JPH075148B2 - 噴射用アクチュエータ - Google Patents
噴射用アクチュエータInfo
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- JPH075148B2 JPH075148B2 JP2415948A JP41594890A JPH075148B2 JP H075148 B2 JPH075148 B2 JP H075148B2 JP 2415948 A JP2415948 A JP 2415948A JP 41594890 A JP41594890 A JP 41594890A JP H075148 B2 JPH075148 B2 JP H075148B2
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- JP
- Japan
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- tip
- injection
- passage
- injection port
- discharge passage
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D83/00—Containers or packages with special means for dispensing contents
- B65D83/14—Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
- B65D83/16—Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant characterised by the actuating means
- B65D83/20—Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant characterised by the actuating means operated by manual action, e.g. button-type actuator or actuator caps
- B65D83/207—Actuators comprising a manually operated valve and being attachable to the aerosol container, e.g. downstream a valve fitted to the container; Actuators associated to container valves with valve seats located outside the aerosol container
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
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- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は所定圧力下で流体を充
填した容器に装着される噴射用アクチュエータに関し、
該アクチュエータを押し下げることによって流体を噴射
口から噴射させると共に、噴射口より内側に残溜した流
体は栓部により内部に密封することのできる噴射用アク
チュエータに関する。
填した容器に装着される噴射用アクチュエータに関し、
該アクチュエータを押し下げることによって流体を噴射
口から噴射させると共に、噴射口より内側に残溜した流
体は栓部により内部に密封することのできる噴射用アク
チュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば化粧品の容器等であって、
液体を所定圧力下で充填した容器の噴出口部と連通する
導出管路を設けて上方に延出させ、且つ該管路の延長上
に噴射口を設けた噴射用アクチュエータが知られてい
る。この噴射用アクチュエータでは、上記管路の上部で
横方向に細孔が穿設されており、その細孔をゴム等で環
状に形成された弾性ベルトで締付けるように隙間なく覆
っている。従って、容器内から噴射して管路に導入され
た液体は、細孔部分でその圧力により弾性ベルトを拡大
し細孔との間に隙間を形成してこの隙間から流出し噴射
口を介して外部に噴射している。上記構成では噴射後に
細孔部分は弾性ベルトにより再び密封されるが、噴射口
は何等密閉されないので細孔から流出されて噴射口の内
側に残溜した液体は噴射口から流入する空気に曝されて
しまう。特に内容物が後発泡性を有する場合には噴射口
内で発泡してしまう虞れがあり、また酸化によって品質
が劣化する虞れもある。更に、細孔から洩れた液体は噴
出口部と噴射用アクチュエータとの接続部分の隙間から
浸み出して容器の外側に洩れ出る虞れがある。また、噴
射用アクチュエータが噴霧用として用いられる場合等の
ように噴射口が小さく設定される場合には、噴霧する液
体のレジンによって上記噴射口が目詰まりする欠点があ
った。
液体を所定圧力下で充填した容器の噴出口部と連通する
導出管路を設けて上方に延出させ、且つ該管路の延長上
