JPH0749109B2 - 複数液混合用エアゾール装置 - Google Patents
複数液混合用エアゾール装置Info
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- JPH0749109B2 JPH0749109B2 JP61277513A JP27751386A JPH0749109B2 JP H0749109 B2 JPH0749109 B2 JP H0749109B2 JP 61277513 A JP61277513 A JP 61277513A JP 27751386 A JP27751386 A JP 27751386A JP H0749109 B2 JPH0749109 B2 JP H0749109B2
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- aerosol container
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D83/00—Containers or packages with special means for dispensing contents
- B65D83/14—Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
- B65D83/60—Contents and propellant separated
- B65D83/66—Contents and propellant separated first separated, but finally mixed, e.g. in a dispensing head
- B65D83/666—Contents and propellant separated first separated, but finally mixed, e.g. in a dispensing head product and propellant being totally mixed on, or prior to, first use, e.g. by braking an ampoule containing one of those components
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複数液混合用エアゾール装置に係るもので、
消毒薬、ホットシェービングクリーム、毛髪染料、接着
剤、塗料等予め混合しておくと化学反応を生じ、好まし
くない剤型のエアゾール製品を、使用の直前まで複数液
に分離収納しておき、使用時に混合して用いることを目
的としたものである。
消毒薬、ホットシェービングクリーム、毛髪染料、接着
剤、塗料等予め混合しておくと化学反応を生じ、好まし
くない剤型のエアゾール製品を、使用の直前まで複数液
に分離収納しておき、使用時に混合して用いることを目
的としたものである。
従来の技術 従来、エアゾール内容物を収納したエアゾール容器内
に、内容物とは異なる内容物を放出可能な内部容器を装
着したエアゾール装置が存在する。そして、このエアゾ
ール装置は、内部容器の内容物を、一端をエアゾール容
器内に挿入した開放部材のエアゾール容器内への挿入動
作に伴なって放出し、エアゾール内容物と内容物とを混
合し得るようにしたものである。
に、内容物とは異なる内容物を放出可能な内部容器を装
着したエアゾール装置が存在する。そして、このエアゾ
ール装置は、内部容器の内容物を、一端をエアゾール容
器内に挿入した開放部材のエアゾール容器内への挿入動
作に伴なって放出し、エアゾール内容物と内容物とを混
合し得るようにしたものである。
このようなエアゾール装置は、実願昭55−191446号(実
開昭57−111361号)の願書に添付した明細書及び図面の
内容を撮影したマイクロフイルムに記載のごとく、従来
より存在した。
開昭57−111361号)の願書に添付した明細書及び図面の
内容を撮影したマイクロフイルムに記載のごとく、従来
より存在した。
発明が解決しようとする問題点 しかし、上記の考案は、複数液はエアゾール容器内およ
びエアゾール容器内の内部容器に収納されていて、目視
出来ないものであるとともに開放部材は、発条等の復元
力により、直ぐに元位置に復元してしまうものである。
びエアゾール容器内の内部容器に収納されていて、目視
出来ないものであるとともに開放部材は、発条等の復元
力により、直ぐに元位置に復元してしまうものである。
そのため、外部からの開放部材の押圧操作によって、内
部容器が確実に内容物を放出し、複数液を混合状態とし
ているか否かの確認が困難なものであった。
部容器が確実に内容物を放出し、複数液を混合状態とし
ているか否かの確認が困難なものであった。
本発明は上述のごとき問題点を解決しようとするもので
あって、エアゾール内容物を収納したエアゾール容器内
に、内容物とは異なる内容物を充填した放出可能な内部
容器を装着し、この内部容器の内容物を、一端をエアゾ
ール容器内に挿入した開放部材のエアゾール容器内への
挿入動作に伴なって放出し、エアゾール内容物と内容物
とを混合し得るようにしたものに於いて、外部からの操
作によって、内部容器を確実に放出するとともにこの放
出によって、複数液を混合状態としているか否かの確認
を、エアゾール容器の外部から容易に行ない得るように
したものである。
あって、エアゾール内容物を収納したエアゾール容器内
に、内容物とは異なる内容物を充填した放出可能な内部
容器を装着し、この内部容器の内容物を、一端をエアゾ
ール容器内に挿入した開放部材のエアゾール容器内への
挿入動作に伴なって放出し、エアゾール内容物と内容物
とを混合し得るようにしたものに於いて、外部からの操
作によって、内部容器を確実に放出するとともにこの放
出によって、複数液を混合状態としているか否かの確認
を、エアゾール容器の外部から容易に行ない得るように
