JPH07503870A - ローラスケートブレーキ装置 - Google Patents
ローラスケートブレーキ装置Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ローラスケートブレーキ装置
発明の分野
本発明は、ローラスケートやローラスキー等を含む、足に装着される小型の乗り
物のためのブレーキに関する。本発明は、直列形ローラスケートに特に適用され
る。
発明の背景
通常のローラスケートは、前後2つの車軸に2つずつ設けられた4つのホイール
が取付けられているプラットホームから構成されている。かかる構成は横安定性
を提供し、ブレーキ作用は通常、ホイールと通過路面との摩擦力を増大させるこ
とによって前方への慣性が消散されるように足を回転させることによって達成さ
れる。通常のローラスケートでは高速が得られないので、補助ブレーキ手段は普
通、必要とされない。特にホイールの材料が改良されているので、通常のローラ
スケートにおいてさえ、補助ブレーキ手段の必要性がある。現在、えり抜きの手
段は、スケータが一方又は両方のかかとを上げて係合させるつま先装着式の摩擦
パッドである。
しかしながら、直列形ローラスケートにおいては、より高速が得られるので、満
足すべきブレーキ手段に対する必要性が非常に大きい。直列形ローラスケートは
、共通の垂直平面に一列に配列された2つ以上、典型的には4つのホイールを使
用している。かかる構成は、通常のローラスケートよりも、よりアイススケート
に似た感触と動きをスケータに与える。かくして、横安定性が減少し、同時に高
速が得られる。しかしながら、アイススケートとは異なり、直列形ローラスケー
トのホイールは、高摩擦のため、急停止の際、滑走面上で側方に滑らせることが
できない。
直列形ローラスケートは、少なくとも1876年以来、技術の一部であった(米
国特許第7,345号参照)。現在、米国特許第3.287,023号および同
第4,909,523号の設計は、許容しうるブレーキパッドしているにもかか
わらず、丈夫であり、費用効果が良く、そして高速のスリルを味わうのに有用で
ある。横不安定性および高速のため、直列形ローラスケートは、通常のローラス
ケートよりも怪我をする危険性が高い。かかる課題は、自動車や歩行者に遭遇す
る道路環境において高速が通常得られるという事実によって、さらに酷いものに
なる。
1991年の見積りによると、米国では、500万人〜600万人の直列形ロー
ラスケートのスケータがおり、直列形ローラスケートが毎年300万ユニツト売
れており、年成長率は約75%である。現在、業界での標準のブレーキ手段は、
最後方ホイールの簡単な後部スタブである。このスタブは、スケータがつま先を
上げて脚を前方に延ばしたときに滑走面に係合する静摩擦パッドを有している。
このスタブは、安全で制御されたブレーキ作用を得るためには、不完全である。
マスメディアの注意は、現在のブレーキの無力さやスケータの怪我の頻度の高さ
に向けられてきた。急停止が必要となった場合、スタブは役に立たず、唯一の頼
りは、スケータが路面に倒ね、身体と路面との摩擦に頼って停止し衝突を回避す
ることである。スタブは極めて不完全であり、スケータは、工場で取付けられた
ブレーキ装置を取り外すことがしばしばある。
速度制御という厄介な課題は、実際の製品ユーザの注意を越えて、非常に多くの
好ましくない注意を引いた。怪我の重さの度合いおよびスケータによって示され
る顕著な非制御性−すなわち最近のブレーキ手段の非有効性に直接関連した要因
のため、直列形ローラスケートの使用を禁止する州政府の数が増えている。高程
度の非制御性および広範な出版状況と組み合わされた損害により、直列形ローラ
スケートの製造者は大きな責任に曝され、スポーツの一般的イメージを否定的に
する一因ともなった。ブレーキに関する課題の解決には、産業界が直面している
優れた設計が必要であることが、例外なしに、主要な製造業者によって発明者に
伝えられてきた。さらに、かかる解決がスポーツの長期健康にとって必要とされ
るとともに、十分に競争力のある利点を構成することも、伝えられてきた。
従来技術の説明
直列形ローラスケートを停止させることができるように、種々の技術が開発され
てきた。
1、つま先での停止
最初に、直列形ローラスケートにおけるえり抜きのブレーキ手段は、“トラック
”の設計標準スケートに使用されている技術から、直接模倣された。これは、ゴ
ム又は同様な材料の静摩擦パッドから構成されており、スケートのシャーシの最
前方ホイールの前に取付けられていた。この形体は、幾つかの理由により有効で
ないことが分かった。すなわち、パッドを路面に係合させるのに必要とされる物
理的な姿勢を取りにくいため、摩擦面に加えられる実際の力の大きさが極めて制
限されていた。また、前方配置により、横方向に極めて不安定となり、必要なブ
レーキ圧力を加える能力が制限され、さらに、使用者の脚の種々の部分に過酷な
側方トルクを生じさせ、脚が大きな力でねじられるため怪我に曝される。
Z かかとでの停止
つま先取付は形体における、ブレーキ力の不十分な発生、不安定性および怪我の
大きな可能性は、スケート後部の最後方ホイールの直後への静摩擦パッドの再配
置を生じさせた。この形体は、例外なく、入門レベルからプロクラスまで直列形
ローラスケートに用いられている最新の業界標準である。かかと取付は形体によ
って得られる利益は僅かであり、以前のものに対して見たときにのみ実際的であ
り、つま先取付はパッドでの安定性の相対的な改良および膝又は足首のねじれに
よる怪我の多少の除去を可能にする。しかしながら、ブレーキ力の増加は、せい
ぜい軽微なものであり、上述の横不安定性のため、スケート本体を側に回転させ
ることなしに、力を加える能力の相対的な改良によって一般的に達成される。
かかとでの停止を用いること自体は、極めて熟練した技術を必要としている。一
般に、スケートの初心者にとっては、かかとストップのブレーキ作用の際にバラ
ンスを損なうという困難さがある。
直列形ローラスケートが主として用いられる道路環境は、有害で生命さえも脅か
す障害物を回避するように、極めて高程度の効果的な速度制御を必要としている
ことを認識することが重要である。かかと取付は装置によって得られる小さな改
良は、上述のつま先取付は装置と実質的に同じ理由のため、このより大きな危険
に対処することができない。摩擦面に発生させることができるブレーキ力の大き
