JPH0751271A - 内視鏡縫合装置 - Google Patents

内視鏡縫合装置

Info

Publication number
JPH0751271A
JPH0751271A JP6145713A JP14571394A JPH0751271A JP H0751271 A JPH0751271 A JP H0751271A JP 6145713 A JP6145713 A JP 6145713A JP 14571394 A JP14571394 A JP 14571394A JP H0751271 A JPH0751271 A JP H0751271A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cannula
suture
channel
canula
loop
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6145713A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3585951B2 (ja
Inventor
Edward E Walker
エドワード・イー・ウォーカー
Royce L Frederick
ロイス・エル・フレデリック
C Ray Britt
シィー・レイ・ブリット
Gene Kammerer
ジーン・カメラー
Barbara Howard
バーバラ・ハワード
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ethicon Inc
Original Assignee
Ethicon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ethicon Inc filed Critical Ethicon Inc
Publication of JPH0751271A publication Critical patent/JPH0751271A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3585951B2 publication Critical patent/JP3585951B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/12Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for ligaturing or otherwise compressing tubular parts of the body, e.g. blood vessels, umbilical cord
    • A61B17/12009Implements for ligaturing other than by clamps or clips, e.g. using a loop with a slip knot
    • A61B17/12013Implements for ligaturing other than by clamps or clips, e.g. using a loop with a slip knot for use in minimally invasive surgery, e.g. endoscopic surgery
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/04Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for suturing wounds; Holders or packages for needles or suture materials
    • A61B17/0469Suturing instruments for use in minimally invasive surgery, e.g. endoscopic surgery
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/04Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for suturing wounds; Holders or packages for needles or suture materials
    • A61B17/06Needles ; Sutures; Needle-suture combinations; Holders or packages for needles or suture materials
    • A61B17/06166Sutures
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B2017/00004(bio)absorbable, (bio)resorbable, resorptive
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/04Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for suturing wounds; Holders or packages for needles or suture materials
    • A61B17/0469Suturing instruments for use in minimally invasive surgery, e.g. endoscopic surgery
    • A61B2017/0474Knot pushers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/04Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for suturing wounds; Holders or packages for needles or suture materials
    • A61B17/0469Suturing instruments for use in minimally invasive surgery, e.g. endoscopic surgery
    • A61B2017/0475Suturing instruments for use in minimally invasive surgery, e.g. endoscopic surgery using sutures having a slip knot
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/04Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for suturing wounds; Holders or packages for needles or suture materials
    • A61B17/0469Suturing instruments for use in minimally invasive surgery, e.g. endoscopic surgery
    • A61B2017/0477Suturing instruments for use in minimally invasive surgery, e.g. endoscopic surgery with pre-tied sutures
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B90/00Instruments, implements or accessories specially adapted for surgery or diagnosis and not covered by any of the groups A61B1/00 - A61B50/00, e.g. for luxation treatment or for protecting wound edges
    • A61B90/03Automatic limiting or abutting means, e.g. for safety
    • A61B2090/037Automatic limiting or abutting means, e.g. for safety with a frangible part, e.g. by reduced diameter