したものである。
問題点を解決するための手段 本発明は上述のごとき問題点を解決するため、エアゾー
ル内容物を収納したエアゾール容器内に、エアゾール内
容物とは異なる内容物を充填した内部容器を装着し、こ
の内部容器内の内容物を、一端をエアゾール容器内に挿
入した開放部材のエアゾール容器内への挿入動作に伴な
って放出し、エアゾール内容物と内容物とを混合し得る
ようにしたものに於いて、エアゾール容器外に突出した
開放部材の下端を、エアゾール容器内のハウジングに下
降移動可能に装着し、この開放部材内に軸方向にノズル
と連通したステムを外方向に付勢して摺動可能に装着す
るとともに開放部材の外周に、エアゾール容器と一定の
作動間隔を介してエアゾール容器外に配設した作動体を
接続し、この作動体を、開放部材のエアゾール容器内へ
の下降移動とともにマウンテンカップ方向に下降移動可
能に形成し、この作動体の移動可能限界まで移動する過
程で、開放部材により内部容器を押圧し、内容物の放出
動作をするとともに作動体への移動力を解除した状態に
於いて作動体は元位置に復元することがないものである
ことを特徴とするものである。
ル内容物を収納したエアゾール容器内に、エアゾール内
容物とは異なる内容物を充填した内部容器を装着し、こ
の内部容器内の内容物を、一端をエアゾール容器内に挿
入した開放部材のエアゾール容器内への挿入動作に伴な
って放出し、エアゾール内容物と内容物とを混合し得る
ようにしたものに於いて、エアゾール容器外に突出した
開放部材の下端を、エアゾール容器内のハウジングに下
降移動可能に装着し、この開放部材内に軸方向にノズル
と連通したステムを外方向に付勢して摺動可能に装着す
るとともに開放部材の外周に、エアゾール容器と一定の
作動間隔を介してエアゾール容器外に配設した作動体を
接続し、この作動体を、開放部材のエアゾール容器内へ
の下降移動とともにマウンテンカップ方向に下降移動可
能に形成し、この作動体の移動可能限界まで移動する過
程で、開放部材により内部容器を押圧し、内容物の放出
動作をするとともに作動体への移動力を解除した状態に
於いて作動体は元位置に復元することがないものである
ことを特徴とするものである。
また、開放部材のエアゾール容器方向への移動は、開放
部材をエアゾール容器のハウジングに上下移動可能に螺
着して行ない、作動体をエアゾール容器に突当たるまで
回動する過程で開放部材により内部容器を押圧するもの
であっても良い。
部材をエアゾール容器のハウジングに上下移動可能に螺
着して行ない、作動体をエアゾール容器に突当たるまで
回動する過程で開放部材により内部容器を押圧するもの
であっても良い。
また、開放部材は、ハウジングに螺着固定するとともに
作動体を固定した螺着部材と、この螺着部材に軸方向摺
動可能に挿入するとともに上端に押釦を固定したステム
とから成り、ステムの押し下げ摺動に伴なって、螺着部
材内の閉止バルブを開弁し、エアゾール容器内部と押釦
とを接続するものであっても良い。
作動体を固定した螺着部材と、この螺着部材に軸方向摺
動可能に挿入するとともに上端に押釦を固定したステム
とから成り、ステムの押し下げ摺動に伴なって、螺着部
材内の閉止バルブを開弁し、エアゾール容器内部と押釦
とを接続するものであっても良い。
また、開放部材のエアゾール容器方向への移動は、開放
部材をエアゾール容器のハウジングに上下摺動可能に挿
入するとともに作動体の作動可能限界でハウジングの係
合段部に係合固定する係合突部を開放部材の外周に突出
し、この係合段部と係合突部が係合固定するまでの移動
過程で開放部材により内部容器を押圧するものであって
も良い。
部材をエアゾール容器のハウジングに上下摺動可能に挿
入するとともに作動体の作動可能限界でハウジングの係
合段部に係合固定する係合突部を開放部材の外周に突出
し、この係合段部と係合突部が係合固定するまでの移動
過程で開放部材により内部容器を押圧するものであって
も良い。
また、開放部材のエアゾール容器方向への移動は、開放
部材をエアゾール容器のハウジングに上下摺動可能に挿
入し、この開放部材と作動体とを、一体回動可能に固定
するとともに作動体の外周に係合鍔を突出し、この係合
鍔を、エアゾール容器に固定した被覆固定体の内方に突
出するとともにテーパー状係合面を下面に有する環状鍔
の下面に、摺動可能に係合し、作動体の回動に伴なう係
合鍔のテーパー状係合面の摺動によって、開放部材を順
次押し下げ、噴射を開始し得るようにしたものであって
も良い。
部材をエアゾール容器のハウジングに上下摺動可能に挿
入し、この開放部材と作動体とを、一体回動可能に固定
するとともに作動体の外周に係合鍔を突出し、この係合
鍔を、エアゾール容器に固定した被覆固定体の内方に突
出するとともにテーパー状係合面を下面に有する環状鍔
の下面に、摺動可能に係合し、作動体の回動に伴なう係
合鍔のテーパー状係合面の摺動によって、開放部材を順
次押し下げ、噴射を開始し得るようにしたものであって
も良い。
また、内容物の放出動作は、開放部材によって内部容器
を押圧することにより、内部容器を破壊し、内容物をエ
アゾール容器内に放出するものであっても良い。
を押圧することにより、内部容器を破壊し、内容物をエ
アゾール容器内に放出するものであっても良い。
また、内容物の放出動作は、開放部材で内部容器を押圧
することにより、エアゾール方式の内部容器のバルブ開
放部材を押圧して弁機構を開弁し、この弁機構を介し
て、内容物をエアゾール容器内に放出するものであって
も良い。
することにより、エアゾール方式の内部容器のバルブ開
放部材を押圧して弁機構を開弁し、この弁機構を介し
て、内容物をエアゾール容器内に放出するものであって
も良い。
また、内容物の放出動作は、エアゾール容器内に倒立状
態で位置する内部容器の底板を、開放部材によって押圧
することにより、内部容器のバルブ開放部材を、エアゾ
ール容器の底板に押圧して弁機構を開弁し、この弁機構
を介して、内容物をエアゾール容器内に放出するもので
