JPH07508129A - 電子ビーム管 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 電子ビーム管 本発明は、電子ビーム管に関し、より特定的には、高周波エネルギーが印加され るような管の人力共振器キャビティ（ｉｎｐｕｔ　ｒｅｓｏｎａｔｏｒ　ｃａｖ ｉｔｉｅｓ）に関する。

発明の背景及び概要 本発明は、商品名フライストロード（Ｋｌｙｓｔｒｏｄｅ）（ヴアリアン・アソ シエーツ・インク（Ｖａｒｉａｎ　Ａｓ５ｃｏｃｉａｔｃｓ　Ｉｎｃ、　）の登 録商標）のような誘導出力４極管装Ｒ（ｉｎｄｕｃｔｉｖｅ　ｏｕｔｐｕｔ　Ｌ ｅｔｒｏｄｅ　ｄｅｖｉｃｅｓＸ以下、ＩＯＴと略称する）に特に適用可能であ る。

１０Ｔ装置は、線形電子ビーム（ｌｉｎｅａｒ　ｅｌｅｃｔｒｏｎ　ｂｅａｍ） を生成すべく構成された電子銃と、電子銃のグリッドでビームの変更（ｍｏｄｕ ｌａｔｉｏｎ　：修正）を生成するために増幅されるべき乙　ｒ、（ｒａｄｉｏ 　ｆｒｅｑｕｅｎｃｙ　：高周波）信号が印加される入力共振キャビティとを含 む。ｒ、ｆ、エネルギーと電子ビームの間の合成相互作用（ｒｅｓｕｌｔａｎｔ 　１ｎｔｅｒａｃｔｉｏｎ　）は、出力共振キャビティから抽出される高周波信 号の増幅をもたらす。

管の動作の間、電子銃の電極は、数十キロボルトの大きさの相対的に高い電圧で 動作されなければならず、特に入力キャビティがＩＯＴの外部部分を形成し、従 って装置の通常の使用の間に取り扱われるので、これは問題をもたらしうる。

本発明は、入力共振キャビティを有している線形電子ビーム装置の他の形式にも 適用可能である、改善されたＩＯＴ入カ入子キャビティ構成給する試みから生起 された。

本発明の第１の観点によれば、 縦軸に関して実質的に円筒形であり、かつ増幅されるべき高周波信号を、使用に おいて、受は取るべく構成された入力キャビティ；実質的に縦（軸）方向に電子 ビームを生成すべく構成された電子銃；及び増幅された高周波信号が抽出される 出力キャビティ；を備え、 入力キャビティは、電子銃を実質的に取り囲み、かつ電子銃の部分に電気的に接 続された内部本体部分（ｉ’ｎｎｅｒ　ｂｏｄｙ　ｐｏｒｔｉｏｎ）と、内部本 体部分から電気的に絶縁された外部本体部分（ｏｕｔｅｒ　ｂｏｄｙ　ｐｏｒｔ ｉｏｎ）とを備えており、内部本体部分は、外部本体部分のそれと比較して相対 的に高い電圧で維持されており、 内部及び外部本体部分のそれぞれは、軸方向に実質的に同一の広がりをもつ軸拡 張フランジと、フランジ間に配置されている電気的絶縁材料とを含む線形電子ビ ーム管が提供される。

ここで、　ｒ高い電圧」とは、数十キロボルトの大きさを意味する。

本発明の使用は、管の通常の動作の間にそれらが容易にアクセスできないように 、相対的に高い電圧で動作する線形電子ビーム管の部分を配置されるようにする 。加えて、内部及び外部本体部分のフランジの構成は、それらの間で所望の電気 的隔離を達成すべく二つの部分を分離されるようにすると同時に、それからの低 ｒ、ｆ、漏洩が存在するようであることを入力キャビティに許し、それによって 効率的な動作を提供する。また、フランジは、実質的に同じ方向に延伸（伸長） し、それゆえに実質的に互いに平行である。それが電気的ストレスを縮小するの でこれは特に有利であり、従って、高い電圧でさえも、内部と外部本体部分の間 で発生する電圧降伏（ｖｏｌｔａｇｅ　ｂｒｅａｋｄｏＷｎ）の傾向を縮小する 。更に、内部及び外部本体部分と軸方向拡張フランジの構成は、比較的容易であ り、従って、作成しかつアセンブリすることが安価である。

それがよい電気的特性を与えかつ機械的に丈夫な構成を結果として生ずるので、 これが線形電子ビーム管において通常望ましい対称構造であるので、フランジが 実質的に円筒形状であることが好ましい。

