JPH07502792A - 鎖状ステッチ構造をもつ絨毯糸 - Google Patents

鎖状ステッチ構造をもつ絨毯糸

Info

Publication number
JPH07502792A
JPH07502792A JP5512483A JP51248393A JPH07502792A JP H07502792 A JPH07502792 A JP H07502792A JP 5512483 A JP5512483 A JP 5512483A JP 51248393 A JP51248393 A JP 51248393A JP H07502792 A JPH07502792 A JP H07502792A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yarn
component
carpet
thread
yarns
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5512483A
Other languages
English (en)
Inventor
デホウイツト,ジヤツク・レナト
デスーザ,デレク
ビノド,ヤシヤバント・ビナヤク
ワーニイ,フランク
Original Assignee
イー・アイ・デユポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by イー・アイ・デユポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー filed Critical イー・アイ・デユポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー
Publication of JPH07502792A publication Critical patent/JPH07502792A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D02YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
    • D02GCRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
    • D02G3/00Yarns or threads, e.g. fancy yarns; Processes or apparatus for the production thereof, not otherwise provided for
    • D02G3/44Yarns or threads characterised by the purpose for which they are designed
    • D02G3/445Yarns or threads for use in floor fabrics
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B21/00Warp knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes
    • D04B21/20Warp knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes specially adapted for knitting articles of particular configuration
    • D04B21/202Warp knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes specially adapted for knitting articles of particular configuration warp knitted yarns