あっても良い。
態で位置する内部容器の底板を、開放部材によって押圧
することにより、内部容器のバルブ開放部材を、エアゾ
ール容器の底板に押圧して弁機構を開弁し、この弁機構
を介して、内容物をエアゾール容器内に放出するもので
あっても良い。
また、内容物の放出動作は、内部容器の封板を開放部材
によって押圧貫通することにより、この貫通部から、内
容物をエアゾール容器内に放出するものであっても良
い。
によって押圧貫通することにより、この貫通部から、内
容物をエアゾール容器内に放出するものであっても良
い。
作 用 上述のごとく構成したものに於いて、エアゾール内容物
の噴射を行うには、エアゾール容器と一定の間隔を介し
てエアゾール容器の外に位置する作動体を、開放部材の
エアゾール容器内への挿入方向に移動する。
の噴射を行うには、エアゾール容器と一定の間隔を介し
てエアゾール容器の外に位置する作動体を、開放部材の
エアゾール容器内への挿入方向に移動する。
この移動により、作動体は開放部材を移動可能に接続す
るものであるから、エアゾール容器内のハウジングに上
下移動可能に装着した開放部材を、内部容器方向に移動
し、開放部材によって内部容器を押圧する。
るものであるから、エアゾール容器内のハウジングに上
下移動可能に装着した開放部材を、内部容器方向に移動
し、開放部材によって内部容器を押圧する。
この押圧によって、内部容器を破壊するか、内部容器に
備えた弁機構を押圧開弁するか、内部容器に備えた封板
を貫通するか、若しくは他の適宜の方法により、内部容
器内の内容物を放出し、この内部容器内の内容物と、エ
アゾール内容物とを混合することができる。
備えた弁機構を押圧開弁するか、内部容器に備えた封板
を貫通するか、若しくは他の適宜の方法により、内部容
器内の内容物を放出し、この内部容器内の内容物と、エ
アゾール内容物とを混合することができる。
また、この内部容器の放出は、作動体の作動限界まで移
動する過程で生じるように、部材の位置関係を予め設定
して置けば、作動体の移動不能によって、開放部材の下
端が内部容器を押圧放出したことを、確実に確認し得る
ものとなる。
動する過程で生じるように、部材の位置関係を予め設定
して置けば、作動体の移動不能によって、開放部材の下
端が内部容器を押圧放出したことを、確実に確認し得る
ものとなる。
また、このエアゾール容器の外に位置する作動体は、作
動体への移動力を解除した状態に於いて、元位置に復元
することがないから、開放位置を維持し、内部容器の開
放による内容物の放出を、エアゾール容器の外から、視
覚により更に確実に確認し得るものとなる。
動体への移動力を解除した状態に於いて、元位置に復元
することがないから、開放位置を維持し、内部容器の開
放による内容物の放出を、エアゾール容器の外から、視
覚により更に確実に確認し得るものとなる。
実施例 以下本発明の第一実施例を、第1図、第2図に於て説明
すれば、(1)はエアゾール容器で、エアゾール内容物
(2)を充填するとともに上端には、マウンテンカップ
(3)を固定している。
すれば、(1)はエアゾール容器で、エアゾール内容物
(2)を充填するとともに上端には、マウンテンカップ
(3)を固定している。
このマウンテンカップ(3)の立上部(4)の内面に、
ガスケット(5)を介してハウジング(6)の上端部を
固定する。そして、このハウジング(6)内に、開放部
材(7)を装着している。
ガスケット(5)を介してハウジング(6)の上端部を
固定する。そして、このハウジング(6)内に、開放部
材(7)を装着している。
この開放部材(7)は、一端をハウジング(6)に上下
動可能に螺着する。また、開放部材(7)は、エアゾー
ル容器(1)外に突出した他端に、回動用の作動体
(8)を固定した螺着部材(10)と、この螺着部材(1
0)内に軸方向に、摺動可能に挿入するとともに上端に
押釦(11)を固定した、ステム(12)とから構成されて
いる。
動可能に螺着する。また、開放部材(7)は、エアゾー
ル容器(1)外に突出した他端に、回動用の作動体
(8)を固定した螺着部材(10)と、この螺着部材(1
0)内に軸方向に、摺動可能に挿入するとともに上端に
押釦(11)を固定した、ステム(12)とから構成されて
いる。
そして、螺着部材(10)内には、発条(13)で弁座(1
4)に押圧されて、エアゾール内容物の通路(15)を閉
止する、閉止バルブ(16)をボールバルブにて形成して
いる。そして、この閉止バルブ(16)をステム(12)の
押し下げ摺動に伴なって開放し、エアゾール容器(1)
内部と押釦(11)のノズル(17)とを接続する。
4)に押圧されて、エアゾール内容物の通路(15)を閉
止する、閉止バルブ(16)をボールバルブにて形成して
いる。そして、この閉止バルブ(16)をステム(12)の
押し下げ摺動に伴なって開放し、エアゾール容器(1)
内部と押釦(11)のノズル(17)とを接続する。
また、開放部材(7)の螺着部材(10)に固定する作動
体(8)は、開放部材(7)を回動するのが容易となる
よう、エアゾール容器(1)の直径の範囲で、大きな径
とするのが望ましい。また、作動体(8)は、エアゾー
ル容器(1)の上面との間に、作動体(8)の移動範囲
となる、作動間隔(18)を形成している。
体(8)は、開放部材(7)を回動するのが容易となる
よう、エアゾール容器(1)の直径の範囲で、大きな径
とするのが望ましい。また、作動体(8)は、エアゾー
ル容器(1)の上面との間に、作動体(8)の移動範囲
となる、作動間隔(18)を形成している。
また、開放部材(7)の下端には、ハウジング(6)か
らエアゾール容器(1)内方に突出し得る破壊体(20)
を一体に固定し、開放部材(7)の上下動操作に伴って
一体に上下動する。
らエアゾール容器(1)内方に突出し得る破壊体(20)
を一体に固定し、開放部材(7)の上下動操作に伴って
一体に上下動する。
この破壊体(20)によって破壊され内容物を放出する、