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Reproductive Health (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 体腔に小さな穴を通して手術を行う必要があ
る内視鏡手術に特に適し、操作や位置決めが容易で、外
科医が縫合糸の結び目を体外でつくる必要のない医療装
置を提供する。 【構成】 本発明の医療装置は結紮や組織近置用のもの
で、手前端と遠方端を有するカニューレを備える。カニ
ューレの遠方端は傾斜面を有し、カニューレはまた第1
及び第2のチャネルを具備する。この第1のチャネルは
カニューレを貫通して軸方向に延び、第2のチャネルは
カニューレ遠方端の傾斜面から第1のチャネルに延び
る。また、スライド端,遠方ループ,遠方ループをスラ
イド端に固着するスリップノットを備えた縫合糸を具備
する。スライド端はカニューレの第1及び第2のチャネ
ルに通すが、このスライド端はカニューレの手前端から
はみ出る。さらに、縫合糸のスライド端をカニューレの
第1のチャネルにおいて固定するための手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、出願人共通の米国特許
出願第07/947,662号(1992年9月18日出願)の一
部継続出願である。本発明は、医療装置に係り、特に組
織近置と管の結紮を行う外科手術の便を図る内視鏡医療
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】医療費および入院に係る費用が増加を続
ける中で、外科医はより進んだ外科手術技法を開発しよ
うと常に努力をしている。そして、外科手術の分野にお
けるこのような進歩は、しばしばより侵襲性が少なく、
患者の外傷を減らすことのできる手術技法に関するもの
となっている。このような技法を用いれば、入院期間が
大幅に短縮され、入院費用や医療費も減らすことができ
るからである。
【0003】このような侵襲性の少ない外科手術に係る
近年の顕著な進歩の一つは、内視鏡手術である。内視鏡
手術は、体腔の目視または拡大検査を可能にする内視鏡
を用いて行う。内視鏡は、体腔を保護する軟組織に穴を
開けた後、カニューレと呼ばれるチューブを通して挿入
される。軟組織への穴は、先の尖ったトロカールを用い
て開ける。トロカールは、トロカールカニューレ内にお
いて、スライド可能および取り外し可能な栓塞子あるい
は切開子を備える。栓塞子は、組織に、トロカールカニ
ューレの内径と同じ大きさの穴を開ける。穿孔後、栓塞
子はトロカールカニューレからスライドして引き出され
る。外科医はついで、手術部位において、このトロカー
ルカニューレおよび所望の体腔にさらに穴を開ける追加
のトロカールカニューレに通すことのできる特別な器具
を用いて診療および治療を行う。
【0004】外科手術においては、多くの場合、傷口を
塞ぐため、組織の縫合や結紮が必要になる。例えば、裂
傷および手術による切開部を癒すためには、縫い目の位
置を定めるため縫合糸の結び目をつくる、近置組織への
縫合が必要である。さらに手術部位の中にある切断予定
の血管を結紮することも、多くの手術において必要であ
る。血管は二つの結紮位置の間で切断される。血管を結
紮する主な理由は、手術部位に過剰な血液が流れ込まな
いようにすることと、患者の血液の損失を少なくするた
めである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、外科医による血
管の結紮は、縫合糸の材料からつくる、長くて比較的ま
っすぐなストランドである結紮糸で行ってきた。外科医
は、縫い目の位置を定めるため縫合糸の結び目をつくる
場合と同様、結紮する予定の血管の周りに結紮糸の輪
(ループ)をつくった後、結紮糸に手で結び目をつくら
なければならない。しかし、内視鏡手術中における縫合
糸および結紮糸の結び目の形成は、外科医本来の手術部
位における手術行為が著しく制限される、冗長で時間の
かかる作業である。
【0006】最近では内視鏡手術により適した結紮糸が
開発された。ENDOKNOTガット結紮糸がそれで、これは外
科手術用の縫合糸ガットからつくられる。ガット結紮糸
は、カニューレの一端に固く固着され、他端において針
(ニードル)に取り付けられる。この結紮糸について
は、エシコン(Ethicon )社から販売している製品(結
紮糸)のパッケージに収めた1991年の使用説明書
(表題「クロムガットからつくられるENDOKNOT縫合
糸」)に述べられている。ENDOKNOTガット結紮糸は、体
腔の小さな切開部を通して血管を結紮するのに役立つ
が、それでもなお外科医は、血管を結紮するため、体外
で手で結紮糸の結び目をつくらなければならない。これ
は、特に経験の浅い外科医にとっては時間と労力のかか
る作業であり、ENDOKNOTガット結紮糸を実際に内視鏡手
術に使用する上で大きな障害となっていた。
【0007】1992年3月25日に公開された欧州特
許出願第477,020 号にも改良した結紮装置が開示されて
いる。この装置は、カニューレから延びる縫合糸ループ
を備える。ループは、スリップノット(slipknot)を有す
る縫合糸ストランドに固着される。この装置によれば体
外で結び目をつくる必要はなくなるが、内視鏡手術中に
このようなループを扱い、位置を定めたりするのは著し
く困難である。さらに、ループの使用中にループが望ま
ない方向に回転するのを防ぐのは困難である。そして、
この装置はもっぱら結紮糸のためにだけ開発されたもの
で、組織近置のことは考えていない。
【0008】上述の欧州特許出願に開示されたのと同様
の装置が米国特許第5,129,912 号に記載されている。こ
の装置は、組織近置用に予めループをつくった縫合糸お
よびニードル、そして縫合糸の結び目に引張り力を与え
る手段を備える。しかし、この装置は、内視鏡手術中に
ループを扱い、位置を定めたりするのが困難であるた
め、先の欧州特許出願と同様の問題を抱えている。
【0009】結紮や組織近置に伴う結び目を体外で手で
つくるのを回避しようとするもう一つの試みが、199
1年7月11日出願の米国特許出願第728,443 号に記載
されている。この出願に係る装置は、カニューレの周り
に固着され、一部すでに結んだ結び目を備える。結び目
は、カニューレに沿ってストランド方向へスライドさせ
