JPH07506475A - 拡張データ・サービスを含む補助ビデオ情報システム - Google Patents

拡張データ・サービスを含む補助ビデオ情報システム

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 拡張データ・サービスを含む 補助ビデオ情報システム 技術分野 本発明は、垂直ブランキング(帰線消去)インタバルおよびオーバスキャン(o verscan)インタバルの間に、ビデオ信号中に存在できる補助ビデオ情報 の処理に関する。
背景技術 ビデオ信号は、複数の水平ライン・インタバルをもつ垂直ディスプレイ・インタ バル、すなわち、フィールドを含んでいるのが代表的であり、例えば、NTSC ビデオシステムではフィールド当たり262.5本のラインを有する。各垂直お よび水平インタバルの始まりは、それぞれ、複合ビデオ信号に含まれる垂直およ び水平同期パルスにより識別されている。各垂直インタバルの一部が垂直ブラン キング・インタバルであり、この垂直ブランキング・インタバルは表示を目的と していないのが通常である。さらに、垂直ブランキング期間に隣接するいくつか のライン・インタバルは、ビデオ・ディスプレイのオーバスキャン領域内にあり 、目に見えないようになっている。
表示を目的としたイメージ情報は、ブランキング・インタバルやオーバスキャン ・インタバルの間には存在しないので、例えば、テレテキスト(teletex t)やクローズド・キャプション(closed caption −CCr: 聴覚障害者のための字幕)データといった補助情報成分を、これらのインタバル に挿入することが可能になっている。クローズド・キャプション・データは、ビ デオ・プログラム(番組)のオーディオ部分におけるせりふやその他の音を表し ている。クローズド・キャプション・データは、対応するビデオ・プログラム・ ディスプレイと同時にビデオ・ディスプレイの一部に表示して、聴覚障害をもつ TV視聴者の補助として役立てられる。標準、例えば、米国連邦通信委員会(F ederal Coma+unications Coa+5issions  −FCC)要件は、垂直インタバル内の情報のロケーションを含めて、各種タイ プの補助情報のフォーマットを定義している。例えば、現存のクローズド・キャ プション標準(例えば、47 CFR目目 15.119および73.682を 参照)は、クローズド・キャプション信号がフィールド1のライン21の間に第 1図に示すフォーマットで現れなければならないことを規定している。
第1図を説明する。クローズド・キャプション信号は、ライン21の前半に現れ るランイン・クロック(RIC; run−in clock)信号を含んでい る。 RIC信号は、後述するように、ライン21の後半のデータ・インタバル に現れるクローズド・キャプション・データの抽出を容易にするために使用され る。第1図に示す「開始ビット」インタバルの始まりでの信号遷移は、データ・ インタバルの始まりを示している。開始ビット・インタバルの後に、残りのデー タ・インタバルの信号が続く。この信号は16ビツトのバイナリ(2進)情報を 表している。開始ビットとバイナリビットのインタバルは、それぞれ、継続時間 が約2μsである。
16個のバイナリビットは、クローズド・キャプション・データの場合には、2 個の8ビット文字コードを表す、各文字コードは7ビツトASCIIコードとパ リティ・ビットを含む。
さらに、FCC標準には、クローズド・キャプション信号は、CIおよびC2と 呼ばれるクローズド・キャプション・データの2「チャネル」と、TlオよびT lと呼ばれるテキスト・データの2「チャネル」を含むことができるとなってい る。クローズド・キャプション信号に含まれるデータがC1、C2、Tl、また はTlに関連するものかどうかは、データに含まれる制御ビットによって判断さ れる。これらの制御ビットは47 CFRfi l 15.119にリストアツ ブされている。クローズド・キャプション・データの2チヤネルを利用すると、 クローズド・キャプションを2つの言語で提供することか可能である0例えば、 英語のキャプションを01に乗せ、スペイン語のキャプションを02に乗せるこ とができる。せりふはビデオ・プログラムでは連続していないので、第2言語の 情報を、せりふが現れていないインタバルの間に、クローズド・キャプション信 号に挿入することができる。 TlとTlテキスト・チャネルは、同様に、2言 語機能を、ビデオ・プログラムのオーディオ部分と関係のないデキスト表示に提 供する。
米国の法律では、1993年7月1日以降に、米国内で販売される13インチ以 上のテレビジボン受像機は、クローズド・キャプション信号を復号する機能を備 えていなければならないと規定している(47 CPR915,119参照)。
この規定のために、大部分のテレビジョンはコストが高くなり、複雑になってい る。多くのテレビジョン利用者、特に、耳に障害のない人は、クローズド・キャ プション機能の利用を望んでいないかもしれない、従って、テレビジョン・メー カは、テレビジョンを購入する限られた数の人だけに対して価値のある、機能の 開発に投資しなければならない、さらに、多くの人は、はとんど、あるいはまっ たく価値のない機能に代価を支払うことを余儀な(されている。
本発明の実施例は、フィールド2のライン21に現れる拡張データ・サービス( extened data 5ervice −EDS)信号を復号する補助ビ デオ信号(auxiliaryvideo signal)処理システムに関す る。 EDS信号はクローズド・キャプション情報とともに伝送される。拡張デ ータ・サービスは、汎用ビデオ・システム情報と制御機能を提供する。拡張デー タ・サービス情報はデータ・パケットに編成されている。各パケットは、現在ま たは将来のビデオ・プログラムに関する情報と、ビデオ・プログラムのソースと 、時刻 (time ofday)などの雑多な情報とを収容している。拡張デ ータ・サービス・データは、ビデオ・カセット・レコーダ(videocass ette recorder −VCR)とテレビジボン受像機を含むビデオ・ システムのオペレーションを制御するために復号される。
図面の簡単な説明 本発明の理解を容易にするために、添付図面を参照して説明する。なお、図面に おいて、 第1図はクローズド・キャプション信号や拡張データ・サービス信号などの補助 ビデオ・データ信号の例を示す図である。
第2図は本発明の一態様に従って構成されたクローズド・キャプション/拡張デ ータ・サービス・デコーダを内蔵したビデオ信号処理システム一部を示すブロッ ク図である。
第3図は、第2図に示すシステムのオペレーションを示すフローチャートである 。
第4図はクローズド・キャプションと拡張データ・サービス・データをインタリ ーブした例を示す図である。
第5図は拡張データ・サービス情報を含むビデオ信号を生成するためのビデオ信 号処理システムの一部を示すブロック図である。
発明を実施するための最良の形態 拡張データ・サービス(EDS)信号は、第1図に示し、上述したクローズド・ キャプション(CG)信号形式と同じフォーマットになっている。しかし、ES D信号は各フィールド2のライン21インタバルに現れる。
ESDデータは、クローズド・キャプション情報のほかに様々な情報を提供する 0例えば、ESDデータは、現在または将来の特定のプログラム(番組)を識別 し、情報、例えば、プログラムの継続時間と、タイトルと、内容を提供すること ができる。この情報はビデオ受像機によりキャプチャされ、利用者による活性化 に応答して表示される。1つの例として、進行中のプログラムを選択した利用者 は、ESDデータから抜き出したタイトルを表示することによって、そのプログ ラムを識別することができる。あるいはまた、特定のプログラムを記録するよう に、ESDデータでビデオ・しコーグなプログラムしておくことも可能である。
第2図に示すデコーダは、ビデオ信号からのCCデータとESDデータを復号す る。このデコーダはビデオ信号処理集積回路の一部にすることが可能である。第 2図に示すように、複合ビデオ信号VIDEOはデータ・スライサ(data  5licer) ZOOに入力される。データ・スライサ200は、アナログ信 号VIDEOに含まれるクローズド・キャプションおよび拡張データ・サービス 情報を、信号5ERDATに含まれるシリアル・デジタル・データに変換する。
データ・スライサ200は、例えば、ライン21インタバルの後半のデータ・イ ンタバルに信号VIDEOのレベルを閾値レベルと比較するコンパレータを用い て実現することが可能である(第1図参照)。
データ・スライサ200における閾値レベルは、スライシング・レベル(sli cing 1evel)と呼ばれる。信号5ERDATの論理0と論理lのレベ ルは、それぞれがスライシング・レベル未満であるか、スライシング・レベルを 超えるレベルである信号VIDEOのレベルを表している。
データ・スライシングの精度は、スライシング・レベルがライン21インタバル の後半のデータ信号の振幅のほぼ50%であれば向上する。ライン21インタバ ルの前半のランイン・クロック(RIC)信号(第1図参照)は、スライシング ・レベルをデータ信号の振幅に合わせるために使用できる。例えば、FCC要件 は、RIC信号の振幅がデータ信号振幅と同じであることを要求しているので、 スライシング・レベルをデータ信号振幅の平均値にセットすることにより、適正 なスライシング・レベルが得られる。
