JPH07502841A - 光導波路のプラグ接続のためのプラグ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 光導波路のプラグ接続のためのプラグ 本発明は、光導波路のプラグ接続のためのプラグに関する。このようなプラグ接 続は、途切れのない先導波路を設けることができない場合、すなわち、例えば鉄 道車両間の結合などの場合に必要とされる。

図１は、従来技術による公知のプラグ、例えば標準的な用途に使用されるものの 例を示す。図１ａは、２本のビン１ａおよび１ｂがともに心合わせ結合スリーブ ２ａの中に挿入されているプラグ接続を示す。ビン１は、その中心に細い光導波 路が保持される高精度のガイド部品であるため、この状態は、このようなプラグ 接続のすべての場合に原則的に成されるであろう。光伝送の際の伝送損失を避け るために、個々の先導波路の研磨された端部は、互いに対してできるだけ心合わ せしなければならない。また、ビン１または光導波路の端部が互いにできるだけ 接近していることも重要である。この最後に述べた条件は、プラグ接続の少なく とも一方のビン１ｃが接続方向においてばね荷重式になっている、図１０に示す 構成によって十分に満たされる。２個のプラグが図１８の配置のように結合され ると、このような圧縮ばね３ａにより、ビン１ｃがばねの力の下で割り当てられ た第二のビン（例えば１．ａ）に対して押し当てられ、そうして２本のビン１の 間の距離が最小限になる。

このような公知の配設は、ある技術的問題を生む。すなわち−プラグまたはビン １ｂもしくは１ｃが引き抜かれてプラグ接続が解けるならば、図１８の場合には スリーブ２ａがビンｌａ上に残り、図１ｃに示す圧縮ばね３ａがビン１ｃを前方 に押して図示の位置に配するため、ビン１または先導波路の端部が環境にされさ れる。これらの配置においては、導波路またはその端部は保護を受けず、湿気、 はこり、汚れまたは体液（ビン１に指が触れた場合）によって汚染や損傷を受け やすく、これが、後にプラグを再使用する際に、伝送損失や故障を招くおそれが ある。

これに対処する唯一公知の方法は、キャップ４をビン１に取り付ける方法である （図１ｂ）。しかし、危険であるのはまさにこのキャップの取付けである。なぜ ならば、わずかに注意を怠るだけで、取り付ける人が例えば手をすべらせてしま い、キャップ４ではなく、自分の指をビンの端部に触れさせてしまうおそれがあ る。

このことは別としても、キャップ４を取り付けない限り、ビンは保護されない。

本発明の目的は、未接続の状態でさえ先導波路の端部を露出させず、よって先導 波路の端部を望ましくない接触、はこりなどから保護するプラグを提供すること にある。

この目的は、請求の範囲第１項記載の特徴の利用によって達成される。本発明に よるさらなる成果または目的は、本発明を発展させたものを記載する従属項から 明白に理解されよう。

さらに、本発明は、図面の説明から明白に理解される、さらなる解決策および変 形態様もしくは実施態様にも関する。図面の説明は、請求の範囲の保護の範囲を 制限しない実施態様に関する。各図面は、互いに関連させて説明する。同一の部 品は同じ符号を例され、異なる部品は同じ符号を異なる数字ととも付されている 。

図１は、光導波路プラグ接続のための種々の従来のプラグを示す。

図２は、本発明による単極プラグを引き込まれた状態で示す。

図３は、２個の多極プラグを未接続状態で示す。

図４は、図３のプラグを、結合されてはいるがまだロックされてはいない状態で 示す。

図５は、図３および４のプラグをロックされた状態で示す。

本発明を図２のとおりに技術的に具現化したものは、プラグハウジング５ａの中 に長平方向に挿入することができる従来のビン１ｄと、支持スリーブ７ａと７ｂ との間にある復元ばね６ａど、ハウジングに固定されたストッパ９ａと一端で係 合し、外端でビン１ｄもしくはそのベース部１０ａに接続されたロック８ａ（概 略的にのみ示す）とからなる。