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Carpets (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 鎖状ステッチ構造をもつ絨穂糸 本発明の分野 本発明は互いに鎖状のステッチ構造をもった絨穂糸、およびその製造法に関する 。これらの絨穂糸は各成分糸が糸の全長に沿ってかたく保持された一連のループ を作っている独特な構造をもつことを特徴としている。本発明はまたこのような 糸から作られた絨穂を包含んでいる。
関連技術の説明 2本またはそれ以上の成分糸を合わせて絨穂に適した大きな複合糸を製造する最 も普通の方法は、これらの成分糸を撚合わせる方法である。
例えばサクンニー(saxony)型のカット・パイル絨穂用の糸を作るために は、2本またはそれ以上の高検をもった連続フィラメント糸またはステーブル・ ファイバー糸を個別的に一方向に撚合わせ、次いでこの撚合わせた合糸を反対方 向に撚合わせる。次にこの複合糸に張力を全くかけないかまたは低い張力をかけ 、糸のストランドが撚合わされた条件下で熱固定される温度に加熱する。その結 果、糸を絨穂裏地に挿入し次いで切断して平行な垂直のタフトにした場合も、撚 りがかかったままの状態に保たれる傾向をもつようになる。しかし次第に摩耗さ れるにつれて、タフトの先端は徐々にその撚りを失い、1本のタフトのフィラメ ントは隣合ったタフトのフィラメントと絡み合い、マット状の表面の外観を呈す るようになる。即ち摩耗した場合にもタフトの先端がその一体性を保持するよう な構造が極めて望ましい。
上記のようなカット・バイル絨穂用の合糸を撚合わせた糸を製造する場合、合糸 は互いにきつく撚合わせなければならない。そうでないと加工する前に再び撚り がほどけてしまう。許容できるような撚りを得るためには、系全体の重量の約1 %の量の潤滑剤の溶液を成分糸に塗布しなければならない。この場合潤滑剤の成 分は絨穂を染色する際或いは販売前に洗浄する際には除去しなければならない。
従って絨穂製造工場団地の廃液処理系で流出流の処理が妨害される。このような 潤滑剤を必要としない糸の製造システムが極めて有利である。
現在提案されている他の絨穂糸の製造方法としては、パーリン(Parlin) の米国特許第2.822.605号に記載されているような、一連の固定ステッ チにより成分糸を鎮状の絡み合わせるステッチ操作法がある。この操作には個々 の糸ストランドにかける張力を変化させ、各糸ストランドがその長手方向に沿っ て一連のきつく保持されたループとゆるく保持されたループを作るようにする操 作が含まれている。この方法は鎖をつくるマンドレルを備えたオーバーエツジ・ ステッチャ−(Overedge 5titcher)を用いて行われる。しか しコノ型の糸は、その構造の中にゆるく保持されたループをもっているために、 現在では絨穂を製造するのに特に望ましいとは言えない。
本発明に従えば、絨穂のパイルに特に適した鎖状のステッチが付けられた新規絨 穂糸、およびその糸を製造する方法が見出だされた。
本発明の要約 本発明によれば鎖状のステッチ構造をもった絨穂糸、該絨穂糸から構成された絨 穂、および該絨穂糸の製造法が提供される。本発明の絨穂糸は多数の、好ましく は2本の成分糸から成り、各成分糸は一連のループをつくっており、1本の成分 糸の1個のループは他の成分糸の1個のループと鎖状に絡まり、糸の長さ全体に 亙って均一な間隔をもった一連の鎖状のステッチをつくっていることを特徴とし ている。各成分糸は糸の長さ全体に亙り均一に存在するきつく保持された一連の ループをつくっている。糸1インチ当たり3〜16個の鎖状のステッチが存在す ることが好ましい。
本発明に使用するのに適した成分糸には電性をもった連続フィラメント糸および クリンプされたステーブル・ファイバー糸が含まれる。これらの糸は例えばポリ オレフィン糸、例えばポリプロピレン糸、ポリアミド糸、例えばナイロン6.6 およびナイロン6の糸、ポリアクリロニトリル糸、およびポリエステル糸を含ん でいる。
本発明によればまた上記絨穂糸の製造法が提供される。本発明方法においては、 多数の成分糸を合わせて鎮状のステッチをつくり、この際1本の成分糸の1個の ループが他の成分糸の1個のループと鎖状に絡まり、糸の長さ全体に亙って均一 な間隔をもった一連の鎖状のステッチをつくるようにする。この操作中、各成分 糸が糸の長手方向に沿って均一に存在する一連のきつく保持されたループをつく るように各成分糸に沿って張力をかける。後で糸を熱固定し、カット・パイル絨 穂用の糸として理想的なものにすることができる。またこれらの糸を製造する際 、潤滑剤は全く必要としない。
本発明によればまたカット・パイルおよびループ・パイルの構造をもった絨穂が 提供される。カット・バイル絨穂に対しては、糸は熱固定されていることが好ま しく、1本のタフト当たり2個以上の鎖状のステッチをもっている。
図面の簡単な説明 図1は本発明の鎮状のステッチをもつ糸の模式図である。
図2Aはカット・パイル絨穂における通常のナイロンでつくられた合糸を撚合わ せた高検連続フィラメンl−(BCF)糸の摩耗試験を行う前の拡大写真(約5 倍)である。
図3Aは図2Aの絨穂の摩耗試験後の図である。
図2Bはカット・パイル絨穂における本発明の鎖状のステッチ付きの糸のタフト の摩耗試験を行う前の拡大写真(約5倍)である。
図3Bは図2Bの絨穂の摩耗試験後の図である。
図20はカット・バイル絨穂における本発明の鎖状のステッチ付きの糸のタフト の摩耗試験を行う前の拡大写真(約5倍)である。
図30は図20の絨穂の摩耗試験後の図である。
図2Dはカット・バイル絨穂における本発明の鎖状のステッチ付きの糸のタフト の摩耗試験を行う前の拡大写真(約5倍)である。
図3Dは図2Dの絨穂の摩耗試験後の図である。
図2Eはカット・パイル絨穂における本発明の鎖状のステッチ付きの糸のタフト の摩耗試験を行う前の拡大写真(約5倍)である。
図3Eは図2Eの絨穂の摩耗試験後の図である。
図4は本発明の鎖状のステッチをもった糸を製造する絨穂編み機の見取り図であ る。
図5は図4の絨穂編み機の針およびルーバ一部分の拡大図である。
図6は図4の絨穂編み機の部分図であって、ステッチ付きの糸を針およびルーバ ー機構から取り出す引出しロール装置を示す。
図7は張力をかけた本発明の糸の断面図である。
本発明の詳細な説明 本発明は改善された「鎖状ステッチ」構造をもっ絨穂糸、該絨穂糸から構成され た絨穂、および該絨穂糸の製造法に関する。「鎖状ステッチ」という言葉は一般 に、成分糸が一緒になって一連の等間隔のループを作り、成分糸の各ループは他 の成分糸のループと鎖状に絡み合わされている構造を意味する。
前記米国特許第2,822.605号記載のような鎖状のステッチをもった糸を 製造する公知方法においては、針、上部および下部のルーバー(ループ製作部) 、順次ステッチが作られて行くマンドレル、および一定の速度で完成した糸を取 り出す装置をもったオーバーエツジ・ステッチャ−を用い鎮状のステッチ構造を つ(ることかできる。この従来の方法はソレノイドで制御される張力機構で作動 されている。この機構では供給される糸のストランドの一つに高い張力をかけ、 同時に鎖状のステッチをもった糸に沿った一定の長さに亙り他のストランドに比 較的低い張力をかける。同じ糸に沿った一定の長さの他の部分では、糸のストラ ンドに対する張力の作用を逆にし、各ストランドが一連のきつく保持されたルー プ(高張力により生成)と一連のゆる(保持されたループ(低張力により生成) をもつようにする。
添付図面を参照すれば、図1には成分絨穂糸(1)および(2)からつくられた 本発明の鎖状ステッチ構造をもつ糸が示されている。この模式的な構造は少し膨 らませて糸の経路を見易(したものである。本発明の糸の実際の構造は図2B〜 2Eおよび3B〜3Eに示されるように、もっと緻密な構造であることを了解さ れたい。
図1に示されているように、鎮状ステッチは成分糸(1)のループを成分糸(2 )のループでレース状に編みループをつくつることにより作られる。これらのス テッチは米国連邦標準No、715A、rステッチ構造・ンームズ・アンド・ス テッチングズ(St i tches、Seams、and Stjtchin gs)Jのステッチ型401に対応している。1個のステッチは1本の成分糸の 1個のループが1本またはそれ以上の他の成分糸のループと鎖状に絡み合わされ て作られている。一般に絨穂糸1インチ当たり3〜16個、好ましくは6〜9個 の鎖状ステッチが存在していなければならない。
本発明の鎖状ステッチ構造をもつ糸の主な改良点は、各成分糸が糸の全長に沿っ て一連のきつく保持されたループを作っている構造である。
成分糸は両方の成分の糸の隣合ったきつく保持されたループにより互いにしっか りと固定されている。比較的ゆるいループは生じないために、絨穂糸はゆるい流 れるような外観を呈してはいない。むしろ絨穂糸は極めて弾力性に富み、一体性 を失う傾向が少ないかたいループ構造を示す。
図2B〜2Eおよび3B〜3Eに示されるような本発明の糸の構造が軸方向に圧 縮されると、タフトの上端近くの糸のループは下方のループを圧縮してそれと接 触し、タフトがさらに圧縮されることに対する抵抗性が徐々に増加する。ループ が曲がることに対する抵抗性によっても糸の構造の弾力性が助けられる。ループ ・パイル絨穂の中の同じ糸または長いカット・パイル絨穂の側面にある同じ糸が 横方向に圧縮されると、このステッチ構造によって荷重が支えられ、通常の合糸 撚りの糸に比べて効率的に圧縮から回復する。
これとは対照的に、図2Aに示されているように、通常の合糸撚りの糸から作ら れたカット・パイル絨穂が、人が歩く際に足によって軸方向に圧縮されると、撚 りがかかった構造が開く。このように構造が開くことが何回も繰り返され、また タフトの先端の擦り減った部分が一緒になると、先端部で繊維が広がり、隣接し たタフトの繊維と絡まり合い、図3Aに示されるようなマット状の外観になる。
これらの従来法の合糸撚りタフトは本発明の鎮状ステッチ構造をもつ糸に比べ先 端の広がりが著しい。
この鎖状ステッチ構造は図2B〜2Eに示されるように、糸を横方向に圧縮し、 図2への従来の糸に比べ高検の発現を少な(すことができる。
特に1インチ当たりの鎖状ステッチの数が多い場合にはそうである。しかし上記 のように曲げに対する弾力性が増加すると、少なくとも部分的には高検の損失が 相殺される。従って本発明においては高嵩性の成分糸を使用することができる。
何故ならば高検の高い糸は弾力性および負荷支持性を増加させるからである。こ れとは対照的に高検が高い成分糸は、タフトが柔らかすぎ、新しさの外観が急激 に失われるから、従来の合糸撚り構造ではあまり使用されない。
図2Eおよび図3Eは1インチ当たり6個の鎖状ステッチ構造をもつカット・パ イル糸をパイル高さ1/4インチの絨穂にしたものを示している。図2E(摩耗 試験前)から判るように、完全なステッチは1個よりも僅かに多くしか存在せず 、摩耗試験後はステッチ構造は大部分消失している(図3E)。従って最上のカ ット・パイルの摩耗が起こるためには、カット・パイル絨穂の大部分のタフトが 2個またはそれ以上のステッチをもつように糸のデニール、1インチ当たりのス テッチ数およびパイルの高さを選ばなければならない。
本発明の独特な糸構造は鎖状ステッチを付ける工程中容成分糸の全長に沿って均 一な張力をかけることによって得られる。鎖状ステッチは縫合機、ラッセル(R aschel)編み機、または同様なループ製作機によってつくることができる 。糸を2本より多(使用する場合には、縫合機または同等機のルーバーに余分な 糸を付加することが好ましい。
図4においては供給系(20)、(21)および(22)はユニオン・スペシャ ル(Union 5pecial)社の56100−MZ型縫合機の通常の張力 付加機(23)、(24)および(25)に通され、次に図5にもっと明瞭に示 されているように針に通される。糸(26)、(27)および(28)は張力付 加機(29)、(30)および(31)を経てルーバーに至っている。
図5を参照すれば、糸(20)、(21)および(22)はそれぞれ針(32) 、(33)および(34)の糸目に通されている。糸(26)、(27)および (28)はそれぞれルーパー(35)、(36)および(37)に通されている 。操作する場合には、針(32)はルーパー(35)と共に作動して供給系(2 0)および(26)から鎖状ステッチをもった糸(38)をつくり(図6参照) 、針(33)はルーパー(36)と共に作動して供給系(21)および(27) から鎖状ステッチをもった糸(38)をつくり、針(34)はルーパー(37) と共に作動して供給系(22)および(28)から鎖状ステッチ構造をもった糸 (38)をつくる。
図6は縫合機の図4および5とは反対側の部分を示す。鎖状ステッチ構造をもっ たい糸(38)、(39)および(40)は糸を縫合機の台の上面へと押し付け る引出しロール(41)により針およびルーパー機構から離される。コグドベル トと一緒に作動するスプロケット(42)および(43)の直径を選ぶことによ り引出しロールの速度を調節し、1インチ当たりのステッチ数を所望の値に保つ ようにする。引き出しロールの速度を遅(すると1インチ当たりのステッチの数 が多くなる。逆も同様である。糸はここからそれぞれ巻取り装置へと進み、/( ツケージに巻き取られる。
図3〜6に示した縫合機は3組の針とルーバーとをもっているが、このような組 を1〜30個有する適当な機構をつくることができる。
この操作の生産性および速度は、従来の合糸撚り操作のように遠心力によって制 限されることはないから、現存のステッチ生成装置は合糸撚りよりも速いばかり でなく、将来の速度増加に対しても同様な制限はない。
本発明の最も簡単な鎖状ステッチ構造では合糸撚りの場合に比べて約2倍の長さ の供給系が必要であるから、2重供給鎖状ステッチ糸は4倍の長さの糸を消費し 、最終的な糸は原料糸の4倍のデニールをもつものが得られる。最終デニールが 約2200デニールの2重供給鎖状ステ・ソチ糸をつくるためには、それぞれ約 550デニールの糸が2本必要である。これとは対照的に、2200デニールの 合糸撚り糸を得るためには、約1100デニールの糸が2本必要である。もつと 複雑な鎖状ステッチ構造に対してはもっと小さいデニールの糸をもつと長い長さ で使用す・る必要がある。大きな糸は多数の糸をルーバーに供給して安価に製造 されるから、大きな糸も小さい糸と同じ機械の操作時間でつくられる。
異なった色、染色性または他の性質をもつ2本またはそれ以上の糸を本発明方法 で使用する場合、従来法の絡み合わせ工程を使用する場合に比べ複合糸の外観を より正確且つ均一に制御できることが見出だされている。
各成分糸にかける張力が糸の全長に亙って均一であることが重要である。供給系 にかける張力はステッチ生成装置に備えられた張力付加装置によって調節するこ とができる。しかし張力をさらに良好に調節するために、糸加工操作に使用され る他の型の公知張力付加装置を代用することができる。このような張力付加装置 には例えば米国サウス・キャロライナ州グリーンヴイル(Greenvi l  le)のスティール・ヘラデル(steel Heddle)社から市販されて いるディスク式張力付加装置およびバネ負荷式張力付加装置が含まれる。これら の張力付加装置は通常のステッチ生成装置とは別に取り付けられる。各供給系の 張力は張力付加装置が取り付けられていれば容易に測定できるから、張力付加装 置と針またはルーパーとの間に張力測定装置を挿入することができる。
一つの成分糸にかける張力が他の成分糸にかける張力と異なっていることも可能 である。このような場合には、最終的に得られる糸において一つの成分糸対地の 成分糸の割合に変化が起こり、それに対応して異なった色の成分糸を2種または それ以上使用した場合には一般的な色の効果のコントラストが異なってくるであ ろう。このような色の外観は本発明方法における方が公知の糸を絡み合わせる方 法に比べ、正確且つ均一にコントロールし得ることが見出だされている。
糸の張力が糸の断面の形に及ぼす影響は図7から見ることができる。
図7は本発明の糸の断面図であるが、(5)と(6)の寸法が実質的に等しい。
これは同じ性質をもった2本の成分糸(3)および(4)に同じ張力をかけ鎖状 ステッチ構造にした場合に見られる典型的な例である。
大きなまたはかたい糸を用いるか、または張力を低(した場合に比寸法は大きく なる。この寸法の割合は好ましくは2.1以下、さらに好ましくは1.5:1以 下である。何故ならば断面が細長い糸は絨穂の裏地を隠す「カバー」としての機 能が低いからである。しかしこの比が2:1よりも大きな糸を用いカット・パイ ルまたはループ・バイル絨穂に普通でない視覚的または機械的性質を付与するこ とができる。
本発明に適した成分糸には電性をもった連続フィラメント糸およびクリンプが付 けられたステーブル・ファイバー糸が含まれる。これらの糸は例えばポリオレフ ィン糸、例えばポリプロピレン糸、ポリアミド糸、例えばナイロン6.6および ナイロン6の糸、ポリアクリロニトリル糸、およびポリエステル糸を含んでいる 。
タフトの先端からすべての方向にフィラメントが広がり隣接したタフトのフィラ メントと絡み合うことができる従来の合糸撚り糸とは対照的に、本発明の糸のス テッチ構造の性質により切断されたフィラメントの端が互いに接近して保持され る。このようなことは鎖状ステッチ構造がひどく摩耗された場合のようみ僅かに ほぐれ始める際にも起こる。鎖状ステッチ構造の他の利点は切断された糸のデニ ールが合糸撚りのタフトのデニールの約半分であり、従って広がって絡み合うフ ィラメントの数が少ないことである。
本発明の糸をカット・パイル絨穂に使用する場合、糸を熱固定しなければならな い。ステッチを付けた糸を熱固定すると最も影響を受け易い方向においてさえも 糸のほぐれが遅らされる。熱固定操作はスバーバ(Superba)の熱固定機 に通す操作を含んでいる。この熱固定機は糸を加圧水蒸気で処理してステッチを 熱固定する。他の方法としては糸を乾熱で処理してステッチを熱固定する連続式 スエッセン(Suessen)熱固定機に通す操作がある。ナイロン糸に対して は、120〜140℃の水蒸気または180〜210℃の乾燥空気が効果的であ る。
熱固定工程は鎖状ステッチを付けられた糸を巻取った後、或いは糸がステラッチ 生成操作から巻取り操作へと進む際に行われる。
本発明の糸をループ・バイル絨穂に使用する場合には、これを熱固定する必要は ない。一般にナイロンまたは他の合成ステーブル・ファイバー糸はループ・パイ ル絨穂にはあまり使用されない。何故ならば靴によって糸のループの先端が擦り 減らされ、撚られた糸の構造が失われ、ステーブル・ファイバーのフィラメント の自由端を糸から突き出しさらに引っ張られて目に見えないケバおよび毛玉が生 じるからである。
しかし本発明によりステーブル・ファイバー糸を、特にステッチ比を1インチ当 たり6以上にしてつくると、ステッチ構造は糸を圧縮し、繊維の長さの僅かな部 分だけが靴によって擦り減らされる。この構造は繊維の端が突き出して引っ張り 出され毛玉およびケバを生じるのを防いでいる。
本発明の鎖状ステッチ糸は広い範囲の合成または天然繊維の成分糸からつくられ 、絨穂のパイル以外の目的にも使用できる。本発明の糸はコードまたはローブと して使用するでき、或いは例えば手編みの際の工芸用の糸として使用することが できる。本発明の糸はまた縦糸編みまたは丸編みの編み物および織物に混入する ことができ、また特に改善された摩耗耐性を必要とする用途に適している。
試験法 組織の保持性 絨穂試料の組織保持性はンエーベルヒ社(Schoenberg &Co、)[ ドイツ、バンベルヒ(Bamberg)]製のフェソテルマン(Ve t t  erman) ドラム試験装置、KSG型を用いて行われる摩耗試験の後で評価 される。パイルの面を内側にしてドラムの表面に絨穂試料を張り付ける。ドラム は14個のゴムの緩衝材が付いた鋼のボールを含んでおり、このボールが回転す るドラムの内側で不規則に転がるようになっている。方向を交互に変えてドラム を回転させる。ドラムの内部にある円形の刷毛が絨穂の表面に軽く接触し、吸引 によって連続的に除去されるゆるいパイルの繊維を取り出すようになっている。
一定期間回転させた後、試料を取り出し、目で見て組織の保持性を評価する。
組織の保持性は1から5の評点を用いて決定する。ここで評点5は試験しない対 照試料に対応し、1は著しくマット状になった対照試料に対応している。
鎖状ステッチの測定 糸1インチ当たりの鎖状ステッチの数は(1)上部の、即ち駆動されるスプロケ ットおよび下部の、即ち駆動用のスプロケットが公知の場合、ステッチ生成機の 製造業者によって与えられた引出しローラ・ステッチ表からステッチ比を読み取 るか、または(2)糸を縫い合わせて繊維布にし、一連の鎖状ステッチをつ(る ように引出しロールの助けをかりて機械を通る繊維布片から直接ステッチ比を読 み取りるか、或いはまた(3)最小の張力をかけて糸を伸張し手でステッチの数 を数えることにより測定することができる。
下記実施例により本発明を例示する。これらの実施例は本発明の範囲を限定する ものではない。
実施例 実施例 1 絨穂A(対照例) 市販のデュポン(Du Pont)社製1100デニール746型BCF(電性 連続フィラメント)ナイロン6.6糸で全デニールが1100であり68本のフ ィラメント(断面が三葉状)から成る糸を通常の方法でつくった。この糸を2本 合糸し、撚りをかけて1インチ当たり4゜5個の撚り(t p i)をもったバ ランス撚りの糸にする。この合糸して撚りをかけた糸を次にスパーバ(Supe rba)熱固定装置の中で270°Fにおいて通常の方法で熱固定し、得られる 糸のデニールが2400になるようにする。この熱固定した糸を用いて下記の仕 様のカット・パイルのタフト付き絨穂をつくった。坪量40オンス/平方ヤード 、パイル高さ11/16インチ、ゲージ5/32インチ、ステッチ数12゜5個 /インチ。この絨穂を下記の組成物を用い連続染色浴中で染色して明るい青の色 調に染めた。[チクティロン(Tectilon)Jオレンジ3G−200[C ,I、アノラド・オレンジ(Acid Orange)156] 領 0005 %、「チクティロン」レッド2B−200[C,I、アシッド・レッド(Aci d Red)361] 0.0005%、および「チクティロン」ブルー4R− 200[C,I、 アシッド・ブルー(Acicl Blue)277] 0. 0075%。[ケバ・ゲイギー・コーポレーション(Ciba Geigy C orp、)製〕。
重量比は絨穂の重量に関する。染色後、絨穏を水洗し、絞りを行い、次いで通常 の噴霧法により市販のフッ素性の汚れ防止剤で処理した。最後にこの絨穂を乾燥 器中で乾燥し、ラテックス処理を行い、刈り込みを行った。
絨穂B 市販のデュ・ボン社製1100デニール746型ナイロン糸を通常の方法で分割 し、全デニールが550で34本のフィラメント(断面が三葉状)から成るBC Fナイロン6.6糸をつくった。この糸2本をユニオン・スペシャル(Unio n 5pecial)製No、56100−MZ型工業用縫製機で鎖状ステッチ 加工し、1インチ当たり5個のステッチをもった鎖状ステッチ複合糸にする。こ の鎮状ステッチ加工した糸を次にスパーバ熱固定装置中で2700Fにおいて熱 固定し、得られた糸の全デニールが2800になるようにした。この熱固定した 糸を用いて下記の仕様のカット・パイルのタフト付き絨穂をつくった。坪量40 オンス′平方ヤード、パイル高さ11/6インチ、ゲージ5/32インチ、ステ ッチ数10個/インチ。絨MAの場合と同様にしてこの絨穂を染色した。
絨穂C 絨穂Cは絨穂Bと同様にしてっ(られたが、糸を鎖状ステッチ加工して1インチ 当たり8個のステッチをもつ鎖状ステッチ複合糸にした点が異なっている。絨[ Bの場合と同様にしてこの絨穂を染色した。
絨穂り 全デニールが1100であり68本のフィラメント(断面が三葉状)から成る市 販のデュポン社製1100デニール746型BCF (電性連続フィラメント) ナイロン6.6糸を通常の方法でつくった。絨穂Bの糸に対するのと同じ上記機 械を用いてこの糸を2本を鎖状ステッチ加工し、1インチ当たり5個のステッチ をもつ鎖状ステッチ複合糸をつくりた。この鎖状ステッチ加工した糸を5ps  iの水蒸気圧で押込み式クリンプ装置に通し、次いで270°Fにおいてスバー バ熱固定装置で熱固定する。最終的に得られる「テクスチャー加工」された糸の 全デニールは6300であった。この熱固定した糸を用いて下記の仕様のカット ・パイルのタフト付き絨穂をつくった。坪量40オンス/平方ヤード、パイル高 さ5/8インチ、ゲージ5/32インチ、ステッチ数4個/インチ。この絨穂を 下記の組成物を用い連続染色洛中で染色して明るいベージュの色調に染めた。「 チクティロン」オレンジ3G−200[C,l。
アシッド・オレンジ156] 0.02%、「チクティロン」レッド2B−20 0[C,T、アシッド・レッド361]101%、および「チクティロン」ブル ー4R−200[C,I、アシッド・ブルー277]0.0125%。[ケバ・ ゲイギー・コーポレーション(CibaGeigy Corp、)製]。重量比 は絨穂の重量に関する。染色後、絨穂にラテックス処理を行い、絨MAと同じ方 法で仕上げを行った。
絨穂E 市販のデュ・ボン社製1410デニール696AS型ナイロン糸を通常の方法で 分割し、全デニールが705の42本のフィラメント(断面が三葉状)から成る BCFナイロン6.6糸をつくった。この糸2本を絨穂Bの糸をつくったのと同 じ工業用縫製機で鎖状ステッチ加工し、1インチ当たり6個のステッチをもつ全 デニールが2900の鎮状ステッチ複合糸にする。この熱固定した糸を用いて下 記の仕様のカット・パイルのタフト付き絨穂をつくった。坪量16オンス′平方 ヤード、パイル高さ1/4インチ、ゲージ1/8インチ、ステッチ6個/インチ 。絨穂Aの場合と同様にしてこの絨穂を染色した。
糸の構成 絨穂の構成 □ A(対l1l) 2 1100/68 2400 合糸撚’+ 40 11/1 6 5/32 12.5B 2 550/34 2800 5 40 11/1 6 5/32 10C2550/34 2800 8 40 11/16 5/ 32 10D 2 1100/68 6300 5 40 5/8 5/32  4E 2 705/42 2900 6 16 1/4 1/8 65種(対照 絨穂A、および本発明の新規方法でつくった絨MB、C。
DおよびE)すべてについて5000回の摩耗試験を行い、上記の組織保持性を 評価した。評価を行った各絨穂の組織は別々の3人で評点を付け、その評点の平 均値を表2に掲げた。図2Aおよび図3Aは対照絨穂Aの写真である。図2Bお よび図3Bは絨穂Bの写真であり、図2cおよび図3Cは絨穂Cの写真であり、 図2Dおよび図3Dは絨穂りの写真であり、図2Eおよび図3Eは絨MEの写真 である。
表2 試料 組織保持性 摘要 絨mA 3.5 タフトの先端は開いてケバ立っている。
(対照) パイルはマット状。
絨ff18 4. 3 タフトの輪郭は良好。対照絨穂Aよりもマット状の状態 は少ない。
絨穂C本 3.5 従来の多重撚り法によっつ(られた同様な構成の他のテクス チャー加工製品 に比べ、タフトの保持性が良好。
絨[D 4.7 極めて良好な輪郭をもったタフト。殆ど摩耗試験をしなかった ような外観を もつ。対照絨!Aに比べ組織保持性が 優れている。
紙包E* 1. 9 マット状を呈するが、従来の多重撚り法でつくられた同様 な構成の他の紙包 に比べ外観(破砕耐性)が良好。
木柱: 紙包Cは同様な構成をもつテクスチャー加工した住居用紙積と比較し、 絨11Eは熱固定しない糸を用いてつくられた同様な構成の自動車用紙包と比較 した。
実施例 2 市販のデュポン社製1245デニールの溶液染めしたBCFナイロン6.6糸、 アントロン・リュメナ(ANTRON LUMENA)2本を1インチ当たり9 .7.5、および6個のステッチ(spi)ができるように鎮状ステッチ加工し 、それぞれ7964.6821および7214デニール(供給系のデニールの約 3倍)の別々の糸をつくる。これらの糸を用い、これを1/8ゲージのループ・ パイル・タフト製造機上で、パイル高さを0188インチ、1インチ当たりのス テッチ数(Spl)を675にし、帯状にしてタフト化して坪盟約32オンス/ 平方ヤードの紙包をつくった。このループ・バイル絨穂を汚れ防止剤のフッ素系 薬剤09%で局所的に処理し、次いでラテックスで処理して乾燥する。これらの 紙包を通常の空気で絡み合わせた糸から成る対照紙包と共にフェッテルマン(■ etterman)ドラムで110.000.220.000および330,0 00回試験し、上記のように1〜5の評点を付ける。これらの紙包の評点を表3 に示す。
実施例 3 市販のデュポン社製1245デニールの溶液染めしたBCFナイロン6.6糸、 アントロン・リュメナ3本を、9.75および5sp iでステッチ加工し、そ れぞれ12122.11477および13563デニール(供給系のデニールの 約3倍)の別々の糸をつくった。これらの糸を用い、これを1/8ゲージのルー プ・パイル・タフト製造機上で、パイル高さを領 188インチ、Spiを7. 25にし、帯状にしてタフト化して坪量がそれぞれ49.41および44オンス /平方ヤードの紙包をつくった。このループ・パイル絨穂を実施例2記載の方法 で仕上げを行う。これらの紙包をフエツテルマン・ドラムで110,000.2 20.000および330,000回試験し、上記のように1〜5の評点を付け る。紙包の評点は実施例2の紙包の評点と同様であった。
実施例 4 622デニールの糸(デュポン社製1245デニールの丸染めしたBCFナイロ ン6.6糸、アントロン中空フィラメント糸の糸線を市販の紡糸機で分割して製 造)2本を9.75および5spiでステッチ加工し、それぞれ12122.1 1477および13563デニール(供給系のデニールの約3倍)の別々の糸を つくった。これらの糸を用い、これを1/8ゲージのループ・パイル・タフト製 造機上で、パイル高さを0188インチ、Splを13にし、帯状にしてタフト 化して坪量がそれぞれ31.32および34オンス/平方ヤードの紙包をつくっ た。
このループ・パイル絨穂の試料を「チクティロン」オレンジ3G−Vを0.01 15%、「チクティロン」レッド2B−Vを0.0165%、および「チクティ ロン」ブルー4Rを鉤 1100%、およびデュポン社の「アルカノール(Al kanol)JNDを1%用いて皿染めした。
これらの紙包をフェッテルマン・ドラムで110,000.220,000およ び330,000回試験し、上記のように1〜5の評点を付ける。紙包の評点は 実施例2の紙包の評点と同様であった。
実施例 5 950デニールのポリプロピレン糸3本を鎮状ステッチ加工して10゜000デ ニールの糸にした。1/8ゲ一ジ卓上型タフト製造機を用い、パイル高さを0. 188インチ、splを5にしてタフトを付は坪量33オンス/平方ヤードの紙 包をつくった。この仕上げられた紙包は独特の外観をもち、22.000回のフ エツテルマン・ドラム試験で優秀な挙動を示した。
表3 9 110M* 4.5 僅かな破砕 9 220M 4.5 僅かな破砕 7.5 110M 3.5 中程度の破砕7.5 220M 3.5 1/ 6 110M 3 かなりの破砕 6 220M 3 11 220M 2.5 非常に目につく破砕l〆 330M 2 少し著しい破砕 * M=1000 FIG、1 FIG、2A 「1ρ l)ハ 蕾 よX−J、乙ν FIG、2D ゝ゛、、、A = −°’ □ ”l−m:、−−・・−シ・、 44、−一砿 −FIG、2E FIG、4 FIG、5 FIG、6 FIG、7 国際調査報告 11s9211302 フロントページの続き (72)発明者 ピッド、ヤシャバント・ビナヤクアメリカ合衆国プラウエア州 19707ホツケシン・ファームハウスサークル6 (72)発明者 ワーニイ、フランク アメリカ合衆国ペンシルベニア州19382ウェストチェスター・オールドベイ リーレイン334

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.多数の成分糸から成り、該成分糸は一連のループを作り、一つの成分糸のル ープは他の成分糸のループと鎖状に絡み合って糸の長さに沿い等間隔に配置され た一連の鎖状のステッチをつくっている絨毯糸において、各成分糸は糸の全長に 沿って均一にきつく保持された一連のループをつくっていることを特徴とする絨 毯糸。
  2. 2.2本の成分糸が存在することを特徴とする請求の範囲1記載の絨毯糸。
  3. 3.糸1インチ当たり3〜16個の鎖状のステッチが存在することを特徴とする 請求の範囲1記載の絨毯糸。
  4. 4.すべての成分糸が同じ色特性を示すことを特徴とする請求の範囲1記載の絨 毯糸。
  5. 5.成分糸が少なくとも2種の異なった色特性をもっていることを特徴とする請 求の範囲1記載の絨毯糸。
  6. 6.成分糸は嵩性をもった連続フィラメント糸であることを特徴とする請求の範 囲1記載の絨毯糸。
  7. 7.成分糸はクリンプされたステーブル・ファイバー糸であることを特徴とする 請求の範囲1記載の絨毯糸。
  8. 8.成分糸はポリアミド、ポリオレフィン、ポリエステルおよびポリアクリロニ トリル糸から成る群から選ばれることを特徴とする請求の範囲6または7記載の 絨毯糸。
  9. 9.成分糸はナイロン6,6糸であることを特徴とする請求の範囲8記載の絨毯 糸。
  10. 10.成分糸はナイロン6糸であることを特徴とする請求の範囲8記載の絨毯糸 。
  11. 11.成分糸はポリプロピレン糸であることを特徴とする請求の範囲8記載の絨 毯糸。
  12. 12.請求の範囲1記載の絨毯糸から成ることを特徴とする絨毯。
  13. 13.絨毯は糸のタフトから成るカット・パイル表面をもっており、糸は熱固定 されていることを特徴とする請求の範囲12記載の絨毯。
  14. 14.各タフトは少なくとも2個の鎖状ステッチをもっていることを特徴とする 請求の範囲13記載の絨毯。
  15. 15.絨毯はループ・パイルの表面をもっていることを特徴とする請求の範囲1 2記載の絨毯。
  16. 16.一つの成分糸のループは他の成分糸のループと鎖状に絡み合って糸の長さ に沿い等間隔に配置された一連の鎖状のステッチができるように成分糸を互いに 鎖状にステッチ加工する絨毯糸の製造法において、各成分糸が糸の全長に沿って 均一にきつく保持された一連のループをつくるように各成分糸に沿って均一な張 力をかけることを特徴とする方法。
  17. 17.糸を熱固定する工程をさらに含んでいることを特徴とする請求の範囲16 記載の方法。
  18. 18.2本の成分糸が存在することを特徴とする請求の範囲16記載の方法。
  19. 19.糸1インチ当たり3〜16個の鎖状のステッチが存在することを特徴とす る請求の範囲16記載の方法。
  20. 20.成分糸は嵩性をもった連続フィラメント糸であることを特徴とする請求の 範囲16記載の方法。
  21. 21.成分糸はクリンプされたステーブル・ファイバー糸であることを特徴とす る請求の範囲16記載の方法。
  22. 22.成分糸はポリアミド、ポリオレフィン、ポリエステルおよびポリアクリロ ニトリル糸から成る群から選ばれることを特徴とする請求の範囲20または21 記載の方法。
  23. 23.多数の成分糸から成り、該成分糸は一連のループを作り、一つの成分糸の ループは他の成分糸のループと鎖状に絡み合って糸の長さに沿い等間隔に配置さ れた一連の鎖状のステッチをつくっている糸において、各成分糸は糸の全長に沿 って均一にきつく保持された一連のループをつくっていることを特徴とする糸。
  24. 24.一つの成分糸のループは他の成分糸のループと鎖状に絡み合って糸の長さ に沿い等間隔に配置された一連の鎖状のステッチができるように成分糸を互いに 鎖状にステッチ加工する糸の製造法において、各成分糸が糸の全長に沿って均一 にきつく保持された一連のループをつくるように各成分糸に沿って均一な張力を かけることを特徴とする方法。
JP5512483A 1992-01-15 1992-12-30 鎖状ステッチ構造をもつ絨毯糸 Pending JPH07502792A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US82093192A 1992-01-15 1992-01-15
US820,931 1992-01-15
PCT/US1992/011302 WO1993014254A1 (en) 1992-01-15 1992-12-30 Chain-stitched carpet yarns

