JPH0751395B2 - 抛物線,双曲線,楕円などの2次曲線用定規 - Google Patents

抛物線,双曲線,楕円などの2次曲線用定規

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JPH0751395B2
JPH0751395B2 JP234289A JP234289A JPH0751395B2 JP H0751395 B2 JPH0751395 B2 JP H0751395B2 JP 234289 A JP234289 A JP 234289A JP 234289 A JP234289 A JP 234289A JP H0751395 B2 JPH0751395 B2 JP H0751395B2
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ruler
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昭造 緒形
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昭造 緒形
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は抛物線、双曲線、楕円を簡単に描き得る抛物
線,双曲線,楕円などの2次曲線用定規を提供するもの
である。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕
抛物線、双曲線、楕円などの2次曲線を製図板上の製図
紙に簡単且つ正確に描くことのできる定規はこれまでに
なかった。
本発明はこれを解決した抛物線,双曲線,楕円などの2
次曲線用定規を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
添付図面を参照に詳述すると次の通りである。
4本のリンク16,17,18,19の長さが等しく且つ4つの角
が可変自在に設けられた菱形リンク枠aの4つの角の夫
々の各頂点A,B,C,Dのうちの1つの頂点Aに、この頂点
Aを固定しこれを菱形リンク枠aの移動支点Fとする固
定具1を付設し、この頂点Aと対向する反対側の頂点C
に、この頂点Cを直線移動し得るように、製図板上に固
定する直線レール2に係合し直線レール2に沿ってスラ
イドする直線レール用スライド3を設け、残った2カ所
の頂点B,Dに対角レール用スライド5,5を夫々設け、この
対角レール用スライド5,5を対角レール4に対してスラ
イド自在に係合して、頂点B,Dに常にこの頂点B,Dの対角
線に位置する対角レール4を架設し、この対角レール4
に対する対角レール用スライド5,5のスライド中心線に
側縁を合わせた引線定規縁6を対角レール4若しくは対
角レール4の下方に対角レール4と一体的に設け、直線
レール2に1/2円弧レール7の一端を直線レール2用ス
ライド3′を介して直線レール2に対してスライド自在
に設け、且つ前記直線レール2用スライド3は直線レー
ル2及び1/2円弧レール7に対してもスライド自在に係
合せしめ、1/2円弧レール7の他端に引線具8を付設
し、引線具8を常に前記引線定規縁6に沿って移動する
ように設けたことを特徴とする抛物線用定規に係るもの
である。
また、4本のリンク16,17,18,19の長さが等しく且つ4
つの角が可変自在に設けられた菱形リンク枠aの4つの
角の夫々の各頂点A,B,C,Dのうちの1つの頂点Aに、こ
の頂点Aを固定しこれを菱形リンク枠aの移動支点Fと
する固定具9を付設し、製図板上に菱形リンク枠aの前
記頂点Aと反対側の菱形リンク枠aの外側に配する廻動
リンク11の基端F′を固定具10により固定し、この廻動
リンク11の先端を前記菱形リンク枠bの頂点Aと対向す
る反対側の頂点Cに枢着して廻動リンク11と菱形リンク
枠aを連結し、残った2カ所の頂点B,Dに対角レール用
スライド5,5を夫々設け、この対角レール用スライド5,5
を対角レール4に対してスライド自在に係合して、頂点
B,Dに常にこの頂点B,Dの対角線に位置する対角レール4
を架設し、この対角レール4に対する対角レール用スラ
イド5,5のスライド中心線に側縁を合わせた引線定規縁
6を対角レール4若しくは対角レール4の下方に対角レ
ール4と一体的に設け、前記廻動リンク11の先端に菱形
リンク枠a内へ向けて廻動リンク11の長さ方向に進退ス
ライド自在に突設した延長リンク11″を突設し、この延
