JPH0750393A - 漏れ電流検出型集積回路 - Google Patents

漏れ電流検出型集積回路

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JPH0750393A
JPH0750393A JP19610493A JP19610493A JPH0750393A JP H0750393 A JPH0750393 A JP H0750393A JP 19610493 A JP19610493 A JP 19610493A JP 19610493 A JP19610493 A JP 19610493A JP H0750393 A JPH0750393 A JP H0750393A
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semiconductor substrate
integrated circuit
functional element
leakage current
junction
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JP19610493A
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Yasuyoshi Sawada
康嘉 澤田
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機能素子に電力供給する直流電源の一方の電
位を半導体基板に連絡し、逆バイアスされたPN接合を
用いて、半導体基板から機能素子を電気的に分離した集
積回路に関し、漏れ電流による集積回路の誤動作を抑制
し、集積回路を使用できる温度範囲を拡張し、特別な冷
却機構を使用しないでも集積回路の正常な機能を維持で
きる漏れ電流検出型集積回路を提供することを目的とす
る。 【構成】 直流電源13の一方の電位と半導体基板11
の間に挿入して抵抗体14を設け、抵抗体14の両端の
電圧低下を検知して、機能素子12の漏れ電流を見積も
り可能とした構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機能素子に電力供給す
る直流電源の一方の電位を半導体基板に連絡し、逆バイ
アスされたPN接合を用いて、半導体基板から機能素子
を電気的に分離した集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体基板の表面層にトランジスター、
抵抗、コンデンサ等の機能素子を作り込み、半導体基板
に複数の機能素子を配置して結線し、1枚の半導体基板
上で電気回路を構成するバイポーラ型の集積回路が実用
化されている。
【0003】バイポーラ型の集積回路では、半導体基板
上に配置した複数の素子をそれぞれ半導体基板から電気
的に分離するために、逆バイアスされたPN接合を利用
できる。このとき、機能素子に電力供給する直流電源の
一方の電位が半導体基板に連絡され、半導体基板と機能
素子の間に形成されたPN接合に逆バイアス電圧が印加
される。これにより、半導体基板と機能素子の間に半導
体キヤリアの空乏層が形成され、両者間の必要な絶縁性
能が確保される。
【0004】図7は従来の集積回路の構成の説明図、図
8は漏れ電流の説明図である。図7中、(a) は断面図、
(b) は等価回路、図8中、(a) は素子分離の概念、(b)
は温度特性をそれぞれ示す。ここでは、NPN型バイポ
ーラトランジスターの素子分離の一例が示される。
【0005】図7(a) において、p- 基板の上にn層が
形成され、n層の中に接合型トランジスター71が形成
される。接合型トランジスターは、このn層をコレク
タ、n層に不純物を拡散して形成したp層をベース、ベ
ースのp層にさらに不純物を拡散して形成したn層をエ
ミッタにそれぞれ定めて構成される。
【0006】なお、ここで、ベースのp層の下方にコレ
クタの薄いn層を挟んで形成されたn+ 層は、ベース、
コレクタ間の抵抗を低下させて接合型トランジスター7
1の特性を改善するための拡散層である。
【0007】このような接合型トランジスター71で
は、p- 基板を電源の最低電位(接地側)に接続すれ
ば、コレクタのn層とp- 基板の間のPN接合が逆バイ
アス状態となり、太線で示す面72全体に半導体キャリ
アの空乏層が形成されて、接合型トランジスターとp-
基板の素子分離が実現される。
【0008】図7(b) において、接合型トランジスター