に噴射口を設けた噴射用アクチュエータが知られてい
る。この噴射用アクチュエータでは、上記管路の上部で
横方向に細孔が穿設されており、その細孔をゴム等で環
状に形成された弾性ベルトで締付けるように隙間なく覆
っている。従って、容器内から噴射して管路に導入され
た液体は、細孔部分でその圧力により弾性ベルトを拡大
し細孔との間に隙間を形成してこの隙間から流出し噴射
口を介して外部に噴射している。上記構成では噴射後に
細孔部分は弾性ベルトにより再び密封されるが、噴射口
は何等密閉されないので細孔から流出されて噴射口の内
側に残溜した液体は噴射口から流入する空気に曝されて
しまう。特に内容物が後発泡性を有する場合には噴射口
内で発泡してしまう虞れがあり、また酸化によって品質
が劣化する虞れもある。更に、細孔から洩れた液体は噴
出口部と噴射用アクチュエータとの接続部分の隙間から
浸み出して容器の外側に洩れ出る虞れがある。また、噴
射用アクチュエータが噴霧用として用いられる場合等の
ように噴射口が小さく設定される場合には、噴霧する液
体のレジンによって上記噴射口が目詰まりする欠点があ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記事情に
鑑みて創案されたものであって、その主たる課題は、噴
射後に噴射用アクチュエータ内に残留する流体を密封し
て品質の変化や劣化を起しにくくすると共に、噴射口の
目詰まりを防いで噴射や噴霧を効率よく行なうことがで
きる噴射用アクチュエータを提供することにある。
鑑みて創案されたものであって、その主たる課題は、噴
射後に噴射用アクチュエータ内に残留する流体を密封し
て品質の変化や劣化を起しにくくすると共に、噴射口の
目詰まりを防いで噴射や噴霧を効率よく行なうことがで
きる噴射用アクチュエータを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、 (a).容器内に充填された流体を導入する導入路を形成
する、 (b).該導入路の先端と交差するように配置されて連通
すると共に、先端に噴射口を設けた吐出路を形成する、 (c).吐出路内に内蔵されて先端が自由端となり後端が
固定された栓部材を設ける、 (d).該栓部材の先端に、吐出路の先端に設けられた噴
射口を密封する栓部を形成する、 (e).栓部の後方に、栓部材の延出方向と交差する方向
に復帰可能に撓んで前記栓部を噴射口から後退させるバ
ネ部を形成する、 (f).上記導入路を貫通し、基端が上記容器内に保持さ
れると共に、先端が吐出路内へ突出する作動杆を設け、
噴射操作時に作動杆がバネ部を撓ます方向に押圧して前
記栓部を後退させ噴射口を吐出路と連通させる、 という技術的手段を講じている。
に、この発明は、 (a).容器内に充填された流体を導入する導入路を形成
する、 (b).該導入路の先端と交差するように配置されて連通
すると共に、先端に噴射口を設けた吐出路を形成する、 (c).吐出路内に内蔵されて先端が自由端となり後端が
固定された栓部材を設ける、 (d).該栓部材の先端に、吐出路の先端に設けられた噴
射口を密封する栓部を形成する、 (e).栓部の後方に、栓部材の延出方向と交差する方向
に復帰可能に撓んで前記栓部を噴射口から後退させるバ
ネ部を形成する、 (f).上記導入路を貫通し、基端が上記容器内に保持さ
れると共に、先端が吐出路内へ突出する作動杆を設け、
噴射操作時に作動杆がバネ部を撓ます方向に押圧して前
記栓部を後退させ噴射口を吐出路と連通させる、 という技術的手段を講じている。
【0005】
【作用】噴射操作が行なわれると、栓部材のバネ部が作
動杆と衝合し押されて弾性により撓む。上記栓部材の撓
みによって、先端に設けられた栓部が噴射口との密封位
置から退動して吐出路と連通する。そこで、容器内から
吐出された内容物は導入路を介し吐出路を通って噴射口
から外部へ噴射される。噴射操作が終了すると、作動杆
とバネ部との間の押圧力が無くなり、バネ部の弾性復帰
力によって栓部材は元の姿勢に戻り、栓部は噴射口を密
封する。これにより容器内の噴出口部から吐出された内
容物は栓部でアクチュエータ内に密封されるので、外気
に曝されることがなく、品質の変化や劣化が生じないと
共に容器の外側に洩れることがない。
動杆と衝合し押されて弾性により撓む。上記栓部材の撓
みによって、先端に設けられた栓部が噴射口との密封位
置から退動して吐出路と連通する。そこで、容器内から
吐出された内容物は導入路を介し吐出路を通って噴射口
から外部へ噴射される。噴射操作が終了すると、作動杆
とバネ部との間の押圧力が無くなり、バネ部の弾性復帰
力によって栓部材は元の姿勢に戻り、栓部は噴射口を密
封する。これにより容器内の噴出口部から吐出された内
容物は栓部でアクチュエータ内に密封されるので、外気
に曝されることがなく、品質の変化や劣化が生じないと
共に容器の外側に洩れることがない。
【0006】
【実施例】以下に、この発明の噴射用アクチュエータを
所定圧力の下で液体を充填した容器に装着した場合の好
適実施例を説明する。図1及び図2に示す第1実施例の
噴射用アクチュエータ1は後発泡性の液体等を噴射する
もので合成樹脂製のノズルボディからなっており、図4