さは、動作に必要な物理的性質によって厳しく制限される。ブレーキパッドを動
作させるために、ブレーキ装着靴は前方に延ばされており、つま先は、かかとの
パッドを路面に接触させた状態で足首を中心として上方に回転される。動作に必
要とされる実際の物理的姿勢は、実質的な安定性を達成するには困難であり、ス
ケータの直接的な重量を摩擦面に使用する力として付加するのを制限する。その
代わり、ブレーキ作用の動作および保持は、脚の前方ふくらはぎ部分からなる弱
筋肉に依存する。この筋肉の弱さは、満足すべきブレーキ作用に必要とされるパ
ッドへの十分な力の付加を阻止し、急速に筋肉疲労を生じさせ、ブレーキの高圧
すなわちブレーキ動作の保持の下では、痙申さえ生じさせる。さらに、動的な姿
勢と物理的な摩擦特性とが組み合わさって、制動姿勢において係合される際、所
望の方向制御の達成を実質的に阻止する。非有効性に関するこれらの各要因は、
低速でさえも効果的に減速する最新の制動能力をはるかに超過している勾配面の
環境(熟練したスケータの全てではないがその殆どが、丘やその他の傾斜面でス
ケートするのを禁止されている)では非常に増幅される。
最後に、ヒールストップの重要な問題は、上記パッドが磨耗している時に、ブレ
ーキ面とロード面とを接触させるために、足と横切るべき面との間の角度を増加
させなければならないということである。既に厄介になっているブレーキ操作が
、益々厄介で不安定になる。上記角度を増加させるために、スケータ−はブレー
キ側の足を前方へ移動させる。ブレーキが磨耗している時には、ブレーキ側の足
はスケータ−のさらに前方へ延び、転倒の危険が増加する。ブレーキが磨耗して
いる時には、筋肉疲労の問題がより悪化する。
スケートラックからこれらのブレーキを除去することは、操作を効率的に行うこ
とができないというが広く認められたことにより、全く普通のことである。現行
のヒール装着パッドの破損を補償するために、ブレーキ及びスピードコントロー
ルを行うための少なくとも2つの顕著な方法が考えられている。
3.7−ストップ
第1の方法は、T−ストップと呼ばれるものであって、基本的には、一方のスケ
ートのホイールをその一方の前方ボインティングスケートに対し直角方向に他方
のスケートのホイールの後方に上記他方のスケートホイールを引くこと、及び直
立スケートの時に引きが前進に影響を与えるホイールによって発生させられる摩
擦力によって、下方にできるかぎり大きな圧力をかけることからなる。繰り返す
が、一定の姿勢における体の固有の生理的制限によって、摩擦面に向いた有効な
力の利用について重要な欠点がある。ホイール自身であるこの技術における摩擦
磨耗面は、ホイールと軸受がコストの高さ及びT−ストップ技術の適用において
生じる過度な磨耗と変形によって、顕著で付加的な経済的マイナスをもたらす。
この技術において要求される困難な姿勢は、方向性のコントロールを困難にしま
た骨格を捩じりによる怪我にさらすことにもなる。
4、爪先旋回
効果的なブレーキ手段がない時に考えられて時々採用される第2の技術は、でき
るかぎりぴったりと旋回方向路に入れることによって前進モーメントを消費する
こと、及び爪先旋回によって完全な停止を行うことである。これはある状況にお
いて前進走行を止めるために効果的な手段であるが、スピードコントロールの効
果的な手段としは幾つかの要素がこれを概略的にみて不適切にしている。この技
術は達成するために非常に高度なれレベルの技術を要求する。これはまた達成す
るために、比較的大きな物理的領域を必要とし、従って交通の領域内すなわち歩
行者の付近で使用することは非常に不適切である。これは比較的低速度において
だけ利用することができる。最後に、スピードの調整を徐々に変化させることは
できず、完全に停止することだけが行われる。
5、遠隔行動
米国特許第4.943,075号は、遠隔から手動で操作するホイール装着式の
カリバス装置よってスピードコントロールする装置を開示している。遠隔操作式
カリバスは直列形スケートを使用するために採用されているにもかかわらず、な
お2つの重要な障害がある。
遠隔操作の手動ブレーキ装置は、ハンドルレバーに接近するという厄介なことあ
るいはそれをいつも把持し続けなければならないという好ましくないことが要求
される。さらに、手によって発生した力をホイールに伝達することが困難である
。手の疲労の可能性及び加える力の調整の困難性は、このようなブレーキを非実
用的にしている。怪我の恐れのあるケーブルの絡みが生ずる可能性がある。ケー
ブルは通常のスケート走行を妨げる。この遠隔操作カリバス装置は、重量が増し
、費用が増加し、構造を複雑にする。多分最も重要なことは、このようなシステ
ムは、“安定姿勢”という必須の前提なしで作動させられて、ブレーキをかける
ことがスケータ−の釣合いバランスを乱し、またスケータ−を前倒させたり転倒
させたりする。
ブレーキ形状になった摩擦手段としてのスケートホイールの利用は、摩擦による
ホイール内に発生する熱の関する幾つかの問題をもたらす。市場にあるすべての
直列形スケートの標準的なホイール材料は、ポリウレタンであり、これは熱発散
性が極めて乏しく、軟化し易くかつホイールハブコアを薄片にする。過度なホイ
ールの磨耗は、熱の問題によって、あるいはブレーキがかかって回転しないホイ
ールが舗装面を浸食する平らな地点であるという問題によって、頻繁な交換を必
要とする。
6、軸支ホイールの作動レバー
ヨーロッパ特許第90100567.8は、スケートホイールの直接接触する面
に摩擦部材を押しつける操作アームを有する装置を開示している。作動が得られ
るとして提案されている装置は、少なくとも2つの実施例によって表されている
。第1のものは、スケータ−に、(1)スケートラックのヒール部に手を下げて
ホイールに力を伝達するレバーアームに押圧力をかけ、あるいは(2)地面から
足を持ち上げブレーキのかかっていないスケートの部分を使用してレバーアーム
に下向きの押圧力をかけることを要求する。これらの方法の各々は、スケータ−
のバランスを保持し滑動中に転倒することを防ぐ能力に非常に大きな損失をもた
らす。
手動のシナリオは、非常に厄介でレバーアームに届く位置を維持することが困難
であるところの屈み込むことを、さらにその後はぼ下向きの押圧力をかけること
を要求する。上述した姿勢において、効果的きブレーキをかけることは非常に困
難であり、小さな移動であってもスケータ−を転倒させる。一方のスケートのヒ