支持スリーブ７ａは、円筒形のプラグハウジング５ａの内面にしっかりと接続さ れており、一方、支持スリーブ７ｂは、ビン１ｄに固着されている。これらの接 続は、押込み、ねじなどによって成すことができる。このようにして、復元ばね ６ａは、ビン１ｄに対し、挿入方向とは反対の方向に圧を加え、そうして、プラ グが接続またはロックされていない状態にあるとき、ビンの端部１１ａは保護位 置１１ａｌに押圧されたままである。図示する位置には、ロック８ａがストッパ ９ａに掛かるまで、ばね６ａの力に対してベース部１０ａを挿入方向（矢印）に 前方に押し込むことにより、達することができる。ストッパ９ａはそれ自体が環 状であり、圧縮ばね３ｂの力に対してプラグハウジング５ａ上を長平方向にわず かに移動しうるものである。概略的に示す圧縮ばね３ｂは、復元ばね６ａの復元 力よりも大きな復元力を有する弾性の封止リングからなる。本発明の原理は圧縮 ばね３なしでも機能するが、圧縮ばねを有すると、ビン１の間の良好な接触の規 準がよりよ（満たされるため、それを有する変形態様が好ましい。正常なプラグ 調節を施すと、ビン１の端部１１は、接続されたときに互いに重複するように位 置づけられる。この理論的な重複は、ストッパ９ａならびに、それとロック８ａ およびベース要素１０ａとのばね荷重式の可動性によって補正される。

プラグ接続を絶つときには、まず、取り付ける人がロック８ａを開（。すると、 ビン１ｄが位置１１ａ１まで跳ね、よって保護位置に達する。その後、危険を伴 わずにプラグ接続を完全に解くことができる。

図３〜５に示す多重のプラグは、図２に示すプラグと同様な構造を有しているが 、適合するバイオネットソケットスリーブ８ｂとでロックすることができるバイ オネット閉止スリーブ８ｂがロック８ａの代わりに設けられている。スリーブ８ ｂと９ｂとは同時にプラグハウジングとして働（。

バイオネット閉止スリーブ８ｂは、封止リング］、４ｂにより、保持部品１５に 対して封止されている。保持部品１５は、ビン１ｅのベース要素１０ｂを受け入 れる穴を有している。ベース要素１０ｂは、支持リング７ｅおよび駆動リング１ ３ａにより、保持部品上を軸方向に移動することができないように保持されてい る。

支持リング７ｅ上に支持されているか、ベース要素１０ｂおよび、それらととも に、保持部品１５およびバイオネット閉止スリーブ８ｂを光導波路１２ｃの方向 （ロックする方向とは反対の方向）に押圧された状態に保持する復元ばね６ｂが 、ベース要素ｌＯｂの周囲に同心状に設けられている。もう一方の端部では、復 元ばね６ｂはガイド部品１６上に支持されており、一方このガイド部品は、バイ オネット閉止スリーブ８ｂの中に軸方向に移動自在に保持されている。ガイド部 品托は、ビン１ｅを軸方向に案内する穴１８ａを有している。ガイド部品１６は 、その肩に、第二の封止リング１４ａを担持し、この封止リングが、バイオネッ トソケットスリーブ９ｂと接触すると、該ガイド部品を該ソケットスリーブから 封止して、プラグ接続が成されるとき、ビンの端部１１ｂとＣとの間に不純物が 侵入することができないようにする。

