JPH07508984A - 免疫不全ウイルスに対するワクチンとして用いるmhc抗原 - Google Patents

免疫不全ウイルスに対するワクチンとして用いるmhc抗原

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JPH07508984A JP6503132A JP50313294A JPH07508984A JP H07508984 A JPH07508984 A JP H07508984A JP 6503132 A JP6503132 A JP 6503132A JP 50313294 A JP50313294 A JP 50313294A JP H07508984 A JPH07508984 A JP H07508984A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 免疫不全ウィルスに対するワクチン として用いるMHC抗原 本発明は、免疫不全ウィルスに対するワクチンに関するものである。
部分精製して不活化したサル免疫不全ウィルス(SIV)、固定した5IV−感 染C8166(ヒトTリンパ芽球様細胞系)細胞、または固定した非感染C81 66細胞のいずれかを接種したマカクザル(Cynomolgus macaq ue)は、SIVmac251の32H単離物(C8166中で増殖したもの) によるチャレンジ感染から防御され得る12゜防御はウィルス免疫原を増殖させ たヒト細胞の細胞性抗原に対する抗体応答のレベルと相関している2−6゜しか しながら、防御のメカニズムははっきりしていない。
本発明者らは、これらのサルから得られた血清を分析したところ、HLAクラス I分子に対する抗体応答と防御との間に正の相関関係があることをつきとめた。
さらに、防御されたサルから得られた血清は、in vitroで異種抗原−誘 発サルT細胞の増殖を阻害したが、同種抗原−誘発サルT細胞の増殖を阻害せず 、この阻害はヒトHL AクラスI遺伝子でトランスフェクトしたマウスP81 5細胞による吸着(adsorption)によりブロックすることができた。
従って、本発明は、ヒトまたは動物体の治療方法において使用するための、とり わけ免疫不全ウィルスに対するワクチンとじて使用するための、主要組織適合遺 伝子複合体(MHC)クラスI抗原を提供する。
本発明は、また、薬学的に許容される担体または希釈剤ならびに有効成分として のMHCクラスI抗原を含有する医薬組成物を提供する。本発明は、さらに、免 疫不全ウィルスに対するワクチンとして使用するための医薬の製造におけるMH Cクラス■抗原の使用法を提供する。
この抗原はヒトのクラスI抗原であることが好ましい。それゆえ、クラス1分子 はHLA−A、HL A −BもしくはHLA−C。
またはHL A2521分子のβ鎖であるβ2−ミクログロブリン(βr m  )であり得る。該抗原は完全なりラス1分子であってもよく、その場合の重鎖は HLA−ASHLA−BまたはHLA−Cである。これらは既知の抗原であって 、精製された形で得ることができるし、組換えタンパク質として調製することも できる。
また、クラス■抗原は、トランスフェクトした細胞(すなわち、該抗原をコード する遺伝子でトランスフェクトした結果、該抗原を発現する細胞)に提示させて も得られる。ヒトに投与可能なトランスフェクト細胞はヒト二倍体細胞系のトラ ンスフェクト細胞であり得る。かかる細胞系はヒトワクチンの製造業者のために 安全性について検査されている。適当な細胞系はIvlRC5細胞系である。
クラスI抗原を提示する同種リンパ球を患者に投与することができる。これらの リンパ球は生きている細胞として、例えば輸血により、投与しても、固定した細 胞または不活化した細胞として投与してもよい。リンパ球は、クラス■抗原の発 現が、例えばマイトンエンやγインターフェロンで刺激することにより、増強さ れているものであってもよい。