内部容器(21)は、ガラス製のアンプル等の、破壊容易
で耐薬品性を有する材質にて形成する。そして、この内
部容器(21)は、ハウジング(6)と破壊体(20)の突
出口(22)を介して接続した収納室(23)内に装着す
る。
内部容器(21)は、ガラス製のアンプル等の、破壊容易
で耐薬品性を有する材質にて形成する。そして、この内
部容器(21)は、ハウジング(6)と破壊体(20)の突
出口(22)を介して接続した収納室(23)内に装着す
る。
また、内部容器(21)は、前記エアゾール内容物(2)
とは、異なる内容物(24)を収納するとともに破壊体
(20)に臨ませて位置する。そして、この破壊体(20)
と、内部容器(21)の間隔を、作動体(8)とエアゾー
ル容器(1)の作動間隔(18)よりも短く形成する。
とは、異なる内容物(24)を収納するとともに破壊体
(20)に臨ませて位置する。そして、この破壊体(20)
と、内部容器(21)の間隔を、作動体(8)とエアゾー
ル容器(1)の作動間隔(18)よりも短く形成する。
このように形成することより、作動体(8)をエアゾー
ル容器(1)に突き当たるまで回動移動する過程で、開
放部材(7)下端の破壊体(20)により内部容器(21)
を押圧破壊し、内容物を放出し得るものとしている。
ル容器(1)に突き当たるまで回動移動する過程で、開
放部材(7)下端の破壊体(20)により内部容器(21)
を押圧破壊し、内容物を放出し得るものとしている。
また、内部容器(21)の収納室(23)の側面には、内容
物(24)の放出口(25)を複数個形成している。また、
ハウジング(6)に接続して、エアゾール内容物(2)
またはエアゾール内容物(2)と混合した、内容物(2
4)を導入する吸入口(26)を、エアゾール容器(1)
内のハウジング(6)に接続して開口する。そして、こ
の吸入口(26)には、内部容器(21)の破片を、濾過す
るためのスクリーン(27)を固定する。
物(24)の放出口(25)を複数個形成している。また、
ハウジング(6)に接続して、エアゾール内容物(2)
またはエアゾール内容物(2)と混合した、内容物(2
4)を導入する吸入口(26)を、エアゾール容器(1)
内のハウジング(6)に接続して開口する。そして、こ
の吸入口(26)には、内部容器(21)の破片を、濾過す
るためのスクリーン(27)を固定する。
また、エアゾール容器(1)を、正立状態で使用する場
合には、吸入口(26)に、デイップチューブ(28)を接
続し、倒立状態で使用する場合には、ディップチューブ
(28)を接続せずに使用する。
合には、吸入口(26)に、デイップチューブ(28)を接
続し、倒立状態で使用する場合には、ディップチューブ
(28)を接続せずに使用する。
また、本明細書中で、上または下とは記載図面にもとず
くものである。
くものである。
上述の如く構成したものに於いて、エアゾール容器
(1)を倒立し、押釦(11)により開放部材(7)のス
テム(12)を押圧すれば、ステム(12)の下端が、閉止
バルブ(16)を押圧開放する。この閉止バルブ(16)
は、螺着部材(10)の弁座(14)を閉止しているから、
エアゾール容器(1)内のエアゾール内容物(2)は、
吸入口(26)から、導入路(30)、開放部材(7)の螺
着部材(10)、ステム(12)を介して、ノズル(17)か
ら噴出される。
(1)を倒立し、押釦(11)により開放部材(7)のス
テム(12)を押圧すれば、ステム(12)の下端が、閉止
バルブ(16)を押圧開放する。この閉止バルブ(16)
は、螺着部材(10)の弁座(14)を閉止しているから、
エアゾール容器(1)内のエアゾール内容物(2)は、
吸入口(26)から、導入路(30)、開放部材(7)の螺
着部材(10)、ステム(12)を介して、ノズル(17)か
ら噴出される。
この噴出操作は、開放部材(7)のステム(12)のみが
摺動し、螺着部材(10)を移動することがないから、エ
アゾール容器(1)内のエアゾール内容物(2)のみが
噴出される。
摺動し、螺着部材(10)を移動することがないから、エ
アゾール容器(1)内のエアゾール内容物(2)のみが
噴出される。
次に、エアゾール容器(1)と一定の作動間隔(18)を
介して配設する作動体(8)を、一方の手で保持し、他
方の手でエアゾール容器(1)を確保して、開放部材
(7)をエアゾール容器(1)内への挿入方向に回動す
る。
介して配設する作動体(8)を、一方の手で保持し、他
方の手でエアゾール容器(1)を確保して、開放部材
(7)をエアゾール容器(1)内への挿入方向に回動す
る。
この回動により、エアゾール容器(1)の外に位置する
作動体(8)は、開放部材(7)の螺着部材(10)を、
回動可能に固定するものであるから、エアゾール容器
(1)内のハウジング(6)に、上下移動可能に螺着し
た開放部材(7)の螺着部材(10)を、内部容器(21)
方向に移動する。そして、開放部材(7)の下端の破壊
体(20)で、内部容器(21)を破壊して、内部容器(2
1)の内容物を放出し、エアゾール内容物(2)と、内
部容器(21)の内容物(24)を混合することができる。
作動体(8)は、開放部材(7)の螺着部材(10)を、
回動可能に固定するものであるから、エアゾール容器
(1)内のハウジング(6)に、上下移動可能に螺着し
た開放部材(7)の螺着部材(10)を、内部容器(21)
方向に移動する。そして、開放部材(7)の下端の破壊
体(20)で、内部容器(21)を破壊して、内部容器(2
1)の内容物を放出し、エアゾール内容物(2)と、内
部容器(21)の内容物(24)を混合することができる。
また、この破壊は、作動体(8)をエアゾール容器
(1)に突き当たるまで、回動移動する過程で生じるよ
うに、各部材の位置関係を予め設定して置く。そのた
め、作動体(8)のエアゾール容器(1)への突当てに
よって、開放部材(7)下端の破壊体(20)が、内部容
器(21)を押圧破壊したことを、作動体(8)のエアゾ
ール容器(1)突当てによって、確実に確認し得るもの