に示す容器20の噴出口部21に係脱可能に取り付けら
れる。
所定圧力の下で液体を充填した容器に装着した場合の好
適実施例を説明する。図1及び図2に示す第1実施例の
噴射用アクチュエータ1は後発泡性の液体等を噴射する
もので合成樹脂製のノズルボディからなっており、図4
に示す容器20の噴出口部21に係脱可能に取り付けら
れる。
【0007】即ち、容器20は、本実施例の場合、図4
及び図5に一例を示すように所定圧力下で内容物(本実
施例では後発泡性の液体)30を充填した内部容器22
を内蔵しており、その上端に設けた噴出口部21が内部
容器22と連通する内部開口26と、その外側を囲繞し
て立設する取付台部27と、前記内部開口26を内側か
ら開閉する内蓋23と、該内蓋23を閉止位置に保持す
るスプリング24と、上記内蓋23及びスプリング24
を収納すると共に側方に内容物30流入用の孔を有し内
部容器22の開口側に係止されたホルダー25とからな
る公知構成からなっている。尚、図中28はゴム材から
なるガスケットである。
及び図5に一例を示すように所定圧力下で内容物(本実
施例では後発泡性の液体)30を充填した内部容器22
を内蔵しており、その上端に設けた噴出口部21が内部
容器22と連通する内部開口26と、その外側を囲繞し
て立設する取付台部27と、前記内部開口26を内側か
ら開閉する内蓋23と、該内蓋23を閉止位置に保持す
るスプリング24と、上記内蓋23及びスプリング24
を収納すると共に側方に内容物30流入用の孔を有し内
部容器22の開口側に係止されたホルダー25とからな
る公知構成からなっている。尚、図中28はゴム材から
なるガスケットである。
【0008】次に噴射用アクチュエータ1はポリプロピ
レンまたはポリエチレン等の合成樹脂材で一体成形され
ており、図1に示すように略円筒状のボディ1′を有し
ていて、この周面には前記取付台部27の上端段部27
Aと係止する係止段部1Aが形成されると共に頂面には
押圧用の操作面4が形成されている。またボディ1′の
中途個所には図1に明瞭なように直径方向に水平に延び
て先端にやや大きい噴射口7を有する吐出管部3が一体
に形成されており、該吐出管部3の中途位置にはこれと
直交して垂下する導入管部2が連設されている。
レンまたはポリエチレン等の合成樹脂材で一体成形され
ており、図1に示すように略円筒状のボディ1′を有し
ていて、この周面には前記取付台部27の上端段部27
Aと係止する係止段部1Aが形成されると共に頂面には
押圧用の操作面4が形成されている。またボディ1′の
中途個所には図1に明瞭なように直径方向に水平に延び
て先端にやや大きい噴射口7を有する吐出管部3が一体
に形成されており、該吐出管部3の中途位置にはこれと
直交して垂下する導入管部2が連設されている。
【0009】そして、導入管部2の導入路2Aと吐出管
部3の吐出路3Aとが連通している。上記導入路2Aに
は、その内径よりも小径に設定された作動杆5が隙間を
有して上下に貫挿されている。この作動杆5は、内容物
30によって品質が劣化せず且つ繰り返し加圧されても
変形しない強度を持った素材であることが好ましく、本
実施例では硬質のアセタール系の合成樹脂材(ジェラコ
ン等)を用いている。そして作動杆5の両端は、上記導
入路2Aから上下に突出している。これにより作動杆5
の下端は、図4に示すように噴射用アクチュエータ1を
容器20に係合した際に前記内蓋23と衝合しており、
作動杆5の下方の押動によって内蓋23が内部開口26
を開くよう下降可能となっている。
部3の吐出路3Aとが連通している。上記導入路2Aに
は、その内径よりも小径に設定された作動杆5が隙間を
有して上下に貫挿されている。この作動杆5は、内容物
30によって品質が劣化せず且つ繰り返し加圧されても
変形しない強度を持った素材であることが好ましく、本
実施例では硬質のアセタール系の合成樹脂材(ジェラコ
ン等)を用いている。そして作動杆5の両端は、上記導
入路2Aから上下に突出している。これにより作動杆5
の下端は、図4に示すように噴射用アクチュエータ1を
容器20に係合した際に前記内蓋23と衝合しており、
作動杆5の下方の押動によって内蓋23が内部開口26
を開くよう下降可能となっている。
【0010】次に、吐出管路3の内周面で噴射口7に通
じる部分には、漸次前方中央の噴射口7に向かって幅狭
になるように傾斜するテーパ面Aを有している。また噴
射口7と対向する吐出管部3の後端は開放されて栓部材
取付用の開口8が形成されており、該取付用開口8には
吐出路3Aの内径より大径に設定された係止段部8Aが
形成されている。上記吐出路3Aには、その延出方向に
沿って栓部材6が内蔵されている。この栓部材6は、本
実施例の場合、ナイロンまたはアセタール系の合成樹脂
材からなっており図3に一層明瞭なように、先端に噴射
口7に隙間なく嵌合する栓部9を有し板バネ部10を介
して対向する基端には取付台部11を一体に連接してい
る。ここで栓部9は基部9Aが吐出路3Aの内径よりも
小径の円盤状に設定されると共に先端が上記噴射口7の
テーパ面7Aと実質的に同一傾斜角度のテーパ面9Bを
有する截頭円錐状に形成されて上記噴射口7を密封可能
としている。
じる部分には、漸次前方中央の噴射口7に向かって幅狭