該抗原を用いて、宿主に免疫不全ウィルスに対するワクチン接種を施すことがで きる。宿主はヒトまたは動物でありうるが、一般にはヒト免疫不全ウィルス(H IV)に対するワクチン接種をヒトに施すことが望まれるだろう。このウィルス はHI V−1またはI(T V −2であり得る。かくして、免疫不全ウィル スによる感染が原因であると考えられる症状の予防処置も提供される。クラスI 抗原は特にエイズワクチンとして機能しうる。
ワクチン接種を希望する宿主には、有効量の該抗原が投与される。該抗原は非経 口的に、例えば皮下または筋肉内に投与することができる。1回あたりの抗原の 投与量はさまざまな要因に左右され、例えば被験者の年齢や健康状態によって決 まる。一般に、非経口投与量は20μg〜1mgの抗原、例えば50〜500μ gの抗原からなる。抗原を多数回投与してもよく、例えば6力月までの期間にわ たって2〜4回投与することができる。それぞれ1または2力月間あいだをおい て投与する。
かくして、免疫不全ウィルスに対するワクチンとして使用するための薬剤が提供 される。薬学的に許容される担体または希釈剤をさらに含有する医薬組成物を製 剤化することができる。該組成物は無菌で、しかもパイロジエン(発熱物質)フ リーでなければならない。また、該組成物はAl(OH)3やサポニンのような アノユバントを含んでいてもよい。
筋肉内または皮下注射用の組成物は、抗原とともに、薬学的に許容される担体、 例えば滅菌水、オリーブ油、オレイン酸エチル、グリコール(例えばプロピレン グリコール)、所望により、適量の塩酸リドカインを含有していてもよい。
MHCクラス■抗原はその毒性が無視できるほど低いために安全に使用すること ができる。
以下の実施例は本発明を例示するものである。添付の図面において。
図1a−dは、放射免疫沈降とこれに続< 5DS−PAGEの結果を示し、そ して 図1eは、フローサイトメトリー分析の結果を示す。
実施例1 1、サルに次のようにワクチンを接種した。1179〜182: 4x500μ gのホルマリン−固定SIVmac251 (32H単離物; 11/88プー ル)+5AF−1アジユバント、皮下;J134〜137:3X500μgのホ ルマリン−固定SIVmac251+RIBIアジュバント36、皮下;J13 8〜141 : 4XI00μgのホルマリン−固定SIVmac251+RI BT、皮下;I217〜220およびJ68〜71:2X106個のSIVma c251−感染C8166細胞(グルタルアルデヒドで固定) +Qu i l −Aアジュバント、皮下にそれぞれ4回および2回、J72〜75:2X10’ 個のC8166細胞(グルタルアルデヒドで固定) +Qu i 1−Aアジュ バント、皮下に2回。最終ブースターの1週間後に、すべてのサルを、50%サ ル感染量(M I D、。)のSIVmac32H単離物(11/88プール; C8166細胞中で増殖させたもの)で静脈内に10回チャレンジした。
J68〜70、J72およびJ73を除いて、防御された動物には、ウィルスス トックの同一調製物による再チャレンジ前にブースターワクチン接種を施さなか った。防御は、プライマーとしてll亙、po±を用いるSIVmacプロウィ ルスDNAについてのポリメラーゼ連鎖反応(PCR)による既知の方法7、な らびにサル末梢血単核細胞(PBMC)とC8166細胞との直接同時培養によ るウィルスの単離により測定した。ウィルスは細胞変性効果(CP E)の出現 により検出し、標準法を用いる感染細胞上のウィルス抗原の免疫蛍光検査により 確認した。CPEを示さなかった培養物は、陰性として処分する前に、少なくと も28日間維持した。
a−d: 活発に分裂しているC8166細胞(20〜30×10’)を、lO %ウシ胎児血清(F CS)を含むメチオニン不含RPMI培地中で、0.5m C1の353−メチオニンで6時間標識し、細胞を溶解し、以前に記載されたよ うにして放射免疫沈降させた8゜洗浄した免疫複合体を還元し、12.5%アク リルアミドケルで電気泳動にかけた。ゲルをAmplify (Amersha m)で処理し、乾燥して、Kodak X−Omat RPフィルムに一70℃ で露出した。
