JPH07501670A - 電気経路長さ位相誤差を修正する装置及び方法 - Google Patents
電気経路長さ位相誤差を修正する装置及び方法Info
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- H01Q3/00—Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
電気経路長さ位相誤差を修正する装置及び方法発明の背景
発明の分野
本発明は、電磁受信システムにおける位相誤差を補正することに関し、さらに特
定すれば、複数素子アンテナを有する電磁受信システムにおける電気経路の長さ
の差異に起因する誤差を補正することに関する。
関連技術の説明
インドルーダの方位角を測定するために使用される受信システムでは、アンテナ
の異なる素子からの信号の間に正確な位相関係を維持することが重要である。
アンテナの素子と、受信器システムの他の部品との間の電気経路の長さの差によ
って、それらのシステムには位相誤差が導入される。
従来は、アンテナを航空機に設置した後にアンテナシステムを校正することによ
り、この問題に対処していた。この方式は設置プロセスをよりコスト高にし且つ
さらに複雑なものにしていた。また、この問題に対処するために、精密に調整さ
れた長さを有するケーブル又は導体を使用してアンテナ素子を受信器に接続する
方法もとられた。厳密な長さのケーブル又は導体を使用するのはコスト高で、不
都合であることがわかった。厳密な長さのケーブル又は導体は、高価であるのに
加えて、ケーブルの長さを検査するための専用試験機器を使用することを必要本
発明は、第1の電気経路に接続する第1の素子と、第2の電気経路に接続する第
2の素子と、第3の電気経路に接続する第3の素子と、電気経路導体に接続する
第4の素子とを有するアンテナを具備する電磁受信システムにおける位相誤差を
修正する装置及び方法から成る。4つのアンテナ素子はほぼ正方形のパターンを
描いて配置される。選択的送信手段は、第2の素子、第3の素子及び第4の素子
の中の1つである選択された素子から試験信号を別の素子により受信されるよう
に送信する。第1の移相器は第2の電気経路で搬送される信号に対して可変移相
を実行して、第1の移相信号を発生する。第2の移相器は第3の電気経路で搬送
される信号に対して第2の可変移相を実行して、第2の移相信号音発生する。第
3の移相手段は第4の電気経路で搬送される信号に対して第3の可変移相を実行
して、第3の移相信号を発生する。信号組合せ手段は、電気経路長さ位相修正値
を確定することができるように、第1の電気経路で搬送される信号を第1の移相
信号、第2の移相信号及び第3の移相信号と組合せる。
本発明は、複数素子アンテナを有する受信システムにおける電気経路の長さの差
異を補正する。それらの差異はケーブル又は導体の長さの差に起因するものであ
る。本発明では、最初の設置の後及び正規の動作中に、それらの長さの差を補正
する。導体の長さの差を自動的に補正することにより、本発明はケーブルの長さ
を検査をするために使用される精密な長さのケーブル又は専用試験機器の必要を
なくして、設置プロセスを簡易化している。正規の動作中にケーブルの長さの違
いを周期的に補正することにより、本発明は、温度変化や機器の老化に起因する
位相誤差を排除する。その結果、サービスコストがより安く且つより信頼しうる
受信器システムが得られるのである。
図面の簡単な説明
図1は、4素子アンテナと、電気経路の長さの相違によって導入される位相誤差
とを示すブロック線図である。
図2は、本発明における信号の流れを制御するための技法を示すブロック線図で
ある。
図3は、信号コンバイナのブロック線図である。
図4は、各々のアンテナが複数の素子を有するような2アンテナシステムのブロ
ック線図である。
好ましい実施例の説明
次の規約は本発明を説明するに際して使用される。フェーサは文字の後に#の上
付き文字を付して表現される。アンテナlOのいずれか2つの素子の間の電気的
長さは、問題となるアンテナ素子の文字に下線を付して指示される。素子Aと素
子Bとの間の電気的距離はΔ旦によって指示され、素子Bと素子Cとの間の電気
的距離は桟によって指示され、素子Cと素子りとの間の電気的距離はCDにより
て指示され、素子Aと素子りとの間の電気的距離はΔ旦によって指示され、素子
Aと素子Cとの間の電気的距離はΔ9によって指示され、素子Bと素子りとの間
の電気的距離はBDによって指示される。
図1は、素子A、B、C及びDを有する複数素子アンテナ10を示す。各々の素
子から受信された信号コンバイナ回路20に供給される。素子Aからの信号は電