になるように傾斜するテーパ面Aを有している。また噴
射口7と対向する吐出管部3の後端は開放されて栓部材
取付用の開口8が形成されており、該取付用開口8には
吐出路3Aの内径より大径に設定された係止段部8Aが
形成されている。上記吐出路3Aには、その延出方向に
沿って栓部材6が内蔵されている。この栓部材6は、本
実施例の場合、ナイロンまたはアセタール系の合成樹脂
材からなっており図3に一層明瞭なように、先端に噴射
口7に隙間なく嵌合する栓部9を有し板バネ部10を介
して対向する基端には取付台部11を一体に連接してい
る。ここで栓部9は基部9Aが吐出路3Aの内径よりも
小径の円盤状に設定されると共に先端が上記噴射口7の
テーパ面7Aと実質的に同一傾斜角度のテーパ面9Bを
有する截頭円錐状に形成されて上記噴射口7を密封可能
としている。
【0011】上記実施例では、上記噴射口7のシールを
テーパ面7Aとテーパ面9Bとの当接によって行なった
が、テーパ面9BにOリングを設ける等の適宜シール手
段を設けてもよい。また図中9Cは基部9Aと連接する
補強リブである。この栓部9の基部9Aの外周には吐出
路3Aの内周壁と衝合する半球状のガイド突子12が複
数(図示例では周方向に等間隔に4つ)設けられており
栓部9が吐出路3Aの中心線に沿って進退動できるよう
に形成されている。
テーパ面7Aとテーパ面9Bとの当接によって行なった
が、テーパ面9BにOリングを設ける等の適宜シール手
段を設けてもよい。また図中9Cは基部9Aと連接する
補強リブである。この栓部9の基部9Aの外周には吐出
路3Aの内周壁と衝合する半球状のガイド突子12が複
数(図示例では周方向に等間隔に4つ)設けられており
栓部9が吐出路3Aの中心線に沿って進退動できるよう
に形成されている。
【0012】次に取付台部11は、吐出管路3Aの内径
と等しく設定された嵌合台部11Aとその外側で大径に
設定されて前記取付用開口8の係止段部8Aと係合可能
な鍔部11Bとを有している。そして嵌合台部11Aを
ボディ1′に形成された吐出路3A後端の取付用開口8
に隙間なく嵌込み、係止段部8Aに鍔部11Bを係合し
て固着することにより栓部材6が吐出路3A内に装着さ
れる。これにより、栓部材6は水平に延びて、栓部9は
噴出口7を塞ぐ位置にセットされる(図1及び図3参
照)。このように装着された栓部材6の板バネ部10の
中途位置には前記作動杆5の上端が押圧可能に配置され
ている。
と等しく設定された嵌合台部11Aとその外側で大径に
設定されて前記取付用開口8の係止段部8Aと係合可能
な鍔部11Bとを有している。そして嵌合台部11Aを
ボディ1′に形成された吐出路3A後端の取付用開口8
に隙間なく嵌込み、係止段部8Aに鍔部11Bを係合し
て固着することにより栓部材6が吐出路3A内に装着さ
れる。これにより、栓部材6は水平に延びて、栓部9は
噴出口7を塞ぐ位置にセットされる(図1及び図3参
照)。このように装着された栓部材6の板バネ部10の
中途位置には前記作動杆5の上端が押圧可能に配置され
ている。
【0013】次に、上記構成からなる噴射用アクチュエ
ータの作用を図4及び図1を参照しながら説明する。押
圧用操作面4を押し下げると、栓部材6が連動して下が
り、栓部材6の板バネ部10を介してこれと衝合する作
動杆5を下に押圧しながら同時に板バネ部10が作動杆
5との衝合位置で弧状に撓む(図1仮想線参照)。そし
て上記作動杆5は内部容器20の内蓋23を押し下げて
ガスケット28との間に隙間をつくり、該隙間を介して
加圧された内容物30を内部開口26から導入路2A内
に吐出させる。一方、上記栓部材6の板バネ部10の撓
みによって、板バネ部10の栓部9を設けた自由端側が
後退し、栓部9が図1に実線で示す噴射口7との密封位
置からガイド突子12にガイドされながら吐出路3Aの
中心線に沿って吐出管路3の内周面と等しい隙間を保ち
ながら後退して図1の仮想線で示す開口位置まで変位す
る。そこで、加圧されて吐出された内容物30は導入路
2Aから吐出路3Aを介して噴射口7から外部に噴射さ
れる。噴射が終わり押圧用操作面4が押されなくなる
と、内蓋23が閉止方向に付勢するスプリング24の復
帰力で昇動して内部開口26を閉じ、これと連動して噴
射用アクチュエータ1が昇動する。また栓部材6にも力
が加わらなくなるので、板バネ部10自体の弾性復帰力
で前記と逆に実線で示す水平姿勢に戻り、栓部9が噴射
口7を密封する。これにより容器20から吐出された内
容物30は栓部9で吐出路3A乃至導入路2A内に密封
されるので、外気に曝されることがなくなる。
ータの作用を図4及び図1を参照しながら説明する。押
圧用操作面4を押し下げると、栓部材6が連動して下が
り、栓部材6の板バネ部10を介してこれと衝合する作
動杆5を下に押圧しながら同時に板バネ部10が作動杆
5との衝合位置で弧状に撓む(図1仮想線参照)。そし
て上記作動杆5は内部容器20の内蓋23を押し下げて
ガスケット28との間に隙間をつくり、該隙間を介して
加圧された内容物30を内部開口26から導入路2A内
に吐出させる。一方、上記栓部材6の板バネ部10の撓
みによって、板バネ部10の栓部9を設けた自由端側が
後退し、栓部9が図1に実線で示す噴射口7との密封位
