JPH07506232A - ビデオ信号符号化 - Google Patents

ビデオ信号符号化

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JPH07506232A JP5519057A JP51905793A JPH07506232A JP H07506232 A JPH07506232 A JP H07506232A JP 5519057 A JP5519057 A JP 5519057A JP 51905793 A JP51905793 A JP 51905793A JP H07506232 A JPH07506232 A JP H07506232A
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トーマス,グラム
クロール,マイケル・ジョージ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ビデオ信号符号化 発明の背景 この発明はビデオ信号符号化の方法に関係している。PAL複合ビデオ信号符号 化標準は、そのような信号が伝達することのできる画像品質を制限する多くの制 限事項を持っている。これらの制限事項は周知であり、制限された輝度及びクロ ミナンス解像度、クロスカラー及びクロス輝度を含んでいる。
PAL信号により伝達されることのできる画像品質を改善することを意図してい る幾つかの方法が知られている。例えば、クロミナンス及び輝度情報を分離する ためには、BBC研究部門報告書1975/36号rPALカラ一方式における クロスカラーを回避するための輝度及びクロミナンスのフィルタリンク」(B  B CRe5earch Department Report No、 19 75 / 36 、ゴhe filtering o■ luminance and chrominance to avoid c roos−color in a PAL color 5凾唐狽■={’ ) に記述されたように、多次元フィルタリング技法を使用することができる。この 方法は、クロスカラー及びクロス輝度の影響を有意に低減するが、これらを完全 では除去し得ない。この方法は又最適状態に及ばない形状を有する輝度及びクロ ミナンス通過帯域の使用を強要する。
PAL信号の品質を改善するための別の既知の技法は、BBC研究部門報告書1 980/1号「ウニストンクリーンPALJ (BBCRe5earch De partmentReport No、l 980/ l、”Weston c lean PAL−)に記述されたような、いわゆる相間離隔(phase−s egregated)又は「ウニストン」クリーンPALである。英国特許15 34268ないし1534270をも参照せよ。この符号化方法は周波数の代わ りに位相によって輝度及びクロミナンス情報を分離しており、従ってこれら二つ の信号の完全な分離を可能にし、クロス効果を除去する。この方法は又輝度及び クロミナンス信号の通過帯域の形状を選ぶ際の相当量の融通性を可能にする。特 に、信号の輝度部分は、無視できる標本間のクロストークを伴って色副搬送波周 波数の2倍のレートで標本を伝達することができ、いわゆるスペクトル折返し技 法の使用を可能にする。しかしながら、輝度信号の全スペクトル量は色副搬送波 周波数に等しい帯域幅を有する信号に相当する量に制限される。しかしながら、 クロミナンス信号の解像度は複合信号の全帯域幅を増大することによって増大さ れることかできる。
複合信号の帯域幅が約5.5MHzの通常の数字より上に増大されてもよい状況 において使用可能な第3の技法が提案されている。 (この明細書における数値 は例のつもりで与えられており且つPAL方式Iテレビジョン標準に基づいてい る。)拡張(Extended) PALとして知られたこの技法は、BBC研 究部門報告書1981/11号「高品質テレビジ3ンのための拡張PAL方式J  (BBCRe5ear−ch Department ReportNo、  1981 / 11 、″An Extended PAL System f or ■奄■■| quality television”)に記述されている。英国特許明細書 2101835をも参照せよ。この技法においては、高周波数輝度情報を伝達す る付加的な信号はクロミナンス情報を伝達する周波数帯域の上且つ音声信号を伝 達するために使用される副搬送波周波数の上に置かれる。約3.5 M)I z より上の水平帯域幅を有する輝度信号は、正規低周波輝度信号から分離されて、 送信前に副搬送波周波数によつて周波数偏位させられる。クロミナンス信号と輝 度信号との間には非常にわずかな重なりしかないのでクロス効果は実質上除去さ れる。そのような方法で送信可能な輝度信号の水平解像度は、チャネル帯域幅マ イナス色副搬送波周波数に等しい、利用可能なチャネルの帯域幅によって決定さ れる。この方式は、他のPAL符号化方法のものに比較して増大した輝度帯域幅 を提供するけれとも、ウニストンクリーンPALにより与えられる輝度通過帯域 の形状を決定する際の融通性を有していない。信号スペクトルの種々の部分の間 にはギャップを残す必要があるので、二の方式は又利用可能な帯域幅の最適状態 に及ばない利用となる。
強化(enhanced )又は補償ウニストンクリーンPALとして知られた 第4の技法は我々の英国特許明細書2115638に記述されている。この技法 においては、ウニストンクリーンPAL信号が表現することのできない輝度及び クロミナンス信号スペクトルの部分からなる「補償信号」が形成される。この補 償信号は、3.3MHzと5.5MHzとの間の水平周波数を有する高垂直周波 数輝度情報、0から1.1MHzまでの水平帯域幅を有する高垂直周波数クロミ ナンス情報、及び1.1M)Izと2.2MHzとの間の水平帯域幅を有するす べてのクロミナンス情報からなっている。輝度及びクロミナンス補償信号は第2 ウニストンPALアセンブラを用いて一つの信号へと組み合わされ、そして組合 せ信号は副搬送波周波数の2倍で搬送波へ変調される。補償信号は簡単な低域及 び高域フィルタを用いて復号器側において正規ウニストンPAL信号から分離さ れる。この技法は、5.5MHzまでの水平解像度を与える二とに制限されてお り、スペクトル折返しを用いて輝度通過帯域の形状の最適化を可能にするために 基本的ウニストンPAL符号化システムの融通性を利用することができない。更 に、この技法はシャープカットのフィルタを用いて正規信号及び補償信号を分離 することを必要とする。正規信号及び補償信号が組み合わされて原初信号の完全 な再現を与えるためには符号器及び復号器の両方にシャープカット帯域フィルタ が使用されなければならない。
発明の要約 この発明はその種々の態様において添付の諸請求項に定義されており、今これに 参照が行われるべきであり、この発明の有利な諸特徴は添付の諸請求項に述べら れている。
この発明を具体化し且つ下に更に詳細に記述されたPAL符号化方法はウニスト ンPAL符号化の諸利点と拡張PALのそれとを組み合わせている。この方法は 、任意のシャープカットのフィルタの必要性を除去し且つ輝度及びクロミナンス 通過帯域の形状を決定する際により多くの融通性を可能にすることによつて強化 又は補償ウニストンクリーンPALの技法に改良を加える。それは特に、現存の 信号路が通常のPAL信号より高い帯域幅を有する信号を通すことのできるスタ ジオ環境内のビデオ信号の符号化に向けられている。特に、提案されたシステム は色副搬送波周波数の4倍(4fsc)の標本化レートで動作するディジタル複 合ビデオ機器によく整合している。そのような機器と共に使用されたときには、 このシステムは、符号化信号が通常のPAL復号器を用いて復号化されてビデオ 監視目的のための許容可能な「両立性」画像を生成することができるような方法 で、3fscのレートで標本化された輝度及びfscで標本化されたクロミナン スのための本質的に透明なチャネルを与えることができる。この提案された符号 化システムの使用によりそのような複合スタジオ機器は、特に16:9の横縦比 を有する画像が使用されるときには、MAC又はPALplusのような強化放 送方法のものに品質がより良く整合している信号を発生することができる。