メス型コネククの形態の第二のプラグ部分は、そのバイオネットソケットスリー ブ９ｂの中に、心合わせスリーブ２ｂを受け入れる穴１８ｂを有する、軸方向に 移動することができる心合わせ部品１７を担持している。図１ａに示す従来技術 におけるように、心合わせスリーブ２ｂは、挿入された２本のビン１（この場合 は１ｅとｉｆ）を互いに対して心合わせするように働く。心合わせ部品１７およ び心合わせスリーブ２ｂは、それぞれビン１ｆおよびそれらのベース要素１０ｃ を心合わせする。ベース要素１０ｃは、圧縮ばね３ｃによって挿入方向にばね荷 重を受ける支持リング７ｄを担持している。圧縮ばね３ｃは、バイオネットソケ ットスリーブ９ｂに対して移動することができないように接続され、それととも に一体部界を形成することができる支持部品１９に対して支持されている。図１ ｃに示す従来技術と同様に、圧縮ばね３ｃの目的は、ビン１ｆをビンｌｅに向か って押すことであり、あるいは、プラグの挿入またはロックの際に、公差関連の 長さの差により、ビン１ｅがビン１ｆのビン端１１ｃを強く押し過ぎるならば、 該圧縮ばねが、ばね荷重の下での移動を許すであろう。

図４は、２個のプラグ部品がロックされる前に緩く結合した位置を示す。ビン端 １１ｂが最後の瞬間まで保護位置１１ｂｌに残り、この保護位置で解放状態にお ける偶発的な接触から保護されることを見てとることができる。バイオネットソ ケットスリーブ９ｂのガイドベグ２０がガイド部品１６の軸方向のガイド溝２１ と係合して、この方法で、種々のビンｌの互いに対しての正確な配置を達成し、 回転を防ぐ。同時に、バイオネット閉止スリーブ８ｂの止め具２２（略して１個 のみ示す）がバイオネットソケットスリーブ９ｂの外面のバイオネットＬＩＩｔ ２３と係合する。

ガイド部品】６は心合わせ部品１７と閉じ合わさって同一面を形成し、個々のビ ン端１１が互いに当接する。

プラグ接続を行う次の段階、すなわちロックする段階を図５に示す。バイオネッ ト閉止スリーブ８ｂ、保持部品１５、ベース要素１０ｂおよびひいてはビン１ｅ を、復元ばね６ｂの力に対して挿入方向に押す。ビン１ｅが心合わせスリーブ２ ｂに入り、このようにして、ビン１ｆのビン端１１ｃに対して中心的に配される 。バイオネット閉止スリーブ８ｂを回すことにより、止め具２２をバイオネット ソケットスリーブ９ｂの中でそのロック点２４に配し、そうしてそれらをそこに パチンとはめる。

プラグ接続を逆の順序で解くと、２個のプラグ部品を分けることができる前でさ え、ビン１ｅが位置１１ｂ　１にまで再び引き込まれる。

このように、本発明は、光導波路の端部どうじの間の最適に保護されたプラグ接 続であって、周囲環境から封止されたプラグ接続を可能にする。本発明は、上記 の実施例に限定されず、よって、平均的な当業者の技術的知識の範囲内で本発明 の個々の部品の変形が可能である。例えば、圧縮ばね３ｃをなしで済ましてもよ いし、あるいは、それらを、例えば封止リング１４ｂの領域に配設することもで きる。ビン１について示す復元位置は、定量的に理解してはいけない。したがっ て、短めまたは長めの復元距離を本発明の目的に選択することができる。

プラグのケーブル側端部については、例えば鉄道車両間の従来のプラグ接続にす でに使用されているような従来的な端部の実施態様をこの目的に設けることがで きるため１図示してもいないし詳述してもいない。また、部品１７および部品９ ｂは、可動部品の点数を減らす利点を得るよう、単一部品として形成することも できる。部品１９は部品９ｂに固着されており、これは詳細には図示していない 。