信号5ERDATに含まれるCCまたはEDSデータは、クロック信号5ERC LKによって、シリアルに、シフト・レジスタ210にクロックインされる。信 号5ERCLKはライン21内のデータ・インタバルに、すなわち、16データ ・ビットを表す情報が現れるライン21の後半部分で、タイミング信号ジェネレ ータ220によって発生される(第1図参照)。ジェネレータ220は、ライン 21が信号VIDEOにいつ存在するかを、信号V I DEOに含まれる水平 同期パルスによって示されるように、ビデオ信号中の水平ラインをカウントして 判断する。水平ラインのカウントは、信号VIDEO中の垂直ブランキング(帰 線消去)インタバルによって示されるように、ビデオ・フィールドの始まりで初 期化される。ジェネレータ220には、複合ビデオ信号から分離同期信号を得る ための同期セパレータ(sync 5eparator)が含まれている。この 分離同期信号は必要とする水平および垂直同期情報を含んでいる。あるいはまた 、第2図に示すように、ビデオ・システム内の偏向回路からの信号VERTとH ORを使用することも可能である。
レジスタ210内の16ビツト・データは、第2図に示すように、ビットO〜ビ ット15と表記されている。
ビット7〜0は最初のCCまたはEDSキャラクタCHAR#1を表し、ビット 15〜8は2番目のキャラクタCHAR#2を表している。ビット15と7ビツ トは、それぞれのキャラクタのパリティ・ビットである。レジスタ210内のシ リアル・データはパラレル・データに変換され、レジスタ210のパラレル出力 端子16から出力される。このパラレル・データは、クローズド・キャプション ・データやある種のESDデータ(例えば、プログラム・タイトル)を表示する 信号を生成するオン・スクリーン・ディスプレイ(on−screen dis play −0SD)プロセッサ(第2図に図示せず)などのビデオ・システム の他のユニットへ出力される。 CHAR#1およびCHAR#2内のパラレル ・データは、ESD情報を復号化する処理ユニット230にも入力される。
ESD情報のフォーマットについて、以下詳しく説明する。簡単に説明すると、 ESD情報は情報パケット内に編成されている。各パケットは、フィールド2の ライン21の複数の出現個所からの複数の8ビツトキヤラクタを含んでいる。各 パケットは、制御キャラクタとデータキャラクタの両方を含む完全な情報を表し ている。
制御キャラクタは特定のEDS制御機能(例えば、開始パケットか、継続パケッ トか、あるいは終了パケット)を表し、このように表すことにより、EDSキャ ラクタと、クローズド・キャプション・キャラクタとが区別される。CCデータ はフィールド1のライン21に存在し、EDSデータはフィールド2のライン2 1に存在するので、見かけ上、フィールド1とフィールド2とを区別するだけで 、充分、CCデータとEDSデータが区別される。しかし、クローズド・キャプ ション・データ・サービスをフィールドlと2の両方のライン21に拡張すると 、クローズド・キャプション・サービスが向上する場合もある。例えば、フィー ルド1のライン21のチャネルC1と02のバンド幅が不充分であると、非常に 早口のせりふの場合には、デュアル言語機能の実現が不可能である。追加のバン ド幅は、クローズド・キャプションのチャネルC3と04をフィールド2のライ ン21に規定することにより得られる。同様に、追加のテキスト・チャネルT3 とT4は、フィールド2のライン21に規定することができる。クローズド・キ ャプションがフィールド2のライン21に現れることがある場合は、EDSデー タはクローズド・キャプション情報から区別可能になっていなければならない、 これは、後述するように、EDS制御文字の選択によって行われる。
EDS制御キャラクタは、パケットに含まれる情報のクラスとタイプも示してい る。パケット・クラスの表記はパケットに含まれる情報の一般的な区分を示して いる。例えば、パケット・クラスは、そのパケットが将来プログラムに関する情 報か、現プログラムか、ブログラムのソース(例えば、放送網)か、あるいは雑 多な情報(例えば、時刻)を収めているかどうかを示している。各パケット・ク ラスは複数の特定タイプの情報を包括している。パケット・クラスのほかに、E DS制御キャラクタはパケット内の特定タイプの情報を識別する0例えば、「現 プログラム」クラス内の「プログラム・タイトル」のパケット・タイプは、パケ ット内のデータキャラクタが現プログラムのタイトルを表していることを示す。
EDSパケットをビデオ信号ソースにより次のようにして繰り返し伝送すること ができる。すなわち、フィールド2のライン21の出現個所であって、クローズ ド・キャプションやテキスト・データなどのイ也の目的に使用されていない全て の出現個所を利用することにより、繰り返し伝送することが可能である。例えば 、現プログラム・タイトルを2分ごとに伝送するようにすれば、利用者は、はと んど待たされることなく現プログラム・タイトル情報をアクセスすることができ る。将来プログラム・データといった他の情報、低頻度のインタバルか、あるい はプログラム・スケジュールの変更が行われたとき、伝送することが可能である 。
第2図に示すように、プロセッサ230はEDS情報を検出し、復号するデコー ダ233を備えている。デコーダ230での復号プロセスは、制御ユニット23 3によって制御される。ライン21がタイミング・ジェネレータ230からの信 号LINE21により示されるように、終了するとき、新しいキャラクタデータ がレジスタ21Gに存在する。タイミング・ジェネレータ230からの論理1で ある信号FIELDにより示されるように、現ビデオ・フィールドがフィールド 2である場合、レジスタ210に入っている新しいキャラクタデータは、EDS データである。制御ユニット233は信号FIELDとLINE21に応答し、 デコーダ235の復号プロセスを開始するための信号EDCTRLを生成する。
デコーダ235は、まず、C)IARIllコードをテストして、キャラクタデ ータがEDSデータであるかどうかを判定する。CHAR111がEDS制御コ ードである場合、デコーダ235は処理を続けて、EDS制御情報を復号する。
CHAR#1がEDS制御コードでも、クローズド・キャプション制御コードで もなく、しかも、その直前に現れたフィールド2のライン21がEDSデータを 含んでいる場合は、現CHAR11コードはEDSデータとして処理される。C HAR#1がEDS制御コードでも、クローズド・キャプション制御コードでも な(、しかも、その直前に現れたフィールド2のライン21がクローズド・キャ プション・データを含んでいる場合は、現CHAR$1コードはクローズド・キ ャプション・データとして処理される。
CHAR11がEDS制御コードである場合は、CHAR$1が復号され、ED Sパケット機能(つまり、開始、継続、終了)とパケット・クラスが明確にされ る。後述するように、CHARItlが「パケット開始」を示している場合は、 C)IAR#2コードはパケット・タイプを表している。復号された機能、クラ ス、およびタイプ情報は、それぞれ信号PRUNC,PCLASS、およびPT YPEによってデコーダ235かも制御ユニット233へ通信される。
EDSデータ文字は「開始」、「タイプ」、および「継続」制御文字に続いて通 信される。制御ユニット233は、「終了パケット」機能のEDS IQ御コー ドが示すように、パケット全体が受信されるまで、復号されたパケット制御情報 とデータ文字をメモリ237にストアしておく。
CHAR#1内の「終了パケット」制御コードの後に、C)IAR#2に入った 「チェックサム」値が続く。チェックサムはデコーダ235でテストされて、パ ケット内のデータにエラーがないかどうかが評価される。パケット・データにエ ラーがない場合は、パケット・クラスとタイプ情報で示されているパケット・デ ータの復号とストアがその後完了する。パケット・データにエラーがあることを チェックサムの評価が示している場合は、そのパケット・データは無視され、そ の後、パケットの再送がキャプチャされて、正しいデータが供給される。
デコーダ235は、EDS情報に応答して、ビデオ・システムの態様を制御する システム制御信号5YSCTRLを生成する。例えば、デコーダ235から制御 信号VCRCTRLを受けたとき、ビデオ・カセット・レコーダ(VCR)を作 動させて記録を開始したり、正しい時刻をセットしたりすることができる。同様 に、クローズド・キャプション・サービスの存在を示すEDSデータに受けたと き、EDSデータに応答して、テレビジョンを信号TVCTRLで制御して、ク ローズド・キャプションを表示するように、オン・スクリーン・ディスプレイ( O3D)プロセッサのオペレーションを変更することができる。第2図に示すプ ロセッサ230は、クローズド・キャプション・データを検出し、復号する機能 も含む。従って、制御信号5YSCTRLは、OSDプロセッサに接続されて、 クローズド・キャプション・ディスプレイを制御するクローズド・キャプション 制御信号も含んでいる。
第2図に示すプロセッサ230はマイクロプロセッサを用いて実現することが可 能である1例えば、ユニット233のシーケンスと制御!1機能は、ソフトウェ ア制御プログラムで遂行することができる。データ・スライサ200と、レジス タ210と、タイミング信号ジェネレータ220は、マイクロプロセッサ機能と 一緒に単一集積回路に実装させることができる。マイクロプロセッサを含む第2 図のシステムの実施例のオペレーションを理解しやすくするために示したのが、 第3図のフローチャートである。
第3図において、イベント、例えば、受像機の電源を入れるか、利用者がEDS  II能をアクチベートさせる(例えば、リモート・コントロール・ボタンを使 用して)ことによって、クローズド・キャプションまたはEDS処理が使用可能 になると、処理は第3図のステップ300から開始される。オペレーションは、 ライン21インタバルが検出されるまでステップ310で休止する。この通知は 、例えば、第2図の信号LINE21によって与えられる。第3図のステップ3 20で、ライン21からのシリアル・データはデータ・レジスタ(例えば、第2 図のレジスタ210)にロードされる0次に、現フィールドは、ステップ325 で、例えば、第2図の信号FIELDをテストすることによって判定される。現 フィールドがフィールドlであれば、データ・レジスタに入っているデータはE DSデータを表しているはずがないので、オペレーションはステップ335から 続行され、そこでレジスタ・データはクローズド・キャプション・データとして 処理される。
