JPH07505245A - ディスク再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ディスク再生装置 この発明は、収納区画内にディスクケースな保有する対向配設された２個のディ スクマガジンと、収納区画とディスクマガジン３の鉛直軸方向に配列された複数 個の再生ユニットとの相互間に所要のディスクを搬送するための可動の搬送装置 とを備えたディスク再生装置に関する。

例えばドイツ公開特許第３９２２７２１Ａ１号明細書に開示されたディスク再生 装置においては、複数個の収納区画を有するディスクマガジンを備え、マガジン の間の空間には、ディスクケースに収納された所要のディスクを収納区画と再生 ユニットとの間で搬送するための搬送装置が配設され、この搬送装置は、ディス ク保持用の抽盤装置を備え、再生ユニットは、ディスクマガジンの間および下方 に移動不能に設置されている。２個の抽盤装置が、共に１個のディスクを捕捉す るための準備位置に定置されるか、または一方の抽盤装置が中央位置へ誘導され 、ディスクマガジンから抽出されたディスクがケースによって載盤台の中央に固 定され、もう１個の抽盤装置は、他方のディスクマガジンのための準備位置に保 持されている。

例えばディスコチック等で要望されるが、ディスクの即座再生のために１種々の 搬送手段が考案されているが、２組の各独立の再生ユニット備え、ディスクマガ ジンの配列の終端には他のマガジンが準備される。特殊な搬送手段が多大の設置 容積を必要とした。加えるに、演奏終了のディスクが同一の収納マガジンに帰還 される。その対策として、例えば米国特許第４，８１７，０７０号明細書に開示 された装置では、２個のマガジンと、対向配置された収納区画と、搬送装置と、 マガジンの鉛直軸方向の２組の各独立の再生ユニットを備えたものである。搬送 装置により、ディスクケースは、任意の収納区画と１または２個以上の再生ユニ ットとの間を移送可能となっている。さらにこの再生装置は、１個のディスクケ ースを収納した装架押出し区画を備える。

この発明の目的は、構造簡易でディスクケースな搬送装置と再生ユニットとの間 に確実に移送できるディスク再生装置を得ることにある。

前記課題は、各々の再生ユニット７の上部に、モーター駆動による偏心制御によ って移動する昇降機構９が配設され、前記昇降機構９は、押盤手段を有し、ディ スクを保持するケース４を収納するための担持アームを備え、前記担持アーム２ ０は、偏心制御手段１９に連結された保持装置２２により、案内部材２３に沿っ て滑動可能に支承されることによって解決される。

この構成によれば、搬送装置からディスクケースな再生ユニット７へ、かつその 反対に確実に移送することができ、同時に構造簡易で広い設置空間を必要としな い昇降機構９を提供することが可能となる。

この発明の一形態によれば、保持装置に固設された駆動モーターは、変速機構を 介して偏心回転体の軸に配設された偏心機構に連結され、偏心機構は位置固定の 回転輪に当接して、昇降機構の上部と下部の到達位置が規定される。

さらに保持装置２２に、ケース４内に保有されたディスク１が、再生ユニット７ の載盤台８に対して正確に指向されているか否かを監視するセンサ３２が配設さ れている。

ディスクを載盤台８に正確に定置させるために、ディスクケース４を収納した昇 降機構９が、所属する再生ユニット７から終点位置まで上昇する際に、ディスク は、ディスクケース４から再生ユニット７の載盤台８上に載置されると共に、昇 降機構９の把持アーム２０に固定された押盤手段２１により載盤台８に弾圧され るように構成される。

実　施　例 以下、この発明の実施例を図面について説明する。添付の図面において： 第１図は、この発明のディスク再生装置で、ディスクの移動形態を示す正面図； 第２図は、第１図の他の実施例の正面図；第３図は、第１図の他の実施例の正面 図；第４図は、第１図の他の実施例の正面図；第５図は、第１図の他の実施例の 正面図；第６図は、第１図の他の実施例の独立拡大正面図；第７図は、第６図の 再生装置の断面図；第８図は、第６図の再生装置の矢印８方向の拡大断面図；第 ９図は、第６図の再生装置の右側の再生ユニット７が付設された昇降機構９の拡 大正面図；第１０図は、第６図の再生装置の左側の再生ユニット７が付設された 昇降機構９の拡大正面図である。