好ましくは、内部及び外部本体部分のそれぞれは、入力キャビティから外側に向 かって軸方向に拡張する二つのフランジを含み、それゆえに二対の同一の広がり をもつ（間延の）フランジが存在する。そのような構成は、内部及び外部本体部 分の間の領域におけるｒ、ｆ、損失を最小にする。入力キャビティは、一対のフ ランジだけで代替的に構成されつるけれども、これは、キャビティの他の部分の 間にｒ、ｆ、漏洩経路（ｌｅａｋａｇｅ　ｐａｔｈ）が存在することを結果とし て生じる傾向がある。

内部本体部分は、互いに電気的に分離される二つのセクションからなることが好 ましい。再度、これは、製造及びアセンブリ（組立て）を容易にし、かつ利点的 に内部本体部分を介して電子銃の異なる部分へ異なる電圧を印加させる。本発明 の一つの好ましい実施例において、内部本体部分は、電子銃のカソード及びグリ ッドに電気的に接続される。二つのセクションが含まれるところでは、それらの 一つは、カソードへ物理的及び電気的に接続されうるし、他は、グリッドに物理 的及び電気的に接続されうる。

利点的に、電気的絶縁材料は、形において一般的に円筒形である。

これは、管の縦軸の回りに対称的に絶縁を分散させ、かつ機械的支持（ｍｅｃｈ ａｎｉｃａｌ　５ｕｐｐｏｒｔ）及び剛性（ｒｉｇｉｄｉｔｙ）をも供給しうる 。構成において二対のフランジが含まれるところでは、電気的絶縁材料は、例え ば、一つのリングが一対のフランジの間に挿入され、池のリングが他の一対のフ ランジの間に挿入される、二つの分離リングとして存在しつる。代替的にかつ好 ましくは、電気的絶縁材料は、フランジの両方の対の間に拡張する単体部材（ｕ ｎｉｔａｒｙ　ｍｅｍｂｅｒ）である。

利点的に、内部及び外部本体部分は、例えば、特定の形状に成形されうる電気的 絶縁材料によって互いに物理的に接合される。

好ましくは、外部本体部分は、地電位である。

本発明の第２の観点によれば、 縦軸に関して実質的に円筒形であり、かつ増幅されるべき高周波信号を、使用に おいて、受は取るべく構成された入力キャビティ：実質的に縦（軸）方向に電子 ビームを生成すべく構成された電子銃；及び増幅された高周波信号が抽出される 出力キャビティ；を備え、 入力キャビティは、電子銃を実質的に取り囲み、かつ電子銃の部分に電気的に接 続された内部本体部分と、内部本体部分から電気的に絶縁された外部本体部分と を備えており、 内部本体部分は、外部本体部分のそれと比較して相対的に高い電圧で維持されて おり、 内部及び外部本体部分は、入力キャビティ内の高周波エネルギーに対しチョーク インピーダンス（ｃｈｏｋｅ　ｉｍｐｅｄａｎｃｅ　）を与えるべく同一の広が りをもつそれぞれの部分を有し、他の本体部分の部分が拡張されている領域で終 わっている一つ以上の部分のエツジは、曲げられる（湾曲される）線形電子ビー ム管が提供される。

本発明のこの観点の使用は、増大された電圧ホールド・オフを同一の広がりをも つ部分の間に得ることができる。部分の曲げられたエツジは、電気力線（ｅｌｅ ｃｌｒｉｃａｌ　ｆｉｅｌｄ　１ｉｎｅｓ）が部分の端部に集中する傾向がある ときにそのような曲線が採り入られない構成と比較して電気的ストレスを縮小す る。それゆえに、本発明を採り入れることによって、同一の広がりをもつ部分の 間の間隔（スペーシング）を選択することにおいて大いなる設計の自由が提供さ れる。これは、実行可能なより効率的なチョークインピーダンスを結果として生 じ、かつよりコンパクトな構成へと導きうる。

部分の一つだけが、曲げられたエツジ（曲線エツジ）を有しつるが、両方或いは 全ての部分は、高い電界の領域で終わる曲げられたエツジを有することが一般的 に望ましい。

本発明の好ましい実施例において、それらのエツジを含んでいる部分は、実質的 にプレーナー（ｐｌａｎａｒ）であり、エツジは、平面の外へ曲げられる。部分 は、平坦なプレート（Ｈａｔ　ｐｌａｔｅｓ　）でありうるか、またはプレーナ ーでかつ曲げられてたもの、即ち、円筒形、でありうる。後者の場合には、エツ ジは、円筒の端部であり、特定の構成により内側或いは外側に向かって曲げられ うる。代替の実施例において、曲げられたエツジは、例えば、部分の端部に沿っ たビーディング（ｂｅａｄｉｎｇ　）に類似な円形断面の、ソリッド・リム（ｓ ｏｌｉｄ　ｒｉｍ　）である。例えば、それは、フラットな環状プレート（ｆｌ ａｔ　ａｎｎｕｌａｒ　ｐｌａｔｅ）の内側円周の回りの増大した厚みの領域で ありうる。

