JPH07503166A - 粘液を溶かすため肺に機能的影響を与える装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 粘液を溶かすために肺を機械的に調節するための装置本発明は、粘液を溶かすた めに肺を機械的に調節するための装置に関する。

肺の中で粘液の溶解を促進するために、肺の範囲で患者を打診することは肺病の 療法に属する。この打診は従来手で行われ、打診時の正しい手の位置と患者身体 での方向順序を習得した専門看護要員を必要とする。病院や療養所において看護 要員が過度の負担を受けると、打診が車になお散発的に、過度に迅速に行われ、 もはや所要の慎重さでは行われないおそれがある。更にこの場合、看護要員のう まさの違いも明らかとなる。

本発明の課題は、患者の打診をこのために看護要員を必要とすること１工＜、実 行することのできる装置を提供することである。

この課題が本発明によれば、個々に又は群ごとに駆動可能な複数の打診体を備え て患者の胸及び／又は背に当接可能な支持体によって解決される。

本発明により構成された装置では、制御装置を介して個々の打診体又は打診体群 の駆動を希望する順序に従って制御することができる。打お体と患者身体との間 隔及び打診強さを調整することもでき、打診体の配列、その構成、その順序制御 及び均一！Ｊ打１診強さによって、打診個所が忘れられることもない最適な処置 が確保されている。

この装置は、床についてい！よい患者が看護要員の助けなしでも使用することが できるように構成することができる。この１こめに支持体は、昔利には、２つの 前部と１つの背部とを備えｔこチョッキ方式に構成しておくことができ、諸部分 は少なくとも部分的に長さ調整可能なベルトによって互いに結び合わせておくこ とができ、かつそれぞれ複数の打診体を何することができる。このようなチョッ キは、患者の上半身のさまざまな大きさに合わせることができる。しかしこの装 置は、打診体を備えた軟質マット方式に構成しておくこともでき、そのうえに患 者が横たわることができ、それ故に特に寝たきりの患者にも使用することができ る。このようなマットは寝たきりの患者が上半身をそれに載せるように、患者の 下に押し込む必要があるだけである。装置の大切は患者自身が行うこともできる 。

前記２つの実施態様において、本発明の装置は身体に接触する器械にめられる衛 生上の要求を完全に満足するように製造することができる。このために打診体は 、有利には飛沫保護されて、しかし交換可能に支持体の２つの外壁間に設けてお くことができ、そのうち少なくとも患者身体に対向した内壁の少なくとも打診体 Ｑノ範囲が軟質に形成されている。閉じられた外壁は化学薬剤で容易に消毒する ことができ、その際外壁によって患者との直接的接触から遠ざけられている打診 体が影響を受けることはない。打診体は凹面円板として構成しておくことができ 、その凹面側が患者身体に向けられており、円板は患者身体に背向された背面が その駆動装置と接続されている。打診体は望ましくはゴム弾性鐘体として構成し ておくことができる。

各打診体に割当てられた駆動装置は、各種のもの、例えば電磁式、液圧式又は空 圧式駆動装置とすることができる。安全上の理由から、重さの理由からも、殊に 別の装置のためにも圧縮空気接続口が用意されている病院で本装置を使用する場 合、空圧式駆動装置が好ましい。打診体用空圧式駆動装置は、望ましくは制御装 置を介して圧縮空気源に接続可能かつ排気可能な少なくとも１つの容積可変圧縮 空気室を有することができ、圧縮空気室は、例えば空気の超過圧力を受けて弾性 拡張可能な壁を形成し、又は調整可能なピストンを備えた剛性シリンダによって 開田しておくこともできる。

本発明により構成された装置の２つの実施例を添付図面に基づいて以下に詳しく 説明する。

図１３と図１ｂはチョッキとして構成された装置の正面図と背面図である。

図２は図１８のＩＩ　−ＩＩ線に沿ったチョッキ部分の横断面図である。

図３は打診体車体の拡大断面図である。

図４はマットとして構成されたｇ置の平面図である。

図５は図４のｖ−■線に沿ったマットの横断面図である。

図６はマットの打診体のための駆動装置の略示図と、空気圧制御回路におけるそ れらの相互配列を示す。

図１ｍと図１ｂは粘液を溶かすために肺を機械的に調節する装置を示しており、 該装置はチョッキ１０として構成されて、患ｆｉ１１に当てられている。チョッ キＩＯは２つの前部１０．１　、１０．２と一体な背部１０．３とからなる。３ つのチョッキ部分１０．１〜１０．３はｌ１ｉＪ縁範囲１２に沿って、Ｗｉ縁範 囲１３に沿って、場合によってはなお高範囲１４でも、長さ調整可能なベルト又 はひもによって互いに結合されており、チョッキ１０は患者上半身のさまざまな 齢に合わせることができる。見易くする理由から、ベルトとひもは図面に示され ていない。しかし衣服部分片のこのような結合は、例えばコルセットの方から公 知である。２つのチョッキ１ｒＬ１部＋０．１．１０．２が男性患者と女性患者 とで特別の裁断を裔し、又図１に丸で示唆された打診体１５のさまざまな分布も 有することができることは自明である。

