JPH07509344A - 成形部品の作製方法及びプラスチック製の成形部品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 成形部品の作製方法及びプラスチック製の成形部品本発明は請求項１の前文に記 載した如き加熱素子をもつプラスチック成形部品の作製方法及び前記方法によっ て作製された成形部品に関するものである。

本文冒頭に記載した如き溶接スリーブとして形成されたプラスチック成形部品は 例えばＤＥ−２８２３４５５Ｃ３号によって既知である。この既知の成形部品で は、プラグ接へは加熱素子の抵抗線によって直接形成され、抵抗線はループの形 をなして凹所内部に配置された横村上を導かれる。

これによる欠点は、抵抗線が固定されず、その結果電源との確実なプラグ接続が 行われないこと、及びプラスチックで被覆された抵抗線はその端をループ形成前 にプラグ接点、として先ず裸線にされなければならないことにある。

本発明の課題は、絶縁された抵抗線を使用した場合にも加熱素子のためのプラグ 端子を自動的に作製でき、それによってプラグ端子と接続電源との確実な接続か 保証される如き本文冒頭に記載した型式の成形部品の作製方法を提供することに ある。

本発明によれば、上記課題は方法の請求項１と成形部品の請求項５の特徴部分に 記載した構成によって解決される。

本発明の特に有利な実施例は上記請求項に従属する請求項に規定されている。

本発明方法は間車なかつ自動化されたプラグ端子の作製を加熱素子をもつ成形部 品によって可能となし、この方法は裸の抵抗線にもプラスチックで被覆された抵 抗線にも同様に使用可能である。

以下、本発明を図示の実施例につき詳述する。

第１図は溶接スリーブの半分を示す部分縦断面図である。

第２図は第り図のプラグ端子をもつ穴部の拡大図である。

第３図は第１図の線＋１ｌ−Ｉｌｌ上の断面図である。

第４図は′２線支持体の射出成形前の第３図の線ＩＶ−［Ｖ線上の断面図である 。

第５図は第４図の拡大部分断面図である。

第１図は熱可塑性プラスチックからなる管状部材結合用の溶接スリーブとして形 成された成形部品を示す。スリーブ本体２は巻線保持体として形成された内側ス リーブ部品３と、外側スリーブ部品４からなる。内側スリーブ部品３には加熱素 子５が配置され、前記加熱素子は内側スリーブ部品３中に埋設されるが又は溝７ 内に巻線形状に挿入された抵抗線６からなる。

抵抗線６の両端には電流供給用のプラグ端子８が配置される。

第２〜５図はプラグ端子を拡大して示す。プラグ端子のために、巻線支持体３に はその端に保持素子ｌＯか一体に配置される。

保持素子ｌＯは凹所１１をらち、前記凹所は特に断面四角形に形成され、そして それに対応して四角形に配置された壁１２によって包囲される。凹所１１内には 突出部１３か配置される。

対向する両壁１２ａ、１２ｂはスリット４をもつ。前記スリットは溶接スリーブ の縦軸線９を横切る方向に延びる。巻線支持体３に巻き付けるとき抵抗線６の各 端はスリット１４内に挿入され、かくして突出部１３上に載置される。　保持素 子１０の凹所１１内に挿入可能なプラグ接点１５は金属シートから変形加工によ って作られ、このプラグ接点はプラグ部品１６と端子部品１７をもつ。端子部品 １７は平面プラグか又は特に円形プラグとして形成される。この第２のやり方で は、前記シートか管状部品に成形される。プラグ部品１６はＵ形に又は第３図か ら明らかな如く方形に前記ノートがら成形され、そして３つの壁部品ｌｅａ、１ ６ｂ及び１６ｃにスリット１８をもつ。

第５図から明らかな如く、スリット１８の幅すは裸抵抗線６の直径ｄより幾分小 さい。

凹所工１にプラグ接点１５を挿入する際、プラグ部品１６のスリット１８は抵抗 線６上に押し込まれ、それによって抵抗線６の切り込みと締め付けが同時に行わ れ、従ってプラグ接、φ１５と抵抗線６間に電流のための伝導接触が良好になさ れる。

この場合、プラスチックで被覆された抵抗線６か使用されるならば、披１は切り 通され、同時に前記線か切り込まれる。それによって線端でのプラスチック披１ の除去は不要になる。