好ましくは、エツジは、その端部がエツジから遠隔の部分の領域に実質的に隣接 するように曲げられる。エツジは、その端部が部分の表面に実際に接触するが或 いはそれから少し間隔がおかれる（ｓｐａｃｅｄ　ａ　１ｉｔｔｌｅ　ｗａｙ　 ）ように十分に曲げられうる。好ましい実施例において、エツジは、実質的に一 定の半径の曲率で曲げられる。しかしながら、エツジは、より長円形断面を与え るべく折り重ねられうる（＋ｎａｙ　ｂｅ　ｆｏｌｄｅｄ　ｏｖｅｒ）。

本発明の別の実施例において、上記それぞれの部分は、縦軸に対して実質的に横 方向の平面に拡張する。一つの特定な実施例において、一つの本体部分は、実質 的に横方向に拡張する二つの部分を含み、他の本体部分は、それらの間に配置さ れた一つの部分を含む。そのような構成において、利点的に、二つの最も外側の 部分（ｏｕｔｅｒｍｏｓｔ　ｐａｒｔｓ　）は、上記一つの部分から離れた方向 に曲がるエツジを有する。上記一つの部分は、他のものよりも二つの部分の一つ により近く配置されつる。この場合、それは、それにより近い部分から離れて曲 げられるエツジを有するということが好ましい。本発明の特に利点的な実施例に おいて、部分は、環状プレートであり、円筒形状の対称構成を与える。

本発明の別の実施例において、部分は、軸方向において実質的に同一の広がりを もつ軸拡張７ランノ（ａｘｉａｌｌｙ　ｅｘｔｅｎｓｉｖｅ　ｆｌａｎｇｅｓ　 ）である。好ましくは、フランジは、実質的に円筒形である。

多くの構成において、電気的絶縁材料は、上記同一の広がりをもつ部分の間に利 点的に含まれる。これは、よい電圧ホールド・オフが達成されることを可能にし 、かつ構成の機械的安定性をも改善しつる。利点的に、上記部分の少なくとも一 つは、電気的絶縁材料に少なくとも部分的に埋め込まれる。ある構成において、 最適降伏特性（ｏｐｔｉｍｕｍ　ｂｒｅａｋｄｏｗｎ　ｃｈａｒａｃｔｅｒｉｓ ｔｉｃｓ　）に対し材料で部分を完全におおう（ｗｈｏｌｌｙ　ｅｎｃａｓｅ　 ）ことが望ましい。

好ましくは、内部及び外部本体部分は、同一の広がりをもつそれぞれの部分の二 対を含む。そのような構成は、内部及び外部本体部分の間の領域におけるｒ。

ｆ、損失を最小にする。

内部本体部分は、互いに電気的に分離される二つのセクションからなることが好 ましい。本発明の一つの好ましい実施例において、内部本体部分は、電子銃のカ ソード及びグリッドに電気的に接続される。二つのセクションが含まれるところ では、それらの一つは、カソードに物理的かつ電気的に接続されうるし、かつ他 のものは、グリッドに物理的かつ電気的に接続されうる。

利点的に、同一の広がりをもつ部分の間に配置された電気的絶縁材料は、形状が 一般的に円筒形である。

本発明の第３の観点によれば、 縦軸に関して実質的に円筒形であり、かつ増幅されるべき高周波信号を、使用に おいて、受は取るべく構成された入力キャビティ；実質的に縦（軸）方向に電子 ビームを生成すべく構成された電子銃；及び増幅された高周波信号が抽出される 出力キャビティ；を備え、 入力キャビティは、電子銃を実質的に取り囲み、かつ電子銃の部分に電気的に接 続された内部本体部分と、内部本体部分から電気的に絶縁された外部本体部分と を備えており、 内部本体部分は、外部本体部分のそれと比較して相対的に高い電圧で維持されて おり、 内部及び外部本体部分は、同一の広がりをもつそれぞれの部分を有し、弾力的に 変形可能な電気的絶縁材料が上記部分の間に配置される線形電子ビーム管が提供 される。