各打診体１５が独自の駆動装置を備えており、該装置がすべて１つの制御装置と 接続されており、制Ｗ装置は打診体１５の特定の操作順序を引き起こし、かつ女 性患者の高範囲でチョッキの両前部１０．１，１０．２に設けられた打診体１５ が遮断可能となるように設計しておくことができる。制卸装置の１例が図６に示 されており、以下になお説明される。

チョッキ１０の場合、空気圧操作式打診体が設けられている。

打診体１５は図２に示すように、扁平なゴム弾性鐘体のＥ状であり、図３の断面 図に示すように、この鐘体が空圧式駆動装置２０のピストン１８のピストン棒１ ７の成端円板１６上に設けられており、ピストンはシリンダケース１９のなかで 戻しはね２１の力に抗して圧縮空気によって調整可能である。シリンダケース１ ９はシリンダ室１９．１のために２つの接続口２２．２３を有しており、そのう ち既に述べられた制御装置を介して、接続口２２が圧縮空気源に接続され、接続 口２３は別の打診体１５の駆動装置２０の接続口２２と接続しておくことができ る。図３はピストン１８を静止位置で示す。駆動装置２０が作動すると、ピスト ン１８は図３において上方に移動して、一定行程後に接続口２３を解放する。

空圧式駆ｍ装置２０はシリンダ／ピストン装置として構成しておかねばならない のではなく、打診体１５と接続された吸排ベローズとして構成しておくこともで き、該ベローズは適切に適合された制御装置を介して特定の順序で圧縮空気源に 接続され、又再び排気される。打診体１５は鐘形状とは異なる別の形状を有する こともできる。

空圧式駆動装置２０のシリンダ体１９が取付フランジ２０．１を備えており、該 フランジを介して駆動装置２０は打診体１５と一緒に、図２に示すように、チョ ッキ部分１０．１〜１０．３の軟質支持布２５のなかで交換可能に係止されてい る。図示実施例においてこの係止に役立つのが押ボタン２６である。チョッキ部 分１０．１−１０．３の打診体１５を備えた範囲は膨張可能な詰物体２４によっ て制限されており、詰物体はチョッキ部分の縁と図１ａ。

図１ｂに示された患者１１の肋骨弓１１．１とに沿って延びており、打診体１５ のために自由打診行程が得られるように、患者静止８態のとき打診体１５の間隔 を詰物体で調整することができる。

鐘状打診体１５を介して、軟質水密フィルム２７が緊張し、該フィルムがチョッ キ部分の閉じられた内壁を形成し、芸内壁は個々の打診体１５間でこのような詰 物挿入材２８を介してチョッキ部分の支持布２５と結合されている。チョッキの 外面も閉じられて水密な安定した柔軟なフィルム２９によって形成され、該フィ ルムは図２に示すように、シリンダケース１９の前面でファスナーによって係止 されている。つまり打診体１５と駆動装置２０は飛沫密に、外フィルム２９と内 フィルム２７との間に設けられており、しかしフィルムは打診体１５を交換する ために取外し可能であり、又はファスナーによって開口可能である。

図４は打診体１５を備えた２つの布張りはね３１．３２が内部に構成されている マット３０としての本装置の実２Ｉｉｌｉ態様を示す。

図５の断面図が示すように、マットはほとんど剛性の基板３３かうなり、２つの はね３１．３２を限定する膨張可能な詰物室３４が基板上に設けられている。ｆ ＆初に膨張される詰物室３４でもって患者身体の静止位置のときマットの間隔も 調整することができる。打診体１５は図１〜図３の実施例におけると同じ構心で あり、空圧式駆動装置２０でもってやはり支持布２５′内に係止されている。２ つの範囲３１．３２はマット３０の上面側がファスナーで保持されてマット全体 を覆う軟質フィルム３５によって覆われ、下側では基板３３によって閉じられて いる。マット３０は片側に同様に基板３３上に設けられた制御部３６を有してお り、制ｍ棚は同様に軟質フィルム３５によって部分的に覆われており、制御部の なかに打診体１５を空気圧で駆動するために制御装置の部材があり、かつ操作キ ーが設けられている。制御部品、つまり空圧弁と操作キーは図面に示されていな い。操作棚３６はマット３０に横たわった患者の下で横に張り出し、操作キーは 患者にも接近可能である。