て降ろし、ループをつくる。このループは、後に完全に
締めつけて固い結び目にする。しかし、この装置の使用
者は、手術中に、一部結んだ結び目をカニューレに沿っ
てスライドさせて降ろしループをつくる前に、縫合糸ス
トランドをカニューレに通さなければならない。この縫
合糸ストランドをカニューレに通す作業は、時間がかか
りやっかいなため、望ましいものではない。このため、
体外で手で結び目をつくる必要のない縫合糸ループを有
し、縫合糸のループを容易に操作・位置決めできる内視
鏡手術用の縫合装置が医療関係者の間で強く望まれてい
る。さらに、そのような装置は、血管を結紮するだけで
なく、組織近置にも利用できる用途の多様性を有するも
のであればさらに好ましい。
【0010】
【課題を解決するための手段および作用】本発明は、カ
ニューレと縫合糸を備える医療装置である。この装置の
カニューレは手前端と遠方端を有し、遠方端は傾斜面を
有する。カニューレは、軸方向に貫通する第1のチャネ
ルと、前記傾斜面から第1のチャネルに延びる第2のチ
ャネルを備える。
【0011】またこの装置の縫合糸は、スライド端、遠
方ループおよび、このループをスライド端に固着するス
リップノットを有する。スライド端は、カニューレの第
1および第2のチャネルを通され、カニューレの手前端
から突出することになる。
【0012】この装置はさらに、カニューレの第1のチ
ャネルにおける縫合糸スライド端の位置を一定のものに
するための手段を備える。
【0013】本発明の縫合糸は、好ましい態様において
は、スリップノットから延びるステイエンド(stay end;
体内端)とこのステイエンドに取り付けたニードルを備
える。このため、本発明の装置は組織近置にも使える。
そして望むならば、ニードルをステイエンドから取り外
して、血管の結紮に適したものにすることもできる。
【0014】本発明における縫合糸の遠方端は、驚くほ
ど容易に扱い、また位置決めをすることができる。この
ため、本発明の装置は、特に内視鏡手術に適している。
縫合糸スライド端をカニューレの第1および第2のチャ
ネルに通すと、縫合糸の遠方ループが所定の位置でロッ
ク状態におかれ、使用中のループの回転を抑え、また少
なくすることができる。これは装置の操作性を著しく高
めることを意味する。縫合糸の遠方ループはまた、所望
の手術位置に容易に位置させることができる。
【0015】また、カニューレの遠方端における傾斜面
は、内視鏡手術の最中、この遠方端を見えやすくし、容
易に位置を定めることができるようにする。傾斜面は、
装置の使用中にスリップノットを支持し、これが不意に
動くのを防止するプラットホームとして働く。さらにこ
の装置においては、使用中にスリップノットがよく見え
る。
【0016】本発明の他の態様によれば、縫合糸の手前
端(スライド端)を装着するカニューレの手前端は、折
り離すことができる。この場合、縫合糸は、最初にこの
手前端をカニューレから折り離し、ついで折り離した手
前端と縫合糸スライド端を手前に引っ張る。
【0017】
【実施例】本明細書において、「遠方」という語は、装
置の使用中に使用者から離れる方向へ延びる装置の部分
をいい、「手前」という語は、装置の使用中に使用者の
側へ延びる装置の部分をいう。同様に「遠方へ」という
語は、装置の使用中に使用者から離れる方向への動きを
いい、「手前へ」という語は、装置の使用中に使用者の
側へ延びる動きをいうものとする。
【0018】図1には、本発明の医療装置20を示す。
装置20は、手前端22と遠方端23を有するカニュー
レ21を備える。カニューレ21の遠方端23は、傾斜
面24で終わる。装置20はまた、縫合糸25を備え
る。縫合糸25は、スライド端26、遠方ループ27お
よびスリップノット28を有する。スリップノット28
は、遠方ループ27をスライド端26に固着させる。ス
リップノット28からは、手術ニードル30が取り付け
られたステイエンド29が延びる。
【0019】装置20を形成するため、縫合糸25をカ
ニューレ21に挿入する様は、図2に示す。縫合糸25
のスライド端26は、スリップノット28がカニューレ
21の傾斜面24に接触するまで、完全にカニューレ2
1に通す。スライド端26は、スリップノット28がカ
ニューレ21と接触したとき、カニューレ21の手前端
22からはみ出るよう、十分長いものにする。カニュー
レ21の第1のチャネル33における縫合糸25のスラ
イド端26は、カニューレ21の第1のチャネル33に
おいて固定する。これは、スライド端26のカニューレ
手前端33から延び出る部分が、カニューレ21の中に
引っ込んでしまわないようにするためである。これにつ
いては、後に図4と図5を参照して詳しく説明する。
【0020】縫合糸25は、外科手術用の縫合糸材料な
ら、何からでもつくることができる。縫合糸の材料は、
合成フィラメントと非合成フィラメントに分けられ、ま
た吸収性繊維と非吸収性繊維にも分けられる。非吸収性
繊維の例としては、これに限るものではないが、ナイロ
ン、ポリプロピレン、鋼およびポリエチレンテレフタレ
ート(PET)がある。好ましい縫合糸は、合成フィラ
メントでできた生体吸収性の縫合糸である。生体吸収性
縫合糸の例としては、ラクトンモノマー、例えばラクチ
ド、p−ジオキサンおよびε−カプロラクトンの重合に
よってつくられるものがある。
【0021】スリップノット28から延びる縫合糸25
のステイエンド29は、標準的なニードル取付け方法に
よって、外科用ニードル30に取り付けられる。ただ
し、この取付けは、取り外し可能なものにしてもよい。
標準的な取付け方法の場合、縫合糸25はニードル30
に固着され、ストランドを切る以外はニードルから外さ
れることはない。これに対して取り外し可能にニードル
を取り付けた場合は、例えば欧州特許出願第0420605 号
や米国特許第3,926,194 号に記載されているように、外
科医が力を加えると、ニードルはストランドから外れ
る。
【0022】縫合糸25のスリップノット28は、スラ
イド端26が手前側にスライド移動でき、遠方側への移
動を起こさないようなものであるならば、どのように配
置してもよい。こうして、スリップノット28は、縫合
糸25の遠方ループ27の径を連続的に縮め、その拡大
を防ぐようなノット(結び目)として働き、組織近置と
結紮用の強固なノットが形成される。
【0023】カニューレ21の材料は、体器官との間で
十分な生体適合性を有するものであるならば、どのよう