気経路、すなわち、導体22を介して信号コンバイナ20の入力端子21へ直接
に通過してゆく。素子Bからの信号は、移相器26を含む電気経路、すなわち、
導体24を介して信号コンバイナ20の入力端子23に至る。素子りからの信号
は、移相器30を含む電気経路、すなわち、導体28を介して信号コンバイナ2
0の入力端子27に至る。素子りからの信号は、移相器34を含む電気経路、す
なわち、導体32を介して信号コンバイナ20の入力端子31に至る。εb。
εC及びεdの入った円は、電気経路の長さが異なることにより導入される位相
誤差を表わしている。電気経路の長さの差は電気経路22の長さに対して計算さ
れる。εb、εC及びεdにより表わされる位相誤差は、信号コンバイナ20の
DELTA2出力を監視し旦つ移相器26.30及び34を調整することによっ
て補正される。位相誤差εbは移相器26を使用して位相バイアスφb=−εb
を導入することによって補正され、位相誤差εCは移相器30を使用して位相バ
イアスφC=−εCを導入することによって補正され、また、位相誤差εdは移
相器34を使用して位相バイアスφd=−εdを導入することによって補正され
る。
信号コンバイナ20は入力端子21で電気経路22からの信号A“を受信し、入
力端子23で電気経路24からの信号B”を受信し、入力端子27で電気経路2
8からの信号C“を受信し且つ入力端子31で電気経路32からの信号D“を受
信する。DELTA2出力は、フェーサ表記法である下記の等式により表現され
る。
DELTA2= (A’−C”)+j (B’−D’)十〇式中、「j」は90
”の移相を表現するものと解釈でき、θは電気経路の長さの位相誤差を修正する
ことに関して無視できる任意の位相オフセットである。
位相誤差は、Δ旦が9旦とほぼ等しく、Δ旦は9旦(はぼ等しく、へ旦は9旦さ
れる。電気的距離は、互いにプラス又はマイナス45電気角度以内にあれば、は
ぼ等しいと考えられる。
位相誤差εCを補正するために使用される位相バイアスφCは、素子りを終端接
続する一方で素子Bで信号を送信し且つ素子A及びCで信号を受信することによ
って得られる。移相器30の移相バイアスφCは、信号コンバイナ20の出力端
子DELTA2の電圧が最小になるまで調整される。信号コンバイナ20の出力
端子DELTA2の信号が最小になったとき、現在の位相バイアスφCは位相誤
差εCを補正する。下記の等式は、位相バイアスφCがどのようにして得られる
かを表わす。
DELTA2=(A’−C’) +j (B“−〇”)電気経路の長さに関して
書き表わすと、上記の等式を次のように書き直すことが位相誤差εdを補正する
ために使用される位相バイアスφdは、2段階プロセスを使用して得られる。そ
のプロセスの第1のステップは、Cを終端接続した状態で素子へ及びDで信号を
受信しつつ、素子Bで信号を送信することを含む。移相Rt34により導入され
る位相バイアスφdlは、信号コンバイナ2oの出力DELTA2が最小になる
まで調整される。下記の等式は位相バイアスφdlと、位相誤差εdとの関係を
示す。
DELTA2− (A’−C’)+j (B’−D’)0=A’−jD’
A”=D’+90゜
電気経路の長さに関して書き表わすと、上記の等式を次のように書き直すことが
位相誤差εdを補正するための適正な位相バイアスを得るときの第2のステップ
は、素子Bを終端接続した状態で素子へ及びDで信号を受信しつつ、素子Cで信
号を送信することを含む。次に、信号コンバイナ2oの出力端子DELTA2の
電圧が最小になるまで、移相器34の位相バイアスφd2を調整する。下記の等
式は位相バイアスφd2と、位相誤差εdとの関係を示す。
DELTA2= (A”−C’)+j (B”−D’)0=A’−jD”
A’=jD“
A’=D’+90゜
電気経路の長さに関して書き表わすと、上記の等式を次のように書き直すことが
所望の移相器バイアスφdは、バイアスφdl及びφd2を平均し、次にその結
果に90°を加算することによってめられる。角度の平均を計算する場合には、
適正な結果を確保するように注意しなければならない。たとえば、80度と27
4度の平均は、見方によって、177度又は68度のいずれがである(27旦−
BDが匹−見見より小さい場合には、φd2はφd1より大きいと仮定すべきで
ある。下記の等式は移相器バイアスφd1及びφd2の関係を示す。
0.5(φdl+φd2)=0.5(AC−BD+A旦−CD−2εd−180
” )0.5(φd1+φd2)=−εd−90゜従って、
φd=0.5 (φdl+φd2)+90@=−εd位相誤差εbを補正する移
相バイアスφbも、同様にして、素子りを終端接続した状態で素子A及びBで受
信しつつ、素子Cで送信することによってめられる。次に、信号コンバイナ20