本発明による電子ビーム管は、管の使用の間、例えば、要求事項をサービスする ための、輸送や取扱いの間に、機械的ショック（衝撃）及びストレス（応力）で 損害をこうみつる。従来の管では、ショックは、装置の部分間に現れるクラブク 或いは他の欠陥の原因となりうる。これは、クラックが、発生すべき電気的降伏 に対するパスを形成するときに、これらの部分が大きく異なる電位であるという 過酷な問題に導きうる。本発明を用いることによって、電気的絶縁材料が機械的 ショックの下で変形し、その後その原始（オリジナル）状態に戻る傾向があるの で、電気的絶縁材料それ自体の整合性（ｉｎｔｅｇｒｉｔｙ　）及び管の他の部 分とのそのインタフェースも維持されうる。それゆえに、入力領域における管の 剛性に損失があるけれとも、悪条件化の電気的ホールド・オフ特性における結果 として得られた改善は、かなり利点的である。絶縁材料の弾力的な性質は、材料 と隣接する剛性部材の間に形成されるべきボイド（ｖｏｉｄｓ　）の傾向を縮小 する。それゆえに、実質的に均一な誘電率は、それを通る電気的降伏を回避する のに重要である電気的絶縁材料を通じて維持されうる。

本発明の好ましい実施例において、電気的絶縁材料は、シリコーン・ゴムである 。これは、いかなる気泡や同様なものを含まれないで、要求された形状に一致さ せる比較的容易な材料であり、かつそれにわたるより大きな電気的ストレスに耐 えることもできる。

好ましくは、他の製造技術が用いられつるけれども、シリコーン・ゴムは、要求 された構造を与えるべく成形される。

利点的に、少なくとも上記部分の一つは、少なくとも部分的に電気的絶縁材料に 埋め込まれる。ある構成においては、最適降伏特性に対して材料でその部分を完 全におおうことが望ましい。

本発明の一実施例において、上記それぞれの部分は、縦軸に対して実質的に横方 向の平面に拡張する部材である。好ましくは、内部及び外部本体部分の一つは、 実質的に横方向に拡張する二つの部材を含み、他の本体部分は、実質的に横方向 に拡張しかつ他の部分の二つの部材の間に介在された（ｉｎｔｅｒｌｅａｖｅｄ 　）一つの部材を含む。そのような構成は、人力キャビティからのｒｆエネルギ ーの漏洩を防止するのに特によい。

本発明の別の利点的な実施例において、上記部分は、軸方向に実質的に同一の広 がりをもつ軸拡張フランジである。フランジは、実質的に同じ方向に延伸し、従 って互いに実質的に平行である。それゆえに、電気的ストレスは、最小に縮小さ れる。

内部及び外部本体部分そして軸拡張フランジの構成は、比較的容易であり、従っ て、製造及びアセンブリすることが安価である。

フランジは、実質的に円筒形であることが好ましい。

好ましくは、内部及び外部本体部分は、同一の広がりをもつそれぞれの部分の二 対を含む。

図面の簡単な説明 本発明が実行されつるある方法は、以下の添付した図面を参照して実施例により 記載される。

図１は、明瞭化のためにある部分が省略されている、本発明によるＩＯＴの略断 面図である：そして 図２から図７は、本発明によるそれぞれが異なるＩＯＴの略図である。

好ましい実施例の説明 図１は、構成の縦軸Ｘ−Ｘに沿って電子ビームを生成すべく構成されたカソード ２及びグリッド３を含む電子銃ｌを備えている誘導出力４極管装置（ｉｎｄｕｃ ｔｉｖｅｏｕｔｐｕｔ　ｔｅｔｒｏｄｅ　ｄｅｖｉｃｅｓ　：以下、ＩＯＴと称 する）を示す。ＩＯＴは、コレクタ（図示省略）によって集められる前に電子ビ ームが通過するドリフト管４及び５を含む。円筒形入力共振キャビティ６は、電 子銃！について同軸に配置され、かつ増幅されるべき乙　ｆ、信号が印加される 入力カップリング７を含む。出力キャビティ８は、ドリフト管４及び５を取り囲 み、そしてそれを介して増幅されたｒ、ｆ、信号が抽出されかつ二次出力キャビ ティＩＯ及び出力カップリング１１に結合されたカップリング・ループ９を含む 。

この装置の動作中、カソード２及びグリッド３は、３０ｋＶの大きさの電位に維 持され、グリッド３は、カソード電位よりも約１００ボルト少ないｄｃバイアス 電圧に維持される。７に印加された入力高周波信号は、カソード２とグリッド３ の間に生成される数百ボルトの乙　ｆ、電圧を結果として生ずる。

入力キャビティ６は、内部本体部分１２と、内部本体部分Ｉ２との間に実質的に 円筒形に形成された絶縁部材１４を有する外部本体部分１３とによって規定され 、内部本体部分１２は、間に挟まっている誘電材料１４によって外部本体部分Ｉ ３から電気的に絶縁されている。外部本体部分１３は、実質的に地電位に維持さ れ、それゆえに、装置の安全な取扱いを容易にし、同時に内部本体部分１２は、 より高い電圧に維持される。