なものが選ばれようと、大して重要な問題ではない。し
かし、カニューレ21の好ましい材料を挙げるならば、
それはナイロンである。なぜなら製造が容易で、生体適
合性を有するからである。
【0024】縫合糸25のスライド端26は、カニュー
レ21の第1および第2のチャネル33,32に通す。
図3において、縫合糸25のスライド端26は、まずカ
ニューレ21の第2のチャネル32に通され、ついで第
1のチャネル33に通される。第1のチャネル33は、
カニューレ21の主要なチャネルであり、カニューレ2
1を遠方端23から手前端22まで軸方向に完全に貫通
している。第2のチャネル32は、カニューレ21の傾
斜面24から第1のチャネル33に延びる。このため、
実際どのようなチャネルが形成されようとも、カニュー
レ21には傾斜面24から手前端22まで連続的な開口
が形成されることになる。第1および第2のチャネル間
の角度は好ましくは約20°より小さくないのがよく、
理想的には約30°である。同様に、傾斜面24と第1
のチャネル33の間の角度も、好ましくは約20°より
小さくないのがよく、理想的には約30°である。縫合
糸25のスライド端26が第1および第2のチャネル3
3,32を通されるとき、縫合糸25のスリップノット
28は、傾斜面24において第2のチャネル32の開口
部に接し、スライド端26はカニューレ21の手前端2
2から延び出る。
【0025】図4および図5に示すように、包装時およ
び通常の使用時には、縫合糸25のスライド端26は、
カニューレ21の第1のチャネル33の手前側で一部擦
らせるようにして抑える。このためには、縫合糸25の
スライド端26をカニューレ21の第1および第2のチ
ャネル33,32を通した後、金属製のなまくらのピン
31をカニューレ21の融点以上の温度に加熱し、この
加熱したピン31をカニューレ21の手前端22に押し
つける。この場合、加熱したピン31は、カニューレ2
1の長手軸方向とほぼ垂直に押しつける。加熱したピン
31は、カニューレ21に押しつけられると、その接し
た箇所を溶融させて外面に穴を生じさせるため、この穴
を通じてピン31を第1のチャネル33に挿入すること
が可能になる。すなわち、ピン31は第1のチャネル3
3に一部挿入されて、第1のチャネル33内に延び出る
突出部を形成する。この結果、第1のチャネルにおける
この部分の内径は、他の箇所のそれより小さくなる。よ
って、この突出部は、縫合糸25のスライド端26が第
1のチャネル33を通して引っ張られる場合、このスラ
イド端26が通る道筋の一部に障害を生起させる。こう
して、スライド端26は、カニューレ21の中に滑り引
っ込むのが防止される。しかし、この突出部によるスラ
イド端26の滑り防止は、装置の使用中に外科医がスラ
イド端26をカニューレ21から手前方向に引っ張るの
を妨げるものではない。ピン31は突出部を形成した後
は、カニューレ21から取り外される。
【0026】ピン31がカニューレ21に押し込まれる
ことにより、ピン31のなまくらな先端は、縫合糸25
に最小限の接触をすることになる。しかし、この接触
は、スライド端26の位置をカニューレ21の内部で確
定する上においては必ずしも必要なものではない。すな
わち、ピン31が形成する突出部が、通常の取扱い時に
縫合糸25が勝手に滑ることのないよう、その位置を安
定させるのである。その突出部は、図7ないし図12に
示すように、遠方ループ27の径を狭めて結び目をつく
るために外科医が縫合糸25を引っ張るときは、この縫
合糸25に少し引き摺る感じを与える。ピン31をカニ
ューレ21から外すと、この突出部は、加熱したピン3
1が離れることによって冷却され、カニューレ21を変
形させて第1のチャネル33に永久的な通路の狭隘を与
える。
【0027】この装置20を使って組織近置を行う場合
には、外科医は、理想的にはまずカニューレ21をトロ
カール用の適当な導入器内に挿入する。そして、カニュ
ーレ21を挿入した導入器は、ついで適当な大きさのト
ロカールに装填する。トロカールは、所望の組織近置を
行う体腔にアクセスを与える。図6に示すように、装置
20のカニューレ21は、体組織3を貫通したトロカー
ル34とトロカールカニューレ35を通して手術部位に
押し込まれる。
【0028】図7ないし図12は、外科医がグラスパ3
6を使ってニードル30を掴み、所望の方向に向けて、
このニードル30を、縫合する二つの組織断片に通す模
様を連続的に示す。外科医はついで、グラスパ36が遠
方ループ27を容易に通ることができるよう、カニュー
レ21を回転させて縫合糸25の遠方ループ27の位置
を定める。グラスパ36を遠方ループ27に通すと、外
科医はニードル30のすぐ後ろにある縫合糸25のステ
イエンド29を掴み、ステイエンド29とニードル30
を遠方ループ27を通して引っ張る。ステイエンド29
を引っ張るときは、スリップノット28が縫合する組織
に当るまで、同時にカニューレ21を遠方に押し込む。
この後縫合糸25のステイエンド29をしっかりと保持
している間に、縫合糸25の結び目をつくるために遠方
ループ27を閉じる。遠方ループ27を閉じる場合に
は、カニューレ21の手前端から延び出ているスライド
端26をしっかりと掴んで手前側に引っ張る。スライド
端26が手前側に引かれると、遠方ループ27の径は、
縫合糸25の周りで締まって一旦切断された組織を合わ
せる結び目を形成するまで、段々小さくなる。結び目が
形成された後は、ステイエンド29およびスライド端2
6において余った縫合糸は容易に取り除くことができ
る。すなわち、ニードル30、余った縫合糸およびカニ
ューレ21は、手術部位から除かれる。
【0029】本発明の装置を使って結紮を行う方法も、
上述の組織近置の場合とほぼ同じである。唯一の違い
は、外科医が装置をトロカールに挿入するのに先立っ
て、ニードルを縫合糸から外しておくことである。一般
的に言って結紮の場合はニードルは用いず、単に結紮す
る血管の周りで縫合糸のループを形成して閉じるだけで
ある。ニードルを縫合糸から取り外す作業は簡単に行う
ことができるため、組織を穿孔することなく楽に縫合糸
のループを形成することができる。
【0030】図13ないし図18には、本発明の装置2
0の他の態様を示した。この装置20は、カニューレ2
1の他に、折り離し可能な手前端22を有する。そし
て、折り離し可能な手前端22をカニューレ21の他の
