JPH0750960A - 水槽のヒータ取付装置 - Google Patents

水槽のヒータ取付装置

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JPH0750960A
JPH0750960A JP20348193A JP20348193A JPH0750960A JP H0750960 A JPH0750960 A JP H0750960A JP 20348193 A JP20348193 A JP 20348193A JP 20348193 A JP20348193 A JP 20348193A JP H0750960 A JPH0750960 A JP H0750960A
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JP
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heater
water
water tank
chamber
partition wall
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JP20348193A
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Souichi Ogawa
創市 小川
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Suiken KK
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Suiken KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は金魚、熱帯魚等の観賞魚や水草を飼
育、育成するための水槽内の水を所定温度に加熱するた
めのヒータの取付装置であり、ヒータは、そこに老廃物
等が付着、堆積することなく、長期にわたり正確に所期
のヒータ機能を果たすとともに外観上の体裁がきわめて
よい。 【構成】 水槽11 内の底部仕切壁7の下部に、多数の
小孔よりなる流水口55を開口したヒータケース50を
着脱自在に取付け、このヒータケース50の裏面にヒー
タHsを横向きに取付け、このヒータHsにより加熱さ
れた水はヒータケース50の上縁に形成した放熱口61
より縦方向の仕切壁8に沿って上昇して水槽11 内の水
を能率よく、均等に加熱する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は金魚、熱帯魚等の観賞魚
や水草を飼育、育成するための水槽内の水温を一定温度
に保持する水槽のヒータ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に水槽内で金魚、熱帯魚等の観賞魚
や水草を飼育、育成するのに、水槽内の水温を一定に保
持するのにヒータが用いられる。
【0003】ところでこの種のヒータを水槽内に設ける
のに、従来では、.水槽内に敷設される砂利上に設置
したり、砂利内に埋設したり、.水槽の内壁面に吸盤
等により縦方向に取付けたりすることが一般に行なわれ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記.の場
合には、ヒータの外面に老廃物がこびりついて次第に堆
積してヒータ機能が損なわれ、遂には過熱により外面の
ガラス面を破損させることがあるという課題があり、ま
た前記.の場合には、外観上の体裁が良くないばかり
でなく、サーモスタット等の温度感知部が加熱部の上方
にあるため、該温度感知部が加熱部周囲の温度を直接感
知してしまい、水槽内の水温を的確に感知できないとい
う別の課題がある。
【0005】そこで本発明はヒータが常に適正に作動し
て水槽内の水温を常にその全域にわたり一定に保持でき
るようにし、しかも外観上の体裁を良好にした、新規な
水槽のヒータ装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のため、本
請求項1記載の発明によれば、水槽内の縦壁面の下部
に、多数の小孔よりなる流水口を開口したヒータケース
を着脱可能に取付け、このヒータケースにより画成され
るヒータ室内にヒータを横向きに取付け、前記ヒータケ
ースの上縁には前記縦壁面に沿う放熱口を開口したこと