外部本体部分は、互いに平行でかつキャビティ６の外部法がり（ｏｕｔｅｒ　ｅ ｘｔｅｎｔ）を規定している円筒形外部壁１７を有する縦軸Ｘ−Ｘに対して横方 向に配置された二つの環状プレート１５及び１６からなる。外部本体部分Ｉ３の 内部部分は、キャビティ・ボリュームから外側方向に延伸しておりかつ軸Ｘ−Ｘ について円筒状に配置された二つの円筒形フランジ１８及び１９を含む。

内部本体部分１２は、二つのセクションからなる。第１のセクション２０は、カ ソード２に機械的かつ電気的に接続され、第２のセクション２１は、グリッド３ に機械的かつ電気的に接続される。示した実施例において、アセンブリに追加の 機械的支持を与えるべく、セラミックの円筒２２がセクションン２０及び２１の 間に配置される。

内部本体部分１２は、入力キャビティ６から外側に向かって延伸し、軸Ｘ−Ｘに ついて同軸にかつ外部本体部分１３のフランジＩ８及び１９内に配置される円筒 形フランジ２３及び２４をも含む。フランジの二対１８と２３、及び１９と２４ は、実質的に互いに平行に延伸すべく配置されかつ軸方向に実質的に同一の広が りをもつ。外側フランジ１８及び１９は、誘電部材１４の外部表面の浅いチャネ ルに配置される。カソード２に接続されている内側フランジ２３は、部分的に部 材１４内に埋め込まれており、他の内側フランジ２４は、実質的に完全に部材内 に埋め込まれている。

部材Ｉ４の内部表面は、電圧ホールド・オフ能力を改善すべ（カソード２及びグ リッド３の回りに円周溝（ｃｉｒｃｕｍｆｅｒｅｎｔｉａｌ　ｇｒｏｏｖｅｓ　 ）　２５を含む。しかしながら、他の実施例において、この表面は、滑らかであ りうる。

パワーリード（ｐｏｗｅｒ　１ｅａｄ）　２６は、外部本体部分１３の電気的絶 縁を維持すると同時に、適当なバイアス電圧をグリッド３に供給すべく、フラン ジ１９の開口を介しかつ誘電材料■４を通って経路が定められて、接続がセクシ ョン２１へのり一部２６を介して行われる。

図２は、図１の構成と類似する別のＩＯＴを示す。しかしながら、この装置にお いて、入力キャビティ２７は、外部本体部分の一部を形成する軸拡張部分２８を 含む。

図３は、図２に示したものに類似するＩＯＴを示し、同様な参照符号が同様な部 分に用いられているが、内部及び外部本体部分の間に異なるインタフェースを含 む。

内部本体部分１２は、二つのセクションからなる。第１のセクション２０は、カ ソード２に機械的かつ電気的に接続され、第２のセクション２１は、グリッド３ に機械的かつ電気的に接続される。示した実施例において、セラミックの円筒２ ２がセクションン２０及び２１の間に配置される。

内部本体部分１２は、入力キャビティ６がら外側に向かって延伸し、軸Ｘ−Ｘに ついて同軸にかつ外部本体部分１３のフランジ１８及び１９内に配置される円筒 形フランジ２３及び２４をも含む。フランジの二対１８と２３、及び１９と２４ は、実質的に互いに平行に延伸すべく配置されかつ軸方向に実質的に同一の広が りをもつ。それらは、チョーク・インピーダンスを規定し、かつ、本実施例にお いてはシリコーン・ゴムである、絶縁材料１４内に実質的に完全に埋め込まれて いる。

二つのフランジ１８及び２３は、フランジの各端部が、そのフランジの軸拡散部 分によって他の本体部分からシールド（保護）されるように互いに離れて曲げら れた（ｃｕｒｖｅｄ　ａｗａｙ　ｒｒｏｖ　ｅａｃｈ　ｏｔｈｅｒ　）エツジ２ ９及び３ｏを有する。プレート１５及び２０によって規定された外部及び内部本 体部分に固定されたフランジ１８及び２３の部分は、二つの本体部分の間の電気 的ストレスを縮小するために滑らかな曲線で接合すべく配置される。

同一の広がりをもつ円筒形フランジ１９及び２４の他の対は、それらがプレーＨ ６及び２１を接合するところで同様に曲げられている。内側フランジ２４は、お およそ外側フランジ１９の距離の半分にわたり軸方向に延伸する。それゆえに、 内側フランジ２４は、外側フランジ１９と同じ広がりをもつ領域で終わり、外側 フランジ１９は、内側フランジ２４から遠隔の位置で終わる。内側フランジ２４ は、外側フランジ１９から離れて曲げられた曲がったエツジ（曲線エツジ）３１ を有する。

