JPH07507266A - アルデヒド安定化溶液を用いる方法および組成物 - Google Patents
アルデヒド安定化溶液を用いる方法および組成物Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
アルデヒド安定化溶液を用いる方法および組成物発明の背景
先行技術は、種々の目的用のホルムアルデヒド処理を満載している。チャンク(
Chang)ら[米国特許第4.654,312号]は、ホルムアルデヒドより
なる、白血球を維持しつつ赤血球を破壊するための組成物を教示している。代表
的な組成物において、実施例1は、pH7,7±0.5における1%ホルムアル
デヒド、3%エチレングリフールおよび0.25%クエン酸ナトリウムを開示し
ている。
チャンク(Chang)らは、これを「溶解性溶液」と記載している(第5欄3
3行)。
また、チャンクらによって、総括的開示において、ホルムアルデヒドの代わりに
、彼らは、約0.5ないし約4パーセントのいずれかの短鎖脂肪族アルデヒド、
好ましくはホルムアルデヒドを考慮していると述べられている(第31165行
〜第4欄2行)。このアルデヒドは、白血球細胞を安定化するための固定化剤と
して作用するが、当該混合物中にある蒸留水は赤血球を破裂させるための溶解剤
として述べられている。チャンクらは、それらの組成物は赤血球を破壊すると開
示しているが、ファルコウスキイ−(Falkowski)ら[米国特許第4.
136.161号]は、クエン酸ナトリウムと協働するグリオキサールは赤血球
の安定化に働くと開示している。グリオキサールと共にアルカノールを使用する
ことは示唆がない。
また、ファルコウスキイ−(Falkovski)の教示とは対照的に、カリウ
ムのごとき一価イオンはグルタルアルデヒドの安定化に有用であるが、引き続い
て行われた研究は、アルデヒドは破壊され、カリウムイオン処理によって貯蔵さ
れないことが先行技術に示されている。プチャルター(Buchalter)
[米国特許第3. 983.252号コは、第7111、実施例1において、5
0%水性溶液、7gのクエン酸ナトリウムを含む400ccのグルタルアルデヒ
ドおよび50ccのプロピレングリコール、および960ccの水を開示してい
る。この組成物の使用は消毒薬としてのものであり、組織学的安定化の提供を示
唆しない。種々の他の成分の総括的詳説において、グリオキサールは、使用され
得るアルデヒドのうちの1つてあるとの陳述に含まれている。ジョーンズ(Jo
nes) [米国特許第2. 333. 182号]は、実施例1において、3
7%の水、40%強度の30%グリオキサールおよび20%のメタノールの混合
物を、防腐性流体としての使用と共に開示している。マイロン・ヤノフ(Myr
on Yanoff)ら[「全訳のグルタルアルデヒドの固定」、ジャーナル・
オブ・クリニカル・パソロジ−(J、 C11nical Pathology
)、44巻、167−171頁(1965)]は、全眼のグルタルアルデヒド固
定を開示している。レンドン(Rendon) [米国特許第6057775号
]は、実施例1および3において、防腐性流体として使用するための、アルカノ
ール、グルタルアルデヒド、酢酸ナトリウムならびにフェノール、グリセリン、
および湿潤剤の水性混合物を開示している。グリオキサールの具体的使用は示唆
されていない。
ライアン(Ryan) [米国特許第4.198.206号]は、グルタルアル
デヒドを使用しての血小板の安定化を開示しており、エチレングリコールは「凍
結防止剤」として、すなわち、安定化溶液を凍結から保護するために使用される
と示唆している[第1欄42−47行]。
詳細な記載
本発明の第一の態様において、当該組織における主要変性変化を妨げるのに十分
な量のグリオキサールの水性溶液(I)で該組織を処理することからなり、それ
により、該組織が病理学的または実験的調査および診断に十分な、顕微鏡または
肉眼的観察に適する状態に留まることを特徴とする病理学−安定組織を供する方
法が提供される。
該グリオキサールは、単独でまたは他の成分と混合して使用する。該グリオキサ
ールは他の成分とのバランスをとった混合物を組み合わせて使用する。かかる適