長リンク11″の先端に引線具8を付設し、この引線具8
を常に引線定規縁6に沿って移動するように設けたこと
を特徴とする双曲線用定規に係るものである。
また、4本のリンク16,17,18,19の長さが等しく且つ4
つの角が可変自在に設けられた菱形リンク枠aの4つの
角の夫々の各頂点A,B,C,Dのうちの1つの頂点Aに、こ
の頂点Aを固定しこれを菱形リンク枠aの移動支点Fと
する固定具12を付設し、製図板上に中心点Oを固定具13
により固定する廻動円盤14の円周端に前記菱形リンク枠
aの頂点Aと対向する反対側の頂点Cを枢着して菱形リ
ンク枠aと廻動円盤14を連結し、残った2カ所の頂点B,
Dに対角レール用スライド5,5を夫々設け、この対角レー
ル用スライド5,5を対角レール4に対してスライド自在
に係合して、頂点B,Dに常にこの頂点B,Dの対角線に位置
する対角レール4を架設し、この対角レール4に対する
対角レール用スライド5,5のスライド中心線に側縁を合
わせた引線定規縁6を対角レール4若しくは対角レール
4の下方に対角レール4と一体的に設け、前記頂点Cと
前記廻動円盤14の中心点Oとを結ぶ半径線に側縁を合わ
せた円盤定規縁15を設け、この円盤定規縁15と引線定規
縁6とに沿い且つこの円盤定規縁15と引線定規縁6との
交点位置に規制されて引線具8を移動し得るように構成
したことを特徴とする楕円用定規に係るものである。
〔作用〕
(1)先ず抛物線用定規Hを使用して抛物線の描き方を
説明する。
(イ) 先ず直線レール2を固定し、この直線レール2
をY軸として、Y軸に対する描きたい抛物線の焦点Fの
位置に固定具1を付設する。
(ロ) この固定具1に菱形リンク枠aの支点となる頂
点Aを固定するがその枢着中心点を焦点Fに一致せしめ
る。
(ハ) 直線レール2に対して直線レール2用スライド
3をスライドせしめる。
(ニ) 直線レール2用スライド3がスライドすれば菱
形リンク枠aの1つの頂点Cが移動することになるか
ら、菱形リンク枠aはそれぞれの角度を変化しつつ、ま
た菱形リンク枠a全体も支点となる頂点Aを中心に廻動
しつつ、菱形の条件である4辺が等しいことは保持した
まま移動する。
(ホ) このとき菱形リンク枠aの移動につれて1/2円
弧レール7はその一端の直線レール2用スライド3′が
直線レール2をスライドしつつ、1/2円弧レール7自身
も直線レール2用スライド3に対してスライドしつつ1/
2円弧レール7の他端の位置が移動する。
即ち、直線レール2用スライド3は、直線レール2及び
1/2円弧レール7に対してスライドしつつ1/2円弧レール
7の他端の位置が移動する。
(ヘ) この1/2円弧レール7の他端に付設された引線
具8が引線定規縁6に沿って移動するように規制されて
いるため、引線具8は焦点をFとする正確な抛物線を描
く。
(2)次に双曲線用定規Sを使用して双曲線の描き方を
説明する。
(イ) 先ず描きたい双曲線の2つの焦点F,F′の位置
に固定具9及び10を付設する。
(ロ) この固定具9に菱形リンク枠aの支点となる頂
点Aを固定するが、その枢着中心点を焦点Fに一致せし
める。
また、固定具10に廻動リンク11の基端Kを固定するが、
その枢着中心点を焦点F′に一致せしめる。
(ハ) 廻動リンク11を180度(半円弧分)廻動せしめ
る。
(ニ) この廻動により廻道リンク11の途中(廻動リン
ク11に延長リンク11″を突設した意味での途中)が菱形
リンクaの頂点Cに枢着されているから、菱形リンクa
は頂点Aを支点として夫々の角度を変化させつつ全体と
して廻動し、菱形の条件である4辺が等しいことは保持
しつつ移動する。
(ホ) このとき廻動リンク11の先端(廻動リンク11に
延長リンク11″を突設した意味での先端)に付設した引
線具8が、引線定規縁6に沿って移動するように規制さ
れているため引線具8は焦点をF,F′とする正確な双曲
線を描く。
(3)次に楕円用定規Tを使用して楕円の描き方を説明
する。
(イ) 先ず描きたい楕円の2つの焦点F,F′の位置に
固定具12及び13を付設する。
(ロ) この固定具12に菱形リンク枠aの支点となる頂
点Aを固定するがその枢着中心点を焦点Fに一致せしめ
る。
また、固定具13に廻動円盤14の中心点Oを固定するが、
その枢着中心点は焦点F′に一致せしめる。
(ハ) 中心点Oの中心に廻動円盤14を360度廻動せし
める。
(ニ) この廻動により廻動円盤14の円周端に菱形リン
ク枠aの頂点Cが枢着されているから、菱形リンク枠a
は頂点Aを支点として夫々の角度を変化させつつ全体と
して廻動し、菱形の条件である4辺が等しいことは保持
しつつ移動する。
このとき、菱形リンク枠aの頂点B,Dの対角線に位置す
る引線定規縁6に沿って移動する引線具8は更に頂点C
と中心点Oを結ぶ半径線に側縁を合わせた円盤定規縁15
にも沿って移動するように規制されているため引線具8
は焦点F,F′とする正確な楕円を描く。
次に証明理論を述べる。
(1)抛物線の証明を第4図,第5図,第6図に基づい
て説明する。
抛物線α上の或る1点をPとした場合、PとY軸上の1
点Y′と焦点Fとに次の関係が成立することが抛物線の
定義である。
FP=Y′P ∠PY′Y=90゜ (i) FP=Y′Pが満たされていることについて。
第5図に示すように菱形の性質は4辺が等しいことであ
り、その対角線AC,BDは直角に交叉し且つ互いに他を二
等分する垂直二等分線である。
従って、対角線BD上の任意の点Pは頂点A,Cから等距離
にある。
即ちAP=CPが成立している。
本発明においては、焦点Fに頂点Aを固定具1により固
定し、頂点Cを直線レール2用スライド3を介してY軸
とする直線レール2上をスライドし、引線具8を常に頂
部B,Dの対角線BDを側縁とする引線定規縁6に沿って移
動せしめるから、引線具8の位置をPとすれば、頂点C
はY′であり頂点Aは焦点Fであるから常にFP=Y′P
は満足されていることになる。
(ii) ∠PY′Y=90゜が満たされていることについ
て。
第6図に示すように点Oを中心とし、線分SRを直径とす
る1/2円弧においては、円弧上の任意の点をQとした場
合、円周角∠RQSは常に90゜であるという性質を有す
る。
即ち∠RQS=90゜が成立している。
本発明においては、この性質を利用し、直線QSをY軸で
ある直線レール2として、これに点Qとして直線レール
2用スライド3、点Sとして直線レール2用スライド
3′を介して1/2円弧レール7を付設し、点Rを1/2円弧
レール7の他端として、この他端に引線具8を付設した
から、引線具8の位置をPとすれば、点Q(直線レール
2用スライド3)は直線レール2(Y軸)上及び1/2円
弧レール7(1/2円弧)上をスライドする任意の点Y′
(第1図では点C、第6図では点Q)となるから、常に
∠PY′Y=90゜が満足されていることになる。
以上より2つの条件 FP=Y′P ∠PY′Y=90゜ が常に満足されるように引線具8は移動する。
(2)次に双曲線の証明を第7図に基づいて説明する。
双曲線β上の或る1点をPとした場合、2つの焦点F,
F′とに次の関係が成立することが双曲線の定義であ
る。
F′P−FP=一定 本発明においては焦点Fに菱形リンク枠aの支点となる
頂点Aを固定具9により固定し、焦点F′に廻動リンク
11の基端Kを枢着している。しかも廻動リンク11の途中
(廻動リンク11に延長リンク11″を突設した意味での途
中)が菱形リンク枠aの頂点Aに相対する頂点Cに枢着
されている。
従って、廻動リンク11の先端(廻動リンク11に延長リン
ク11″を突設した意味での先端)の引線具8の位置をP
とすると、 F′P=KP=KC+CP FP=AP が成立している。
一方、引線具8は常に対角線B,Dに側縁を合わせた引線
定規縁6に沿って移動するから、菱形の性質より常にAP
=CPの関係にある。
よって、 F′P−KP=KC+CP−AP=KC (∵AP=CP) となり、KCは廻動リンク11の基端から菱形リンク枠aと
の枢着点までの距離であり、常に一定であるため、F′
P−KP=KC(一定)が常に満たされるように引線具8は
移動する。
(3)次に楕円の証明を第8図に基づいて説明する。
楕円γ上の或る1点をPとした場合、2つの焦点F′F
と次の関係が成立することが楕円の定義である。
FP=F′P=一定 本発明においては、焦点Fに菱形リンク枠aの支点とな
る頂点Aを固定具12により固定し、焦点F′には廻動円
盤14の中心点Oを固定具13により枢着している。更に、
頂点Aに相対する頂点Cを廻動円盤14の円周部に枢着し
ている。
また、引線具8の位置をPとすると引線具8は半径線CO
(CF′)と、菱形リンク枠aの対角線BDに側縁を合わせ
た円盤定規縁15と廻動円盤14に沿って移動するから、 FP+F′P=AP+OP 一方、菱形の性質よりAP=CPであるから、 FP+F′P=CP+OP=CO なり、COは廻動円盤14の半径線であり常に一定であるか
ら、常にFP+F′P=一定を満たすように引線具8は移
動する。
〔実施例〕
4つの角が可変自在に設けられた菱形リンク枠aは等辺
リンク16・17・18・19により夫々枢着することにより構
成してもよいが、第9図に示すようにガイド溝を有する
4つの等しい1/2円弧リンク20・21・22・23を菱形の中
心にこのガイド溝をスライドするスライド24を介して夫
々を各頂点に枢着して構成してもよく、この場合バラン
スがよく非常に安定よくスムーズに4つの角が可変する
菱形リンク枠aとなる。
また、この菱形リンク枠aの対角線BD上には、対角レー
ル4を頂点B,Dに付設した対角レール4用スライド5を
介して設け、対角線AD上には、対角レール4′を頂点A,
Dに対角レール4′用スライド5′を介して設け、この
対角線BDに側縁を合わせた引線定規縁6を対角レール4
と一体的に付設し、この引線定規縁6には、引線具8が
引線定規縁6に沿って常に移動するように引線定規縁6
に相対する引線定規縁6′を設け、引線具8が嵌入する
ガイド溝を形成した場合を図示している。
尚、これは抛物線用定規H、双曲線用定規S、楕円用定
規Tについて夫々同様である。
従って、双曲線用定規Sは、廻動リンク11の一端に引線
具8を付設し、これを引線定規縁6と引線定規縁6′に
よりガイド溝に嵌入することにより構成した場合を図示
している。
また、双曲線用定規Sにおける廻動リンク11は、大径の
パイプ11′に延長リンク11″として小径パイプ11″をス
ライド自在に挿入し、菱形リンク枠a内に向けて小径パ
イプ11″を進退スライド自在に突設した構成とし、大径
のパイプ11′の一端を基端Kとして固定具10により製図
板上に固定し、大径パイプ11′の他端を菱形リンク枠a
の頂点Cに枢着し、この大径パイプ11′がスライドして
突出する小径パイプ11″の先端に引線具8を付設した場
合を図示している。
また、楕円用定規Tにおける廻動円盤14には、中心点に
円形磁石25を嵌挿できる凹部を形成し、焦点Fにこの円
形磁石25を製図板との磁力により固定し、この円形磁石
25に廻動円盤14の凹部を嵌入し、円形磁石25を中心に廻
動円盤14を回動自在に製図板上に配置した場合を図示し
ている。
この廻動円盤14の代わりに廻動リンクを用いてもよい。
廻動円盤14に設けられた半径線COに側縁を合わせた円盤
定規縁15は、廻動円盤14上に引線具8が嵌入するガイド
溝を設けることにより形成した場合を図示している。
この場合の菱形リンク枠aの支点となる頂点Aは、廻動
円盤14の廻動を妨げないように、製図板上方に横桟26を
設け、この横桟26により固定するよい。
尚、図中符号27・28は菱形リンク枠aを補強する補強桟
である。
〔発明の効果〕 本発明は上述のように構成したから抛物線用定規Hを使
用すると簡単に製図板上の製図紙に抛物線を描くことが
でき、双曲線用定規Sを使用すると簡単に双曲線を描く
ことができ、楕円用定規Tを使用すると簡単に楕円を描
くことができる秀れた実用性を発揮する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は抛物線
用定規の平面図、第2図は双曲線用定規の平面図、第3
図は楕円用定規の平面図、第4図は抛物線の性質を示す
理論図、第5図は菱形の性質を示す理論図、第6図は1/
2円弧の性質を示す理論図、第7図は双曲線の性質を示
す理論図、第8図は楕円の性質を示す理論図、第9図は
双曲線用定規の実施例の斜視図である。 A,B,C,D……頂点、F……移動支点、F′……基端、a
……菱形リンク枠、b……菱形リンク枠、O……中心
点、1……固定具、2……直線レール、3……直線レー
ル用スライド、3′……スライド、4……対角レール、
5……対角レール用スライド、6……引線定規縁、7…
…1/2円弧レール、8……引線具、9……固定具、10…
…固定具、11……廻動リンク、11″……延長リンク、12
……固定具、13……固定具、14……廻動円盤、15……円
盤定規縁、16,17,18,19……リンク。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】4本のリンク16,17,18,19の長さが等しく
    且つ4つの角が可変自在に設けられた菱形リンク枠aの
    4つの角の夫々の各頂点A,B,C,Dのうちの1つの頂点A
    に、この頂点Aを固定しこれを菱形リンク枠aの移動支
    点Fとする固定具1を付設し、この頂点Aと対向する反
    対側の頂点Cに、この頂点Cを直線移動し得るように、
    製図板上に固定する直線レール2に係合し直線レール2
    に沿ってスライドする直線レール用スライド3を設け、
    残った2カ所の頂点B,Dに対角レール用スライド5,5を夫
    々設け、この対角レール用スライド5,5を対角レール4
    に対してスライド自在に係合して、頂点B,Dに常にこの
    頂点B,Dの対角線に位置する対角レール4を架設し、こ
    の対角レール4に対する対角レール用スライド5,5のス
    ライド中心線に側縁を合わせた引線定規縁6を対角レー
    ル4若しくは対角レール4の下方に対角レール4と一体
    的に設け、直線レール2に1/2円弧レール7の一端を直
    線レール2用スライド3′を介して直線レール2に対し
    てスライド自在に設け、且つ前記直線レール2用スライ
    ド3は直線レール2及び1/2円弧レール7に対してもス
    ライド自在に係合せしめ、1/2円弧レール7の他端に引
    線具8を付設し、引線具8を常に前記引線定規縁6に沿
    って移動するように設けたことを特徴とする抛物線用定
    規。
  2. 【請求項2】4本のリンク16,17,18,19の長さが等しく
    且つ4つの角が可変自在に設けられた菱形リンク枠aの
    4つの角の夫々の各頂点A,B,C,Dのうちの1つの頂点A
    に、この頂点Aを固定しこれを菱形リンク枠aの移動支
    点Fとする固定具9を付設し、製図板上に菱形リンク枠
    aの前記頂点Aと反対側の菱形リンク枠aの外側に配す
    る廻動リンク11の基端F′を固定具10により固定し、こ
    の廻動リンク11の先端を前記菱形リンク枠bの頂点Aと
    対向する反対側の頂点Cに枢着して廻動リンク11と菱形
    リンク枠aを連結し、残った2カ所の頂点B,Dに対角レ
    ール用スライド5,5を夫々設け、この対角レール用スラ
    イド5,5を対角レール4に対してスライド自在に係合し
    て、頂点B,Dに常にこの頂点B,Dの対角線に位置する対角
    レール4を架設し、この対角レール4に対する対角レー
    ル用スライド5,5のスライド中心線に側縁を合わせた引
    線定規縁6を対角レール4若しくは対角レール4の下方
    に対角レール4と一体的に設け、前記廻動リンク11の先
    端に菱形リンク枠a内へ向けて廻動リンク11の長さ方向
    に進退スライド自在に突設した延長リンク11″を突設
    し、この延長リンク11″の先端に引線具8を付設し、こ
    の引線具8を常に引線定規縁6に沿って移動するように
    設けたことを特徴とする双曲線用定規。
  3. 【請求項3】4本のリンク16,17,18,19の長さが等しく
    且つ4つの角が可変自在に設けられた菱形リンク枠aの
    4つの角の夫々の各頂点A,B,C,Dのうちの1つの頂点A
    に、この頂点Aを固定しこれを菱形リンク枠aの移動支
    点Fとする固定具12を付設し、製図板上に中心点Oを固
    定具13により固定する廻動円盤14の円周端に前記菱形リ
    ンク枠aの頂点Aと対向する反対側の頂点Cを枢着して
    菱形リンク枠aと廻動円盤14を連結し、残った2カ所の
    頂点B,Dに対角レール用スライド5,5を夫々設け、この対
    角レール用スライド5,5を対角レール4に対してスライ
    ド自在に係合して、頂点B,Dに常にこの頂点B,Dの対角線
    に位置する対角レール4を架設し、この対角レール4に
    対する対角レール用スライド5,5のスライド中心線に側
    縁を合わせた引線定規縁6を対角レール4若しくは対角
    レール4の下方に対角レール4と一体的に設け、前記頂
    点Cと前記廻動円盤14の中心点Oとを結ぶ半径線に側縁
    を合わせた円盤定規縁15を設け、この円盤定規縁15と引
    線定規縁6とに沿い且つこの円盤定規縁15と引線定規縁
    6との交点位置に規制されて引線具8を移動し得るよう
    に構成したことを特徴とする楕円用定規。
JP234289A 1989-01-09 1989-01-09 抛物線,双曲線,楕円などの2次曲線用定規 Expired - Lifetime JPH0751395B2 (ja)

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