置からガイド突子12にガイドされながら吐出路3Aの
中心線に沿って吐出管路3の内周面と等しい隙間を保ち
ながら後退して図1の仮想線で示す開口位置まで変位す
る。そこで、加圧されて吐出された内容物30は導入路
2Aから吐出路3Aを介して噴射口7から外部に噴射さ
れる。噴射が終わり押圧用操作面4が押されなくなる
と、内蓋23が閉止方向に付勢するスプリング24の復
帰力で昇動して内部開口26を閉じ、これと連動して噴
射用アクチュエータ1が昇動する。また栓部材6にも力
が加わらなくなるので、板バネ部10自体の弾性復帰力
で前記と逆に実線で示す水平姿勢に戻り、栓部9が噴射
口7を密封する。これにより容器20から吐出された内
容物30は栓部9で吐出路3A乃至導入路2A内に密封
されるので、外気に曝されることがなくなる。
【0014】図6は第2実施例の噴射用アクチュエータ
1を示し、第1実施例と同一構成の容器20に装着して
いる。この噴射用アクチュエータ1は液体を噴霧状に噴
射させる構造からなっており、上記第1実施例と同様に
ボディ1′の中途個所に水平に延びて先端に小径の噴射
口7を有する吐出管部3が一体に形成されており、該吐
出管部3の中途位置にはこれと連通すると共に直交して
垂下する導入管部2が連設されている。そして導入管部
2の導入路2Aには作動杆5が上下に貫挿されており、
吐出管路3の吐出路3Aには栓部材6が内蔵されてい
る。また、吐出管路3の前半部分は、ボディ1′の先端
に嵌合した略円筒状のノズル筒18で形成されている。
1を示し、第1実施例と同一構成の容器20に装着して
いる。この噴射用アクチュエータ1は液体を噴霧状に噴
射させる構造からなっており、上記第1実施例と同様に
ボディ1′の中途個所に水平に延びて先端に小径の噴射
口7を有する吐出管部3が一体に形成されており、該吐
出管部3の中途位置にはこれと連通すると共に直交して
垂下する導入管部2が連設されている。そして導入管部
2の導入路2Aには作動杆5が上下に貫挿されており、
吐出管路3の吐出路3Aには栓部材6が内蔵されてい
る。また、吐出管路3の前半部分は、ボディ1′の先端
に嵌合した略円筒状のノズル筒18で形成されている。
【0015】栓部材6は、図6及び図10に示すよう
に、先端に前記噴射口7を塞ぐ栓部9を有し、その後方
に断面楕円乃至長円形状のガイド部12を有している。
ここでガイド部12は、長手方向の周壁が吐出管路3の
内周面に摺動可能に接しており、また短手方向の対向す
る周壁は平面となって吐出管路3の内周面との間にほぼ
等しい隙間S,Sを有している。(図7参照)。このガ
イド部12の後方にはバネ性を有する板バネ部10が連
設されており後端に取付台部11が形成されている。板
バネ部10は本実施例の場合に中央部分の肉厚を最大と
し段階的に3段の厚みを設定して強度とバネ性を高めて
いる。また取付台部11はボディ1′の吐出路3A後端
の取付用開口8に隙間なく嵌込まれ固着されて栓部材6
が吐出路3A内に装着される。この際に栓部材6は図6
に示すように、水平に延びて、栓部9は噴出口7を塞ぐ
位置にセットされる。
に、先端に前記噴射口7を塞ぐ栓部9を有し、その後方
に断面楕円乃至長円形状のガイド部12を有している。
ここでガイド部12は、長手方向の周壁が吐出管路3の
内周面に摺動可能に接しており、また短手方向の対向す
る周壁は平面となって吐出管路3の内周面との間にほぼ
等しい隙間S,Sを有している。(図7参照)。このガ
イド部12の後方にはバネ性を有する板バネ部10が連
設されており後端に取付台部11が形成されている。板
バネ部10は本実施例の場合に中央部分の肉厚を最大と
し段階的に3段の厚みを設定して強度とバネ性を高めて
いる。また取付台部11はボディ1′の吐出路3A後端
の取付用開口8に隙間なく嵌込まれ固着されて栓部材6
が吐出路3A内に装着される。この際に栓部材6は図6
に示すように、水平に延びて、栓部9は噴出口7を塞ぐ
位置にセットされる。
【0016】上記栓部材6の栓部9は嵌合体13に嵌挿
され、該嵌合体13はノズル筒18内に隙間なく嵌め込
まれている。この嵌合体13は、図6及び図8に示すよ
うに吐出管部2の内周面に隙間なく接し先端が小径にな
る略円筒形状からなっており、前後に栓部9を貫通させ
る孔を有している。そしてこの嵌合体13の外周には噴
射口7へ向って延びる複数(図示例では3つ)のガイド
溝14が形成され、その先端には円周方向に段部15が
形成されている。ここでガイド溝14は嵌合体13の円
周方向に等間隔で配置されて段部15に連通しており、
吐出管部2の内周面との間に小径の導入路14Aと、そ
の先端で環状に形成される環状路15Aとが形成され
る。
され、該嵌合体13はノズル筒18内に隙間なく嵌め込
まれている。この嵌合体13は、図6及び図8に示すよ
うに吐出管部2の内周面に隙間なく接し先端が小径にな
る略円筒形状からなっており、前後に栓部9を貫通させ
る孔を有している。そしてこの嵌合体13の外周には噴
射口7へ向って延びる複数(図示例では3つ)のガイド
溝14が形成され、その先端には円周方向に段部15が
形成されている。ここでガイド溝14は嵌合体13の円
周方向に等間隔で配置されて段部15に連通しており、
吐出管部2の内周面との間に小径の導入路14Aと、そ