を特徴とする。
【0007】また本請求項2記載の発明によれば、前記
請求項1記載のものにおいて、前記縦壁面は、前記水槽
内を主室と補助室とに仕切る仕切壁であることを特徴と
している。
【0008】さらに本請求項3記載の発明によれば、前
記請求項1記載のものにおいて、前記縦壁面は、前記水
槽の側壁内面であることを特徴としている。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の好適な実施例
について説明する。
【0010】図1〜13は本発明の第一実施例を示すも
ので、図1は、本発明装置を備えた水槽組立体の全体斜
視図、図2は、該水槽組立体の要部破断全体斜視図、図
3は、該水槽組立体の分解斜視図、図4は、図2の4線
矢視一部破断側面図、図5は、図4の5−5線に沿う縦
断面図、図6は、図4の6−6線に沿う横断面図、図7
は、図6の7−7線に沿う縦断面図、図8は、図4の8
−8線に沿う部分横断面図、図9は、図8の9線矢視
図、図10は、図4の10−10線に沿う部分断面図、
図11は図10の11−11線に沿う拡大断面図、図1
2は、図10の12−12線に沿う部分断面図、図13
は、図7の13−13線に沿う拡大部分図である。
【0011】図1〜3に示すように水槽組立体Aは、水
槽本体1、外枠2および蓋体3とより構成される。前記
水槽本体1は透明のアクリル樹脂により上面開放の箱状
に成形される水槽11 の上縁全周を上縁枠12 により縁
取りして構成される。前記外枠2は下縁枠22 の後縁に
背面板21 を一体に立設して構成され、その上方より前
記水槽本体1が抜差自在に挿嵌される。前記蓋体3は後
に詳述するように、上蓋4と、中間蓋5とより構成され
る。
【0012】水槽本体1内には、その底部に底部仕切壁
7が収容設置され、またその背部に側部仕切壁8が収容
支持される。而してこれら底部仕切壁7および側部仕切
壁8は、水槽本体1の開口上面より出し入れ可能であ
る。
【0013】次に底部仕切壁7の構造を主に図2〜6お
よび図11,12を参照して詳細に説明すると、これは
合成樹脂材により形成されて皿状の底壁71 と、その背
部より略直角に起立される起立壁72 とを有する。前記
底壁71 の下面には間隔保持用の複数条のリブ片10が
下向に突設されており、この底部仕切壁7を水槽本体1
内に設置したとき、前記リブ片10により該底部仕切壁
7と水槽本体1の底壁間に底部水路11が画成されるよ
うになっている。また底部仕切壁7の底壁71には、図
2,6に明瞭に示すように多数のスリット12が穿設さ
れており、これらのスリット12を通して前記底部水路
11に水が流れるようになっている。また皿状の底壁7
1 内には、底部濾材13としての大磯などの砂利群が敷
設されるようになっている。また底部仕切壁7の前壁上
縁には前方上向きにのびる、先細り状のリップ片14
(図4参照)が一体に突設されている。そしてこのリッ
プ片14は、水槽本体1の前壁にわずかの間隙を存して
対面しており、この底部仕切壁7を取り出すべく、上方
に引き上げるとき、底部濾材13すなわち砂利を底部仕
切壁7より水槽本体1内底部に誘導落下させて、前記砂
利の引きずりにより水槽本体1を傷付けないようにして
いる。
【0014】次に前記側部仕切壁8の構造を詳細に説明
すると、これも合成樹脂材により構成されて水槽本体1
内の背部に収容配置されており、該水槽本体1の前面に
対面する前壁81 と、その背面に濾材ケース82 を一体
に形成して構成される。
【0015】前記前壁81 には、濾材ケース82 に対向
して複数条のスリット18が穿設され、これらのスリッ
ト18を通して水槽本体1内の水が濾過ケース82 へと
流れるようになっている。
【0016】前記側部仕切壁8の前壁81 の下縁には、
前記底部仕切壁7の起立壁72 が水密に接続されてお
り、図2,4,6に明瞭に示すように前記底部仕切壁7
と側部仕切壁8とにより水槽本体1内はその前部の主室
Cmと、その後部の補助室Caとに仕切られる。そして
主室Cm内には図1に示すように観賞魚、水草、および
石、流木その他の装飾物が収容され、また補助室Caに
は、後に詳述するように濾材24,25、水中ポンプP
wその他の機器類が収容される。
【0017】図6に明瞭に示すように前記濾材ケース8
2 内は、多数の流水孔19を穿設した画壁20により前
方の一次濾過室21と、後方の二次濾過室22とに区画