71は、集積回路の回路の一部を構成し、他の素子と相
互に関連して外部の直流電源73に接続される。接合型
トランジスター71は、図7(a) の逆バイアスされたP
N接合の面72を介して接地側に連絡する。逆バイアス
されたPN接合の面72は、等価的にダイオードで表現
される。逆バイアスされたPN接合の面72の漏れ電流
は、接合型トランジスター71のコレクタを接地側に短
絡させ、接合型トランジスター71のコレクタ電流を実
質的に減少させる。
【0009】図8(a) において、図7の接合型トランジ
スター71の素子分離は、p層に埋め込まれたn層に電
源83の出力側(正)、p層に電源83の接地側(負)
を接続した回路に置き換えられる。n層とp層のPN接
合の漏れ電流は、集積回路の機能が費やす消費電力とは
無関係で、無駄で、有害な電流である。
【0010】図8(b) において、n層とp層のPN接合
の漏れ電流は、温度上昇とともに増大する。特に、温度
が一定値を越えると指数関数的に急上昇する。漏れ電流
の温度特性は、接合型トランジスターおよび素子分離に
使用された半導体材料、素子構造等によって異なる。
【0011】なお、図7、図8は、NPN型トランジス
ターに関する素子分離のごく一例を示すに過ぎない。他
には、逆バイアスされたPN接合を部分的に使用し、酸
化膜の絶縁層を組み合わせた素子分離等も知られる。ま
た、PNP型トランジスターを使用した場合等では、P
N接合を逆バイアスするための電源の接続(正負)が逆
になることもある。
【0012】逆バイアスされた半導体素子の漏れ電流を
検出する装置の例は、実開昭61−158884号の
「絶縁耐圧・リーク電流検出装置」に示される。ここで
は、半導体素子の良品と不良品を区別する計測器が示さ
れ、漏れ電流の良品と不良品を区別する基準レベルを精
密に調整できる。しかし、これは、逆バイアスされたP
N接合を用いた素子分離の漏れ電流を検知して、集積回
路自体の信頼性を改善するものではない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】逆バイアスされたPN
接合による素子分離では、温度上昇とともに、漏れ電流
の影響が無視できなくなり、集積回路が誤動作する可能
性が著しく高まる。そして、バイポーラ型の集積回路で
は、消費電力が高いため、集積度の高まりが発熱量の増
大に直結し易く、自己発熱によって半導体基板の温度を
高めて、自ら漏れ電流を増大して誤動作に至る可能性が
ある。
【0014】従って、高温環境に曝される、消費電力が
高い等の理由によって温度上昇が予想される集積回路に
は、特別な冷却構造が設けられ、動作中の温度上昇を抑
制して集積回路の誤動作が起きないようにしている。
【0015】しかし、このような冷却構造は、集積回路
のパッケージを大型化し、放熱フィンの取付けスペース
の確保を強要し、集積回路を乗せたプリント基板の設計
の自由度を狭め、プリント基板や筐体の大型化を招く。
また、機械的な動作を伴う冷却機構は、消費電力、騒
音、機械寿命等の点で問題が多い。
【0016】ところで、バイポーラ型の集積回路では、
集積回路を構成する全ての素子で均等に発熱が起こるわ
けではなく、また、動作中の全ての素子で温度上昇が等
しいわけでもなく、さらに、全ての素子で漏れ電流が直
ちに誤動作に直結するわけでもない。
【0017】例えば、特定用途の集積回路では、アナロ
グ信号の処理回路とデジタル信号の処理回路が同一基板
に作り込まれる場合がある。このとき、アナログ信号を
出力する素子では、漏れ電流による誤差はかなり低い温
度でも問題となるが、デジタル信号を出力する素子は、
かなり高い温度に達しないと漏れ電流が出力を反転させ
るまでには至らない。
【0018】しかし、従来の漏れ電流対策では、素子の
個別の要因を無視して、最も弱い素子が誤動作するレベ
ルを集積回路全体の温度限界(または負荷限界)と定め
ており、例えば、基板の平均温度で40度〜60度以下
と言ったかなり低い温度範囲で集積回路を使用する必要
があった。
【0019】つまり、ごく一部の素子で局所的に温度が
120度Cにも達して漏れ電流が増大し、集積回路が誤
動作を始めても、基板の他の部分はかなり低い温度(例
えば60度C)に維持され、大多数の素子は正常に機能
している場合が多い。
【0020】また、安全率を高く採って、逆バイアスさ
れたPN接合に流れる漏れ電流が個々の素子を誤動作さ
せ始めるはるか以前の低い温度に、集積回路の全体の使
用温度の限界を定めていたから、半導体材料そのものに
