JPH07506572A - Cd4及びh2ヒストンを含有する抗ウイルス剤 - Google Patents

Cd4及びh2ヒストンを含有する抗ウイルス剤

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JPH07506572A JP5519103A JP51910393A JPH07506572A JP H07506572 A JPH07506572 A JP H07506572A JP 5519103 A JP5519103 A JP 5519103A JP 51910393 A JP51910393 A JP 51910393A JP H07506572 A JPH07506572 A JP H07506572A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 CD4及び112ヒストンを含有する抗つィルスI’11本発明は抗ウィルス剤 、特に旧V −1及びその関連ウィルスに右2J+な薬剤に関する。
RNAウィルスやDNAウィルスがヒト暑こ感染する場合、少なくともその過程 の初期の段階でウイJレスカイヒトの細胞膜に接触する必要があること力喀知ら れてし為る。
II I V −1及びIIIV−2)場合、C04として知られてしする細胞 表面部タンパク質とgp+20として知られてしAるライ表面レセプターとして 作用する。
細胞膜接触後のウィルスの複製サイクル(よ一連の過程を経るが、その中の一つ はライlレス表面膜と細胞膜との融合であると思われる。この融合はgp120 のCD4への結合にのみ依存してしすると考えられる。し力)し、ヒトCD4の 遺伝子をCD4陰性のII e L a細胞膜こ斤a質転換すると、この細胞は Hlllに対して感染されやすくなるが、同じ遺伝子をマウスのし一細胞に形質 転換した場合、細胞はウィルスと結合はする力≦内部柱11番ましなし1ことが 知られている。また、VSV flllVl偽型を用いた実験では、11111 はヒ1−C1]4を形質転換したマウス1.−細胞に結合するが、内部移行しな いことが明らかにされている。さらに、多様なヒト組織より採取されたCD4陰 性細胞に対してもII I V −1は感染するが、細胞を抗CD4 MAb  il、eu 3alと共に前インキュベートするか、ウィルスを5cD4と共に インキュベートすることによりこの感染が抑制されることが報告されている。以 上の結果を踏まえて、a’/はウィルス表面膜とC114陽性細胞の細胞肱との 融合には、これまでとは別の細胞表面レセプター、即ち”融合レセプター”が少 なくとも一つは関与していると考λている。
本発明は、この融合レセプターの少なくとも一つがN−末端側に112ヒストン と相同性を右する細胞表面タンパク質である可能性があるという我//の発見に 基づいている。
本究明はC114またはCDJ様物質(例えばCD4−1gFc免疫アドヒジン 、CD4 Vl−V2 ドメイン及びCD4〜誘導ベブーブード)を含量1する II I V及び/または関連ウィルスに対する薬剤を提供するものである。C D4またはC114様物質の含有量は、CD4またはCDJ様物質m独の抗ウイ ルス効果を有する投与量より(例λばI/2より)低い。
臨床で使用する場合、本究明の抗ウィルス剤は通常非経口的 例えば静脈内に投 与される。しかし、腹膜腔への投与が最も効果的な経路であると思われるが、少 なくともある種の抗+11V剤はこの投与経路でウィルスの複製が著しいリンパ 系に直接注入されている。
本発明はまた、II I V及び/または関連ウィルスに対する上記の薬剤、望 ましくは腹膜組織内に投与される薬剤で、特に等圧剤を含む溶液中に溶解したも のの適用を提供するが、この等圧剤は我々が英国特許明細書(番号21544f t!IAI で述べた重合度が12を越えるグルクースポリマーを少なくとも5 11%含む澱粉の加水分解物から誘導したグルコースポリマー混合物である。
さらに、本発明は不活性の担体や希釈剤と共に上述の1i削を含む薬剤成分を提 供する。また、II I V及びIIP二は関連ウィルスに対する¥:バ11成 分の製造において本究明の薬剤の使用を提供するものである。