の出力DELTA2が最小になるまで、移相器バイアスφblを調整する。φb
lと位相誤差εb七の関係は下記の等式により示される。
DELTA2= (A’−C’) +j (B’−D’)0=A’+j13”
A”=−jB“
A’=B”−90’″
電気経路の長さに関して書き表わすと、上記の等式を次のように書き直すことが
できる。
AC=BC+φbl+εb−90”
φbI=AC−BC−εb+90”
移相器バイアスφbを確定するときの第2のステップは、素子Cを終端接続した
状態で素子A及びBで受信しつつ、素子りで送信することを含む。移相器バイア
スφb2は、信号コンバイナ2oの出力DELTA2が最小になるまで移相器2
6を調整することにより得られる。下記の等式は位相バイアスφb2と、位相誤
差εbとの関係を示す。
DELTA2= (A”−C’) +j (B’−D”)0=A’+j13″
A“=−jB“
A“=B”−90”
電気経路の長さに関して書き表わすと、上記の等式を次のように書き直すことが
できる。
Δ旦=旦回十φb2+εb−90”
φb2=赳一旦旦一旦立+90@
移相器バイアスφbは、バイアスφbl及びφb2を平均し、次に90’″を減
算することによって得られる。この計算を実行するとき、量Δ旦一旦立が匹−B
Cより大きい場合には、位相バイアスφb1は位相バイアスφb2より小さいと
仮定すべきであり、また、へ旦−閃が裁−1旦より小さい場合には、φb2はφ
btより小さいと仮定すべきである。下記の等式は移相器バイアスφbと、バイ
アスφb1及びφb2との関係を示す。
φb=0.5 (φb I +φb2) −90’ =−t b上記の等式にお
いては、DELTA2が0に向かうと仮定していたが、DELTA2は典型的に
はOに等しくなり1最小値に向かう。これが起こるのは、等式の中のフェーザ項
の振幅が必ずしも等しくないためである。位相角を確定する際の便宜上、DEL
TA2が最小値に等しいとき、DELTA2にOの値を割当てることができる。
出力DELTA2の最小値を移相器26.30又は34により導入される位相バ
イアスの関数として確定するとき、システム内のフェーザ振輻の不均等、雑音及
びインピーダンスの不整合のために複数の最小値が起こりうる。
関心ある移相器について起こりうるあらゆる移相器設定に対して出力DELTA
2の値を記録することにより、この問題に対処できる。適正な電圧最小値を確定
するために、正弦波曲線当てはめである一部フーリエ回帰を実行することにより
、適正な最小値を得ることができる。
先に説明した手続きはパワーアップ時に実行されるべきであり、また、正規の動
作中には2分おきに繰返されるべきである。この手続きを実行することにより、
パワーアップ時と、正規動作中の頻繁な間隔をおいた時間に、初期位相誤差及び
時間の経過に伴って起こる付加的な位相誤差について位相補正が実行される。
図2は、本発明において信号の流れがどのように制御されるかを示すブロック線
図である。発振器50は試験信号を発生するために使用される。発振器50から
の出力は3:IRFマルチプレクサ52に供給される。マルチプレクサ52は、
発振器50からの信号を3つの方向性結合器の中の1つに供給するために使用さ
れる。方向性結合器54は発振器50からの試験信号を電気経路、すなわち、導
体24に結合し、方向性結合器56は発振器50からの試験信号を電気経路、す
なわち、導体28に結合し、方向性結合器58は発振器50からの信号を電気経
路、すなわち、導体32に結合する。
各々の方向性結合器は3つのボートを含む。方向性結合器54はボート60゜6
2及び64を含む。ボート60は試験信号を受信する。試験信号はボート60か
らボート62を経て通過してゆき、ボート64からは最小信号レベルが出力され
る。ボート62により入力が受信された場合には、その入力はボート64を経て
出力される。
方向性結合器56はボー)66.68及び70を含む。ボート66は試験信号を
受信する。試験信号はボート66からボート68を経て通過してゆき、ボート7
0からは最小信号レベルが出力される。ボート68により入力が受信された場合
には、その人力はボー)70を経て出力される。
方向性結合器58はボート72.74及び76を含む。ボート72は試験信号を
受信する。試験信号はボート72からボート74を経て通過してゆき、ボート7
6からは最小信号レペルカ咄力される。ボート74により入力が受信された場合
には、その入力はボート76を経て出力される。
方向性結合器54のボート64はRFスイッチ8oの端子78に接続している。
RFスイッチ80は2つの単極双投スイッチと、2つの50オームの負荷又は端
子とから構成されている。RFスイッチ8oの端子82は移相器26の人力端子
