JPH0749713A - 遠方設置式設備状況診断装置 - Google Patents
遠方設置式設備状況診断装置Info
- Publication number
- JPH0749713A JPH0749713A JP5194536A JP19453693A JPH0749713A JP H0749713 A JPH0749713 A JP H0749713A JP 5194536 A JP5194536 A JP 5194536A JP 19453693 A JP19453693 A JP 19453693A JP H0749713 A JPH0749713 A JP H0749713A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensor
- equipment
- signal processing
- diagnostic device
- equipment status
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
- Feedback Control In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 省力化および診断費用の低減を図ることがで
きる遠方設置式設備状況診断装置を提供する。 【構成】 視覚センサー、聴覚センサー、触覚センサ
ー、および臭覚センサーの内の少なくとも二つが診断対
象設備１１を含む作業領域１内に診断対象設備１１に非
接触にかつ集合的に配置されたセンサーアセンブリ４、
センサーアセンブリ４からの信号を処理する信号処理手
段、およびファジィ論理および／またはニューロ論理に
よって前記信号処理手段からのデーターを解析する解析
手段を備えている。
きる遠方設置式設備状況診断装置を提供する。 【構成】 視覚センサー、聴覚センサー、触覚センサ
ー、および臭覚センサーの内の少なくとも二つが診断対
象設備１１を含む作業領域１内に診断対象設備１１に非
接触にかつ集合的に配置されたセンサーアセンブリ４、
センサーアセンブリ４からの信号を処理する信号処理手
段、およびファジィ論理および／またはニューロ論理に
よって前記信号処理手段からのデーターを解析する解析
手段を備えている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、遠方設置式設備状況
診断装置に関する。
診断装置に関する。
【０００２】この発明は、たとえば製鉄所の連続鋳造
機、圧延設備などの設備の状況診断に利用される。
機、圧延設備などの設備の状況診断に利用される。
【０００３】
【従来の技術】運転員または保全要員による生産設備の
点検活動は、設備状態を把握して「安定した生産活動の
確保」や「保全活動の基礎データを供給する」等の重要
な役割がある。設備異常を兆候段階で把握し、生産障害
発生前に処置して設備異常による製品品質不良・生産設
備休止を事前に防ぎ、安定生産の達成を図っている。
点検活動は、設備状態を把握して「安定した生産活動の
確保」や「保全活動の基礎データを供給する」等の重要
な役割がある。設備異常を兆候段階で把握し、生産障害
発生前に処置して設備異常による製品品質不良・生産設
備休止を事前に防ぎ、安定生産の達成を図っている。
【０００４】従来では、運転員などによる始業点検や見
回り点検によって生産設備を構成する装置ごとにそれぞ
れ人間の五感測定機器を用いて異音・温度・振動などの
設備状況を点検していた。
回り点検によって生産設備を構成する装置ごとにそれぞ
れ人間の五感測定機器を用いて異音・温度・振動などの
設備状況を点検していた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来の設備状況診断で
は、運転員または保全要員が、たとえば１％前後の異常
を見付けるために毎日、装置を巡回し、装置ごとに点検
していた。また、点検者は５感点検や測定機器を使用し
た点検に頼っていた。したがって、設備状況診断に多く
の人手を要していた。また、装置によっては点検作業に
危険を伴っていた。さらに、温度などのセンサーは装置
ごとに設けられているものが多く、多数のセンサーを要
していた。このためにセンサーの購入費用は高くなり、
またセンサーの精度保持にも多くの人手を要していた。
は、運転員または保全要員が、たとえば１％前後の異常
を見付けるために毎日、装置を巡回し、装置ごとに点検
していた。また、点検者は５感点検や測定機器を使用し
た点検に頼っていた。したがって、設備状況診断に多く
の人手を要していた。また、装置によっては点検作業に
危険を伴っていた。さらに、温度などのセンサーは装置
ごとに設けられているものが多く、多数のセンサーを要