、)[Iびに本発明は、1■vウイルス及び/または関連ウィルスをキャリアと するヒトまたは動物を対象とした治療法を提供するものであり、本発明の薬剤の 薬剤有効量を対象に投与することを含む、 CD4またはCDA様物質及び11 2ヒストンまたは112ヒストン様タンパク質はり↑象に対して同時にあるいは どちらかを先に投与してもよく、またその順序を問わないが、CD4またはCD J様物質投与後にH2ヒストンまたは112ヒストン様タンパク質を投与するの が望ましい。
本発明はヒトまたは動物の治療法への適用、特にH1Vウィルス及び/または関 連ウィルスをキャリアとするヒトまたは動物を対象どした治療法への適用におけ る112ヒストンまたは1(2ヒストン様タンパク質を提供するものであり、ま たIIIVウィルス及び/または関連ウィルスにりtする薬剤成分の′JAXi への適用における112ヒ又トンまたは+12ヒストン様タンパク質な提供する 。
FrAE M 5’ Nストラン、ヘパリン、ヘパリン断片、ベン1−リンポリ 6/i酸、フコイジンなどの硫酸化多糖のあるものは i n v i v o で11111 (7) ヒトCD4+及びC134−細胞への感染を抑制する。
CD44細胞の場合、この抗ウィルス活性1によりウィルスが宿主細胞」、のレ セプターに接触−1“ることが抑制されることも考えられた。しかし、天θ〜に 件在する硫酸化多糖類はC,D 4とは全く異なる部位に結合するか、あるいは C1】4と結合してさらに別の部位にも結合することが明らかにされている。従 って硫酸化多糖の作用様式についてはまだ解明されておらず、これらの作用様式 は一様ではない可能性がある。
我/2は、1目シー1感染を抑制する硫酸化多糖類の抗ウィルス活性の少なくと もあるものは、細胞表面の成分であって全てもしくはほとんどのヒト細胞上に存 在し融合過程に重要な役割をもつ”融合レセプター”上で作用するものであると の仮説をたてた。硫酸化多糖類にはウィルスのgp120接触するものもあるが 、この相11作用から生じる抗ウィルス活性はおそらく融合レセプターを抑制す る活性はど重要ではない。
この仮説を検5・1するため、抗111V剤として硫酸デキノ、トランを用い多 くの実験を行った。デキストランはグル:1−スのポリマーの混合物で、グルカ ン単位がおちにα−1,4グルコシド結合で結合している0本実験で(1J2川 した硫酸デキストランはf均分子量約27.II(Il+の2−硫酸化硫酸デキ ストランである1重量当りの硫黄含量は121で、グルコース残基当り1酸基に 相当した。
組織用?I天験より、硫酸デキストランは阻害濃度6−11cz g/ml ( 2:1010−46L)で神々の111v−1研究用単離体(夏11h、 RF 、 MNIのCDJ+細胞株fM8166、 IIP−B、 ALLIへの感染 を抑制することが明らかになった。また、硫酸デキストランはいくつかのC11 4−細胞、T E F+ 7111 II 24 f横紋筋1111!t 1  、 11251 SP 旧151、[138旧154 (ダリア)及びHT2! 177 (結腸直腸癌)への感染を抑制することも認められた。細胞とLeu  3aまたはウィルスと5cD4との前インキュベートによる感染の阻害は認めら れなし)。
この組織培養実験は、硫酸デキストランが融合レセプター上で作用することによ りHIV−1感染を抑制するという我々の仮定を支持するものと思われる0次シ こレセプター−リガンド結合試験を行ったが、硫酸デキス[・ランがCD4に結 合することを示唆する結果G′i得られなかった。CD4+細胞株と1.e u  3 aを前インキュベートしても結合定数は変化せず、CD4をIt e L  a細胞に形質I云換したところ硫酸デキストラン結合は増加せずにむしろ減少 した。また、 llP[l^1、L細胞をトリプシンで前処理すると硫酸デキス トラン結合が失われた。これに対して、ノイラミニダーゼで前処理した場合は結 合に影響せず、クンバク質結合部位であることが示された。以1、の結果から、 ヒトC口4+及びCI)4−ヒト細胞上には同一の鍮酸デキストラン結合部位が 存在することが示唆される。
硫酸デキストラン結合部位の性質を調べるために、リガンド−プロット実験を行 った。 )IPRALL細胞賎を調製し、 12.5%5Ds−PAGEゲルを 用いてタンパクを分離した。ニトロセルロースフィルターにプロット後、トリチ ウム化硫酸デキストランをプローブとしてタンパクを検索した。標識硫酸デキス トランは分子j129kDa及び17kDaのクンバク質に対応するバンドに結 合し。
この2本のバンドに対する標識硫酸デキストランの結合は過剰の冷硫酸デキスト ランで置換された。置換可能な結合のほとんどは17kDaの部位であった。
硫酸デキストランと結合するタンパク質の内いずれか一方が融合レセプターまた は融合レセプターの一部を構成していると思われる。この−味ある2本のタンパ ク、17kDaのタンパクのN末側の配列決定を行ったとコロ、両者のうち一方 (N本例配列PEPAKSAPAPにKGXKにXVTKAIはヒストン +1 20に対して相同性を示し、他方(N本例配列AIITKQTARKSTGGK APRKOLATIはヒ、t ) ン113.1に対して相同性を示した。ヒス トンがHIV感染サイクルに何等かの関与が認められることを示唆する証拠はこ れまで見つかっていない、ヒストンは強い1ム基性タンパクの集まりである。
現在我々はヒストンまたはヒストン様タンパク質がL記で主張した様な融合レセ プターを構成していると考えている。核タンパク質の)+2A 、 112B及 びH3,lはDNA及びRNAに結合することが知られている。従って、細胞表 面上のこれらヒストンまたはヒストン様タンパク質はウィルスRN^と相互作用 し、これによってウィルスが細胞内に侵入すると考えている。112AとH21 1も硫酸化多糖のヘパリンに結合することが知られておりこれらのヒストンはそ の他の硫酸化多糖にも結合1゜ると考えられる。
Cn4陽性細胞へのHIV感染は、ウィルス表面膜タンパク質pgtzoが細胞 表面タンパク質のCD4に結合することによって始まり、次に温度依存的なコン フォメーションの変化が生じてgp41の疎水性に富んだN末端が表出し、これ が細胞膜と融合すると思われる。融合の機構についての明確な定義はまだない、 しかし、形態学的研究により、融合の過程には自発的なコアの分解とウィルスR N^の細胞質への放出が必要であることが示唆されている。
Jli ’/が1!′lた結果より、ウィルスの侵入時に細胞表面のヒストンが CD4と結合1”ることによりコンフォメーション変化を引き起こしたII I  V −1の成分と相互作用するという機構が示唆される。我々は細胞表面のヒ ストンがII I V −1のコアまたは表面膜性分と相互作用するということ を解明していない、しかし、既知のグアノシノリゴヌクレオグードの抗1目V活 性及びこれらヌクレオチドの特異的な結合活性より、ウィルスRNA内のグアノ シン多mffFT城が細胞表面のヒストンと相互作用すると思われる。続いてヒ ストン−RNAm合体は微小飲作用及び内部移行を行う。
硫酸デキストラン及びグアノシンすりゴヌクレオヂドは細胞表面のヒストンと結 合してgp41との相グ作用を阻害することによりIIIV感染を抑制ごとがで きると考えている。
上述で主張した機構によると、最初のgl)120とCI+4との相互作用によ りウィルス粒子の脱外皮が生じる。
まだ明らかにされていないその他の細胞表面レセプター(例えばプロテイナーゼ )もこの過程に関与していると思われる。
今回の実験により、仔牛胸腺ヒストン(III 、 H2A、H2O,lI:l またはH41もまたその他の塩基性タンパク質(即ちリゾチーム及びaブンガロ トキシン)も本質的に抗HIV−1活性を持っていなかった。しかし、ヒスト7 1+2Aまたは112nとj’i ニtjlインキュベートしたC8166細胞 を初めにll「溶性C1)4と共に阻害濃度よりも低い濃度でインキュベーとし た1lrV−1+III旧に加えた場合。
細胞は感染されなかった。感染を阻害するのに必要なnI M性CD4の量は、 ヒストン112AまたはII 211濃度を増加させると著しく低下した。これ に対して、可溶性CI+4をヒストンI11. II:1.1目リゾチーム及び αブンガロトキシンのどの一つを組み合わせた場合でも同様な抗ウィルス効果は 認められなかった。
ト記の実施例1は、ヒストン112A及び112Bの単独及びlli溶性CD4 と共佇した場合の抗ウィルス活性を調べた実験の結果である。
実施例1 ヒトヒストンと同一性または高い相同性を有するため、以下の実験には仔牛胸腺 ヒストンを用いた。 C8166細胞をヒストンH2Aまたは82B +ペーリ ンガー マンハイム、ドイツ)と共に1時間37℃でインキュベートした。同時 4.:HIV−1(Illb、 102.5培養感染量1ヲ5cD41バクロウ イルス)と共に1時間37℃でインキュベートした。記号(÷)はC1866細 胞内のシンシチウム数がコントロールと比較して減少しなかったことを示す。
記号(−)はシンシチウム数がコントロールと比較して90%低トしたことを示 す。表1及びIIには3種の個別の実験結果をまとめている。
t:u* 、Jl(f在トの場合、ヒスト:/ ハG2.51t g/mlT  O非活性であった。ヒストン比存在五の場合、 C114は0.51’g/lで 旧V−1感染を阻害した。ヒストン存在下では[: 114活性は増大し、この 活性増大はヒストン濃度の増加と共に増大した。
表1 ピストン112^ 1jr s性CF14 (tt g/alllIzq/+w ll O8Fl O,:175 Q、25 0.1880.1250表2 ヒストンl121 可溶性C114(sr g/all(u 悶/園1) +1511.:17511.25 0.11180.1250これらの試験より 、ヒストン自体は比較的高濃度でも抗+11V活性を示さないと思われた。しか し、ヒストンはCD4活性を高めるため、CD4の存在によりその活性が左右さ れる抗II I V成分は、 CD4に加えて3つのヒストンのうちの1つが添 加されていると、より低いCD4含量でも同程度の活性が得られる* 5rCD 4はカプシドからウィルスのウィルス表面膜内でフンフォメーシ7ン変化を起こ し、続いてI+ 2 八及び/または11211により1:!染が抑制される。
C1)4の抗111v活f1の増大は他のヒストンもしくは他のIムJjt性タ ンパク質(リゾグ・−ム及びIJブノガロトキシン1ではみとめられなかった。
補正力の翻訳文提出書(特許法第184条の7第1項)和6帽1078寵1 特+i’F r7長官 高B 爪 殿 1 国際出願番号 1)CT/Gn 9:3100り:(42発明の名称 CD4及び112ヒストンを含有する抗ウィルス剤:3.特許出願人 住所 イギリス国、エル131イージエイ、リバプール、ウエイヴアートウリー  テクノロジー パーク、ラザフオード クロウズ (番地なし)名称 エム  エル ラボラトリーズ ビーエルシー国籍 イギリス国 4、代理人 住所 〒103東京都中央区日本橋本町4丁目4番11号永井ビル[電話東京( 3270)0858・0859]氏名 (6282)弁理士 山 本 亮 −( −−11・ 。
5、や□。い、工□ l −,1 1993年 8月24日 6、添付書類の目録 −−−\ (1)補正占の翻訳文 −、= 1通 特許請求の範囲 1.CD4またはCD4様物質及びH2ヒストンまたはH2ヒストン様クンバク 質を含むIIIV及び/または関連ウィルスに対する薬剤。
2、特許請求の範囲lのうち、ヒストンがヒストンH2Bである薬剤。
3 特許請求の範囲lのうち、ヒストンがヒストンH2^である薬剤。
4 特許請求の範囲l〜3のいずれにおいても、その投与量単位のうち、CD4 またはCDJ様物質の含有量が[4またはC114様物! lit独の抗ウイル ス効果量より低い薬剤。
5、特許請求の範囲4のうち、CD4またはCDJ様物質の含有量がCD4また はCDA様物質単独の抗ウィルス効果暖半分量より下回る薬剤。
6、 旧V及び/または関連ウィルスに対する特許請求の範囲1〜5のいずれか に従った薬剤の適用。
7゜特許請求の範囲6に従い、薬剤の投与が腹腔組織内である特許請求の範囲1 〜5のいずれかに従った薬剤の適用。
8、腹腔組織内投与採用した場合の特許請求の範囲1〜5のいずれかにおける薬 剤。
呵1. HIV及び/または関連ウィルスに対する薬剤成分の製造での使用に対 して、特許請求の範囲1〜5のいずれかにおける薬剤。
10 特許請求の範囲1〜5または8のいずれかにおりる4剤4トびに不活性J j1体または希釈剤を含む薬剤成分。
11.11IV及び/または関連ウィルスのキャリアであるヒトまたは動物を対 象とする治療方法で、対象に。
特、:’r 、:、請求の範囲1〜5または8のいずれかにおける薬剤の]剤効 果量を投与することを含む方法。
+2. 旧V及び/または関連ウィルスのキャリアであるヒトまたは動物を対象 とする治療方法で、対象に、通常の抗ウイルス効果量より低置のCD4またはC DJ様物質と112ヒストンまたはヒストン様タンパク質の両者を、その順序を 問わず一つずつ投与することを含む方l去 。
13 特許請求の範囲12に従う方法のうち、112ヒストンまたはヒストン様 タンパク質を投与するに1にCD4または6口4様物質を投与する方法。
フロントページの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、PT、SE) 、0A(BF、BJ、CF、CG、 CI、 CM、 GA、 GN、 ML、  MR,NE、 SN。
TD、 TG)、 AT、 AU、 BB、 BG、 BR,BY。
CA、CH,CZ、DE、DK、ES、FI、GB、HU、JP、KP、KR, KZ、LK、LU、MG、MN、 MW、 NL、 No、 NZ、 PL、  PT、 RO,RU。
SD、SE、SK、UA、US、VN (72)発明者 ショーナック、サニルイギリス国、ニスジー13 フィーイー  ハーフ、ハートフォード、ウェア ロード(72)発明者 ゲッターハム、ナ イジェル ジョーンイギリス国、ジーニー206ジエイダプリユー サレイ、ウ ィントルジャム、ボスマン ドライブ48 (72)発明者 エドワーズ、ロバート ジョンイギリス国、ダブリューディー 77ビービー ハーフ、ラドレット、ジエンレイヒル 6

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.CD4またはCD4様物質及びH2ヒストンまたはH2ヒストン様タンパク 質を含むHIV及び/または関連ウイルスに対する薬剤。
  2. 2.特許請求の範囲1のうち、ヒストンがヒストンH2Bである薬剤。
  3. 3.特許請求の範囲1のうち、ヒストンがヒストンH2Aである薬剤。
  4. 4.特許請求の範囲1〜3のいずれにおいても、その投与量単位のうち、CD4 またはCD4様物質の含有量がCD4またはCD4様物質単独の抗ウイルス効果 量より低い薬剤。
  5. 5.特許請求の範囲4のうち、CD4またはCD4様物質の含有量がCD4また はCD4様物質単独の抗ウイルス効果量半分量より下回る薬剤。
  6. 6.HIV及び/または関連ウイルスに対する特許請求の範囲1〜5のいずれか に従った薬剤の適用。
  7. 7.特許請求の範囲6に従い、薬剤の投与が腹腔組織内である特許請求の範囲1 〜5のいずれかに従った薬剤の適用。
  8. 8.腹腔組織内投与採用した場合の特許請求の範囲1−5のいずれかにおける薬 剤。
  9. 9.HIV及び/または関連ウイルスに対する薬剤成分の製造での使用に対して 、特許請求の範囲1〜5のいずれかにおける薬剤。
  10. 10.特許請求の範囲1〜5または8のいずれかにおける薬剤並びに不活性担体 または希釈剤を含む薬剤成分。
  11. 11.HIV及び/または関連ウイルスのキャリアであるヒトまたは動物を対象 とする治療方法で、対象に、特許請求の範囲1〜5または8のいずれかにおける 薬剤の薬剤効果量を投与することを含む方法。
  12. 12.HIV及び/または関連ウイルスのキャリアであるヒトまたは動物を対象 とする治療方法で、対象に、通常の抗ウイルス效果量より低量のCD4またはC D4様物質とH2ヒストンまたはヒストン様タンパク質の両者を、その順序を間 わず一つずつ投与することを含む方法。
  13. 13.特許請求の範囲12に従う方法のうち、H2ヒストンまたはヒストン様タ ンパク質を投与する前にCD4またはCD4様物質を投与する方法。
  14. 14.ヒトまたは動物の治療方法への適用に対するH2ヒストンまたはヒストン 様タンパク質。
  15. 15.HIV及び/または関連ウイルスのキャリアであるヒトまたは動物を対象 とする治療方法に対する薬剤成分のH2ヒストンまたはヒストン様タンパク質。
  16. 16.HIV及び/または関連ウイルスに対する薬剤成分の製造での使用に対す るH2ヒストンまたはヒストン様タンパク質。
JP5519103A 1992-05-07 1993-05-06 Cd4及びh2ヒストンを含有する抗ウイルス剤 Pending JPH07506572A (ja)

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