比較して、集積回路の使用できる温度範囲は、はるかに
狭く、また、低いものであった。例えば、120度C以
上の温度でも半導体として使用できるシリコン基板の集
積回路でも、温度限界が40度Cという場合があった。
【0021】本発明は、漏れ電流による集積回路の誤動
作を抑制し、集積回路を使用できる温度範囲を拡張し、
特別な冷却機構を使用しないでも集積回路の正常な機能
を維持できる漏れ電流検出型集積回路を提供することを
目的としている。
【0022】
【課題を解決するための手段】図1は、請求項1の発明
の基本的な構成の説明図である。図1において、請求項
1の漏れ電流検出型集積回路は、半導体基板11に機能
素子12が形成され、前記機能素子12に電力供給する
直流電源13の一方の電位を前記半導体基板11に連絡
し、逆バイアスされたPN接合を用いて、前記半導体基
板11から前記機能素子12を電気的に分離した集積回
路において、前記直流電源13の一方の電位と前記半導
体基板11の間に挿入して配置した抵抗体14と、前記
抵抗体14の両端の電圧低下を検知して、前記機能素子
12の漏れ電流を識別する漏れ検出手段(15)と、を
設けたものである。
【0023】請求項2の漏れ電流検出型集積回路は、半
導体基板に機能素子が形成され、前記機能素子に電力供
給する直流電源の一方の電位を前記半導体基板に連絡
し、逆バイアスされたPN接合を用いて、前記半導体基
板から前記機能素子を電気的に分離した集積回路におい
て、前記半導体基板上で前記機能素子を囲んで形成さ
れ、前記機能素子の逆バイアスされたPN接合の漏れ電
流の少なくとも一部を回収する検出用電極と、前記検出
用電極と前記直流電源の一方の電位との間に挿入して配
置した抵抗体と、を有し、前記抵抗体の両端の電圧低下
を検知して、前記機能素子の漏れ電流を識別する漏れ検
出手段と、を設けたものである。
【0024】図2は、請求項3の発明の基本的な構成の
説明図である。図2において、請求項3の漏れ電流検出
型集積回路は、半導体基板21に機能素子が形成され、
前記機能素子22に電力供給する直流電源23の一方の
電位を前記半導体基板21に連絡し、逆バイアスされた
PN接合を用いて、前記半導体基板21から前記機能素
子22を電気的に分離した集積回路において、前記半導
体基板21に形成され、逆バイアスされたPN接合を用
いて前記半導体基板21から電気的に分離され、その内
側に別のPN接合を形成した検出用素子26と、前記検
出用素子26の内側のPN接合を通じて前記検出用素子
26の外に取り出した電流を、抵抗体24を通じて、前
記直流電源23の一方の電位に接続する検出回路と、前
記抵抗体24の両端の電圧低下を検知して、前記機能素
子22の漏れ電流を識別する漏れ検出手段と、を設けた
ものである。
【0025】請求項4の漏れ電流検出型集積回路は、半
導体基板に機能素子が形成され、前記機能素子に電力供
給する直流電源の一方の電位を前記半導体基板に連絡
し、逆バイアスされたPN接合を用いて、前記半導体基
板から前記機能素子を電気的に分離した集積回路におい
て、前記直流電源の一方の電位と前記半導体基板の間を
流れる電流を検知し、該電流量に基づいて前記機能素子
の出力を補正する補正出力回路、を設けたものである。
【0026】図3は、請求項5の発明の基本的な構成の
説明図である。図3において、請求項5の漏れ電流検出
型集積回路は、半導体基板31に機能素子32が形成さ
れ、前記機能素子32に電力供給する直流電源33の一
方の電位を前記半導体基板31に連絡し、逆バイアスさ
れたPN接合を用いて、前記半導体基板31から前記機
能素子32を電気的に分離した集積回路において、前記
PN接合の外側に前記機能素子32を囲んで形成した検
出用電極34と、前記検出用電極34から取り出した電
流を検知し、該電流量に基づいて前記機能素子32の出
力を補正する補正出力回路35と、を設けたものであ
る。
【0027】
【作用】本発明の漏れ電流検出型集積回路では、(1) 半
導体基板の温度上昇が集積回路を誤動作させ始める温度
レベルを正確に識別する、(2) 漏れ電流が一定値を越え
た場合に信号を発生して、集積回路の機能の信頼性の低
下を通報する、(3) 漏れ電流が一定値を越えた場合に、
特定の素子で保護回路を動作させる、(4) 特定の素子で
漏れ電流のアナログ誤差を補正して、集積回路の出力の
精度を高める、等の手法を用いて、集積回路の使用温度
の限界と誤動作の関係を、従来よりも、適正で好ましい
ものに改善できる。