当な混合物の不存在において、良好な顕微鏡的外観は得られない。1の具体例に
おいて、該グリオキサールはビサルファイト、水和物またはアルコール付加生成
物の形態のアルデヒド付加生成物である。該グリオキサールがビサルファイト、
水和物、アルコール、またはグリコール付加生成物の形態のアルデヒド付加生成
物である場合、該付加生成物は液体形態として、あるいは水および/またはアル
カノールを付加して液体混合物を提供できる固体形態として使用するか、あるい
は他の物質と組み合わせて使用できる。該ビサルファイトを用いる場合、それは
、好ましくは、金属塩、好ましくはナトリウムまたはカリウム塩の形態である。
アルコール付加生成物の形態である場合、用いる該付加生成物は、好ましくは、
エチレングリコールのごときグリコールであり、その生成物はジオキサンジオー
ルとして公知である。グリオキサールの固体形態の使用は、漏洩、運送、および
安定性の問題が解消される点で、特にキットに有利である。水および/またはア
ルカノールは、試料をキットに添加する少し前に使用者が添加する。
グリオキサールに適する組織は、動物、または植物起源の組織、特に哺乳動物お
よびヒト起源のものを包含する。
1の具体例において、グリオキサールは当該全溶液の約0.08%ないし約36
%の量で存在させる。より詳細には、グリオキサールは、全溶液の約0.1ない
し約20%の量で存在させる。また、溶液には、約0.15%ないし約36%の
Cl−4アルカン−モノ−、ジーまたはトリオールを包含させ得る。アルカノー
ルはエタノールのごときモノオール、エチレングリコールのごときジオールおよ
びグリセロールのごときトリエールを包含する。グリセロールは、よりしなやか
な状態に組織試料に維持することをその目的の1つとして有する安定化溶液(1
)に特に適する。七ノーおよびジオールーアルヵンは、より大きな組織試料およ
び器官の保存に非常に重要な安定化溶液のより速い組織浸透を可能とする点で特
に有用である。また、七ノーおよびジオールーアルカンは、溶液中のジアルデヒ
ドを安定化させるのに特に効果的であり、それにより、長時間活性な反応体を提
供する。
もう1つの好ましい具体例において、安定化溶液は、65のpHを与えるため、
水中のグリオキサ−ルビサルファイド付加生成物の適量をリン酸ナトリウムまた
はカリウムと混合することによって調製する。得られたpHを緩衝化した安定化
溶液は、それが組織を安定化しつつ、オートリシスを防止しつつ、および病理的
観察に適した状態に組織を維持しつつ生理学的状態を維持する。好ましい具体例
において、該溶液は、その溶液の約0.4%ないし約32%の濃度で、少なくと
も1種の01−4アルカンモノ−、ジーまたはトリオールを含み、それにより、
該溶液の該組織への浸透は容易とされる。さらなる具体例において、該溶液は、
その溶液の約11%ないし約14%の量で、イオン性もしくは非イオン性化学薬
品を含み、それにより、該溶液の浸透圧効果は変わり、それにより、引き続いて
の調査につき該組織を修飾および/または安定化する。1つのかかる具体例にお
いて、3%の塩化ナトリウムを含有するグリオキサール溶液を用いて、海洋性ヤ
ツメウナギが安定化される。
他の具体例において、水銀塩、トリクロロ酢酸、酢酸、ピクリン酸、およびニク
ロム酸カリウムを包含する種々の特別の反応体を、約0.07%ないし約40゜
0%の量で包含させることによって、追加のおよび特異的なミクロ−解剖の安定
化効果が得られる。1の好ましい具体例において、該グリオキサール溶液は、3
7%のピクリン酸、および5%の氷酢酸を含有する。もう1つの好ましい具体例
において、該グリオキサール溶液は4.5%の塩化第二水銀、0.5%の塩化ナ
トリウムおよび2%のトリクロロ酢酸を含有する。他の反応体は、二酸化クロム
、銅塩、および種々の他の重金属および遷移金属塩を含むことができる。
本発明のさらなる態様において、該溶液がギ酸、塩酸、クエン酸および硝酸およ
び/またはそのアルカリ金属またはアンモニウム塩形態のごとき酸および/また
は酸−塩を約0.3%ないし約75%の量で包含する、病理安定組織内の石灰化
領域を脱灰しつつ、該組織を同時に供する方法が提供される。この具体例におい