していた。このためにセンサーの購入費用は高くなり、
またセンサーの精度保持にも多くの人手を要していた。
【０００６】この発明は、省力化および診断費用の低減
を図ることができる遠方設置式設備状況診断装置を提供
する。
を図ることができる遠方設置式設備状況診断装置を提供
する。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明の遠方設置式設
備状況診断装置は、視覚センサー、聴覚センサー、触覚
センサー、および臭覚センサーの内の少なくとも二つが
診断対象設備を含む作業領域内に診断対象設備に非接触
にかつ集合的に配置されたセンサーアセンブリ、センサ
ーアセンブリからの信号を処理する信号処理手段、なら
びにファジィ論理および／またはニューロ論理によって
前記信号処理手段からのデーターを解析する解析手段を
備えている。
備状況診断装置は、視覚センサー、聴覚センサー、触覚
センサー、および臭覚センサーの内の少なくとも二つが
診断対象設備を含む作業領域内に診断対象設備に非接触
にかつ集合的に配置されたセンサーアセンブリ、センサ
ーアセンブリからの信号を処理する信号処理手段、なら
びにファジィ論理および／またはニューロ論理によって
前記信号処理手段からのデーターを解析する解析手段を
備えている。
【０００８】センサーアセンブリは、診断対象設備を含
む作業領域の適当な位置に設置される。センサーアセン
ブリの設置個数は、診断対象設備の大きさ、または作業
領域の広さによるが、１〜数個程度である。圧延設備の
ように大きな設備では、たとえば３０m おきに数個のセ
ンサーアセンブリが配置される。視覚センサーにはたと
えば高解像度ＣＣＤ、聴覚センサーには高感度マイクロ
フォン、触覚センサーにはフィールド型レーザードプラ
ー振動計、触覚センサーには指定点温度測定可能な赤外
線熱画像装置、臭覚センサーにはＬＰＧ、ＣＯ、アセチ
レンなどの汎用センサー、または前記機能の複合センサ
ーが用いられる。
む作業領域の適当な位置に設置される。センサーアセン
ブリの設置個数は、診断対象設備の大きさ、または作業
領域の広さによるが、１〜数個程度である。圧延設備の
ように大きな設備では、たとえば３０m おきに数個のセ
ンサーアセンブリが配置される。視覚センサーにはたと
えば高解像度ＣＣＤ、聴覚センサーには高感度マイクロ
フォン、触覚センサーにはフィールド型レーザードプラ
ー振動計、触覚センサーには指定点温度測定可能な赤外
線熱画像装置、臭覚センサーにはＬＰＧ、ＣＯ、アセチ
レンなどの汎用センサー、または前記機能の複合センサ
ーが用いられる。
【０００９】信号処理手段および解析手段として、信号
処理または解析用にそれぞれ独立した複数のコンピュー
タ、または信号処理および解析兼用の１台のコンピュー
タが用いられる。コンピュータ内には画像処理によるパ
ターン認識別・色識別・周波数分析・パターン分析等の
測定・認識・解析・分析等の機能、多数の測定データの
中から代表データを作成するファジィ論理、正常時や異
常時の測定データから自動的に判定基準の元を提供する
ニューロ論理、あるいはニューラルネットワークなどの
プログラムがあらかじめ貯蔵されている。
処理または解析用にそれぞれ独立した複数のコンピュー
タ、または信号処理および解析兼用の１台のコンピュー
タが用いられる。コンピュータ内には画像処理によるパ
ターン認識別・色識別・周波数分析・パターン分析等の
測定・認識・解析・分析等の機能、多数の測定データの
中から代表データを作成するファジィ論理、正常時や異
常時の測定データから自動的に判定基準の元を提供する
ニューロ論理、あるいはニューラルネットワークなどの
プログラムがあらかじめ貯蔵されている。
【００１０】上記設備状況診断装置に、解析手段からの
データに基づいて設備状況の良否を判断する判断手段を
設けてもよい。判断手段としてコンピュータが用いら
れ、ファジィ論理・ニューロ論理・エキスパートシステ
ムを利用することができる。
データに基づいて設備状況の良否を判断する判断手段を
設けてもよい。判断手段としてコンピュータが用いら
れ、ファジィ論理・ニューロ論理・エキスパートシステ
ムを利用することができる。
【００１１】
【作用】センサーアセンブリは１個で、固定または移動
視野内のあらかじめ指定した複数の設備について、複数
の異なる物理量を感知する。たとえば、視覚センサーは
装置の変形・傾斜、水・油漏れ、聴覚センサーは騒音に
よる軸受の破損、音源探査、触覚センサーは装置の異常
振動、温度変化、火災、また臭覚センサーはガス漏れな
どを感知する。
視野内のあらかじめ指定した複数の設備について、複数
の異なる物理量を感知する。たとえば、視覚センサーは