特に楽曲演奏等の記録情報を光学的に読み取り再生するディスク再生装置は、デ ィスク選択キー、再生開始キー、停止キー等のキ一群を備え、集中制御装置に接 続された図示されていない操作卓を有するハウジング２を備える。ハウジング２ の側面には、対向してディスクマガジン３が配設されている。マガジン３は、上 下に区別できるように構成され、各１個のディスクｌを入れた複数個のケース４ と同数の複数個の収納区画に分割され、ディスクマガジン３の間の空間には、１ 個のディスクケース４に対して各１個の上下動搬送袋Ｎ５が配設され、この搬送 装置５は、ディスクケース４を水平移動させる２個の抽盤装置６を備え、この抽 盤装置６によって、ディスクケース４をディスクマガジン３からマガジン３の空 の区画へ移送させることができる。ディスクｌを左ディスクマガジン３から右マ ガジン３へ移送したい場合には、先ず準備位置に左ディスクマガジン３に来てい る抽盤装置６が、所要のケース４を捕捉し、このケース４を搬送装置５の中心位 置、そこではディスク１がケース４から遊離される、に移送する０次いで搬送装 置５は。

右ディスクマガジン３の空いた区画へ移動する。同時、または直ちに他の抽盤装 置６が、右ディスクマガジン３内での準備位置から搬送袋！！５の左終点位置へ 移動し、その位置でケース４を捕捉し、それを右マガジン３の収納区画の準備位 置へ搬送する。これに伴って搬送装置５は初期位置に復帰する。

第１から第６図までの再生装置において、互いに対抗して配設されたディスクマ ガジン３の下方には、それぞれディスク載置台を有する各々１個の再生ユニット ７は、その上方に配設された昇降機構９によって操作可能である。その際、ディ スク１およびそのケースは、準備位置にある左側抽盤装置６により搬送装置５上 まで搬送載置される。これに伴って搬送装置５は、上部終端位置にある左側昇降 機構９の高さまで移動する。次いでディスク１およびケース４は、抽盤装置６に よって昇降機構９内に転送され、ディスク１は昇降機構９のディスク盆８に載置 される。そのディスク１の再生が終了しない内に、ディスクケース４に載ったも う１枚のディスクｌが、左側のディスクマガジンから取り出され、引出し装置６ 、搬送装置５の搬送路および右側昇降袋ｆｉ９の対応制御により、すでに右側の 再生ユニットの載盤台８に載置されている。かくして、ディスク１の交代によっ て楽曲その他が間断なく順次演奏される。演奏後のディスク１は、前記経路を辿 って左側マガジンに復帰収納される。要するに適切な制御により、右または左の マガジン３から１枚のディスクｌが摘出され右または左の再生ユニット７上で再 生される。

第２図の実施例においては、再生ユニット７とそれに付属する昇降機構９とが、 ディスクマガジン３の上方に配置され、他方第３図の実施例においては、一方の 再生ユニット７とそれに付属する昇降機構９とが、左のディスクマガジン３の下 方に、他方の再生ユニット７は、搬送装置１５の直下に配置されている。よって 個々のディスクは、昇降機構９を中間的に切り換λることなしに摘出することが できる。

第４図の実施例においては、２組の再生ユニット７が、左ディスクマガジン３の 下方の昇降機構９の各々に対して設置されている。

第５図の実施例においては、ディスクマガジン３の上方の２組の再生ユニット７ と、各付属の昇降機構９、および搬送装置５の直下に位置する再生ユニット７と を備える。この場合は、ディスクマガジン３の下部に各１個の装架押出し区画１ ０が配設され、その区画１０に各々１個のディスクを持ったケース４が収納され 、ケース４は装架押出し区画ｌＯが引込まれたれた状態において、搬送装置５に よって捕捉される。そのためにケース４は、装架押出し区画１０の側方に位置す る。装架押出し区画１０が引き出された状態では、容易にディスク１を手動交換 することができる。

搬送装置５がそれに沿って滑動する案内杆１１が、ハウジング２の中央に配設さ れ、それに平行に配置されて連接切替えローラー１２によって案内されるギアベ ルト１３が付設され、ギアベルト１３は係止部材を介して搬送装置５と結合され ている。ギアベルト１３用の変換ロール１４は、正逆回転変換可能な駆動モータ ー１６に連結されたギアベルト１５用の変換ロール１４と結合され、通常搬送装 置５は押盤手段２１を有する担持アーム１８を包含する。

各々の再生ユニット７の上部には、モーター駆動による偏心制御によって移動す る昇降機構９が配設され、前記昇降機構９は、ケース４を保持する把持アーム２ ０を備え、この把持アーム２０は押盤手段２１を有し、ディスクを保持するケー ス４を収納するための担持アームを備える。前記担持アーム２０は、偏心制御手 段１９に連結された保持袋Ｎ２２により、案内部材２３に沿って滑動可能に支承 されている。保持装置２２に固設された駆動モーター２４は、変速機構２５を介 して偏心回転体２７の軸２６に配設された偏心機構２８に連結され、偏心機構２ ８は位置固定の回転軸２９に当接して、昇降機構９の上部と下部の到達位置を規 定する。昇降機構９の上下移動限界を検出するために、保持装置２２に、位置不 動の係止杆３１と協動する２個の対向フォーク状カプラー３０が固定されている 。

センサー３２内の軸承部３３内に傾動可能に軸支された二叉レバー３４は、その 一方の分枝の突部３５を介してケース４の下面の中央突部３６と協同し、また他 方の弾性付勢された分枝は、その一端が傾動することによって、保持装置２２に 付設されたフォーク状カプラーと協同動作する。

前記説明により、この発明によるディスク再生装置の構成ならびに応用を明示し た。しかしながら、この発明の基本思想は、さらに広範な応用が可能であり、前 記特定の実施例に限定されないこと勿論である。

国際調査報告 ＰＣＴ／ＤＥ９２１０１０２３ フロントページの続き （７２）発明者　ニーダ−ライン、ホルストドイツ連邦共和国、デー６５３０　 ビンゲンイム　ティーアガルテン　５ （７２）発明者　ハイデルスベルガー、ベルゲドイツ連邦共和国、デー６５３０ 　ビンゲンイム　ティーアガルテン　１０

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）収納区画内にディスクケース４を保有する対向配設された２個のディスク マガジン３と、収納区画とディスクマガジン３の鉛直軸方向に配列された複数個 の再生ユニット７との相互間に所要のディスク１を搬送するための可動の搬送装 置５とを備え、各々の再生ユニット７の上部に、モーター駆動による偏心制御に よって移動する昇降機構９が配設され、前記昇降機構９は押盤手段２１を有して ディスクを保持するケース４を収納するための担持アーム２０を備え、担持アー ム２０は、偏心制御手段１９に連結された保持装置２２により、案内部材２３に 沿って滑動可能に支承されたことを特徴とするディスク再生装置。
2. （２）保持装置２２に固設された駆動モーター２４が、変速機構２５を介して偏 心回転体２７の軸２６に配設された偏心機構２８に連結され、偏心機構２８は位 置固定の回転輪２９に当接して、昇降機構９の上部と下部の到達位置を規定する ことを特徴とする請求の範囲第１項記載のディスク再生装置。
3. （３）昇降機構９の上下移動限界を検出するために、保持装置２２に、位置不動 の係止杆３１と協動する２個の対向フォーク状カブラー３０が固定されたことを 特徴とする請求の範囲第１項または第２項記載のディスク再生装置。
4. （４）保持装置２２に、ケース４内に保有されたディスク１が、再生ユニット７ の載盤台８に対して正確に指向されているか否かを監視するセンサ３２が配設さ れたことを特徴とする請求の範囲第１項から第３項までのいずれか１項記載のデ ィスク再生装置。
5. （５）ディスクケース４を収納した昇降機構９が、所属する再生ユニット７から 終点位置まで上昇する際に、ディスクケース４から再生ユニット７の載盤台８上 に載置されると共に、昇降機構９の把持アーム２０に固定された押盤手段２１に より載盤台８に弾圧されることを特徴とする請求の範囲第１項から第４項までの いずれか１項記載のディスク再生装置。