部分から分離するための刻み目が設けられる。図14、
15、17および18に示すように、縫合糸25の手前
端26Aは、カニューレ21の折り離し可能な手前端2
2に取り付ける。縫合糸の手前端26Aの折り離し可能
な手前端22への取付けは、機械的なファスナや糊、セ
メント、接着剤等の結合手段を含む公知の方法で行うこ
とができる。図14においては、縫合糸25の手前端2
6Aは、通常の結合剤55を用いて取り付けられてい
る。
【0031】図17と18においては、縫合糸25の手
前端26Aは、それぞれ公知のV字形ノッチ60への挿
入およびクリンプ70を用いた締めつけによってカニュ
ーレの手前端22に取り付けてある。
【0032】図14、15および16において、装置2
0は、手前端22を刻み目50の周りでカニューレ21
から折り離すため、手前端22を刻み目50の周りに十
分に回転させる以外は、前述の態様と同様の方法で使用
される。カニューレ21の折り離した手前端22はつい
で、この内部の通路に固着された縫合糸の手前端26A
とともに、縫合糸の遠方ループ27を閉じるため、外科
医によって引っ張られる。その後は、前述の態様で述べ
たと同じ方法で使用される。刻み目50は、切り込み、
あるいはカニューレ21成形時の型取り等公知の方法で
カニューレ21の手前端22に設けられる。
【0033】これまでの説明は、本発明に係る装置の好
ましい態様についてのものであったが、本発明の範囲お
よび趣旨から逸脱せずに無数の態様が可能であることは
容易に明らかとなろう。
【0034】本発明の具体的な実施態様は次の通りであ
る。 1)前記縫合糸はスリップノットから延びるステイエン
ドと、このステイエンドに取り付けられるニードルを備
える請求項1記載の装置。 2)前記スリップノットは、カニューレの傾斜面におい
て第2のチャネルの開口に接する上記実施態様1)記載
の装置。 3)前記スリップノットは、前記遠方ループの径を連続
的に縮めるよう、前記スライド端の手前側へのスライド
移動を可能にするように配置される上記実施態様2)記
載の装置。 4)前記手段は前記第1のチャネルに部分的に延び出る
突起である上記実施態様3)記載の装置 5)前記第1のチャネルと第2のチャネルがなす角度
は、約30°である上記実施態様4)記載の装置。 6)前記カニューレの折り離し可能手前端における、縫
合糸の手前端を取り付ける手段は、接着剤である請求項
1記載の装置。 7)前記カニューレの折り離し可能手前端における、縫
合糸の手前端を取り付ける手段は、この折り離し可能手
前端に設けられるV字形ノッチである請求項1記載の装
置。 8)前記カニューレの折り離し可能手前端における、縫
合糸の手前端を取り付ける手段は、この折り離し可能手
前端に設けられるクリンプである請求項1記載の装置。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
内視鏡手術において、カニューレの遠方端における傾斜
面のおかげで縫合糸の遠方端(ループ、結び目、ステイ
エンド)をよく見ながら、この縫合糸遠方端を驚くほど
容易に扱い、また位置決めをして、結紮や組織近置を短
時間で行うことができる(縫合糸・結紮糸の結び目を胎
芽で手でつくる必要がない)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一態様に係る医療装置の斜視図。
【図2】図1の医療装置の拡散分解図。
【図3】図2の3−3線断面図(図1の医療装置におい
て、縫合糸のスライド端をカニューレの第1および第2
のチャネルに通す前のカニューレの遠方端断面図)。
【図4】図2の4−4線断面図(図1の医療装置におい
て、縫合糸のスライド端をカニューレの第1および第2
のチャネルに通す前のカニューレの手前端断面図)。
【図5】(a)は図4に類似した図であって、図1の医
療装置におけるカニューレの第1のチャネルにおいて縫
合糸スライド端の位置を固定するためのピンを示す説明
図、(b)は(a)におけるピンを除去した後のカニュ
ーレと縫合糸の手前端を示す説明図。
【図6】図1の医療装置をトロカールを介して体腔に導
入した模様を示す説明図。
【図7】図1の医療装置を用いて内視鏡手術において組
織近置を行うための工程を示す斜視図。
【図8】図7に続く、組織近置を行うための工程を示す
斜視図。
【図9】図8に続く、組織近置を行うための工程を示す
斜視図。
【図10】図9に続く、組織近置を行うための工程を示
す斜視図。
【図11】図10に続く、組織近置を行うための工程を
示す斜視図。
【図12】図11に続く、組織近置を行うための工程を
示す斜視図。
【図13】折り離し可能な手前端を備えたカニューレを
有する本発明の他の態様に係る医療装置の斜視図。
【図14】図13の14−14線断面図(カニューレの
折り離す前の手前端を示す図)。
【図15】図14の手前端の一部切欠図。(カニューレ
の折り離した手前端を示す図)。
【図16】図13の医療装置の使用中において、縫合糸
のループを閉じるため、カニューレから折り離され、縫
合糸とともに引かれている手前端を示す説明図。
【図17】図13の医療装置の使用中において、刻み目
に添ってカニューレから一部折り離された手前端と、こ
の手前端において縫合糸の手前端を保持するカニューレ
のV字形ノッチを示す斜視図。
【図18】縫合糸をカニューレの折り離し手前端に締め
つける、もう一つの縫合糸取付け態様におけるカニュー
レ手前端の一部断面図。
【符号の説明】
20 医療装置 21 カニューレ 22 手前端 23 遠方端 24 斜面 25 縫合糸 26 スライド端 27 遠方ループ 28 スリップノット 31 ピン 32 第2のチャネル 33 第1のチャネル 50 刻み目 70 クリンプ
フロントページの続き (72)発明者 ロイス・エル・フレデリック アメリカ合衆国、08880 ニュージャージ ィ州、サウス・バウンド・ブルック、ルイ ス・アベニュー 117 (72)発明者 シィー・レイ・ブリット アメリカ合衆国、07080 ニュージャージ ィ州、サウス・プレーンフィールド、アー ビング・ストリート 1416 (72)発明者 ジーン・カメラー アメリカ合衆国、08816 ニュージャージ ィ州、イースト・ブランズウィック、ステ ィーブンス・ドライブ 14 (72)発明者 バーバラ・ハワード アメリカ合衆国、07062 ニュージャージ ィ州、プレーンフィールド、イースト・セ ブンス・ストリート 1428