されており、一次濾過室21の前面は直接前記前壁81
に対面しており、また二次濾過室22の背面には多数の
小孔23が穿設され、該二次濾過室22内はこれらの小
孔23を通して水槽本体1後部の前記補助室Caに連通
される。前記一次濾過室21内には多孔質材よりなる板
状の一次濾材24が収容され、また二次濾過室22内に
は大磯等の砂利、イオン交換樹脂等の二次濾材25が収
容されている。而して水槽本体1の主室Cm内の水は、
後述するように前記一次濾材24、二次濾材25を通過
して段階的に濾過されたのち、水槽本体1背部の補助室
Caへと流れるようになっている。
【0018】図10〜12に明瞭に示すように前記底部
仕切壁7の起立壁72 の前面には、下方に向かって前方
に膨出するヒ−タケース50が着脱自在に取付けられ
る。ヒータケース50の上部背面には複数の係止爪51
が突設され、一方起立壁72 には前記係止爪51に対応
して複数の係止孔52が穿設されており、さらに底壁7
1 の後部上面には複数の止片53が突設されている。而
してこのヒータケース50を底部仕切壁7に取付けるに
は、その下縁を止片53に係合した後、その係止爪51
を係止孔52に係合させる。またそのヒータケース50
を底部仕切壁7から外すにはその下縁を止片53から外
した後、その係止爪51を係止孔52から外すようにす
る。前記ヒータケース50は底部濾過ケース7と協働し
てヒータ室54を形成し、このヒータ室54は、ヒータ
ケース50に穿設した複数の小孔よりなる流水口55を
通して主室Cm内に連通される。ヒータ室54には、棒
状のサーモスタット付ヒータHsが横向きに収容され
る。ヒータケース50の背面左右には、対をなす挟持爪
56が一体に突設され、これらの挟持爪56によりヒー
タHsはヒータケース50に着脱自在に取付けられる。
図10に示すようにヒータHsは横断面円形の棒状に形
成されており、その両端には弾性体よりなるキャップ5
7が嵌着され、これらのキャップ57が前記挟持爪56
により挟持される。またヒータHs内にはニクロム線よ
りなる加熱部58と、サーモスタットよりなる温度制御
部59とよりなる。ヒータHsに連なる電線62はヒー
タ室54より補助室Caを通って外部に延出される。ヒ
ータケース50の上縁には、前記側部仕切壁8の前壁8
1 に沿う放熱口61が開口されており、ヒータHsによ
り加熱されるヒータ室54内の加熱水は前記放熱口61
より前壁81 に沿って主室Cm内を上昇して該主室Cm
内に均等に拡散させ該室Cm内の水を均等に加熱するこ
とができる。
【0019】底部仕切壁7の底壁71 に底部濾材として
の砂利13を敷設したときには、前記ヒータケース50
の下半部はその砂利13により被覆されるが、ヒータケ
ース50は砂利13とヒータHsとの直接接触を防止し
てヒータHsに老廃物等が付着、堆積するのを防止して
該ヒータHsが加熱されたり、損傷、破損したりするこ
とがない。そしてこのサーモスタット付ヒータHsの作
動によれば、水槽本体1内の水を所定温度に加熱するこ
とができる。
【0020】図6,7に明瞭に示すように補助室Ca内
には、前記濾材ケース82 を囲むように機器収容室26
が形成され、この機器収容室26の下部には水中ポンプ
Pwが収容される。この水中ポンプPwは前記底部仕切
壁7の起立壁72 に複数個の吸盤28を介して吸着保持
されており、その吸込口30は補助室Caに開口され
る。水中ポンプPwの吐出口31には、伸縮可能な送水
管32の下端が着脱自在に接続されている。この送水管
32は、図7に示すように側部仕切壁8と一体の略水平
に延びる支持壁83 を貫通して略鉛直に上方に延びてお
り、その上端に回動調節可能なエルボ33を有する。そ
してこのエルボ33の出口331 は側部仕切壁8の前壁
1 を貫通して水槽本体1の主室Cm内上部に開口して
いる。
【0021】図8,9に示すように、前記出口331
りも上流側すなわち前記エルボ33の側面にはバイパス
管35が一体に形成され、このバイパス管35にキャッ
プ状のバイパス弁36が回動自在に嵌合されている。バ
イパス管35とバイパス弁36には、該バイパス弁36
の回動制御により開口面積を無段に調節し得る弁口37
が開設され、この弁口37は補助室Caに開口されてい
る。バイパス弁36の基部にはその周方向にストッパ溝
38が形成され、一方バイパス管35にはそのストッパ