ステップ325で、現フィールドがフィールド2であれば、オペレーションはス テップ330から続行され、そこでCHAR#1が評価され、CIAR#1がフ ィールド2のクローズド・キャプション・データであるかどうかが判定される。
CHAR#1がクローズド・キャプション・データであれば、ステップ335が 実行され、データはクローズド・キャプション・データとして処理される。例え ば、クローズド・キャプション・キャラクタは、以後の表示に備えてO3Dプロ セッサへ転送される。CHAR$1がクローズド・キャプション・データでなけ れば(ステップ330)、CI(AR#lはEDSデータと想定され、オペレー ションはステップ340へ進む。ステップ340で、CHAR$1がテストされ 、CHAR11がEDS制御コードであるかどうかが判定される。C1(AR# lがEDS制御コードでなければ(ステップ340)、文字はEDSデータであ るので、ステップ345でメモリにストアされる。
ステップ340でEDS制御コードが検出されると、ステップ350でCHAR #1が復号され、EDSパケット機能とパケット・クラスが判定される。第2図 に示す信号PFUNCとPCLASSがステップ350で生成される。パケット 機能は、ステップ360でさらにテストされ、パケット機能がパケットの終了を 示しているかどうかが判定される。機能が「終了パケット」でなければ、CHA R$t2がステップ365で復号化され、パケット・タイプが判定される。第2 図に示す信号PTYPEがステップ365で生成される。パケットの終了がステ ップ360で検出されると、CHAR#2内のチェックサムがステップ370で テストされ、パケット・データにエラーがあるかどうかが検査される。エラーが 検出されなければ、パケット・データはステップ375でさらに処理される。こ の処理では、例えば、パケット・データに含まれる制御情報を復号して、システ ムに対する制御信号を生成するか、あるいは利用者によってアクチベートされた プログラム・タイトル情報の場合には、将来の使用に備えてパケット・データを ストアしておく。
第3図に示すステップ310.335.345.365,370、および375 に続いて、オペレーションはステップ380から続行され、そこでシステムは補 助ビデオ情報(つまり、CCまたはEDSデータ)処理が使用可能のままになっ ているかどうかを確かめるために検査する。使用可能であれば、オペレーション が続行され、次に現れたライン21を探し出す(ステップ31O)。使用禁止に なっていれば、第3図のプロシージャはステップ390で終了する。
上述したシステムは、予め定めたフォーマットの補助ビデオ情報を処理するので 、ライン21の情報がクローズド・キャプション情報であるか、EDS情報であ るかの判断が容易になっている。第2図に示す実施例で使用するのに適したED Sデータフォーマット仕様の例について、以下説明する。
1、一般的なEDSデータフォーマット情報拡張データ0サービス(exten ded data 5ervices −EDS)の場合の情報の符号化は、ク ローズド・キャプション・データの符号化の場合と同じ一般形式に従つている。
この方式は、同じフィールドに入って伝送されるキャラクタのベアからなってい る。キャラクタは制御コード・ベアである場合と、データ・ベアである場合とが ある。ベアの第1バイトによって、そのベアが制御ペアであるか、データ・ベア であるかが判断される。第1バイトがO1h〜0F)Iの範囲内にあれば、その ベアは制御ベアである。これらの値は、キャプションまたはテキスト伝送では定 義されていない、このような制御コード・ベアを受信すると、デコーダは、その 後に続くデータをEDSデータと認識する。これは、キャプション・モードとテ キスト・モードとを区別し、キャプション信号の動作チャネル1と動作チャネル 2(つまり、CIとC2)とを区別するために、クローズド・キャプション信号 を復号するとき使用される方式と同じである。全てのキャラクタは奇数パリティ を使用して伝送される。これはクローズド・キャプション規則に一致しているの で、符号化/復号ハードウェアとソフトウェアを単純化することができる。
EDSキャラクタには、次の4種類がある。つまり、制i卸、タイプ、データお よびチェックサムである。これらのキャラクタは、第】表に示す組合せで伝送す ることが可能である。
1上1 上述したように、制御バイトはO1h〜OFhの範囲内にある。タイプとチェッ クサムバイトはooh〜7Fhの範囲内にある。データ・バイトは、ASCII データのときは10h〜7Fhの範囲内に、非ASCIIデータのときは40h 〜7Fhの範囲内にある。データ・バイトがoohのときは、nu11バイトで あり常に無視される。
EDSデータのパケットは、情報全体を伝送する上記ペアのバイトの集まりであ ると定義されている。EDSデークの各バイトは、データ・パケットと関連づけ られている。サブパケットは、制御ベアとその後に続く幾つかの(ゼロであるこ ともある)データ・ペアであると定義されている。データ・フィールドは、デー タ・バイト内の幾つかのビットであると定義されている。各サブパケットは独立 に伝送され、その前後に、他の情報を置くことが可能である。ここで注意すべき ことは、1つのパケット全体を制御ペアだけを用いて伝送することもできるが、 可能なときは、データ・ペアも用いて伝送すると、スルーブツトが向上すること である。
制御バイトには、次の3種類がある。すなわち、開始(Start) 、継続( Continue)、および終了(End)である、開始符号は、新しいパケッ トの始まりを示す、継続符号は、その後に続くデータが最後の開始符号から始ま るパケットの一部であることを示す。終了符号は、パケットが終了したことを示 す、タイプ・バイトは、常に、新しいパケットに収められたデータのタイプを示 すために開始符号に続いて置かれている。
チェックサムバイトは、常に、終了符号に続いて置かれ、エラー検出のために使 用される。
一旦、パケットが開始されると、そのパケットのデータを継続符号を用いて一度 に1バイトずつ送信することが可能になり、各バイトから各バイト別にサブパケ ットが作られる。各サブパケットはライン21が1つ現れるごとに現れる。スル ーブツトを向上させるために、特定のライン21インタバルの両方のバイトにデ ータを含めることが可能である。その場合は、サブパケットは複数のライン21 インタバルからのデータを含んでいる。特定のライン21インタバルのデータは 、最後の開始または継続符号から始まるサブパケットに属している。データ・ペ アの送信は他の情報で中断されることばない。データ・ペアの送信を中断する必 要がある場合は、継続制御ペアを送ることによってパケットの送信が再設定され る。第2表に示す例は、上述したプロセスを示す。
夏至I 上述したアプローチによると、ブロードキャスタはC1またはC2のいずれかと EDSを使用したキャプションまたはテキストを任意に組み合わせて、同時に使 用できるという柔軟性が得られる。また、このアプローチによると、EDS情報 がビデオ信号のフィールド2で提供される唯一のサービスであるとき、EDS情 報を効率よ(送信することも可能である。
パケットは現在4つのクラスが定義されている。すなわち、現在(Curren t)、将来(Future)、ネットワーク(Network)、および雑(M iscellaneous)である、現パケットは現在送信中のプログラムを記 述した情報を収めている。将来パケットはこれから送信される予定のプログラム を記述した情報を収めている。ネットワーク・パケットは、ビデオ信号のソース (発生源)、例えば、放送網に関する情報を収めている。雑パケットはその他の 有用な種々情報を収めている。第3表は、パケット・クラスとそれぞれの制御符 号の割当て表である。
(以下余白) 1主五 4パケツト・クラスは、それぞれ、独自の制御符号群をもっているので、あるク ラスのパケットの送信を、別のクラスのパケットにより割り込ませることができ る。その結果、優先度の高い情報は優先度の低い情報に割り込むことができる。
例えば、現プログラムに関する情報は、将来プログラムに関する情報よりも、お そらく何倍も重要である。「将来の」情報パケットを送信している途中で、完全 な「現在の」情報パケットを送信することが可能である。従って、未使用のライ ン21インタバルが利用可能になっているときは、優先度の低い情報の単一フィ ールドを挿入することが可能である。しかし、パケットを割り込ませることがで きるのは、別クラスのパケットによってだけである。これにより、「継続」制御 符号が発行されたとき、データがどのパケットと関連があるかを混同することな く、パケットな「ネスト」させることができる。
各パケットは1つの情報を運搬する。パケットを開始する制御コード・ペア(つ まり、「開始」制御コード)の第1バイトから、第3表に示すように、パケット ・クラスが判定される。パケットに入っている情報のタイプは、開始制御コード ・ペアの第2バイトのタイプ・コードから判定される。パケットに関連するデー タ・バイトは、パケット全体が受信されて、パケットの最後にあるチェックサム が有効かどうか検査されるまで一時記憶装置に保持されている。このようにする ことにより、ストアされたデータが壊されるのを防止し、また、同じクラスの新 パケットを開始することにより、途中で、パケットを打ち切ることも可能になる 。