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 医療装置であって、 a)折り離し可能な手前端と、斜面を有する遠方端を備
    えたカニューレであって、軸方向に貫通する第1のチャ
    ネルと、前記斜面から第1のチャネルまで延びる第2の
    チャネル、および前記手前端に隣接して刻み目を有する
    カニューレと、 b)前記カニューレの第1および第2のチャネルに通さ
    れ、前記カニューレの手前端に装着されるスライド端
    と、遠方ループ、およびこの遠方ループをスライド端に
    固着させるスリップノットを有する縫合糸と、 c)前記縫合糸のスライド端を前記カニューレの折り離
    し可能な手前端に装着する手段を具備する装置。
JP14571394A 1993-06-07 1994-06-06 内視鏡縫合装置 Expired - Lifetime JP3585951B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US65590 1993-06-07
US08/065,590 US5330491A (en) 1992-09-18 1993-06-07 Endoscopic suturing device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0751271A true JPH0751271A (ja) 1995-02-28
JP3585951B2 JP3585951B2 (ja) 2004-11-10

Family

ID=22063779

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14571394A Expired - Lifetime JP3585951B2 (ja) 1993-06-07 1994-06-06 内視鏡縫合装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5330491A (ja)
EP (1) EP0628286B1 (ja)
JP (1) JP3585951B2 (ja)
BR (1) BR9402181A (ja)
CA (1) CA2125068C (ja)
DE (1) DE69420462T2 (ja)