装置の変形・傾斜、水・油漏れ、聴覚センサーは騒音に
よる軸受の破損、音源探査、触覚センサーは装置の異常
振動、温度変化、火災、また臭覚センサーはガス漏れな
どを感知する。
【００１２】センサーアセンブリで感知された信号は、
信号処理手段および解析手段に順次送られる。そして、
センサーアセンブリで感知された信号はこれら各手段で
自動的に処理され、診断結果がモニターテレビなどに表
示される。運転員あるいは保全要員は、診断結果に応じ
て、運転機器の変更、補修計画立案・実行等を行い、設
備の重大な故障あるいは休止を事前に防ぐ。
信号処理手段および解析手段に順次送られる。そして、
センサーアセンブリで感知された信号はこれら各手段で
自動的に処理され、診断結果がモニターテレビなどに表
示される。運転員あるいは保全要員は、診断結果に応じ
て、運転機器の変更、補修計画立案・実行等を行い、設
備の重大な故障あるいは休止を事前に防ぐ。
【００１３】
【実施例】図１は、この発明の遠方設置式設備状況診断
設備の一例を模式的に示している。診断対象設備１１ａ
〜１１ｅを含む作業領域１の天井２にセンサーアセンブ
リ５が取り付けられている。センサーアセンブリ４は、
視覚、触覚、および臭覚センサーが一体となって収めら
れたセンサー本体４ａ、およびセンサー本体４ａから突
出した聴覚センサー４ｂからなっている。センサーアセ
ンブリ４は、診断対象設備１１ａ〜１１ｅの上方にあっ
て診断対象設備１１ａ〜１１ｅに非接触で温度、振動そ
の他の設備状況を検出する。
設備の一例を模式的に示している。診断対象設備１１ａ
〜１１ｅを含む作業領域１の天井２にセンサーアセンブ
リ５が取り付けられている。センサーアセンブリ４は、
視覚、触覚、および臭覚センサーが一体となって収めら
れたセンサー本体４ａ、およびセンサー本体４ａから突
出した聴覚センサー４ｂからなっている。センサーアセ
ンブリ４は、診断対象設備１１ａ〜１１ｅの上方にあっ
て診断対象設備１１ａ〜１１ｅに非接触で温度、振動そ
の他の設備状況を検出する。
【００１４】センサーアセンブリは診断用コンピュータ
５に接続されている。図２に示すように、診断用コンピ
ュータ５は信号処理手段６、解析手段７、および判断手
段８からなっている。この実施例では、センサーアセン
ブリ４からの信号は信号処理手段６によって画像・振幅
・周波数・温度等に変換される。たとえば、聴覚センサ
ー４ｂからの信号は図３に示すように音圧スペクトルに
変換される。ついで、解析手段７において、ファジィ論
理およびニューロ論理に基づいてパターンマッチングが
行われる。パターンマッチングによって得られた音圧ス
ペクトルは、判断手段８において正常な音圧スペクトル
と比較され、設備状況の良否が判断される。診断結果
は、モニター９に表示される。
５に接続されている。図２に示すように、診断用コンピ
ュータ５は信号処理手段６、解析手段７、および判断手
段８からなっている。この実施例では、センサーアセン
ブリ４からの信号は信号処理手段６によって画像・振幅
・周波数・温度等に変換される。たとえば、聴覚センサ
ー４ｂからの信号は図３に示すように音圧スペクトルに
変換される。ついで、解析手段７において、ファジィ論
理およびニューロ論理に基づいてパターンマッチングが
行われる。パターンマッチングによって得られた音圧ス
ペクトルは、判断手段８において正常な音圧スペクトル
と比較され、設備状況の良否が判断される。診断結果
は、モニター９に表示される。
【００１５】
【発明の効果】この発明の遠方設置式設備状況診断装置
によれば、１個〜数個のセンサーアセンブリによって、
診断対象設備を非接触で無人・遠方から自動的に診断す
ることができる。この結果、設備状況診断での省力化お
よび費用の低減を図ることができる。
によれば、１個〜数個のセンサーアセンブリによって、
診断対象設備を非接触で無人・遠方から自動的に診断す
ることができる。この結果、設備状況診断での省力化お
よび費用の低減を図ることができる。
【図１】この発明の遠方設置式設備状況診断装置の一例
を示す装置概略図である。
を示す装置概略図である。
【図２】図１に示すセンサーアセンブリで感知された信
号を処理する装置のブロック図である。
号を処理する装置のブロック図である。
【図３】図２に示す装置での信号処理の説明図である。
１ 作業領域 ４ センサーアセンブリ ５ 診断用コンピュータ ６ 信号処理手段 ７ 解析手段 ８ 判断手段 ９ 表示装置 １１ 診断対象装置
Claims (1)
- 【請求項１】 視覚センサー、聴覚センサー、触覚セン
サー、および臭覚センサーの内の少なくとも二つが診断
対象設備を含む作業領域内に診断対象設備に非接触にか
つ集合的に配置されたセンサーアセンブリ、センサーア
センブリからの信号を処理する信号処理手段、ならびに
ファジィ論理および／またはニューロ論理によって前記
信号処理手段からのデーターを解析する解析手段を備え
ていることを特徴とする遠方設置式設備状況診断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5194536A JPH0749713A (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | 遠方設置式設備状況診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5194536A JPH0749713A (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | 遠方設置式設備状況診断装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0749713A true JPH0749713A (ja) | 1995-02-21 |
Family
ID=16326170
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5194536A Withdrawn JPH0749713A (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | 遠方設置式設備状況診断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0749713A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05171805A (ja) * | 1991-12-24 | 1993-07-09 | Fujita Corp | コンクリートの打設方法及び装置 |
| JP2003029818A (ja) * | 2001-07-10 | 2003-01-31 | Toshiba Corp | 故障診断システム及び故障診断プログラム |
| JP2007148869A (ja) * | 2005-11-29 | 2007-06-14 | Japan Energy Corp | 異常検知装置 |
| JP2017522644A (ja) * | 2014-05-26 | 2017-08-10 | 北京中▲電▼▲興▼▲発▼科学技有限公司Ｂｅｉｊｉｎｇ Ｓｉｎｏｎｅｔ Ｓｃｉｅｎｃｅ ＆ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ Ｃｏ， Ｌｔｄ． | インテリジェント監視デバイス及び方法 |
| JP2021096966A (ja) * | 2019-12-18 | 2021-06-24 | 大阪瓦斯株式会社 | 異常判定システム及び燃料電池装置 |
-
1993
- 1993-08-05 JP JP5194536A patent/JPH0749713A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05171805A (ja) * | 1991-12-24 | 1993-07-09 | Fujita Corp | コンクリートの打設方法及び装置 |
| JP2003029818A (ja) * | 2001-07-10 | 2003-01-31 | Toshiba Corp | 故障診断システム及び故障診断プログラム |
| JP2007148869A (ja) * | 2005-11-29 | 2007-06-14 | Japan Energy Corp | 異常検知装置 |
| JP2017522644A (ja) * | 2014-05-26 | 2017-08-10 | 北京中▲電▼▲興▼▲発▼科学技有限公司Ｂｅｉｊｉｎｇ Ｓｉｎｏｎｅｔ Ｓｃｉｅｎｃｅ ＆ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ Ｃｏ， Ｌｔｄ． | インテリジェント監視デバイス及び方法 |
| US10110857B2 (en) | 2014-05-26 | 2018-10-23 | Beijing Sinonet Science & Technology Co., Ltd. | Intelligent monitoring device and method |
| JP2021096966A (ja) * | 2019-12-18 | 2021-06-24 | 大阪瓦斯株式会社 | 異常判定システム及び燃料電池装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001031 |