同一の広がりをもつ部分のこの構成において、外側フランジ１９の端部２８は、 フランジ１９の平面から外に曲げられていない。

図４は、図３の構成に多くの点で類似する別のＩＯＴを示す。入力キャビティは 、縦軸に対して実質的に横方向に拡張し、かつ内部本体部分３２と外部本体部分 ３３の間に要求されたｄｃ隔離（ｄｃｉｓｏｌａｔｉｏｎ）を供給すべく介在さ れる部分を含み、そしてｒ、ｆ、チョークを供給する。内部本体部分３２は、二 つの環状プレート３４及び３５からなる。一つのプレート３４は、カソードに電 気的に接続され、かつ外部本体部分３３の一部を形成している二つの環状プレー ト３６と３７の間に介在される。環状プレート３５は、電子銃グリッドに接続さ れ、かつそれらの間は、プレート３５が拡張する環状チャネルを規定する環状プ レート３８と３９に介在される。介在された横部分（けａｎｓｖｅｒｓＣｐａｒ ｔｓ）の間の領域は、シリコーン・ゴムで作られた弾力的に変形可能な電気的絶 縁材料４０によって占められる。

環状プレート３４及び３５の外側エツジは、環状チャネル及び外部本体部分３３ の横プレート（ｔｒａｎｓｖｅｒｓｅ　ｐｌａｔｅｓ　）の領域で終わる。プレ ート３４及び３５のエツジは、プレートの平面の外に曲げられているので、なめ らなか表面を与えて、エツジの端部がプレート３４及び３５の表面に接触してい る。

外部本体部分の環状プレート３６．３７及び３８．３９は、内部本体部分の介在 された部分から離れて外側に向かって曲げられているが、プレートの表面に接触 しない。

図５は、本発明による別のＩＯＴの部分を概略で示しており、ＩＯＴのある構成 部分だけを示している縦断面である。構成部分は、軸ｘ−ｘについて円筒形に対 称であり、半分だけが示されている。

１０Ｔの入力キャビティ４１は、外側円筒壁（図示省略）と共同でプレート４２ 及び４３によって規定された外側本体部分を含む。金属円筒４４は、その円周の 回りに、その一つが示されている、複数のスクリュー（ねじ）を介してプレート ４２・の一つに取り付けられる。二つの環状プレート４５及び４６は、円筒４４ の各端部に固定されかつそれから径方向に内側に向かって延伸する。ＩＯＴは、 それを取り囲む環状プレート４８に取り付けられ、カリ入力キャビティ４１の外 部本体部分の一部を形成しているプレート４５及び４６の間に拡張するグリッド 電極４７を含む。プレート４５．４６及び４Ｂは、キャビティ４１からのｒ。

ｆ、エネルギーの損失を防止する乙　「、チョーク・インピーダンスを共に規定 する。プレート４５及び４６は、それらの間に配置されたプレート４８から離れ て外側に向かって曲げられている内部エツジを有する。介在されたプレート４８ 上部プレート４６からの介在されたプレート４８の最も近い点も軸方向において 見であるようになっている。プレート４５．４６及び４８の間の領域は、プレー ト間の電圧ホールド・オフを改善して相対的に大きな電位差が内部本体部分と外 部本体部分の間に印加されることを許容すべく電気的絶縁材料を含む。

外部本体部分を規定しているプレート４３は、二つの環状プレート４９及び５０ 、そしてそれらが取り付けられている一般的に円筒形の外部部材５１にも電気的 に接続される。内部本体部分の中央プレート５２は、ＩＯＴ電子銃のカソード（ 図示省略）に接続される。プレート４９及び５０に関する内部本体部分５２の間 隙（ｓｐａｃｉｎｇ　）は、プレート４５．４６及び４８のそれと類似した方法 で配置される。

この構成において、入力キャビティ４Ｉの内部本体部分は、それ自体が、外部本 体部分の対応する部分と同一の広がりをもつ内部本体部分の一部でもあるプレー ト４８及び５２によって本質的に規定される。

図６は、図５に示すものに類似する構成を示す。しかしながら、この構成におい て、内部本体部分の一部を形成しているプレート５３及び５４は、外部本体部分 の隣接するプレート５５．５６．５７及び５８の間で等距離に離間されている。

外部本体部分プレートの径方向内部エツジ及び内部本体プレートの外部エツジは 、本発明に基づいて要求された曲げられたエツジを与えるべく実質的に円形断面 のビーディング（ｂｅａｄｉｎｇ　）によって規定される。