の先端で環状に形成される環状路15Aとが形成され
る。
【0017】一方、噴射口7の形成されたノズル筒18
の内周面は、噴射口7と連通する第1テーパー面16A
と、それに連接する第2テーパ面16Bとを有してい
る。そして、第2テーパー面16Bには渦巻用のガイド
溝17が図9に示すように円形の接線方向に延びるよう
に等間隔に3つ形成されており、嵌合体13の外周面と
の間で渦巻流路17Aを形成している。また第1テーパ
面16Aは、第2テーパー面16Bの先端と連接して水
平に延び、次いで噴射口7へ所定噴霧角度で傾斜するガ
イド面からなっており、栓部9との間に環状の隙間を形
成して前記環状路15Aと連通可能となっている。
の内周面は、噴射口7と連通する第1テーパー面16A
と、それに連接する第2テーパ面16Bとを有してい
る。そして、第2テーパー面16Bには渦巻用のガイド
溝17が図9に示すように円形の接線方向に延びるよう
に等間隔に3つ形成されており、嵌合体13の外周面と
の間で渦巻流路17Aを形成している。また第1テーパ
面16Aは、第2テーパー面16Bの先端と連接して水
平に延び、次いで噴射口7へ所定噴霧角度で傾斜するガ
イド面からなっており、栓部9との間に環状の隙間を形
成して前記環状路15Aと連通可能となっている。
【0018】上記構成からなっているので、押圧用操作
面4を押し下げると、栓部材6の板バネ部10が作動杆
5を下に押圧しながら同時に板バネ部10が作動杆5と
の衝合位置で弧状に撓む(図11参照)。そして上記作
動杆5は加圧された液体からなる内容物30を第1実施
例と同様に噴出口部21から導入路2A内に吐出させ
る。一方、上記栓部材6の板バネ部10の撓みによっ
て、栓部9はガイド部12にガイドされて吐出路3Aの
中心線に沿って後退し、噴射口7を開く。そこで、加圧
されて吐出された液体30は導入路2Aから吐出路3A
を通りガイド部12の隙間Sで2分され、更に嵌合体1
3で形成された導入路14Aで3つに分岐して流れ、環
状路15Aで合流して均一の圧力に調整される。
面4を押し下げると、栓部材6の板バネ部10が作動杆
5を下に押圧しながら同時に板バネ部10が作動杆5と
の衝合位置で弧状に撓む(図11参照)。そして上記作
動杆5は加圧された液体からなる内容物30を第1実施
例と同様に噴出口部21から導入路2A内に吐出させ
る。一方、上記栓部材6の板バネ部10の撓みによっ
て、栓部9はガイド部12にガイドされて吐出路3Aの
中心線に沿って後退し、噴射口7を開く。そこで、加圧
されて吐出された液体30は導入路2Aから吐出路3A
を通りガイド部12の隙間Sで2分され、更に嵌合体1
3で形成された導入路14Aで3つに分岐して流れ、環
状路15Aで合流して均一の圧力に調整される。
【0019】次いで環状路15Aから3つの渦巻流路1
7Aに分岐されてから第1テーパー面16A内でそれぞ
れの渦巻流路を通った液体を衝突させて渦巻流を形成
し、所定の噴霧角度で噴出口7から液体を噴霧状に噴出
させることができる。噴射が終わり押圧用操作面4が押
されなくなると、容器内のスプリング24の復帰力で噴
射用アクチュエータ1が昇動する。また栓部材6にも力
が加わらなくなるので、作動杆5との間に隙間ができ板
バネ部10自体の弾性復帰力で水平姿勢に戻り、図6に
示すように栓部9は噴射口7を密封する。 これにより容器20から吐出された液体30は栓部9で
吐出路3A乃至導入路2A内に密封され、外気に曝され
ることがなくなる。
7Aに分岐されてから第1テーパー面16A内でそれぞ
れの渦巻流路を通った液体を衝突させて渦巻流を形成
し、所定の噴霧角度で噴出口7から液体を噴霧状に噴出
させることができる。噴射が終わり押圧用操作面4が押
されなくなると、容器内のスプリング24の復帰力で噴
射用アクチュエータ1が昇動する。また栓部材6にも力
が加わらなくなるので、作動杆5との間に隙間ができ板
バネ部10自体の弾性復帰力で水平姿勢に戻り、図6に
示すように栓部9は噴射口7を密封する。 これにより容器20から吐出された液体30は栓部9で
吐出路3A乃至導入路2A内に密封され、外気に曝され
ることがなくなる。
【0020】また、上記実施例では、スプリング24に
より作動杆5を付勢した例を示したが、押圧された噴射
用アクチュエータ1を上向き復帰させるためのバネ力を
高めるために、上記スプリング24に加えて、図12に
示すように上部スプリング40を設けてもよい。この場
合、その他の構成は図6に示す第2実施例と同一である
ので符号を同一としその説明を省略する。この上部スプ
リング40は、導入管部2に外嵌して、ボディ1′の裏
面と噴出口部21の上面との間に介設されている。これ
により、噴射用アクチュエータ1が押し下げられると上
部スプリング40は、スプリング24と共に上向きの反
発付勢力を高めながら圧縮されので、上記噴射用アクチ
ュエータ1の上向きの復帰動作をスムーズにすることが
できる。尚、前記板バネ部は、作動杆と衝合した際に弾
性力で復帰可能に撓むものであればその形状は前記実施
例に限定されず、棒状やその他の任意の形状でよい。ま
た、この発明で容器に充填される内容物は液体その他の
流体であればよく、またその種類を問わない。更に、容