となる。
(1)に突き当たるまで、回動移動する過程で生じるよ
うに、各部材の位置関係を予め設定して置く。そのた
め、作動体(8)のエアゾール容器(1)への突当てに
よって、開放部材(7)下端の破壊体(20)が、内部容
器(21)を押圧破壊したことを、作動体(8)のエアゾ
ール容器(1)突当てによって、確実に確認し得るもの
となる。
また、この作動体(8)は、螺着部材(10)を介して、
ハウジング(6)に螺着したものである。そのため、内
部容器(21)の破壊によっても、元位置に復元すること
がなく、下降位置をエアゾール容器(1)の外に於いて
維持するから、内部容器(21)の破壊を、視覚により確
実に確認し得るものとなる。
ハウジング(6)に螺着したものである。そのため、内
部容器(21)の破壊によっても、元位置に復元すること
がなく、下降位置をエアゾール容器(1)の外に於いて
維持するから、内部容器(21)の破壊を、視覚により確
実に確認し得るものとなる。
この内部容器(21)の破壊によって、エアゾール内容物
(2)と異なる内容物(24)は、このエアゾール内容物
(2)と一体となり、新たなエアゾール内容物を形成す
る。
(2)と異なる内容物(24)は、このエアゾール内容物
(2)と一体となり、新たなエアゾール内容物を形成す
る。
この状態で押釦(11)を押圧すれば、新たなエアゾール
内容物は、吸入口(26)からスクリーン(27)によっ
て、内部容器(21)の破片を除去して吸入される。そし
て、導入路(30)、螺着部材(10)、通路(15)、押釦
(11)を介して、ノズル(17)から噴射される。
内容物は、吸入口(26)からスクリーン(27)によっ
て、内部容器(21)の破片を除去して吸入される。そし
て、導入路(30)、螺着部材(10)、通路(15)、押釦
(11)を介して、ノズル(17)から噴射される。
また、エアゾール容器(1)を正立状態で使用する場合
には、デイップチューブ(28)を吸入口(26)に接続し
て行なう。
には、デイップチューブ(28)を吸入口(26)に接続し
て行なう。
また、開放部材(7)下端の破壊体(20)は、作動体
(8)の回動押圧のみによって破壊され、押釦(11)の
押圧によっては、破壊されることがない。そのため、破
壊体(20)による内部容器(21)の破壊を、開放部材
(7)の誤操作により生じることがないものである。
(8)の回動押圧のみによって破壊され、押釦(11)の
押圧によっては、破壊されることがない。そのため、破
壊体(20)による内部容器(21)の破壊を、開放部材
(7)の誤操作により生じることがないものである。
上記の第一実施例に於いて、混合後の新たなエアゾール
内容物の放出動作は、開放部材(7)下端の破壊体(2
0)によって、内部容器(21)を破壊することによって
行っている。
内容物の放出動作は、開放部材(7)下端の破壊体(2
0)によって、内部容器(21)を破壊することによって
行っている。
しかし、他の異なる第二の実施例に於いては、第3図に
示すごとく、上端にバルブ開放部材(31)を突出した、
弁機構を有するエアゾール方式の内部容器(21)を用い
て構成する。
示すごとく、上端にバルブ開放部材(31)を突出した、
弁機構を有するエアゾール方式の内部容器(21)を用い
て構成する。
そして、内容物の放出動作は、開放部材(7)により、
内部容器(21)のバルブ開放部材(31)を押圧して弁機
構を開弁する。そして、この弁機構を介して、内容物
(24)をエアゾール容器(1)内に放出するものであ
る。
内部容器(21)のバルブ開放部材(31)を押圧して弁機
構を開弁する。そして、この弁機構を介して、内容物
(24)をエアゾール容器(1)内に放出するものであ
る。
また、前記の第1実施例に於いて用いた閉止バルブ(1
6)は、この実施例に於いては用いず、開放部材(7)
の上端に従来公知の構成であるエアゾールバルブを形成
し、これを閉止バルブとして用いるものである。そし
て、押圧発条(13)により上部方向に付勢された、ステ
ム(12)の側面に、導出孔(33)を開口する。そして、
この導出孔(33)を開閉ガスケット(35)により、常時
は閉止するとともにステム(12)の押圧時に、導出孔
(33)を開放して、エアゾール容器(1)内の内容物を
噴射し得るよう構成している。
6)は、この実施例に於いては用いず、開放部材(7)
の上端に従来公知の構成であるエアゾールバルブを形成
し、これを閉止バルブとして用いるものである。そし
て、押圧発条(13)により上部方向に付勢された、ステ
ム(12)の側面に、導出孔(33)を開口する。そして、
この導出孔(33)を開閉ガスケット(35)により、常時
は閉止するとともにステム(12)の押圧時に、導出孔
(33)を開放して、エアゾール容器(1)内の内容物を
噴射し得るよう構成している。
また、前記第一実施例および以下に説明する実施例に於
いても同様であるが、作動体(8)と開放部材(7)と
は、第4図に示すごとく、多角形の嵌合関係により、相
対的には回動不能の関係と成っている。
いても同様であるが、作動体(8)と開放部材(7)と
は、第4図に示すごとく、多角形の嵌合関係により、相
対的には回動不能の関係と成っている。
更に異なる第三の実施例に於いては、第5図に示すごと
く、第二実施例に示したエアゾール方式の内部容器(2
1)を、倒立状態で開放部材(7)に接続する。
く、第二実施例に示したエアゾール方式の内部容器(2
1)を、倒立状態で開放部材(7)に接続する。
そして、この倒立状態で位置する内部容器(21)の底板
(36)を、開放部材(7)によって押圧することによ
り、内部容器(21)の、バルブ開放部材(31)を、エア
ゾール容器(1)の底板(37)に押圧する。この押圧に
より、内部容器(21)の弁機構を開弁し、この弁機構を
介して、内容物をバルブ開口部材(31)からエアゾール
容器(1)内に放出することも可能である。
(36)を、開放部材(7)によって押圧することによ
