形成して連通孔９と軸部11との間
を流動する水の衝突係数を低めて膜状のまま噴射させた
り、又頭部12と軸部11との接続部位15を直角と成して連
通孔９と軸部11との間を流動する水の衝突係数を高めて
水滴状に分離して噴射させている。
【００１７】又、第２の散水ノズル1bの他の実施例につ
いては、調整部材10の軸部11の一端の頭部12の外径を、
噴射口７、7a…のテーパー部８の最大径より大径に形成
し、上記と同様に噴射口７、7a…の軸心方向に進退自在
と成している。
いては、調整部材10の軸部11の一端の頭部12の外径を、
噴射口７、7a…のテーパー部８の最大径より大径に形成
し、上記と同様に噴射口７、7a…の軸心方向に進退自在
と成している。
【００１８】尚、噴射口７、7a…の軸心は本実施例にお
いては、水平と成しているも、かかる形状に限定され
ず、第１の葉面洗浄ノズル1aのスリット６、6a…と同様
に適宜角度の仰角、俯角を具有させて形成しても良い。
いては、水平と成しているも、かかる形状に限定され
ず、第１の葉面洗浄ノズル1aのスリット６、6a…と同様
に適宜角度の仰角、俯角を具有させて形成しても良い。
【００１９】次に、第３の散水ノズル1cについては、ノ
ズル本体４の導水路５と連通する多数の連通穴16、16a
…を、ノズル本体４の外周面の上下にわたって穿設して
噴射口７、7a…と成している。
ズル本体４の導水路５と連通する多数の連通穴16、16a
…を、ノズル本体４の外周面の上下にわたって穿設して
噴射口７、7a…と成している。
【００２０】又、上下の噴射口７、7a…からの散水量に
ついては、下方に従って小と成す様に、例えば連通穴1
6、16a …の穴径を順次小径となる様に変化させ、又噴
射口７、7a…からの散水方向については、連通穴16、16
a …を所定の仰角をもって形成すると共に、各仰角に差
異を具有させることにより、散水先にて噴射口７、7a…
から噴射される糸状の上下左右間隔を大きくさせてい
る。
ついては、下方に従って小と成す様に、例えば連通穴1
6、16a …の穴径を順次小径となる様に変化させ、又噴
射口７、7a…からの散水方向については、連通穴16、16
a …を所定の仰角をもって形成すると共に、各仰角に差
異を具有させることにより、散水先にて噴射口７、7a…
から噴射される糸状の上下左右間隔を大きくさせてい
る。
【００２１】尚、各連通穴16、16a …の仰角は適宜選択
可能であると共に、水平若しくは俯角と成しても良い。
可能であると共に、水平若しくは俯角と成しても良い。
【００２２】次に本発明に係る葉面洗浄における散水ノ
ズルの作用について説明すると、高架道路下方の区画化
された緑化帯、緑地帯、公園等に植樹している樹木Ｗへ
の葉面Wa上に散水するために、樹木Ｗの周りに立設する
給水配管２の上端に散水ノズル１を装着して各樹木Ｗの
葉面Wa上に散水する。
ズルの作用について説明すると、高架道路下方の区画化
された緑化帯、緑地帯、公園等に植樹している樹木Ｗへ
の葉面Wa上に散水するために、樹木Ｗの周りに立設する
給水配管２の上端に散水ノズル１を装着して各樹木Ｗの
葉面Wa上に散水する。
【００２３】先ず、第１の散水ノズル1aについては、噴
射口７、7a…がスリット６、6a…からなるため、散水形
態が平面視扇状に広がった状態にて散水され、一定の曲
線を描きながら樹木Ｗにおける上下の各葉面Wa上に流下
して砂、埃等の付着物を洗浄し、しかも上方の噴射口７
より順次下方の噴射口7cからの散水量を少なくしている
ことにより、上方の葉面Wa上では散水された水によって
洗浄され、下方の葉面Wa上では上方より流下した水と、
直接散水された水とによって洗浄される。
射口７、7a…がスリット６、6a…からなるため、散水形
態が平面視扇状に広がった状態にて散水され、一定の曲
線を描きながら樹木Ｗにおける上下の各葉面Wa上に流下
して砂、埃等の付着物を洗浄し、しかも上方の噴射口７
より順次下方の噴射口7cからの散水量を少なくしている
ことにより、上方の葉面Wa上では散水された水によって
洗浄され、下方の葉面Wa上では上方より流下した水と、
直接散水された水とによって洗浄される。