器に充填された内容物である流体を加圧力を用いて噴射
させる構造については、縮小方向に付勢された内部容器
に内容物を充填するノンガス構造または、フロンガスそ
の他の圧縮された気体の加圧力を用いるもの等適宜手段
を用いたものでもよい。また、作動杆は容器内に固定さ
れまたは単に保持されているだけで、噴射操作は別の構
成で行なわれるものでもよい。この場合、作動杆は噴射
時に噴射操作手段と連動して栓部材のバネ部を撓む方向
に押圧するよう構成されていればよく、本実施例のよう
に噴射用アクチュエータを押し下げる構成に限定されな
い。また噴射用アクチュエータの各コンポーネントの素
材は、本実施例では合成樹脂材からなっているが、要す
るに容器に充填された内容物によって品質が劣化しない
性質と機能に応した強度を有する素材であればよい。
より作動杆5を付勢した例を示したが、押圧された噴射
用アクチュエータ1を上向き復帰させるためのバネ力を
高めるために、上記スプリング24に加えて、図12に
示すように上部スプリング40を設けてもよい。この場
合、その他の構成は図6に示す第2実施例と同一である
ので符号を同一としその説明を省略する。この上部スプ
リング40は、導入管部2に外嵌して、ボディ1′の裏
面と噴出口部21の上面との間に介設されている。これ
により、噴射用アクチュエータ1が押し下げられると上
部スプリング40は、スプリング24と共に上向きの反
発付勢力を高めながら圧縮されので、上記噴射用アクチ
ュエータ1の上向きの復帰動作をスムーズにすることが
できる。尚、前記板バネ部は、作動杆と衝合した際に弾
性力で復帰可能に撓むものであればその形状は前記実施
例に限定されず、棒状やその他の任意の形状でよい。ま
た、この発明で容器に充填される内容物は液体その他の
流体であればよく、またその種類を問わない。更に、容
器に充填された内容物である流体を加圧力を用いて噴射
させる構造については、縮小方向に付勢された内部容器
に内容物を充填するノンガス構造または、フロンガスそ
の他の圧縮された気体の加圧力を用いるもの等適宜手段
を用いたものでもよい。また、作動杆は容器内に固定さ
れまたは単に保持されているだけで、噴射操作は別の構
成で行なわれるものでもよい。この場合、作動杆は噴射
時に噴射操作手段と連動して栓部材のバネ部を撓む方向
に押圧するよう構成されていればよく、本実施例のよう
に噴射用アクチュエータを押し下げる構成に限定されな
い。また噴射用アクチュエータの各コンポーネントの素
材は、本実施例では合成樹脂材からなっているが、要す
るに容器に充填された内容物によって品質が劣化しない
性質と機能に応した強度を有する素材であればよい。
【0021】
【発明の効果】この発明は簡単な構成の栓部材を用いる
ことにより、噴射後にアクチュエータ内に残留する内容
物を密封することができるので残溜する内容物の品質の
変化や劣化を生じさせることがない。また内部容器から
吐出された内容物は導入路及びこれと連通する吐出路内
に密封されるので外部への洩れを生じることがなく極め
て有益である。特に、噴射口には栓部が先端まで嵌合し
て密封するので、内容物のレジンによる噴射口の目詰ま
りを防ぐことができ、噴射や噴霧をいつでも効率よく遂
行できる。
ことにより、噴射後にアクチュエータ内に残留する内容
物を密封することができるので残溜する内容物の品質の
変化や劣化を生じさせることがない。また内部容器から
吐出された内容物は導入路及びこれと連通する吐出路内
に密封されるので外部への洩れを生じることがなく極め
て有益である。特に、噴射口には栓部が先端まで嵌合し
て密封するので、内容物のレジンによる噴射口の目詰ま
りを防ぐことができ、噴射や噴霧をいつでも効率よく遂
行できる。
【図1】この発明の噴射用アクチュエータの第1実施例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図2】同背面図である。
【図3】栓部材を示す斜視図である。
【図4】容器に噴射用アクチュエータを装着した場合の
要部断面図である。
要部断面図である。
【図5】同正面図である。
【図6】第2実施例の噴射用アクチュエータの部分断面
図である。
図である。
【図7】図6のX−X線断面図である。
【図8】図6のY−Y線断面図である。
【図9】図6のZ−Z線断面図である。
【図10】栓部材と作動杆を示す斜視図である。
【図11】噴霧時の状態を示す噴霧用アクチュエータの
断面図である。
断面図である。
【図12】上部スプリングを設けた噴射用アクチュエー
タの部分断面図である。
タの部分断面図である。
1 噴射用アクチュエータ 1′ ボディ 2 導入管部 2A 導入路 3 吐出管部 3A 吐出路 5 作動杆 6 栓部材 7 噴射口 9 栓部 10 板バネ部 12 ガイド突子 13 嵌合体 14 ガイド溝 14A 導入路 15 段部 15A 環状路 16A 第1テーパー面 16B 第2テーパー面 17 渦巻用のガイド溝 17A 渦巻流路
Claims (4)
- 【請求項1】容器内に充填された流体を導入する導入路
と、 該導入路の先端と交差するように配置されて連通すると
共に、先端に噴射口を設けた吐出路と、 吐出路内に内蔵されて先端が自由端となり後端が固定さ
れた栓部材と、 該栓部材の先端に形成されて吐出路の先端に設けられた