【0028】(1) 〜(4) の機能を果たす回路構造は、好
ましくは、集積回路と同一の半導体基板上に作り込ま
れ、集積回路と同一のパッケージに収納される。ただ
し、外部回路を制御し、または、トリガーする出力端子
を通じて、(1) 〜(4) の回路構造を外部接続してもよ
い。
【0029】図1において、請求項1の漏れ電流検出型
集積回路では、半導体基板11と機能素子12の間のP
N接合に逆バイアス電圧が印加されて、半導体基板11
から機能素子12が素子分離される。
【0030】半導体基板11をp型、機能素子12をn
型と定めた場合、素子分離のPN接合の漏れ電流は、機
能素子12に相当する半導体基板11から、抵抗体14
を通じて、直流電源13の一方の電位(この場合は負電
位)に流れ込む。そして、漏れ電流は、抵抗体14の両
端に電流値に応じた電位差を発生する。
【0031】抵抗体14は、例えば、0.1Ωと言った
低い値に選択して、漏れ電流が増加しても、半導体基板
11の電位を大きく上昇させないのが好ましい。しか
し、例えば、集積回路で使用する電位の下限を、直流電
源13の負電位よりも数V高く設定した場合には、抵抗
体14の抵抗値を大きく選択できる。これは、漏れ電流
が増加して半導体基板11の電位が上昇しても、素子分
離のPN接合における逆バイアス状態を維持できるから
である。
【0032】漏れ検出手段15は、抵抗体14の両端の
電位差を検知して、漏れ電流の見積り出力を形成する。
例えば、抵抗体14の両端の電位差を予め定めた基準値
に比較する。そして、この電位差が基準値を越えた場合
に警報信号を発生して、集積回路の機能の信頼性の低下
を通報してもよい。
【0033】ここでは、半導体基板11の全体から抵抗
体14に漏れ電流が回収される。漏れ検出手段15は、
半導体基板11に配置されたすべての機能素子12の合
計の漏れ電流を検知する。漏れ電流に図8(b) のような
特性の立ち上がりが識別されるとき、半導体基板11に
配置されたすべての機能素子12のうちの少なくとも1
つが半導体素子として機能し得る温度限界を迎えてい
る。
【0034】請求項2の漏れ電流検出型集積回路では、
検出用電極(図3参照)の配置によって、漏れ電流の検
知に関与させたい機能素子を任意に選択できる。検出用
電極は、半導体基板の表面に接し、希望する1以上の機
能素子を、その素子分離のPN接合の外側で環状に取り
囲む。
【0035】半導体基板の深い層の比抵抗(通常はかな
り高い)が、環状の電極内の機能素子から直流電源の一
方の電位までの間に電位差を発生するから、環状の電極
内の機能素子の漏れ電流の少なくない部分が、環状の電
極に回収される。
【0036】環状の検出用電極は、環状の検出用電極内
に配置された機能素子の漏れ電流の一部を回収される。
漏れ検出手段は、半導体基板に配置された特定の1以上
の機能素子の漏れ電流の増減またはレベルを識別する。
【0037】図2において、請求項3の漏れ電流検出型
集積回路では、半導体基板21と機能素子22の間のP
N接合に逆バイアス電圧が印加されて、半導体基板21
から機能素子22が素子分離される。
【0038】一方、検出用素子26は、機能素子22
(複数でもよい)に隣接させる等して熱的な条件を機能
素子22に揃える。検出用素子26は、直流電源の他方
の電位に連絡されて、半導体基板21との間のPN接合
に逆バイアス電圧を印加されている。検出用素子26
は、また、その内側に別のPN接合を配置する。
【0039】半導体基板21をp型、検出用素子26を
n型と定めた場合、検出用素子26の内側に形成したp
型層から漏れ電流が取り出される。このとき、検出用素
子26の内側の別のPN接合を通じて漏れ電流が抵抗体
24に流れ込み、直流電源23の一方の電位に回収され
る。
【0040】漏れ検出手段25は、抵抗体24の両端の
電位差を検知して、漏れ電流の見積り出力を形成する。
例えば、抵抗体24の両端の電位差が基準値を越えた場
合に発熱が著しいと予測される特定の機能素子22の電
流を遮断し、さらなる発熱を抑制してもよい。
【0041】請求項4の漏れ電流検出型集積回路では、
半導体基板上に配置されたすべての機能素子の合計の漏
れ電流のレベルに基づいて、特定の機能素子の出力を積
極的に補正する。漏れ電流の検出方法は、図1、図2の
ような抵抗体の電圧低下によってもよいが、例えば、半
導体基板から取り出した漏れ電流を検出用トランジスタ
ーのベースに直接流し込む方法を採用してもよい。
【0042】図3において、請求項5の漏れ電流検出型