ールレバーを作動するために他方の持ち上げた足を使用するもう一つの作動の提
案は、直列形スケートの重心と動的平衡を与えられており、それを行うことが非
常に困難であり、危険である。
第2の実施例は、後方ホイールの後にあって、摩擦部材をスケートの最後部ホイ
ールに一緒に移動する軸支アームによって装着されたヒール摩擦パッドを使用す
る。この形状は、リアホイールに発生したブレーキ力を僅かに増加させることが
できるが、概ね上で議論した静止ヒールパッドで言及された問題を有している。
しかしながら、最後部ホイールにかけられるこの力は、有りがちなホイール滑り
の場合に、滑動中のスケートのトラックの実質的不安定さを生み、上に議論した
好ましくなく怪我の恐れのある横向きトルク力を発生させる一因となる。
この文献で述べられたホイールに直接摩擦力をかけるところの提案された特別な
装置は、舗装面や個々のスケートスタイル等によって通常のスケートコースにお
いてホイール形状が常に大きな変化を受けるという事実に基づき、ホイールと摩
擦面との連続的な組合わせに影響をあたえる問題を持っている。接触面との正し
い組合わせを達成することは困難であり、さらに与えられた力による制動力を否
定的に制限する。
一般的に、ブレーキ装置のための遠隔操作装置を利用するものとして提案された
システムは、通常スケートに伴う姿勢で既に普通となっている足及び脚の動きに
よって
達成されることがない装置として定義されており、以下に否定的な要素の幾つか
を説明する:
(a)高い重心によるスケータ−の基本的不安定さに加わる、走行に伴う不安定
さくb)前方傾斜及び転倒を避けるために充分な安定性なしで、操作者がブレー
キを作動させる可能性を排除するために必須の前提である“安定姿勢”の欠如(
C)レバー、ハンドル等にアクセスして、ブレーキの作動を行う際の不便さ、或
いはかかる作動手段を常に握り続けなければならない不便さ。
(d)かかる作動手段を重大な場面で落とす可能性及びそれ故にブレーキ作動が
不能であることに関連した危険。
(e)装置の作動手段がワイヤ等の場合に、乗物、歩行者及び衝突を促進する他
の物によって邪魔される可能性と関連した危険。
(f)極端な外観が指向される市場内におけるかかる手段の消極的な美観。
(g)機械的故障、或いは部品の複雑さを増やす必要があるために他の装置の故
障が導入する危険。
(h)製造費の増加のために、比較的な複雑な、多くの小面を利用する製品に対
する消極的なコスト効果。
(+)人が動力を与え、且つ追加の重量に関連して牽引する、製品の重量が増加
する可能性。
さらに、スケートのホイールに直接作用するブレーキ装置は、以下の問題を受け
る。
(a)特に設計、重量及び経済要因の複雑さによる、たった1つ或いは2つのホ
イール作動の可能性における表面積の限定。
(b)熱の蓄積及びそれによって生じる変形及びポリウレタンのように熱伝導性
が賞弱な材料、あらゆるホイール製品向けの工業標準規格材料に摩擦が加えられ
たときに受けるコアの剥離の可能也
(C)ホイールの磨耗の増大、及びそれによって生じる、より頻繁なホイールの
交換の必要性による或いは、被駆動ホイールの熱変形及び故障のための交換によ
る経済的に不利な点。
(d)高圧力のブレーキ力の適用下でホイールにスキッドによって、及びそれに
よって生じる平滑で、効率的な回転面の欠如によって、ブレーキホイールの周囲
にフラットスポットが蓄積すること。
(e)非ブレーキホイールに対して起こる耐蝕による、及びホイール径の大きさ
の変化による、ホイールの実際の路面接触平面の浸蝕。
(f)ホイール作動ブレーキを行う際の複雑さ、及び高いコスト、故障の可能性
及び過大な重量の望ましくない結果。
(g)上述の要因の及びコスト及びそれに付随する困難性に順応させるホイール
の再設計の潜在的な必要性。
本発明の概要及び目的
本発明は、ブレーキをスケートの後ホイールの後ろに展開して、相当量のスケー
タの体重がブレーキ作用に加えられる手段を提供する。
従って、本発明の目的は、
(1)スケータによって路面と接触する摩擦手段に差し向けられた有効なブレー
キ力の大きな増加を可能にする、直列形スケート等向けのブレーキ手段を提供す
ることにある。
(2)体重にある高い潜在性の力を利用して、加えられたブレーキ力の増加を達
成することにある。
(3)上述によって、乗物、歩行者及び通常のスケート環境に普通の他の危険と
なり得る物との衝突を回避できるように停止するスケータの能力を非常に改善す
る手段を提供することにある。
(4)丘及びスケート環境に普通の他の斜面のより自信のある克服を可能にする
ブレーキ手段を提供することにある。
(5)ブレーキ装置の実際の作動及び利用中、スケータの安定度を非常に増加さ
せることにある。
(6)現在の技術のヒールストップ及び「Tストップ」ブレーキ技術で普通に経
験する、引っ張り力及び怪我の可能性のあるトルク力を相当緩和する装置を提供
することにある。
(7)改善された、安定性及び適用されたブレーキ力によって、スケータの即座
の新停止方法を提供して、それによってブレーキ手段の作動中、「ホッケースト
ップ」と或いはスノースキーに普通の横スライドと同様な小回りの回転スキッド
を行うことにある。
(8)ブレーキ力の下で体重をスケートの前後に移動することによって、加えら
れたブレーキ力の自信に満ち、且つ容易な調整を可能にするブレーキ手段を提供
することにある。
(9)ブレーキ力が作動中に、安定した方向転換を可能にするブレーキ手段を提
供することにある。
(10)安定性及び方向制御にさらに寄与する自動復原的な方向作用を有するブ
レーキ手段を提供することにある。
(11) r安定姿勢」を必要として、減速中に出くわす、衝突を促す不安定力
の緩和を確実にするブレーキ手段を提供することにある。
(12)遠隔作動装置に関する前述の困難性を回避するように作動するブレーキ
手段を提供することにある。
(13)現在のヒールストップを作動し、かくして新装置の利用のために簡単な
移動を行う際に、すでに直列形スケートユーザに普通の足及び脚の動作と技量に
とって作動されるブレーキ手段を提供することにある。
(14)モーメント制御能力を高めたことによって初心者及び中級者を同時に利
し、且つ傾斜面に対する先行技術の非有効性のために、前から危険であった傾斜
のような領域に上級者がアクセスするのを可能にするブレーキ手段を提供するこ
とにある。
(15)スケートのホイールを作動することなく、摩擦及び停止力を達成し、そ