現在および将来パケット・クラスに含まれるデータ・タイプは同一である。つま り、どちらのパケットの場合も、タイプの指定は同じになっている。現在クラス と将来クラスの違いは、データの「オブジェクト」、すなわち、「現」プログラ ムであるか、「将来」プログラムであるかである。現プログラムに関する情報で あって、EDSで送信できる情報ならば、いずれも、将来プログラムに関しても 送信することが可能であり、その逆の場合も可能である。将来パケットに収めら れたデータは、常に、EDS情報で最も最近に指定された「将来」プログラムに 関するものである。将来プログラムは、プログラムIOをタイプ・コードとして 将来パケットに入れて送信することにより指定される。このタイプ・コードは、 別のプログラムIDのタイプ・コードが送信されるまで送信された全ての情報が 、どの将来パケットに関係するものであるかを示す。同様に、現パケット・クラ スの中の情報は、常に、現在送信されているプログラムに関するものである。新 しいプログラムIDが現パケットに入れて送信されるとき、旧プログラムはすで に終了しており、新たに指定されたプログラムが開始される。
プログラムIDを構成するデータは、スケジューリングされた放送時刻、日付、 および受信チャネル番号だけである。これには、毎年、所定のチャネルで放送さ れる各プログラムに対して、IDが短縮され、計算が単純化され、−意にされる という利点がある。あるプログラムの放送が遅延された場合でも、最初にスケジ ューリングされた時刻が、その放送全体を通して、そのプログラムIDデータと なる。その結果、遅延されたり、予想よりも放送時間が延びたプログラムを記録 しておくことができる。時刻と日付の指定は、現在時刻と日付を含め、全て、常 に、グリニッジ標準時間(GMT)で示される。将来プログラムの開始時刻と現 プログラムIDの両方をGMTで指定すると、必要とするプログラムを、視聴者 のタイム・ゾーン(時間帯)および「サマータイムJ (daylight s aving)時間ステータスに関係なく識別することができる。その結果、視聴 者がどのタイム・ゾーンにいるかを、例えば、ビデオ・カセット・レコーダ(V CR)に知らせな(でも、VCHに正しく記録することができる。視聴者のタイ ム・ゾーンとサマータイム時間ステータスを指定する唯一の目的は、放送時刻が 与えられた正しいローカル・タイム(現地時刻)をGMTとして表示することで ある。
2、現パケット・クラスと将来パケット・クラス第4表は、現パケット・クラス と将来パケット・クラスにおけるタイプ・符号の割当てを示している。
lユ五 2.1「プログラム識別解除」パケット・タイプこのパケットは、ゼロ・バイト になっているが、プログラムが識別解除(unidentify)されることを 示している。これは、プログラムIDパケットと逆の効果をもつ。このパケット が受信されると、このクラスの後続パケットは、全て、別のプログラムIDが受 信されるまですべて無視される。これは、指定されたプログラム情報が全て送信 されたことを知らせる信号として使用できる。
2.2「プログラムIDパケット・タイプこのパケットは4バイトまたは6バイ トのいずれかを含み、グリニッジ標準時間を基準にしたプログラム開始時刻と日 付および受信チャネル番号を定義している。各バイトのフォーマットは表5に示 す、各バイトのビット#6は、常に、論理1にセットされているが、これは、各 バイトの情報がASCIIデータでないためである。また、ビット#7(ビット b7)が第5表または以下の他の表に示されていないのは、各バイトのビット( #7)がパリティ・ビットであるからである。
1旦I 分データ・フィールドは0から59まで、時フィールドは0から23まで、日フ ィールドは1から31まで、月フィールドは1から12までが有効範囲である。
”D”ビットは、サマータイムが現在その国で採用されているかどうかを指定す る。”L”ビットは、その年が閏年であるかどうかを指定する。”2”ビットは 、秒単位の現在の時刻をゼロにリセットするかどうかを指定する。D”、”じ、 および2”ビットは、このパケットを処理するときデコーダによって無視される (雑パケット・クラスに関する後述のセクションの「時刻」タイプ・コード割当 ての説明を参照されたい)。”■”ビットはプログラムIDパケットの一部とし て処理され、プログラムがローカル・テープ遅延(local tape de lay)の対象となるかどうかが判断される。プログラムの放送が遅延される場 合であっても、最初のスケジューリングされた時刻が、その放送全体に亘って、 そのプログラムIDとなる。
「チャネル」データ・フィールドは、オプションの2バイト・フィールドであり 、有効範囲は0から255までである。チャネル・フィールドが省略されたとき は、受信チャネルは現在チューンされているチャネルが省略時価として使用され る。チャネル・フィールドを使用すると、一方のチャネルで他方のチャネルの情 報を指定することができる。チャネル・データ・フィールドには、ソース入力を 指定する2ビツトのサブフィールドがある。ソース・サブフィールドは、1(S 、S、)−00)から4(S、S、 = 11)までが有効範囲であり、これを マルチワイヤ・ケーブル・システムで使用すると、ケーブル・ラインを指定する ことができる。
2.3「プログラム消去」パケット・タイプこのパケットはゼロ・バイトである が、指定されたプログラム・データが完全に削除されることを示している。これ は、将来パケット・クラスで使用すると最も有用である。
2.4「停止時刻」パケット・タイプ このパケットはゼロまたは4バイトになっており、グリニッジ標準時間を基準に したプログラム停止時刻と日付を定義している。パケットがゼロ・バイトであれ ば、既存の停止時刻は消去される。バイトのフォーマットはチャネル・データが 必要でないことを除けば、セクション2.2で上述した「プログラムIDJパケ ットの場合と同じである。”D”、”L”、および”2”ビットは、セクション 2.2で説明したのと同じように、このパケットを処理するときデコーダによっ て無視される。
2.5「プログラム・タイトル」パケット・タイプこのパケットは、0から32 までの可変数個のバイトを含み、プログラム・タイトルを定義している。パケッ トがゼロ・バイトであれば、既存のプログラム・タイトルは消去される。各バイ トは20hから7Fhまでの範囲のASCIIキャラクタである。このパケット のサイズは可変であるので、任意の長さのタイトルを効率よく送信することがで きる。パケットの終了には終了制御符号・ペアが使用されるので、「サイズ」イ ンジケータ・バイトは必要でない。
2.6「プログラム視聴者」パケット・タイプこのパケットは、可変数個のバイ ト、つまり、ゼロ個から3個までを含み、プログラムの目的とする視聴者を定義 している。パケットがゼロ・バイトであれば、既存のプログラム視聴者は消去さ れる。このパケットのどのデータ・バイトの場合も、データがASCIIデータ でないので、ビット#6はロジック1にセットされる。データ・バイトのフォー マットを第6表に示す。
1旦五 このパケットのデータ・バイトは、第6表に示す順序で送信しなければならない 、第7表は、第6表に示す第1バイトと第2バイトのビットの機能を定義してい る。
(以下余白) 1ユ1 第1バイト 第2バイト ビット定義は、必要とする情報を通信するために必要な任意の組合せで、第7表 のリストから選択することができる。第1バイトは、ターゲットの視聴者を示し ている。例えば、家族全員に適したものとして、プログラムを指定する場合は、 第1バイトの全ビットがセットされることになる。第2バイトは、ターゲットの 視聴者が家族全員から制限された理由を示している。
第6表の第3バイトは、映画の場合のプログラム品質とレーティング情報を表す データ・フィールドを含む。第3バイトのフォーマットは第8表に示されている 。
第」1人 2.7「プログラム・タイプ」パケット・タイプこのパケットは0からN個まで の可変数のバイトを含み、特定のプログラムに含まれている情報のタイプを指定 している。このパケット内の情報を使用すると、視聴者はある種のタイプのプロ グラムを選択的に探すことができる。このパケットがゼロ・バイトのときは、既 存のプログラム・タイプは消去される。最初の2バイツトはASCIIデータで はないので、最初の2バイトでは、ビット#6は論理1にセットされている。
第3バイトから第Nバイトまでは、20hから7Fhまでの範囲のASCIIキ ャラクタである。
最初の2バイトのフォーマットは第9表に示されている。
1主五 最初の2バイトは第9表に示す順序で送信しなければならない。
第1バイトは、プログラムに含まれる情報の一般カテゴリを定義する。第1バイ トのビットで示される情報のタイプは第10表に示されている。
(以下余白) 1旦五 第9表に示すビット位置が論理1のときは、そのプログラムからは、第1O表に リストアツブした対応するタイプの情報が提供されることを示す、必要ならば、 複数のビットを論理1にセットして、プログラムが複数のカテゴリの情報を含む ことを示すことが可能である。第2バイトは、第11表に示すような追加のプロ グラム情報を指定する。
1旦五 第3バイトから第Nバイトまでは、プログラミングのタイプを詳細に指定するた めに使用できる追加情報を指定する。これらのバイトはASCIIキャラクタと して送信されるが、キャラクタフードは第12表1こりストアツブされた語を示 している。
(以下余白) 1且五 第12表にリストアツブされているバイトは、任意に組み合わせて使用でき、プ ログラミングのタイプに関する情報のレベルを指定するのに必要である。しかし 、複数のバイトは適正な文法順で送信する必要がある。さらに、受信機は、認識 されるバイト数を制限することができることに注意すべきである。
第12表に「不定」と表記されているバイトは、第12表からの他のバイトがプ ログラム・タイプ・パケットに含まれていないときのデフオールド値である。第 12表にリストアツブされている12個の「特殊」バイトは、個々のプログラミ ング要求に最も適合するように、各ネットワークによって定義することが可能で ある(ネットワーク・パケット・クラスを説明している後述のセクションの「特 殊修飾子」のタイプ・コード割当てを参照)、第12表に「その他」と示されて いるバイトは、プログラミングのタイプが分かっていて、定義されたプログラミ ング・タイプのどれにも当てはまらないことを示している。第12表にリストア ツブされている12個の「特殊」バイトは、全て、暗黙的に「その他」を含んで いる。