集積回路では、半導体基板31と機能素子32の間のP
N接合に逆バイアス電圧が印加されて、半導体基板31
から機能素子32が素子分離される。半導体基板31
は、直流電源33の一方の電位に接続される。
【0043】検出用電極34は、好ましくは、出力を補
正したい機能素子32(複数でもよい)を囲んで形成さ
れる。半導体基板31の比抵抗が、検出用電極34内の
機能素子32から直流電源33の一方の電位までの間に
電位差を発生するから、機能素子32の漏れ電流の多く
の部分を補正出力回路35に回収できる。
【0044】補正出力回路35は、検出用電極34を通
じて回収した機能素子32の漏れ電流のレベルに応じた
出力を発生する。補正出力回路35は、機能素子32の
出力を補正して、機能素子32の出力における漏れ電流
の影響分を相殺する。
【0045】例えば、機能素子32を図7(a) のように
NPN型トランジスターで構成した場合、補正出力回路
35から機能素子32のコレクタに電流を追加流入さ
せ、コレクタから素子分離のPN接合を通じて半導体基
板31に流出する漏れ電流分を相殺する。
【0046】
【実施例】図4は第1実施例の集積回路の構成の説明図
である。図中、(a) は平面図、(b) はX−X断面図であ
る。ここでは、集積回路中で発熱の著しい4個の機能素
子の漏れ電流を選択的に検知しており、漏れ電流が基準
値を越えた場合に、外部に対して警報信号を出力する。
【0047】図4(a) において、半導体基板41の表面
には、NPN型バイポーラトランジスター42A、42
C、拡散型の抵抗器42B、漏れ電流検出用の環状電極
42A、抵抗器44、識別回路47等が配置される。集
積回路の外部に設けた電池43の正電極が端子48Aを
通じて集積回路のVcc側に、負電極が端子48Bを通じ
て集積回路の接地側にそれぞれ接続される。
【0048】半導体基板41の表面に形成された集積回
路の本体回路は、10V以上の比較的に高い電圧を用い
て複数のランプの点滅を制御するドライバ回路である
が、ここでは、本体回路に含まれる大部分の機能素子、
入出力端子、配線等を省略しており、漏れ電流の検出と
利用に関する部分が主に図示される。
【0049】識別回路47は、漏れ電流の基準値に相当
する電圧を設定する電源47Bに対して、それぞれのレ
ベルを比較し、出力を行うコンパレータ47Aを含む。
識別回路47は、集積回路の本体回路と同一プロセスを
通じて一緒に形成され、共通の半導体基板41上に配置
される。
【0050】図4(b) において、NPN型トランジスタ
ー42Aは、その底部分をP- 型の半導体基板41に接
し、半導体基板41上に堆積したn層の表面から溝状に
不純物を拡散してP- 層に到達させたp拡散層によって
周囲を囲まれる。NPN型トランジスター42Aは、n
層をコレクタC、このn層の表面から不純物を拡散して
形成したp層をベースB、このp層の表面からさらに別
の不純物を拡散して形成したn層をエミッタEとして形
成される。
【0051】コレクタC、ベースB、エミッタEの金属
電極は、n層の表面に形成した保護酸化膜の開口部分を
通じて、それぞれの拡散層に導通する。コレクタCの金
属電極接触部分に形成された薄い拡散層は、金属電極と
n層のコンタクト抵抗を改善するためのものである。
【0052】漏れ電流検出用の環状電極42Aは、図4
(a) に示されるように、NPN型トランジスター42A
および抵抗器42Bを囲んで形成される。半導体基板4
1のp層の表面に形成された保護酸化膜が環状電極46
に沿って線状に剥離され、環状電極42Aは、p層の表
面に接触する。
【0053】このように構成された集積回路では、半導
体基板41のp層の比抵抗が比較的大きいため、NPN
型トランジスター42Aおよび抵抗器42Bの素子分離
のPN接合の漏れ電流の少なくない部分が環状電極42
Aに回収され、抵抗器44を通じて接地側に流れ、抵抗
器44の両端に電位差を形成する。
【0054】識別回路47は、電源47Bによって設定
された電圧以上に、抵抗器44の両端の電位差が高まる
と、コンパレータ47Aの出力を反転させて、端子48
Cの電圧レベルをLからHに移行させる。
【0055】図5は第2実施例の集積回路の構成の説明
図である。図中、(a) は平面図、(b) はX−X断面図で
ある。ここでは、機能素子に隣接させて漏れ電流検出用
素子を配置しており、漏れ電流が基準値を越えた場合
に、機能素子の保護回路を動作させて、集積回路の誤動
作を未然に防止する。
【0056】図5(a) において、半導体基板51の表面
には、トランジスター52A、52B、52C、漏れ電
流検出用素子56、抵抗器54、識別回路57等が配置
される。集積回路の外部に設けた電池53は、その正電
極が端子58Aを通じて電圧Vcc側に、その負電極が端
子58Bを通じて接地側にそれぞれ接続される。
【0057】半導体基板51の表面に形成された集積回
路の本体回路は、2つの独立した回路を含む。トランジ
スター52Aは、一方の回路に属し、トランジスター5
2Bは他方の回路に属する。ここでは、トランジスター
52Aの発熱量が大きく、隣接するトランジスター52
Bにまで熱を及ぼしてトランジスター52Bの漏れ電流
を増加させ、他方の回路を誤動作させる可能性がある。
【0058】そこで、トランジスター52Aに対してト
ランジスター52Bとほぼ同一の熱的な位置関係を持た
せて漏れ電流検出素子56を配置し、漏れ電流検出素子
56の漏れ電流からトランジスター52Bの漏れ電流を
見積もる。そして、トランジスター52Bの漏れ電流が
トランジスター52Bを含む回路を誤動作させる以前の
段階で、トランジスター52Aの電流を遮断して、トラ
ンジスター52Aのさらなる発熱を防止する。
【0059】すなわち、トランジスター52Aを含む回
路の動作を一時的に犠牲にして、トランジスターBの温
度上昇に伴う漏れ電流の増大を抑制し、これにより、ト
ランジスターBを含む回路の正常な動作を継続させる。
【0060】識別回路57は、抵抗器54の両端の電位
差が電源57Eで決められた電圧を越えると出力を反転
させるコンパレータ57D、コンパレータ57Dの出力
がHになることによりONするトランジスター57A、
トランジスター52Aに電圧Vccからコレクタ電流を供
給するトランジスター57B、トランジスター57Aの
漏れ電流を接地側に逃がす抵抗57C、トランジスター
57Bにベース電流を供給してONさせる抵抗57D等
を含む。
【0061】図5(b) において、漏れ電流検出素子56
は、トランジスター52Bと一緒にほぼ同一のプロセス
を通じて半導体基板51上に形成される。すなわち、漏
れ電流検出素子56は、半導体基板51上に堆積したn
層の表面から溝状に不純物を拡散してP- 層に到達させ
たp拡散層によって周囲を囲まれる。漏れ電流検出素子
56は、このn層の表面から不純物を拡散して形成した
p層を有し、このn層とp層が内側のPN接合を形成す
る。
【0062】漏れ電流検出素子56のn層には、電圧V
ccが印加されており、外側のPN接合の漏れ電流が半導
体基板51側を通じて接地側に流れる一方で、内側のP
N接合の漏れ電流がp層から電極56A、抵抗器54を
通じて接地側に流れる。抵抗器54の両端には、内側の
PN接合の漏れ電流にほぼ比例した値の電位差が発生す
る。電極56Aは、n層の表面に形成した保護酸化膜の
開口部分を通じて、p層の拡散層に導通する。
【0063】このように構成された集積回路では、漏れ
電流検出素子56の内側のPN接合の漏れ電流によっ
て、抵抗器54の両端の電位差が電源57Eの電圧より
大きくなると、コンパレータ57Dが反転することによ
り、トランジスター57AがONしてトランジスター5
7Bのベース電流を接地側に短絡し、トランジスター5
7BをOFFして、トランジスター52Aに流れ込む電
流を遮断する。
【0064】図6は第3実施例の集積回路の構成の説明
図である。ここでは、半導体基板61全体の漏れ電流を
検出して、集積回路のアナログ出力を補正する。
【0065】図6において、半導体基板61には、アナ
ログ回路を形成するトランジスター62A、62B、6
2C、抵抗器62D、62E等に加えて、漏れ電流回路
を構成する抵抗器64、補正回路67が配置される。集
積回路の端子68A、68Bには、集積回路の各素子に
電力を供給する外部の電源が接続され、端子68Cから
は、集積回路のアナログ出力が取り出される。
【0066】集積回路のアナログ出力は、トランジスタ
ー62B、62Cによってベース電流を制御されるトラ
ンジスター62Aのコレクタから、抵抗62Eを通じて
取り出される。
【0067】ここでは、トランジスター62A、62
B、62C等の漏れ電流によるアナログ出力の誤差を補
正回路67によって補正する。特に、集積回路の動作中
に発熱が著しいトランジスター62Aのコレクタに流れ
込む電流を増大して、トランジスター62Aの漏れ電流
Aによるコレクタ電流の損失分を補充する。
【0068】補正回路67は、アナログ出力を補正する
トランジスター67A、抵抗器64の両端の電位差に応
じてトランジスター67Aに流れ込むベース電流を調整
するベース電流回路67B、トランジスター67Aに流
れ込むコレクタ電流を制限する抵抗67Cを含む。
【0069】トランジスター62A、62B、62C
は、図7(a) のような素子構造で形成され、図7(b) の
ように、素子分離のPN接合をダイオードで表現して図
示している。トランジスター62A、62B、62C等
の漏れ電流A、B、C等は、抵抗器64を通じて接地側
に流れ込み、抵抗器64の両端に電位差を形成する。
【0070】このように構成された集積回路では、本体
回路のトランジスター62A、62B、62C等の漏れ
電流A、B、C等が増加して、抵抗器64の両端の電位
差が上昇すると、ベース電流回路67Bがトランジスタ
ター67Aに流れ込むベース電流を増加させ、トランジ
スタター67Aのコレクタ電流Mを増加させ、本体回路
のトランジスター62Aに流れ込むコレクタ電流を増加
させる。
【0071】これにより、トランジスター62Aから半
導体基板61に流出する漏れ電流Aが補充され、半導体
基板61の温度上昇にもかかわらず、端子68Aから取
り出される集積回路のアナログ出力が一定に保たれる。
【0072】
【発明の効果】請求項1、2の漏れ検出型集積回路によ
れば、漏れ電流を検知して、集積回路の素子が誤動作す
るか否かを、その都度、その回路状態で、リアルタイム
に正確に判断でき、集積回路を使用可能な温度範囲を、
単なる計算やシュミレーションよりも正確に求められ
る。
【0073】従って、集積回路に大きな安全率を設定し
て、集積回路の使用温度範囲を不当に狭くすることがな
く、また、熱設計の誤り等で集積回路を過熱させて誤動
作させる心配もない。熱や光に曝される機能素子の信頼
性が高まる。
【0074】ここで、図1に示されるように、半導体基
板の全体から漏れ電流を取り出した場合、漏れ電流が合
計されて、半導体基板全体の平均的な過熱状態が正確に
把握できる。一方、図3に示されるように、検出用電極
を通じて特定の機能素子から漏れ電流を検出した場合、
集積回路の特定の機能素子(1以上)の負荷状況や誤動
作への貢献度に応じたきめ細かな対策が可能である。
【0075】請求項3の漏れ電流検出型集積回路によれ
ば、集積回路の特定の機能素子に対応させて検出用素子
を配置できるから、集積回路の特定の機能素子(1以
上)の負荷状況や誤動作への貢献度に応じたきめ細かな
対策が可能である。
【0076】すなわち、(1) 半導体基板の温度上昇が集
積回路を誤動作させ始める温度レベルを正確に識別す
る、(2) 漏れ電流が一定値を越えた場合に信号を発生し
て、集積回路の機能の信頼性の低下を通報する、(3) 漏
れ電流が一定値を越えた場合に、特定の素子で保護回路
を動作させる、(4) 特定の素子で漏れ電流のアナログ誤
差を補正して、集積回路の出力の精度を高める、等の手
法を精密に実行でき、集積回路の使用温度の限界と誤動
作の関係を、従来よりも、適正で好ましいものに改善で
きる。
【0077】請求項4、5の漏れ電流検出型集積回路に
よれば、機能素子の出力から漏れ電流による悪影響を除
去できるから、集積回路が誤動作する可能性が低下し、
全温度範囲に渡って集積回路の信頼性が向上する。
【0078】従って、安全をみて、おおげさな冷却機構
を設けたり、集積回路の集積密度を故意に低く設計する
必要がなくなり、集積回路パッケージ、プリント基板、
筐体構造のそれぞれが小型化され、集積回路を使用した
機器の部品点数や組立て工数が削減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の基本的な構成の説明図であ
る。
【図2】請求項3の発明の基本的な構成の説明図であ
る。
【図3】請求項5の発明の基本的な構成の説明図であ
る。
【図4】第1実施例の集積回路の構成の説明図である。
【図5】第2実施例の集積回路の構成の説明図である。
【図6】第3実施例の集積回路の構成の説明図である。
【図7】従来の集積回路の構成の説明図である。
【図8】漏れ電流の説明図である。
【符号の説明】
11 半導体基板 12 機能素子 13 直流電源 14 抵抗体 15 漏れ検出手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 25/00 // H01L 21/66 U 7630−4M

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板(11)に機能素子(12)