噴射口を密封する栓部と、 栓部の後方に形成されて栓部材の延出方向と交差する方
向に復帰可能に撓んで前記栓部を噴射口から後退させる
バネ部と、 上記導入路を貫通し、基端が上記容器内に保持されると
共に、先端が吐出路内へ突出しており、噴射操作時にバ
ネ部を撓ます方向に押圧して前記栓部を後退させ噴射口
を吐出路と連通させる作動杆とからなることを特徴とす
る噴射用アクチュエータ。 - 【請求項2】噴射用アクチュエータが、所定圧力の下で
内容物となる流体を充填している容器内に形成された噴
出口部と連通する導入路と、該導入路の先端と交差する
ように配置されて連通すると共に、先端に噴射口を設け
た吐出路とを有し、 作動杆が、上記導入路に貫挿して基端が上記容器内の噴
出口部を押圧可能とすると共に先端が吐出路内へ突出し
ており、 栓部材が、上記吐出路内でその先端から前記導入路との
連通部分を越えて延び吐出路の後方で固定され、 上記栓部材の先端に形成された栓部が吐出路の先端に設
けられた噴射口を密封しており、 上記作動杆と栓部材のバネ部との衝合により上記栓部材
が撓んだ際に栓部を退動して噴射口と吐出路とを連通さ
せることを特徴とした請求項1に記載の噴射用アクチュ
エータ。 - 【請求項3】栓部材に、栓部の後方で吐出路の断面を塞
がない大きさに設定されて外周の一部が吐出路の内周面
と衝合して摺動可能なガイド部が設けられてなることを
特徴とする請求項1に記載の噴射用アクチュエータ。 - 【請求項4】噴射口に連なる吐出路の内周面に渦流形成
用の溝が形成されると共に、栓部材の先端に嵌合体が嵌
め込まれ、該嵌合体の外周に噴射口へ向って延びる複数
のガイド溝が形成されてなることを特徴とする請求項
1、2または3に記載の噴射用アクチュエータ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/651,293 US5085353A (en) | 1990-01-12 | 1991-01-11 | Actuator for liquid ejection |
US07/810,411 US5205443A (en) | 1990-01-12 | 1991-12-20 | Actuator for liquid ejection |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP223190 | 1990-01-12 | ||
JP2-2231 | 1990-01-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04128168A JPH04128168A (ja) | 1992-04-28 |
JPH075148B2 true JPH075148B2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=11523582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2415948A Expired - Fee Related JPH075148B2 (ja) | 1990-01-12 | 1990-12-28 | 噴射用アクチュエータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH075148B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1449593B1 (en) * | 2001-11-30 | 2012-01-11 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | Pump push-down head |
WO2007093889A2 (en) * | 2006-02-14 | 2007-08-23 | Power Container Corp. | Fluid delivery device |
JP5057469B2 (ja) * | 2008-03-12 | 2012-10-24 | 株式会社マンダム | エアゾール容器用スパウト、及び該スパウトを備えたエアゾール容器、並びに該エアゾール容器に充填されたエアゾール製品 |
CN112469640B (zh) * | 2018-09-25 | 2023-09-08 | 三谷阀门有限公司 | 内容物喷射操作按钮和具备该内容物喷射操作按钮的气溶胶式产品 |
FR3110868B1 (fr) * | 2020-05-29 | 2022-08-12 | Albea Le Treport | Tete de distribution d’un produit fluide et flacon de produit fluide associe |
-
1990
- 1990-12-28 JP JP2415948A patent/JPH075148B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04128168A (ja) | 1992-04-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |