JPH0751297B2 - 射出成形ノズルおよびその製法 - Google Patents

射出成形ノズルおよびその製法

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JPH0751297B2
JPH0751297B2 JP1087847A JP8784789A JPH0751297B2 JP H0751297 B2 JPH0751297 B2 JP H0751297B2 JP 1087847 A JP1087847 A JP 1087847A JP 8784789 A JP8784789 A JP 8784789A JP H0751297 B2 JPH0751297 B2 JP H0751297B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は射出成形、とくにテーパ状ノーズ部分に改良し
た加熱要素構造を有する射出成形ノズルおよびその製法
に関する。
テーパ状ノーズ部分内に延びる電気加熱要素を有する射
出成形ノズルは当該技術において公知である。本出願人
の1987年7月15日出願の、“被覆射出成形ノズルおよび
方法”と称するカナダ国特許出願番号第542,185号は、
加熱要素前端がノーズ部分の斜め孔内に延びるノズルを
示している。さらに最近の本出願人の“尖端に鑞接され
た接地加熱要素を有する射出成形ノズルの製造法”と称
するカナダ国特許出願番号第549,517号、および1987年1
0月16日出願の“尖端に鑞接された接地加熱要素を有す
る射出成形ノズル”と称するモールド・マスターズ・リ
ミテツドのカナダ国特許出願番号第549,518号は、加熱
要素前端をノズル前端に尖端を形成する空気硬化工具鋼
挿入片を接地することを開示している。
〔発明が解決しようとする課題〕
これらの装置は実際有利ではあるが、ノズルのノーズ部
分を通つて延びる加熱要素の部分がほゞ均一な量の熱を
その全長に沿って発生する用途に対しては不利である。
したがつて、本発明の目的は、ノーズ部分に延びる加熱
要素を備え付加的発熱がノーズ部分全長の選択された部
分に沿つて得られるノズルを提供することにより、少く
とも部分的にこれらの欠点を克服することにある。
〔課題を解決するための手段および作用〕
このため、その特徴の1つにおいて、本発明は後端およ
びノーズ部分を備えた前端を有し、ノーズ部分は円筒形
部分から前端まで延びるテーパ状外面を有し、ノズルは
その円筒形部分を通つて後端から中央に延びる第1部分
および第1部分からノーズ部分のテーパ面まで斜めに延
びる第2部分を備えた溶融物孔を有する。また、ノズル
は第1端部および第2端部を備えた一体の電気絶縁加熱
要素を有し、加熱要素はノーズ部分の中央に延びる縦方
向第1部分、斜めに延びて縦方向第1部分をノズルの円
筒形部分に埋設された第3らせん部分に接続する第2部
分を有し、加熱要素の第1端部はらせん部分から低温端
子まで延びるようになつている。このような射出成形高
温ノズルにおいて、ノズルのノーズ部分の中央に延びる
加熱要素の縦方向部分は少くとも一回それ自体の上に曲
げられ、加熱要素の第2端部に隣接する縦方向第1部分
の少くとも一部を形成し、数倍の厚さが少くともノーズ
部分の長さの選択された部分に沿つて延びることを特徴
とする射出成形ノズルが提供される。
本発明の別の特徴によれば、一体の長い射出成形高温ノ
ズルを作る方法であつて、ノズルが鋼製円筒形部分を備
えた前端および後端を有し円筒形部分が後端に隣接する
鋼製カラー部分と前端に隣接するテーパ状外面を有する
ノーズ部分との間に延びる全体的に円筒形の外面を有す
る。さらに、ノズルが後端からその円筒形部分を通って
延びる第1部分およびノーズ部分のテーパ面の第1部分
から斜めに延びる第2部分を有し、ノズルが第1および
第2端部を備えた一体の電気的に絶縁された加熱要素を
有し、加熱要素がノーズ部分の中央に延びる縦方向第1
部分、斜めに延びて縦方向第1部分をノズルの円筒形部
分外面のらせん通路内に一体に蝋接されたらせん状第3
部分に接続する第2部分、加熱要素の第1端部がカラー
部分の開口を通つて低温端子まで延びる射出成形ノズル
を作る方法に関する。その方法が、大径後端から小径前
端までテーパ付きで加熱要素孔が中央に前端の口から後
端まで貫通する長い鋼製尖端部分を形成する工程と、前
端、後端および貫通する溶融物孔を備えた鋼製本体を形
成する工程であつて、本体が円筒形外面にらせん状通路
を有し、斜めの加熱要素孔がらせん通路から本体前端ま
で延び、本体前端が尖端部分の後端に固定して本体の加
熱要素孔と接続するように構成された工程と、加熱要素
および尖端部分を取付けて縦方向第1部分が尖端部分の
加熱要素孔を通つて部分的に延び、第2部分が本体の斜
めの加熱要素孔を通つて延びまた第3部分がらせん通路
に巻かれ加熱要素の第1端部が本体後端に隣接して通路
から延びる工程と、鋼製カラー部分を形成しそれを本体
後端に取付けて加熱要素後端を半径方向にカラー部分の
孔を通つて低温端子まで延ばす工程と、結合剤および金
属粉末を少くとも円筒形部分の面に塗布する工程と、蝋
接材料を本体と尖端部分との間の接続部およびカラー部
分に塗布する工程と、蝋接材料を加熱要素孔の直立した
口に尖端部分の前端で挿入する工程と、集合体を部分真
空下で不活性ガスの存在において一定期間かつ金属粉末
が溶融するのに十分な時間加熱して結合剤を除去しそれ
により加熱要素のらせん状第3部分を通路に一体に蝋接
して保護金属被覆を円筒形部分の面に形成してノズルに
加熱要素の第1部分および第2部分を一体に蝋接し、本
体、尖端部分およびカラー部分を一緒に一体に蝋接する
工程と、本体および尖端部分を一体にして一定の形状を
備えたノズルのノーズ部分および前端部分を形成する方
法において、取付ける前に加熱要素をそれ自体の上に少
くとも1回曲げて少くとも加熱要素の第2部分に隣接す
る縦方向第1部分の一部に数倍の厚さを形成しその厚さ
が少くともノーズ部分の長さの選択された部分に沿つて
延びる方法が提供される。
本発明の別の目的および利点は図面に基づく下記の記載
から明らかになるであろう。
〔実施例〕
第1図に一部が示された本発明の多キヤビテイ射出成形
装置は、多数の高温ノズル10が共通の長い高温マニホル
ド12から延びている。各高温ノズル10はキヤビテイ板16
の深孔14に着座している。ノズル10は全体的に円筒形の
外面20を備えた鋼製円筒形部分18を有し、円筒形外面18
は後端24に隣接する鋼製カラー部分22と前端28に隣接す
る鋼製の長いノーズ部分26との間に延びている。ノーズ
部分26はテーパ付き外面30を有し、外面30は前端28の尖
端32に達し、前端28はキヤビテイ36に通ずるキヤビテイ
板16のゲート34に整合している。
ノズル10は深孔14内のこの位置で円周絶縁フランジまた
はブツシング38によつて着座し、フランジまたはブツシ
ング38はカラー部分22から延びて円周肩部40に着座して
いる。ノズルは円周シール兼位置決めフランジ42によつ
てゲート34と整合して尖端32を正確に位置決めされ、フ
ランジ42は中央部分18とノーズ部分26との間に延びて深
孔14の内面44に接触している。図面に示すように、絶縁
フランジ38およびシール兼位置決めフランジ42以外、高
温ノズルは断熱空気間隙46によつて周囲の低温キヤビテ
イ板16から隔離されている。
各ノズル10はボルト48によつてマニホルド12に固定さ
れ、マニホルド12は位置決めリング52およびチタニウム
圧力パツド54によってキヤビテイ板16と上部クランプ板
50との間に固定されている。背板50はキヤビテイ板16内
に延びるボルト56によつて所定位置に保持されている。
背板50およびキヤビテイ板16は冷却導管58を通して冷却
水を給送することによつて冷却される。マニホルド12
は、1987年8月25日に特許された本出願人の「射出成形
マニホルド部材および製造方法」と称する米国特許第4,
688,622号に記載されたように、その中に鋳込まれた電
気加熱要素60によつて加熱される。位置決めリング52は
高温マニホルド12と低温キヤビテイ板16との間に別の絶
縁空気間隙62を形成している。
マニホルド12は共通の入口から反対側の多数の出口に分
岐した溶融物通路64を有する。各出口はノズルの1つを
通つて延びる溶融物孔70への入口68と整合している。各
溶融物孔70は後端24から延びる中央部分72および斜めの
部分74を有し、斜めの部分はノーズ部分26のテーパ面30
まで延びている。
ノズル10は電気絶縁加熱要素76にって加熱され、電気絶
縁加熱要素76はノーズ部分26の中心に延びる縦方向部分
78、円筒形部分18の外面20のらせん通路82に巻かれたら
せん部分80、およびシール兼位置決めフランジ42下方の
ノズル10のノーズ部分26内に延びて縦方向部分78をらせ
ん部分80に接続する斜めの部分84を有する。この低圧単
線加熱要素の実施例において、加熱要素76は鋼製ケーシ
ング88内側の酸化マグネシウムのような耐熱電気絶縁粉
末材料を通つて中心に延びるニツケルクローム抵抗線86
を有する。加熱要素76は第1後端90および第2端部92を
有し、そこに短い長さ94の抵抗線86が絶縁材料およびケ
ーシング88から突出することにより露出している。しか
して、加熱要素76が下記のようにニツケル中に蝋接され
るとき、露出した長さ94は加熱要素をノズルに接地す
る。
加熱要素76の縦方向部分78はノーズ部分26の中央に延び
る加熱要素鋼96内に一体に蝋接される。本発明のこの実
施例において、加熱要素孔96は前端28から延びる大径部
分98を有する。第3図に示すように、加熱要素76の縦方
向部分78はそれ自体の上に二重にされ、加熱要素の露出
した第2端部92に隣接した縦方向部分78の倍厚部分100
を形成している。この加熱要素の縦方向部分78における
倍厚部分100は、加熱要素孔96の拡大部分98に取付けら
れている。本出願人の上記カナダ国特許出願番号第549,
517号に記載されたように、空気硬化工具鋼挿入部分102
は加熱要素の湾曲部に隣接した加熱要素穴96の口104に
蝋接され、尖端92を形成している。しかして、加熱要素
の倍厚部分100は付加的発熱をノズル10のノーズ部分26
に生ずる。また加熱要素孔96の拡大部分98の長さおよび
対応する加熱要素の倍厚部分100の長さは、空気硬化工
具鋼挿入部分102後方のノーズ部分26の所要の長さに沿
つて付加的発熱を生ずるように選択される。らせん通路
82および外面20における加熱要素のらせん部分80は、本
出願人の前記カナダ国特許出願番号第542,185号に記載
されたように、保護ニツケル被覆によつてカバーされて
いる。
第5図に示すように、加熱要素76の後端90はカラー部分
22にうけ入れられるプラグ108の中央孔106を通って延び
ている。加熱要素76の後端90の抵抗線86は、プラグ108
に取付けられた円筒形鋼製スリーブ114内側のセラミツ
ク絶縁体112によつて囲まれたねじ付きスタツド110に接
続されている。セラミツクワツシヤ116および鋼製ワツ
シヤ117は突出スタツド110にうけ入れられて低温端子11
8を形成し、低温端子118は、ナツト122によって所定位
置に固定される外部動力線120をうけ入れる。しかし
て、電流は導線120から加熱要素76を通って第2端部92
の接地に流れる。そこでノズル10は円筒形部分18および
ノーズ部分26の双方を通して加熱される。上記のよう
に、加熱要素の縦方向部分78における倍厚部分100の長
さは、いかなる特殊な用途に対してもノーズ部分26およ
びとくに尖端32に必要な付加的発熱を生ずるように選択
される。サーモカツプルは通常、使用中の温度を測定す
るためノーズ部分26に斜めに穿孔された(図示しない)
サーモカツプル孔に取付けられる。
使用に際し、射出成形装置が第1図に示すようにかつ上
記のように組立てられて接地を完了した後、電力が導線
120から各ノズル10の加熱要素76に、またマニホルド12
の加熱要素60に供給され、ノズル10およびマニホルドを
予定の作動温度に加熱する。高圧の溶融物は(図示しな
い)溶融装置から通常のように予定のサイリルに従つて
マニホルド12の溶融物通路64内に導入される。高圧溶融
物は、各ノズル10の溶融物孔70を通つてノーズ部分26の
テーパ面30を囲む空間124内に、ついでゲート34を通つ
て流れ、キヤビテイ36に充満する。間隙124は溶融物で
充満し、その一部は低温キヤビテイ板16に隣接して固化
し、シール兼位置決めフランジ42はそれが断熱空気間隙
46に流出するのを防止する。キヤビテイが充満した後、
射出圧力が瞬間的にピークに保持され、ついで釈放され
る。短い冷却期間の後、型は開かれ、成形された製品は
排出される。排出後、型は閉鎖され再び射出圧力が加え
られキヤビテイに充満する。このサイクルはキヤビテイ
の大きさおよび形状ならびに成形される材料の型に従う
頻度で連続的に反復される。
つぎに第3図ないし第8図に基づき本発明の第1実施例
による上記ノズルを製造する工程を説明する。長い本体
126はH13のような工具鋼から鋳造され、円筒形部分18は
後端24の小径頸部128と本体126の凹んだ前端132に達す
るテーパ部分130との間に延びる円筒形外面20を有す
る。予め決めた構造に従つて変化するピツチを有するら
せん通路82は、中央部分18の円筒形外面20に形成され
る。第5図に示すように溶融物孔70は後端24から穿孔さ
れ、テーパ部分130に穿孔された斜めの部分74に接続す
る。小径加熱要素孔134はテーパ部分130に斜めに穿孔さ
れ、らせん通路78の端部136に接続する。
長い尖端部分138は空気硬化工具鋼から形成され、大径
後端142から小径前端144までテーパ状の外面140を有す
る。加熱要素孔96は尖端部分138を通つて中央に穿孔さ
れ、前端144付近を機械加工され大径口104を形成する。
図示のように、この実施例において外面140は口104の周
りで円筒形を有し、前端144は後に機械加工される。尖
端部分138の後端142は本体126の凹んだ前端132に適合す
る斜面148を有する。しかして、尖端部分138が本体126
前端1132に取付けられるとき、尖端部分138を通る加熱
要素孔96は本体126の斜めの加熱要素孔134前端と正確に
整合する。
円筒形カラー部分22、テーパ付きプラグ108およびスリ
ーブ114もまた適当な工具鋼から作られている。カラー
部分22は貫通する中央開口149を有し、本体126の頸部12
8を密に受け入れている。カラー部分22は円周方向絶縁
フランジ38を形成され、フランジ38は前方に延びかつ中
央部分18外面よりいくぶん大きく、それらの間に適当な
断熱空気間隙を形成している。中央開口149に通ずるテ
ーパ面150は、頸部128と本体126の中央部分18における
円筒形外面20との間のテーパ面152に適合する。これら
のテーパ面150、152は本体126の頸部128上にカラー部分
22を正確に位置決めし、それらは粗仕上げされ蝋接中の
毛管作用を促進する。カラー部分22もまた中央開口149
から外方に貫通する半径方向開口154を有する。半径方
向開口はテーパ付きフラグ108を受け入れるテーパ面156
を有し、プラグ108はスリーブ114と整合して貫通する中
央加熱要素孔106を有する。1987年10月16日出願の“射
出成形ノズル電気端子の製造方法”と称する、カナダ国
特許第549,520号に一層詳しく記載されたように、スリ
ーブ114はねじ付きでセラミツク絶縁材料112を受け入れ
るため拡大された内面157を有する。
図面から分かるように、この実施例において、穿孔され
た尖端138を通る加熱要素孔96は前端144の口104から延
びる大径部分98を有する。外側ケーシング88および加熱
要素76の絶縁材料は第2端部92で剥離され約0.3mmの抵
抗線86を露出している。加熱要素76はそれ自体の上に重
ねられて第2端部に隣接する倍厚部分100を形成してい
る。上記のように、大径部分98および加熱要素の倍厚部
分100の長さは対応し、かつ使用される用途に従ってノ
ズル10のノーズ部分26の所要の長さにおいて付加的の熱
を発生するよう選択されている。第4図に示すように、
加熱要素76の倍厚部分100はダイ158においてスエージン
グされ、第2図に示されたように一層円形断面にされ
る。ついで各要素は下記のように組立てられる。加熱要
素の第1後方端部90は口104を通って尖端部分138の加熱
要素孔96に、ついで本体126の斜めの加熱要素孔134に挿
入される。加熱要素は引張られて本体126の前端132の尖
端部分138に密に取付けられ、加熱要素の倍厚部分100を
尖端部分138を通る加熱要素孔96の大径部分98に引込
む。そこで、付加的発熱が、ノーズ部分26の中央加熱要
素孔96を通って延びる加熱要素76の縦方向部分78、およ
び斜めの加熱要素孔134を通つて延びる斜め部分84にお
いて発生する。上記のように、尖端部分138の傾斜後端
部142は本体126の凹んだ前端132に正確に設置され、そ
れらは尖端部分138を所定位置に保持するため仮付け溶
接される。本体126の前端132は直径を尖端部分138の後
端142より十分に大きくされ、それらが接合する傾斜し
た肩部を形成する。ニツケル蝋接ペーストのビードはこ
の傾斜肩部に沿つて流れ、集合体が真空炉160において
蝋接されるとき、そこから尖端部分138の後端142と本体
126前端132との間に流れる。ついで加熱要素のらせん部
分80はらせん通路82に巻かれ、後端90は本体126の後端2
4に隣接して突出する。ついでプラグ108は加熱要素の突
出する後端90に挿入され、テーパ付き開口154の所定位
置に確実に位置決めされる。加熱要素76がプラグ108を
通る孔106に密着するとき、プラグ108は加熱要素をその
後端90がプラグ108の面を通つて突出する位置まで湾曲
する。この突出部分はケーシング88および絶縁を剥離さ
れ、ねじスタツド110の平坦面162に溶接される。ついで
スリーブ114はプラグ108の位置決めフランジ164の周り
の所定位置に設置され、プラグ108およびスリーブ114は
この位置に保持するため仮付け溶接される。ニツケル蝋
接ペーストのビードは、プラグ108がカラー部分22に接
合する場所およびスリーブ114がプラグ108に接合する場
所に沿つて塗布される。
円周シール兼位置決めフランジ42は、本体126の前端132
に、位置決め肩部166に係合する位置まで挿入される。
本出願人の“弾性的シール兼位置決めフランジを備えた
射出成形ノズル”と称する1987年10月16日に出願された
カナダ国特許出願番号第549,519号に一層詳細に記載さ
れたように、この工具鋼フランジ42は僅かに弾性的で、
深孔内面44に緊密にシールして使用中高圧溶融物を保持
する。ニツケルペーストのような蝋接材料のビードは、
フランジ42が本体126に接合する場所に塗布される。
第6図と第7図に示すように、集合体はアクリルラツカ
168のような接着剤を噴霧され、ついでニツケル合金粉
末170の槽中に浸漬され、粉末170はラツカ表面に付着し
中央部分18およびカラー部分22を被覆する。プラスチツ
クカバー172は尖端部分138およびシール兼位置決めフラ
ンジ42ならびにスリーブ114の上に設置され、それらに
噴霧されるのを防止する。溶融物孔70もまたラツカをブ
ラシで塗布されついで粉末を塗布される。結合剤168は
真空炉160内で加熱されるとき蒸発するアクリルラツカ
とするのが好ましいが、他の適当な結合剤も使用しう
る。粉末170はニツケルまたはその合金とするのが好ま
しいが、導電性保護被覆を構成する他の適当な材料も使
用しうる。粉末170は底部174からの通気により攪拌され
て流動床を形成し、集合体の完全な乾燥を確実にする。
以上、連続的に集合体に液体を噴霧しついで粉末に浸漬
することによるこの方法を実施する好ましい方法が記載
されたが、粉末を塗布する前に液体に混合することによ
り、1工程で実施することができる。被覆および蝋接ペ
ーストのビードの塗布が行われた後、集合体は前端28を
上にして置かれ、空気硬化工具鋼挿入部分102は尖端部
分138の前端144において口104に挿入される。挿入部分1
02は加熱要素孔146内に落下し、加熱要素の湾曲部上に
休止する。予定量のニツケル合金粉末が工具鋼部分102
の頂部の口104に挿入される。挿入部分102は正方形断面
を有し、加熱要素孔96の口104に正確に位置決めされる
が、その周りに離れている。
被覆された集合体はついでバツチ式に真空炉160に挿入
される。炉が蝋接材料の溶融温度以上の温度に徐々に加
熱されると、炉は比較的高い真空に排気され、ほゞすべ
ての酸素を除去される。被覆が加熱されると結合剤は蒸
発するが、ニツケル合金はその位置に残る。ニツケル合
金の溶融温度に達する前、アルゴンまたは窒素のような
不活性ガスを部分的に充填することにより真空は低下す
る。ニツケル合金が溶融すると、加熱要素の76の粗面の
周りに毛管作用によつて流れ、完全にらせん通路82を充
満し加熱要素76を一体に埋設する。溶融ニツケル合金も
また頸部128の周りの間隙178に流れ込み、蝋接ペースト
を溶融しプラグ108およびスリーブ106の端部の周りを流
れる。同様に蝋接材料は溶融し、円周フランジ42の周り
を尖端部分138の後端142と本体126の前端132との間に流
れる。これらの面は粗にされ、それらの間のニツケル合
金の流れを促進する。口104内のニツケル合金粉末176は
溶融し、挿入部分102の周りを流下して完全にそれと加
熱要素の縦方向および斜めの部分78,84を埋設する。し
かして、尖端部分138およびカラー部分22は本体16に一
体的に蝋接される。加熱要素76はらせん通路82、斜めの
加熱要素孔134および尖端部分138を通る中央孔96におい
て蝋接される。もちろん、露出した導線94は加熱要素の
第2端部92において周りのニツケル合金において電気的
に接地される。集合体表面におけるニツケル合金粉末
は、ほゞ均一の厚さを有する溶融物孔70の面を含むニツ
ケル合金の完全な保護被覆を有する。真空中における集
合体の蝋接は鋼に対するニツケル合金の治金学的結合を
生じ、加熱要素76からの熱伝達効率ならびに保護被覆の
接着を改善する。しかして、形成された一体構造は、有
効に熱を加熱要素から伝達するとともに、その熱を溶融
物に沿つて分配する。図面から分かるように、加熱要素
76のピツチまたは熱発生プロフイルは長手方向に変化
し、熱損失が少ないノズル中間において発熱を少くす
る。このプロフイルは特殊な用途に対して、本体126の
外面20に形成された、らせん通路82のパターンを変化す
ることによつて制御することができる。しかして、ノー
ズ部分における加熱要素の縦方向部分78の倍厚部分100
の長さを選択することと合わせて、溶融物の温度は方式
の流れ全体にわたって正確に制御することができる。
ノズルが冷却され、かつ真空炉160から除去された後、
それらはノーズ部分26のテーパ付き外面30および尖端32
を形成するように加工される。図面から分るように、尖
端32は空気硬化工具鋼から形成され、空気硬化工具鋼は
耐蝕性かつ耐摩耗性でノズルの作用寿命を延長すること
ができる。セラミツク絶縁材料112はねじ付きスタツド1
10のスリーブ114内に注入される。セラミツク材料が硬
化した後、セラミツクワツシヤ116および鋼ワツシヤ117
は突出するスタツド110上に設置され、ナツト122を使用
して導線120を取付ける。
第9図、10図、11図は、本発明の第2実施例およびその
製法を示す。第2実施例の要素の大部分は第1実施例と
同じであり、両実施例に共通の要素は同じ参照符号で示
されている。この第2実施例において、加熱要素孔96は
尖端部分138を通つて穿孔され、大径部分98は前端144よ
りむしろ後端142から延びている。加熱要素76はそれ自
体の上に曲げられ、倍厚部分180および三倍厚部分182を
備えた縦方向部分78を形成している。第9図に明示され
たように、倍厚部分180は、三倍厚部分182と尖端部分10
2を形成する空気硬化工具鋼挿入部分102との間に延びて
いる。勿論、倍厚および三倍厚部分180,182の長さは、
用途に応じてノズルのノーズ部分26に所要の熱プロフイ
ルを生ずるように選択される。他の点では、第2実施例
の説明は上記第1実施例と同じで繰返す必要はない。
第2実施例を製造する方法は上記といくぶん相違する。
加熱要素が曲げられた後、倍厚および三倍厚部分180,18
2はダイ158にスエージングされ、第2図、10図に示すよ
うに一層円形の断面を形成する。ついで加熱要素76は本
体126を通る斜めの加熱要素孔134を通つて挿入され、縦
方向部分134を尖端部分138の長さに従つって本体前端13
2から一定距離突出させる。らせん部分80は、らせん通
路82に巻かれ、後端90を本体126後端に隣接して突出さ
せる。尖端部分は加熱要素の縦方向突出部分の上に取付
けられ、斜截後端142は上記のように本体126の凹んだ前
端132にうけ入れられる。そこで加熱要素は湾曲し、三
倍厚部分182は加熱要素孔78の大径部分98に位置決めさ
れ、倍厚部分180を口104から突出させる。これ以外の製
造方法および使用方法は上記と同じで繰り返す必要はな
い。
以上、本発明のノズルおよびその製法を実施例によって
説明したが、本発明はこれらのみに限定されるものでな
い。変形および変更が当業者には可能である。たとえ
ば、加熱要素を高電圧の複線型のものとすることがで
き、その場合、第2端部では接地されない。そうでなけ
れば、加熱要素前端の露出した抵抗線86はニツケル合金
で蝋接され、空気硬化工具鋼挿入部分102を使用しない
で尖端32を形成することができる。これはまた、耐蝕性
かつ耐摩耗性でかつ上記のように所定温度まで加熱しう
る尖端を備えたノズルを提供するもである。尖端部分13
8は異なつた形状とすることができ、またノズル前端28
は、前記1987年10月16日出願の“尖端に蝋接された接地
加熱要素を有する射出成形ノズル”と称するカナダ国特
許出願番号第549,518号に記載されたように、端部ゲー
テイングに適したノズルを形成する異なつた形状を備え
るように加工することができる。
〔発明の効果〕
本発明は、加熱要素の一部をそれ自体の上に重ねること
によつて付加的発熱を生じ、ノーズ部分全体に所要の熱
プロフイルを生ずる射出成形装置のノズルを得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例によるノズルを示す射出成
形装置の一部の断面図、第2図は第1図の2−2線に沿
う横断面図、第3図はそれ自体の上に曲げられた加熱要
素を示す図、第4図は曲げられた加熱要素のスエーシン
グを示すダイの断面図、第5図は第1実施例によるノズ
ルの組立を示す部分展開図、第6図はラツカを噴霧され
る組立てられたノズルを示す略図、第7図はニツケル粉
末に浸漬された噴霧されたノズルを示す略図、第8図は
真空炉に挿入された組立てられたノズルのバツチ、第9
図は本発明の第2実施例によるノズルのノーズ部分の断
面図、第10図は第9図の10−10線に沿う断面図、第11図
は本発明の第2実施例によるノズルの組立を示す部分展
開図。 10…ノズル、18…円筒形部分、22…カラー部分、26…ノ
ーズ部分、32…尖端、70…溶融物孔、76…電気加熱要
素、78…縦方向部分、80…らせん部分、94…露出部分、
96…加熱要素孔、98…拡大部分、100…倍厚部分、102…
工具鋼挿入部分、134…加熱要素孔、180…倍厚部分、18
2…三倍厚部分。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長い一体の射出成形高温ノズルであつて、
    後端および円筒形部分から前端まで延びるテーパ状外面
    を有し、ノズルは円筒形部分とノーズ部分との間に外方
    に突出するシール兼位置決めフランジおよびその円筒形
    部分を通って後端から中央に延びる第1部分および第1
    部分からノーズ部分のテーパ面まで斜めに延びる第2部
    分を備えた溶融物孔を有し、ノズルは第1端部および第
    2端部を備えた一体の電気絶縁加熱要素を有し、加熱要
    素はノーズ部分の中央に延びる縦方向第1部分、斜めに
    延びて縦方向第1部分をノズルの円筒形部分に埋設され
    た第3らせん部分に接続する第2部分を有し、加熱要素
    の第1端部がらせん部分から低温端子まで延びる前記射
    出成形高温ノズルにおいて、ノズルのノーズ部分中央に
    延びる加熱要素の第1縦方向部分は少くとも一回それ自
    体の上に曲げられ、後方の三倍厚部分および前方の倍厚
    部分を備えた縦方向第1部分を形成し、前方の倍厚部分
    は三倍厚部分からノズル前端に隣接するまで延び、それ
    により加熱要素の第1部分における倍厚部分および三倍
    厚部分の相対的長さが用途の熱要求に従つて予め決定さ
    れる射出成形ノズル。
  2. 【請求項2】ノズルが後端に隣接するカラー部分を有し
    そこを加熱要素の第1端部が半径方向外向きに低温端子
    まで延びる請求項1記載の射出成形ノズル。
  3. 【請求項3】加熱要素の縦方向部分がノズル前端のノー
    ズ部分の直ぐ近くまで延び、ノズル前端が加熱要素の縦
    方向部分と整合して延びる耐蝕・耐摩耗性部分によつて
    形成される請求項1記載の射出成形ノズル。
  4. 【請求項4】加熱要素が外側ケーシングの電気絶縁材料
    を通つて中央に延びる抵抗線を有し、抵抗線が加熱要素
    の第2端部で接地された請求項3記載の射出成形ノズ
    ル。
  5. 【請求項5】加熱要素が外側ケーシングの電気絶縁材料
    を通つて中央に延びる二重の抵抗線を有する請求項3記
    載の射出成形ノズル。
  6. 【請求項6】加熱要素がそれ自体の上に重なつてノズル
    前端の耐蝕・耐摩耗性部分に隣接する縦方向部分の倍厚
    部分を形成する請求項3または4記載の射出成形ノズ
    ル。
  7. 【請求項7】加熱要素がそれ自体の上に曲げられてノー
    ズ部分の選択された長さ部分に沿つて延びる縦方向部分
    の三倍厚部分および三倍厚部分とノズル前端の耐蝕・耐
    摩耗性部分との間に延びる縦方向部分の倍厚部分を形成
    する請求項3または4記載の射出成形ノズル。
  8. 【請求項8】一体の長い射出成形高温ノズルを作る方法
    であつて、ノズルが鋼製円筒形部分を備えた後端および
    前端を有し円筒形部分が後端に隣接する鋼性カラー部分
    と前端に隣接するテーパ状外面を有するノーズ部分との
    間に延びる全体的に円筒形外面を有し、ノズルが後端か
    らノズルの円筒形部分を通つて延びる第1部分、および
    ノーズ部分のテーパ面の第1部分から延びる第2部分を
    有し、ノズルが第1および第2端部を備えた一体の電気
    的に絶縁された加熱要素を有し、加熱要素がノーズ部分
    の中央に延びる縦方向の第1部分、斜めに延びて縦方向
    第1部分をノズルの円筒形部分外面のらせん通路内に一
    体に蝋接されたらせん状の第3部分に接続する第2部分
    を有し、加熱要素の第1端部がカラー部分の開口を通つ
    て低温端子まで延びる射出成形ノズルを作る方法におい
    て、前記方法が、大径後端から小径前端までテーパ付き
    で加熱要素孔が中央にそこを通つて前端の口から後端ま
    で延びる長い鋼製先端を形成する工程と、前端、後端お
    よび貫通する溶融物孔を備えた長い鋼製本体を形成する
    工程であつて、本体が円筒形外面にらせん状通路を有
    し、斜めの加熱要素孔がらせん通路から本体前端まで延
    び、本体前端が加熱要素孔を備えた尖端部分後端をうけ
    入れて本体の加熱要素孔と接続するように構成されたも
    のである工程と、加熱要素および尖端部分に縦方向第1
    部分を取付けて、尖端部分の加熱要素孔を部分的に通つ
    て延び、第2部分が本体の斜めの加熱要素孔を通つて延
    びまた第3部分が加熱要素の第1端部を備えたらせん状
    に巻かれた本体後端に隣接して通路から延びる工程と、
    鋼製カラー部分を形成しそれを本体後端に取付け加熱要
    素後端を半径方向にカラー部分の孔を通つて低温端子ま
    で延ばす工程と、結合剤および金属粉末を少くとも円筒
    形部分の面に塗布する工程と、蝋接材料を本体と尖端部
    分およびカラー部分との間に塗布する工程と、蝋接材料
    を加熱要素孔の直立した口に尖端部分の前端で挿入する
    工程と、集合体を部分真空状態で不活性ガスの存在にお
    いて一定期間かつ金属粉末が溶融するのに十分な時間加
    熱して結合剤を除去しそれにより加熱要素のらせん状第
    3部分を通路に一体に蝋接して保護金属被覆を円筒形部
    分の面上に形成し蝋接材料をノズルの加熱要素第1部分
    および第2部分にまた本体、尖端部分およびカラー部分
    を一緒に一体に蝋接する工程と、本体および尖端部分を
    一体にして一定の形状を備えたノズルのノーズ部分およ
    び前端部分を形成し、さらに、加熱要素を取付ける前に
    少くとも1回それ自体の上に重ねて少くとも加熱要素の
    第2部分に隣接する縦方向第1部分の一部に数倍の厚さ
    を有する加熱要素の第2端部を形成しその厚さが少くと
    もノーズ部分の長さの一定部分に沿つて延びる射出成形
    ノズルを作る方法。
  9. 【請求項9】空気硬化工具鋼挿入部分ならびに蝋接粉末
    を尖端部分の前端の加熱要素孔の口に挿入して、集合体
    が部分真空中で加熱されるとき空気硬化工具鋼挿入部分
    が加熱要素の第1縦方向部分に隣接する所定位置で一体
    に蝋接される工程、および一体の空気硬化工具鋼部分を
    機械加工してノズル前端に耐蝕性尖端を形成する工程を
    さらに含む、請求項8記載の射出成形ノズルを作る方
    法。
  10. 【請求項10】加熱要素の第1縦方向部分の数倍厚部分
    をスエージングしてそれを一層円形な断面に形成する工
    程を含む請求項9記載の射出成形ノズルを作る方法。
  11. 【請求項11】尖端部分を通つて前端の口から延びる大
    きい直径の部分を備えた加熱要素孔を穿孔する工程、加
    熱要素をそれ自体の上に重ねて加熱要素の第2端部に隣
    接する縦方向部分の倍厚部分を形成する工程、および加
    熱要素の第1端部を尖端部分を通る孔を通り、本体の斜
    めの加熱要素孔を通つて挿入し加熱要素を引張つて縦方
    向部分の倍厚部分を加熱要素の第3部分がらせん通路に
    巻かれる前に尖端部分が本体前端に取付けられるとき尖
    端部分を通る加熱要素の大径部分に密に設置する工程を
    含む、請求項10記載の射出成形ノズルを作る方法。
  12. 【請求項12】後端から延びる大径部分を備えた加熱要
    素孔を尖端部分を通つて穿孔する工程、加熱要素をそれ
    自体の上に二度曲げて倍厚部分および加熱要素の第2端
    部に隣接する三倍厚部分を備えた加熱要素の縦方向第1
    部分を形成する工程、加熱要素を縦方向第1部分を備え
    た本体の斜めの加熱要素孔を通つて挿入してらせん通路
    に加熱要素の第3部分を巻く前に本体の端部から一定距
    離突出させる工程、およびテーパ付き尖端部分を突出す
    る縦方向部分上に尖端部分の後端が本体の前端によつて
    うけ入れられる位置まで摺動し加熱要素の縦方向部分の
    三倍厚部分が尖端部分を通る加熱要素孔の大径部分に固
    定される工程を含む請求項10記載の射出成形ノズルを作
    る方法。
  13. 【請求項13】加熱要素が外側ケーシングの電気絶縁材
    料の中央を通つて延びる抵抗線を有し、外側ケーシング
    および絶縁材料を剥離して中央の抵抗線を加熱要素の第
    2端部において一定距離突出させ、それにより突出抵抗
    線が蝋接工程中蝋接材料に埋設され加熱要素を接地する
    請求項11または12記載の射出成形ノズルを作る方法。
  14. 【請求項14】ノズルの円筒形部分とノーズ部分との間
    で外方に突出するシール兼位置決めフランジを蝋接する
    工程を含む請求項11または12記載の射出成形ノズルを作
    る方法。
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