て、同時での病理学−安定組織の保存および該組織内のいずれかの石灰質領域の
脱灰には、該溶液は、さらに、あるいは別法として、エチレン−ジアミン−テト
ラ酢酸またはそのアルカリ金属塩もしくはアンモニウム塩のごときキレート剤を
約11%ないし約18%の量で含み得る。
「病理学−安定組織」とは、組織試料が病理学および/または実験的調査、およ
び/または診断に適する状態に安定化されていることを意味させることを意図す
る。かかる安定化状態において、(バイオプンー試料の場合のように)通常の組
織が生きた生物または生物体から取り出される場合、あるいは完全な身体または
生物が死亡し、該身体が引き続いての調査のために保存されるべき場合に、顕微
鏡的および肉眼的細胞、組織および器官構成物は可能な限り生きたような状態に
おけるように維持され、実質的にオートリンス変化および他の変化はない。本発
明で用いる「組織」なる語は、例えば、バイオプシーの目的で、可能な癌組織か
ら、あるいは例えば肝臓または腎臓のごとき組織を包含するいずれかのより大き
い部分から取り出した薄いスライスであるか否かを問わず、いずれの形態の組織
をもいう。該溶液を取り出しまたは死亡の後できる限り早く適用することによっ
て、溶液(1)の適用は、該組織を可能な限り通常の状態に安定化させるように
働き、直ちに代謝反応、オートリシス変化および微生物分解変化を停止させる。
オートリンスは、それにより、その通常の細胞酵素および成分が分解し、細胞構
造自体を破壊するプロセスである。
本発明のさらなる態様において、雌容器手段および雄閉鎖手段よりなる病理学−
安定調製物を維持するためのキットが提供され、該雌容器手段内には、グリオキ
サール付加生成物を含有する水性溶液が、病理学的調査のために保存される試料
中の主要変性変化を妨げるのに十分な量で含まれる。また、かかるキットは、試
料を導入するに先立って、水および/またはアルカノールが添加されるグリオキ
サール付加生成物の固体形態を含有する。また、安定化溶液は、種々の他のpH
を緩衝するおよび浸透圧に影響する化学薬品、ならびに前記したごとき種々の特
別の効果の反応体を含有することができる。
1の具体例において、該キットは、糞便試料に含有される寄生虫、嬬虫および/
または原虫が、適当な研究所による後の分析および評価に適した状態で保持され
るように糞便試料を安定化形態に維持するためのものである。かかるキットは、
雌容器手段および雄閉鎖手段ならびにグリオキサール付加生成物を含有する安定
化溶液を含む。具体例において、該組織は、長時間保存されるべき器官または生
物体全体の形態であり、それにより、該溶液はこの期間内の実質的な変性変化を
妨げる。他の具体例は、粘液質、粘膜、精液、膿および尿のごとき他の身体の流
体、固体、浸出液および/または分泌物の収集、安定化、および維持用の該キッ
トを使用する。
本発明のさらなる態様において、組織をその組成物に&潰する場合に病理学−安
定組織を提供できる該組成物が提供され、該組成物は、該組織における主要な変
性変化を妨げるに十分な量のグリオキサール付加生成物の水性溶液であり、グリ
オキサールは全溶液の約008%ないし約36%の量で存在させ、該溶液は該溶
液を安定化させるための約0.15%ないし約36%のC2−4アルカン−モノ
−、ジー、またはトリオールを含む。この態様において、さらなる具体例は、少
なくとも1種のC7−4モノ−、ジー、またはトリーアルカンを、該溶液の約0
4%ないし約32%の濃度で含み、それにより、該溶液の該組織への浸透を容易
とする溶液を包含する。この具体例において、好ましくは、該溶液は、該溶液の
約0.1%ないし約14%の量でイオン性または非イオン性の化学薬品を含み、
それにより、該溶液の浸透圧効果は変化し、それにより、引き続いての調査のた
めに該組織を安定化させる。さらなる具体例において、好ましくは、該溶液は、
組織の石灰化部分の脱灰を行うための酸および/または酸−塩および/またはキ
レート剤を含有する。
本発明のこの第一の態様の1の具体例において、組織を消化し、崩壊するのを操
作する、および組織における池の変性変化を妨げるための、生きた組織状態の停
止に際して、天然酵素による組織のオートリンスを防ぐのに十分な量の溶液(■