この発明の採択実施例においては、符号化信号は、2fscの帯域幅を有してお り、3fsc/2の帯域幅に相当するスペクトル量を持つた輝度信号及びfsc /2に相当するスペクトル量を持ったクロミナンス信号を伝達する。これ1表輝 度スペクトルを二つの信号に分割して、一方がスペクトルの下方3分の2を伝達 し且つ他方が上方3分の1を伝達することによって達成される。低周波数輝度信 号は通常のウニストンPAL符号器におけると同じ方法で処理される。高周波数 信号は、クロミナンス信号と組み合わされて、組合せスペクトルの上方部分を占 めるようにされ、且つクロミナンス信号はその下方部分を占める。この組合せ信 号は次に副搬送波周波数fscで変調され、そして次に通常のウニストンPAL 符号器におけるクロミナンス信号と同じ方法で処理される。輝度信号の二つの部 分への分離は既知のサブバンド符号化技法を用いて達成される。高周波数輝度信 号はサブバンド符号化の原理から得られた技法を用いてクロミナンス信号と組み 合わされる。
それゆえに、信号スペクトルの種々の部分間にギャップを必要とする二となく、 2fscまでのスペクトルが非常に効率よく利用される。
図面の簡単な説明 この発明は今度は例のつもりで諸図面を参照して更に詳細に説明されるが、この 諸図面中、 図1は、既知のウニストンクリーンPAL符号器及び復号器の構成図であり、図 2は、この発明を具体化した符号器及び復号器の構成図であって、前置フィルタ 及び後置フィルタが省略されており、図3は、逆サブバンド符号化の過程の説明 図であり、図4は、この発明の採択実施例による符号化ビデオ信号のスペクトル の線図であり、 図5は、終始4fscのクロックレートでの処理を用いたこの発明による符号器 の実施例の構成図であり、 図6は、終始4fscのクロックレートでの処理を用いたこの発明による復号器 の実施例の構成図であり、 図7は、この発明の変更実施例における符号器の構成図であり、図8は、図7の 符号器に対応する復号器の構成図であり、又数部分及び高周波数部分に分割する ことのできる方法の一例を示した線図である。
採択実施例の詳細な説明 この発明は、以前に言及したウニストン(又は「相間離隔」)クリーンPAL符 号化技法の拡張に関係しているので、この技法の簡潔な概要がまず与えられる。
図1は、4fscの標本化周波数で動作する、ウニストンクリーンPAL符号器 IO及び復号器50の構成図を示している。符号器10にはそれぞれ輝度信号Y 並びにクロミナンス成分信号U及びVを受けるための入力12,14.16があ る。各入力には対応する低域前置フィルタ18.20.22が接続されており、 そしてクロミナンス成分のための低域フィルタ20.22の出力にはU±Vを形 成する回路24が接続されているが、このプラス又はマイナスの符号はV@PA Lスイッチ信号に依存している。低域フィルタ18からの輝度信号は2fscで 標本化を行う標本化回路に加えられ、そして標本化された信号は次に第1フイル タF1に加えられる。回路24からのU+V信号は標本化/変調回路28に加え られるが、この回路28は2fscで標本化を行ってクロミナンスをfsc副搬 送波におく。標本化/変調回路28の出力は加算器30に加えられる。加算器3 0は伝送リンク32により伝送されることのできる符号化ウニストンPAL信号 を与える。
復号器50には符号化ウニストンPAL信号を受信するために伝送リンク32に 接続されたフィルタF3.F4がある。フィルタF3の出力は標本化器52にお いて2fscで標本化され、そしてその出力は輝度出力を与える後置フィルタ5 6に加えられる。フィルタF4の出力は標本化/復調回路54において復調され て標本化され、そしてその出力は、U成分出力を与える垂直低域フィルタ58に 送られ、且つV軸スイッチ回路60を通して、■成分出力を与える垂直低域後置 フィルタ62に送られる。
符号器10における、フィルタFl及びF2並びに関連の標本化器26.28並 びに加算器30は「アセンブラ」と呼ばれ、又復号器における、フィルタF3及 びF4並びに関連の標本化器52.54は「スプリッタ」と呼ばれる。これらは 標本化輝度及びクロミナンス信号が、正規のPALに厳密に似ている信号におけ る相互作用を伴うことなく伝送されることを可能にする。前置フィルタ18゜2 0.22及び後置フィルタ56.58.62の仕事は、これらの信号が所要の解 像度を伝達す4ために最適の方法で使用されることを可能にすることである。
通常のウニストンPAL符号器の動作の際には、到来輝度信号はディジタル化さ れ、プレフィルタされ、そして2fscで標本化される。到来クロミナンス信号 も又ディジタル化され、プレフィルタされて、線条重化される(U+V、U−V )。
結果として生じるクロミナンス信号は次にfscで変調される。
二つの標本化信号はディジタルフィルタFl及びF2によってフィルタされ、そ してこれらの出力は加算器30において加え合わされる。これらのフィルタの特 性は、復号器フィルタF3及びF4と縦続接続されたときにそれらがクロミナン ス及び輝度信号を周波数ではなく位相によって分離するように選ばれている。
それらは又、組合せ輝度及びクロミナンス信号が通常のPAL信号に厳密に似る ように設計されている。各フィルタは二つの連続したビデオ線から寄与分を取る 。
復号器においては、二つのフィルタF3及びF4は、これらの出力が−たん2f SC″c6本化され且つrscで復調されると、前述の方法でそれぞれ輝度及び クロミナンス信号Y、U、Vを再生するような方法で組合せ信号に作用する。輝 度の場合には、原初2fsc標本は正確に再生されるが、しかしクロミナンス信 号はfscより上のチャネル帯域幅の大きさに帯域制限される。
輝度及びクロミナンス信号の完全な再現は次の諸関係が満足されるならば保証さ れる。
1) Fl、F3=N、+jS。
2) F 2. F 4 =N2 + j 5431 Fl、F4=jS+ + A。
4) F2.F3=jSz +A2 ここで、N1及びN2はナイキストフィルタであって、それぞれ次の関係を満た す。
N (fsc+f)=l−N (fsc−f)ここで、Sl及びN2は、fsc に関して対称的な応答を有するフィルタであって、それぞれ次の関係、すなわち S (fsc+f) =S (fsc−f)を満たすが、ここでA、及びA2は 応答が搬送波周波数に関して反対称であるフィルタである。すなわち A (fsc+f) = −A (fsc−f)冬作3及び4は、スプリッタに おける再標本化動作がアセンブラにおける標本化と同位相であるならば、輝度− クロミナンス間クロストークの信号が標本化位相と直角になるので、この再標本 化動作がこのクロストークを排除することを保証する。これらの基準を満たすこ とに加えて、これらのフィルタは又、組合せ信号がPAL信号に厳密に似るよう に、クロミナンス領域においてすき取り(com−bing)作用を持たなけれ ばならない。特に、fscにおいてフィルタF2は、U±Vクロミナンス信号を 正規のPALクロミナンスに変換するために、線遅延器(連続したフィールド線 におけるl/2.1/2の係数)に加わるフィルタに等価である垂直応答を持つ べきである。ウニストンアセンブラ及びスプリッタの更なる詳細は1992年9 月9日に公表された我々の英国特許明細書2253538に見いだされ得る。