り、内部容器(21)の、バルブ開放部材(31)を、エア
ゾール容器(1)の底板(37)に押圧する。この押圧に
より、内部容器(21)の弁機構を開弁し、この弁機構を
介して、内容物をバルブ開口部材(31)からエアゾール
容器(1)内に放出することも可能である。
この場合、前記各実施例に於いては、ハウジング(6)
に内部容器(21)、デイップチューブ(28)等を固定し
ていた。しかし、この第三の実施例に於いては、開放部
材(7)にこれらを固定することにより、内部容器(2
1)の下降を可能としている。
に内部容器(21)、デイップチューブ(28)等を固定し
ていた。しかし、この第三の実施例に於いては、開放部
材(7)にこれらを固定することにより、内部容器(2
1)の下降を可能としている。
また、この第三実施例に於いては、作動体(8)に押釦
としての噴射機能を持たせるように、ノズル(17)を形
成している。この作動体(8)は、ステム(12)に対し
て、相対的に下降不能に固定するとともに開放部材
(7)に対して、相対的に上下動可能で回転不能となる
よう多角形部を介して嵌合固定する。この嵌合固定によ
り、作動体(8)を回転すれば、前記各実施例と同様の
作用により、開放部材(7)を回動して下降し、内部容
器(21)のバルブ開放部材(31)をエアゾール容器
(1)の底板(37)に押圧して内容物を放出する。
としての噴射機能を持たせるように、ノズル(17)を形
成している。この作動体(8)は、ステム(12)に対し
て、相対的に下降不能に固定するとともに開放部材
(7)に対して、相対的に上下動可能で回転不能となる
よう多角形部を介して嵌合固定する。この嵌合固定によ
り、作動体(8)を回転すれば、前記各実施例と同様の
作用により、開放部材(7)を回動して下降し、内部容
器(21)のバルブ開放部材(31)をエアゾール容器
(1)の底板(37)に押圧して内容物を放出する。
この放出完了後は、作動体(8)を押圧することによ
り、ステム(12)に相対的に下降不能に固定した作動体
(8)は、ステム(12)を押圧しながら開放部材(7)
の外周を摺動するから、開弁され混合状態のエアゾール
内容物(2)をノズル(17)から噴射することができ
る。
り、ステム(12)に相対的に下降不能に固定した作動体
(8)は、ステム(12)を押圧しながら開放部材(7)
の外周を摺動するから、開弁され混合状態のエアゾール
内容物(2)をノズル(17)から噴射することができ
る。
また、更に異なる第四の実施例に於いて、内部容器(2
1)の内容物の放出動作は、第6図に示すごとく、上端
を封板(40)で密閉した内部容器(21)を用いる。そし
て、この内部容器(21)の封板(40)を、開放部材
(7)によって押圧貫通することにより、この貫通部か
ら、内容物(24)をエアゾール容器(1)内に放出する
ものである。
1)の内容物の放出動作は、第6図に示すごとく、上端
を封板(40)で密閉した内部容器(21)を用いる。そし
て、この内部容器(21)の封板(40)を、開放部材
(7)によって押圧貫通することにより、この貫通部か
ら、内容物(24)をエアゾール容器(1)内に放出する
ものである。
また、上記第1〜第4の実施例に於いては、開放部材
(7)とハウジング(6)とを螺着方法により接続して
いる。
(7)とハウジング(6)とを螺着方法により接続して
いる。
しかし、異なる第5の実施例に於いては、第7図に示す
ごとく、開放部材(7)のエアゾール容器(1)方向へ
の移動は、開放部材(7)をエアゾール容器(1)のハ
ウジング(6)に、上下摺動可能に挿入する。そして、
作動体(8)が、エアゾール容器(1)の突当たる作動
可能限界で、ハウジング(6)の係合段部(41)に係合
固定する係合突部(42)を、開放部材(7)下端の割溝
(43)の外周に突出する。そして、この係合段部(41)
と係合突部(42)が係合固定するまでの移動過程で、開
放部材(7)により内部容器(21)のバルブ開放部材
(31)を押圧開放し、内部容器(21)内の内容物(24)
をエアゾール容器(1)内に開放するものである。
ごとく、開放部材(7)のエアゾール容器(1)方向へ
の移動は、開放部材(7)をエアゾール容器(1)のハ
ウジング(6)に、上下摺動可能に挿入する。そして、
作動体(8)が、エアゾール容器(1)の突当たる作動
可能限界で、ハウジング(6)の係合段部(41)に係合
固定する係合突部(42)を、開放部材(7)下端の割溝
(43)の外周に突出する。そして、この係合段部(41)
と係合突部(42)が係合固定するまでの移動過程で、開
放部材(7)により内部容器(21)のバルブ開放部材
(31)を押圧開放し、内部容器(21)内の内容物(24)
をエアゾール容器(1)内に開放するものである。
また、更に異なる第6の実施例に於いて、開放部材
(7)のエアゾール容器(1)方向への移動は、開放部
材(7)を、エアゾール容器(1)のハウジング(6)
に上下摺動可能に挿入する。そして、この開放部材
(7)と作動体(8)とを、一体回転可能に固定すると
ともに第8図に示す如く作動体(8)の外周に、係合鍔
(44)(45)を突出する。
(7)のエアゾール容器(1)方向への移動は、開放部
材(7)を、エアゾール容器(1)のハウジング(6)
に上下摺動可能に挿入する。そして、この開放部材
(7)と作動体(8)とを、一体回転可能に固定すると
ともに第8図に示す如く作動体(8)の外周に、係合鍔
(44)(45)を突出する。
この係合鍔(44)(45)を、挿通自在とする切欠溝(4
6)(47)を、第9図、第10図に示す如く、作動体
(8)を挿通する挿通口(48)の外周に設けて、環状鍔
(49)(50)を形成する。この環状鍔(49)(50)を、
エアゾール容器(1)に固定筒(51)で固定した、被覆
固定体(52)の内方に突出している。
6)(47)を、第9図、第10図に示す如く、作動体
(8)を挿通する挿通口(48)の外周に設けて、環状鍔