)で処理されるバイオプンーもしくは新鮮な死体いずれかからの組織の小さな試
料が提供される。
本発明のこの第一の態様のさらなる具体例において、雌容器手段および雄閉鎖手
段ならびに安定化溶液(1)を包含する、糞便試料を、適当な研究所が後に評価
するための状態に維持するたるめの手段からなるテスト−安定糞便試料キットが
提供される。典型的な雌容器手段は、雄不/キャップ閉鎖を収容するためのネノ
パターンを持つ、プラスチックまたはガラス等の広いマウスジャー(mouth
jar)容器であり得る。もう1つの雌容器手段は、バッグまたはパウチであ
り得、「雄J閉鎖はひも(tie)またはクランプであり得る。雌容器手段はい
ずれの形状、サイズまたは形態であってもよいが、雌容器手段に挿入すべき組織
、器官または身体の生成物の試料を収容するものであることが理解されるべきで
ある。
種々の固定剤が、当該分野で公知であるが、安定化溶液(1)は細胞の種々の群
と素早く反応して、酵素活動を停止させ、構造的特徴を固定し、微生物の活動を
停止させ、一般に、生きた組織の形態および外観にできるだけ近いように試料を
維持し、それにより、病理学調査は容易となる。ホルムアルデヒドおよび他の通
常使用する固定剤は、単独で使用する場合、許容される顕微鏡的外観調製物を提
供するが、単独で使用するグリオキサールはそうではない。成分の追加の組合せ
は、良好な顕微鏡的外観を提供するのに必要である。
発明の第2の態様において、安定化溶液(1)は、長期間の解剖保存状態にある
動物または植物の全体または部分、およびその方法で有用な組成物を調製するの
に使用する。本発明の安定化溶液(りは、学校の実験室での解剖のためのカエル
または他の小動物、医学校教育および他の使用のための完全な死体または個々の
器官を保存するのに使用することができる。また、安定化溶液(1)は、さもな
ければ存在し、成育し、それにより標本を分解させるいずれの微生物も殺しおよ
び/または抑制することによって標本の保存を容易とする。
本発明の第1の態様において、組織試料の安定化が数日間の量定まれているのに
対し、本発明のこの態様においては、長期間の安定化、好ましくは、数年間も測
定する安定化が目的である。ハイスクール、カレッジの医学校、または検死セツ
ティング、あるいは他の保存への使用であるか否かに拘わらず、研究または解剖
で使用すべきカエル、胎児ブタ、死体、ネコ、嬬虫、昆虫または大きな器官のご
とき標本で使用することが意図されている。
該組織は動物または植物起源のものであり得ることに注意すべきである。ヒト組
織、器官、または完全な生物体が考えられるが、本発明は、すべての哺乳動物、
両生類、爬虫類、鳥類、硬骨魚、軟骨魚、昆虫、節足動物、頭足動物、昆虫、多
細胞微生物、線形動物、扁虫、体節虫またはいずれかの他の動物あるいは植物群
に適用することが考えられる。特異的適用に応じ、水銀塩、トリクロロ酢酸、酢
酸、ピクリン酸、ニクロム酸カリウム、フェノール、ビフェノール、フェノール
、クレゾール、第4級アンモニウム化合物、界面活性剤、抗生物質、銅塩、スル
ホサリチル酸、オスミウム酸、白金塩、カドミウム塩、コバルト塩およびウラニ
ル塩のごとき少なくとも1つのさらなる化学茎品を包含するのが望ましい。一般
に、これらの追加の化学薬品のいずれの量も約007%ないし約16.5%であ
る。
以下の実施例は本発明を説明する。
実施例1
ガラス容器に、グリオキサールの40%溶液100m1および脱イオン水900
m1を添加する。混合しつつ、酸性リン酸ナトリウムニ永和物5.0gおよび無
水リン駿二ナトリウム6.5gを添加し、溶解させる。pHはわずかに酸性であ
る。イヌ組織の小片を数時間該溶液に浸漬し、次いで、組織学的調査のために加
工する。良好な細胞の詳細が観察され、オートリンスまたは他の変性変化の兆候
は認められない。
実施例2
ガラス容器に、混合しつつ順次、脱イオン水700m1SX性エチルアルコール
200m1および40%グリオキサール溶液150m1を添加する。腎臓を半分
に切断して、一端が他端のための対照として供する。腎臓の分割物を、その少な
くとも10倍の容量の該調製した溶液に漫潰し、種々の時間放置する。次いで、
それを病理学的および組織学的調査のために調製する。溶液に暴露した6時M?
k、腎臓の最も中心の部分は良好な溶液浸透を示すが、エチルアルコールなしで
同一溶液に浸透した対照は、最も中心の部分において非常に貧弱な浸透を示す。
実施例3
実施例2で調製し処理した腎臓を、該溶液への浸透後7および21日に調査する
。該腎臓は、病理学的および組織学的調査に適する良好な安定化状態のままであ
る。良好な細胞の詳細が、観察可能な変化なくして観察される。
実施例4
ガラス容器に、混合しつつ順次、脱イオン水700m1、エチレングリコール2
00m1および40%グリオキサール溶液100m1を添加する。継続的混合条
件下、水酸化ナトリウム溶液の滴下によって、該溶液をpH6,5に調整する。
溶液を数日間貯蔵し、次いで、組繊学的加工および調査に先立って、ヒト組織片
を安定化するのに使用する。該溶液で加工した組織は、良好な保存および細胞の
詳細を示す。エチレングリコールが不存在の同一溶液で処理した対照組織は貧弱
な保存を示す。独立した化学分析は、エチレングリコール含有溶液は、エチレン
グリコール不存在溶液よりも高いグリオキサール濃度を有する。
実施例5
ガラス容器に、混合しつつ順次、脱イオン水500m1、変性エチルアルコール
200m1、グリセロール150m1.40%グリオキサール溶液60m1゜お
よび40%グリオキサール溶液50m1を添加する。無傷のラット肝臓を個々の
小葉に分け、該小葉を異なる実験条件のための対照として使用する。本実施例に
おいて、小葉を、10倍過剰の該溶液に14日間浸漬する。次いで、該小葉を加
工し、実験する。該溶液で処理した小葉は、良好な保存および良好なコフンスタ
ンノーを示し、脆さはない。グリセロールが存在しない同一溶液に浸漬した対照
小葉は、同一組織の「しなやかさjおよび「柔軟性」を示めさなかった。本実施
例にて該溶液で処理したテスト小葉の顕微鏡調査は、良好な細胞およびミクロ細
胞の詳細を示した。ジアルデヒドの組合せを用いなかつた以外は同一の溶液で処
理した対照小葉は、良好な細胞の詳細を示すが、染色の摂取は、細胞下詳細にお
いて、ジアルデヒドの組合せを用いた場合に観察された程の均一さはなかった。
実施例6
ガラス容器に、混合しつつ順次、変性エチルアルコール850m11氷酢酸50
m1および40%グリオキサール溶液100m1を添加する。種々のクモ類、昆
虫および植物の部分を該溶液に&潰し、浸漬の1週間、3週問および9力月後に
調査する。すべての組織、細胞および生物体は良好な保存および良好な細胞の詳
細を示した。
実施例7
ガラス容器に、混合しつつ順次、脱イオン水800m1.塩化水銀45g1塩化
ナトリウム5g、トリクロロ酢酸20g1氷酢酸40 m 1 sおよび40%
グリオキサール溶液200m1を添加する。哺乳動物組織片を3ないし24時間
該溶液に&漬する。2mm未満の厚さのスライスは3時間の処理を必要とするに
すぎない。引き続いての加工および調査は、良好な保存および良好な細胞の詳細
を示し、結合組織の収縮は無視できた。
実施例8
ガラス容器に、混合しつつ順次、脱イオン水850m1、ギ酸10g、クエン酸
三ナトリウム100g、および40%グリオキサール溶液100m1を添加する
。哺乳動物の骨片を少なくとも10倍過剰の該溶液に浸漬し、5〜7日間放置す
る。引き続いての加工および調査は良好な保存および良好な細胞の詳細を示す。
石灰化領域は完全に脱灰され、収縮は観察されない。
実施例9
実施例8におけるギ酸およびクエン酸ナトリウムを、エチレン−ジアミンテトラ
酢酸二ナトリウム100gで置き換えた。哺乳動物の歯を該修飾溶液に浸漬し、