【００２４】又、かかる洗浄時にあっては、樹木Ｗは散
水された水を幹側へ求心的に取り込む性質を有すると共
に、幹側へ取り込まれる量は上方側より下方側が少ない
ため、上記の様に散水量を調整することにより、上下に
おける葉面Waの洗浄に必要なる水量を平均化している。
水された水を幹側へ求心的に取り込む性質を有すると共
に、幹側へ取り込まれる量は上方側より下方側が少ない
ため、上記の様に散水量を調整することにより、上下に
おける葉面Waの洗浄に必要なる水量を平均化している。
【００２５】次に、第２の散水ノズル1bについては、上
方の噴射口７より順次下方の噴射口7cからの散水量を少
なくするには、調整部材10を進退調整して散水時の円錐
角度を調整、即ち小なる円錐角度では、その単位面積当
たりの水量を多くしたり、一方大なる円錐角度ではその
単位面積当たりの水量を少なくすることよって調整す
る。
方の噴射口７より順次下方の噴射口7cからの散水量を少
なくするには、調整部材10を進退調整して散水時の円錐
角度を調整、即ち小なる円錐角度では、その単位面積当
たりの水量を多くしたり、一方大なる円錐角度ではその
単位面積当たりの水量を少なくすることよって調整す
る。
【００２６】又、調整部材10の頭部12と軸部11との接続
部位15の形状、即ち直角に連続させた場合は連通孔９よ
り噴射する水は頭部12との衝突によって水滴状に分離さ
れた状態で円錐状にて散水され、一方頭部12と軸部11と
の接続部位15をテーパー、アールにて連続させれば連通
孔９より噴射する水は、かかる接続部位15をスムーズに
通過して膜状のまま円錐状にて散水され、一定の曲線を
描きながら樹木Ｗにおける上下の各葉面Wa上に流下して
付着物を洗浄する。
部位15の形状、即ち直角に連続させた場合は連通孔９よ
り噴射する水は頭部12との衝突によって水滴状に分離さ
れた状態で円錐状にて散水され、一方頭部12と軸部11と
の接続部位15をテーパー、アールにて連続させれば連通
孔９より噴射する水は、かかる接続部位15をスムーズに
通過して膜状のまま円錐状にて散水され、一定の曲線を
描きながら樹木Ｗにおける上下の各葉面Wa上に流下して
付着物を洗浄する。
【００２７】次に第３の散水ノズル1cについては、噴射
口７、7a…が連通穴16、16a …からなるため、散水形態
が糸状にて散水され、一定の曲線を描きながら水滴状に
変化して樹木Ｗにおける上下の各葉面Wa上に流下して葉
面付着物を洗浄する。
口７、7a…が連通穴16、16a …からなるため、散水形態
が糸状にて散水され、一定の曲線を描きながら水滴状に
変化して樹木Ｗにおける上下の各葉面Wa上に流下して葉
面付着物を洗浄する。
【００２８】尚、第２の散水ノズル1bおよび第３の散水
ノズル1cも、第１の散水ノズル1aと同様に散水量を調整
して上下における葉面Waの洗浄に必要なる水量を平均化
している。
ノズル1cも、第１の散水ノズル1aと同様に散水量を調整
して上下における葉面Waの洗浄に必要なる水量を平均化
している。
【００２９】
【発明の効果】要するに本発明は、下部に給水配管２に
装着する取付部３を形成した軸体状のノズル本体４内の
軸心方向に給水配管２と連通する導水路５を形成すると
共に、該導水路５と連通される多数の噴射口７、7a…を
上下配設し、該噴射口７、7a…からの散水量を下方に従
って小と成す様に設定したので、従来の様に単層状態に
て散水するものに比し、樹木Ｗにおける上下の葉面Wa上
に多面的に散水できるため、樹木Ｗの全域における葉面
Wa上の付着物を洗浄でき、しかも上下の散水量を調整し
ていることにより、上下における葉面Waの洗浄に必要な
る水量を平均化できるため、均一な洗浄効果を得ること
ができ、これによって余分な水量の低減を図ることがで
き、又上下に対する散水角度に差異を具有させると、樹
木Ｗの高さに簡易に対応出来る。
装着する取付部３を形成した軸体状のノズル本体４内の
軸心方向に給水配管２と連通する導水路５を形成すると
共に、該導水路５と連通される多数の噴射口７、7a…を
上下配設し、該噴射口７、7a…からの散水量を下方に従
って小と成す様に設定したので、従来の様に単層状態に