溝38と係合するストッパ片39が突設され、これらの
係合によりバイパス弁36の回動角が規制される。また
バイパス弁36には調節撮み40が一体に突設され、こ
の撮み40を摘んでバイパス弁36を回動調節できるよ
うになっている。
【0022】水中ポンプPwからの加圧水は送水管32
およびエルボ33を通って主室Cm内上部に吐出させる
ことができ、また前記弁口37を開口することにより送
水管32を流れる水の一部を補助室Caを通して水中ポ
ンプPwに短絡還流させることができる。そして前記バ
イパス弁36を回動調節することにより送水管32より
主室Cmへ流れる水の吐出流量を調節し、主室Cm内の
水流の強弱を無段に調節することができる。
【0023】図1〜3および図13に明瞭に示すように
水槽本体1の開口上面を着脱自在に被冠する上蓋4は、
透明な合成樹脂材よりなる前部蓋体41 と不透明な合成
樹脂材よりなる後部蓋体42 とより構成され、後部蓋体
2 の前縁に、前部蓋体41の後縁が前部蝶番Hfを介
して接続されており、前部蓋体41 は後部蓋体42 に対
して上下方向に折畳可能である。後部蓋体42 の後縁は
分離可能な後部蝶番Hrを介して前記水槽本体1の上縁
枠12 の後縁に分離できるように接続されており、後部
蓋体42 は上縁枠12 に対して上下方向に開閉可能であ
る。したがって図13鎖線に示すように上蓋4は二つに
折り畳んで前記後部蝶番Hr回りに開閉することができ
水槽本体1の開口上面を全開することができ、水槽本体
1内の物の出し入れやメンテナンスが容易になる。
【0024】図13に明瞭に示すように前記透明な前部
蓋体41 の裏側には、同じく透明な中間蓋5がパッキン
9を介して着脱自在に嵌合支持されている。中間蓋5は
皿状に形成されて、下方に膨出する底板51 を有する。
そして上蓋4の閉成時にも前部蓋体41 および中間蓋体
5を通して水槽本体1内を透視することができる。そし
て水槽本体1内に水を充満したときは、中間蓋5の底板
1 は、その水内に浸漬されて水の表面の波立ちや、光
の乱反射を無くして水槽本体1の上方より、該水槽本体
1内の観賞魚や水草を鮮明に透視することができる。
【0025】なお、中間蓋5はトレーとしても利用する
ことができ、例えば餌箱、その他の小物を収容しておく
こともできる。
【0026】前記後部蓋体42 の開口下面には、図13
に明瞭に示すように透明の底板42が着脱可能に固着さ
れ、その後部蓋体42 内は画壁43により密閉状の上部
ポンプ室44が画成されており、このポンプ室44内に
ブラケット45を介して支持板46が支持され、この支
持板46上に該上部ポンプ室44内に収容されるエアポ
ンプPaの弾性支持脚47が支持されている。而してこ
の上部ポンプ室44は通気口のない密閉状に形成されて
いてエアポンプPaの作動音が外部に漏れないようにさ
れている。エアポンプPaの吐出口には可撓性の導管4
8が接続され、この導管48は前記底板42を貫通して
前記補助室Caへと延びており、その下端は前記送水管
32内に挿入されるエアパイプ49に接続されている。
エアパイプ49下端の噴出口にはエアストン41が接続
されている。したがってエアポンプPaの運転によれ
ば、加圧エアは導管48、エアパイプ49およびエアス
トン41を介して送水管32内に噴出され、その上昇気
流により補助室Ca内の水を送水管32を通して吸い上
げ、エルボ33より水槽本体1の主室Cmに放出するこ
とができる。
【0027】以上のようにこの実施例では補助室Ca内
の水を水中ポンプPwにより、あるいはエアポンプPa
により選択的に主室Cm内に放出することが可能であ
る。
【0028】前記後部蓋体42 内において、透明の底板
42上には収容凹部34が形成され、この収容凹部34
内に照明灯すなわち二本の蛍光灯Lfが収容されてい
る。
【0029】而して前記収容凹部34はその下半部が、
水槽本体1内の貯留水内に浸漬されてその底板42は、
その全面にわたり水に接触していることにより、該底板
42の曇りや水の波立ちを防止して蛍光灯Lfからの光
を水中内に良く透過させ、照明効果を高めることができ
る。収容凹部34には通気口341 が開口されて該凹部
34内の過熱が防止される。
【0030】次にこの第一実施例の作用について説明す
ると、いま水中ポンプPwを前述のようにして運転すれ
ば、水槽本体1の主室Cm内の水は側部仕切壁8と底部
仕切壁7へと分流したのち、補助室Caで合流する。而
して側部仕切壁8へ向かう水は図4,6矢印(イ)に示
すようにスリット18群を通過して濾過ケース82 へと
流れ、ここで一次および二次濾材24,25を通って段
階的に濾過されたのち、補助室Caへと流れる。一方底
部仕切壁7に向かう水は図4,6矢印(ロ)に示すよう
に砂利よりなる底部濾材13を通って濾過されたのち、
底部仕切壁7のスリット12を通って底部水路11に入
りそこから補助室Caへと流れる。
【0031】補助室Caで合流した水は吸込口30より
水中ポンプPw内に吸い込まれ、そこで加圧された濾過
水はその吐出口31から送水管32を通り、その上部の
エルボ33から主室Cmの上部に吐出される。ここで調
節撮み40を摘んでバイパス弁36を回動制御すること
により、弁口37を開口すれば、送水管32を流れる水
の一部はその弁口37を通って補助室Caに流れ、水中
ポンプPwに短絡還流させることができる。そして前記
バイパス弁36の回動制御により弁口37の開口面積を
可変制御することにより出口331 から主室Cmに吐出
する水の流量を調節し、主室Ca内の水の水流の強弱を
無段に調整することができる。
【0032】また水中ポートPwに代えて前記エアポン
プPaを運転すれば、その吐出口31からの加圧エアは
導管48、エアパイプ49およびエアストン41を通っ
て送水管32内に噴出され、その噴出エアの上昇気流に
より、前記底部濾材13および一次、二次濾材24,2
5を通って補助室Caに流入した濾過水を送水管32に
吸入し、そこからエアとともにエルボ33を通して主室
Cmに放出する。そして前述と同じようにバイパス弁3
6の開閉制御により送水管32を流れる水の一部を補助
室Caにバイパスすることができる。
【0033】また前述のように水中ポンプPwとエアポ
ンプPaを共に運転すれば、水中ポンプPwとエアポン
プPaとの協働により補助室Ca内の浄化水は、それら
のポンプPw,Paの吐出量の総和分を送水管32を通
ってエアとともに主室Cm内に吐出することができ、水
槽本体1内の水の単位時間あたりの濾過水量を多くして
そこを流れる水の流速度を高めることができる。
【0034】また前記水槽本体1内の水は前記サーモス
タット付ヒータHsの作動により一定温度に制御され
る。而して前記ヒータHsの稼働によれば、ヒータ室5
4内の水が加熱されてその加熱水は、図10,12に矢
印(a)に示すようにヒータケース50上縁の放熱口6
1を通り、側部仕切壁8の前壁81 に沿って上昇したの
ち主室Cm内をその上方から下方へと万遍なく流れて該
室Cmの水を均等に加熱することができる。
【0035】またヒータHs自体はヒータケース50内
にあって砂利に接触することがないので、そこに老廃物
等が付着、堆積することがなく、長期にわたりヒータ機
能が損なわれる虞がなく、またその過熱により損傷、破
損することがない。
【0036】次に図14,15を参照して本発明の第二
実施例について説明する。
【0037】図14は本発明ヒータ装置を装備した水槽
の一部破断斜視図、図15は、図14の15線に沿うヒ
ータ装置の背面図であり、前記第一実施例と同一部材に
は同一符号が付される。
【0038】直方体状の水槽11 の側壁内面にはヒー
タケース50′が複数の吸盤70により着脱自在に取付
けられる。このヒータケース50′の下半部の膨出部は
水槽本体11 ′内に膨出しており、その背面には、一対
の挟持爪56′により棒状のサーモスタット付ヒータH
sが横向きに着脱自在に取付けられる。そしてこのヒー
タHsは、そのヒータケース50′と水槽11 の側壁
内面とで画成されるヒータ室54′内に収容される。ヒ
ータケース50′の上縁にはその側壁に沿う放熱口6
1′が形成される。
【0039】前記ヒータHsの作動によれば、ヒータ室
54′内の水は加熱され、その加熱水は放熱口61′よ
り水槽11 ′内をその内壁面に沿って上昇して該水槽本
体1 1′内を上方から下方へと均等に流れて水槽11
内の水を均等に能率よく加熱することができる。
【0040】而してこの第二実施例も前記第一実施例と
同等の作用効果を奏する。
【0041】なお図14中、62′はヒータHsに連な
る電線、71は底面濾過器、Pはエアポンプである。
【0042】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明はその実施例に限定されることなく、本発明の範
囲内で種々の実施例が可能である。例えばヒータは、オ
ートヒータその他のヒータであってもよいことは勿論で
あり、水槽はその形態を問わない。
【0043】
【発明の効果】以上のように本請求項1記載の発明によ
れば、水槽内の縦壁面の下部に、多数の小孔よりなる流
水口を開口したヒータケースを着脱可能に取付け、この
ヒータケースにより画成されるヒータ室内にヒータを横
向きに取付け、前記ヒータケースの上縁には前記縦壁面
に沿う放熱口を開口したので、水槽内の水を所定温度に
能率よく均等に加熱することができるばかりでなく該ヒ
ータに老廃物が付着するのを未然に防止することがて
き、該ヒータを長期にわたり正常に作動させることがで
き、さらに外観上の体裁がきわめてよい。
【0044】また本請求項2記載の発明によれば、前記
縦壁面は、前記水槽内を主室と補助室とに仕切る仕切壁
であるので、水槽内を複数の室に仕切る場合にもその仕
切壁を利用して本発明を容易に実施することができる。
【0045】さらに本請求項3記載の発明によれば、前
記縦壁面は、前記水槽の側壁内面であるので、水槽の内
壁面を利用して本発明を容易に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置を備えた水槽組立体の全体斜視図
【図2】該水槽組立体の要部破断全体斜視図
【図3】該水槽組立体の分解斜視図
【図4】図2の4線矢視一部破断側面図
【図5】図4の5−5線に沿う縦断面図
【図6】図4の6−6線に沿う横断面図
【図7】図6の7−7線に沿う縦断面図
【図8】図4の8−8線に沿う部分横断面図
【図9】図8の9線矢視図
【図10】図4の10−10線に沿う部分断面図
【図11】図10の11−11線に沿う拡大断面図
【図12】図10の12−12線に沿う部分断面図
【図13】図7の13−13線に沿う部分拡大断面図
【図14】本発明の第二実施例を示し、本発明装置を装
備した水槽の一部破断斜視図
【図15】図14の15線に沿うヒータ装置の背面図
【符号の説明】
1 ・・・・・・・水槽 11 ′・・・・・・水槽 7・・・・・・・・仕切壁(底部仕切壁) 8・・・・・・・・仕切壁(側部仕切壁) 50・・・・・・・ヒータケース 50′・・・・・・ヒータケース 54・・・・・・・ヒータ室 54′・・・・・・ヒータ室 55・・・・・・・流水口 61・・・・・・・放熱口 61′・・・・・・放熱口 Cm・・・・・・・主室 Ca・・・・・・・補助室 Hs・・・・・・・ヒータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水槽(11 ,11 ′)内の縦壁面の下部
    に、多数の小孔よりなる流水口(55)を開口したヒー
    タケース(50,50′)を着脱可能に取付け、このヒ
    ータケース(50,50′)により画成されるヒータ室
    (54,54′)内にヒータ(Hs)を横向きに取付
    け、前記ヒータケース(50,50′)の上縁には前記
    縦壁面に沿う放熱口(61,61′)を開口したことこ
    とを特徴とする、水槽のヒータ取付装置。
  2. 【請求項2】 前記縦壁面は、前記水槽(11 )内を主
    室(Cm)と補助室(Ca)とに仕切る仕切壁(7,
    8)である、前記請求項1記載の水槽のヒータ取付装
    置。
  3. 【請求項3】 前記縦壁面は、前記水槽(11 ′)の側
    壁内面である、前記請求項1記載の水槽のヒータ取付装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11266737A (ja) * 1998-03-19 1999-10-05 Guppy:Kk 水 槽
JPH11276016A (ja) * 1998-03-27 1999-10-12 Sekisui Plastics Co Ltd 水槽用ヒータ装置およびヒータ付水槽
JP2012187079A (ja) * 2011-03-14 2012-10-04 Gex Corp 観賞魚用水槽
JP2018166498A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 株式会社ハンズ 水槽装置及びこれに用いられる仕切部材

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