れによって既に触れた問題を招くのを回避するブレーキ手段を提供することにあ
る。
(16)安価で、効果的で、且つ交換が容易な摩擦材料を有するブレーキ手段を
提供することにある。
(17)構成が簡単で、且つ安価で、工業標準規格のヒールストップに交換可能
なブレーキ手段を提供することにある。
(18)取扱やすく、且つ摩擦パッドのような磨耗部品を安全に交換できるブレ
ーキ手段を提供することにある。
(19)スポーツ品消費者によって高く評価される好ましい美観を有するブレー
キ手段を提供することにある。
(20)現在の技術のヒールパッドのようにブレーキに加えられる力を作動させ
、且つ保持する肉体的な能力に影響を与えないパッド磨耗を備えたブレーキ手段
を提供することにある。
(2])磨耗した摩擦パッドは、交換が必要な際に、先行技術のヒールストップ
最早ブレーキ手段を提供することにある。
(22)作動/展開故障の場合に、現在の技術のヒールストップの動力の停止を
可能にするブレーキ手段を提供することにある。
(23) r歩き」或いは狭い場所で操作するときに、危険な回転動作を楽にす
るブレーキ結合手段を提供することにある。
(24)装置の使用からの通常の磨耗が、ブレーキの使用に悪影響を及ぼさず、
ブレーキ力を減じないブレーキ手段を提供することにある。
これらの及び他の目的は、以下の図面の簡単な説明から明らかになるであろう。
図面
図IAは、本発明の“ドアストッ1の実施例によるスケートの等角図である。
図IBは、図IAの状態のブレーキ組立体部分の分解図である。
図1cは、動作状態にある図IAのホイールラック部分の側面図である。
図1Dは、図ICと同じであるが、展開状態での側面図である。
図2Aは、“カム”の実施例の一部の等角図である。
図2Bは、しまい込み位置にある図2Aのスケートのブレーキホイール部分の側
面図である。
図20は、ブレーキ位置にある図2Bの組立体の側面図である。
図3Aは、しまい込み状態にある“プランジャー”の実施例によるスケートの側
面図である。
図3Bは、展開状態にある図3のスケートの側面図である。
図4は、図3のプランジャー組立体の一部の拡大等角図である。
図5は、図4のプランジャーの実施例におけるビン又はカムホロワ−が続くレー
ス路の側面図である。
図6は、磨耗面を延ばすためのプランジャー調節部の部分側断面図である。
図7Aは、しまい込み位置にある“カムホロワ−”を図示するスケートの部分側
面図である。
図7Bは、展開位置にある図7Aと同じ図面である。
図8Aは、しまい込み状態にある“4パーリンク仕掛け”を示すスケートの一部
の側面図である。
図8Bは、展開状態にある図8Aと同じ図面である。
図9は、ブレーキ装置の係止の特徴を示す、部分的に拡大しかつ部分的に疑似模
型である等角図である。
詳細な説明
本発明は、摩擦面をスケートの最後尾のホイールの下に展開する機械的な手段を
取り入れる。ブレーキ作用を望んでいない時、次のブレーキ作用のため摩擦面を
しまい込み位置に戻す。いくつかの好ましい実施例を添付図面に示す。
図IAを参照すると、基本レバーの実施例を示す。スケ−[1は、ブーツ12を
有してもよく、又は、単にブーツ12の取付用プラットホーム13であってもよ
い。いずれの場合も、ホイールラック14はプラットホーム13から垂下してい
る。示した例では、ホイールラック14は、直列形ホイール用であるが、従来の
ローラスケートのトラックホイール装置を支持するようにするのが容易である。
ホイールラック14は一連のホイール16.17.18.19を支持する溝部(
channel)である。
所望ならより多い又は少ないホイールをホイールラック14に付けてもよい。
ホイール1B−19は、それぞれ車軸21,22,23.24のような適当な装
置によってホイールラック14に回転自在に取り付けらね、ラック14によって
角ホイールの両側を支持する。各ホイールi a−i 9は、ホイールに取り付
けられる、ポリウレタンのようなローラ面を有する。
本発明によれば、ブレーキ組立体26は、身体の体重をブレーキに最も容易に伝
え、スケータのための最大の制御を可能にし、かつスケータの足首を中心にした
垂直平面での定回転を最小にするために、最後尾のホイールに取り付けられる。
ブレーキ組立体26について他の位置を用いてもよいが、特に直列形ローラスケ
ートについて、より好ましい位置は後ホイールである。スケータの体重は前ホイ
ール19とブレーキ組立体26との間にあるのが好ましい。図IBでは、ブレー
キ組立体26は、ストップパー29.31の間の弧状の範囲でピボット28を中
心に回転可能なレバー27からなる。ピボット28は、垂直面で回転できるよう
に穴30.35においてホイールラック14に取り付けられる。ストップ29゜
31は、ストップ31におけるしまい込み位置とストップ29の十分展開された
位置との間でレバー27の移動を制限するために、ホイール14に固定して取り
付けられる。レバー27は、ストップ31のしまい込み位置とストップ29の展
開位置との間で旋回するに当たって、ドアストップのように幾分作動する。
レバー27は、プラスチック又は他の適当な材料であるのが好ましく、ロード面
にブレーキ作用をするためにポリウレタンのような耐蝕材料で作られた摩擦ブロ
ック32をレバー27に結合する。ブロック32は、成形された付属物とじて又
はブロックに接合された物として、ブレーキ組立体26の展開を始めるのに役立
つ動作面33を有する。引張ばね14が一方の端部36でストップパー31に固
着される。ばね34の他方の端部は、箇所37においてレバー27に取り付けら
れる。かくして、ばね34は、ブレーキ作用を必要としないとき、ストップパー
31のしまい込み位置でレバー27を保持する。
図1の実施例の作動中、ブレーキ組立体26は、スケータの上げているつま先に
よって展開されて、ホイール17,18.19が地面から離わ、ホイール16だ
けロード面に係止し続ける。スケータ−の足が、プラットホーム13とロードの
間に5°乃至15°の角度で適当な垂直面に足首を中心に下方に回転するとき、
動作面33はロード面に接触する。ひとたび動作面33がロード面に接触すると
、レバー27は、ストップパー29に達するまで、ピボット28を中心に回転し
、ストップパー29の箇所において、摩擦ブロック32は、ロード面と十分接触
する。ロード面との接触は、ブレーキがしまい込まれるまで続き、ひとたびブレ