e: 10%FC3を含むRPM11640中に1mLあたりlXl0’個のP 815細胞またはヒトHLAクラス1分子B27てトランスフェクトしたP81 5細胞(PB 15−827)を含有する浮遊液100μLを、0,1%アジ化 ナトリウムを含むサル血漿(チャレンジの日に採血したもの)の連続4倍希釈液 (1/30〜l/7680)100μLとともに4°Cて30分間インキュベー トした。lO%FC3とアジ化ナトリウムを含むRPMIて細胞を3回洗い、そ の後FITCに結合させたヒト免疫グロブリンに対するウサギ抗体(1:100 、DAKO)100μLとともにさらに30分間インキュベートした。細胞を前 のように洗い、1%ホルムアルデヒド含有PBS中に再度浮遊させた。
FAC3Con5ort 30 (Becton Dickinson)を使っ てパーセンテージおよび最大チャンネル蛍光を分析した。終点力価は20%以上 の細胞が陽性である場合の希釈率とした。
結果を図1に示す。図1a−1eより、防御されたサルから得られた血清はヒト HLAクラス■分子に特異的な抗体を含むことが明らかである。
a・ 35S−メチオニン標識C816(i細胞溶解液を、サルから前もって採 血しておいた血漿(B)および不活化した精製SIVmac(1179,118 0,1181,1182)、固定化したSIV感染C8166細胞(I217、 I219、J68、J69、J71)またはC8166細胞(J73、J75) を接種したサルから得られた高度免疫血漿(A)(20μL)により免疫沈降さ せた。J71J75および1219を除いて、他のすべてのサルはSIVmac 251 (C8166細胞中で増殖させたもの)によるチャレンジ感染から防御 された。
b・ トラックI 181+W6/32および抗β2m + I 182ては、 放射性標識した細胞溶解液を1181からの血漿または抗β2mにより予め沈降 させ、その後モノクローナル抗体W6/32 (ヒトN・iHCクラス1分子H LA−A、−B、−C上の単形性抗原決定基に対して特異的である)または11 82血漿によりそれぞれ沈降させた。
C4同様に、トラックI l 81+0KTl 1では、1181による沈降に 続いてモノクローナル抗体0KTIIにより沈降させた。1181 PBは免疫 前血漿を表す。
d : l1erpes papioで形質転換したサルBリンパ芽球様細胞系 の3″S−メチオニン標識細胞溶解液を、サルから前もって採血しておいた血漿 または防御されたサル1181から得られた高度免疫血漿25μLおよびモノク ローナル抗体W6/32またはL243(ヒトクラス11分子HLA−DRの非 多形性抗原決定基に対して特異的である)2μL (II!水)により免疫沈降 させた。
e: HLA B27でトランスフェクトしたマウスP815細胞を用いた、代 表的なサル1181から前もって採血しておいた血漿および高度免疫血漿による 抗ヒトHLAクラス■反応性のFAC3分析。防御された他のサルから得られた 血清を用いた場合も、b −eに類似した結果が得られた。
SIVmac251の32H同族単離物およびHIV−1単離物GB8をC81 66細胞中で増殖させ、ゲル排除クロマトグラフィーで部分精製してエンベロー プ糖タンパク質の損失を最小限に抑えた9゜両方のウィルス調製物をホルマリン で不活化し、使用前にリン酸緩衝溶液(PBS)で透析した。ELISAアッセ イの場合は、O,1M炭酸緩衝液pH9,6で希釈したSIVma c (2u  g/mL)またはHIV−1(16μg/mL)50μLを96ウエルのマイ クロタイタープレート(Nunc、 MaxiSOrb )の各ウェルに加え、 後続の全ステップを以前に記載されたように行った10゜ モノクローナル抗体(mAb)およびセイヨウワサビペルオキシダーゼに結合さ せたヒト免疫グロブリンに対するウサギ抗体(igloo、DAKO)は0.0 5%トウィーン20とlO%熱不活化ウシ新生児血清(HI NC5)を含有す るPBSで希釈した。用いたmAbの希釈率は腹水については1 : 100、 精製した免疫グロブリンについては20〜50μg / m L、そして組織培 養上清についてはそのままであった。すべての洗浄には0゜05%トゥイーン2 0含有PBSを用いた。基質は2.2゛ −アジノービス(3−エチルベンゾチ アゾリン−6−スルホン酸)(SIGMA )を使用し、吸光度(OD)は40 5nmで測定した。