図６はマット３０の両ばね３１．３２に配設された空圧式駆動装ｆａ２０と、制 御装置内で使用される制御・切換弁３７〜４１を賂示配列で示す。略示された圧 縮空気源４２から切換弁３７及び分配弁３８を介して、前後で２群に設けられた 空圧式駆動装置２０が操作される。制御可能な切換弁４１を介して、圧縮空気が 膨張可能な詰物室３４内に希望する程度に送られる。膨張可能な詰物室３４に代 えて、弾性変形可能な詰物体３４を基板３３に載置しておくこともできよう。

既に述べたように、駆動装置２０と制御装置はさまざまに構成しておくことがで き、それ故に図６に示された制御装置の正確な説明は省かれる。空圧式駆動装＠ ２０に代えて、電気絶縁に関して安全支出を高めて、１１１ｉｔｔＷへの本装置 の接続を可能とし又こうしてその応用範囲を拡大する電磁装置も使用することが できる。

国際調査報告 １□１１−１ｌＩ＋−１ρＣＴ／ＥＰ　９３１００４８１フロントページの続き （８１）指定国　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、ＥＳ、ＦＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＥ、ＩＴ、ＬＵ、ＭＣ，ＮＬ、ＰＴ、ＳＥ） 、０Ａ（ＢＦ、ＢＪ、ＣＦ、ＣＧ、ＣＩ、ＣＭ、ＧＡ、ＧＮ、ＭＬ、ＭＲ，ＳＮ 、ＴＤ。

ＴＧ）、ＡＵ、ＢＢ、ＢＧ、ＢＲ，ＣＡ、ＦＩ、ＨＵ。

ＪＰ、　ＫＰ、　ＫＲ，ＬＫ、　ＭＧ、　ＭＮ、　ＭＷ、　Ｎｏ、　ＰＬ、ＲＯ ，ＲＵ、ＳＤ、ＵＳ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １粘液を溶かすために肺を機械的に調節するための装置において、個々に又は群 ことに駆動可能な複数の打診体（１５）を備えて患者（１１）の胸及び／又は背 に当接可能な支持体（１０；３０）を特徴とする装置。 ２個々の打診体（１５）又は打診体群の駆動装置（２０）を順序制御するための 制御装置をそれが有することを特徴とする、請求項１に記載の装置。 ３支持体が２つの前部（１０．１，１０．２）と１つの背部（１０．３）とを備 えたチヨツキ（１０）方式に構成されており、それらの部分が少なくとも部分的 に長さ調整可能なベルトによって互いに結び合わされており、かつそれぞれ複数 の打診体（１５）を有することを特徴とする、請求項１又は２に記載の装置。 ４支持体が打診体（１５）を備えたマツト（３０）方式に構成されており、その うえに患者が横たわることができることを特徴とする、請求項１又は２に記載の 装置。 ５打診体（１５）が水密に支持体（１０；３０）の２つの外壁（２７，２９；３ ３，３５）間に設けられており、そのうち少なくとも患者身体に対向した内壁（ ２７；３５）の少なくとも打診体（１５）の範囲が軟質に形成されていることを 特徴とする、請求項１ないし４の１つに記載の装置。 ６打診体（１５）が患者身体に向かって凹面円板として構成されており、患者身 体に背向された背面がその駆動装置（２０）と接続されていることを特徴とする 、請求項１ないし５の１つに記載の装置。 ７打診体（１５）がゴム弾性鐘体として構成されていることを特徴とする、請求 項６に記載の装置。 ８打診体（１５）を有する支持体（１０；３０）の範囲が詰物室（２４；３４） によつて限定されており、該室が少なくとも部分的に静止状態にある打診体（１ ５）と患者（１１）の身体との間隔を調整するために膨張可能であることを特徴 とする、請求項１ないし７の１つに記載の装置。 ９打診体（１５）が空圧式駆動装置（２０）を備えており、該駆動装置が制御装 置を介して圧縮空気源（４２）に接続可能かつ排気可能な少なくとも１つの容積 可変圧縮空気室（１９．１）を有することを特徴とする、請求項１ないし８の１ つに記載の装置。 １０打診体（１５）が電磁式及び電気順序制御式駆動装置と接続されていること を特徴とする、請求項１ないし８の１つに記載の装置。