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07502792A true JPH07502792A (ja) 1995-03-23

Family

ID=25232081

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5512483A Pending JPH07502792A (ja) 1992-01-15 1992-12-30 鎖状ステッチ構造をもつ絨毯糸

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP0621909A1 (ja)
JP (1) JPH07502792A (ja)
AU (1) AU3425993A (ja)
CA (1) CA2128237A1 (ja)
WO (1) WO1993014254A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104153077A (zh) * 2014-08-29 2014-11-19 太仓环球化纤有限公司 一种耐磨型pa6膨体纱的生产工艺

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9623217D0 (en) * 1996-11-07 1997-01-08 Peri Dent Ltd Knitted dental floss
CN110093731A (zh) * 2018-01-30 2019-08-06 上海卡比特家饰地毯有限公司 一种簇绒地毯
CN112080846A (zh) * 2020-08-12 2020-12-15 信泰(福建)科技有限公司 一种织带及其编织工艺

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2822605A (en) * 1953-01-26 1958-02-11 Bigelow Sanford Carpet Co Manufacture of pile yarn and of pile carpet made therefrom
US3732708A (en) * 1971-07-21 1973-05-15 Fieldcrest Mills Inc Knit pile carpet fabric
FR2432060A1 (fr) * 1978-07-25 1980-02-22 Gonon Jean Cordon tricote notamment pour ruban fronceur et procede pour sa fabrication

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104153077A (zh) * 2014-08-29 2014-11-19 太仓环球化纤有限公司 一种耐磨型pa6膨体纱的生产工艺

Also Published As

Publication number Publication date
AU3425993A (en) 1993-08-03
CA2128237A1 (en) 1993-07-22
EP0621909A1 (en) 1994-11-02
WO1993014254A1 (en) 1993-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20240191403A1 (en) Easily settable stretch fabrics including low-melt fiber
US3940917A (en) Composite elastic yarns and process for producing them
KR20100019513A (ko) 고인장 나일론 스테이플을 혼입한 편직물 및 이로부터 제조된 양말
US3402548A (en) Process for fracturing flat ribbons and the product thereof
JPH07502792A (ja) 鎖状ステッチ構造をもつ絨毯糸
NZ220444A (en) Yarn pile fabrics with fusible fibre bonding agent
EP1500728B1 (en) Sewing thread and process for producing the same
US20120304615A1 (en) Process of making a fire resistant thread
US5341632A (en) Yarn with the appearance of a spun yarn, made from polyamide-based fibres
JP3114194B2 (ja) 柄編地の製造方法
US2822605A (en) Manufacture of pile yarn and of pile carpet made therefrom
US3900623A (en) Carpets and rugs
JPH08337937A (ja) スパン糸のような毛羽を有するフィラメント加工糸およびその製造方法
JP3755169B2 (ja) パンティストッキング
JP2020523093A (ja) 自己撚りループパイルを有するカーペット及びその作製方法
Bhattacharya Value Added Textile Yarns-Manufacturing Techniques and Its Uses
JPH02293429A (ja) ポリエステルミシン糸およびその製造方法
JPH06116858A (ja) パイルカーペット
JPH0213505Y2 (ja)
RU2202665C1 (ru) Кружевное полотно
JPH07331549A (ja) 高強力毛羽糸およびその製造方法
JPS58126379A (ja) 衣料特性の改良された人工皮革
JPS5818433A (ja) 撚糸
JPS6328226Y2 (ja)
JPH07292535A (ja) スパンライクカバリング糸及びその製造方法