ーキ作用が動作面33の接触によって横切る面に起き、ブレーキが展開されると
、スケータのつま先を上げ続ける必要はない。ホイール16,17.18は、地
面から離れたままであり、ホイール19だけと摩擦面32はスケータの足を支持
する。ブレーキが展開されている状態で、スケータが体重をスケートに移すと、
摩擦が増加し、前方移動が遅くなる。レバー27と摩擦面32は、ホイールラッ
ク14を上げるのに十分な長さと、ロード面の上で摩擦を最大にする追加ホイー
ル16−18を有する。現在用いられるブレーキ装置と異なり、本発明は、必要
ならばスケータの実質的にすべての体重をブレーキに加えることができる。スケ
ータは、ブレーキ作用を続けるための動作装置に力を加える必要のないのが重要
である。逆に、ブレーキは、ひとたび展開されると、動作装置に力を続けること
なく、再びしまい込まれるまで機能し続ける。パッド、ホイール又は車軸に力を
加えるような従来の装置は、スケータ−がブレーキしたい間、動作装置に力を出
し又は別に加える必要がある。
ひとたび、スケータの速度が所望の程度に変わると、ブレーキ26は開放さね、
再びしまい込まれる。そのようにするために、スケータは、横切る面から摩擦面
32を十分に上げるために、かかとを持ち上げる。このことによって、ばね34
は、レバー27を、ピボット28を中心に反時計方向に回転させて、図1に示す
ストップパー31のしまい込み位置まで戻す。
レバー27は、磨耗したときに管の端部を越えて延びることのできる消しゴムの
ように、管の中に摩擦材料32を備えた管状の材料で作られる。摩擦材料32は
、ホイール16−18が適当な装置によって地面から離れるのを確保するために
、所望の位置で維持される。これらの装置は、摺動リングによって保持された傾
斜した指が、機械的な鉛筆の中の消しゴムと同じ方法で更新可能な摩擦材料32
をつかむカラー(図示せず)を有する。変形例として、摩擦材料32は、自己調
節ドラムブレーキ(図示せず)のようなねじ山ロッド装置によって適当な水準で
調節可能に維持できる。
動作面33は、摩擦ブロック32と同じ材料又は異なる材料である。好ましい実
施例では、動作面33は又、ポリウレタン材料であるが、摩擦ブロック32が磨
耗をより受けるように、ロード面をつかむ摩擦係数を有する。
どのようにブレーキが動作し、次いでブレーキが望まれる限り連続して加えれる
かを図示するために、図IC及び図IDは、それぞれしまい込み状態及びブレー
キ状態にある側面図でスケートの一部を示す。図ICは、矢印で示すように上が
ったつま先を示し、動作面33は、ロード面53にほぼ接触する。動作面が接触
すると、組立体27は、ストップパー31から図IDに示す位置のストップパー
29までピボット28を中心に回転する。図IDのブレーキ状態では、ホイール
19だけと摩擦面32がロード面53に接触する。スケータの体重は、これらの
2つの箇所の間にあり、スケータの前方移動に安定性を与える。逆に、従来のブ
レーキは、ホイールラックの後の箇所だけに力を加える必要があり、不安定性を
もたらす。
スケータがブレーキ組立体27に体重をかけているかぎり、ブレーキ作用が続き
、自輯車のブレーキのように握ったり、或いは、従来のインラインスケートブレ
ーキで爪先を持ち上げる際のように筋力を作動手段に加える必要がないことが、
図1Dから明らかであろう。
図ICを再び参照すると、作動面33をロード面53に接触させることによって
ブレーキを具合よく作動させるためには、ホイール16−19の底に沿った線と
ロード面53の線との間の角度が、5−20”であるべきである。
図2Aは、カム面41がピボット28に回動自在に取付けられている、偏心軸を
持つ実施例を示す。カム面41のためのフォロワは、横切られる(beingt
raversed)面である。摩擦面32はブレーキ作用が最大であるカム面4
1に接着さ江作動面33はしまい込み位置のとき道路に最も近いカム面41に接
着される。
図2Aに示す通常のしまい込み位置において、ねじりばね42が、カム面41を
ストップ43に対して保持する。ピボット28は、図IAに示すのと同じ仕方で
、最後方ホイールの後ろでホイールラック14に取付けられている。半径R1は
、ピボット28が取付けられている点から地面までの距離より短く、しまい込み
位置のとき、カム面41と横切られる面との間の接触はない。
図2Aのブレーキ組立体を係合させるために、スケータは、作動面33がロード
面と接触してカム面41がより大きな半径R2に向かってピボット28を中心に
時計回り方向に回転するように、爪先を持ち上げる。カムのこの回転により、ス
ケートは、ブレーキ面32と前ホイール19の上に載る(図ID)。ブレーキ面
32は、カム41が地面に接触する円弧の点からカムの端まででカム面41に接
着され、このロード面と接触する全ての円弧の点でブレーキ作用が起こる。図I
C及びIDの実施例に示すように、作動面33は、引き金として最も良く機能す
る材料であり、一方、摩擦ブロック32は大きな摩擦力に耐えることができる材
料である。
図2B及び図20は、それぞれ、しまい込み位置、ブレーキ位置にあるブレーキ
を備えたスケートの一部分を示す。図2Bでは、ばね42がカム41をストップ
43に対して保持し、作動面33はロード面53に最も近い。ブレーキ作用を起
こすために、スケータは、爪先を、面33をロード面53に対して接触させるの
に十分なだけ、典型的には角度5−20°、持ち上げる。接触が起こると、カム
面41が図20に示す位置まで時計回りに回転する。ブレーキ状態では、ロード
面53が面32を連続的に磨滅させ、一方、スケートとロード面53との間の他
のもう一つの接触であるホイール19が、スケータの前方運動とともに転がる。
ブレーキ作用が前方運動を十分緩めたとき、スケータは、単に踵を、ブレーキ面
32をロード面53から外すのに十分持ち上げ、その点で、ばね42がカム41
がストップ43に当接する図2Bに示す位置まで、カム41をピボット28を中
心に回転させる。
図2A及び図Cの実施例は、カム面41が円弧面であるので、図IA−IDの実
施例よりいくらか円滑な展開を提供する。
図3Aは、しまい込み位置にある、本発明のプランジャ付き実施例を備えたスケ
ート11の側面図である。プランジャ46は、プランジャのハウジングの各半部
の耳部49.50のそれぞれ中と、ホイールラック14の中とを通るボルト47
.48によって、ホイールラック14の後端に取付けられている。ボルト47.
48上のナツト(図示せず)が、プランジャハウジングの両半部をホイールラッ
ク14に固定する。摩擦パッド52が、図3Aのしまい込み位置では、プランジ
ャ46から僅かに延びる。
図3Bは図3Aと同じスケートを示すが、図3Bでは、摩擦パッド52が接触面
53と接触するようにプランジャ46が展開されている。上述した実施例と同じ
ように、ブレーキが図3Bのように配置されると、摩擦パッド52は接触面53
に係合し、ホイール16.17.18を接触面の上に持ち上げる。最前方ホイー
ル19だけが、面53上で転がり続ける。スケータの体重の殆どの部分が、面5
3に係合しているパッド52で支えられる状態にされ、前進速度を緩める。
図4は、図3A及び図3Bのプランジャ46の等角図である。プランジャ46は
、4本のボルト57−60及びナツト(図示せず)で−緒に固定された2つの半
部54.56とを有するハウジングからなる。ボルト58.59は、穴6I、6
2でハウジング半部56の中を、穴63.69でハウジング半部54の中を通る
。ナツト(図示せず)は、ボルト58.59に螺合され、ハウジングを近い側で
固定している。遠い側での同様の固定が、ナツトと、57.60で示すボルトと
によって行われ、ボルトは半部56の穴66と半部54の関連した穴(図示せず
)の中を通る。4本目のボルト60は穴67の中を通り、半部54.56の取付
けの4つの点を提供する。図4に示すように、プランジャ46の半部54の耳部
49.51は、ホイールラックのスケータの右側面に適合し、一方、耳部68.
69は左側面に適合する。図4に示すように、ボルト47.48が、穴71と7
2.73.74の中をそれぞれ通る。ボルトは、又、ホイールラック14の中を
通り、ホイールラックをハウジング半部54.56の間に把持する。
ハウジング54.56内には、ブロックホルダ76に保持されたばね付勢摩擦ブ
ロック52がある。圧縮ばね77がブロックホルダ76を取り巻き、ばねの底部
がブロックホルダ76のばね用肩部78に、頂部がハウジング56のばね用肩部
79に当たる。ハウジング半部54は、79で示すものと同じ対応する肩部を有
する。
ブロックホルダ76の各側面は、側面から突出するビン即ちカムフォロワ81を
有し、その一方を図4に示す。各ハウジング半部は、ホルダ76のビン81を案
内するためのトラック即ちカム面82を有するようにつくられた。
図5は、図4のブロックホルダ76及びハウジング56の側面のカム及びカムフ
ォロワの詳細である。ハウジング56の側面のトラック82により、ビン81は
種々の位置の間で移動でき、これによって、ブレーキがしまい込み状態から展開
状態まで進み、そして再び戻る。かくして、図5に示すように、実線で示すビン
81は、しまい込み位置63にあり、この位置では、通常作動では移動がない。
スケータが、爪先を、作動面53を道路53に対して係合させるのに十分持ち上
げたとき(図1C)、ビン81は、ブレーキ組立体をしまい込み位置に保持して
いるばねの力が打ち負かされる解放位置である図5の位置84まで移動し、そし
て、プランジャは下方に動き、ロード面と接触する。位置86は、完全伸び位置
である。次いで、ビンがブレーキ位置87にあり、そこでビンは他の位置よりも
よりしっかりと維持され、これは、しまい込み位置83に匹敵する。
前進速度を十分に緩めると、スケータは踵を持ち上げ、その結果、摩擦面32は
もはや道路と接触しない。これは、ビン81を87で示す位置から戻り位置88
に解放し、この戻り位置88で、ビンはしまい込み位置に戻ることができる。
パッド52を面53にあてて動かすことにより、ビン81が位置89に移動しな
がら、プランジャが引っ込む、その後、ビン81が図5に実線で示す元のしまい
込み位置を占める。
図6は、磨耗に順応するように調整可能である摩擦ブロック52を示す、部分的
に断面にした図4のプランジャである。ブロックホルダ76は摩擦ブロック52
を取り囲み、この摩擦ブロックは長手方向にくり抜かれた中央ネジ付ぎ通路91
を有する。対応するネジ付きシャフト92が通路91に挿入され、効果的なブレ
ーキ作用のために必要とされるとき、組み合わされたシャフトとブロックとが、
摩擦面の伸長及び引っ込みを容易にする。ホルダ76に対するブロック52の調
整は、シャフト92のネジなし端部に取付けられた回転ノブ93によって行わ娠
これは穴94でブロック52の中を通っている。シャフト92は、シャフトキー
パ96によって適所に維持される。
図7Aおよび図7Bは、図4および図5のビンおよびトラック、又はカムおよび
カムホロワ−の実施例の変形例を示す。図7Aおよび図7Bでは、より大きな摩
擦ブロック101が、平面53とのより大きな接触領域のゆえに、より効果的な
ブレーキおよびより長いブレーキ耐用年数を可能にする。ブロック101はビン
102および103によってホイールラックに取り付けられており、ビン102
および103は、それぞれ、ホイールラックに設けられた開口であるトラック1
04および106の面をたどるカムホロワ−として役立つ。ビン102および1
03は、図7Aに示すしまいこみ位置と、図7Bに示す展開位置との間を動く。
ラック4に位置108で、又、ビン103に位置109で取り付けられたばね1
07がブレーキを必要とするまでしまいこみ位置にブロックを保持する。
これまでと同様に、スケータは、ブロック101を接触平面53に接触させるた
めにつまさきを上げると、ビン102および103は、トラック104および+
06を下降して図7Aに示す位置から図7Bに示す位置に移動する。展開される
と、ホイールラック104にシャフト21.22.23上に取り付けられたホイ
ール16、I7.18は、最前方ホイール19とブロック101だけが地面53
と接触した状態で地面から離れる。
カムおよびカムホロワ−原理についての別の変形例がラックアンドビニオン(図
示せず)であることがわかるであろう。カム104.106とカムホロワ−10
2,103の間のころがり関係と対比して、ラックアンドピニオンの歯は、スケ
ータの体重の力を機構の摩擦抵抗力により打ち消すことを可能にする。
図8は、4バーリンク仕掛けを用いたブレーキをもつ直列形スケートの側面図を
示す。図8Aは、しまいこみ位置にあるリンク仕掛けを示し、図8Bは、展開位
置にあるリンク仕掛けを示す。リンク112および113は、2つの位置の間で
効果的に動くことができるように各々の端においてビンのまわりで回動すること
ができる。
リンク112は、ビン114によってホイールラック14に留められている。
ビン11.6は他方の端において、摩擦ブロック118を保持するキャリヤ11
7に留められている。同様に、他方のリンク113は、ビン119によってホイ
ールラック14に留められており、又、ビン11によってキャリヤ117に留め
られている。
ブレーキ組立体litは、図8Aのしまいこみ位置にばね122によって保持さ
れており、ばね122は、ホイールラック14に位置123で取り付けられてお
り、又、キャリヤ117に位置124で取り付けられている。スケータがブレー
キをかけることを望むときには、スケータはっまさきを上げて摩擦パッド118
を接触平面53に接触させる。これにより、4バーリンク仕掛けは図8Bの展開
位置に落下し、ここで、ホイール16.17.18は地面を離江ホイール19と
パッド118だけがスケートと平面53の接触部となる。ブレーキ作用の度合い
は、摩擦パッドにかけられるスケータ−の身体の体重の量によってコントロール
することができる。リンク111は、スケータがブレーキ組立体上で立っている
間ブレーキを展開状態に係止するためリンク111.112を垂直位置をわずか
に越えた位置に維持するストップによって制限される。ブレーキが完全にかかっ
たとき、スケータが踵を上げると、ばね122はブレーキ111を図8Aに示す
そのしまいこみ位置に引っ込める。
図9は、ブレーキを展開状態に係止するブレーキ係止装置の等角図である。ブレ
ーキが展開されて、展開状態に係止されると、スケータは、歩いて階段を昇り降
りしたり、転がることなく面を横切ったり、或いはその他の仕方でスケートをは
いたまま不格好ではあっても安定した状態で巧みに動くことができる。スキー靴
のように、それほど容易ではないとしても、スケート又は靴をはいたまま動きま
わることができることが望ましい。
図9は、ブレーキ27をしまいこみ位置に移動させないようにするためにカム面
41に設けられた穴1’ 32に係合するブツシュボタン130を示す。ブツシ
ュボタン130は穴132に係合して、スケータが階段又はその他の面と2つの
接触点、すなわち、前方ホイール(図示せず)および摩擦面32しかもたないよ
うに組立体をブレーキ作動位置に係止する。ブツシュボタン130は、ブツシュ
ボタン130が穴132の中にある係止状態と、ブツシュボタン130が穴13
2の外にあり、戻りばね134によって解放プレート133に押しつけられる解
放状態との間で動くことができる。ばね134は、図9の右方向に向けてブツシ
ュボタン130を保持プレート133に押しつけるのに役立つ。ブツシュボタン
130はその周囲に、ブツシュボタン130がプレート133を通り抜けないよ
うにするためのリッジ131を有する。保持プレート133は、プレート133
に設けられた穴13Bおよび139をそれぞれ貫通するねじ136および137
によって所定位置に保持される。ねじ136および137は、ホイールラック1
4によって穴141および142にそれぞれ固着される。ねじ136は又、ブツ
シュボタン132をその係止位置と解放位置の間で動くことができるようにする
プレート133とラック14の間のスペーサ143を貫通する。ねじ137は又
、スペーサ134に対応するスペーサとして役立つばかりでなく、ブツシュボタ
ン130をその係止位置に保持する手段としても役立つ位置係止ばね144を貫
通する。
ブレーキを係止するには、スケータは、ブレーキを、カム41に係合し、カム4
1をピボット28を中心にして摩擦面32がロード面に当たる図9に示す展開位
置まで回転させるようにスケートのっまさきを上げることによって展開する。
スケータは、ブツシュボタン130を内方に(図9の左方向に)押してブツシュ
ボタン130を穴132に挿入する。位置係止ばね144はブツシュボタン13
0を穴+32に保持し、それによって、カム41をピボット28を中心にして回
転しないようにする。
ブレーキを解放するには、スケータは、踵に体重をかけて、位置係止ばね144
の保持ノJに打ち勝つほど十分に反時計方向にカム4Iを回転さぜる。ばね14
4からブツシュボタン130が解放されれば、ブツシュボタン130は、戻りば
ね134によって図9の右方向に移動して解放状態になり、それによって、ブツ
シュボタン130は、穴132から引っ込められて、ばね134によって保持プ
レート133に衝合する。
普通の惰性動作は、ホイールが前方に転がっている間、ホイールの上で直立して
いることである。前進の勢いをゆるめる間、普通の惰性動作を取り続けることが
本発明の意図するところである。これは、ブレーキを動かして、摩擦パッドがロ
ード面に係合するように横切っている面の平面を破ることによって達成される。
展開されたなら、スケータはスケートの上で直立したままでいればよく、スケー
タの前進移動は減速さ札厄介な、或いは心地のよくないスケート操作を必要とし
ない。一旦ブレーキが作動された後は、それ以上作動器に力をかける必要はなく
、展開された摩擦パッドに伝えられるスケータにかかる重力がブレーキ作用を行
うのに役立つ。
これまで説明した各々の実施例では、ブレーキ作用を必要としないときには、摩
擦ブロックとその作動面は地面に偶発的に接触しないことが好ましい。例えば、
スケータが身体を傾けてターンにはいるときには、ホイールはその側部でかなり
支えられるから、広い摩擦ブロックは偶発的に接触平面に接触するかもしれない
。
本発明を実施するに際して2つの安全特徴を考慮すべきである。第1に、摩擦ブ
ロックの最下点又は作動面と後方ホイールの最も下の接線とを結ぶ直線は、横切
っている面に対して少なくとも5°から20°までの角度をなさねばならない。
かくして、ブレーキがロードに対して5°以上であれば、通常は、偶発的な展開
を回避することができる。第2に、作動面又は摩擦ブロックは、後方ホイールの
側部を横方向に越えて延びてはならない。直列形スケートでは、このことは、ブ
レーキの初めの接触点が、後方ホイールよりも狭くなくてはならないことを意味
する。かくして、スケータが非常に大きく身体を傾けたとしても、ブレーキは偶
発的に展開されることはない。
これまで説明してきた実施例は、スケートに対するブレーキの動きを示す。ブレ
ーキ面がホイールの底の平面に侵入しさえすれば、スケータがブレーキに対して
動かされてもよいのがわかるであろう。ホイールによって形成される通常のスケ
ート平面の下にブレーキ手段を降ろすための本発明のその他の実施例を当業者は
容易に思いつくであろう。
FIG、2A
FIG、5
FIG、6
FIG、9
フロントページの続き
(72)発明者 ウルリク ロバート ジ−アメリカ合衆国 カリフォルニア州
アラメーダ クリントン アベニュー 2262(72)発明者 ウィルケス
ロバート ディヴイッド ジュニア
アメリカ合衆国 カリフォルニア州 パークレイ グランド ストリート242
0
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.後部ホイールの前方に少なくとも1つのホイールを有する、地面の上をスケ ートするための、スケータの足に縛りつけられるローラー装置用のブレーキにお いて、前記ホイールの量も低い箇所の平面より上のしまい込み位置と前記平面よ り下のブレーキ作用位置との間で、前記平面に関して移動できる摩擦手段と、前 記摩擦手段を前記平面に対するしまい込み位置からブレーキ作用位置へ展関させ るための手段と、前記摩擦手段をしまい込み位置へ前記平面に対して移動させる ための戻り手段とを有することを特徴とする、改良されたブレーキ。 2.摩擦手段を展開位置からしまい込み位置に戻すための戻り手段が、ばねであ ることを特徴とする、請求項1に記載のブレーキ。 3.展開させるための手段が、支点を中心に回転できかつ前記摩擦手段を支持す るレバーを有し、前記レバーは、レバーが回転するとき、前記摩擦手段をしまい 込み位置と展開位置との間で移動させ、さらに、しまい込み位置と展開位置への 、支点を中心としたレバーの回転を制限するストップ手段を有することを特徴と する、請求項1に記載のブレーキ。 4.展開させるための手段が、しまい込み位置と展開位置との間で回転するよう に支点に取り付けられたカム面と、前記2つの位置を定めるストップ手段とを有 することを特徴とする請求項1に記載のブレーキ。 5.摩擦手段が、ハウジングと、摩擦パッドの磨耗に順応させるため摩擦パッド を伸長させまたは引っ込ませるように、前記ハウジングに調整可能に取り付けら れた摩擦パッドとを備えることを特徴とする、請求項1に記載のブレーキ。 6.展開させるための手段が、スケートの最も後方のホイールの後部に取り付け られたプランジャーを備え、前記プランジャーは、しまい込み位置と展開位置と の間で、ほぼ垂直平面内で移動できる摩擦パッドを収容するハウジングを有する ことを特徴とする、請求項1に記載のブレーキ。 7.展開させるための手段が、摩擦手段をしまい込み位置と展開位置との間で移 動させる4本のバーリンク仕掛けからなることを特徴とする、請求項1に記載の ブレーキ。 8.後部ホイールの前方に少なくとも1つのホイールを有する、地面の上をスケ ートするための、スケータの足に縛りつけられる、ローラー装置用のブレーキに おいて、 (1)ブレーキを作動させるための手段と、(2)ブレーキ力を連続的に加える ための手段と、(3)ブレーキ作用が不要のときに、ブレーキをしまい込む手段 とを有し、ブレーキ力を加えるための手段が、前記作動させるための手段、また は、前記しまい込む手段とは独立している、改良されたブレーキ。 9.摩擦手段を前記平面に対して展開状態に係止する手段を有し、それにより、 スケータは、ホイールで滑るのではなく、スケートの摩擦パッドと前ホイールで 歩くことができることを特徴とする、請求項1に記載のブレーキ。 10.ホイールがホイールラック内にあり、ホイールラックは、スケートモード とブレーキ作用モードとの間で、スケートの爪先に向う箇所を中心に回転し、ま た、ホイールラックは摩擦手段に対して移動することを特徴とする、請求項1に 記載のブレーキ。 11.(1)しまい込み位置と展開位置とを有する摩擦手段と、(2)作動手段 と、 (3)ブレーキ手段を展開位置からしまい込み位置に移動させるためのしまい込 み手段とを有し、 摩擦手段は、一旦展開されると、展開位置から解除されるまで、更なる追加の作 動努力なしで展開位置にとどまる、改良されたブレーキ。 12.後部ホイールの前方に少なくとも1つのホイールを有し、スケータがホイ ールで前方に進む、地面の上をスケートするための、スケータの足に縛りつけら れるローラー装置の制動方法において、(1)摩擦装置を、ホイールの最も低い 箇所の平面より比較的高いしまい込み位置から、前記平面より比較的低い展開位 置に移動させ、(2)少なくともスケータの体重の一部を摩擦手段に掛けて、ス ケータの前方移動を減速させ、 (3)十分な減速が起こったとき、摩擦手段を前記平面より上のしまい込み位置 に戻す、ローラー装置の制動方法。 13.スケータの体重のほぼ全体を摩擦手段に掛けることを特徴とする、請求項 12に記載のローラー装置の制動方法。 14.後部ホイールを、横切る地面と接触させたまま、スケータがスケートの爪 先を持ち上げることにより、摩擦手段をローラー装置に対して下げ、摩擦手段を 地面に十分に接触させて、摩擦手段を展開させることを特徴とする、請求項12 に記載のローラー装置の制動方法。 15.摩擦手段に近いスケートの部分を、横切る地面との接触から解放するため に十分に持ち上げ、かつ、摩擦手段をしまい込み位置に戻すため、摩擦手段に力 を加えることによって、摩擦手段をそのしまい込み位置に戻すことを特徴とする 、請求項12に記載のローラー装置の制動方法。 16.ブレーキサイクルを開始するため、摩擦手段を下げることによってブレー キ作用が達成され、一旦作動されると、ブレーキ作用状態を維持するのに、ロー ド面に対する、摩擦を越える更なる力を作用させる必要がないことを特徴とする 、請求項12に記載のローラー装置の制動方法。 17.力を摩擦手段に加えている間、前ホイールを中心として回転させることに よってブレーキ作用を容易にし、それにより、回転機能でブレーキ機能を増大さ せることを特徴とする、請求項12に記載のローラー装置の制動方法。 18.スケータの体重を、足首から、前ホイールとブレーキパッドとの間の箇所 でスケートに加え、それにより、ブレーキ荷重が、主としてスケータの下方脚部 ではなく、上方脚部で支持されることを特徴とする、請求項12に記載のローラ ー装置の制動方法。 19.地面の上をスケートするための、スケータの足に縛りつけられるローラー 装置の制動方法において、 (1)力を加えてブレーキサイクルを作動し、(2)作動力とは独立して、また 通常の惰性運動に受ける、スケータの前方推進力を減速する摩擦面に抗してのブ レーキ力を作用させ、(3)前方推進力が所望程度に減速されたときブレーキ力 を解放し、さらに、(4)ブレーキをしまい込む、 ローラー装置の制動方法。
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