図2に図解されたようなこの発明による符号器の採択実施例においては、上述の ウニストンクリーンPALの実現例における2fscの代わりに、3fSCの標 本化レートにより支持され得る帯域幅への初期プレフィルタリングの後に、輝度 信号は3fscで標本化される。これは現在利用可能にされた、より広い輝度帯 域幅を反映している。ディジタル化、プレフィルタリング及び標本化の動作は明 確さのために図2から省略されており、従って図2の上方部分は単に図1のフィ ルタF1.F2及び加算器30に取って代わる素子を示しており且つ図2の下方 部分は図1のフィルタF3及びF4に取って代わる素子を示している。単純な実 施例においては、プレフィルタリングは純粋に水平的(すなわち、−次元)であ り、3 f sc/ 2の遮断周波数を持つ低域フィルタからなっている。しか しながら、2fscにおける通常のウニストンクリーンPALについて行われ得 るように、多次元フィルタを使用して通過帯域の空間・時間的形状を変更するこ とも又可能である。この技法は周知であって、しばしばサブナイキスト標本化又 はスペクトル折返しと呼ばれており、それのウニストンクリーンPALについて の使用の一例は、J。0 ドルーツリー外の論文「地上PAL TV送信の両立 可能な改良」、よりC°90、IEE会議出版物 327号、60〜64ページ 所載(the paper”Compatible enhancement  of terrestrial PAL TV transmision” b y−1C0,Dr− ewery et al、、 I BC’ 90、I EE Conferen ce Publication N1327、pages60−64)に与えら れている。採択実施例においては、3fsc標本化格子は、フィールド内で五の 目形であって、4フィールド繰返し周期を持りており、通常のウニストンクリー ンPALにおいて使用される2fsc標本化パターンの水平圧縮板に似ているが 、他の形状の通過帯域の使用を可能にするために(同じ標本化レートを持たせて )他の格子を使用することもできる。
入力130で受信された3fscの標本化輝度信号は、輝度サブパントスブリフ タ102において二つの信号に分割され、その一方はfscまでの信号のスペク トルの低周波数部分を表しており、他方はfscから3fsc/2までの高い方 の周波数を表している。これら二つの信号はそれぞれ2fsc及びfscで標本 化される。
この周波数分割は、適当により低い標本化周波数で再標本化されることのできる 二つの周波数帯域に信号を分割することを可能にする、いわゆる「サブバンド」 フィルタを用いて達成されることができる。すなわち、スプリッタ102におい ては信号は低周波数符号器104に加えられるが、この符号器はまず標本化周波 数を2倍し、次に低域フィルタ機能を加え、そして最後に標本化周波数を3で除 算する。同様に、高周波数符号器106は高域フィルタ機能を3fsc入力に加 えて、次に標本化周波数を3で除算する。これらのフィルタの特性は、標本化信 号がその後アップ標本化され、フィルタされて、次に互いに加算されたときに原 初信号が正確に再生されるようなものである。そのようなフィルタに関する更な る情報については、例えばE、 D ピアソン編「画像処理」、マグロ−ヒル社 、1990年発行(Pearson、 D、 E、 (Ed、 ) Image  Processing、 McGrav flill、 19X0 ) を参照せよ、副標本化前に信号を別々の周波数帯域に分割するために使用される フィルタは解析はナリシス)フィルタと呼ばれている。アップ標本化後にその信 号を再現するために使用されるフィルタは合成(シンセシス)フィルタと呼ばれ ている。輝度サブバンド分割フィルタは水平−次元フィルタであってもよく、到 来する色差信号U及びVは組み合わされて、通常のウニストンPAL符号器うに fscで変調される代わりに、プレフィルタされてfscで標本化される。これ らの動作は図2には示されていないが、図1についての類推によって理解される であろう。輝度信号についてと同様に、プレフィルタリングは単に一次元でもよ く、又はサブナイキスト標本化技法を用いてクロミナンス信号のスペクトル量の 形状を最適化するようにしてもよい。−次元フィルタリングの場合では、f s c/2の水平帯域幅が得られる。
入力lotにおいて受信された標本化クロミナンス信号及び標本化高周波数輝度 信号は、それぞれfscで標本化されていて、次に我々が[逆サブバンド符号化 」と名付づけた技法を用いてクロミナンス・HF輝度組合せ器108において2 fSCで一つの信号へと組み合わされる。二の技法は前に言及したサブバンド符 号化の原理に基づいている。サブバンド符号化が信号をその後再び組み合わされ る二つの別々の信号に分割するために使用されることができるのに対して、逆サ ブバンド符号化は二つの別々の信号を、下で説明されるように、これらがその後 完全に分離されるような方法で組み合わすために使用されることができる。「逆 サブバンド符号器」はそれゆえに「サブパンFm合せ器」と同じであり、且つ「 逆サブバンド復号器」は「サブバンドスプリッタ」と同じである。
逆サブバンド符号化の原理は図3に示された二つのカスケード接続サブバンド符 号器・復号器対を考察することによって容易に理解されるであろう。図3は第1 のサブバンド符号器・復号器対200及び第2のサブバンド符号器・復号器対2 02を示している。第1対200は低域フィルタ206及び高域フィルタ2゜8 に結合された入力204を含んでいる。これらのフィルタのそれぞれはそれぞれ のダウン標本化器(サンプラ)210.212に接続されており、そして次にこ れらの標本化器はそれぞれのアップ標本化器214,216に結合されている。
アップ標本化器214は低域フィルタ218を通して加算器220の一方の入力 に結合されており、且つアップ標本化器216は高域フィルタ222を通して加 算器220に結合されている。第2対は同じであり、図3においては接尾字Aを 付加された同じ参照数字を持っている。
各サブバンド復号器が符号器の入力における信号の完全な再現を与えると仮定す れば、明らかに第2のサブバンド符号器への入力信号(b)は第1のものへの入 力における信号(a)と同じでなければならない。それゆえに、第1のサブバン ド復号器における低周波数路にあるアップ標本化器214の入力における信号( c)は次の符号器の同じ分岐にあるダウン標本化2121 OAの出力における 信号(d)に等しいということになる。同様の議論によって、点e及びfにおけ る信号は同じでなければならない。我々は信号(C)及び(e)を組み合わせて (b)を作るアップ標本化器214,216及びフィルタ218.222を逆サ ブバンド符号器と呼び、又組合せ信号(b)を二つの信号(d)及び(f)に分 割するフィルタ206A、208A及びダウン標本化器21OA、212Aを逆 サブバンド復号器と呼んだ。これら二つは一緒に逆サブハント符号器・復号器対 230を形成している。ウニストンアセンブラ及びスブリフタがそれら自体逆サ ブバンド符号器及び復号器の一形式であることに注目するのはおもしろい。
図2に戻って、クロミナンス信号は逆サブバンド符号器への低周波数入力に供給 されるが、この符号器は、クロミナンス信号がスペクトルの下方半部を占めてい る、2fscで標本化された信号を生成する。組合せ器108におけるこの逆サ ブバンド符号器は低周波数復号器110及び高周波数復号器112を含んでいる 。
低周波数復号器110は、図3における構成部分214,218に対応していて 、標本化周波数を2倍して、次に低周波数フィルタ機能を適用する。高周波数輝 度信号は高周波数入力に供給され、これはこの信号をスペクトルの上方半部に置 く。
高周波数輝度信号は、この過程の前に、(一つおきの標本を反転させることによ って)インバータ114において周波数反転させられる。これはサブバンド復号 化過程自体が信号の周波数反転を行うためであるが、しかし高輝度周波数が最終 信号のスペクトルにおける最高周波数を占めるようにしてお((すなわち、最終 的な周波数反転がない)ことが望ましい。これは最終的符号化信号を帯域制限す る効果が最高の輝度周波数だけに影響を与えることができることを保証する。高 周波数復号器112は標本化レートを2倍にして、次に高域フィルタ機能を与え る。復号器110,112の出力は加算器116において加算される。
帯域の下方半部におけるクロミナンス情報及び帯域の上方半部における高輝度周 波数を含んでいる組合せ器11Bからの組合せ信号は、ウニストンPALアセン ブラ120の一方の入力に加えられて、こ二で、その標本化周波数が回路122 において2倍にされ、回路124においてEscで変調され、そしてフィルタF 2の人力に送られる。アセンブラ自体の動作は通常のウニストンクリーンPAL の出力は加算器128において加算される。
輝度スペクトルを分割するために使用されたサブバンド符号化過程の性質のため に輝度帯域に少量のエイリアシングが存在していることを除いて、通常のウニス トンPAL信号に非常に類似している。高輝度周波数は主として3fsc/2( 6゜6MHz)より上の信号の領域を占めており、クロミナンス信号は主として この周波数より下にある。輝度信号及びクロミナンス信号を組み合わすために使 用された逆サブバンド過程の性質のために、クロミナンス信号には少量のエイリ アス輝度情報が存在し、逆も又同じである。