Families Citing this family (62)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2704132B1 (fr) * 1993-04-23 1995-07-13 Ethnor Système pour ligature et/ou suture pour chirurgie endoscopique.
US5496331A (en) * 1993-07-28 1996-03-05 Terumo Kabushiki Kaisha Knot-forming instrument and method of forming knots
WO1995032671A1 (en) * 1994-06-01 1995-12-07 Perclose, Inc. Method and device for providing vascular hemostasis
US5643295A (en) * 1994-12-29 1997-07-01 Yoon; Inbae Methods and apparatus for suturing tissue
US5665109A (en) * 1994-12-29 1997-09-09 Yoon; Inbae Methods and apparatus for suturing tissue
US5643292A (en) * 1995-01-10 1997-07-01 Applied Medical Resources Corporation Percutaneous suturing device
US5693059A (en) * 1995-09-15 1997-12-02 Yoon; Inbae Ligating instrument with multiple loop ligature supply and methods therefor
US5704943A (en) * 1995-09-25 1998-01-06 Yoon; Inbae Ligating instrument with multiple loop ligature supply and methods therefor
USD386583S (en) * 1996-01-02 1997-11-18 Acufex Microsurgical, Inc. Proximal end of a surgical suture slotted knot pusher
US5741276A (en) * 1996-03-28 1998-04-21 Innovative Surgical Instruments Apparatus for facilitating the performance of surgical procedures such as the placement of sutures, ligatures and the like
US6152936A (en) 1996-09-23 2000-11-28 Esd Medical, Llc Surgical loop delivery device
US5766217A (en) * 1996-09-23 1998-06-16 Christy; William J. Surgical loop delivery device and method
US5895395A (en) * 1997-07-17 1999-04-20 Yeung; Teresa T. Partial to full thickness suture device & method for endoscopic surgeries
AU758665B2 (en) * 1998-07-22 2003-03-27 Angiolink Corporation Vascular suction cannula, dilator and surgical stapler
US6132439A (en) * 1999-02-17 2000-10-17 X-Site, L.L.C. Knot pusher
US8137364B2 (en) 2003-09-11 2012-03-20 Abbott Laboratories Articulating suturing device and method
US7001400B1 (en) 1999-03-04 2006-02-21 Abbott Laboratories Articulating suturing device and method
US7235087B2 (en) 1999-03-04 2007-06-26 Abbott Park Articulating suturing device and method
US7842048B2 (en) 2006-08-18 2010-11-30 Abbott Laboratories Articulating suture device and method
US6964668B2 (en) 1999-03-04 2005-11-15 Abbott Laboratories Articulating suturing device and method
DE19952359C1 (de) 1999-10-30 2001-03-22 Aesculap Ag & Co Kg Chirurgisches Verbindungselement zur Fixierung benachbart angeordneter Knochenplatten
US7887551B2 (en) * 1999-12-02 2011-02-15 Smith & Nephew, Inc. Soft tissue attachment and repair
US7048748B1 (en) 2001-03-21 2006-05-23 Uestuener Emin Tuncay Automatic surgical suturing instrument and method
US7670361B2 (en) 2001-06-15 2010-03-02 Aesculap Ag Implant for fixing bone plates
US6679892B2 (en) * 2001-09-28 2004-01-20 Ethicon, Inc. Surgical device for ligating and severing vessels
US7867251B2 (en) * 2001-11-08 2011-01-11 Smith & Nephew, Inc. Reattachment of tissue to base tissue
US6656183B2 (en) 2001-11-08 2003-12-02 Smith & Nephew, Inc. Tissue repair system
FR2832052B1 (fr) * 2001-11-15 2004-10-29 Sofradim Production Dispositif d'emballage et de pliage d'une piece en materiau souple, notamment d'un renfort parietal
DE10161724A1 (de) * 2001-12-15 2003-07-10 Aesculap Ag & Co Kg Chirurgische Vorrichtung zum Zusammenschieben einer Fadenschlaufe
US20040116943A1 (en) * 2002-12-13 2004-06-17 Brandt C. Phillip Method and apparatus for endoscopically ligating an elongate tissue structure at multiple sites
US7160309B2 (en) 2002-12-31 2007-01-09 Laveille Kao Voss Systems for anchoring a medical device in a body lumen
US8187288B2 (en) 2003-03-10 2012-05-29 Boston Scientific Scimed, Inc. Re-shapeable medical device
US7462188B2 (en) 2003-09-26 2008-12-09 Abbott Laboratories Device and method for suturing intracardiac defects
US7449024B2 (en) 2003-12-23 2008-11-11 Abbott Laboratories Suturing device with split arm and method of suturing tissue
KR100603633B1 (ko) * 2004-04-30 2006-07-24 문화숙 내시경 수술용 엔도루프
DE102004038823B3 (de) 2004-08-04 2006-03-30 Aesculap Ag & Co. Kg Implantat zur Fixierung benachbarter Knochenplatten
US8267947B2 (en) 2005-08-08 2012-09-18 Abbott Laboratories Vascular suturing device
US8083754B2 (en) * 2005-08-08 2011-12-27 Abbott Laboratories Vascular suturing device with needle capture
US7883517B2 (en) 2005-08-08 2011-02-08 Abbott Laboratories Vascular suturing device
US9456811B2 (en) 2005-08-24 2016-10-04 Abbott Vascular Inc. Vascular closure methods and apparatuses
US8920442B2 (en) 2005-08-24 2014-12-30 Abbott Vascular Inc. Vascular opening edge eversion methods and apparatuses
US20070060895A1 (en) 2005-08-24 2007-03-15 Sibbitt Wilmer L Jr Vascular closure methods and apparatuses
GB0607608D0 (en) * 2006-04-18 2006-05-31 Royal Brompton & Harefield Nhs Sternal closure device
CN100453053C (zh) * 2006-04-21 2009-01-21 先健科技(深圳)有限公司 一种结扎左心耳的装置及其使用方法
US8366720B2 (en) * 2006-07-31 2013-02-05 Codman & Shurtleff, Inc. Interventional medical device system having an elongation retarding portion and method of using the same
US8795316B2 (en) * 2007-04-25 2014-08-05 DePuy Syntheses Products, LLC Implantable medical device delivery system with a frangible portion and methods of making and using the same
US8574244B2 (en) 2007-06-25 2013-11-05 Abbott Laboratories System for closing a puncture in a vessel wall
US8920306B2 (en) * 2007-12-28 2014-12-30 Boston Scientific Scimed, Inc. Devices and methods for delivering a pelvic implant
US20090259251A1 (en) * 2008-04-11 2009-10-15 Cohen Matthew D Loop suture
US8961543B2 (en) * 2008-10-20 2015-02-24 Mayo Foundation For Medical Education And Research Tissue ligation devices and methods
US8317827B2 (en) * 2009-01-07 2012-11-27 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Suturing devices and methods
US8968362B2 (en) 2010-04-08 2015-03-03 Covidien Lp Coated looped suture
US8663252B2 (en) 2010-09-01 2014-03-04 Abbott Cardiovascular Systems, Inc. Suturing devices and methods
US9370353B2 (en) 2010-09-01 2016-06-21 Abbott Cardiovascular Systems, Inc. Suturing devices and methods
US8864778B2 (en) 2012-04-10 2014-10-21 Abbott Cardiovascular Systems, Inc. Apparatus and method for suturing body lumens
US8858573B2 (en) 2012-04-10 2014-10-14 Abbott Cardiovascular Systems, Inc. Apparatus and method for suturing body lumens
US9241707B2 (en) 2012-05-31 2016-01-26 Abbott Cardiovascular Systems, Inc. Systems, methods, and devices for closing holes in body lumens
US10426449B2 (en) 2017-02-16 2019-10-01 Abbott Cardiovascular Systems, Inc. Articulating suturing device with improved actuation and alignment mechanisms
JP7258890B2 (ja) * 2017-12-18 2023-04-17 テルモ メディカル コーポレイション 結び目送達装置
EP3801297A4 (en) 2018-06-07 2022-03-02 Envision Endoscopy ENDOSCOPIC SUTURE DEVICE WITH CIRCULAR NEEDLE
WO2022087512A1 (en) 2020-10-23 2022-04-28 EnVision Endoscopy, Inc. Endoscopic suture cinch
WO2024050670A1 (zh) * 2022-09-05 2024-03-14 迈磊医疗器材股份有限公司 胶囊针线模块

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2012776A (en) * 1931-05-23 1935-08-27 Roeder Hans Albert Ligator
US3476114A (en) * 1967-01-10 1969-11-04 Amp Inc Ligating implement
US4177813A (en) * 1978-01-09 1979-12-11 Med General, Inc. Vessel occluder
AU8452391A (en) * 1990-09-20 1992-03-26 Ethicon Inc. Polymeric endoscopic ligature
US5211650A (en) * 1991-01-07 1993-05-18 Laparomed Corporation Dual function suturing device and method
EP0509547B1 (de) * 1991-04-19 2000-02-02 SERAG-WIESSNER GmbH & CO. KG Chirurgisches Nahtmaterial
US5144961A (en) * 1991-07-11 1992-09-08 Ethicon, Inc. Endoscopic ligating device
US5152769A (en) * 1991-11-04 1992-10-06 Will Baber Apparatus for laparoscopic suturing with improved suture needle
US5234445A (en) * 1992-09-18 1993-08-10 Ethicon, Inc. Endoscopic suturing device

Also Published As

Publication number Publication date
DE69420462T2 (de) 2000-02-03
BR9402181A (pt) 1995-03-07
EP0628286B1 (en) 1999-09-08
CA2125068C (en) 2005-01-25
JP3585951B2 (ja) 2004-11-10
CA2125068A1 (en) 1994-12-08
EP0628286A3 (en) 1995-09-13
DE69420462D1 (de) 1999-10-14
EP0628286A2 (en) 1994-12-14
US5330491A (en) 1994-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3585951B2 (ja) 内視鏡縫合装置
US5234445A (en) Endoscopic suturing device
JP3305062B2 (ja) 内視鏡装置
US5282809A (en) Endoscopic suturing device
US5129912A (en) Device and method for applying suture
US5320629A (en) Device and method for applying suture
US5144961A (en) Endoscopic ligating device
US5211650A (en) Dual function suturing device and method
US5591180A (en) Surgical suturing apparatus
US5741281A (en) Suture securing apparatus
JP3803127B2 (ja) 外科用結紮押出器具
CA2141912C (en) Surgical suture instrument
JPH03503251A (ja) 内視鏡外科手術に使用されるための結紮システムおよびそのシステムのための結紮器具
JPH07194604A (ja) 体内結び装置、その組合せ及び体内結び方法
Pasic et al. Laparoscopic suturing and ligation techniques
US5776152A (en) Intracorporeal ligature device
US10743862B1 (en) Laparoscopic suturing device and methods of use
Nagai et al. Semiautomatic suturing device (Maniceps®) for laparoscopic surgery

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040210

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040510

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040706

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040805

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080813

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080813

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090813

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090813

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100813

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110813

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110813

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120813

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130813

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term