に接続している。移相器26の出力端子は信号コンバイナ2oの人力端子23に
接続している。
方向性結合器56のボート70はRFスイッチ86の端子84に接続している。
RFスイッチ86はRFスイッチ8oの同じ種類のスイッチである。RFスイッ
チ86の端子88は移相器30の入力端子に接続している。移相器3oの出力端
子は信号コンバイナ20の入力端子27に接続している。
方向性結合器58のボート76はRFスイッチ92の端子9oに接続している。
RFスイッチ92はRFスイッチ86と同じ種類のスイッチである。RFスイッ
チ92の端子94は移相器34の入力端子に接続している。移相器34の出力端
子は信号コンバイナ20の入力端子31に接続している。
発振器50からの試験信号を送信するために特定のアンテナ素子を使用する場合
、RFマルチプレクサ52は、関心ある方向性結合器に試験信号を渡すように位
置を規制されている。そこで、方向性結合器は、送信のために使用される素子に
接続している導体へ試験信号を出力する。たとえば、方向性結合器54のボー)
60で受信した試験信号はボート62を経て、アンテナ素子Bへと通過してゆく
。
方向性結合器がマルチプレクサ52からの試験信号を受信したとき、その試験信
号のエネルギーのわずかな部分はRFスイッチに接続しているボートを通過する
。方向性結合器54の場合、試験信号エネルギーの一部はボート64を通過して
、RFスイッチ80の端子78に至る。この試験信号エネルギーが信号コンバイ
ナ20に到達するのを阻止するために、方向性結合器と移相器との間に位置する
RFスイッチは、試験信号エネルギーが好ましくは50オームである負荷の中で
消散するように設定される。同時に、スイッチは好ましくは50オームである別
の負荷で移相器への入力を終端接続させる。
送信される信号を受信するために特定のアンテナ素子を使用する場合、信号はそ
の素子と関連する方向性結合器を変化することなく通過する。次に、方向性結合
器の出力はRFスイッチを通過し、関連する移相器に入力する。信号を受信する
とき、受信側アンテナ素子と関連するRFスイッチは、入力端子に現われる信号
が負荷の1つで終端せずに出力端子に至るように位置決めされる。
特定のアンテナ素子を終端接続させるべき場合、その素子と関連するRFスイッ
チは、スイッチの入力端子が杆ましくは50オームである負荷インピーダンスに
接続するように位置決めされる。スイッチの入力端子は負荷インピーダンスに接
続しており、一方、その出力端子は好ましくは50オームである別の負荷インピ
ーダンスに接続している。
RFスイッチは2つの単極双投スイッチと、2つの50オーム負荷とを使用して
構成できる。単極双投スイッチは、NHO30541MerrimacL 21
Continental Blvd、(603−424−4111)にあるM
/ACOMから入手できる。マルチプレクサ52は1つの単極三役RFスイッチ
を使用して構成できる。方向性結合器もM/ACOMから入手可能である。移相
器は、NJO793B、East Hanover+31 Fatinella
DriveにあるTriangle Microwave Inc、から手に
入れられるデジタルダイオード移相器であっても良い。6ビツト移相器を使用す
るのが好ましい。
図3は、信号コンバイナ20のブロック線図である。信号コンバイナ20は3d
b/+80’″クロスオ一バハイブリツド結合器と、3db/90°クロスオ一
バハイブリツド結合器とを使用して構成できる。ハイブリッド結合器110,1
12及び+14は、M/ACOMから人手できる2031−6331−00 0
mn1 5pectraハイブリッド結合器であるのが好ましい3db/+80
“ハイブリッド結合器である。ハイブリッド結合器11Bは、同様にM/ACO
Mから入手できる0mn1 5l)ectra2032−6344−00ハイブ
リッド結合器であるのが好まし〜13db/90’″クロスオーバハイブリッド
結合器である。信号コンバイナ20の入力端子21及び27はハイブリッドコン
バイナ110のO”/180”入力端子と、0°入力端子とにそれぞれ対応して
いる。信号コンバイナ20の入力端子23及び31はハイブリッドコンバイナ1
12の00入力端子と、0°/180”入力端子とにそれぞれ対応している。ハ
イブリッドコンバイナ110及び112の出力端子は、半剛性同軸ケーブルを使
用してハイブリッドコンバイナ!+4及び116の入力端子に接続されている。
別の種類のRF導体も使用可能である。ハイプリブトコンバイナ110のΣ出力
端子はハイブリッドコンバイナ114の0′″/180@入力端子に接続してい
る。ハイブリッドコンバイナ114のO”/180”入力端子により受信される