この符号化信号を表現している4fscで標本化されたディジタル信号は、ディ ジタル−アナログ変換器(DAC)及びアナログ後置フィルタを用いてアナログ 信号に変換されることができる。結果として生じるアナログ信号を復号化の目的 のためにその後0周波数から2fscまでの平坦な周波数応答を維持しながらデ ィジタル化することを可能にするために、符号器におけるDACの後の後置フィ ルタ及び復号器におけるアナログ−ディジタル変換器(ADC)の前の前置フィ ルタの組合せ効果がナイキストフィルタであることが必要である。そのような状 況でのナイキストフィルタの使用は、ADCにおける標本化により引き起こされ たエイリアシンクがDACにより生成されたそれを搬送することを可能にし、周 知の技法である。DAC及びADCにおける標本化の位相も又同じでなければな らない。これは、各場合の標本化周波数が通常のPAL信号におけるようにこと ごとくの線の開始時に利用可能な色副搬送波周波数から得られているので、達成 するのが容易である。フィルタ積が、例えば符号器から復号器への信号路におけ る損失のために、正確にはナイキストでない場合には、符号器からの4fsc1 本化信号と復号器への入力における4fsc信号との間には若干の損失が生じる 。ゎずかな損失の高周波数への効果は、−次元フィルタリング技法が輝度前置及 び後置フィルタにおいて使用されるならば、損失が高輝度周波数だけについて生 じるので、重大ではない。しかしながら、多次元フィルタ及びスペクトル折返し 技法が使用されたならば、チャネルが4fsc標本に対して本質的に透明な経路 を与えることがより重大である。
約5.5MHzより下の周波数にだけ感じる通常のPAL復号器は、この信号か ら、少量の輝度エイリアシングを除いてはウニストンPAL信号から生成される ようなものと本質的に同じ画像を生成する。これは輝度のサブバンド分割を行う ために使用されるフィルタの注意深い設計によって最小化されることができる。
加えて、クロミナンス領域に現れる上方輝度帯域からのエイリアスのある情報の ためにクロスカラーにおけるわずかな増大があるかもしれない。これはクロミナ ンス及び高周波数輝度を組み合わすために使用される逆サブバンドフィルタの注 意深い設計によって最小化されることができる。
この発明を具体化したPAL復号器は、3fscで標本化された輝度信号及びr SCで標本化されたクロミナンスを再生するために符号器において実施されたも のとは逆の処理を行う。それの動作は図2から容易に理解される。図2の下方に 示された拡張ウニストンPAL復号器は、入力132で4fscPAL信号を受 けるように結合されたフィルタF3及びF4を備えたウニストンPALスプリッ タ130を含んでいる。フィルタF3の出力は、標本化器134において2fs cで標本化されて2fscの低周波数輝度出力を与える。フィルタF4の出力は 復調器136においてfscで復調されて、その出力はクロミナンス及び高周波 数輝度を分割するスプリッタ140に加えられる。この目的のために、スプリッ タ140は、入力信号を低域フィルタし次に2のファクターでダウン標本化して 、fscで標本化された復号化U/V出力を与える回路142を含んでいる。そ れは又、2fsc入力を高域フィルタして次に2のファクターでダウン標本化す る回路144を含んでいる。この信号は回路146において周波数反転させられ る。
サブバンド組合せ5150はスプリッタ130からの輝度信号を受けて、回路1 52において3のファクターにより標本化レートを増大し、その結果を低域フィ ルタし、次に標本化レートを半分にして、標本化レートを3fscに変換する。
スプリッタ140におけるインバータ146がらの信号は組合せ5150におけ る回路154に加えられ、この回路は標本化レートを3のファクターにより増大 してその結果を高域フィルタする。回路152.154の:Hsc出方は、高及 び低周波数輝度成分を含んでおり、加算器156において加算されて、3fsc で標本化された復号化輝度出力を生成する。
ウェストンスプリッタフィルタF3及びF4並びに標本化6134及び復調器1 36は符号器におけるフィルタF1及びF2に送られた2fsc1本を再生する 。
フィルタF4からの信号は、符号器における対応するサブバンド復号化過程とは 逆の動作を行うサブバンド符号器(すなわち、逆サブバンド復号器)を用いてク ロミナンス及び高周波数輝度情報に分割される。高周波数輝度信号は、アップ標  。
水化及びこれに続(適当なサブバンド合成フィルタによって高周波数を表現した 3fscで標本化された信号に変換される。低周波数輝度信号は類似の方法で低 周波数を表現した:Hscで標本化された信号に変換される。これら二つの信号 は一緒に加算されて完全な標本化輝度信号を再生する。標本化輝度及びクロミナ ンス信号は次に所要の出力標本化レートが合わせて後置フィルタされる。これら のフィルタは、単純な一部元フィルタでもよく又は前に説明されたようなサブナ イキスト標本化技法を利用した多次元フィルタでもよい。
復号化信号は、符号化信号の種々の部分を分離するために使用されたフィルタの 特性のために、クロスカラー及びクロス輝度がない。輝度及びクロミナンス解像 度は、対応する前置フィルタ及び後置フィルタによって定義され、−次元フィル タの単純な場合には、輝度については:Hsc/2及びクロミナンスについては f sc/ 2の水平解像度限界に対応する。前に説明されたように、これらの 数字は、サブナイキスト標本化の技法を用いることにより空間・時間的周波数領 域の種々の部分の間で解像度を変換することによって拡張されることができる。
大卯刑 この発明による符号器及び復号器が実現されることのできる幾っがの方法があり 、選ばれる構成は信号の種々の部分について使用される標本化レートとフィルタ の設計とに依存する。
この発明による符号器及び復号器は正確に図2に示されたように、すなわちfs c、2 fsc、3 fsc及び4fscなとのクロックレートで動作する回路 部の種々の部分により、実現されることができるであろう。しかしながら、多く の状況においては、単一のクロックレートで動作する回路構成を用いて符号器及 び復号器を実現する方が容易である。符号化信号の全帯域幅が2fscである上 述の方法の採択実施例については、4fscのレートですべての回路構成を動作 させるのが好都合であるが、それは、システムが2fsc以下の水平輝度解像度 に対して設計されているかぎり、このレートが符号化信号を表現するための十分 な帯域幅を与え且つ又入力及び出力信号のために十分であるからである。
図5は4fscのクロックレートで動作する符号器の構成図を示している。後続 の段落は図5の符号器のこの実現例の動作を要約している。図2の符号器を図5 に示された形式で実現する際に使用されるディジタル信号処理の技法はこの分野 においては周知であるので簡単に記述されているだけであり、図5の詳細な本文 説明はこの技術に通じた者にとってはこの図に与えられた詳細事項のゆえに必要 でない。
図5においては次の省略形が使用されている。
3:1chh−低及び高周波数の間の66%:33%分割のために適当な高域サ ブバンド解析フィルタを用いて低水平周波数を符号化する。
3:2clh−上と同様であるが、低域解析フィルタを泪いて行う。
1 : 2dhh−低及び高周波数の間の50%:50%分割のために適当な高 域サブバンド合成フィルタを用いて高水平周波数を復号化する。
1:2dlh−上と同様であるが、低域合成フィルタを用いて行う。(3:1及 び3:2フイルタは、3fscで標本化され従つて埋込み零を持っているデータ について動作するので、それぞれ2だけオーバサンプリングされる) VAS −V軸スイッチ(線番号に依存して1又は−1により乗算されてUに加 えられたVクロミナンス信号) Sample −線交番水平位相について0. 1. 0. 1 −により連続 した標本を乗算する。
アナログ入力信号(輝度Y1色差信号U及びV)は2fscの帯域幅に合わせて 低域フィルタされ且つ4fscのレートで標本化されたものと仮定されている。