て散水するものに比し、樹木Ｗにおける上下の葉面Wa上
に多面的に散水できるため、樹木Ｗの全域における葉面
Wa上の付着物を洗浄でき、しかも上下の散水量を調整し
ていることにより、上下における葉面Waの洗浄に必要な
る水量を平均化できるため、均一な洗浄効果を得ること
ができ、これによって余分な水量の低減を図ることがで
き、又上下に対する散水角度に差異を具有させると、樹
木Ｗの高さに簡易に対応出来る。
【００３０】又、噴射口７、7a…を扇状のスリット６、
6a…と成したので、上記の効果に加え、スリット６、6a
…から扇状に散水することにより、樹木Ｗの幅に対応す
ることができ、しかもスリット６、6a…の深さを変える
ことにより、簡易に導水路５との交差部位における開口
面積を変えて散水量の調整を図ることができる。
6a…と成したので、上記の効果に加え、スリット６、6a
…から扇状に散水することにより、樹木Ｗの幅に対応す
ることができ、しかもスリット６、6a…の深さを変える
ことにより、簡易に導水路５との交差部位における開口
面積を変えて散水量の調整を図ることができる。
【００３１】又、噴射口７、7a…を外方に従って拡径す
るテーパー部８と連続して導水路５と連通する連通孔９
から成し、連通孔９より小径なる軸部11の一端に連通孔
９より大径なる頭部12を形成して調整部材10と成し、該
調整部材10を連通孔９より挿入して噴射口７、7a…の軸
心方向に進退自在と成したので、連通孔９から噴射する
水は調整部材10の頭部12を介することにより円錐状に散
水することができ、しかもこの円錐角度は調整部材10を
進退調整することにより簡易に調整することができ、こ
れによって単位面積当たりの水量に差異を具有させて上
記の様に洗浄に必要な水量の平均化を図ることが出来、
更に頭部12と軸部11との接続個所の形状、例えば直角に
連続させれば連通孔９より噴射する水は衝突によって水
滴状に分離された状態で円錐状にて散水したり、又頭部
12と軸部11との接続個所をテーパー、アールにて連続さ
せれば連通孔９より噴射する水は、かかる接続個所をス
ムーズに通過して膜状のまま円錐状にて散水することが
できる。
るテーパー部８と連続して導水路５と連通する連通孔９
から成し、連通孔９より小径なる軸部11の一端に連通孔
９より大径なる頭部12を形成して調整部材10と成し、該
調整部材10を連通孔９より挿入して噴射口７、7a…の軸
心方向に進退自在と成したので、連通孔９から噴射する
水は調整部材10の頭部12を介することにより円錐状に散
水することができ、しかもこの円錐角度は調整部材10を
進退調整することにより簡易に調整することができ、こ
れによって単位面積当たりの水量に差異を具有させて上
記の様に洗浄に必要な水量の平均化を図ることが出来、
更に頭部12と軸部11との接続個所の形状、例えば直角に
連続させれば連通孔９より噴射する水は衝突によって水
滴状に分離された状態で円錐状にて散水したり、又頭部
12と軸部11との接続個所をテーパー、アールにて連続さ
せれば連通孔９より噴射する水は、かかる接続個所をス
ムーズに通過して膜状のまま円錐状にて散水することが
できる。
【００３２】又、噴射口７、7a…を多数の連通口16、16
a …と成したので、各連通孔16、16a …から糸状にでき
ることにより、葉面Wa上に落下する時点における水滴を
大きくできるため、葉面Waの付着物の洗浄効率を良好に
することができると共に、連通孔16、16a …の口径を変
えることにより、簡易に散水量の調整を図ることができ
る等その実用的効果甚だ大なるものである。
a …と成したので、各連通孔16、16a …から糸状にでき
ることにより、葉面Wa上に落下する時点における水滴を
大きくできるため、葉面Waの付着物の洗浄効率を良好に
することができると共に、連通孔16、16a …の口径を変
えることにより、簡易に散水量の調整を図ることができ
る等その実用的効果甚だ大なるものである。
【図１】本発明に係る第１の散水ノズルの断面図であ
る。
る。
【図２】同上散水ノズルの平面図である。
【図３】同上散水ノズルの正面図である。
【図４】同上散水ノズルの使用状態を示す概略図であ
る。
る。
【図５】本発明に係る第２の散水ノズルの断面図であ
る。
る。
【図６】同上散水ノズルの平面図である。
【図７】同上散水ノズルの正面図である。
【図８】同上散水ノズルの他の実施例の平面図である。
【図９】同上散水ノズルの他の実施例の正面図である。
【図１０】同上散水ノズルにおける調整部材によって調
整した円錐角度による水滴状の散水状態を示す断面図で
ある。
整した円錐角度による水滴状の散水状態を示す断面図で
ある。
【図１１】同上調整部材によって調整した円錐角度によ
る他の散水状態を示す断面図である。
る他の散水状態を示す断面図である。
【図１２】同上散水ノズルにおける他の調整部材によっ
て調整した円錐角度による膜状の散水状態を示す断面図
である。
て調整した円錐角度による膜状の散水状態を示す断面図
である。
【図１３】同上調整部材によって調整した円錐角度によ
る他の散水状態を示す断面図である。
る他の散水状態を示す断面図である。
【図１４】同上散水ノズルにおける他の調整部材によっ
て調整した円錐角度による水滴状の散水状態を示す断面
図である。
て調整した円錐角度による水滴状の散水状態を示す断面
図である。
【図１５】同上調整部材によって調整した円錐角度によ
る他の散水状態を示す断面図である。
る他の散水状態を示す断面図である。
【図１６】同上散水ノズルにおける他の調整部材によっ
て調整した円錐角度による膜状の散水状態を示す断面図
である。
て調整した円錐角度による膜状の散水状態を示す断面図
である。
【図１７】同上調整部材によって調整した円錐角度によ
る他の散水状態を示す断面図である。
る他の散水状態を示す断面図である。
【図１８】同上散水ノズルの使用状態を示す概略図であ
る。
る。
【図１９】本発明に係る第３の散水ノズルの断面図であ
る。
る。
【図２０】同上散水ノズルの平面図である。
【図２１】同上散水ノズルの正面図である。
【図２２】同上散水ノズルの使用状態を示す概略図であ
る。
る。
２ 給水配管 ３ 取付部 ４ ノズル本体 ５ 導水路 ６、6a… スリット ７、7a… 噴射口 ８ テーパー部 ９ 連通孔 10 調整部材 11 軸部 12 頭部 16、16a … 連通穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ０５Ｂ 1/30 (72)発明者 大前 正人 愛知県小牧市大字大草2036番地 兼工業株 式会社内
Claims (4)
- 【請求項１】 下部に給水配管に装着する取付部を形成
した軸体状のノズル本体内の軸心方向に給水配管と連通
する導水路を形成すると共に、該導水路と連通される多
数の噴射口を上下配設し、該噴射口からの散水量を下方
に従って小と成す様に設定したことを特徴とする葉面洗
浄における散水ノズル。 - 【請求項２】 噴射口を扇状のスリットと成したことを
特徴とする請求項１記載の葉面洗浄における散水ノズ
ル。 - 【請求項３】 噴射口を外方に従って拡径するテーパー
部と連続して導水路と連通する連通孔から成し、連通孔
より小径なる軸部の一端に連通孔より大径なる頭部を形
成して調整部材と成し、該調整部材を連通孔より挿入し
て噴射口の軸心方向に進退自在と成したことを特徴とす
る請求項１記載の葉面洗浄における散水ノズル。 - 【請求項４】 噴射口を多数の連通穴と成したことを特
徴とする請求項１記載の葉面洗浄における散水ノズル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22210193A JPH0751599A (ja) | 1993-08-13 | 1993-08-13 | 葉面洗浄における散水ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22210193A JPH0751599A (ja) | 1993-08-13 | 1993-08-13 | 葉面洗浄における散水ノズル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0751599A true JPH0751599A (ja) | 1995-02-28 |
Family
ID=16777159
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22210193A Pending JPH0751599A (ja) | 1993-08-13 | 1993-08-13 | 葉面洗浄における散水ノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0751599A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015091577A (ja) * | 2013-10-04 | 2015-05-14 | アース製薬株式会社 | ノズル及び噴射装置 |
| WO2023066801A1 (en) * | 2021-10-20 | 2023-04-27 | Husqvarna Ab | Sprinkling system |
-
1993
- 1993-08-13 JP JP22210193A patent/JPH0751599A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015091577A (ja) * | 2013-10-04 | 2015-05-14 | アース製薬株式会社 | ノズル及び噴射装置 |
| WO2023066801A1 (en) * | 2021-10-20 | 2023-04-27 | Husqvarna Ab | Sprinkling system |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR200478547Y1 (ko) | 띠형 회전 분출식 관수조절수단을 포함하는 식물재배용 분수 호스 | |
| RU2434686C2 (ru) | Устройство распыления жидкости и распылительная головка (варианты) | |
| KR20150128666A (ko) | 지표면에 대한 분무 방법 및 장치 | |
| US3266737A (en) | Nozzle head | |
| JP6648381B2 (ja) | 植物栽培用回転噴出式分水ホース | |
| JP4233842B2 (ja) | 灌水方法 | |
| JPH0751599A (ja) | 葉面洗浄における散水ノズル | |
| US9221065B1 (en) | Helical water distribution restrictor | |
| US4339081A (en) | Liquid flow channel | |
| JP3996715B2 (ja) | 灌水用チューブ及び灌水用チューブの製造方法 | |
| US6866211B2 (en) | Lateral spray nozzle | |
| KR200479367Y1 (ko) | 관수 호스 | |
| JP7206402B2 (ja) | 灌水ホースを用いた灌水拡散型ドリップ | |
| CN211793422U (zh) | 一种喷灌效果好的双向喷头 | |
| US6588680B2 (en) | Spray device for irrigation | |
| CN205361724U (zh) | 用于果蔬灌溉的远射式喷头 | |
| CN2443777Y (zh) | 多向雾化喷头 | |
| US4477026A (en) | Bubbler head structure | |
| CN210512829U (zh) | 靶式喷头及配水池出水结构 | |
| JP2002320878A (ja) | 散水ヘッド | |
| AU2002356080B2 (en) | A nozzle | |
| KR101710802B1 (ko) | 관형 회전발생장치를 포함하는 식물재배용 분수호스 | |
| JPH0796218A (ja) | 葉面洗浄における散水ノズル | |
| JP7334269B2 (ja) | 灌水ホースを用いた灌水拡散型ドリップ | |
| CN216094322U (zh) | 一种灌溉喷头 |