信号は、入力21と入力27の和に相当する。ハイブリッドコンバイナ110の
Δ出力端子はハイブリッドコンバイナ1180rlNJ入力端子に接続している
。ハイブリッドコンバイナ116のrlNJ入力端子により受信される信号は、
入力21から入力27を減じたものに相当する。ハイブリッドコンバイナ112
のΔ出力は、ハイブリッドコンバイナ116のrlsOJ入力端子により受信さ
れる。ハイブリッドコンバイナ116のrlsOJ入力端子により受信される入
力は、人力23から入力3Iを減じたものに相当する。ハイブリッドコンバイナ
112のΣ出力はハイブリッドコンバイナ114により08入力端子により受信
される。ハイブリッドコンバイナ114の06入力端子で受信される信号は、入
力23と人力31の和に相当する。ハイブリッドコンバイナ+14のΣ出力は信
号コンバイナ20のSUM出力に相当する。ハイブリッドコンバイナ114のへ
出力は50オーム角荷で終端する。ハイブリッドコンバイナ11Bの出力120
は信号コンバイナ20のDELTA2出力に相当する。ハイブリッドコンバイナ
116の出力122は50オーム負荷で終端する。
ハイブリッドコンバイナを相互に接続する導体は、SUM出力が等式8式%
により表現され且つDELTA2出力は等式DELTA2= (A“−C”)+
j (B@−D”)十〇により表現されるようにトリミングされる。尚、θはS
UM出力に関する任意の位相オフセットである。
また、4つの別個のハイブリッドパッケージではなく、単一のハイブリッドパッ
ケージを使用して信号コンバイナ20を構成することも可能である。
図4は、2つの複数素子アンテナと共に本発明を使用する場合を示すブロック線
図である。その配置は図2に関して説明した配置に類似しているが、異なるアン
テナ間で切賛えるためにスイッチ130,132.134及び136が追加され
ている。それらのスイッチは単極双投RFスイッチから構成されている。第1の
位置に置かれたとき、第1のアンテナの素子が図2の回路に接続する。第2の位
置に置かれたときには、第2のアンテナの素子が図2の回路に接続する。以上述
べたようなスイッチを使用することにより、各アンテナの素子と関連する電気経
路の長さの差異に起因する位相誤差に対して補正を実行できる。第1の位置にあ
るとき、第1のアンテナについて適正な移相バイアスを確定し、アンテナlが選
択される場合には必ずそれらの移相バイアスを使用する。第2の位置にあるとき
には、アンテナ2について移相バイアスを確定し、アンテナ2が選択される場合
には必ずそれらの移相バイアスを使用する。この構成では、1組の補正用ハード
ウェアのみと組合せて2つのアンテナを使用できるようにすることにより、回路
を節約している。アンテナが時分割多重化されるのであれば、いかなる数のアン
テナに対してもこの型の構成を使用することができる。
補正明細書(1,IA、18頁)翻訳文明細書
電気経路長さ位相誤差を修正する装置及び方法本発明は、電磁受信システムにお
ける位相誤差を補正することに関し、さらに特定すれば、複数素子アンテナを有
する電磁受信システムにおける電気経路の長さの差異に起因する誤差を補正する
ことに関する。
関連技術の説明
インドルーダの方位角を測定するために使用される受信システムでは、アンテナ
の異なる素子からの信号の間に正確な位相関係を維持することが重要である。
アンテナの素子と、受信器システムの他の部品との間の電気経路の長さの差によ
って、それらのシステムには位相誤差が導入される。
従来は、アンテナを航空機に設置した後にアンテナシステムを校正することによ
り、この間顕に対処していた。この方式は設置プロセスをよりコスト高にし且つ
さらに複雑なものにしていた。また、この問題に対処するために、精密に調整さ
れた長さを有するケーブル又は導体を使用してアンテナ素子を受信器に接続する
方法もとられた。厳密な長さのケーブル又は導体を使用するのはコスト高で、不
都合であることがわかった。厳密な長さのケーブル又は導体は、高価であるのに
加えて、ケーブルの長さを検査するための専用試験機器を使用することを必要と
していた。
従来の技術に関しては、英国出願第217/849A号及び米国特許第5,02
7.127号は関連があると思われる。英国出願はフェイズドアレイアンテナシ
ステムの整列に関する。フェイズドアレイの全てのアンテナ素子22を整列又は
校正するために、すなわち、全ての個別の出力信号について1つの特定の方向に
関して等しい振幅と位相を与えるために、2段階の整列が必要である。まず、1
つのアンテナを基準として確定し、次に、その他のアンテナの各々を順次取上げ
て、基準とl対処の比較を実行し、基準アンテナに等しい出力を供給するG2.