LF LUMINANCE C0DEの標識のあるブCt7りは4fscで動作 する8位相フイルタと等価であって、8位相のうちの四つは2fsc標本化動作 のためにOである。すなわち、それは四つの異なった位相を持っている。、この ブロックは次の動作を行うために必要な動作を含んでいる。すなわち、1) 3 のファクターによるアップサンプリング、低域フィルタリング及び2のファクタ ーによるダウンサンプリングによって、入力信号を6fscの標本化レートに変 換する(これは二つの標本化周波数間で変換を行うための周知の方法である) 2) 3fscでの標本化により支持可能である通過帯域を与えるためにプレフ ィルタを行う。
3) フィールド内で五の目形である格子において一つおきの標本を零に設定す ることによって信号を3fscで標本化する。
4) 低域サブバンド解析フィルタを用いてこの信号をフィルタし且つ2fsc で再標本化を行う。この過程は2のファクターによるアップサンプリング、フィ ルタリング及び次に3のファクターによるダウンサンプリングとこれに続く結果 として生じる4fscデータ流における一つおきの標本の零への設定によって実 施される。サブバンド解析フィルタはそれゆえに、3rscへの標本化動作によ り挿入された零を含んでいるオーバサンプリングされたデータについて動作して いるので、2のファクターによってオーバサンプリングされる。
このブロックは、その入力信号及び出力信号が両方共4fscでブロックされて いるので、係数がこのブロックにおける諸過程の組合せ効果をエミュレートする ために必要とされる方法で標本ごとに留り換えられる、4fsc/2で動作する 単一のディジタルフィルタによって置き換えられることが可能である。そのよう なフィルタが八つの異なった組の係数を持っていて、そのうちの四つがすべて零 であることを示すことができる。この係数の組は4の2群、すなわち、線の最初 の標本が2fsc格子の標本点にある線において使用される一方の群、及び最初 の標本が2fsc格子にない線において使用される他方の群、として考察できる 。それゆえに係数組は次のパターンにおいて使用される。
こ二で各行はテレビジョンフィールドにおける一つの線を表し且つ数字は4fs c標本化信号におけるその標本に対して使用される係数組を表している。係数組 2゜4.5及び7は、実施されている過程の最終段階である五の目形2fsc標 本化過程のために、すべて零である。典型的な実現例においては、各非零係数組 は20〜30の係数からなることができる。これらの係数は、組合せ過程を構成 しているフィルタの係数を組み合わせることによって計算されることができる。
これを行う一つの方法は、コンピュータを用いて組合せ過程のモデルを作り且つ 結果として生じる組合せのインパルス応答を、使用された標本化構造に関するイ ンパルスの位置の関数として、測定することである。
HF LUMINANCE C0DEと標識付けされたブClフクは4fscで 動作する16位相フイルタと等価であって、その八つの位相は2fsc標本化動 作のために零であり、且つ残りの8位相のうちの四つはマイナスの他方の四つに 等しい。すなわち、それは四つの異なった位相を持っている。このブロックは同 じ段階l)〜3)と、これに続く前に説明された高域サブバンド解析フィルタ及 びダウン標本化器による動作を行う。それは次に(高周波数輝度信号が最終的な 反転を受けないことを保証するために必要とされる)水下周波数反転及び高域逆 サブバンド符号化動作を実施する。結果として生じるレート2fscの標本が4 fscデータ流における正しい位置にあることを保証するために、信号は2のフ ァクターによりアップ標本化され、そして係数が両方共1である2タツプ水平フ イルタでフィルタされる。これは隣接した標本位置における2fsc標本を複製 する。即ち、2fsc標本化過程は次に、上述の輝度信号処理において使用され たものと同じ標本化位相において各対の標本の一つを零に設定する。ウニストン PALアセンブラ及びスブリフタの正しい動作のためには正しい位相の使用が不 可欠である。このブロックにおけるすべての過程は、前のブロックに関すると同 様に係数が標本レートで変更される単一のディジタルフィルタを用いて実現され ることができる。
UV to CHRと標ぷ付けされたブロックは、4fscの標本化レートでデ ィジタル化される二つの色差信号U及び■がら組合せクロミナンス信号を形成す る。
それの動作は前に言及した参照文献に記述された通常のウニストンクリーンPA L符号化に従っており、従ってここでは簡単に要約されるだけである。各信号は 、組合せクロミナンス信号が形成されるとき、垂直側(サブ)標本化の前に垂直 (又は垂直・時間的)前置フィルタにがけられる。組合せの前に、各信号は小さ い遅延を導入するためにフィルタされる。これの目的は、正規のPAL復号器を 用いて復号化された画像における輝度及びクロミナンス成分の正しい相対的水平 位置決定を保証することであり、ウニストンアセンブラにおけるフィルタは、ウ ニストン復号器では除去されるが正規のPAL復号器では除去されない輝度及び クロミナンス間のわずがな差分遅延を導入する。組合せ器は一つぉきのフィール ド線におけるU+Vの重み付き和及び他方の線におけるU−Vの重み付き和を形 成する。
CHRC0DEと標識付けされたブロックは4fscで動作する8位相フイルタ と等価であって、8位相のうちの四つは2fsc標本化動作のために零であり且 つ残りの四つのうちの二つは他の二つに等しい。すなわち、それは二つの異なっ た位相を持っている。このブロックは4fscで標本化された組合せクロミナン ス信号を取って、一つおきの標本が零である4fscのレートでの標本を発生す る。
非零標本は2fscで標本化された信号のクロミナンス部分を表現している。こ のブロックは、符号化されるべきクロミナンス標本を得るために前置フィルタ及 び関連のfscの標本化器を実現する。これらの標本は逆サブバンド符号器の低 域合成フィルタにかけられて、2fsc出方信号における低周波数成分を形成す る。前のように、このブロックは多数組の係数を持った4fscで動作する単一 のフィルタによって実現されることができる。
〜V C0DEと標識付けされたブロックは従来技術のウニストンクリーンPA L符号化に従ってウニストンクリーンPALアセンブラを実現する。各フィルタ は典型的にはアパーチャが二つの連続したフィールド線を受け入れる二次元フィ ルタからなっており、従って各フィルタは線遅延器を含んでいる。符号化信号は 、4fscの標本化レードで発生され、そして既に記述されたようにDAC及び 後置フィルタを用いてアナログ形式に変換されることができる。この信号の副搬 送バースト及びシンクパルスの加算を必要とし、線及びフィールド帰線消去が最 終PAL信号を形成する。
図6は4fscの標本化レートで動作する復号器を示している。それは、図5の 符号器について記述したのと同じ方法で図2における復号器のブロック図から与 えられる。図6は、各フィルタが必要とする位相数を示している。
図6においては次の省略表記が使用されている。
2:1clh−低及び高周波数間の等外分割のために適当な低域サブバンド解析 フィルタを用いて低水平周波数を付け化する。
2:1ehh−上と同様であるが、高域解析フィルタを用いる。
213dlh−低及び高周波数間の66% 33%分割のために適当な低域サブ バンド合成フィルタを用いて低水平周波数を復号化する。
1:3dhh−J−と同様であるが、高域合成フィルタを用いる。
(13及び23フイルタは、3fscで標本化され従って埋込み零を持っている データについて動作するので、それぞれ2にょリオーバサンプリングされる。) VAS −V軸スイッチ(線番号に依存してl又は−lにより乗算された■クロ ミナンス信号) sample−線交番水平位相について0. 1. 0. 1 により連続した 標本を乗算する。
up、 down −所与の比により水平方向にスーパサンプリング(零を挿入 )又はサブサンプリングする。
図6において、LF LUMINANCE DECODEと標識付tf サhタ フロックは4fscで動作する8位相フイルタと等価であって、8位相のうちの 四つは異なった順序における他の四つに等しい。すなわち、それは四つの異なっ た位相を持っている。HF LUMINANCE DECODEと標識付けされ たブロックは4fscで動作する16位相フイルタと等価であって、位相のうち の八つはマイナスの他の八つに等しい。すなわち、それは八つの異なった位相を 持ってイル。(HLl、−1CHRDECODEと標識付けされたブロックは4 fscで動作する4位相フイルタと等価である。すなわち、それは四つの異なっ た位相を持つている。動作の残りは上の図5の論述から明らかであろう。
図5及び6に示された符号器及び復号器は市販で入手可能な集積回路を用いて構 成されることができる。例えば、一つ以上のS G S −Thomson A  110デイジタルフイルタを用いて各フィルタの各位相を実現し、且つマルチ ブレ2−サを用いて適当な位相を選択することができる。
代替実施例 この発明は2fscの帯域幅を有する符号化信号であって、サブナイキスト標本 化技法が前置及び後置フィルタにおいて使用されない状況においては、3fsc /2の輝度帯域幅及びE sc/ 2のクロミナンス帯域幅を与えるものに関し て説明されてきた。しかしながら、この発明が、これらの帯域幅に対して他の数 字を用いて、サブバンド及び逆サブバンドフィルタが種々の信号を分割し且つ構 成する比率を変更することによって適用され得ることは理解されるであろう。例 えば、ゎずか5 f sc/ 3のチャネル帯域幅が利用可能であるとしたなら ば、この発明は、8 f sc/ 3で入力輝度信号を標本化してこれを2fs cで標本化された低周波数信号及び2 f sc/ 3で標本化された高周波数 信号に分割することによって、4fsc/3の輝度帯域幅及びr sc/ 3の クロミナンス帯域幅を与えるために使用されることができるであろう。
このシステムの別の可能な実施例は、採択実施例の輝度及びクロミナンス標本化 レートを使用しているか、CCIR勧告(Recom++endation)  601に従って、13.5MHzで標本化された輝度信号における標本がら直接 3fsc輝度標本を得ている。3fscの標本化レートはほぼ3X4.43=1 3.3MHzであるので、有効線の長さはすべての標本を収容するために13. 5 / 13.3のファクターにょつて且つ又前述のCCIR勧告に存在する有 効線の各端に保護帯域を維持するために720/702の更なるファクターによ って延長される必要がある。これは通常のPALシステムに対する52μ秒に比 較して54.2μ秒の有効線時間を生じることになる。二つの標本化レート間の インタフェースは、ヒタチ(Hitachi)HM53051Pのような市販で 入手可能な二重ポート先入れ先出しバッフ1を用いて容易に達成されることがで きる。類似の方法がクロミナンス信号について使用可能であり、この信号はCC IR勧告601において6.75 MHzで標本化される。2のファクターによ るアップサンプリング、低域フィルタリング及び3のファクターによるダウンサ ンプリングによって、わずかに延長された有効線におけるr sc/ 2での標 本化のための正しいクロミナンス標本密度が得られる。このわずかに延長した有 効線時間を有するビデオ信号を伝達することのできる機器に関連して使用された ときには、この方法は13.5MHzで標本化されたディジタル輝度13号が透 明に伝達されることを可能にし、且つ又輝度前置及び後置フィルタ並びにアナロ グ−ディジタル変換器が必要とされないので符号器及び復号器を簡単化する。ク ロミナンスの透明な伝送は拡張ウニストンクリーンPALシステムにおける有意 に低目のクロミナンスの水平及び垂直帯域幅のために可能ではないけれども、こ の方法は依然としてクロミナンスと関連した符号器及び復号器ハードウェアを簡 単にする。
この発明に従って符号化された信号の振幅はPAL信号に対して与えられた正規 の範囲を越えることが可能であるが、それは、高周波数輝度信号が、PAL信号 における黒からピークの白までの範囲である700mVの範囲をそれ自体持って いる低周波数信号の振幅に等しい最大振幅を持つように期待され得るからである 。それゆえに、組合せ信号を形成して信号が制限されたときに引き起こされる誤 差の効果を低減する前に、高周波数成分の振幅を低減することが有利であろう。
非線形減衰器を用いて高周波数信号の振幅が高い信号レベルに対してはより大き いファクターにより低減されるようにすることも又可能である。これは、復号化 画像において有意の雑音障害を受けることなく、信号の振幅を低減するための周 知の方法である。そのような減衰器の使用は、クロミナンス領域にわずかに侵入 するエイリアスのある高周波数輝度信号の振幅を低減することになるので、通常 のPAL復号器を用いて復号化された信号におけるクロスカラーの出現を減少さ せるのにも役立つであろう。
変更例 図2の符号器及び復号器は図7の符号器及び図8の復号器で示されたように変更 できる。
図7に言及すると、クロミナンス信号は逆すブパンパ符号器の低周波数入力に供 給され、この符号器は2fscで標本化された信号を生成し、クロミナンス信号 はそのスペクトルの下方半部を占める。高周波数輝度信号は高周波数入力に供給 され、これはこの信号をスペクトルの上方半部に置く。高周波数輝度信号はこれ らの動作によって周波数反転した状態になる。すなわち、最高の輝度周波数はク ロミナンス信号の上方端に隣接し、且つ最低の輝度周波数は帯域の上部にあるよ うになる。これの欠点は最終の符号化信号に及ぼす低域フィルタの効果が低い方 の輝度周波数を高い方のものよりも厳しく減衰させることになることである。そ れゆえに、高周波数輝度信号をクロミナンスとの組合せ前に周波数反転させてス ペクトルか最終的周波数反転を受けないようにすることが有利であろう。これは 逆サブバンド符号器より前に高周波数輝度信号の一つおきの標本を反転させるこ とによって達成されることができ、f sc/ 2での変調と等価である。逆処 理は復号器において適用される必要があるので、f sc/ 2の同じ位相のも のか使用されることはもちろん不可欠である。この信号のための位相基準は、例 えば線、シンクパルスへの参照によって得ることができる。しかしながら、これ らのパルスのビデオ信号に関する位置が変わることのあるビデオテープ編集のよ うな応用例においては、周波数反転の使用は不適当であろう。そのような環境に おいては、符号化信号に及ぼす低域フィルタの効果はこの明細書において外の場 所で記述されたような多次元サブバンドフィルタリング技法の使用によってより 厳しくないようにされることができる。
帯域の下方半部におけるクロミナンス情報及び帯域の上方半部における高輝度周 波数を含む組合せ信号はfscで変調されてウニストンアセンブラにおけるフィ ルタF2の入力に送られる。アセンブラ自体の動作は通常のウニストンクリーン PALにおけると全く同じである。結果として生じる拡張ウニストンクリーンP AL信号のスペクトルは上述の図4に示されている。
図2に関して上に記されたように、この符号化信号を表現している4fscで標 本化されたディジタル信号はディジタル−アナログ変換器(DAC)及びアナロ グ後置フィルタを用いてアナログ信号に変換されることができる。零周波数から 2fscまでの平坦な周波数応答を維持しなから復号化を行う目的で、結果とし て生じるアナログ信号をその後ディジタル化することが可能であるためには、符 号器におけるDACの後の後置フィルタ及び復号器におけるアナログ−ディジタ ル(ADC)の前の前置フィルタの組合せ効果がナイキストフィルタであること が必要である。これを達成することができる一つの方法はフィルタをDAC後置 フィルタとADC前置フィルタとの間で等しく分割することであり、この場合に は各フィルタは平方根ナイキストと呼ばれる。そのような状況におけるナイキス トフィルタの使用はADCにおける標本化により引き起こされたエイリアシング がDACにより発生されたそれを相殺することを可能にし、周知の技法である。
DAC及びADCにおける標本化の位相も又同じでなければならないが、これは 各場合における標本化周波数か通常のPAL信号におけるようにことごとくの線 の開始時にバーストにおいて得られる色副搬送波周波数から導出されているので 達成するのが容易である。平方根ナイキスト応答への良好な近似がアナログフィ ルタを用いて達成され得るが、別の方法としては4fscで標本化された信号が 、ディジタル半ナイキストフィルタを用いて、例えば8fscヘオーバサンプリ ングされることができる。このオーバ標本化信号は次に、仕様がはるかに厳しく ないアナログフィルタを通して、8rscで動作するDACに送られるが、これ は周知の方法である。フィルタ積が、例えば符号器から復号器への信か路におけ る損失又はフィルタ自体における不完全さのために、正確にナイキストではない 場合には、符号器からの4fsc標本化信号と復号器への入力における4fsc 信号との間には若干の損失が生じることになる。これらの損失が復号化信号に及 ぼす効果はシステムにおける種々のフィルタの設計に依存しており、潜在的損失 を改善する方法は後程論述される。
約5.5MHzより下の周波数に感じるだけである通常のPAL復号器は、通常 のウニストンPAL信号から生成するようなものと本質的に同じ画像をその信号 から生成するが、但しこの画像は少量のエイリアシングを伴っている。これは輝 度のサブバンド分割を行うために使用されるフィルタの注意深い設計によって低 減されることができる。加えて、クロミナンス領域に現れる上方輝度帯域からの エイリアスのある情報のために非常に少量のクロスカラーがあるかもしれない。
これはクロミナンス及び高周波数輝度を組み合わせるために使用される逆サブバ ンドフィルタの注意深い設計によって実質」−除去されることができる。
図8に図解されたPAL復号器は、符号器において実施された処理とは逆の処理 を行って輝度及びクロミナンス信号を再生する。それの動作は図8から容易に理 解されるであろう。ウエストンスブリフタフィルタF3及びF4並びに関連の標 本化器及び復:A器は符号器におけるフィルタFl及びF2に送られた2fsc 標本を再生する。F4からの信号はサブバンド符号器(すなわち逆す−ブ竺ンド 復号器)を用いてクロミナンス及び高周波数輝度情報に分割され、このサブバン ド符号器は符号器における対応するサブバンド復号化過程とは逆の動作を行う。
高周波数輝度信号は適当な高域サブバンド合成フィルタに送られる。低周波数輝 度信号は対応する低域サブバンド合成フィルタに送られる。これら二つの信号は 一緒に加算されて完全な輝度信号を再生する。標本化輝度及びクロミナンス信号 は次に所要の出力標本化レートに合わせて後置フィルタされるが、これらのフィ ルタは弔純な一部元フィルタでもよく又は前に説明されたようなサブナイキスト 標本化技法を利用した多次元フィルタでもよい。
復号化信号は符号化信号の種々の部分を分離するために使用されたフィルタの特 性のためにクロスカラー及びクロス輝度がない。輝度及びクロミナンス解像度は 、対応する前置フィルタ及び後置フィルタによって定義され、−次元フィルタの 単純なフィルタの場合には輝度について:Hsc/2及びクロミナンスについて fsc/2の水平解像度限界に対応する。前に説明されたように、これらの数字 はサブナイキスト標本化の技法を用いることによって空間・時間的周波数領域の 種々の部分の間の解像度を換えることによって拡張されることができる。
フィルタの設計における考慮事項 4fscの標本化レート並びに3/2fsc及びf sc/ 2の帯域容量を有 する符号化ディジタル信号に関連してこの発明を記述してきたが、そのようなシ ステムのためのフィルタの設計の若干の態様が次に考慮される。特に、4fsc での輝度信号の標本化及び等帯域分割のために適当なサブバンドフィルタの使用 に基づいた符号器及び復号器のためのフィルタの設計が論述される。
輝度帯域を分割するために使用されるサブバンドフィルタが完全な再現のための アセンブラ及びスブリフタフィルタに関連して前に記載された四つの関係に従い 、且つ更に低域及び高域サブバンドフィルタが3 f sc/ 2ないし2fs cの領域(高周波数サブバンドのサブ標本化によって支持されない領域)におい て1及びOの利得を有する場合には、輝度のための符号化及び復号化過程の透明 性は前置フィルタ及び後置フィルタの設計にだけ依存する。しかしながら、これ は、符号化信号が低域フィルタリングのようなひずみを受ける場合にはもはや真 実ではない。実際、そのようなフィルタリングは高周波数輝度信号のスペクトル が上に説明されたように符号化信号において反転させられている場合にはfsc のすぐ上の輝度周波数の損失を引き起こすことがある。
低域フィルタの符号化信号に及ぼす効果の厳しさを低減するために、二次元フィ ルタを用いて輝度スペクトルを分割することが可能である。図9はfscを越え る水平周波数を持った低垂直周波数か低周波数サブバンドにおいて搬送されるこ とを可能にするためにそのようなフィルタを用いてスペクトルが分割され得る様 子を示している。そのようなサブバンドフィルタはアセンブラ及びスプリッタフ ィルタFl−F4を設計するために使用されたのと同じ方法を用いて設計される ことができるが、それはこれらのフィルタがそれ自体−形式の二次元サブバンド フィルタであるからである。垂直周波数応答は144サイクル/有効画像高(一 つの飛越しフィールド内で得られる最高の垂直解像度)に関して鏡映になってい るが、これはフィルタが一つのフィールド内でだけ機能するためであり、このこ とはすべてのフィールド内フィルタについて真実である。
図9に示された形式のフィルタが輝度信号を分割するために使用されているこの 発明に従って符号化された信号を考える。この符号化信号が前に記述されたよう に反転した高輝度周波数で形成されているならば、符号化信号における最高周波 数で移動する輝度周波数は72〜216サイクル/画像高の範囲の垂直周波数に おいてfscの領域において原初信号のそれに対応していることが証明され得る 。
それゆえに高周波数における符号化信号に対する損失は復号化信号のスペクトル のこの領域に影響を及ぼすだけである。
図9に示された種類の二次元輝度サブバンド分割を用いることに対する更なる利 点は符号器の順及び逆面立性を改善することにある。これは通常のPAL復号器 を用いてこの発明に従って符号化された信号を復号化することによって得られる 信号の性質、及びこの発明による復号器を用いて正規のPAL信号を復号化する ときに得られる性質である。これは低域サブバンド解析フィルタの通過帯域の形 状がアセンブラフィルタF1のそれに厳密に一致する場合に特に事実である。
この状況においては、Flは低域サブバンド解析フィルタによるプレフィルタリ ング及びアセンブラにおける2fscでの標本化に続いて整合した後置フィルタ として機能する。〜それゆえに、低域サブバンドフィルタの通過帯域内のfsc より上の輝度周波数を含む、低周波数路により伝送されたすべての周波数は、正 規のPAL信号において行われるであろうように、信号スペクトルの同じ部分に おいて移動する。実際、輝度サブバンド解析及び合成フィルタはアセンブラ及び スブリフタにおいて使用されたフィルタF1〜F4と同じであるように選ばれる ことができる。Fl及びF3の垂直位相特性は等しくて反対であり、それゆえ相 殺され、従って符号化画像における輝度信号に対する一様な群遅延を保証するの で、Flの代わりにF3を低域解析フィルタとして使用するのが有利である。
変更例の実現 図5及び6に関して上に記述された実現例は、輝度サブバンドフィルタが信号の 、スペクトルの下方3分の2及び上方3分の1への不等分分割を行うために設計 されており、且つ3fscで標本化された輝度信号が符号器において明白に生成 されるときには適当である。次の実施例は、輝度サブバンドフィルタが等分分割 を行うために設計されており、且つ3fscで実際に標本化された輝度信号が決 して存在していない場合に適当である。
等分帯域分割を行う輝度サブバンドフィルタに基づいた符号器を実現するために は、上に記述されたものと比較してより簡単な回路構成が必要とされる。図7に 言及すると、図示されたフィルタのそれぞれは4fscの標本化レートで動作す る固定ディジタルフィルタとして実現されることができる。標本化及び変調過程 は単に、適当な標本を零に設定し、標本を反転させ、又は標本を適当なものとし て不変更で通すことによって実現されることができる。フィルタはハリス(■a rris)H5P 43168のような集積回路を用いて実現されることができ るであろうが、この回路はフィルタ係数の対称性、入力標本における零の存在及 び出力の副(サブ)標本化を利用して、それが収容している乗算器を有効に使用 することができる。例えば、これらの回路の一つは、フィルタが対称的であり且 つ人力様゛本の半分が零であるか゛又は半分の出力標本が捨てられるならば、3 1タツプを有する水平フィルタを実現することができる。図7の符号器における フィルタを、31以下のタップを有するように設計して、符号器又は復号器が非 常に有効に実現されるようにすることが可能である。