7〜10日間放置した。引き続いての加工および調査は良好な保存および良好な
構造を示した。脱灰は完了したようであった。
実施例10
適当な研究所による後における分析に適した状態に糞便試料を維持するための手
段を包含するテスト−安定糞便試料キットが提供され、これは、雌容器手段およ
び雄閉鎖手段ならびに40%グリオキサールを含有する水性溶液を包含する。
典型的な雌容器手段としては、雄ネジキャップ閉鎖を収容するためのネジパター
ンを持つ、2oz の広さのマウスプラスチック容器が挙げられる。雌容器手段
は、いずれの形状、サイズまたは形態のものであってもよいが、雌容器手段に挿
入すべき腸試料の少量の掻き取りを収容するものであることに注意すべきである
。
糞便試料中にいるかもしれない寄生虫および研究所の調査の目的であり得る寄生
虫は、糞便試料がかかる寄生虫の存在を同定するのに適当に使用されるのを可能
とする糞便中に保存される。
実施例11
実施例10のテスト−安定糞便試料キットにおいて、既述の水性溶液を7オキサ
ンノオール(固体)800mgで置き換え、これを該糞便試料を挿入するに先立
って水性溶液20m1に溶解させる。糞便中にいるかも知れない、研究所調査の
目的となり得る寄生虫を該糞便試料中に保存して、該糞便試料がかかる寄生虫の
存在を確認するために適当に使用されるのを可能とする。
実施例12
新たに切り出した霊長類心臓を、pHを調整しない以外は、実施例4で調製した
グリオキサールの溶液を潅流する。潅流後、該心臓を1o力月間密閉した容器に
浸漬放置し、次いで、肉眼および顕微鏡で調査する。該心臓は良好な状態で保存
され、変性変化は見られず、生徒の観察に適する。
実施例13
成体雄つン蹄又をエーテル下に切断し、塩化ナトリウム(0,6%)および臭化
セチルトリメチルアンモニウム(0,15%)を添加した実施例12記載の溶液
で潅流する。該蹄叉を、密閉容器中、(湿潤コツトンにて)同溶液で湿気を保つ
。該蹄又は、少なくとも1年の間、生徒の解剖に適した状態を保つ。
Claims (25)
- 1.当該組織における主要変性変化を妨げるのに十分な量のグリオキサ−ルの水 性溶液で該組織を処理することよりなり、それにより、該組織は、病理学的また は実験的調査に十分な顕微鏡または肉眼調査に適した状態に留どまることを特徴 とする病理一安定組織を供する方法。
- 2.該グリオキサ−ルが付加生成物の形態である請求の範囲第1項記載の方法。
- 3.該組織が動物起源である請求の範囲第1項記載の方法。
- 4.該組織が哺乳動物起源である請求の範囲第1項記載の方法。
- 5.該組織が植物起源である請求の範囲第1項記載の方法。
- 6.該グリオキサ−ルが、グリオキサ−ルおよびビサルファイト、水、アルコー ル、またはグリオキサ−ル付加生成物からなるグリコール付加生成物である請求 の範囲第2項記載の方法。
- 7.該グリオキサ−ルを、全溶液の約0.08%ないし約36%の量で存在させ る請求の範囲第1項記載の方法。
- 8.該グリオキサ−ルを、全溶液の約0.2%ないし約20%の量で存在させる 請求の範囲第1項記載の方法。
- 9.該溶液が約0.15%ないし約36%のC1−4アルカンモノ−、ジ−、ま たはトリオールを含有し、それにより、該溶液が安定化される請求の範囲第1項 記載の方法。
- 10.該溶液が、その溶液の約0.4%ないし約32%の濃度で、少なくとも1 種のC1−4モノ−、ジ−、またはトリオールアルカンを含み、それにより、該 溶液の該組織への浸透を容易とする請求の範囲第1項記載の方法。