(49)(50)を形成する。この環状鍔(49)(50)を、
エアゾール容器(1)に固定筒(51)で固定した、被覆
固定体(52)の内方に突出している。
そして、この環状鍔(49)(50)は、一方切欠溝(46)
から他方切換溝(47)にかけて、肉厚を順次変化させ、
テーパー状係合面(53)(54)を下面に形成している。
から他方切換溝(47)にかけて、肉厚を順次変化させ、
テーパー状係合面(53)(54)を下面に形成している。
このテーパー状係合面(53)は、一方切欠溝(46)から
他方切欠溝(47)にかけて順次肉厚とする。また、他方
切欠溝(47)から、一方切欠溝(46)にかけて順次肉厚
とし、肉厚、肉薄の切欠面が各切欠溝(46)(47)で対
向するように形成する。
他方切欠溝(47)にかけて順次肉厚とする。また、他方
切欠溝(47)から、一方切欠溝(46)にかけて順次肉厚
とし、肉厚、肉薄の切欠面が各切欠溝(46)(47)で対
向するように形成する。
そして、この環状鍔(49)(50)の下面に、係合鍔(4
4)(45)を摺動可能に係合し、作動体(8)の回動に
伴なう係合鍔(44)(45)のテーパー状係合面(53)
(54)の摺動によって、開放部材(7)を順次押し下
げ、内部容器(21)のバルブ開放部材(31)を押圧し
て、噴射を開始し得るようにしたものである。
4)(45)を摺動可能に係合し、作動体(8)の回動に
伴なう係合鍔(44)(45)のテーパー状係合面(53)
(54)の摺動によって、開放部材(7)を順次押し下
げ、内部容器(21)のバルブ開放部材(31)を押圧し
て、噴射を開始し得るようにしたものである。
発明の効果 本発明は上述の如く構成したものであるから、作動体の
移動のみによって、容易に内部容器を開放して、内容物
をエアゾール容器内に放出する。そして、内部容器内の
内容物と、エアゾール容器の内容物とを混合することに
よって、耐薬品性の異なる複数菌の殺菌、塗料の下塗り
と上塗り等を可能にし、極めて多用途のエアゾール製品
を得ることができる。
移動のみによって、容易に内部容器を開放して、内容物
をエアゾール容器内に放出する。そして、内部容器内の
内容物と、エアゾール容器の内容物とを混合することに
よって、耐薬品性の異なる複数菌の殺菌、塗料の下塗り
と上塗り等を可能にし、極めて多用途のエアゾール製品
を得ることができる。
また、この内部容器の放出は、作動体の移動可能限界ま
で移動する過程で生じるように、各部材の位置関係を予
め設定しておけば、作動体の移動不能によって、開放部
材の下端が内部容器を押圧し、内容物を放出したこと
を、確実に確認し得るものとなる。
で移動する過程で生じるように、各部材の位置関係を予
め設定しておけば、作動体の移動不能によって、開放部
材の下端が内部容器を押圧し、内容物を放出したこと
を、確実に確認し得るものとなる。
また、この作動体は、移動力を解除した状態で元位置に
復元することがなく、エアゾール容器の外に於いて下降
位置を維持し、内部容器の放出を視覚により確実に確認
し得るものとなる。
復元することがなく、エアゾール容器の外に於いて下降
位置を維持し、内部容器の放出を視覚により確実に確認
し得るものとなる。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は第1実施
例の内部容器破壊前の断面図、第2図は内部容器破壊後
を示す要部拡大断面図、第3図は第2実施例の断面図、
第4図は第3図のA−A線断面図、第5図は第3実施例
の断面図、第6図は第4実施例の断面図、第7図は第5
実施例の断面図、第8図は第6実施例の断面図、第9図
は第6実施例の被覆固定体の斜視図、第10図は第9図の
B−B線断面図である。 (1)……エアゾール容器 (2)……エアゾール内容物 (6)……ハウジング (7)……開放部材 (8)……作動体 (10)……螺着部材 (11)……押釦 (12)……ステム (16)……閉止バルブ (18)……作動間隔 (21)……内部容器 (24)……内容物 (31)……バルブ開放部材 (36)(37)……底板 (40)……封板 (41)……係合段部 (42)……係合突部 (44)(45)……係合鍔 (49)(50)……環状鍔 (52)……被覆固定体 (53)(54)……テーパー状係合面
例の内部容器破壊前の断面図、第2図は内部容器破壊後
を示す要部拡大断面図、第3図は第2実施例の断面図、
第4図は第3図のA−A線断面図、第5図は第3実施例
の断面図、第6図は第4実施例の断面図、第7図は第5
実施例の断面図、第8図は第6実施例の断面図、第9図
は第6実施例の被覆固定体の斜視図、第10図は第9図の
B−B線断面図である。 (1)……エアゾール容器 (2)……エアゾール内容物 (6)……ハウジング (7)……開放部材 (8)……作動体 (10)……螺着部材 (11)……押釦 (12)……ステム (16)……閉止バルブ (18)……作動間隔 (21)……内部容器 (24)……内容物 (31)……バルブ開放部材 (36)(37)……底板 (40)……封板 (41)……係合段部 (42)……係合突部 (44)(45)……係合鍔 (49)(50)……環状鍔 (52)……被覆固定体 (53)(54)……テーパー状係合面
Claims (9)
- 【請求項1】エアゾール内容物を収納したエアゾール容
器内に、エアゾール内容物とは異なる内容物を充填した
内部容器を装着し、この内部容器内の内容物を、一端を
エアゾール容器内に挿入した開放部材のエアゾール容器
内への挿入動作に伴なって放出し、エアゾール内容物と
内容物とを混合し得るようにしたものに於いて、エアゾ
ール容器外に突出した開放部材の下端を、エアゾール容
器内のハウジングに下降移動可能に装着し、この開放部
材内に軸方向にノズルと連通したステムを外方向に付勢
して摺動可能に装着するとともに開放部材の外周に、エ
アゾール容器と一定の作動間隔を介してエアゾール容器
外に配設した作動体を接続し、この作動体を、開放部材