03等々での利得指令値を確定する。それらの値を記録する。続いて、再び1つ
のアンテナを標準として考慮し、同一のS=一定出力信号に対して作用させて、
基準値Paに関わる位相に対してそれぞれ厳密に逆位相にある位相を得るために
、位相指令値P2.P3.P4等を確定する。校正結果をコンピュータメモリに
記憶させても良い。
米国特許は、電子的に走査されるアンテナアレイの位相整列に関する。その発明
によれば、BITE(rビルトインテスト機器」)結合器システムとしても知ら
れている疎結合、定振幅、線形位相進行−送り結合器システムを電子フェイズド
アレイアンテナの1列分の放射素子の背面に装着して、試験発生器から全ての隣
接する素子の間に一定の位相差を保ちつつ、各々の放射素子に等量の無線周波数
(RF)エネルギーを配分する。アンテナの入力ポートで受信する複素電圧信号
を所定の数の電子走査角度に対して記録する。
次に、この記録情報を複素−可変マトリクス反転させて、放射素子ごとに位相及
び振幅の表示を発生するのであるが、そのようにして確定された位相値の負数は
、ビーム操向用コンピュータに供給すべき所望の修正係数を構成する。
補正請求の範囲
1、第1の電気経路に接続する第1の素子と、第2の電気経路に接続する第2の
素子と、第3の電気経路に接続する第3の素子と、第4の電気経路に接続する第
4の素子とを有し、前記第1の素子、前記第2の素子、前記第3の素子及び前記
第4の素子はほぼ正方形のパターンを描いて配置されているようなアンテナを具
備する電磁受信システムにおける電気経路位相誤差を修正する装置において、(
a)前記第2の素子、前記第3の素子及び前記第4の素子の中の1つである選択
された素子で試験信号が別の素子により受信されるように送信する選択的送信手
段と:
(b)第2の電気経路で搬送される信号に対して第1の可変移相を実行して、第
1の移相信号を発生する第1の移相手段と;(c)第3の電気経路で搬送される
信号に対して第2の可変移相を実行して、第2の移相信号を発生する第2の移相
手段と;(d)第4の電気経路で搬送される信号に対して第3の可変移相を実行
して、第3の移相信号を発生する第3の移相手段と;(e)第1の電気経路で搬
送される信号と、前記第1の移相信号と、前記第2の移相信号と、前記第3の移
相信号とを、電気経路位相修正値を確定することができるように組合せる信号組
合せ手段とを具備し、jが90′の移相を表わし且つA″が前記信号組合せ手段
の第1の入力端子における第1の信号を表わし、B1は前記信号組合せ手段の第
2の入力端子における第2の信号を表わし、C″は前記信号組合せ手段の第3の
入力端子における第3の信号を表わし、D“は前記信号組合せ手段の第4の入力
端子における第4の信号を表わすとき、前記信号組合せ手段は(A’−C“)
+j (B’−D’)により表現される出力を発生することを特徴とする装置。
2、前記選択的送信手段は、前記選択された素子に電気的に接続する方向性結合
器を具備する請求項1記載の装置。
3、前記選択的送信手段は、前記方向性結合器に電気的に接続するマルチプレク
サを具備する請求項2記戦の装置。
4.1つの素子と前記信号組合せ手段の人力手段との間の電気経路を選択的に維
持、遮断するスイッチング手段をさらに具備する請求項1記載の装置。
5、前記スイッチング手段は終端接続インピーダンスを具備する請求項4記戦の
装置。
6、第1の電気経路に接続する第1の素子と、第2の電気経路に接続する第2の
素子と、第3の電気経路に接続する第3の素子と、第4の電気経路に接続する第
4の素子とを有し、前記第1の素子、前記第2の素子、前記第3の素子及び前記
第4の素子はほぼ正方形のパターンを描いて配置されているようなアンテナを具
備する電磁受信システムにおける電気経路位相誤差を修正する方法において、(
a)第2の素子を使用して第1の信号を送信する過程と;(b)第1の素子で前
記第1の信号を受信して第1の受信信号を発生し且つ第3の素子で前記第1の信
号を受信して第2の受信信号を発生する過程と;(c)前記第2の受信信号の位
相が前記第1の受信信号の位相とほぼ等しくなるように、前記第2の受信信号に
対して実行される移相を調整することにより、第3の電気経路位相修正値を確定
する過程と;(d)第2の素子を使用して第2の信号を送信する過程と;(e)
第1の素子で前記第2の信号を受信して第3の受信信号を発生し且つ第4の素子
で前記第2の信号を受信して第4の受信信号を発生する過程と;(f)前記第4