2.8「オーディオ・サービス」パケット・タイプこのパケットはゼロまたは2 バイトになっており、ビデオ信号に関連するメインおよび第2プログラムの内容 を定義している。このパケットがゼロ・バイトであれば、既存のオーディオ・サ ービス情報が消去される。ビット#6がデータ・バイトにおいて論理1にセット されているのは、データ・バイトがASCIIデータでないためである。バイト のフォーマットは第13表に示されている。
第」ユ人 第13表にリストアツブされている2バイトは、それぞれ、2つのデータ・フィ ールド、つまり、言語とタイプをもっている。各バイトの言語フィールドは第1 4表にリストアツブされている言語を表している。
(以下余白) 第」1表 第13表にリストアツブされている各バイトのタイプ・フィールドは、第15表 に示されている情報を表すように符号化されている。
第」1人 2.9「キャプション・サービス」パケット・タイプ このパケットは、0から8までの可変側のバイトからなり、キャプション符号化 データの使用可能な形式を定義している。パケットがゼロ・バイトになっていれ ば、キャプション・サービスに関する既存の情報は消去される。使用可能な各サ ービスは1バイトで指定される。各バイトにおいて、ビット#6が論理1にセッ トされているのは、データがASCIIデータでないためである、各バイトは第 16表に示すフォーマットになっている。
第ユ旦底 言語データ・フィールド(第16表のしよ−LO)は、セクション2.8で上述 したオーディオ・サービス・パケットの場合と同じ形式を用いて符号化されてい る。”F”ビットは、データがTVフィールドl(″ヒエ0)にあるか、フィー ルド21F”=1)にあるかを指定している。
”C”ビットは、データがチャネルC1(C″=0)にあるか、チャネルC2( ”C’=1)にあるかを指定している。
”T”ビットは、データがキャプションじT”=0)であるか、テキスト1丁“ =1)であるかを指定している。この情報を使用すると、ブロードキャスタは使 用可能なライン21サービスを完全に指定することができる。
2.1Or不定」パケット・タイプ 第4表中のタイプ・コード09hとOAhは、不定になっている。これらのタイ プ・コードは、将来、EDS機能をさらに拡張するときに定義することができる 。
例えば、不定タイプ・コードの1つは、ビデオ「スクランプリング」に関する情 報を提供するように割り振ることが可能である。無許可の使用者が見るのを禁止 するために(例えば、「従量料金制J (pay−per−view)プログラ ミング)、ビデオ信号を符号化またはスクランプリングするには、さまざまなア プローチが用いられている。スクランプリングのタイプに関する情報を使用する と、許可を受けた使用者は、スクランブルされた信号をより効果的に復号するこ とができる。
不定コードのもう1つの使い方は、プログラム内のビデオ・イメージのアスペク ト比に関する情報を提供することである。アスペクト比情報を使用すると、シス テムはある種のアスペクト比プログラムだけを選択することができる。別の方法 として、ビデオ受像機でアスペクト比情報を使用すると、信号をビデオ受像機の 特定のディスプレイ・スクリーンのアスペクト比に適応させることが可能である 。
2.11 r記述”N”」パケット・タイプこれらのパケットは、それぞれ0か ら32までの可変器のバイトからなり、これらのバイトを組み合わせることによ り、プログラムの記述が作られる。パケットがゼロ・バイトになっていれば、記 述情報の既存のラインは消去される。各バイトは20hから7Fhまでの範囲の ASCIIキャラクタである。このタイプの各パケットは、プログラムの複数行 の記述を1ラインで提供する。この記述は、サービス提供者が選択するどの情報 にすることもできる。情報には、エピソードのタイトル、リリースの日付、文字 の色合い、簡単なストー9の概要などがある。記述”N“タイプのパケットの個 数を変えると、任意の長さのプログラムを効率よく伝送することができる。
3、「ネットワーク」パケット・クラス第17表は、ネットワーク・パケット・ クラスの場合のタイプ・コードの割当てを示す表である。
東■五 3.1「ネットワーク識別解除」パケット・タイプこのパケットはゼロ・バイト になっており、ネットワークを「識別解除」することを示している。この効果は 、「ネットワークIDJパケットと反対である(後述のセクション3.2を参照 )、このパケットが受信されると、ネットワーク・クラスの後続パケットは、ネ ットワークIDパケットが受信されるまで、全て、無視される。このパケット・ タイプは、全てのネットワーク情報が送信されたことを知らせる信号として使用 することができる。
3.2「ネットワークIDJパケット・タイプこのパケットはゼロまたは2バイ トになっており、ネットワーク情報が指定される受信チャネル番号を定義してい る。バイトの形式は、上述したセクション2.2の第5表に示したチャネル・デ ータ・フィールドの場合と同じである。2バイト・チャンル・フィールドはオプ ションである。受信チャネルが指定されていないと、デフオールド値は現在チェ ーンされたチャネルである。このフィールドを使用すると、一方のチャネルで他 方のチャネルの情報を指定することができる。
3.3「全プログラム消去」パケット・タイプこのパケットはゼロ・バイトにな っているが、特定ネットワークのプログラム情報が全て完全に削除されることを 示している。
3.4「ネットワーク名」パケット・タイプこのパケットは、0から32までの 可変側のバイトを含み、放送ネットワークの名前を定義している。パケットがゼ ロ・バイトになっていれば、既存のネットワーク名が消去される。各バイトは2 0hから7Fhまでの範囲のASCIIキャラクタである。各ネットワークが単 一の一意の名前を使用していれば、受像機は、受像機の内部にストアされている ネットワークに関する情報、例λば、ネットワークが選択されたとき表示できる ネットワーク・ロゴをアクセスできるようになる。
3.5「コール・レター(Call Letters)Jパケット・タイプ このパケットはOから32までの可変側のバイトを含み、ローカル放送ステーシ ョンの「コール」レターを定義している。このパケットがゼロ・バイトになって いれば、既存のコール・レターが消去される。各バイトは20hから7Fhまで の範囲のASCII文字である。
3.6「ネイティブ・チャネル」パケット・タイプこのパケットはゼロまたは2 バイトになっており、「ネイティブ」チャネル番号、つまり、ステーションに割 り当てられたローカル「無線(over−the−air) J放送チャネル番 号を定義している。この情報は、ステーションに割り当てられたケーブル・チャ ネル番号がそのステーションの無線放送チャネル番号と異なっている場合に有用 である。パケットがゼロ・バイトになっていれば、既存のネイティブ・チャネル 番号が消去される。バイトのフォーマットは、上述したセクション2.2の第5 表にリストアツブされているチャネル・フィールドの場合と同じである。
3.7「テープ遅延」パケット・タイプこのパケットはゼロまたは1バイトにな っており、ローカル・ステーションの定常テープがネットワーク・プログラムを 遅延する1/2時間の数を定義している。パケットがゼロ・バイトになっていれ ば、既存のテープ遅延情報は消去される。データはASCIIキャラクタではな いので、ビット#6は常に論理1にセットされている。このパケットのデータ・ バイトの形式は第18表に示されている。
夏n1 遅延フィールド(第18表のd4−dO)の有効範囲は、0から31までであり 、0時0分から15時30分までの時間値を30分単位で表している。”S”ビ ットは符号ビットであり、遅延値を予定プログラム開始時刻に加えるか(”S” ・0)、あるいはその開始時刻から差し引くかじS”:1)は、このビットから 判断される。この遅延は、プログラムID情報に”T”ビットがセットされてい る、チャネル上のすべてのプログラムに適用される(上述のセクション2゜2の 第5表を参照)、遅延値は、その指定がないと、ゼロがデフオールド値として使 用される。
3.8「特殊修飾子゛N1パケット・タイプこれらのパケットは、それぞれ0か も32までの可変側のバイトを含み、第12表にリストアツブされている「特殊 jバイトと関連づけられて、プログラム情報を指定するとき使用できるテキスト を定義している。このパケットがゼロ・バイトになっていれば、「特殊」バイト に関連するテキストは消去される。このパケット・タイプの各バイトは、20h から7Fhまでの範囲のASCIIキャラクタである。各パケットは、1つのネ ットワーク固有の「特殊」プログラム情報バイトのテキストを提供する。例えば 、提供する番組の大部分がスポーツであるステーションは、ポーカ、スキューバ (SCUBA) 、ハング・ブライディング、アメリカズ・カップ、オリンピッ クといったスポーツを表すように、最初の5個の「特殊」バイトを定義すること ができる。
しかし、提供する番組の大部分が音楽であるステーションは、ヘビー・メタル、 ラップ、ポツプ、カントリ、ディスコといった各種の音楽を表すように、最初の 5個の「特殊」バイトを定義することができる。
「特殊」バイトの意味は、いつでもネットワークによって再定義することが可能 である。「特殊」バイトを定義するテキストが受信されなかったときは、このバ イトは単一のブランク・スペースとみなされる。
4、雑パケット・クラス 第19表は、雑パケット・クラスのタイプ・コードへの割当てをリストアツブし ている。
LL」 4.1「時刻」パケット・タイプ このパケットは4個のデータ・バイトを含み、グリニッジ標準時間を基準にした 現在の時刻と日付を定義している。バイトのフォーマットは、チャネル・データ が必要でないことを除けば、「プログラム再開パケットの場合の第5表に示すフ ォーマットと同じである(上述したセクション2.2参照)、”D”ビットは、 サマータイムが現在全国的に採用されているかどうかを判別するために使用され る。この情報は、視聴者が指定したタイム・ゾーンおよびサマータイムがローカ ルに採用されているかどうかの情報と一緒に使用され、正しいローカル時間が判 断される。ローカル時間は、視聴者のためにローカル時間を表示するためにだけ 使用される。内部タイマとクロックは、全て、グリニッジ標準時間に保っておく 必要がある。
”じビットは、現在の年が閏年であるかどうかを判別するために使用される。こ れは、3月1日グリニッジ標準時間であるとき、ローカル日付が2月28日であ るか、29日であるかを判別するときに必要になるものである。”2”ビットは 、秒単位の現在の時間をゼロにリセットするかどうかを判断するために使用され る。
これにより、データの6ビツト全部を送信して現在の秒数を指定しなくても、時 刻を正しくすることができる。T”ビットは、プログラムがローカル・テープ遅 延の対象となるかどうかを判別するために使用される。このビットがセットされ たときは、時刻クロックは更新してはならない。
4.2「タイム・ゾーン」パケット・タイプこのパケットは1バイトを含み、視 聴者のタイム・ゾーンとサマータイムステータスを定義している。
データはASCIIデータではないので、ビット#6は常にセットされている。
この単一データ・バイトのフォーマットは第20表に示されている。
1迎1 時データ・フィールド(第20表のビットh4−ho)は0から23までが有効 範囲であり、GMTを基準にした名目的遅延(時)を表している。”D”ビット は、サマータイムが採用されているかどうかを判別するために使用される。この パケットが送られるのは、すべての視聴者が同じタイム・ゾーンにいるときだけ である。
4.3「ライン番号」パケット・タイプこのパケットは1バイトになっており、 チューンされたチャネルの現在のライン番号とフィールドを定義している。この データはASCIIデータではないので、ビット#6は常にセットされている。
バイトのフォーマットは第21表に示されている。
東ム五 「ライン」フィールド(第21表のビット上4−シ。)は、7から31までが有 効範囲である。”F”ビットは、データがTVフィールド1にあるか(”F”: 0)、フィールド2にあるかじF”・l)を判別する。
4、4 r EDSなし」パケット・タイプこのパケットはゼロ・バイトになっ ており、チューンされたチャネルに使用可能な拡張データ・サービス情報がない ことを示している。
4.5「単−EDSJパケット・タイプこのパケットはゼロ・バイトになってお り、チューンされたチャネルに単一チャネルで使用可能な拡張データ・サービス 情報があることを示している。
4.6「ディレクトリEDS Jパケット・タイプこのパケットはゼロ・バイト になっており、チェーンされたチャネルに複数チャネルで使用可能な拡張データ ・サービス情報があることを示している。この情報は、他のチャネルに関する連 続情報ディレクトリを提供するステーションを識別するために使用される。
4.7「プログラム休止」パケット・タイプこのパケットはゼロ・バイトになっ ており、チェーンされたチャネル上の現プログラムが中断されたことを示してい る。この休止を維持するには、1分ごとに少なくとも一回このパケットを再送す る必要がある。
これは、プログラム再開パケットが送られていなくても、1分が経過すると受像 機にタイムアウトが起こるためである。
4.8「パケット再開」パケット・タイプこのパケットはゼロ・バイトになって おり、チェーンされたチャネル上の現プログラムが再開されたことを示している 。これは、プログラム休止を即時に終わらせるために使用される。プログラム休 止に続く最後の1分以内にこρパケットを受信していなければ、受像機は自動プ ログラム再開を行う必要がある。
4.9「インパルスキャプチャ」パケット・タイプこのパケットはゼロ、8、ま たはlOバイトになっており、プログラム停止時刻と日付、および開始時刻と日 付(これらは、すべてグリニッジ標準時間を基準にしている)、および受信チャ ネル番号を定義している。パケットがゼロ・バイトであれば、インパルスキャプ チャに関する既存の情報は消去される。バイトの形式は「停止時刻」 (セクシ ョン2.4参照)とそのあとに続く「プログラムIDJ (セクション2.2参 照)の場合と同じである。このパケットは、プログラムの記録を容易にするため に必要な全ての情報を提供する。プログラムIDバイトが停止時刻バイトに続い て置かれているのは、プログラムIDが可変側のバイトになっているためである 。”D”、”じ、および”2“ビットは、このパケットを処理するときデコーダ によって無視される。受信チャネルが指定されていないと、現在チューンされて いるチャネルがデフオールド値として使用される。
上述した信号形式を理解しやす(するために、第4図を参照して説明する。第4 図は、CCデータとEDSデータのインタリーブと、EDSパケットのネスティ ングの例を示している。第4図において、フィールド2で1番目と2番目に現れ たライン21(第4図の左側に”1”と“2゛で示したライン)は、クローズド ・キャプションまたはテキスト・データを含んでいる。フィールド2で3番目に 現れたライン21では、EDSデータのパケット”A”は制御コード(CHAR #1) $よびタイプ・コード(CHAR#2)から始まっている。4番目に現 れたライン21は、パケット”A”の一部であるEDSデータを含んでいる。フ ィールド2で5番目、6番目、および7番目に現れたライン21は、クローズド ・キャプション・データである。パケットAの先頭のEDSデータはCCデータ の中断の働きをするので、第4図のライン5のCCデータは「クローズド・キャ プション再開」制御コードから始まってクローズド・キャプション・データとE DSデータとを区別している。
第4図にパケット”B”と示した2番目のEDSパケットは、8番目に現れたラ イン21かも始まり、10番目に現れたライン21で終わっている。パケット” B”は、「継続」制御コードを使用して、11番目に現れたライン21から継続 しているパケット”A“内にネストされている。パケット”A”は13番目に現 れたライン21で終わっている。パケット”A′の終わりには、別のEDSパケ ット、クローズド・キャプション・データ、またはnullキャラクタ(つまり 、データがない)を続けることも可能である。
上述したフォーマットのEDS情報を含むビデオ信号は第5図に例示したシステ ムを用いて生成することができる。第5図に示すように、信号5OURCEを出 力するビデオ信号ソース51Oとしては、ビデオ・テープ・レコーダまたはビデ オ・カメラがある。ユニット510からの信号LINE21とFIELDは、第 2図の同名の信号に対応しており、第5図のシステムのオペレーションを信号V IDEOと同期させるものである。マイクロプロセッサ520は第5図にそれぞ れEDS INPUTおよびCCINPUTと示されているEDSおよびCC入 力データを受信し、それをシリアル・データ信号5ERIAL DATAのフォ ーマットにする。CCとEDS人カデカデータ例えば、だれかがプログラム・タ イトルといったCCおよび/またはEDS情報をキーボードからタイプすると生 成される。
MUX 530は、マイクロプロセッサ520から信号5ELECTを受けると 、信号5OURCEまたは信号5ERIALDATAのどちらかを選択してトラ ンスミッタ540に結合する。トランスミッタ540はケーブル経由または放送 で信号VIDEOを送信する。第5図の出力信号VIDEOは第2図の信号VI DEOに対応している。CCとEDSデータは、MUX 530のオペレーショ ンによって第5図の信号VIDEOに挿入される。CCまたはEDSデータが挿 入されるとき、マイクロプロセッサ520は該当フィールドにライン21が現れ たことを、信号LINE21とFIELDから検出し、MIX 530に信号5 ERIAL DATAをトランスミッタ540と結合させる信号5ELECTを 生成する。その後、マイクロプロセッサ520は信号5ERIAL DATA上 にCCまたはEDSデータを出力し、CCまたはEDSデータをトランスミタ5 40を経由して信号VIDEOに挿入する。
マイクロプロセッサ540は、CCとEDSデータの挿入の優先順位を制御する 。例えば、CCデータの方がEDSデータより優先順位が高くなっているのは、 クローズド・キャプション・ディスプレイをビデオ信号中の実際のせりふと同期 させる必要があるためである。CCデータは必要とする同期を保つ必要があると き送信しなければならない、しかし、EDSデータは、ライン21インタバルが CCデータ用に使用されていないとき送信することができる。
上述した本発明の特徴は種々態様に変更することが可能である。例えば、FCC 規格が将来変更されたときには、EDSデータをフィールド2のライン21以外 のビデオ・ラインに組み入れることも可能である。その他に、パケット・クラス とタイプは、上述したものとは別に定義することが可能である0例えば、第4表 の「予備」制御コードと「不定」タイプ・コードは、将来、定義することが可能 である0以上の変更とその他の変更は、請求の範囲に記載した本発明の範囲に属 することは勿論である。
8 8 ′I3g°等 9 FIG、 2 FIG、 4 補正書の翻訳文提出書(特許法第184条の8)補正書の翻訳文桿出書(特許法 第1114条の8)平成6年lO月28日

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.連続するフィールド内に編成されたライン・インタバルに分割されたテレビ ジョン信号を受信する受信手段であって、前記テレビジョン信号が前記フィール ドの少なくとも一部の少なくとも1つのラインに現れる予め定めた個数のデータ ・ワードの形式になった補助情報を含み、前記データ・ワードの少なくとも一部 が英数字を表し、前記データ・ワードの少なくとも一部が制御情報を表す受信手 段と、 該データを該テレビジョン信号から抜き出す手段と、 前記抜き出したデータ・ワードを検査し、前記抜き出したデータ・ワードの1つ がいつ情報のクラスを表し、同様に、いつ制御情報を表したかを判定し、その後 、前記抜き出したデータ・ワードの1つがいつ前記情報のクラスの情報のサブク ラスを表したかを判定し、その後、前記データ・ワードを復号し、前記サブクラ スに関する情報を得る検査手段と を備えたことを特徴とするテレビジョン・システム。
  2. 2.請求の範囲第1項に記載のテレビジョン・システムにおいて、 前記2つのデータ・ワードは前記ライン・インタバルのうちの予め定めたライン ・インタバルに順次現れ、 前記検査手段は、前記予め定めたラインに現れた前記2つのデータ・ワードのう ちの第1データ・ワードを検査し、該第1のデータ・ワードが情報のクラスを表 しているか否かを判定し、同様に、制御情報を表しているか否かを判定し、前記 検査手段は、前記予め定めたラインに現れた2つのデータ・ワードのうちの第2 データ・ワードを検査し、該第2データ・ワードが情報のサブクラスを表してい るか否かを判定することを特徴とするテレビジョン・システム。
  3. 3.請求の範囲第2項に記載のテレビジョン・システムにおいて、英数字を表す 前記データ・ワードは、ASCIIフォーマットに符号化されていることを特徴 とするテレビジョン・システム。
  4. 4.複数のフレーム・インタバル内にそれぞれ第1および第2フィールド・イン タバルを含むビデオ信号であって、前記フィールド・インタバル内にそれぞれ複 数の水平ライン・インタバルを含むビデオ信号を処理するシステムにおいて、 前記第1および第2フィールド・インタバル内の予め定めたライン・インタバル の間に現れた補助情報成分を前記ビデオ信号から抜き出す抜き出し手段と、該抜 出し手段に接続された変換手段であって、前記予め定めたライン・インタバルか ら抜き出された補助情報成分をバイナリ・データに変換する手段であり、前記第 1フィールド・インタバルのバイナリ・データは、クローズド・キャプション・ テキスト情報と関連づけられ、前記第2フィールド・インタバルのバイナリ・デ ータは、拡張データ・サービス情報と関連づけられるとともにバイナリ・データ のパケットにより編成され、バイナリ・データのパケットは補助情報の複数のク ラスのうちの特定のクラスと関連づけられ、前記特定のクラスを識別する制御コ ード・データを含む変換手段と、 該変換手段に接続された手段であって、前記第1フィールド・インタバルのバイ ナリ・データを復号しテキスト・ディスプレイ信号を生成する手段と、前記変換 手段に接続された手段であって、前記第2フィールド・インタバルの前記制御コ ード・データを復号し補助情報の特定のクラスを識別する手段とを備えたことを 特徴とする装置。
  5. 5.請求の範囲第4項に記載の装置において、前記ビデオ信号は複数のビデオ・ チャネルの1つからのビデオ・プログラム情報を提供し、 前記複数の補助情報クラスは、 前記ビデオ・チャネルの1つを通して現在提供されているビデオ・プログラムに 関する補助情報を含む現プログラム・クラスと、 前記ビデオ・チャネルの1つを通して将来の時間に提供されるビデオ・プログラ ムに関する補助情報を含む将来プログラム・クラスと を備えたことを特徴とする装置。
  6. 6.請求の範囲第5項に記載の装置において、前記複数の補助情報クラスは、前 記ビデオ信号のソースに関する補助情報を含むソース・クラスをさらに備えたこ とを特徴とする装置。
  7. 7.請求の範囲第5項に記載の装置において、前記複数の補助情報クラスは、前 記現プログラム・クラスと前記将来プログラム・クラスに含まれない補助情報を 含む雑クラスをさらに備えたことを特徴とする装置。
  8. 8.請求の範囲第5項に記載の装置において、前記第2フィールド・インタバル 内の前記予め定めたライン・インタバルは21番目のライン・インタバルであり 、 前記バイナリ・データは第1バイナリ・バイトと第2バイナリ・バイトを備え、 前記復号手段は前記第1バイナリ・バイトを復号し、補助情報の前記特定のクラ スを識別することを特徴とする装置。
  9. 9.請求の範囲第8項に記載の装置において、前記第1および第2バイトは、前 記予め定めたライン・インタバルの間に連続して現れることを特徴とする装置。
  10. 10.複数のフレーム・インタバル内にそれぞれ第1および第2フィールド・イ ンタバルを含み、しかも、前記各フィールド・インタバル内に複数の水平ライン ・インタバルを含むビデオ信号を処理するシステムにおいて、 前記第1および第2フィールド・インタバル内の予め定めたライン・インタバル の間に現れた補助情報成分を前記ビデオ信号から抜き出す抜き出し手段と、該抜 き出し手段に接続された変換手段であって、前記予め定めたライン・インタバル からの前記抜き出された補助情報成分をバイナリ・データに変換する手段であり 、前記第1フィールド・インタバルのバイナリ・データは、クローズド・キャプ ション・テキスト情報と関連づけられ、前記第2フィールド・インタバルのバイ ナリ・データは、拡張データ・サービス情報と関連づけられ、しかも、バイナリ ・データのパケットにより編成され、バイナリ・データのパケットは、補助情報 の複数のクラスのうちの特定のクラスに含まれた補助情報を表し、しかも、前記 特定のクラスを識別する制御コード・データと、前記特定のクラスのそれぞれの サブクラスを識別する複数のタイプ・データと、前記サブクラスに対応する情報 データを含む変換手段と、 該変換手段に接続され、前記第1フィールド・インタバルの前記バイナリ・デー タを復号してテキスト・ディスプレイ信号を出力する手段と、 前記変換手段に接続され、前記第2フィールドの前記制御コード・データと前記 タイプ・データを復号して前記情報データを復号する手段と を備えたことを特徴とする装置。
  11. 11.請求の範囲第10項に記載の装置において、前記複数のタイプ・データの 1つは、プログラム識別情報に対応していることを特徴とする装置。
  12. 12.請求の範囲第11項に記載の装置において、前記プログラム識別情報は、 前記プログラムが開始する時刻と日付を備えていることを特徴とする装置。
  13. 13.請求の範囲第10項に記載の装置において、前記ビデオ信号は、複数のビ デオ・チャネルの1つからのビデオ・プログラム情報を提供し、 前記複数の補助情報クラスは、 前記ビデオ・チャネルの1つを通して現在提供されているビデオ・プログラムに 関する補助情報を含む現プログラム・クラスと、 該ビデオ・チャネルの1つを通して将来の時間に提供されるビデオ・プログラム に関する補助情報を含む将来プログラム・クラスと を備えたことを特徴とする装置。
  14. 14.請求の範囲第13項に記載の装置において、前記現プログラム・クラスと 前記将来プログラム・クラスに対応するデータ・パケットは、それぞれ、個々の プログラム識別タイプ・データを含むことを特徴とする装置。
  15. 15.請求の範囲第10項に記載の装置において、前記複数のタイプ・データの 1つは、プログラム・タイトルに対応することを特徴とする装置。
  16. 16.請求の範囲第10項に記載の装置において、前記複数のタイプ・データの 1つは、キャプション・サービス情報に対応することを特徴とする装置。
  17. 17.請求の範囲第10項に記載の装置において、前記複数のタイプ・データの 1つは、プログラム記述情報に対応することを特徴とする装置。
  18. 18.請求の範囲第10項に記載の装置において、前記複数のタイプ・データの 1つは、ネットワーク識別情報に対応することを特徴とする装置。
  19. 19.請求の範囲第10項に記載の装置において、前記複数のタイプ・データの 1つはネットワーク名情報に対応していることを特徴とする装置。
  20. 20.請求の範囲第10項に記載の装置において、前記複数のタイプ・データは 、前記第1および第2フィールド・インタバルの前記複数の水平ライン・インタ バルのどの水平ライン・インタバルが補助情報を含んでいるかを示すライン番号 情報に対応することを特徴とする装置。
  21. 21.請求の範囲第10項に記載の装置において、前記複数のタイプ・データの 1つは、前記複数のタイプ・データのうちの他の複数のタイプ・データに対応す る拡張データ・サービス情報が前記ビデオ信号で利用できないことを示す情報に 対応することを特徴とする装置。
  22. 22.請求の範囲第10項に記載の装置において、前記ビデオ信号は、複数のビ デオ・チャネルのうち現在チューンされているチャネルに対応し、前記複数のタ イプ・データの1つは、前記拡張データ・サービス情報が前記複数のビデオ・チ ャネルの1つだけに関するものであることを示す情報に対応することを特徴とす る装置。
  23. 23.請求の範囲第10項に記載の装置において、前記ビデオ信号は、複数のビ デオ・チャネルのうち現在チューンされているチャネルに対応し、前記複数のタ イプ・データの1つは、前記拡張データ・サービス情報が前記複数のビデオ・チ ャネルの少なくとも1つだけに関するものであることを示す情報に対応すること を特徴とする装置。
  24. 24.請求の範囲第10項に記載の装置において、前記第2フィールド・インタ バル内の前記予め定めたライン・インタバルは、21番目のライン・インタバル であり、 前記バイナリ・データは第1バイナリ・ワードと第2バイナリ・ワードを備え、 前記復号手段は前記第2バイナリ・ワードを復号し、補助情報の前記特定タイプ を識別する ことを特徴とする装置。
  25. 25.請求の範囲第24項に記載の装置において、前記第1および第2バイトは 、前記予め定めたライン・インタバルの間に連続的に現れることを特徴とする装 置。
  26. 26.複数のフレーム・インタバル内にそれぞれ第1および第2フィールド・イ ンタバルを含み、前記各フィールド・インタバル内の複数の水平ライン・インタ バルを含むビデオ信号を処理するシステムにおいて、 前記第1および第2フィールド・インタバル内の予め定めたライン・インタバル の間に現れた補助情報成分を前記ビデオ信号から抜き出す抜き出し手段と、該抜 き出し手段に接続され、前記抜き出した補助情報成分を、制御プログラムに含ま れた一連の命令に従って処理するマイクロプロセッサと を備えた装置であって、 前記制御プログラムは、前記予め定めたライン・インタバルからの前記抜き出し た補助情報成分を前記マイクロプロセッサによりバイナリ・データに変換させる 第1部分を含み、 前記第1フィールド・インタバルの前記バイナリ・データは、クローズド・キャ プション・テキスト情報に関連づけられ、前記第2フィールド・インタバルの前 記バイナリ・データは、拡張データ・サービス情報に関連づけられ、しかも、バ イナリ・データのパケットによって編組成され、バイナリ・データのパケットは 補助情報の複数のクラスのうち特定のクラスに含まれた補助情報を表すと共に、 前記特定のクラスを識別する制御コード・データを含み、 前記制御プログラムは、前記マイクロプロセッサに前記第1フィールド・インタ バルの前記バイナリ・データを復号させ、テキスト・ディスプレイ信号を出力さ せる第2部分を含み、 前記制御プログラムは、前記マイクロプロセッサに前記制御コード・データを復 号させ、補助情報の前記特定のクラスを識別させる第3部分を含むことを特徴と する装置。
  27. 27.請求の範囲第26項に記載の装置において、前記第2フィールド・インタ バル内の前記予め定めたライン・インタバルは、21番目のライン・インタバル であり、 前記バイナリ・データは第1および第2バイナリ・ワードを備え、 前記マイクロプロセッサは前記第1バイナリ・ワードを復号して補助情報の前記 特定のクラスを判定し、前記第2バイナリ・ワードを復号して補助情報の前記特 定のタイプを識別する ことを特徴とする装置。
  28. 28.請求の範囲第27項に記載の装置において、前記第1および第2バイトは 、前記予め定めたライン・インタバルの間に連続して現れることを特徴とする装 置。
  29. 29.複数のフレーム・インタバル内にそれぞれ第1および第2フィールド・イ ンタバルを含み、該フィールド・インタバル内にそれぞれ複数の水平ライン・イ ンタバルを含むビデオ信号を処理するシステムにおいて、 前記第1および第2フィールド・インタバル内の予め定めたライン・インタバル の間に現れた補助情報成分を前記ビデオ信号から抜き出す抜き出し手段と、該抜 き出し手段に接続され、前記抜き出した補助情報成分を、制御プログラムに含ま れる一連の命令に従って処理するマイクロプロセッサと を備えた装置であって、 前記制御プログラムは、前記予め定めたライン・インタバルからの前記抜き出し た補助情報成分を前記マイクロプロセッサによりバイナリ・データに変換させる 第1部分を含み、 前記第1フィールド・インタバルの前記バイナリ・データは、クローズド・キャ プション・テキスト情報に関連づけられ、前記第2フィールド・インタバルの前 記バイナリ・データは、拡張データ・サービス情報に関連づけられ、しかも、バ イナリ・データのパケットにより編成され、バイナリ・データのパケットは補助 情報の複数のクラスのうち特定のクラスに含まれる補助情報を表すと共に、前記 特定のクラスを識別する制御コード・データと、該特定のクラスの個々のサブク ラスを識別する複数のタイプ・データと、前記サブクラスに対応する情報データ とを含み、前記制御プログラムは、前記マイクロプロセッサに該第1フィールド ・インタバルの該バイナリ・データを復号させて、テキスト・ディスプレイ信号 を出力させる第2部分を含み、 該制御プログラムは、前記マイクロプロセッサに、前記第2フィールド・インタ バルの前記制御コード・データと前記タイプ・データを復号させ、前記情報デー タを復号させる第3部分を 含むことを特徴とする装置。
  30. 30.請求の範囲第29項に記載の装置において、前記バイナリ・データは第1 および第2バイナリ・ワードを備え、 前記制御プログラムの前記第3部分は、前記マイクロプロセッサに、1)前記第 1バイナリ・ワードを復号させ、該バイナリ・コードが前記拡張データ・サービ ス信号を表しているか否かを判断させ、2)さらに、前記拡張データ・サービス 信号を表す前記バイナリ・コードの前記第1バイナリ・ワードを復号させて補助 情報の前記特定のクラスを判定させ、3)前記第2バイナリ・ワードを符号化さ せて補助情報の前記特定タイプを識別させる ことを特徴とする装置。
  31. 31.連続するフィールド・インタバルに編成されたテレビジョン信号を受信す る手段を含み、前記フィールドはそれぞれ複数のライン・インタバルを含み、ク ローズド・キャプション情報に対応する補助データは、前記フィールド・インタ バルの少なくとも一部のライン・インタバルの少なくとも1つのライン・インタ バルに現れるテレビジョン・システムにおいて、前記テレビジョン信号のうち選 択された信号に応答して、前記データを前記テレビジョン信号から抜き出す抜き 出し手段と、 前記抜き出したデータに応答する手段であって、前記抜き出したデータが、クロ ーズド・キャプション情報に対応する第1制御コード範囲内か、あるいは、拡張 データ・サービス情報に対応する第2コード範囲内の制御コードに対応している か否かを判定する手段であり、前記第1コード範囲内の制御コードを検出した後 の前記抜き出したデータに応答して、前記抜き出したデータを処理し、現在選択 されたテレビジョン信号に対応するプログラムに関連する、テキストを表すディ スプレイ信号を出力する手段であり、前記第2制御コード範囲内の制御コードを 検出した後の前記抜き出したデータに応答して、前記抜き出したデータにより表 された情報のタイプを判別する手段とを備えたことを特徴とする装置。
  32. 32.請求の範囲第31項に記載の装置において、前記クローズド・キャプショ ン情報に対応するデータと、前記拡張データ・サービス情報に対応するデータは 、交互に現れる第1タイプと第2タイプのフィールドの予め定めた同じライン・ インタバルの間に連続して現れる第1および第2バイトを備え、前記抜き出した データに応答する前記手段は、前記予め定めたライン・インタバルの間に現れた 第1バイトに応答して、該第1バイトが前記第1制御コード範囲内の制御コード を表すか、あるいは、前記第2制御コード範囲内の制御コードを表すかを判定し 、前記手段は、前記第1バイトが前記第1制御コード範囲内の制御コードを表し ていると判断した後、前記予め定めたライン・インタバルの間に現れた前記第2 制御バイトに応答して、該第2バイトを処理し、現在選択されているテレビジョ ン信号に対応するプログラムに関連するテキストを表すディスプレイ信号を出力 し、前記手段は、前記第1バイトが前記第2制御コード範囲内の制御コードを表 していると判断した後、前記予め定めたライン・インタバルの間に現れた前記第 2バイトに応答して、前記第2バイトで表された情報のタイプを判断する ことを特徴とする装置。
  33. 33.請求の範囲第31項に記載の装置において、前記テレビジョン信号は交互 に現れる第1タイプと第2タイプのフィールドに編成され、前記クローズド・キ ャプションに対応するデータは、前記第1タイプのフィールドに現れ、前記拡張 データ・サービス情報に対応するデータは、前記第2タイプのフィールドに現れ 、 前記選択されたテレビジョン信号に応答して、前記第1タイプと第2タイプのフ ィールドが現れたことを示すフィールド・タイプ指示信号を生成する手段をさら に備え、 前記抜き出したデータに応答する前記手段は、前記フィールド・タイプ指示信号 にも応答して、制御コードが第1制御コード範囲内にあるか、第2制御コード範 囲内にあるかを判別する ことを特徴とする装置。
  34. 34.請求の範囲第31項に記載の装置において、前記テレビジョン信号は、交 互に現れる第1タイプと第2タイプのフィールドに編成され、前記クローズド・ キャプションに対応するデータと前記拡張データ・サービス情報に対応するデー タは、同じ予め定めたライン・インタバルの間に前記第1タイプのフィールドと 前記第2タイプのフィールドに現れ、前記選択されたテレビジョン信号に応答し て、前記第1タイプと第2タイプの各フィールドの間に前記予め定めたラインが 現れたことを示すライン指示信号を生成する手段をさらに備え、 前記データを抜き出す前記手段は、前記ライン指示信号にも応答する ことを特徴とする装置。
  35. 35.請求の範囲第34項に記載の装置において、前記選択されたテレビジョン 信号に応答して、前記第1タイプと第2タイプのフィールドが現れたことを示す フィールド・タイプ指示信号を生成する手段をさらに備え、 前記抜き出したデータに応答する前記手段は、前記フィールド・タイプ指示信号 にも応答することを特徴とする装置。
  36. 36.請求の範囲第31項に記載の装置において、前記第2制御コード範囲内の 前記制御コードの少なくとも一部は、情報の個々のクラスを識別し、それぞれの データ・パケットに含まれ、各パケットは情報の複数のサブクラスのそれぞれを 識別する複数のタイプ・コードも含んでおり、該タイプ・コードは、その後に、 個々ののサブクラスに関連する情報を表す個々のデータ・ワードが置かれている ことを特徴とする装置。
  37. 37.請求の範囲第36項に記載の装置において、前記第2制御コード範囲内の 前記制御コードは、新しいパケットが開始されたのか、以前に指定されたパケッ トが継続しているのか、以前に指定されたパケットが終了したのかも示す ことを特徴とする装置。
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