JPH075051B2 - 自動車のシ−ト装置 - Google Patents

自動車のシ−ト装置

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JPH075051B2
JPH075051B2 JP29662886A JP29662886A JPH075051B2 JP H075051 B2 JPH075051 B2 JP H075051B2 JP 29662886 A JP29662886 A JP 29662886A JP 29662886 A JP29662886 A JP 29662886A JP H075051 B2 JPH075051 B2 JP H075051B2
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seat
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和久 山本
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Mazda Motor Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車のシート装置に関するものである。
(従来技術) 自動車、特に1ボックスタイプの自動車のシートにあっ
ては、その向き等を可変とすることにより多目的な使用
を可能としたものが多くなっている。
このようなシートの一種として、特開昭60−189647号公
報に示すものがある。このものは、車体左右方向に伸び
るシートクッションを、左右の両端シートとその中間に
あるセンタシートとの3つの分割構成として、各両端シ
ートを水平方向に回動自在とする一方、センタシートを
車体前後方向に変位可能としてある。このような構成と
することにより、各両端シートとセンタシートとが車体
左右方向に一直線状に並んだ一般的な使用状態(真すぐ
前または後を向いて横並びに3人掛け可能な状態で、一
般にベンチ形式と呼ばれる)の他、各両端シートを若干
車体内方側に向かう斜め位置にして対話等により適した
状態を選択し得ることになる。特に、上述のようなシー
トを、車体前後方向に相対向するように一対設けること
により、合計4つの両端シートをそれぞれ上記斜め位置
とすると、四角形状のテーブルの各辺々毎に両端シート
が向かいあうような状態、例えば麻雀卓を囲んだような
状態とすることができ(以下このような状態を本明細書
では4方向対座と称す)、4人での対話やゲームを行う
等の上で極めて好適なものとなる。
一方、例えば1ボックスカードにおける運転席後方のシ
ートは、前後2列のシート共に、ゆったりとした座りを
確保するために互いに左右方向に大きく離間した左右一
対の独立シートによって構成されるものがある。
(発明が解決しようとする問題点) 前述した前後2列のシートがそれぞれ左右に離間した左
右一対の独立シートによって構成するものにおいても、
前記公報記載のような4方向対座をとり得るようにする
ことが望まれている。この場合、左右独立式のシートと
するのはそもそもゆったりとした座りを確保できるとい
う観点からなされていること、および4方向対座の場合
は対話やゲームを楽しむため必然的にかなりの長時間走
行を行うことが前提となるので、4方向対座としたとき
にいかにゆったりとし得るかが問題となる。とりわけ、
4方向対座の場合は、各独立シートのその足元スペース
をいかに十分に確保するかが問題となる。
本発明は以上のような事情を勘案してなされたもので、
運転席後方にある前後2列のシートが、それぞれ左右に
離間した左右一対の独立シートによって構成されるもの
において、この各独立シートによって4方向対座の状態
にすることができると共に、4方向対座としたときの足
元スペースを十分に確保し得るようにした自動車のシー
ト装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段、作用) 前述の目的を達成するため、本発明にあっては、次のよ
うな構成としてある。すなわち、 運転席の後方に前後2列のシートを備えてなる自動車の
シート装置において、 前記前後2列のシートが、それぞれ、左右方向に離間し
た左右一対の独立シートによって構成され、 前記後列シートにおける左右独立シートが、それぞれ水
平方向に回動自在とされて、前向き位置の他に前方かつ
車体中央側を向いた前斜め位置をとり得るようにされ、 前記前列シートにおける左右独立シートが、それぞれ水
平方向に回動自在とされて、前向き位置の他に後方かつ
車体中央側を向いた後斜め位置をとり得るようにされ、 前記前後2列のシートにおける少なくともいずれか一方
のシートにおける左右独立シートが、それぞれ、前記斜
め位置の状態で車体前後方向にスライド可能とされてい
る、 ような構成としてある。
このような構成とすることにより、各独立シートをその
水平方向の回動を利用して4方向対座とすることができ
る。そして、この4方向対座の状態で、前列あるいは後
列の少なくとも一方の左右独立シートを他方の左右独立
シートに対して車体前後方向に互いに離れるようにスラ
イドさせることによって、十分な足元スペースが確保さ
れる。
(実施例) 以下本発明の実施例を添付した図面に基づいて説明す
る。
第1図において、1ボックスタイプとされた自動車A
は、その床面F上に、車体前側から後側へ順次、第1列
シートS1、第2列シートS2、第3列シートS3を有してい
る。
第2図に示すように、第1列シートS1は、運転席1と2
人掛けの助手席2とから構成されている。第2列および
第3列のシートS2、S3は、左右に互いに独立した左側独
立シート3L、4Lと右側独立シート3R、4Rとから構成され
ている。各独立シート3L、3R、4L、4Rは、シートクッシ
ョン5とシートバック6とを備えている。各独立シート
3L、3R、4L、4Rは、それぞれ、既知の回転基台8(第1
図参照)を介して床面Fに取付けられることにより、水
平方向に回動自在とされ、その回動中心を第2図、第3
図符号Oで示してある。これにより第3列シートS3の独
立シート4L、4Rは、前向き位置(第2図参照)の他に、
前方でかつ車体中央側を向いた前斜め位置(第3図参
照)を選択的にとり得るようになっている。また、第2
列シートS2は、前向き位置(第2図参照)の他に、既知
の後向き位置、さらには後方でかつ車体中央側を向いた
後斜め位置(第3図参照)をとり得るようになってい
る。
前記各独立シート3L、3R、4L、4Rは、上述した水平方向
の回動の他、第3図に示す斜め位置において、車体前後
方向にスライド可能とされている。
以上のような構成において、第2列、第3列の両シート
S2、S3が共に前向き位置とされた状態では、第1列シー
トS1の直後方に第2列シートS2用の足元スペースX1が確
保される。また、第2列シートS2の直後方に第3列シー
トS3用の足元スペースX2が確保される。さらに、第3列
シートS3用の後方に荷室X3が確保される。
第2図の状態から、そのまま各独立シート3L、3R、4L、
4Rを水平方向に回動させて4方向対座とすると、第3図
破線で示す状態となる。この状態から、第2列シートS2
における独立シート3L、3Rを車体前方にスライドさせ、
また第3列シートS3における独立シート4L、4Rを車体後
方にスライドさせると、第3図実線で示すように、十分
な足元スペースYが確保される。
前述したように独立シートをスライド可能とするための
具体例について、独立シート3R用について着目しつつ第
4図により説明する。この第4図において、回転基台8
の上ベースフレーム11上に、一対のガイドレール12が構
成されている。このガイドレール12は、既知のように摺
動自在に嵌合されたアッパレール12aとロアレール12bと
からなり、ロアレール12bが上記上ベースフレーム11上
面に固定され、アッパレール12aが図示を略す独立シー
ト3Rのフレーム下面に固定される。このようなガイドレ
ール12は、車体前後方向に対して、角度θだけ傾斜され
ており、このガイドレール12の伸びている方向が、第3
図に示す後斜め位置となったときに車体前後方向と一致
される。
なお、第4図中13は回転基台8の下ベースフレーム(上
ベースフレーム11が水平方向に回動自在に結合されてい
る)であり、14は独立シート3Rのスライドを少なくとも
その前後ストローク端でロック、ロック解除するための
ロック機構を操作するためのケーブルである。
勿論、他の独立シート3L、3L、4Rは、上記ガイドレール
12の伸びる方向が、第3図に示す4方向対座となったと
きにそれぞれ車体前後方向と一致するように設定されて
いる。
(発明の効果) 本発明は以上述べたことから明らかなように運転席後方
に配置される前後2列のシートが、それぞれ左右一対の
独立シートとして構成されているものにおいて、ゲーム
や対話に適した4方向対座とすることができると共に、
この4方向対座としたときの各独立シートの足元スペー
スを十分に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用された自動車の一例を示す簡略側
面図。 第2図は各列のシートがそれぞれ前向き位置にあるとき
の状態を示す簡略平面図。 第3図は4方向対座を形成する斜め位置にあるときの状
態を示す簡略平面図。 第4図はスライド機構の一例を示す斜視図。 A:自動車 S1〜S3:シート 1:運転席 3L、4L:左側独立シート 3R、4R:右側独立シート 8:回転基台 12:ガイドレール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】運転席の後方に前後2列のシートを備えて
    なる自動車のシート装置において、 前記前後2列のシートが、それぞれ、左右方向に離間し
    た左右一対の独立シートによって構成され、 前記後列シートにおける左右独立シートが、それぞれ水
    平方向に回動自在とされて、前向き位置の他に前方かつ
    車体中央側を向いた前斜め位置をとり得るようにされ、 前記前列シートにおける左右独立シートが、それぞれ水
    平方向に回動自在とされて、前向き位置の他に後方かつ
    車体中央側を向いた後斜め位置をとり得るようにされ、 前記前後2列のシートにおける少なくともいずれか一方
    のシートにおける左右独立シートが、それぞれ、前記斜
    め位置の状態で車体前後方向にスライド可能とされてい
    る、 ことを特徴とする自動車のシート装置。
JP29662886A 1986-12-15 1986-12-15 自動車のシ−ト装置 Expired - Fee Related JPH075051B2 (ja)

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JPS63151551A JPS63151551A (ja) 1988-06-24
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JP2000272387A (ja) * 1999-03-29 2000-10-03 Toho Sangyo Kk 車両用座席の配列切替装置

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JPH0629112Y2 (ja) * 1988-09-27 1994-08-10 日産車体株式会社 自動車用シートの振動防止構造
JP2007168607A (ja) * 2005-12-21 2007-07-05 Mazda Motor Corp 車室内構造

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