図７は、縦軸に対して実質的に横方向に拡張し、かつそれらの間に低いｒ、ｆ。

漏洩を供給すると同時に、内部本体部分と外部本体部分の間に要求されたｄｃ隔 離（直流アイソレーション）を供給すべく介在される部分を含んでいる入力キャ ビティををしている、図４の構成に類似する別のＩＯＴを示す。しかしながら、 この構成において、横プレー）　（ｔｒａｎｓｖｅｒｓｅ　ｐｌａｔｅｓ　）は 、曲げられた端部を有していない。介在された横部分（ｉｎｔｅｒｌｅａｖｅｄ 　ｔｒａｎｓｖｅｒｓｅ　ｐａｒｔｓ）間の領域は、再びシリコーン・ゴムで作 られた弾力的な変形可能な電気的絶縁材料によって占められる。

フロントページの続き （３１）優先権主張番号　９３０９６６０．０（３２）優先臼　１９９３年５月 １１日（３３）優先権主張国　イギリス（ＧＢ）（８１）指定国　ＣＮ、ＪＰ （７２）発明者　パープル　スティーヴンイギリス　エセックス　シーエム６１ エヌエフ　グレート　ダンモウ　バーンストン　ビショップス　グリーン　３ イギリス　エセックス　チェルムスフォード　スプリングフィールド　バンプ　 レーン“ウェルベツグ（番地なし） （７２）発明者　ベータス　ハワード　トレヴアーイギリス　エセックス　シー エム２８ジエイイー　チェルムスフォード　グレードパドウ　ザ　ウェスターリ ンゲス　４

Claims (34)

【特許請求の範囲】
1. １．縦軸に関して実質的に円筒形であり、かつ増幅されるべき高周波信号を、使 用において、受け取るべく構成された入力キャビティ；実質的に縦方向に電子ビ ームを生成すべく構成された電子銃；及び前記増幅された高周波信号が抽出され る出力キャビティを備え、前記入力キャビティは、前記電子銃を実質的に取り囲 み、かつ当該電子銃の部分に電気的に接続された内部本体部分と、当該内部本体 部分から電気的に絶縁された外部本体部分とを備え、該内部本体部分は、該外部 本体部分のそれと比較して相対的に高い電圧で維持され、そして、前記内部及び 外部本体部分のそれぞれは、軸方向に実質的に同一の広がりをもつ軸拡張フラン ジと、当該フランジ間に配置されている電気的絶縁材料とを含むことを特徴とす る線形電子ビーム管。
2. ２．前記フランジは、実質的に円筒形であることを特徴とする請求項１に記載の 線形電子ビーム管。
3. ３．前記内部及び外部本体部分のそれぞれは、前記入力キャビティから外側に向 かって軸方向に拡張する二つのフランジを含むことを特徴とする請求項１または ２に記載の線形電子ビーム管。
4. ４．前記絶縁材料は、前記両対のフランジの間に拡張する単一部材の形であるこ とを特徴とする請求項３に記載の線形電子ビーム管。
5. ５．前記内部本体部分は、互いに電気的に分離する二つのセクションからなるこ とを特徴とする請求項１、２、３または４に記載の線形電子ビーム管。
6. ６．前記内部本体部分は、前記電子銃のカソード及びグリッドに電気的に接続さ れることを特徴とする請求項１から５のいずれかに記載の線形電子ビーム管。
7. ７．前記電気的絶縁材料は、形状が一般的に円筒形であることを特徴とする請求 項１から６のいずれかに記載の線形電子ビーム管。
8. ８．前記内部及び外部本体部分は、前記電気的絶縁材料によって互いに物理的に 接合されることを特徴とする請求項１から７のいずれかに記載の線形電子ビーム 管。
9. ９．前記外部本体部分は、地電位であることを特徴とする請求項１から８のいず れかに記載の線形電子ビーム管。
10. １０．前記絶縁材料を通して前記入力キャビティの外側と前記内部本体部分の間 に電気的接続が供給されることを特徴とする請求項１から９のいずれかに記載の 線形電子ビーム管。
11. １１．少なくとも一つの前記フランジは、前記電気的絶縁材料に埋め込まれるこ とを特徴とする請求項１から１０のいずれかに記載の線形電子ビーム管。
12. １２．前記電気的絶縁材料の表面は、少なくとも一つの円周溝を含むことを特徴 とする請求項１から１１のいずれかに記載の線形電子ビーム管。
13. １３．縦軸に関して実質的に円筒形であり、かつ増幅されるべき高周波信号を、 使用において、受け取るべく構成された入力キャビティ；実質的に縦方向に電子 ビームを生成すべく構成された電子銃；及び前記増幅された高周波信号が抽出さ れる出力キャビティを備え、前記入力キャビティは、前記電子銃を実質的に取り 囲み、かつ当該電子銃の部分に電気的に接続された内部本体部分と、当該内部本 体部分から電気的に絶縁された外部本体部分とを備え、 前記内部本体部分は、前記外部本体部分のそれと比較して相対的に高い電圧で維 持され、 前記内部及び外部本体部分は、前記入力キャビティ内の高周波エネルギーに対し チョークインピーダンスを与えるべく同一の広がりをもつそれぞれの部分を有し 、他の本体部分の部分が拡張されている領域で終わっている一つ以上の部分のエ ッジは、曲げられることを特徴とする線形電子ビーム管。
14. １４．前記部分は、実質的にプレーナーでありかつ前記エッジは、前記プレーン の外に曲げられることを特徴とする請求項１３に記載の線形電子ビーム管。
15. １５．前記エッジは、その端部が当該エッジから遠隔の前記部分の領域に実質的 に隣接するように曲げられることを特徴とする請求項１４に記載の線形電子ビー ム管。
16. １６．前記エッジは、実質的に一定の曲率の半径を有することを特徴とする請求 項１４または１５に記載の線形電子ビーム管。
17. １７．前記それぞれの部分は、前記縦軸に対して実質的に横方向の平面に拡張す ることを特徴とする請求項１３から１６のいずれかに記載の線形電子ビーム管。
18. １８．一つの前記本体部分は、実質的に横方向に拡張する二つの部分を含み、他 の前記本体部分は、実質的に横方向に拡張しかつ当該他の部分の前記二つの部分 の間に介在された一つの部分を含むことを特徴とする請求項１７に記載の線形電 子ビーム管。
19. １９．前記二つの部分は、前記一つの部分から離れた方向に曲がるエッジを有す ることを特徴とする請求項１８に記載の線形電子ビーム管。
20. ２０．前記一つの部分は、前記二つの部分の一つに前記他のものより近く配置さ れかつ当該近い部分から離れて曲げられるエッジを有することを特徴とする請求 項１９に記載の線形電子ビーム管。
21. ２１．前記部分は、環状プレートであることを特徴とする請求項１７、１８、１ ９または２０のいずれかに記載の線形電子ビーム管。
22. ２２．前記部分は、軸方向に実質的に同一の広がりをもつ軸拡張フランジである ことを特徴とする請求項１３、１４、１５または１６のいずれかに記載の線形電 子ビーム管。
23. ２３．前記フランジは、実質的に円筒形であることを特徴とする請求項２２に記 載の線形電子ビーム管。
24. ２４．前記内部及び外部本体部分は、二対の同一の広がりをもつそれぞれの部分 を含むことを特徴とする請求項１３から２３のいずれかに記載の線形電子ビーム 管。
25. ２５．前記同一の広がりをもつ部分の間に配置された電気的絶縁材料を含んでい ることを特徴とする請求項１３から２４のいずれかに記載の線形電子ビーム管。
26. ２６．縦軸に関して実質的に円筒形であり、かつ増幅されるべき高周波信号を、 使用において、受け取るべく構成された入力キャビティ；実質的に縦方向に電子 ビームを生成すべく構成された電子銃；及び前記増幅された高周波信号が抽出さ れる出力キャビティを備え、前記入力キャビティは、前記電子銃を実質的に取り 囲み、かつ当該電子銃の部分に電気的に接続された内部本体部分と、当該内部本 体部分から電気的に絶縁された外部本体部分とを備え、該内部本体部分は、該外 部本体部分のそれと比較して相対的に高い電圧で維持され、前記内部及び外部本 体部分は、同一の広がりをもつそれぞれの部分を有し、弾力的に変形可能な電気 的絶縁材料が前記部分の間に配置されることを特徴とする線形電子ビーム管。
27. ２７．前記弾力的に変形可能な電気的絶縁材料は、シリコーン・ゴムであること を特徴とする請求項２５または２６に記載の線形電子ビーム管。
28. ２８．前記電気的絶縁材料は、要求された形に成形されることを特徴とする請求 項２７に記載の線形電子ビーム管。
29. ２９．少なくとも一つの前記部分は、前記電気的絶縁材料に少なくとも部分的に 埋め込まれることを特徴とする請求項２５、２６、２７または２８に記載の線形 電子ビーム管。
30. ３０．前記電気的絶縁材料は、形状が実質的に円筒形であることを特徴とする請 求項１３から３９のいずれかに記載の線形電子ビーム管。
31. ３１．前記内部及び外部本体部分は、前記電気的絶縁材料によって互いに物理的 に接合されることを特徴とする請求項１３から３０のいずれかに記載の線形電子 ビーム管。
32. ３２．前記内部本体部分は、互いに電気的に分離する二つのセクションからなる ことを特徴とする請求項１３から３１のいずれかに記載の線形電子ビーム管。
33. ３３．前記内部本体部分は、前記電子銃のカソード及びグリッドに電気的に接続 されることを特徴とする請求項１３から３２のいずれかに記載の線形電子ビーム 管。
34. ３４．前記外部本体部分は、地電位であることを特徴とする請求項１から３３の いずれかに記載の線形電子ビーム管。