の受信信号の位相が前記第3の受信信号の位相から90度を減算したものとほぼ
等しくなるように、前記第4の受信信号に対して実行される移相を調整すること
により、第1の位相値を確定する過程と:(g)第3の素子を使用して第3の信
号を送信する過程と:(h)第1の素子で前記第3の信号を受信して第5の受信
信号を発生し且つ第4の素子で前記第3の信号を受信して第6の受信信号を発生
する過程と;(i)前記第6の受信信号の位相が前記第5の受信信号の位相から
90度を減算したものとほぼ等しくなるように、前記第6の受信信号に対して実
行される移相を調整することにより、第2の位相値を確定する過程と;(j)前
記第1の位相値と前記第2の位相値の平均に90度を加算することにより、第4
の電気経路位相修正値を確定する過程とを特徴とする方法。
7、第3の素子を使用して第4の信号を送信する過程と;第1の素子で前記第4
の信号を受信して第7の受信信号を発生し且つ第2の素子で前記第4の信号を受
信して第8の受信信号を発生する過程と;前記第8の受信信号の位相が前記第7
の受信信号の位相に90度を加算したものとほぼ等しくなるように、前記第8の
受信信号に対して実行される移相を調整することにより、第3の位相値を確定す
る過程と;第4の素子を使用して第5の信号を送信する過程と;第1の素子で前
記第5の信号を受信して第9の受信信号を発生し且つ第2の素子で前記第5の素
子を受信して第10の受信信号を発生する過程と;前記第10の受信信号の位相
が前記第9の受信信号の位相に90度を加算したものとほぼ等しくなるように、
前記第10の受信信号に対して実行される移相を調整することにより、第4の位
相値を確定する過程と;前記第3の位相値と前記第4の位相値の平均から80度
を減算することにより、第2の電気経路位相修正値を確定する過程とをさらに含
む請求項6記戦の方法フロントページの続き
(72)発明者 コマレック、ステファン・アールアメリカ合衆国 66207
カンザス州・オーバーランド パーク・ローズウッド・(72)発明者 ホワ
イティング、グレン・エムアメリカ合衆国 66062 カンザス州・オレース
・イースト メードウ レイン・
Claims (10)
- 1.第1の電気経路に接続する第1の素子と、第2の電気経路に接続する第2の 素子と、第3の電気経路に接続する第3の素子と、第4の電気経路に接続する第 4の素子とを有しており、前記第1の素子、前記第2の素子、前記第3の素子及 び前記第4の素子はほぼ正方形のパターンを描いて配置されているアンテナを具 備する電磁受信システムにおける電気経路位相誤差を修正する装置において、( a)第2の素子、第3の素子及び第4の素子の中の1つである選択された素子で 試験信号が別の素子により受信されるように送信する選択的送信手段と;(b) 第2の電気経路で搬送される信号に対して第1の可変移相を実行して、第1の移 相信号を発生させる第1の移相手段と;(c)第3の電気経路で搬送される信号 に対して第2の可変移相を実行して、第2の移相信号を発生させる第2の移相手 段と;(d)第4の電気経路で搬送される信号に対して第3の可変移相を実行し て、第3の移相信号を発生させる第3の移相手段と;(e)第1の電気経路で搬 送される信号と、前記第1の移相信号と、前記第2の移相信号と、前記第3の移 相信号とを、電気経路位相修正値を確定することができるように組合せる信号組 合せ手段とを具備する装置。
- 2.前記選択的送信手段は、前記選択された素子に電気的に接続する方向性結合 器を具備する請求項1記載の装置。
- 3.前記選択的送信手段は、前記方向性結合器に電気的に接続するマルチプレク サを具備する請求項2記載の装置。
- 4.1つの素子と前記信号組合せ手段の入力手段との間の電気経路を選択的に維 持、遮断するスイッチング手段をさらに具備する請求項1記載の装置。
- 5.前記スイッチング手段は終端接続インピーダンスを具備する請求項4記載の 装置。
- 6.jが90°の移相を表わし且つA#が前記信号組合せ手段の第1の入力端子 における第1の信号を表わし、B#は前記信号組合せ手段の第2の入力端子にお ける第2の信号を表わし、C#は前記信号組合せ手段の第3の入力端子における 第8の信号を表わし、D#は前記信号組合せ手段の第4の入力端子における第4 の信号を表わすとき、前記信号組合せ手段は(A#−C#)+j(B#−D#) により表現される出力を発生する請求項1記載の装置。
