JPH075028U - 金属溶湯に用いる不活性ガス応用のレベルセンサー - Google Patents

金属溶湯に用いる不活性ガス応用のレベルセンサー

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JPH075028U
JPH075028U JP4481893U JP4481893U JPH075028U JP H075028 U JPH075028 U JP H075028U JP 4481893 U JP4481893 U JP 4481893U JP 4481893 U JP4481893 U JP 4481893U JP H075028 U JPH075028 U JP H075028U
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JP
Japan
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gas
molten metal
filling cylinder
inert gas
detection end
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Pending
Application number
JP4481893U
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English (en)
Inventor
俊二 望月
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TOUNETSU Co Ltd
Original Assignee
TOUNETSU Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】この考案は、常時不活性ガスを検出端部に充填
させておくガス充填筒を具備し、その中に検出端を挿入
しているので検出端で酸化物や汚染で生じる測定誤差を
避ける。 【構成】炉本体1の溶湯面2を測定するため、検出棒6
78を内装するガス充填筒を用意する。図の如く検出端
は常に不活性ガスで被覆されているため酸化物もなく、
保温効果も大きい。ガス充填筒は下端がチョークしてあ
るため、溶湯の侵入汚染もなくクリーンで液面測定がで
きる。

Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】 本考案は金属溶湯の溶解炉、保持炉の1部品として必ず使用される液面計 であるが検出端に於いて酸化物や汚染物で生じる測定誤差が避けられず頻繁 に除去作業が必要となっていた。 露出検出棒に保護管を取付けガス充填筒に挿入した一形式にした所不活性 ガス充填の為酸化物も発生しなくなり、汚染物も侵入してこないのでクリー ンな溶湯液面で常時測定出来るようになった。従って測定誤差も殆どない上 に掃除の作業も不要となっている為産業上の利用価値は大きい。 【0002】 【従来の技術】 従来用いられている液面計はガス充填筒形式でなく、露出検出端の為に酸 化物による測定誤差が大きい。単に掃除の回数が増えているだけでなく、こ れに伴って液面の揺動からくる誤差、及びガス充填筒内でない為気温の変化 で生じる電気的誤差も精密測定としては微妙に影響を与えていた。 【0003】 【考案が解決しようとする課題】 1.液面計の検出端に酸化物及び汚染物を発生又は侵入付着させない事。 2.頻繁に実行される取除き作業を減少させるか、皆無とする事。 3.検出端部の溶湯金属の濡れ面を先鋭なつらら状にしない事。(測定誤差 が大きい) 【0004】 【課題を解決する手段】 本考案は上記の欠点を解決する為 1.液面計の検出棒をガス充填筒に内装した形式として常に不活性ガスで充 満させる改造とした事。 2.従って検出端は常に不活性ガスで被覆される為酸化物もなく、充填ガス による保温効果も大きい。これに伴い気温変化が生じるような電気的な誤 差もなくなった。 3.ガス充填筒の下部をチョークしておく為侵入溶湯の汚染もなくクリーン な溶湯液面で測定出来る。更にこの溶湯が不活性ガスの充満で酸化や汚染 される事が皆無である。 別に充填ガスの保温効果も大きく検出棒及びその先端は常に一定温度に 保たれるので気温変化の影響は出てこない。 【0005】 【作用】 1.ガス充填筒に内装した形式の為溶湯の酸化物や汚染物が殆ど出ない為に 掃除しなくて良い。 2.ガス充填の為保温効果が良く検出棒及び先端は常に一定の温度が維持さ れる為温度変化による測定誤差が出ない。 3.2の事項と同時に検出端に垂れ下る溶湯の濡れが先鋭形状となっていた ものが検出端の原型半球型の表層に溶湯メッキをした濡れ形状となってお り保温効果は著しい。 【0006】 【実施例】 ガス充填筒は〔図面の簡単な説明〕 に図示したように市販の耐火物で(シリマナイト、ムライト、Si質)製
作し、某金属溶湯製品の製造工場で実施した所、上記 【作用】に記載されているような結果がみられた。 【0007】 【実用新案の効果】1.ガス充填筒形式で不活性ガスが充満されている為酸化物
が発生しない。2.従って常に安定したクリーンな金属溶湯液面で測定が出来
る。3.ガスの保温効果で温度変化がなく検出先端部の湯切れが良く先鋭な金属
垂下物がない為測定誤差がない。4.常に安定したクリーンな金属溶湯液面であ
る為掃除する必要が殆どなくなる。 【実用新案】
【図面の簡単な説明】 【図1】金属溶湯に用いる不活性ガス応用の液面計の断
面見取図 【図2】不活性ガス応用の液面計の検出棒先端の湯切れ
及び従来法の検出端の湯切れ状態の比較図 【符号の説明】 1.炉本体 2.溶湯液水位面(液面) 3.不活性ガス応用のレベルセンサー本体断面図 4.ガス充填筒支持ホルダー設定図 5.ガス充填筒密封蓋部 6.二針式検出棒(高位面) 7.二針式検出棒(低位面) 8.一針式検出棒 9.不活性ガス導入孔 10.ガス排気孔 11.従来法による検出棒先端部の金属溶湯付着状況図 12.不活性ガス応用の液面計検出端部、付着状況図 13.不活性ガスボンベ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】 【提出日】平成6年3月10日 【手続補正1】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】考案の名称 【補正方法】変更 【補正内容】 【考案の名称】 金属溶湯に用いる不活性ガス応用の
レベルセンサー

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項2】1.金属溶湯用溶解炉及び保持炉に於いて
    溶湯の一定水位面を保持する事は操業上非常に大事な要
    点とされており、各種の液面計が市販されている。しか
    し、金属溶湯の場合、融点以上の高温となる為、酸化物
    の発生に伴って各種の汚染物が検出端に集中して測定誤
    差を生じ易い欠点がある。この考案はこの欠点を除去す
    る為、常時不活性ガスを検出端部に充填させておくガス
    充填筒を具備しその中に検出端を挿入してあるものであ
    る。 2.検出端は2針のもの、数針のものもあるが何れの場
    合も本考案の請求項に包含されるものとする。 3.ガス充填筒のガスはアルゴンで実施しているが他の
    不活性ガスを使用の場合もこの請求の範囲に入る。 ガス充填筒に常時ガスを充満させるには封入ガス口と出
    口の直径比を適当に決めれば微量のガスで常に危険なく
    充満出来る。充填筒内に酸化物や汚染物が発生又は侵入
    させないように充填筒下部の溶湯入口は狭塞路(チョー
    ク)にしておくのも本考案の一つである。
JP4481893U 1993-06-25 1993-06-25 金属溶湯に用いる不活性ガス応用のレベルセンサー Pending JPH075028U (ja)

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JPH075028U true JPH075028U (ja) 1995-01-24

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