従来技術 ぐ＼４ ト 国際調査報告　ｏｒＴｔｃｏ　Ｑｌｌｎｌ、ｌＲ１２

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．光導波路（１２）を保持するビン（１）と、ビンをブラグハウジンク（５； ８ｂ；１６）に対してばね荷重に付すばねとを有する、光導波路（１２）のブラ グ接続のためのブラグであって、ばねが、ピン（１）を、その挿入方向とは反対 の方向に、静止位置（１１ａ１；１１ｂ１）まで押し付ける復元ばね（６）の形 態にあり、ピン（１）が、復元ばね（６）の力に対して接続位置まで少なくとも 間接的に好ましくは手で押すことができるものであり、ビン（１）が、その静止 位置（１１ａ１；１１ｂ１）にあるとき、偶発的な接触から保護されるようにブ ラグハウジンク（５；８ｂ；１６）が形成されていることを特徴とするブラグ。
2. ２．復元ばね（６）に加えて、短めのばね動程を有する圧縮ばね（３）が設けら れ、この圧縮ばね（３）が、接続位置において互いに対向して位置する２個のビ ン（１）の間で長さを補正するために、ビン（１）に対して挿入方向にばね荷重 を加える請求の範囲第１項記載のブラグ。
3. ３．復元ばね（６）がコイルばねの形態にあり、ビン（１）の周囲に同心状に延 びる請求の範囲第１項または第２項記載のブラグ。
4. ４．ビン（１）をその接続位置にロック（固定）するために、ビン（１）がロッ ク（８ｂおよび２２；８ａ）に間接的または直接的に接続されている請求の範囲 第１項、第２項または第３項記載のブラグ。
5. ５．ロック（８ａ）を、ブラグハウジング（５ａ）上を圧縮ばね（３ｂ）の力に 対して移動することができる好ましくは環状のストッパ（９）でロックすること ができる先行する請求の範囲のいずれか１項記載のブラグ。
6. ６．ブラグハウジングが好ましくは手で操作しうるバイオネット閉止スリーブ（ ８ｂ）の形態にあり、このスリーブの中に、互いに対して移動することができる ２個の部品（１５、１６）が配設されており、これらの部品（１５、１６）のそ れぞれが封止リング（１４ｂ、ａ）によってスリーブ（８ｂ）から封止されてい る先行する請求の範囲のいずれか１項記載のブラグ。
7. ７．ビン（１）が、そのベース要素（１０）上に、好ましくは要素（１０）とと もに単一部品として形成された支持リング（７ｂ；ｅ）を有しているか、あるい は、ベース要素（１０）が保持部品（１５）の中で移動することができないよう に保持されており、復元ばね（６）が保持部品（１５）上に支持されている先行 する請求の範囲のいずれか１項記載のブラグ。
8. ８．いくつかのビン（１）がバイオネット閉止スリーブ（８ｂ）の中に配設され ており、１個の共通の復元ばね（６）および／または１個の共通の圧縮ばね（３ ）が該ビン（１）と同調している先行する請求の範囲のいずれか１項記載のブラ グ。
9. ９．先行する請求の範囲のいずれか１項記載のブラグを有する２個の差込み式ブ ラグ部品を含むブラグ組合せ体であって、２個の部品の一方だけが、その１本以 上のビン（１ｅ）のための少なくとも１個の復元ばね（６）を有し、もう一方の 部品が、少なくとも１個の圧縮ばね（３）を、好ましくはビン（１ｆ）ごとに１ 個づつ有し、心合わせスリーブ（２）が、同じくビン（１ｆ）ごとに１個づつ、 もう一方の部品と同調しており、この心合わせスリーブの中に一方の部品の関連 のビン（１ｅ）が挿入されて接続位置に配され、そうして互いに対向するビン（ １）が完全に挿入されると互いに接触することを特徴とするブラグ組合せ体。
10. １０．先行する請求の範囲のいずれか１項記載のブラグを有する２個の差込み式 ブラグ部品を含むブラグ組合せ体であって、バイオネット閉止系（８ｂ、９ｂ、 ２２、２３、２４）によって両方の部品をともにロックすることができ、回転を 防ぐために、一方の部品がガイド溝（２１）を有し、もう一方の部品がこの溝（ ２１）に合うガイドベグ（２０）を有することを特徴とするブラグ組合せ体。