結果を表1に示す。陰性対照の読取り値よりも5倍高い値(平均±I SEM、  N=6)を陽性(太字で表す)とした。用いたmAbはエイズに関するプログ ラム、MRC(ADP373、ADP317、ADP318、ADP336、A DP351、ADP356、ADP359);アメリカン・タイプ・ティッシュ ・カルチャー・コレクション(W6/32、L203、L227、L243、O KT 3 ) ; Bristol−Myers 5quibb (シアトル) (9゜3)から得られ、そして0KTIIとnm31はそれぞれ、Lincol n’s Inn Field (oノドン)のり、 Cantrell博士およ びIn5titute for Mo1ecular Medicine (オ ックスフォード)のA。
McMichael教授からの贈り物であった。用いた全mAbの活性はフロー サイトメトリーを使って調べた(データは示してない)。
五−上 パーコール勾配での遠心分離により脱線維素血液(SIVenVを接種したサル から得られたもの)力1らサルPBMCを単離し一5M)を含有するRPM11 640の1mLあたりlXl0’個のPBMCを、96ウエルの平底プレート( Costar)に100μL/ウエルで分配した。
次に、防御された(P)もしくは防御されなかった(NP)サルから得られた血 清(全血清を56℃で45分間熱不活化した)の表示した希釈液または培地50 μLをウェルに加えた。続いて、S IVgp l 40 (Repligen 、5 μg/mL) 50 μLを添加した。混合リンパ球培養物では、lXl 0’個の照射した08166細胞(7500R)または若いサルJ7由来のPB MC(2500R)を含有する50μLを刺激抗原として加えた。
培養物は湿潤CO2インキュベーター内で37℃、5日間インキュベートし、イ ンキュベーションの最後の6時間のあいだ1μC4/ウエルの3H−チミジン( Amersham、比活性25Ci/mmol)でパルスした。3反復実験の培 養物を自動細胞収穫機(LKB、スウェーデン)で収穫し、βカウンター(LK B、ベータプレート、スウェーデン)で放射能を測定した。吸着実験では、l: 40に希釈したサル血清700μLを107個のP815またはP815−Al 細胞とインキュベートし、次に107個のP815またはP815−B27細胞 とそれぞれインキュベートした。
予め吸着させた血清は濾過しく0.22μm)、適度に希釈したのち培養物に添 加した。結果を表2に示す。それぞれの値は平均±l SEM、 N=6を表す 。75%以上の阻害を示す値を太字で示しである。他の血清およびサルPBMC を用いた場合にも同様の結果が得られた。
表 2 4、 防御されたサルの血清によるPHA、0KT3または抗原−誘導ヒトT細 胞増殖の阻害ヒストバク−(Histopaque、 SIGMA )での遠心 分離により脱線維素血液(ボツリヌス毒素を4回接種した個体から得られたもの )からヒトPBMCを単離した。T細胞増殖アッセイは表2におけるものと本質 的に同じであったが、T細胞を刺激するためにフィトヘマグルチニン(PHA、  Wellcome DiagnosticsSl l μg / m L ) またはボッリヌス毒素(D、 5esardic博士より入手、2.5μg/m L)または精製0KT3 (5ng/mL)を用いた。対照抗体としてmAbW 6/32およびADP314(抗HIV−1p55/p24) の腹水も使用し た。P HAまたは0KT3との培養には3日間、そして抗原との培養には5日 間、培養物をインキュベートした。結果を表3に示す。それぞれの値は平均±I  SEM、 N=3を表す。75%以上の阻害を示す値を太字で示しである。他 のサル血清を用いた場合にも同様の結果が得られた。対照のサルJ142にはR IBIアジュバントのみを接種した。
(本頁以下余白) 表 3 5、考察 サル血清を用いる168−メチオニン標識C8166細胞溶解液の放射免疫沈降 から、防御されたサルの血清はすべてが2つの主要なタンパク質バンド(12お よび44kDa)を認識するが、防御されなかったサルの血清はそれらを認識し ないことが実証された(図1a)。これらのバンドは3種のワクチングループの 防御された全動物から得られた血清により沈降したが、免疫前血清によっては沈 降しなかった。阻害実験は、31S−メチオニン標識C8166細胞溶解液を、 防御されたサルの血清で予め沈降させ、続いてmAbW6/32(ヒトMHCク ラスI分子HLA−A。
−B、−C上の単形性抗原決定基に対して特異的である)で沈降させることによ り実施した。また、該溶解液はウサギ抗β2m(HLAクラスI分子のβ鎖)で 前もって沈降させ、次に防御されたサルの血清で沈降させた。
図1bに示した結果から、12および44kDaのバンドはそれぞれHL A2 521分子のβ2mおよび重(h)鎖であることがわかった。フローサイトメト リー分析からも、防御サル由来の血清はヒトHLAクラスI B27でトランス フェクトしたマウス細胞系(P815)を認識することが明らかである(図1e )。
防御されたサルの平均抗体価はl0g1o 3.1±0.13(N=32)であ り、防御されなかったサルの平均抗体価は1.86±0.09 (N=19)、 P<0.0005てあった。一部の防御サルから得られた血清により沈降した4 4kDa領域付近のバンドの強度および質量(図1a)は、同様の分子員をもつ 他のT細胞表面タンパク質、例えばCD2 B (44kDa) 、CD2(T ll、50kDa)およびアクチン(44kDa)も認識されうろことを示唆し ている。
しかしながら、精製SIVmac251ウィルスを接種した防御サルからの血清 は抗CD2抗体(図1c)または抗CD28抗体(データは示してない)を含ん でいない。防御サル由来の血清は3sS−メチオニン標識したHerpes p apio−形質転換サルBリンパ芽球様細胞系のクラス1分子のα鎖もβ鎖も沈 降させなかった(図16)。このことは該血清中の抗ヒトクラスI抗体がヒトH LAクラスI分子の多形性領域で誘導されたことを示唆している。
精製SIVmac251ウィルスを接種した防御サルにおいて高レベルの抗ヒト HLAクラスI抗体が誘導されたことから、精製ウィルス調製物はHLAクラス I抗原を含みうろことが考えられる。本発明者らのEL I SAの結果(表1 )からは、免疫感作に使用した部分精製SIVmac251ウィルス調製物、お よびHIVワクチン製剤(GB8)が、HLAクラス■分子と、さらに、T細胞 受容体(T c R)複合体の一部を形成するT細胞抗原CD3を含んでいるが 、検出可能なりラスlLCD4、CD2またはCD28抗原をほとんど含まない か、まったく含まないことが確認できる。しかし、防御サル由来の血清はCD3 γ−1δ−1ε−1ξ−およびη−鎖(26,20および16kDa)を表すい ずれのバンドをも沈降させることができず(図1a)、このことは、これらのサ ルにおいてCD3は免疫原性が弱く、存在するにしても抗CD3のレベルが我々 のアッセイ系の検出限界以下であることを示している。
HLAクラス■重鎖またはβ2mに対するmAbはin vitroでT細胞の 増殖ならびに活性化を阻止しうろことがいくつか報告されているll−ll。さ らに、これらの抗体はin vitroでHIVの複製を阻止することができた 1−42゜本発明者らは、防御されたサルと防御されなかったサルから得られた 血清が、in VitrOにおいて、照射したC8166細胞もしくはサルPM BCまたは組換えSIV抗原(rgp 140)に対するサル由来の末梢血T細 胞の増殖応答に及ぼす影響を調べた(表2)。防御されなかったサルの血清はあ らゆる増殖応答にまったく影響を及ぼさなかった。防御されたサルの血清は照射 サル細胞またはrgp140に対する増殖応答には影響を及ぼさなかったものの 、それらはC8166細胞に対するサルT細胞の増殖応答を強く阻害した。血清 の阻害効果は、ヒトHLAクラスI遺伝子(AIおよびB27)でトランスフェ クトしたP815細胞を用いた吸着により顕著に消失したが、P815細胞のみ では消失しなかった(表2)。
また、本発明者らは、防御されたサルの血清がフィトヘマグルチニン(PHA)  、抗CD3抗体(OKT3)および特異的抗原、ボツリヌス毒素(BTxd) に対するヒト末梢血T細胞の増殖応答に及ぼす影響を調べた(表3)。防御され なかったサルの血清は抗原特異的増殖に何の影響も及ぼさず、0KT3−誘導応 答に対して高濃度で弱い阻害効果(J l 39、SIVを接種)を示しただけ だった。これとは対照的に、防御サル由来の血清とモノクローナル抗体W6/3 2はこれらの応答のすべてを強く阻害した。
これら血清の阻害効果は、この場合も、ヒトHLAクラスI遺伝子(Alおよび B27)でトランスフェクトしたP815細胞を用いた吸着により消失した(デ ータは示してない)。
我々の結果は、HLAクラスI抗原に対する抗体応答とSIVmac251 ( C8166細胞中で増殖させたもの)感染からのサルの防御との間に直接の相関 関係があることを示すものである。
この抗体による正確な防御機構は目下のところ明らかではない。
この抗体はウィルスエンベロープのクラスI抗原と反応することによりgp12 0と標的細胞上のCD4決定基との相互作用を立体障害によりブロックするのか もしれない。しかし、このことは、防御サル由来の血清がCD4保有ヒトT細胞 への生存SIVの結合をブロックしなかったので、ありそうもないことである■ 。
さらに、防御されなかったサルの血清は高レベルの特異的抗SIV抗体を含んで おり3″・■・2+、それゆえ、ウィルス−〇D4相互作用のみをブロックする ことがこの系の主な防御機構ではないのかもしれない。また、防御されなかった サルの血清中に高レベルのSIV特異的抗体が存在するということは、クラスI 抗原とレンチウィルスとの交差反応がSIV感染からの防御において重要な役割 を果たしているという考えに対して異議を唱えるものである25゜ しかしながら、特異的中和抗体がクローン化SIVによる同種チャレンジ感染か らサルを防御しうろことを認めないわけではない26゜抗CD4抗体がこの系に おいて重要な役割を担っているとは考えにくい。なんとなれば、防御されたサル の血清中に抗CD4抗体がフローサイトメトリーによって全く検出されていない しくデータは示してない)、SIVウィルス調製物中にもCD4抗原が存在して いないからである(表1)。以前の報告f7と対照的に、本発明者らは、SIV ウィルス調製物中にクラスTI抗原を検出することができなかった。これはウィ ルスの精製に異なる方法を採用したことによるのかもしれない。
我々のデータは、HIV複製にとって必要であることが知られているIII−I I 、T細胞の活性化をダウンレギュレーションすることにより、抗りラスI抗 体がSIV感染からの防御に寄与しうろことを示唆するものである。これは、抗 りラスI抗体がヒトPMBCにおけるHIV複製を妨害しうるという以前の報告 と合致する20−22゜抗りラスI抗体がT細胞の活性化をダウンレギュレーシ ョンする正確な機構は不明である。それらは単核細胞の抗原提示を阻害すること によって作用するのかもしれない。かくして、ヒトクラスI抗原を含むSIV調 製物で防御サルをチャレンジした場合には、抗ヒトクラス■抗体がこれらの抗原 に結合して、サル抗原提示細胞と反応することから該抗原を効果的にブロックし 、これによりT細胞の優勢な異種活性化(XenOgeniCactivati on)(抗SIV応答より10倍以上高い)を抑制し、その結果ウィルスの複製 を阻害することができたのだろう。
抗ヒトクラスI抗体はサルクラスI抗原と交差反応しないので(図1d)、ワク チン接種サルをSIVでチャレンジしたとき、抗ヒトクラスI抗体はサルクラス I抗原(サル細胞中で増殖させたSIVに存在する)がサル抗原提示細胞に結合 するのをブロックしないだろう(表2)。それゆえ、同種活性化(al log enicactivation)のダウンレギュレーションは存在せず、かくし てウィルス複製が阻害されない。これは、サル細胞中で増殖させたSIVによる チャレンジ感染からワクチン接種サルが防御されなかった理由の説明となりうる 4−6゜ 抗りラス■抗体がT細胞活性化をダウンレギュレーションする別の方法は、T細 胞上のクラ21分子に直接作用することによるものである19゜防御サルからの 抗ヒトクラス■抗体とサルT細胞上のサルクラスI抗原との交差反応性の欠如の ために、該抗体がこのルートで特定の抗原により誘導されたサルT細胞の活性化 をダウンレギュレーションすることは期待できないだろう。SIV抗原誘導活性 化は異種または同種活性化より少なくとも10倍弱いことから(表2)、このよ うにして誘導されたT細胞の活性化は十分なウィルス複製を促進してサルを感染 させるには十分ではないだろう。しかし、この抗体は特定の抗原またはマイトジ ェンに対するヒトT細胞の活性化を強く阻害することが期待できよう。