抵抗線６を巻線支持体３に巻き付けそしてプラグ接点１５を巻線支持体３に形成 した保持素子の凹所ｌｌ内に挿入した後、巻線支持体は射出成形噴霧型中のマン ドレル上に取１寸けられ、外側スリーブ部品４か射出成形によって形成される。

それによって、保持素子１０とプラグ接点１５間のすべての中空スペースがプラ スチ、りによって充填され、それによって抵抗線６とプラグ接点１５間の切り込 み接ｖｃ邪がプラスチック中に埋設固定される。同時に、プラグ接点１５の回り に壁１９か形成され、それによってプラグ接続部を形成するだめの開放空間２０ 中で壁によって保護されたプラグ端子か得られる。

加熱素子５かプラスチックによって彼覆された抵抗線から巻線支持体なしで作ら れるｔｉらは、前述の如く、両線端は、分離したプラスチックからなる保持素子 １０及びプラグ接点１５と接続される。

その場合、プラグ接へと接続された巻線は前述の如くスリーブ本体を作るため射 出成形される。

加ｖＩ素子が加熱マットとして形成されるならば、保持素子ＩＯはプラグ接点１ ５とｒ８接面の側から成形部品に固定される。

これらの配置構造は特に穿孔取付は具又は分岐取付は具として形成される成形部 品に使用される。前記成形部品は内周に配置された加熱マットをもつ導管上に取 付は可能のサドル部品をもつ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．加熱素子をもつプラスチック成形部品の作製方法であって、前記加熱素子を 用いて電気エネルギーの供給によって成形部品を別のプラスチック部品と溶接結 合することができ、この場合加熱素子が抵抗線からなり、その端に電流供給用の プラグ端子が配置されて成る、作製方法において、前記抵抗線の端がプラグ接点 用の保持素子上に載置され、そしてプラグ接点が抵抗線の切り込みと締め付けを 同時に行う間に保持素子上に差し込まれることを特徴とする作製方法２．ラスチ ックで被覆された抵抗線が使用され、前記プラスチックの被覆がプラグ接点を用 いて切り通され、そしてプラグ接点と抵抗線の直接接触が差し込みによってなさ れることを特徴とする請求項１に記載の方法。 ３．加熱素子をもつ巻線支持体上に抵抗線が巻き付けられ、そして巻線支持体の プラグ接点の差し込み後に成形部品を作製するためにプラスチックを射出成形さ れ、その場合プラグ接点と抵抗線間の切り込み接続部がプラスチック中に埋設さ れ、そしてプラグ端子のために包囲壁によって保渡された開放スペースが形成さ れることを特徴とする請求項１又は２に記載の方法。 ４．加熱マットとして形成された加熱素子の線端がプラグ接点によって保持素子 と接続され、そして引き続き、保持素子が溶接面の側から成形部品に固定される ことを特徴とする請求項１又は２に記載の方法。 ５．２つのプラグ端子をもつ少なくとも１つの抵抗線からなる加熱素子をもつ、 請求項１から４の何れか１項に記載方法によって作製された成形部品において各 プラグ端子（８）が保持素子（１０）と抵抗線（６）の端に差し込み可能な、ス リット（１８）を有するプラグ接点（１５）をもち、この場合スリット（１８） の幅（ｂ）は抵抗線（６）の直径（ｄ）より小さいことを特徴とする成形部品。 ６．保持素子（１０）は壁（１２）によって包囲された凹所（１１）内に配置さ れた突出部（１３）をもち、前記壁（１２）は互いに対向したスリット（１４） をもち、前記スリット内に抵抗線（６）の端を配置することを特徴とする請求項 ５に記載の成形部品。 ７．プラグ接点（１５）は保持素子（１０）の凹所（１１）中に差し込み可能な プラグ部品（１６）をもち、前記プラグ部品にスリット（１８）が配置されるこ とを特徴とする請求項５又は６に記載の成形部品。 ８．巻線支持体（３）の両端に夫々保持素子（１０）が一体に配置されることを 特徴とする請求項５から７の何れか１項に記載の成形部品。 ９．加熱マットとして形成された加熱素子（５）の端と接続される保持素子（１ ０）は成形部品の凹所に差し込み可能に形成されることを特徴とする請求項５か ら７の何れか１項に記載の成形部品。