JPH07501694A - 免疫グロブリン生産のアイソタイプ特異的抑制のためのアンチセンスオリゴヌクレオチド - Google Patents

免疫グロブリン生産のアイソタイプ特異的抑制のためのアンチセンスオリゴヌクレオチド

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JPH07501694A JP5509534A JP50953493A JPH07501694A JP H07501694 A JPH07501694 A JP H07501694A JP 5509534 A JP5509534 A JP 5509534A JP 50953493 A JP50953493 A JP 50953493A JP H07501694 A JPH07501694 A JP H07501694A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 免疫グロブリン生産のアイソタイプ特異的抑制のためのアンチセンスオリゴヌク レオチド 発明の背景 ヒト及び多くの哺乳動物では、5つのクラスの免疫グロブリン、すなわぢIgD 、)gM、IgG、IgA及びIgEが合成される。抗体モノマーはに及びλの 2つのアイソタイプのいずれかである2つの同一のLRと、δ、μ、γ、α及び εの5つのアイソタイプの1つである2つの同一のHfiとを有する。これらの アイソタイプのいくつかはサブクラスを有する0例えば、ヒトではγはγ1、γ 2、γ3及びγ4のサブクラスを有する。
抗体は、個々に固有の結合部位によって特徴づけられる非常に多様な結合特異性 を有する。それぞれのH鎖及びL鎖は、それぞれに固有の可変領域セグメント並 びにアイソタイプ及びサブクラスを規定する定常領域セグメントを有する。成熟 し、免疫的に活性な静止B細胞はH6Ik及びL鎖の可変領域をコードする再構 成された遺伝子を有し、従って、規定された抗原特異性を有する。しかしながら 、活性化及びクローン的増殖の過程において、B細胞はさらに成熟する二とがで き、5つのクラスの免疫グロブリンの1又は2以上を発現する細胞に分化するこ とができる。この場合、それらの免疫グロブリンは全て同一の可変領域及び抗原 特異性を有する。
同一の可変領域及び同一の抗原特異性をおそらく有することができる5つの抗体 サブクラスは、異なる免疫機能を有し、免疫系関連疾患の病原性に異なる関与の 仕方をする。TgMは5量体として存在し、多価であり、補体を有効に固定する 。IgGは一般的に抗体依存性細胞毒性を媒介するのに最も有効であり、胎盤を 通って胎児に入る。IgAは粘膜表面にとって最も重要である。IgEは、薬理 学的媒介物質の遊離においてマスト細胞及び好塩基球の感作について主な役割を 果たす、IgDはB細胞上に存在し、おそらくB細胞活性化過程において重要で ある。
5つの抗体サブクラスのうち、IgGアイソタイプは、リウマチ性関節炎、全身 性紅斑性狼瘉、グレープス病、橋本甲状腺炎、重症性筋無力症、尋常性天庖癒及 び中毒性血小板減少紫斑病のような自己免疫疾患における自己抗体として最も顕 著に関与する。IgEはアレルギー性鼻炎、外因性喘息、薬物及び食品アレルギ ー並びにアトピー性皮膚炎を引き起こす直接型過敏症の主な原因である。
自己免疫疾患やアレルギー性疾患のようなある種の疾病を治療するためには4そ の疾病を引き起こす抗体を抑制することが望ましい、IgGは多くの自己免疫疾 患の原因であり、TgEは直接型過敏症の主な原因であるので、抗体の抑制はア イソタイプ特異的であることが望ましい、そうすることによって、免疫系に対す る悪影響を最少化することができる。アイソタイプ特異的抑制を研究するための 多くの実験的な方法が提案されている。1つの方法は、アイソタイプ特異的すス イッチングに関与するリンホカインを阻害することを含む1例えば、IgE合成 を阻害する試みとして抗インターロイキン4モノクローナル抗体を用いた実験が 行われている。もう1つの方法は、特定のアイソタイプを生産している標的B細 胞に特異的な膜結合免疫グロブリンに対して特異的なモノクローナル抗体を用い ることである6本発明は、特定のアイソタイプのmRNA前駆体及びアイソタイ プの特定のサブクラスをさえ標的にしたアンチセンスオリゴヌクレオチドを用い る。
アンチセンス技術は、RNA又はDNAの鍵となるセグメントに結合することが できる、適正に設計されたオリゴヌクレオチド又はその類似体が細胞内に入るこ とができ、mRNA、その前駆体RNA又はDNAの重要な要素に結合し、その RNA又はDNA種の機能を有効に阻害するという原理に基づく、#乳動物にお いては、DNAは一般に2つの相補鎖から成る二重らせんとして存在し、ヒスト ンのような核タンパクと複合化し、極めて複雑であるが秩序立った構造ユニット を形成しており、この構造ユニットが集まって染色体を形成している。DNA鎖 は、側鎖の塩基、すなわち、アデニン(A)、チミン(T)、シトシン(C)及 びグアニン(G)によって区別される、遺伝する何百万もの4種類のデオキシリ ボ核酸の配列である。DNA鎖は機能的には信子もの遺伝子が直線状に延びたも のであり、遺伝子のうちのいくつかは構造的なポリペプチドをコードし、また、 他のいくつかは調節的な情報又は機能を担っている。
メツセンジャーRNAはDNA中のセグメント、一般的には遺伝子の転写産物で ある、メツセンジャーRNAは、A、 C,G及びウラシル(U)塩基を有する リボヌクレオチドの配列である。@乳動物においては、RNAは一般的に一本鎖 であり、従って、二本t[DNAの2つの鎖のいずれがのみのセグメントに対し て相補的である。天然のmRNA及びそれに相補的なりNA鎖が[センス」鎖で ある。生体外又は生体内で合成された、人工的に設計されたセグメントが[アン チセンス」頗である。
二重らせんの各頗間又は[アンチセンス」セグメントとセンスセグメントとの間 の相補性の化学的な基礎は、2本鎖における2つの隣接するAとT (RNAの 場合にはり)及びGとCがそれぞれ安定な水素結合を形成することにある。DN A及びRNA鎖は方向性を有しており、ヌクレオチドのりボシルモノサッヵライ ド背骨上の水酸基の結合により、5′末端及び3″末端と呼ばれる末端を有する 転写過程(RNAの生産)において、一群の調節タンパク及び酵素が、遺伝子の 調節領域において、DNAのセンス鎖をその相補鎖から分離し、RNAポリメラ ーゼがその遺伝子中のDNA配列に従ったRNA分子を組み立てることを可能に する。新たに合成されたRNA前駆体は他の一群のタンパク質及び酵素によって 加工されて成熟mRNA種が形成される。これは次いで核から細胞質に輸送され る。翻訳過程において、一群の調節タンパク質及び酵素がmRNAの5′末端付 近の制御セグメントに結合し、mRNAの配列に沿って(5′末端から3″末端 に)情報を読み取り、アミノ酸を組み立てて固有のポリペプチド鎖を形成する[ アンチセンスJの概念を適用するにあたり、重要なウィルスタンパク質若しくは 生産物又は発ガン性タンパク質(感染症及び癌において使用可能)の生産を阻害 するオリゴヌクレオチドは、標的特異性により2つのカテゴリーに分類される。
 Cohen、 J、S、 Trends Pharm、 Sci、 lo:4 35(+989); LeDoan、 T、 et a戟A Bull。
Cancer 76:849(1989); Takayma、 LM、 an d Inouye、 M、 Cr1t、 Rev、 Bioモ■■香A M of、 biol、 25:l55(1990); Rothernberg、  M、 eL al、、 J、 nail、 Cancer@In5t、 81 :1539 (1989); Eguchi、Y、et al、、八nn、Re v、biochem、60:631 (1991) 、 第P のグループはmRNA又はRNA前駆体の制御領域を標的とし、mRNA種の適 正な発現を妨害するものである。アンチセンス化合物は、前駆体RNA転写物の 正常な成熟を妨害することができ、前駆体RNAが機能的なmRNAになること を防止することができる。それらはまた、遺伝子の調節成分を妨害して翻訳過程 に影響を与えることもできる。それらはまたmRNAの安定性に影響を与えてR Naseに対する感受性を高めることもできる。アンチセンス化合物のもう1つ のグループは遺伝子の調節領域を標的とするものであり、従って転写過程を阻害 する。後者の場合には、DNAの2本鎖が開いた際にオリゴヌクレオチドがDN Aの一本の鎖に結合し、外見上「三重」構造を形成する。
オリゴヌクレオチドの類似体を合成する方法が開発されたために、医薬用途のア ンチセンス技術がこ二2.3年でかなり進歩した0本来のヌクレオチドから合成 されるオリゴヌクレオチドは、高度に帯電しているので、原形質膜を非常に通過 しにくい、それらはまた血液中でのヌクレアーゼによる消化を非常に受けやすい 、修飾オリゴヌクレオチドは、ホスホロチオエートオリゴマー、メチルホスホネ ートオリゴマー、α−アノメリックオリゴマー及びその他を包含する。これらの オリゴヌクレオチドは相補的RNA又はDNAセグメントに対して同様に良くハ イブリダイズする。しかしながら、それらは親水性がより低く、より親油性であ るので、より有効に細胞内に入ることができる。それらはまた、本来のヌクレオ チドに比べてヌクレアーゼによる開裂をはるかに受けにくい。
アンチセンス化合物を設計するための、前駆体RNA又は成熟mRNA中のセグ メントの同定については、 「有効な」標的セグメントを含むであろう多くの領 域が存在する。多くのmRNA及び前駆体RNA標的を用いた実験に基づき、最 も可能性の高い領域は5゛調節領域、スプライス部位及びmRNAの安定性を制 御する3′末端非翻訳領域である。コード領域のセグメントでさえ、アンチセン ス化合物の標的を与えることができる。広く用いられている1つの方法は、上述 した領域の部分を覆う、10〜20ヌクレオチド長の数種のオリゴヌクレオチド を合成し、コードされるタンパク質の発現を阻害するか否かを試験することであ る。オリゴヌクレオチドが有意な阻害を示したならば、長さ及び領域内の位置を わずかに変えた更なるオリゴヌクレオチドを合成し、試験することができる。最 適の効果を有するものが選択されるであろう。
一般的に、嘆乳動物においては、DNA遺伝子はペプチド配列をコードするセグ メント(エクソン)のみならず、分散した、非コードDNAセグメント(イント ロン)をも有する。転写においては、最初に転写されたRNAは、5′末端の調 節領域、エクソン及びイントロンを包含する全配列に対応するものである。二の RNA前駆体が一連の過程において加工される。すなわち、イントロンが切り出 され、エクソンが連結されて成熟mRNAが形成される。成熟mRNAはポリペ プチドをコードする連続的なコード配列を、5′末端及び3′末端に隣接する調 節要素と共に含む。
mRNAスプライシングのメカニズムは複雑である。これには、Ul及びU2を 含有する小さなRNA−タンパク質複合物(IJl、U2snRNP)が関与し 得る。UIRNAはその5°末端に、エクソンの5′スプライス部位の9個のヌ クレオチドから成るコンセンサス配列と完全に相補的な配列を有する。Ul−s nRPが5′スプライス部位に結合することにより、5′スプライス部位が切断 される。この切断は、ATPの加水分解を通じて行われ、イントロンの5′末端 のG残基と、イントロンの3′末端の上流約30ヌクレオチドの部位との間の、 珍しい2’ −5’ ホスホジエステル結合の形成を伴う、これにより、中間的 なRNAの投げ織構造が形成され、ここでは必ずA残基が分岐点を形成する。
スプライス反応中に、U2snRNPはイントロン分岐部位と会合し、一方、U lsnRNPは5′スプライス部位と相互作用し、さらに、いくつかの他の成分 がmRNA前駆体の3′スプライス部位に結合する。これらの全ての結合は、秩 序立った経路に沿って組み立てられているように見える。ll14乳動物のmR NA前駆体のスプライシングにとって重要な信号は、スプライス部位に直接存在 する、@乳動物の遺伝子のイントロン配列の解析により、mRNA前駆体のエク ソン−イントロン境界領域は非常に変異が少ないことが示されている。この保存 された配列は一般的にmRNAスプライス部位であるとみなされ、これらは配列 番号1及び2に示されている。
配列番号1には9個のヌクレオチドから成る5″スプライス位のコンセンサス配 列が示されており、スプライス部位は3つ目のGと4つ目のGの間にある。
従って、9個のヌクレオチドのうち、3個がスプライス点よりも上流にあり、6 個が下流にある。配列番号1の5′末端のCはAであってもよく、また、5′末 端から6個目のAはGであってもよい。
配列番号2に関し、3″スプライス位は、ピリミジン塩基に富む種々の長さの( もっとも、常に10ヌクレオチドを超える)領域を包含する。配列番号2ではC はTであってもよい、このピリミジンに富む領域の後には、スプライス点の上流 にわずか3ヌクレオチド、下流に1ヌクレオチドから成るコンセンサス配列が続 き、上記スプライス部位は3′末端の2個のGの間にある。
3゛及び5゛スプライス位の両方において、保存配列はエクソン側よりもイント ロン側に長く延び、それによって成熟mRNA配列に対する制約が最少化されて いることに気づく。
C)11領域中の3′スプライス部位の上流のイントロンの配列及びヒト免疫グ ロブリンγl、γ2、γ3、γ4、δ、al、α2、ε及びμの定常領域のエク ソンの5°末端の配列がそれぞれ配列番号3.4.5.6.7.8,9.10及 び11に示されている。
配列番号3,4.5.6.7.8.9.10及び11を調べると、3′イントロ ン−エクソン境界には常にAGジヌクレオチドが存在し1分岐点のAは3′スプ ライス部位の32残基上流(IgG、IgD及びIgEの場合)又は32残基上 流(I gAの場合)又は34残基上流(IgMの場合)に存在する。これらの 不変的な残基の間には、異なるアイソタイプの免疫グロブリンではかなり異なっ ているヌクレオチド配列が横たわっている。5゛ スプライス部位と分岐点との 間のイントロン配列はスプライス反応にとって不要であるので、スプライスをう まく妨害できるオリゴヌクレオチド配列は、3′スプライス部位の上流約30ヌ クレオチドの領域に対して相補的な配列であろう。
生殖系列の構造では、50又はそれ以上の可変領域(V)の遺伝子群と、H鎖定 常領域遺伝子の群とは異なる染色体上に存在する。B細胞の体細胞的成熟過程の 間の、あるブレB細胞の段階でV遺伝子が定常領域遺伝子群と再構成される。
Hinds、 K、R,とLitman、 G、W、 Nature 320: 546(+986); Blackwell、 T、に、 ≠獅пO1t 、 F、W、 Ann、 Rev、 Genet、 23:605 (+989 ) 、ヒトのH頗群はμ、δ、γ3、Yl、α1. Y2、γ4、ε及びα2の 順に配列されている。 Flanagon、 J、G、とRabb1tts、  T、H,Nature 300ニア09 (1982)、さらなる成熟過程にお いて、融合されたVDJセグメントがγ、α又はεに切り換えられることがあり 、この切り換えはあるT細胞因子及びまだ解明されていない他の因子によって制 御される。このように、特定のアイソタイプ及びサブクラスを発現するB細胞で は、VDJセグメントが特定のH鎖定常領域遺伝子セグメントに隣接している1 例えば、IgG1 を発現するB細胞では、VDJセグメントはγ1の定常領域 遺伝子に隣接していると考えられている。
ゲノムの構造では、ペプチド配列をコードする領域はエクソンであり、これはイ ントロンによって分離されている。一般的に、H鎖免疫グロブリン遺伝子では、 リーダー配列が小胞体における分泌シグナルとして働く、融合VDJセグメント 、個々の定常領域ドメイン(CHI、CH2及びCH3並びにμ、ε、CH4を 包含する)及び膜固定ペプチド領域は全て、イントロンによって分断された別々 のエクソンにコードされる。δ頗については、免疫グロブリンのヒンジ領域はま た別のエクソンにコードされる。転写及び翻訳の制御領域は、リーダー配列のエ クソンの5゛側に隣接する。転写終結配列は、膜エクソンの3″側に隣接する免 疫グロブリンH鎖の転写過程中に、ゲノム構造の5′末端の制御領域から3′末 端の転写終結シグナル配列までの全長に相補的なRNA転写物が生成される、こ のRNA前駆体は、スプライス過程においてイントロンが切り出され、ペプチド をコードするエクソンが連結されて成熟mRNAとなる。このRNAスプライシ ング過程において、あるエクソンの3″末端は次のエクソンの5″末端に連結さ れる9例えば、融合VDJセグメントの3′末端はCHIエクソンの5′末端に 連結される。
上述のように、B細胞が成熟する過程において、同一のVDJが種々のH鎖アイ ソタイプの定常領域遺伝子と再構成されることがある9本発明の1つの具体例に おいては、VDJエクソンとアイソタイプ特異的CHIエクソンとの連結が、C HIエクソンの5°側領域にあるスプライシング認識配列又はCHIのスプライ ス部位に連結するアンチセンスオリゴヌクレオチドによって阻害される。以下、 本発明をさらに説明する。
発明の概要 本発明は、免疫グロブリン遺伝子の1又は2以上のOH領域中の、特定の免疫グ ロブリンH鎖に対するmRNA前駆体のスプライス認識領域に相補的なオリゴヌ クレオチドを包含する。さらに詳細に説明すると、これらのオリゴヌクレオチド は、3゛スプライス位の上流で分岐点A残基に向かう配列の一部に相補的か又は 3′スプライス部位の上流及び下流の配列の一部に相補的である。オリゴヌクレ オチドは一般的に、安定的に結合するために、これらの配列の少なくとも12個 の連続するヌクレオチドセグメントに対して相補的であるべきである。所望なら ば、より長いセグメントを用いることもできる。
本発明のヌクレオチドは、配列番号3〜33の下線部の一部又は全てに対して相 補的であり、及び/又はこれらの部分のいくつかと3′スプライス部位の下流及 びエクソン領域(太字で示す)のいくつかの部分と相補的である。下線部分は、 オリゴヌクレオチドの保存領域を示す、これらの配列において、エクソンは太字 で示されており、イントロンは通常のタイプ文字で示されている。3′ スプラ イス点は、これらの領域の境界である0分岐点A残基もまた太字で示す。
これらのオリゴヌクレオチドはスプライス認識領域とハイブリダイズし、mRN Aの成熟を阻害するであろう、これは完全な免疫グロブリンをコードするmRN Aの生成を妨害し、従って、mRNAは機能する免疫グロブリンに翻訳されない であろう。
オリゴヌクレオチドは、生体外で、B細胞系又は末梢血単核細胞(PBMC)上 でその活性を試験することができ、所望の特定のクラスの抗体の生産を阻害する 能力があるか否かを決定することができる。オリゴヌクレオチドが有意な活性を 持つことが示された場合には、標的セグメントを覆う長さの異なる更なるオリゴ ヌクレオチドを合成し試験することができ、生産物の候補として最適の長さ及び 配列を選択することができる。
この開示は、種々の免疫グロブリン領域のスプライス部位を標的セグメントとし てアンチセンス化合物を設計することに焦点が当てられている。mRNA種の安 定性を調節することが知られている。それぞれの抗体アイソタイプの3°非翻訳 領域もまたアンチセンス化合物で調節するための魅力的な標的である。アンチセ ンス化合物のための効果的な標的を同定するための系統だった方法は、約15ヌ クレオチドの長さの重複するオリゴヌクレオチドを、3′非翻訳領域の全長にわ たって合成することである。これらのオリゴヌクレオチドは、隣接するオリゴヌ クレオチドと5ヌクレオチド以下互いに重複する。オリゴヌクレオチドを合成機 で合成する方法は確立されているので、1000ないし2000ヌクレオチドの 長さの遺伝子領域を覆う重複するオリゴヌクレオチドを合成することは容易であ る。これらのオリゴヌクレオチドは次いで、生体外でB細胞系又はPBMCに対 して試験することができ、特定のクラスの抗体の生産を阻害する能力を有するか 否かを決定することができる。最も良く生産を阻害するものが選択されるであろ う。
生体治療のために本発明のオリゴヌクレオチドを適用する場合に、1度に1種類 のオリゴヌクレオチドを適用することにより、特定のアイソタイプの免疫グロブ リンのみを抑制することができる。これは、体液の免疫の1つのアイソタイプの みを選択的に削除して治療を行うことができるので有利である。あるいは、異な る特異性を有する数種のオリゴヌクレオチドを用いて総合的な体液免疫抑制を引 き起こすこともできる。
この選択的な免疫グロブリンアイソタイプの抑制は、自己免疫疾患およびアレル ギーの治療に相応しい、IgGおよびTgMは、自己免疫疾患、とりわけリウマ チ性関節炎に付随している。IgG及び/又はIgMの生産を抑制することはリ ウマチ性関節炎の治療に有用であり、そしておそらくまた、全身性紅斑性狼狽、 強皮症および重症性筋無力症を包含する他の自己免疫疾患の治療にも有用であろ う。
直接型過敏症クラスのアレルギーは全てIgHにより媒介される8本発明の適当 なオリゴヌクレオチドを用いてIgEを抑制することによりアレルギー反応が阻 害され又は防止されるであろう。
本発明のオリゴヌクレオチドのもう1つの用途はモノクローナル抗体の生産であ る。オリゴヌクレオチドは、不死化セルラインとの融合の前に免疫動物から抽出 されたB細胞による、又は融合後のハイプリドーマによる種々の免疫グロブリン アイソタイプの生産を選択的に阻害するために用いることができる。これによす 、特定の所望のアイソタイプの免疫グロブリンの生産又は特定のアイソタイプの 免疫グロブリンの生産の防止が可能になる。その結果、これらのアイソタイプの モノクローナル抗体は生産されないであろう。
好ましい態様の詳細な説明 本発明は、多数の臨床症状を治療するために、アイソタイプ特異的に抑制するこ とを達成するアンチセンス化合物に関する。免疫グロブリンの5″調節領域およ び可変領域は非常に変異しており、かつ、特定のアイソタイプについて固有のも のではないので、これらの領域はアンチセンス化合物の標的としては適当ではな い。
免疫グロブリンmRNA又は前駆体RNAにおける最も適当な標的はスプライス 部位および3″末端非翻訳領域である。コード領域および非翻訳領域の他の領域 もまたアイソタイプによる妨害の標的を提供するがもしれない、これらの他の領 域ははるかに長いので、精密に標的領域を決定するためにより多数のオリゴヌク レオチドが必要になるかもしれない。
標的セグメントを同定し、該セグメントに対するアンチセンス化合物を設計する 方法の例として、ヒトε鎖の3′末端非翻訳領域を考えることができる。配列番 号34に示される、第4の定常領域の末端にある停止コドンTGAとポリAシグ ナルトノ間の領域は126ヌクレオチド長である。 5eno M、 et a l、、 Nucl、 Ac1ds Res、 llニア19−727 (198 3)、長さが15ヌクレオチドで、5ヌクレオチドずつ重複する23種類の相補 的オリゴヌクレオチドのセットを合成する。これらのオリゴヌクレオチドを、0 .1〜200μg/mlの濃度で5KO−007細胞(ATCC、メリーランド 州ロックビル)に作用させることにより、IgHの生産に対する効果を試験する 。これらのIgE発現細胞を、阻害剤の候補と共に1〜3日間インキュベートし 、培地に分泌されたIgEを2例えばSun L、 et al、、 J、 I mmunol、 146: 199−205(1991)に記載されたような標 準的なIgE ELISAにより分析する。この試験はまた。高血清rgE(ア トピー患者)から分離したPBMCを用いることによっても行うことができる。
あるオリゴヌクレオチド又は隣接するオリゴヌクレオチドが5KO−007細胞 によるIgE合成の阻害を引き起こしたならば、それによって有効な領域が同定 される1次いで、10〜12ヌクレオチド長で1個か2個だけ重複する、同定さ れた領域を覆う更なるオリゴヌクレオチドのセットを合成し、IgE生産に対す る効果を試験する。そうすることにより、最適の配列および長さを有するセグメ ントを同定することができる。より高い親油性およびRNaseに対する抵抗性 を有する、オリゴヌクレオチドの類似体を合成し、試験することもできる。この ようにして、最適のオリゴヌクレオチドを同定することができる。
ε遺伝子の他の領域および他の免疫グロブリンアイソタイプの抑制のためのアン チセンスを見つけるために同様な系統的方法を行うこともできる。同様な方法は また、γ頗の4つのサブクラスの3゛末端非翻訳領域を標的にするアンチセンス 化合物の設計にも用いることができる。ATG停止コドンとAATAAシグナル の間の領域は、γl (配列番号35)では100ヌクレオチド長であり、γ2 、γ3およびγ4では101ヌクレオチド長である(それぞれ配列番号36.3 7.38 ) 、 Huck S、 et at、、 Nucl、 Ac1d  Res、 14:1779−1789 (1986)参照、■ れらの領域は、4つのサブクラス間でわずか2.3のヌクレオチドが相違してい るだけである。それぞれのサブクラスに対する18種類のオリゴヌクレオチドの セットを合成することができ、この場合、オリゴヌクレオチドのほとんどはサブ クラス間で共用することができる。これらのオリゴヌクレオチドは、IgGの特 定のサブクラスを分泌するセルラインを阻害する能力について試験することがで きる。
本発明のアンチセンス化合物はまた、スプライス部位又はスプライシングに関わ ることが知られているセグメントをも標的にする。これらのオリゴヌクレオチド は、配列番号3ないし33の下線部分の領域の少なくとも連続する約12ヌクレ オチドに対して相補的である。配列番号3〜11で表される配列については上述 のとおりである。配列番号12.13.14及び15は、それぞれ、γl、γ2 、γ3及びγ4のCH2領域の3″スプライス位の近傍のイントロン及びエクソ ン配列である。配列番号16.17.18及び19は、それぞれ、γl、γ2、 γ3及びγ4のCH3領域の3′スプライス部位の近傍のイントロン及びエクソ ン配列である。配列番号20及び21は、それぞれ、δのCH2及びCH3領域 の3′スプライス部位の近傍のイントロン及びエクソン配列である。配列番号2 2及び23は、それぞれ、δのヒンジl及びヒンジ2領域の3°スプライス部位 の近傍のイントロン及びエクソン配列である。配列番号24及び25は、それぞ れ、αlのCH2領域及びCH3領域の3′スプライス部位の近傍のイントロン 及びエクソン配列である。配列番号26及び27は、それぞれ、α2のCH2領 域及びCH3領域の3′スプライス部位の近傍のイントロン及びエクソン配列で ある。配列番号28.29及び30は、それぞれ、εのCH2領域、C,)(3 領域及びCH4領域の3°スプライス部位の近傍のイントロン及びエクソン配列 である。配列番号31.32及び33は、それぞれ、μのCH2領域、CH3領 域及びCH4領域の3′スプライス部位の近傍のイントロン及びエクソン配列で ある。エクソンは太字で、イントロンは通常のタイプ文字で示されている。3″ スプライスはこれらの領域の境界点である0分岐点A残基もまた太字で示されて いる。
一般に1本発明のオリゴマーの長さは約12ヌクレオチドと短くても良いが、1 5ヌクレオチドが好ましい、上述のように、本発明のオリゴマーは3°スプライ ス部位の上流(配列表の下線部分)のセグメント及び/又はこのセグメントの一 部及び3′スプライス部位の下流セグメントの連続部分(配列表で太字で示す) とハイブリダイズする。従って、本発明のオリゴヌクレオチドはRNA (DN AのTに代えてUを有する)又はDNAのいずれであっても良い。
本発明のオリゴヌクレオチドは、3″スプライスの上流32又は35ヌクレオチ ドの全体とハイブリダイズするものであっても良いし、さらには3゛スプライス の下流部分とさえハイブリダイズするものであっても良い、もつとも、これらは また、12ヌクレオチド又は12ヌクレオチド未満の長さであっても良い、短い オリゴヌクレオチドもまた、3′スプライス点の上流のみを包含するものであっ ても良いし、上流部分と下流部分(エクソン)の一部を包含するものであっても 良い、12ヌクレオチドよりもはるかに短いセグメントの欠点は、安定にハイブ リダイズしないかもしれないことである。15ヌクレオチドよりもはるかに長い セグメントの欠点は、合成の費用が高いこと及び細胞膜を通って細胞質に入るこ とが容易ではないかもしれないことである。
本発明のオリゴヌクレオチドは全て、例えばApplied Biosyste ms 38OA合成機等のこの分野において周知の技術により合成することがで きる。
上述のように、本発明のオリゴヌクレオチドは、自己免疫疾患及びアレルギーの 治療並びに体液性免疫抑制を引き起こすのに有用である。自己免疫疾患の治療の ためには、配列番号3.4.5.6.11.12.13.14.15,16.1 7.18.19.30.31.32及び33の適当な部分に相補的なオリゴヌク レオチドが好ましい、なぜなら、これらはIgG及びIgMの生産を抑制するで あろうからである。IgGについては、CHI領域をコードする配列(配列番号 3.4.5.6)と、CH2領域をコードする配列(配列番号12.13.14 .15)の間にヒンジ領域遺伝子が存在する。3°スプライス部位の上流のヒン ジ領域配列の部分、または3′スプライス部位の上流及びこれと連続する下流部 分と相補的なオリゴヌクレオチドもまた本発明のオリゴヌクレオチドとして用い ることができるであろう。
アレルギー治療のためには、配列番号10.27.28及び29の適当な部分に 相補的なオリゴヌクレオチドが用いられるであろう、なぜなら、これらはIgE の生産を抑制するからである0体液性免疫抑制を読起するためには、配列番号3 〜33の適当な部分に相補的なオリゴヌクレオチドが用いられるであろう、なぜ なら、それらは全ての免疫グロブリンの生産を抑制するからである。上述のよう に、投与されるオリゴヌクレオチドは、それが標的セグメントに相補的でこれと ハイブリダイズできる限り、DNA又はRNAのいずれであっても良い。
本発明のオリゴヌクレオチドは、修飾することな(生体外及び生体内で用いるこ とができる。あるいは、それらの疎水性を高めてより親油性にするために、それ らを化学的に修飾することもできる0例えば、それらをホスホロチオエート、メ チルホスホネート又はαアノメリックオリゴヌクレオチドに代えることができる 。これらの修飾を行う方法はこの分野において周知である。
本発明のオリゴヌクレオチドを生体内で用いるためには、大過剰量のオリゴヌク レオチドを患者に投与することができる。それらは静脈内投与により、そしてお そらく経口的に投与することが可能であろう、投与量は容易に計算することがで きる。抑制したいアイソタイプに応じて、当該アイソタイプを生産するB細胞の 合計数を計算することができ、個々のB細胞の適当な遺伝子セグメントに結合す る十分な量のオリゴヌクレオチドを次いで投与する。
本発明のオリゴヌクレオチドを生体外で、すなわちモノクローナル抗体の生産に おいて用いる場合には、抑制したいアイソタイプを生産するB細胞を抑制するの に十分な量のオリゴヌクレオチドが投与されるであろう、ハイプリドーマを生産 するために不死化セルラインと融合する前にこれを行うことが好ましい、もつと も、これは融合後に行うこともできる。
上述の用語及び表現は説明のためのものであって、限定的なものではなく1本発 明は、下記のクレームにおいてのみ定義され、これらのクレームのあらゆる均等 な主題を包含する。
配列表 (1)一般情報 (i) 出IN人:チャン・ツエ・ウエン(1、発明の名称:免疫グロブリン生 産のアイソタイプ特異的抑制のためのアンチセンスオリゴヌクレオチド (iii)配列の数:38 (iv)あて名 (A)名宛人:タノソクス・バイオシステムズ・インコーポレーテ・ノド(B) 番地ニステラ 1ルク ロード 10301(E)国、米国 (F)郵便番号+77025 (V)コンピューター読み取り可能形態(A)媒体タイプ、3.5インチディス ケ・ノド(B)コンピューター:IBM PS/2(C)オペレーティングシス テム:DO33,30(D)ソフトウェア、ワードパーフェクト5.1(vi) 本願のデータ: (A)出願番号・ (B)出願口: (C)分類4 (vii)先願のデータ (A)出願番号二〇7794.395 (B)出願口: 1L1891 (viii)代理人情報: (A)氏名 エリツク・ピー・ミラヘル(B)登録番号・31.211 (C)整理番号: TNX91−6−PCT(ix)電話連絡情報 (A)電話・(713)664−2288(B)ファクシミリ: (713)6 64−8914(2)配列番号1についての情報 (i)配列の性質 (^)長さ:9ヌクレオチド (B)型、核酸 (C)鎖の数二二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (xl)配列:配列番号I CAGGTAAGT 9 (2)配列番号2についての情報 (i)配列の性質 (^)長さ:4ヌクレオチド (B)型:核酸 (C)鎖の数二二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (xi)配列:配列番号2 AGG 4 (2)配列番号3についての情報 (1)配列の性質 (A)長さ 55ヌクレオチド (B)型:核酸 (C)鎖の数二二本鎖 (D)トポロジー二面鎖状 (xl)配列:配列番号3 (2)配列番号4についての情報 (1)配列の性質 (^)長さ:55ヌクレオチド (B)型:核酸 (C)鎖の数二二本鎖 (D)トポロジー、直鎖状 (xi)配列・配列番号4 (2)配列番号5についての情報 (1)配列の性質 (A)長さ 55ヌクレオチド (B)型 核酸 (C)鎖の数、二本鎖 (D)トポロジー 直鎖状 (2)配列番号6についての情報 (1)配列の性質 (A)長さ 55ヌクレオチド (B)型・核酸 (C)鎖の数、二本鎖 (D)トポロジー 直鎖状 (xl)配列:配列番号6 (2)配列番号7についての情報 (i)配列の性質 (^)長さ:55ヌクレオチド (B)型:核酸 (C)鎖の数・二本鎖 (D)トポロジー・直鎖状 (xl)配列:配列番号7 (2)配列番号8についての情報 (1)配列の性質 (A)長さ・55ヌクレオチド (B)型:核酸 (C)鎖の数二二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (xi)配列:配列番号8 (2)配列番号9についての情報 (i)配列の性質 (A)長さ=55ヌクレオチド (B)型:核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (xi)配列・配列番号9 (2)配列番号IOについての情報 (1)配列の性質 (A)長さ・54ヌクレオチド (B)型:核酸 (C)鎖の数、二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (xl)配列:配列番号10 (2)配列番号11についての情報 (1)配列の性質 (^)長さ、56ヌクレオチド (B)型:核酸 (C)鎖の数二二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (xi)配列:配列番号11 (2)配列番号12についての情報 (1)配列の性質 (A)長さ=55ヌクレオチド (B)型、核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー6直鎖状 (Xl)配列・配列番号12 (2)配列番号13についての情報 (i)配列の性質 (A)長さ・52ヌクレオチド (B)型、核酸 (C)鎖の数二二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (xl)配列・配列番号13 (2)配列番号14についての情報 (i)配列の性質 (^)長さ:55ヌクレオチド (B)型・核酸 (C)鎖の数、二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (xi)配列:配列番号14 (2)配列番号15についての情報 (1)配列の性質 (A)長さ=55ヌクレオチド (B)型:核酸 (C)鎖の数 二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (xl)配列・配列番号15 (2)配列番号16についての情報 (i)配列の性質 (^)長さ=547クレオチド (B)型・核酸 (C)鎖の数・二本鎖 (D)トポロジー 直鎖状 (Xl)配列:配列番号】6 (2)配列番号17についての情報 (1)配列の性質 (^)長さ・55ヌクレオチド (B)型:核酸 (C)鎖の数二二本鎖 (D)トポロジー 直鎖状 (xi)配列・配列番号17 (2)配列番号18についての情報 (1)配列の性質 (A)長さ:55ヌクレオチド (B)型、核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (xl)配列:配列番号18 (2)配列番号19についての情報 (1)配列の性質 (^)長さ、55ヌクレオチド (B)型 核酸 (C)鎖の数二二本鎖 (D)トポロン−直鎖状 (xl)配列 配列番号19 (2)配列番号20についての情報 (1)配列の性質 (A)長さ・55ヌクレオチド (B)型、核酸 (C)鎖の数二二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (xl)配列:配列番号20 (2)配列番号21についての情報 (1)配列の性質 (^)長さ:55ヌクレオチド (B)型:核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー 直鎖状 (xi)配列・配列番号21 (2)配列番号22についての情報 (i)配列の性質 (A)長さ=55ヌクレオチド (B)型:核酸 (C)鎖の数二二本鎖 (D)トポロジー・直鎖状 (xi)配列・配列番号22 (2)配列番号23についての情報 (i)配列の性質 (A)長さ=55ヌクレオチド (B)型・核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (xi)配列・配列番号23 (2)配列番号24についての情報 (1)配列の性質 (^)長さ・55ヌクレオチド (B)型、核酸 (C)鎖の数二二本鎖 (D)トポロジー 直鎖状 (xl)配列・配列番号24 (2)配列番号25についての情報 (1)配列の性質 (^)長さ:55ヌクレオチド (B)型:核酸 (C)鎖の数、二本鎖 (D)トポロジー・直鎖状 (Xl)配列、配列番号25 (2)配列番号26についての情報 (1)配列の性質 (^)長さ・55ヌクレオチド (B)型 核酸 (C)鎖の数二二本鎖 (D)トポロジー 直鎖状 (xi)配列、配列番号26 (2)配列番号27についての情報 (1)配列の性質 (A)長さ:55ヌクレオチド (B)型:核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (xi)配列:配列番号27 (2)配列番号28についての情報 (i)配列の性質 (A)長さ、55ヌクレオチド (B)型:核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (xl)配列、配列番号28 (2)配列番号29についての情報 (i)配列の性質 (A)長さ=55ヌクレオチド (B)型:核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (xl)配列;配列番号29 (2)配列番号30についての情報 (i)配列の性質 (A)長さ:55ヌクレオチド (B)型:核酸 (C)鎖の数二二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (Xl)配列 配列番号30 (2)配列番号31についての情報 (1)配列の性質 (A)長さ、58ヌクレオチド (B)型 核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー、直鎖状 (xl)配列、配列番号31 (2)配列番号32についての情報 (i)配列の性質 (^)長さ、57ヌクレオチド (B)型 核酸 (C)鎖の数・二本鎖 (D)トポロジー°直鎖状 (xi)配列:配列番号32 (2)配列番号33についての情報 (i)配列の性質 (A)長さ・56ヌクレオチド (B)型:核酸 (C)鎖の数二二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (xi)配列:配列番号33 (2)配列番号34についての情報 (i)配列の性質 (A)長さ:126ヌクレオチド (B)型:核酸 (C)鎖の数、二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (xi)配列:配列番号34 (2)配列番号35についての情報 (1)配列の性質 (A)長さ:100ヌクレオチド (B)型:核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (xl)配列:配列番号35 (2)配列番号36についての情報 (i)配列の性質 (A)長さ=101ヌクレオチド (B)型:核酸 (C)鎖の数二二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (xi)配列:配列番号36 (2)配列番号37についての情報 (i)配列の性質 (A)長さ:101ヌクレオチド (B)型:核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (xi)配列:配列番号37 (2)配列番号38についての情報 (i)配列の性質 (^)長さ、101ヌクレオチド (B)型:核酸 (C)鎖の数、二本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (xi)配列;配列番号38

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.特定の免疫グロブリンH鎖のmRNA転写物前駆体のスプライス認識領域に 相補的なオリゴヌクレオチド。
  2. 2.RNA又はDNAである請求項1記載のオリゴヌクレオチド。
  3. 3.CHエクソンの上流約30ヌクレオチドまでの領域、CHのイントロン−エ クソンスプライス部位の上流約30ヌクレオチドまでの領域又はCHエクソン若 しくはイントロン−エクソンスプライス部位の上流及びそれに連続する下流領域 の連続する少なくとも12ヌクレオチドに対して相補的な請求項1記載のオリゴ ヌクレオチド。
  4. 4.CHエクソンがCH1である請求項1記載のオリゴヌクレオチド。
  5. 5.免疫グロブリンH鎖がε、α又はμである請求項1記載のオリゴヌクレオチ ド。
  6. 6.オリゴヌクレオチドが、ホスホロチオエート、メチルホスホネート、α−ア ノメリックオリゴマー又は他のタイプの疎水化オリゴマーである請求項1記載の オリゴヌクレオチド。
  7. 7.配列番号3〜11の下線部分の連続する少なくとも12ヌクレオチド、又は 下線部分の一部とこれに連続する太字部分のセグメントに対して相補的な請求項 4記載のオリゴヌクレオチド。
  8. 8.配列番号8、9、10、11、24、25、26、27、28、29、30 31、32又は33の下線部分の連続する少なくとも12ヌクレオチド,又は下 線部分の一部とこれに連続する太字部分のセグメントに対して相補的な請求項5 記載のオリゴヌクレオチド。
  9. 9.配列番号3、4、5、6、12、13、14、15、16、17、18又は 19の下線部分の連続する少なくとも12ヌクレオチド、又は下線部分の一部と これに連続する太字部分のセグメントに対して相補的なオリゴヌクレオチドを含 む、IgG生産の抑制を引き起こすための組成物。
  10. 10.配列番号11、30、31、32又は33の下線部分の連続する少なくと も12ヌクレオチド、又は下線部分の一部とこれに連続する太字部分のセグメン トに対して相補的なオリゴヌクレオチドを含む、IgM生産の抑制を引き起こす ための組成物。
  11. 11.配列番号10、27、28又は29の下線部分の連続する少なくとも12 ヌクレオチド、又は下線部分の一部とこれに連続する太字部分のセグメントに対 して相補的なオリゴヌクレオチドを含む、IgE生産の抑制を引き起こすための 組成物。
  12. 12.請求項1のオリゴヌクレオチドを投与することから成る特定の免疫グロブ リンアイソタイプの生産を抑制する方法。
  13. 13.請求項8、9、10又は11のオリゴヌクレオチドの1又は2以上を投与 することから成る請求項12記載の方法。
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