これが実際に表3に示した実験の場合である。これらの知見は、抗ヒトHLAク ラスI抗体がHIV感染に対する免疫治療に有用でありうることを示唆するもの である。
我々のデータは、抗りラス■抗体がCD4”Tリンパ球のSIV感染に対する抵 抗性には寄与することを示唆するものの、該抗体は単球の感染には効果がないか もしれない。いずれの場合にも、ウィルスはこれらの細胞内で著しく複製すると は予想されず、T細胞またはPHA活性化PBMC中で増殖したウィルスは同種 の細胞型に感染するにすぎないだろう35゜実施例2 4匹のマカクザルに、アジュバントとしてスクアランおよび水中プルロニックエ マルジョンにより製剤化したGMDPを用いて、HLAクラスI(B27)でト ランスフェクトしたマウスP815細胞とヒトB細胞系由来の精製HLA Al およびB8(08166細胞のハブロタイブ)の混合物を免疫原として接種した 。
対照のサルはPa15細胞とアジュバントで免疫した。2回目のワクチン接種後 、4匹の接種サルはすべて、Pa 15−B27細胞およびヒトB細胞系(該細 胞系からHLA免疫原を調製した)についてのフローサイトメトリーにより、良 好な抗体応答(>1/l 20)を示した。対照のサルは<1/30の抗体価を 示した。
3回目のワクチン接種後、接種サルの抗体価は、Pa 15−B27細胞とC8 166細胞の両方についてフローサイトメトリーで検査したとき、≧1’/19 20へとさらに上昇していた。対照サルの抗体価は<1/30のままであった。
プラスチックに吸着させた精製HLA Iを用いてラジオイムノアッセイを行っ たところ、接種サルは1./120〜1/480の抗体価を示したのに、対照サ ルおよびプレブリード(prebleed)のそれは<1/30であった。
さらに、電子顕微鏡のもとて免疫−金ラベリングにより調べたところ、接種サル 由来の血清はSIVウィルスのエンベロープに結合するが、対照サル由来の血清 は結合しないことがわかった。
(本頁以下余白) 文献 L]ムユ、、 25.923−927 (1978)。
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Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ヒトまたは動物体の治療方法において使用するための主要組織適合遺伝子複 合体クラスI抗原。
  2. 2.免疫不全ウイルスに対するワクチンとして使用するための請求項1に記載の 抗原。
  3. 3.前記のウイルスがヒト免疫不全ウイルス(HIV)である、請求項2に記載 の抗原。
  4. 4.前記のウイルスがHIV−1である、請求項3に記載の抗原。
  5. 5.前記のウイルスがHIV−2である、請求項3に記載の抗原。
  6. 6.ヒトクラスI抗原である、請求項1〜5のいずれか1つに記載の抗原。
  7. 7.HLA−A、HLA−BもしくはHLA−C抗原、またはβ2ミクログロブ リンである、請求項6に記載の抗原。
  8. 8.薬学的に許容される担体または希釈剤、および有効成分としての主要組織適 合遺伝子複合体クラスI抗原を含有する医薬組成物。
  9. 9.免疫不全ウイルスに対するワクチンとして使用するための医薬の製造におけ る主要組織適合遺伝子複合体クラスI抗原の使用法。
  10. 10.有効量の主要組織適合遺伝子複合体クラスI抗原を宿主に投与することか らなる、免疫不全ウイルスに対して宿主をワクチン接種する方法。
  11. 11.主要組織適合遺伝子複合体クラスI抗原を含有する、免疫不全ウイルスに 対するワクチンとして有用な薬剤。
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