- 7.第1の電気経路に接続する第1の素子と、第2の電気経路に接続する第2の 素子と、第3の電気経路に接続する第3の素子と、第4の電気経路に後続する第 4の素子とを有しており、前記第1の素子、前記第2の素子、前記第3の素子及 び前部第4の素子はほぼ正方形のパターンを描いて配置されているアンテナを具 備する電磁受信システムにおける電気経路位相誤差を修正する装置において、( a)第2の素子、第3の素子及び第4の素子の中の1つである選択された素子で 試験信号が別の素子により受信されるように送信する選択的手段であって、前記 選択された素子に電気的に接続する方向性結合器と、前記方向性結合器に電気的 に接続するマルチプレクサとを有する選択的送信手段と;(b)第2の電気経路 で搬送される信号に対して第1の可変移相を実行して、第1の移相信号を発生す る第1の移相手段と;(c)第3の電気経路で搬送される信号に対して第2の可 変移相を実行して、第2の移相信号を発生する第2の移相手段と;(d)第4の 電気経路で搬送される信号に対して第3の可変移相を実行して、第3の移相信号 を発生する第3の移相手段と;(e)第1の電気経路で搬送される信号と、前記 第1の移相信号と、前記第2の移相信号と、前記第3の移相信号とを、電気経路 位相修正値を確定することができるように組合せる信号組合せ手段と;(f)終 端接続インピーダンスを有し、1つの素子と、前記信号組合せ手段の入力端子と の間の電気経路を選択的に維持、遮断するスイッチング手段とを具備する装置。
- 8.第1の電気経路に接続する第1の素子と、第2の電気経路に接続する第2の 素子と、第3の電気経路に接続する第3の素子と、第4の電気経路に接続する第 4の素子とを有しており、前記第1の素子、前記第2の素子、前記第3の素子及 び前記第4の素子はほぼ正方形のパターンを描いて配置されているアンテナを具 備する電磁受信システムにおける電気経路位相誤差を修正する方法において、( a)第2の素子を使用して第1の信号を送信する過程と;(b)第1の素子で前 記第1の信号を受信して第1の受信信号を発生し且つ第3の素子で前記第1の信 号を受信して第2の受信信号を発生する過程と;(c)前記第2の受信信号の位 相が前記第1の受信信号の位相とほぼ等しくなるように、前記第2の受信信号に 対して実行される移相を調整することにより、第3の電気経路位相修正値を確定 する過程とから成る方法。
- 9.第2の素子を使用して第2の信号を送信する過程と;第1の素子で前記第2 の信号を受信して第3の受信信号を発生し且つ第4の素子で前記第2の信号を受 信して第4の受信信号を発生する過程と;前記第4の受信信号の位相が前記第3 の受信信号の位相から90度を減じたものとほぼ等しくなるように、前部第4の 受信信号に対して実行される移相を調整することにより、第1の位相値を確定す る過程と;第3の素子を使用して第3の信号を送信する過程と;第1の素子で前 記第3の信号を受信して第5の受信信号を発生し且つ第4の素子で前記第3の信 号を受信して第6の受信信号を発生する過程と;前記第6の受信信号の位相が前 記第5の受信信号から90度を減じたものとほぼ等しくなるように、前記第6の 受信信号に対して実行される移相を調整することにより、第2の位相値を確定す る過程と;前記第1の位相値と前記第2の位相値の平均に90度を加算すること により、第4の電気経路位相修正値を確定する過程とをさらに含む請求項8記載 の方法。
- 10.第3の素子を使用して第4の信号を送信する過程と;第1の素子で前記第 4の信号を受信して第7の受信信号を発生し且つ第2の素子で前記第4の信号を 受信して第8の受信信号を発生する過程と;前記第8の受信信号の位相が前記第 7の受信信号の位相に90度を加算したものとほぼ等しくなるように、前記第8 の受信信号に対して実行される移相を調整することにより、第3の位相値を確定 する過程と;第4の素子を使用して第5の信号を送信する過程と;第1の素子で 前記第5の信号を受信して第9の受信信号を発生し且つ第2の素子で前記第5の 信号を受信して第10の受信信号を発生する過程と;前記第10の受信信号の位 相が前記第9の受信信号の位相に90度を加算したものとほぼ等しくなるように 、前記第10の受信信号に対して実行される移相を調整することにより、第4の 位相値を確定する過程と;前記第3の位相値と前記第4の位相値の平均から90 度を減算することにより、第2の電気経路位相修正値を確定する過程とをさらに 含む請求項9記載の方法。
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