クロミナンス及び高周波数輝度信号を結合するために使用されたサブ/<′Jド 合成フィルタはfscで標本化された二つの信号を組み合わせて2fscで標本 化された信号を生成している。これらのフィルタは隣接したフィルタ係数の間に 零係数を挿入することによって4fscで実現されることができる。別の方法と して、より低い標本化レートを利用して、上に説明されたようなフィルタリング 回路構成の有効な利用を可能にすることができる。
図8による復号器は符号器か関連して記述されたのと同じ技法を用いて実現され ることができる。
NTSに の発明はPAL符号化システムに関連して説明されたけれども、この発明が我々 の英国特許2045577B (米国特許4322739)に記述されたように 、NTSC副搬送波の補正形式のもの、クロミナンス信号を形成するための適当 な装置、並びに適当な周波数帯域にわたって動作するアセンブラ及びスプリッタ を用いて、NTSC符号化システムにも又適用可能であることは理解されるであ ろう。
特表千7−506232 (10) 水平周波数 RGcl 、 、 = PCT/GB 93100870フロントページの続き (72)発明者 クロール、マイケル・ジョージイギリス国ウェスト・サセック ス アール

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(a)零から色副搬送波周波数までの範囲における複合信号周波数に優勢に 現われる低周波数輝度情報を表現している信号、(b)色副搬送波周波数から所 定のより高い周波数までの複合信号周波数に優勢に現われるクロミナンス情報を 表現している信号、及び(c)前記の所定のより高い周波数から上方限界までの 複合信号周波数に優勢に現われる高輝度周波数を表現している信号、からなる複 合ヒデオ出力信号を与えるために輝度及びクロミナンス入力ヒデオ信号を符号化 する符号化方法であって、 輝度入力ヒデオ信号をサブバンド解析フィルタリングして低周波数輝度信号及び 高周波数輝度信号にする段階、 高周波数輝度信号及びクロミナンス入力ヒデオ信号をサブバンド合成フィルタリ ングして組合せ高周波数信号を形成する段階、並びに低周波数輝度信号及び組合 せ高周波数信号を位相離隔符号化して複合ヒデオ出力信号を与える段階、 を含んでいる符号化方法。
  2. 2.クロミナンス信号及び高周波数輝度信号の帯域幅がそれぞれ副搬送波周波数 の半分に実質上等しく、従って信号全体の帯域幅が副搬送波周波数の2倍に実質 上等しい、請求項1に記載の方法。
  3. 3.高周波数輝度信号がクロミナンス信号との組合せの前に減衰させられる、請 求項1に記載の方法。
  4. 4.減衰が非線形である、請求項3に記載の方法。
  5. 5.輝度入力信号がサブナイキスト標本化周波数を用いて標本化される、請求項 1に記載の方法。
  6. 6.クロミナンス入力信号がサブナイキスト標本化周波数を用いて標本化される 、請求項1に記載の方法。
  7. 7.輝度入力信号が約13.5MHzの周波数で標本化された輝度信号の標本か ら得られる、請求項1に記載の方法。
  8. 8.輝度入力信号が、すべての標本を収容するために符号化信号において有効線 の時間を延長することによって色副搬送波周波数の2倍を超えるレートで標本化 された輝度信号の標本から得られる、請求項1に記載の方法。
  9. 9.複合ヒデオ出力信号がPAL両立可能な信号であり、且つ位相離隔符号化が 位相離隔PAL符号化からなっている、請求項1に記載の方法。
  10. 10.複合ヒデオ出力信号がNTSC両立可能な信号であり、且つ位相離隔符号 化が位相離隔NTSC符号化からなっている、請求項1に記載の方法。
  11. 11.サブバンド解析及び合成フィルタリングが二次元フィルタリングからなっ ていて、これにより色副搬送波周波数より大きい水平周波数を有する低垂直輝度 周波数が低周波数輝度信号において移動することが可能になる、請求項1に記載 の方法。
  12. 12.高周波数輝度信号が組合せ高周波数信号を形成する前に周波数反転させら れる、請求項1に記載の方法。
  13. 13.(a)零から色副搬送波周波数までの範囲における複合信号周波数に優勢 的に現われる低周波数輝度情報を表現している信号、(b)色副搬送波周波数か ら所定のより高い周波数まての複合信号周波数に優勢に現われるクロミナンス情 報を表現している信号、及び(c)前記の所定のより高い周波数から上方限界ま での複台信号周波数に優勢的に現われる高輝度周波数を表現している信号、から なる複合ヒデオ出力信号を与えるために輝度及びクロミナンス入力ヒデオ信号を 符号化する符号化装置であって、 輝度入力ヒデオ信号を受けるための輝度信号入力手段(100)、クロミナンス 入力ヒデオ信号を受けるためのクロミナンス信号入力手段(101)、 輝度入力ヒデオ信号をフィルタリングして第1出力側で低周波数輝度信号を且つ 第2出力側で高周波数輝度信号を与えるために輝度信号入力手段に結合されたサ ブバンド解析フィルタ手段(102)、クロミナンス入力ヒデオ信号及び高周波 数輝度信号をフィルタリングしてその出力側で組合せ高周波数信号を与えるため にクロミナンス信号入力手段とサブバンド解析フィルタ手段の第2出力側に結合 されたサブバンド合成フィルタ手段(108)、並びに 低周波数輝度信号及び組合せ高周波数信号を符号化して複合ヒデオ出力信号を与 えるためにサブバンド解析フィルタ手段の第1出力とサブバンド合成フィルタ手 段の出力とに結合された位相離隔符号化手段(120)、を備えている符号化装 置。
  14. 14.(a)零から色副搬送波周波数までの範囲における複合信号周波数に優勢 的に現われる低周波数輝度情報を表現している信号、(b)色副搬送波周波数か ら所定のより高い周波数までの複合信号波数に優勢的に現われるクロミナンス情 報を表現している信号、(c)前記の所定のより高い周波数から上方限界までの 複合信号周波数に優勢的に現われる高輝度周波数を表現している信号、からなる 複合ヒデオ入力信号を復号化して輝度及びクロミナンス出力信号を与えるための 復号化方法であって、 複合ヒデオ入力信号を位相離隔復号化して低周波数輝度信号及び組合せ高周波数 信号を与える段階、 組合せ高周波数信号をサブバンド解析フィルタリングして高周波数輝度信号及び クロミナンス出力信号を与える段階、並びに低周波数輝度信号及び高周波数輝度 信号をサブバンド合成フィルタリングして全帯域輝度出力信号を与える段階、 を含んでいる復号化方法。
  15. 15.(a)零から色副搬送波周波数までの範囲における複合信号周波数に優勢 的に現われる低周波数輝度情報を表現している信号、(b)色副搬送波周波数か ら所定のより高い周波数までの複合信号周波数に優勢的に現われるクロミナンス 情報を表現している信号、及び(c)前記の所定のより高い周波数から上方限界 までの複合信号周波数に優勢的に現われる高輝度周波数を表現している信号、か らなる複合ヒデオ入力信号を復号化して輝度及びクロミナンス出力信号を与える ための復号化装置であって、 複合ヒデオ入力信号を受けるための入力手段(132)、第1出力側で低周波数 輝度信号を且つ第2出力側で組合せ高周波数信号を与えるために前記の入力手段 に結合された位相離隔復号化手段(130)、第1出力側で低周波数輝度信号を 且つ第2出力側でクロミナンス出力信号を与えるために前記の位相離隔復号化手 段の第2出力側に結合されたサブバンド解析フィルタ手段(140)、並びに 全帯域幅輝度出力信号を与えるために前記の位相離隔復号化手段の第1出力側と 前記のサブバンド解析フィルタ手段の第1出力側とに結合されたサブバンド合成 フィルタ手段(150)、 を備えている復号化装置。
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