のエアゾール容器内への下降移動とともにマウンテンカ
ップ方向に下降移動可能に形成し、この作動体の移動可
能限界まで移動する過程で、開放部材により内部容器を
押圧し、内容物の放出動作をするとともに作動体への移
動力を解除した状態に於いて作動体は元位置に復元する
ことがないもので有ることを特徴とする複数液混合用エ
アゾール装置。 - 【請求項2】開放部材のエアゾール容器方向への移動
は、開放部材をエアゾール容器のハウジングに上下移動
可能に螺着して行ない、作動体をエアゾール容器に突当
たるまで回動する過程で開放部材により内部容器を押圧
するものであることを特徴とする、特許請求の範囲第1
項記載の複数液混合用エアゾール装置。 - 【請求項3】開放部材は、ハウジングに螺着固定すると
ともに作動体を固定した螺着部材と、この螺着部材に軸
方向摺動可能に挿入するとともに上端に押釦を固定した
ステムとから成り、ステムの押し下げ摺動に伴なって、
螺着部材内の閉止バルブを開弁し、エアゾール容器内部
と押釦とを接続するものであることを特徴とする、特許
請求の範囲第1項または第2項記載の複数液混合用エア
ゾール装置。 - 【請求項4】開放部材のエアゾール容器方向への移動
は、開放部材をエアゾール容器のハウジングに上下摺動
可能に挿入するとともに作動体の作動可能限界でハウジ
ングの係合段部に係合固定する係合突部を開放部材の外
周に突出し、この係合段部と係合突部が係合固定するま
での移動過程で開放部材により内部容器を押圧するもの
であることを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の
複数液混合用エアゾール装置。 - 【請求項5】開放部材のエアゾール容器方向への移動
は、開放部材をエアゾール容器のハウジングに上下摺動
可能に挿入し、この開放部材と作動体とを、一体回動可
能に固定するとともに作動体の外周に係合鍔を突出し、
この係合鍔を、エアゾール容器に固定した被覆固定体の
内方に突出するとともにテーパー状係合面を下面に有す
る環状鍔の下面に、摺動可能に係合し、作動体の回動に
伴なう係合鍔のテーパー状係合面の摺動によって、開放
部材を順次押し下げ、噴射を開始し得るようにしたもの
であることを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の
複数液混合用エアゾール装置。 - 【請求項6】内容物の放出動作は、開放部材によって内
部容器を押圧することにより、内部容器を破壊し、内容
物をエアゾール容器内に放出するものであることを特徴
とする、特許請求の範囲第1項または第2項または第3
項または第4項または第5項記載の複数液混合用エアゾ
ール装置。 - 【請求項7】内容物の放出動作は、開放部材で内部容器
を押圧することにより、エアゾール方式の内部容器のバ
ルブ開放部材を押圧して弁機構を開弁し、この弁機構を
介して、内容物をエアゾール容器内に放出するものであ
ることを特徴とする、特許請求の範囲第1項または第2
項または第3項または第4項または第5項記載の複数液
混合用エアゾール装置。 - 【請求項8】内容物の放出動作は、エアゾール容器内に
倒立状態で位置する内部容器の底板を、開放部材によっ
て押圧することにより、内部容器のバルブ開放部材を、
エアゾール容器の底板に押圧して弁機構を開弁し、この
弁機構を介して、内容物をエアゾール容器内に放出する
ものであることを特徴とする、特許請求の範囲第1項ま
たは第2項または第3項または第4項または第5項記載
の複数液混合用エアゾール装置。 - 【請求項9】内容物の放出動作は、内部容器の封板を開
放部材によって押圧貫通することにより、この貫通部か
ら、内容物をエアゾール容器内に放出するものであるこ
とを特徴とする、特許請求の範囲第1項または第2項ま
たは第3項または第4項または第5項記載の複数液混合
用エアゾール装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60-196467 | 1985-12-23 | ||
JP19646785 | 1985-12-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62234562A JPS62234562A (ja) | 1987-10-14 |
JPH0749109B2 true JPH0749109B2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=16358286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61277513A Expired - Lifetime JPH0749109B2 (ja) | 1985-12-23 | 1986-11-20 | 複数液混合用エアゾール装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0749109B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4947792B2 (ja) * | 2007-10-26 | 2012-06-06 | 東洋エアゾール工業株式会社 | 複数液混合用エアゾール装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS604614Y2 (ja) * | 1980-12-27 | 1985-02-09 | 東洋エアゾ−ル工業株式会社 | 複数液混合用エアゾ−ル装置 |
-
1986
- 1986-11-20 JP JP61277513A patent/JPH0749109B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62234562A (ja) | 1987-10-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |