JPH07509425A - 自転車ハブ組込点灯用発電機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 自転車ハブ組込点灯用発電機 本発明は、自転車の車輪内に装着される自転車ハブ組込点灯用発電機であって、 前記ハブがリムを保持するスポークを固定するための２つの／Ｘブフランジを有 しかつ車輪の軸上に回転可能に装着され、前記発電機において伝動装置を介して ロータ／ステータ誘導装置が駆動されて発電しかつ発生電流が集電接点を介して 導かれ、ここでロータがピニオンを支持し、前記ピニオンが伝動装置と作動結合 をなし、前記伝動装置かばね圧力によりクラッチを介して／ハブ本体と同期回転 するクラッチ板と作動結合をなすようにもたらされることが可能であるところの 前記自転車ハブ組込点灯用発電機に関するものである。

この種の自転車ハブ組込点灯用発電機はドイツ実用新案登録第９１１０９５３号 から既知である。この考案においては、磁石ロータは固定コイル装置により囲ま れている。この種の他の自転車ハブ組込点灯用発電機はドイツ特許公開第３３２ ２０３８号から既知であり、この特許においては、磁石ロータに形成されたピニ オンをばねの圧力により平歯車伝動装置と作動結合をなすようにもたらすことが できる。しかしながら、この伝動装置は１段として形成されているので、このハ ブ組込点灯用発電機においては、それほど小さくないハブ直径にもかかわらず車 輪回転速度の約４倍の回転速度を達成するにすぎない。

本発明の課題は、簡単な構造でありしかも構造長さを拡大することなくロータ／ ステータ誘導装置を装着するための十分な空間が達成され、ここで伝動装置によ り確実に低速回転速度が高速回転速度に変換可能でありかつ過負荷保護により伝 動装置の機械的損傷が回避されるように既知の自転車ハブ組込点灯用発電機を改 善することにある。

この課題は本発明により、請求項１の特徴により烏ｑ決される。本発明の有利な 態様が従属請求項に記載されている。

発電のために従来の自転車点灯用発電機により既知のようなロータ／ステータ誘 導装置を使用することが本発明の目的である。これは、従来市場で入手可能な装 置において２８インチ車輪により車輪回転速度の少なくとも１９倍となる従来に 匹敵する回転速度で回転することを前提としている。

本発明によれば、ロータ／ステータ誘導装置の軸に対する相対位置は結合状態お よび切離し状態において一定でありかつ移動が必要とされないので、運転の確実 性が向上される。組込切換クラッチの結合／切離しの切換のために少なくとも一 部分が移動されるにすぎない。切離し状態においてすべての伝動装置部品は軸に 対して静止しており、これにより遊星歯車伝動装置として形成されている伝動装 置に故障が少なくなりかつハブの軽い最適回転が可能となる。結合状態において は伝動装置に対し過負荷保護が形成される。伝動装置の過負荷は加速または減速 運転において急激な回転速度変化があるときに発生することがある。このとき伝 動装置を過負荷から保護するために、クラッチの結合力は伝動装置に過負荷を与 えることのない所定の最大トルクのみが伝達されるような大きさになっている。

軸の空間は結合／切離しの切換のためにもまた集電のためにも利用されていない ので、軸は中空軸として形成され、中空軸は既知のクイック締付装置を受け入れ るのに適している。代替態様として、フォーク内のハブの固定はねじにより行っ てもよく、このために受入れねじ山が設けられている。集電のために特殊プラグ か設けられ、これにより頻繁に装着および分解が行われても運転の確実性を損な うことはなくまたこれはすべての電気導線をコンパクトなケーブルにまとめるこ とを可能にし、これにより損傷から保護されかつケーブルは回転速度指示のため のハブの回転速度パルスをも含めることができる。

中空シリンダを短くして大きな直径を利用することによりロータ／ステータ誘導 装置に対し多くのスペースが利用可能であり、これにより同じ磁気強度の場合で もより多くの電気エネルギー量を誘導することが可能である。

本発明を以下に、それぞれ側断面図で示された自転車ハブ組込点灯用発電機の実 施例で詳細に説明するが、これらの図面は本発明による自転車ハブ組込点灯用発 電機の可能な実施態様を略図で示したものである。ここで：図１は自転車ハブ組 込点灯用発電機の一実施態様を示す。

図２は改良された軽い走行を有する自転車ハブ組込点灯用発電機の他の実施態様 の切離し状態を示す。

図３は自転車ハブ組込点灯用発電機の他の実施態様を示す。

自転車ハブ組込点灯用発電機５０はハブ本体ｌを有し、ハブ本体１内において軸 受本体３２を介して軸３がハブ本体ｌの端縁側に配置された軸受２により支持さ れている。軸受２は溝付玉軸受として形成されている。自転車ノ１ブ組込点灯用 発電機の一方の端部部分に集電接点１８が設けられている。自転車ノ１ブ組込点 灯用発電機の他方の端部部分に自転車ハブ組込点灯用発電機の使用開始時にクラ ッチ９を作動するための切換レバー２９が存在している。

軸受２は軸受本体１内のディスクンスプッシュ７０により相互に間隔配置され、 ここでディスタンスブッンユ７０の一方の端部部分はクラッチ板ＩＯとして形成 されかつ一方の軸受２の外輪に当接している。クラッチ９は中空シリンダ６の端 部部分を上から包囲し、中空シリンダ６は他の軸受８上に支持されかつ内歯２７ を有し、内歯２７は伝動袋ｒ１１２１のすべての伝動装置段と作動係合をなして いる。中空シリンダ６の一方の端部部分とクラッチ９との間にばね７が配置され 。

ばね７によりクラッチ９はクラッチ板ｌＯに圧着されている。クラッチ９は中空 シリンダ６の端部と周方向に一体形状をなして結合され、これにより所定のトル クをクラッチ板１０からクラッチ９を介して中空シリンダ６に伝達可能である。

切換レバー２９と結合されたピン４１として形成された操作部品によりクラッチ ９をクラッチ板」０との作動結合から切り離すことができる。

伝動装置２１の第１の平歯車段２３のビニオン板２６は軸３と固定結合されてい る。ピニオン［２６はピニオン１２を支持し、ピニオン１２か作動すると、遊星 歯車伝動装置２２として形成された第２の伝動装置段の遊星歯車サポートｌｌは 中空シリンダ６に対し反対方向により高い回転速度で駆動される。第２の伝動装 置ｌ１段の遊星歯車サポートｌｌは他のピニオン１２を支持し、このピニオン１ ２はここで遊星歯車として作動しかつ同様に遊星歯車伝動装置としての第３の伝 動装置段の太陽歯車１３を駆動する。太陽歯車１３はロータ６８に結合されてい る。ロータ６８は軸受６９を介して軸３上に支持されている。この場合たとえば ロータ６８は磁石ロータとして示されており、ロータ６８は軟鉄スリーブ内に磁 石ロータ１５を支持しかつ固定コイル装置１１６の周りを回転する。

軸受８は中空シリンダ６に対し純粋に案内の役目を有している。力結合は必要で はない。切離し状態において中空シリンダ６および磁石ロータＩ５は紬３に対し 静止している。結合状態においてはこのとき中空シリンダ６は／Ｘブ本体ｌの回 転速度で回転する。達成される変速比は同じ歯数比においてドイツ実用新案登録 第９１１０９５３号に記載の自転車ハブ組込点灯用発電機に対し１だけ低い。第 ２の伝動装置段および第３の伝動装置段の比較的ゆっくり回転する遊星歯車サポ ート１１は硬化されかつ研磨された軸受ブツシュ７１上で滑り軸受により回転す ることができ、一方軸受プッシュ７１は軸３に圧入されて固定されている。この 軸受ブツシュ７１は同時に軸受８を軸受６９から所定の距離に保持している。軸 受８，６９を溝付玉軸受として形成することが好ましい。

結合状態においてすなわち発電が行われるとき、中空シリンダ６は７１ブ本体ｌ に同期して回転する。ピニオン板２６は軸３上に固定保持されているので、磁石 ロータ１５はハブ回転速度の約２０倍の速度で反対方向に回転する。この状態に おいて、中空シリンダ６をハブ本体ｌと固定結合することが可能であり、これは さらに丈夫でかつ簡単な構造とするであろう。

切離し状態においてハブは他方の有効な前輪ハブの軽い走行を可能にすべきであ る。これは、ロータ／ステータ誘導装置１１９が発電せずかつ伝動装置２１がア イドル運転動力を必要としないときにのみ可能である。この状態は、伝動装置１ ２１の第１の平歯車段２３のピニオン板２６が輸３から解放されているときに達 成可能である。ロータ／ステータ誘導装置１９が伝動装置１２１と共に軸３上に 回転可能に配置された共通のスリーブ上に設けられた場合、このスリーブは切離 し状態においてハブ本体１と同期して回転しかつ上記の条件が理想的に達成され るであろう。しかしながらこの場合、誘導コイルからスリップリングを介して集 電が行われさらに軸３上でスリーブのある程度の軸受摩擦が発生するであろう。

ピン４１を介して伝達される結合／切離しの所要切換力を低下することがさらに 好ましい。これは強く付勢された滑りクラッチを結合することにより達成され、 滑りクラッチは過負荷保護装置として最大の所定トルクのみを伝達可能でありか つたとえば結合／切離しのために鋸歯状歯がピン４１を介して係合させられるク ラッチ９が不要となる。滑りクラッチを設ける方法としてきわめて多くの方法が 存在する。この場合４つのグループに分類される。滑りクラッチが中空シリンダ ６に一体に設けられた場合、滑りクラッチは結合運転状態のときに回転しかつ切 離し状態のときに静止する。または滑りクラッチがハブ本体１内に配置された場 合、このとき滑りクラッチを組み込むための溝が必要であり、したがってハブ溝 内に水分が侵入しやすいという欠点がある。この場合走行中滑りクラッチは常に 回転している。第３の基本的な方法は、滑りクラッチをピニオン板２６に位置決 めすることである。この場合ピニオン板２６は切離し状態において回転し結合状 態において静止する。滑りクラッチの配置の他の第４の方法は図２に示す自転車 ハブ組込点灯用発電機５１において明らかである。

滑りクラッチ３３が軸受本体３２ａ内に一体に組み込まれている。クラッチ板ｌ Ｏが１回転しないように設けられたクラッチライニング３４の間に存在し、クラ ッチライニング３４は板ばね３５により所定の力で圧着されている。所定のトル クを超えたときクラッチ板ＩＯは滑り回転する。クラッチ板１０の内径側にタン グが設けられ、タングは案内リング３６の長手溝内に一体形状に係合している。

案内リング３６はブツシュ形状に形成されかつ軸３上に配置されまた圧縮ばね３ ７によりピン４１に圧着されている。ピニオン板２６はその内径側に歯３８を有 し、歯３８は案内リング３６の歯３９と係合をなすようにもたらされることが可 能である。これによりピニオン板２６は軸３に固定保持され、したがって発電す ることができる。

コイル装置１６は非磁性シム４０を介して軸受本体３２ｂ上にねじ込まれて固定 され、一方シム４０はブツシュ形状に形成されかつ軸３上に配置されている。

これにより集電のための固定プラグ結合を形成することができる。軸受本体３２ ｂの軸受２はその外輪において遊動輪受として形成されている。これに対し軸受 本体３２ａの他方の軸受２は固定軸受として配置されている。磁石ロータ１５は ばね１７によりあらかじめ付勢された２つのスラスト軸受２０を介して案内され 、スラスト軸受２０は磁石ロータ１５の誘導領域の外側に存在し、これにより電 気的損失を回避している。このばね付勢により軸受２に対しても遊びのない状態 が達成される。カム板がピン４１を解放しかつ圧縮ばね３７が案内リング３６を 右方向に歯上を滑らせて押したとき、ピニオン板２６はもはやトルクを伝達しな い。コイル装置１６は軸３に対し静置しているので、磁石ロータ１５もまた切離 し状態において軸３に対し静置させられ、したがって磁力線が切断されることは ない。中空シリンダ６はハブ本体ｌの回転速度で回転するので、ピニオン板２６ が完全にはハブ回転速度で回転せず、ハブが約２０回転したときに１回だけ回転 が少ない。伝動装置２１の歯車もまたアイドル回転をなしかつ動力損失なしにゆ っくり回転し、これによる動力損失は無視できるほど小さい。ピン４１がその右 側端部位置にあるとき、圧縮ばね３７は完全に解放され、歯の噛合いが外れかつ ピニオン板２６は完全にフリーとなる。

軸受ブツシュ７１は左ねじで軸３上にねじ込まれている。したがって、軸受ブツ シュ７１は運転中緩むことはない。遊星歯車サポート１１の軸受ブツシュ７１上 における支持は確実に行われている。

軸３は軸受本体３２ａ内に左ねじでねじ込まれまた軸受本体３２ｂ内に右ねじて ねじ込まれている。軸受本体３２ａ、３２ｂはその内孔２４側に内部六角キーの ための切欠部２５を有し、この切欠部２５によりハブはきわめて簡単に開放する ことができる。

ハブ本体ｌの左正面側の磁石２８は回転速度すなわち走行速度のためのパルス発 生器として使用される。パルス発生器はプラグ板３０内のとくに短い導線に誘導 電流を与え、ここから市販のウェスタンプラグを介して電流および信号が集めら れる。ウェスタンプラグは、頻繁な接続および切離しに対しても機能的に障害の ないように設計されている。

ハブ本体ｌは磁石ロータ１５の付近において切り込まれており、これによりでき るだけ大きい磁石ロータ１５を使用することができしかも十分な隙間３１を確保 することができる。

図３は、遊星歯車伝動装置として形成された種々の使用分野に適した伝動装置２ １を備えた自転車ハブ組込点灯用発電機５２を示し、この場合低速回転速度の高 速回転速度への変換は一体に組み込まれた過負荷保護装置により行われることが 望ましい。

車輪ハブの軸３は既知のように溝付玉軸受として形成された軸受２を介してハブ 本体ｌ内に支持されている。軸受２は詳細には図示されていないスポークの接続 平面内でハブ本体ｌに配置されている。のちに詳細に説明するクラッチを作動す るための切換レバー２９とは反対側のバブバウシングｌの端部部分に存在する軸 受２はプラグナツト４上に配置され、プラグナツト４は針状ころ６２を介して軸 ３上に支持されている。他の針状ころ６３が集電装置の付近に設けられている。

軸受２はプラグアーム４９によりプラグナツト４に保持されている。軸３上にね じ込み可能な締付ナツト６１は絶縁板６０を間に挟んでプラグアーム４９をその 位置に保持している。プラグアーム４９にはさらに外部集電装置が形成されてい る。ハウジングの内側で針状ころ６３の付近にツェナーダイオード７７が設けら れている。

プラグナツト４は絶縁板６６に当接し、絶縁板６６はコイルブツシュ６４上に配 置されかつコイルハウジングに当接している。コイルブツシュ６４に並んで圧力 プッシュ６５が存在し、圧力プッシュ６５にコイルハウジングの２つのボールフ ィンガ６７が当接している。ポールフィンガ６７により外側が包囲された誘導コ イル５８は、コイルブツシュ６４および圧力プッシュ６５上に配置された鉄芯５ ９を包囲している。圧力ブツシュ６５は片側が調整ワッシャ７６を間に挟んで軸 ３のストッパに支持されている。

鉄芯５９および誘導コイル５８はコイルブツシュ６４および圧力プッシュ６５上 にしたがって軸３上に固定支持されているが、磁石ロータ１５は軸３上に回転可 能に支持されている。このために軸３の溝内にボール７８が支持され、ボール７ ８はロータリング４２により包囲されている。ロータリング４２は断面が概して Ｕ形状の磁石ロータ１５に固定結合され、磁石ロータ１５は誘導コイル５８の外 側を包囲している。ロータリング４２は片側がピニオンリング４３上に支持され 、ピニオンリング３３は遊星歯車伝動装置のローフビニオン５５を支持している 。ピニオン５６として形成された遊星歯車は内歯を備えた外側中空歯車７５と係 合し、中空歯車７５はハブ本体ｌ内に固定配置されている。

磁石ロータ１５とは反対側のピニオン５６はピニオン板２６上に支持され、ピニ オン板２６は軸３上に回転可能に支持されている。このために軸３上にブツシュ 形状圧力部材５４か設けられ、圧力部材５４の外周面上の外周溝内にボール７８ が配置されている。圧力部材５４はピニオン板２６と共に板ばね３５および調整 ワソンヤ７６を介して第１の遊星歯車サポート１１に支持されている。圧力部材 ５４の反対側に他の調整ワッシャ７２が設けられている。

板ばね３５はピニオン板２６をクラッチリング７４に圧着して当接させ、クラッ チリング７４はクラッチナツト５上に配置されている。切換レバー２９を作動さ せることにより設定ナツト７３がねじ上で回転されかつ設定リング４５を介して 調整ワッシャ７２に当接している設定ピンとしてのピン４１を移動させ、これに よりピニオン板２６をクラッチリング７４との係合から切り離す。

切換レバー２９の付近に配置された軸受２はクラッチナプト５のブツシュ形状部 分上に存在しかつブツシュ形状部分上には弾性止めリング４８により保持されま たバブバウシング１には第２の弾性止めリング４６により保持されている。弾性 止めリング４８に設定板４４が当接している。設定ナブト７３および切換レバー ２９は軸３上にねじ込まれた締付ナツト６１により固定されている。

記載の遊星歯車伝動装置において好ましい過負荷保護は、中空歯車７５がハブ本 体ｌと固定結合されまたピニオン板２６が板ばね３５により圧力部材５４を介し て軸方向に移動されて軸３に対しクラッチナツト５上に装着されたクラッチリン グ７４に圧着され、これにより軸３に対し固定保持されることにより達成される 。磁石ロータ１５は図示の３段伝動装置モデルの場合すべての段において均一の 中空直径および太陽歯車直径を有しまたハブ本体ｌに対し回転方向が反対でｉ倍 の回転速度とされ、ここで次式が成立する。

ｉ＝　（１＋中空歯車φ／太陽歯車φ）３−■遊星歯車伝動装置の伝達トルクは クラッチ内に作用する摩擦力により制限される。クラッチリング７４の相手部材 すなわちピニオン板２６との摩擦係数および板ばね３５の力により形成される摩 擦力が超えられると、クラッチは滑り出ししたがって遊星歯車伝動装置をより高 い負荷から保護する。

圧力部材５４が板ばね３６の力に抗して移動されることによりクラッチが解放さ れると、ローフビニオン５５は太陽歯車として軸３に対し静止していると仮定し て、ハブ本体１が１回転したときピニオン板２６は動力消費なしにハブ本体Ｉと 反対方向に実際にｉ−１回転だけ回転する。自転車ハブ組込点灯用発電機が切り 離されて磁石ロータ１５がハブ本体ｌと同期して回転すると、ｉ！１星歯車を形 成しているすべてのピニオン５６およびビニオン板２６はハブ本体ｌに対し横木 として静止しまた遊星歯車伝動装置の伝達トルクは軸３上を回転する伝動装置軸 受のアイドリングトルクに制限され、このトルクは実際的に０である。

フロントページの続き （８１）指定国　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、ＥＳ、ＦＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＥ、ＩＴ、ＬＵ、ＭＣ，ＮＬ、　ＰＴ、　Ｓ Ｅ）、　ＣＮ、ＪＰ、　ＫＲ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．自転車の車輪内に装着される自転車ハブ組込点灯用発電機であって，前記ハ ブがリムを保持するスポークを固定するための２つのハブフランジを有しかつ車 輪の軸（３）上に回転可能に装着され，前記発電機において伝動装置（２１）を 介してロータ／ステータ誘導装置が駆動されて発電しかっ発生電流が集電接点を 介して導かれ，ここでロータがピニオンを支持し，前記ピニオンが伝動装置（２ １）と作動結合をなし，前記伝動装置（２１）がばね圧力によりクラッチ（９３ ３）を介してハブ本体（１）と同期回転するクラッチ板と作動結合をなすように もたらされることが可能であるところの前記自転車ハブ組込点灯用発電機におい て； 伝動装置（２１）がロータを従来の自転車点灯用発電機に対応する回転速度にも たらし； 伝動装置（２１）が切離し状態において完全にハブ本体（１）から切り離されか つ完全に軸（３）に対し静止状態にもたらされ，一方伝動装置（２１）の第１の 平歯車段のピニオン板（２６）が軸（３）に対し遊動しているかまたは軸（３） に固定結合されており； 伝動装置（２１）を包囲する内歯を備えた中空シリンダ（６）がすべての伝動装 置段と噛合い係合をなしており； 第１の伝動装置段に後続する伝動装置段が遊星歯車伝動装置（２６）として形成 されていること； を特徴とする自転車ハブ組込点灯用発電機。 ２．中空シリンダ（６）がクラッチ（９）を介してハブ本体（１）と結合可能で あることを特徴とする請求項１の自転車ハブ組込点灯用発電機。 ３．クラッチ（９）のクラッチ本体が軸受（８）上に配置された中空シリンダ（ ６）の一部分に対し半径方向に一体形状をなしてその上から包囲しており；クラ ッチ本体と中空シリンダ（６）のクラッチ（９）側の端部部分との間に圧縮ばね （７）が配置され，前記圧縮ばね（７）は，圧着力により規定されるクラッチ（ ９）の伝達トルクが伝動装置の安全性に対応する値に制限されていることを特徴 とする請求項１および２の自転車ハブ組込点灯用発電機。 ４．軸（３）上にコイル装置（１６）が固定配置されかつ磁石ロータ（１５）に より包囲され，前記磁石ロータ（１５）はロータ（６８）上に保持され，前記ロ ータ（６８）は軸（３）上に配置された軸受（６９）上に支持されかつ遊星歯車 伝動装置（２６）と作動結合をなしていることを特徴とする請求項１の自転車ハ ブ組込点灯用発電機。 ５．クラッチ（９）と作動結合をなすようにもたらされることが可能なクラッチ 板（１０）がハブ本体（１）と固定結合され，これにより必要なトルクを滑りな くクラッチ板（１０）とハブ本体（１）との間で伝達可能であることを特徴とす る請求項１ないし３の自転車ハブ組込点灯用発電機。 ６．クラッチ板（１０）がディスタンスブッシュ（７０）に一体成形され，前記 ディスタンスブッシュ（７０）は主軸受として軸（３）上に形成された軸受（２ ）の間に配置されていることを特徴とする請求項５の自転車ハブ組込点灯用発電 機。 ７．軸受（２）が溝付玉軸受であり，ここで一方の軸受（２）が固定軸受として また他方の軸受（２）が遊動軸受として形成されていることを特徴とする請求項 ６の自転車ハブ組込点灯用発電機。 ８．軸（３）が中空軸として形成され，前記中空軸がクイック締付装置を受け入 れるように適しているかまたはハブをフォーク内に固定するためのねじを受け入 れるように形成されていることを特徴とする請求項１ないし７の自転車ハブ組込 点灯用発電機。 ９．切換レバー（２９）が軸（３）の軸受本体（３２ａ）上に周方向に回転可能 に配置され，前記切換レバー（２９）はカム板を介してピン（４１）を軸方向に 移動させ，前記ピン（４１）がクラッチを開閉させることを特徴とする請求項１ の自転車ハブ組込点灯用発電機。 １０．中空シリング（６）の内歯が伝動装置段全体にわたり伸長する同じ内径を 有することを特徴とする請求項１の自転車ハブ組込点灯用発電機。 １１．中空シリンダ（６）の内歯が伝動装置段から伝動装置段へ拡大した内径を 有することを特徴とする請求項１の自転車ハブ組込点灯用発電機。 １２．クラッチ（９）が中空シリンダ（６）と隙間なくすなわち一体形状をなし て軸方向に移動可能に形成されていることを特徴とする請求項１の自転車ハブ組 込点灯用発電機。 １３．クラッチ（９）が滑りクラッチ（３３）として形成され，前記滑りクラッ チ（３３）のクラッチ板（１０）が両側で，回転しないように設けられたクラッ チライニング（３４）に圧縮ばね（３７）を介して当接可能でありかつ内縁に形 成されたタングを介してブッシュ形状案内リング（３６）の長手溝内で案内され ，前記案内リング（３６）は軸（３）上に配置されかつピン（４１）を介して軸 （３）と同軸方向に移動可能であり，案内リング（３６）に歯（３９）が形成さ れ，前記歯（３９）がピニオン板（２６）の歯（３８）と着脱可能な作動係合を なすようにもたらされることが可能であることを特徴とする請求項１ないし９の 自転車ハブ組込点灯用発電機。 １４．コイル装置（１６）が軸（３）上に押し込まれた概してブッシュ形状のシ ム（４０）上に配置され，前記シム（４０）は軸受本体（３２ｂ）内にねじ込ま れていることを特徴とする請求項１ないし１３の自転車ハブ組込点灯用発電機。 １５．磁石ロータ（１５）が両側でそれぞれ一方のスラスト軸受（２０）に当接 し，そのうちの一方のスラスト軸受（２０）がばね（１７）により圧縮付勢され ていることを特徴とする請求項１ないし１４の自転車ハブ組込点灯用発電機。 １６．ばね（１７）が軸受（２）の外輪に当接し，前記軸受（２）が軸受本体（ ３２ｂ）上に配置されていることを特徴とする請求項１５の自転車ハブ組込点灯 用発電機。 １７．過負荷保護装置を備えた遊星歯車伝動装置であって，前記遊星歯車伝動装 置において遊星歯車サポートに支持されかつピニオンとして形成された遊星歯車 が内歯を有する中空歯車（７５）内を移動するところの前記遊星歯車伝動装置を 有する自転車ハブ組込点灯用発電機において；外側遊星歯車サポートがピニオン （５６）を備えたピニオン板（２６）として形成され，前記外側遊星歯車サポー トがばね付勢されてクラッチリング（７４）を介して回転駆動部材または回転被 駆動部材と作動結合をなすようにもたらされることが可能であり，前記作動結合 がピニオン板（２６）の軸方向移動により遮断可能であることを特徴とする請求 項１の自転車ハブ組込点灯用発電機。 １８．ピニオン板（２６）から離れた側の遊星歯車伝動装置のピニオン（５６） が機械的に駆動されるピニオンと係合し，前記機械的に駆動されるピニオンが中 空歯車（７５）として低減された回転速度で駆動され，またピニオン板（２６） に当接するクラッチリング（７４）が過負荷保護装置として形成されていること を特徴とする請求項１７の自転車ハブ組込点灯用発電機。 １９．低速回転速度から被駆動ピニオンの高速回転速度への変換が行われ，前記 被駆動ピニオンがピニオン板（２６）から離れた側のピニオンとして形成された 遊星歯車と係合しているところの自転車ハブ組込点灯用発電機において：中空歯 車（７５）が低速で回転する駆動部材と結合されていることを特徴とする請求項 １７の自転車ハブ組込点灯用発電機。