    が形成され、前記機能素子(12)に電力供給する直流
    電源(13)の一方の電位を前記半導体基板(11)に
    連絡し、逆バイアスされたPN接合を用いて、前記半導
    体基板(11)から前記機能素子(12)を電気的に分
    離した集積回路において、 前記直流電源(13)の一方の電位と前記半導体基板
    (11)の間に挿入して配置した抵抗体(14)と、 前記抵抗体(14)の両端の電圧低下を検知して、前記
    機能素子(12)の漏れ電流を識別する漏れ検出手段
    (15)と、を設けたことを特徴とする漏れ電流検出型
    集積回路。
  2. 【請求項2】 半導体基板に機能素子が形成され、前記
    機能素子に電力供給する直流電源の一方の電位を前記半
    導体基板に連絡し、逆バイアスされたPN接合を用い
    て、前記半導体基板から前記機能素子を電気的に分離し
    た集積回路において、 前記半導体基板上で前記機能素子を囲んで形成され、前
    記機能素子の逆バイアスされたPN接合の漏れ電流の少
    なくとも一部を回収する検出用電極と、 前記検出用電極と前記直流電源の一方の電位との間に挿
    入して配置した抵抗体と、を有し、 前記抵抗体の両端の電圧低下を検知して、前記機能素子
    の漏れ電流を識別する漏れ検出手段と、を設けたことを
    特徴とする漏れ電流検出型集積回路。
  3. 【請求項3】 半導体基板(21)に機能素子が形成さ
    れ、前記機能素子(22)に電力供給する直流電源(2
    3)の一方の電位を前記半導体基板(21)に連絡し、
    逆バイアスされたPN接合を用いて、前記半導体基板
    (21)から前記機能素子(22)を電気的に分離した
    集積回路において、 前記半導体基板(21)に形成され、逆バイアスされた
    PN接合を用いて前記半導体基板(21)から電気的に
    分離され、その内側に別のPN接合を形成した検出用素
    子(26)と、 前記検出用素子(26)の内側のPN接合を通じて前記
    検出用素子(26)の外に取り出した電流を、抵抗体
    (24)を通じて、前記直流電源(23)の一方の電位
    に接続する検出回路と、を設け、 前記抵抗体(24)の両端の電圧低下を検知して、前記
    機能素子(22)の漏れ電流を見積もり可能としたこと
    を特徴とする漏れ電流検出型集積回路。
  4. 【請求項4】 半導体基板に機能素子が形成され、前記
    機能素子に電力供給する直流電源の一方の電位を前記半
    導体基板に連絡し、逆バイアスされたPN接合を用い
    て、前記半導体基板から前記機能素子を電気的に分離し
    た集積回路において、 前記直流電源の一方の電位と前記半導体基板の間を流れ
    る電流を検知し、該電流量に基づいて前記機能素子の出
    力を補正する補正出力回路、を設けたことを特徴とする
    漏れ電流検出型集積回路。
  5. 【請求項5】 半導体基板(31)に機能素子(32)
    が形成され、前記機能素子(32)に電力供給する直流
    電源(33)の一方の電位を前記半導体基板(31)に
    連絡し、逆バイアスされたPN接合を用いて、前記半導
    体基板(31)から前記機能素子(32)を電気的に分
    離した集積回路において、 前記PN接合の外側に前記機能素子(32)を囲んで形
    成した検出用電極(34)と、 前記検出用電極(34)から取り出した電流を検知し、
    該電流量に基づいて前記機能素子(32)の出力を補正
    する補正出力回路(35)と、を設けたことを特徴とす
    る漏れ電流検出型集積回路。
JP19610493A 1993-08-06 1993-08-06 漏れ電流検出型集積回路 Withdrawn JPH0750393A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1079168C (zh) * 1995-06-30 2002-02-13 现代电子产业株式会社 测量半导体器件结区漏电流的方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1079168C (zh) * 1995-06-30 2002-02-13 现代电子产业株式会社 测量半导体器件结区漏电流的方法

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