- 11.該溶液が、その溶液の約0.1%ないし約14%の量で、イオン性または 非イオン性の化学薬品を包含し、それにより、該溶液の浸透圧効果を変化させ、 それにより、引き焼いての調査のために該組織を安定化させる請求の範囲第1項 記載の方法。
- 12.該溶液が約0.01モル/リットルないし約4.2モル/リットルのpH 緩衝剤を含む請求の範囲第1項記載の方法。
- 13.該溶液が、ギ酸、塩酸、クエン酸および/または硝酸、および/またはそ のアルカリ金属もしくはアンモニウム塩を、約0.3%ないし約75%の量で含 有する、当該組織内の石灰化領域を脱灰しつつ同時に病理学一安定組織を供する 請求の範囲第1項記載の方法。
- 14.該溶液がキレート剤を、約0.1%ないし約18%の量で含む、当該組織 内の石灰化領域を脱灰しつつ同時に病理学一安定組織を供する請求の範囲第1項 記載の方法。
- 15.該キレート剤がエチレン−ジアミン−テトラー酢酸、またはそのアルカリ 金属塩またはアンモニウム塩である請求の範囲第14項記載の方法。
- 16.雌容器手段および雄閉鎖手段よりなり、該雌容器手段には、請求の範囲第 1項記載のグリオキサ−ルの水性溶液が、病理学的または実験的調査用に保存す る試料における主要変性変化を妨げるのに十分な量で含有される病理学一安定調 製物を維持するためのキット。
- 17.雌容器手段および雄閉鎖手段ならびに請求の範囲第1項記載の安定化溶液 からなる寄生虫、蠕虫および原虫の引き続いての調査および認知に適した形態に 糞便試料を維持するためのキット。
- 18.該組織が、長期間保存すべき器管または全生物体の形態であり、それによ り、該溶液がその期間内において実質的な変性変化をブロックする請求の範囲第 1項記載の方法。
- 19.当該組織における主要変性変化を妨げるのに十分な量のグリオキサ−ル付 加生成物の水性溶液よりなり、該グリォキサール生成物を全溶液の約0.08% ないし約35%の量で存在させ、かつ該溶液が約0.15%ないし約36%のC 2−4モノ−、ジ−、またはトリオールアルカンを安定化剤として含むことを特 徴とする、組成物に該組織を浸漬する場合に病理学一安定組織を供することがで きる組成物。
- 20.該溶液がその溶液の約0.4%ないし約32%の濃度で少なくとも1種の C2−4モノ−、ジ−またはトリオールアルカンを含み、それにより、該溶液の 該組織への浸透を容易とする請求の範囲第19項記載の組成物。
- 21.該溶液がその溶液の約0.1%ないし約14%の量でイオン性または非イ オン性の化学薬品を含み、それにより、該溶液の浸透圧効果を変化させ、それに より、引き続いての調査のために該組織を安定化させる請求の範囲第19項記載 の組成物。
- 22.該溶液が約0.01%モル/リットルないし約4.2モル/リットルのp H緩衝剤を含む請求の範囲第19項記載の組成物。
- 23.該溶液が約0.3%ないし約75%の量でギ酸、クエン酸または硝酸であ る酸または酸一塩を含有する、当該組織内の石灰化領域を脱灰しつつ同時に病理 学一安定組織を供するための請求の範囲第19項記載の組成物。
- 24.該溶液が約0.1%ないし約18%の量でキレート剤を含有する、当該組 織内の石灰化領域を脱灰しつつ同時に病理学一安定組織を供するための請求の範 囲第19項記載の組成物。
- 25.該キレート剤かエチレン−ジアミン−テトラ酢酸、またはそのアルカリ金 属塩もしくはアンモニウム塩である請求の範囲第24項記載の組成物。
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