JPH0748853B2 - 情報伝送方法 - Google Patents

情報伝送方法

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JPH0748853B2
JPH0748853B2 JP62175413A JP17541387A JPH0748853B2 JP H0748853 B2 JPH0748853 B2 JP H0748853B2 JP 62175413 A JP62175413 A JP 62175413A JP 17541387 A JP17541387 A JP 17541387A JP H0748853 B2 JPH0748853 B2 JP H0748853B2
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忠彦 中尾
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繁行 嶋内
哲郎 佐藤
康雄 三沢
洋一 鈴木
徹 宇留野
滋 鈴木
宮本  進
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Fujitsu Ltd
Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は端末とセンタとにより構成されるビデオデック
ス通信網を利用した情報伝送方法に関し、一層詳細に
は、利用者が公衆通信回線(電話型回線)網を介して情
報提供センタ(以下、情報センタ、若しくはセンタと称
する)のデータベースにアクセスして情報の提供サービ
ス等を受けるビデオテックス通信網を利用した、特に、
契約会員制サービス形態の文字図形情報ネットワークシ
ステムにおいて、通信時間を長く必要とする画像情報、
例えば、地図等の背景画面となる画像情報を予め情報セ
ンタから受信し端末に記憶しておくことにより、有事の
際、雨量情報等の時間経過により変化する情報だけをセ
ンタから受信することにより受信時間の短縮化を可能と
する情報伝送方法に関する。
[発明の背景] 近年、エレクトロニクス技術の急速な進歩による技術的
発達性が高まる中で、社会的ニーズの高度化、多様化の
傾向を受け、種々の機能的特徴を有する視覚による画像
通信に対して大きな期待が寄せられている。その中、ビ
デオテックスシステム等の文字図形情報ネットワークシ
ステムは端末にディスプレイ装置を用い、通信回線網を
介して情報センタのデータベースにアクセスし、情報セ
ンタに蓄積されている豊富な情報を手軽に取得出来る情
報検索サービスだけに止まらず、コンピュータを利用し
た画像処理装置の発展に伴い、画像の更新が容易に行え
ることになったことから雨量、水位等の気象情報、所謂
リアルタイム情報の更新サービスの提供までも可能とな
ってきている。気象情報の提供はこれらのサービス中に
おいて、利用価値の高いものとされ、特に、台風等のよ
うに大型の災害が発生する虞のあるものについてはその
利用頻度も著しく大きくなることが推定される。
ところで、周知のような我が国は台風の常襲地帯である
上に河川の流路が短く且つ急峻な地形が多いため、洪水
等の自然災害を受け易い状況にある。そこで、洪水等に
よってもたらされる災害を回避するために、雨量、その
他、河川流域に関する詳細な情報の迅速な提供が益々重
要になってきている。このため、これらの河川等に係る
迅速な情報を提供する目的のもとに前記ビデオテックス
システム等の文字図形情報ネットワークシステムの利用
が図られはじめている。
そこで、現在のビデオテックスシステム等の文字図形情
報ネットワークシステムは、詳密な画像の伝送が可能で
はあるものの、その伝送時間が長大であり、相当な経済
的負担となると共に、緊急性を満足するまでに至ってい
ない。例えば、地図上に雨域の移動を示す雨域移動図等
を受信する場合に、高価値情報である時間雨量データの
受信時間は短時間で終了するにも係わらず、背景画面と
なる地図情報等の時間的に変化しない、相対的に価値の
余り高くない複雑な画像情報の受信時間は長時間とな
り、その結果、雨域移動図全体の受信時間に係る通信時
間が極めて長大になる欠点が指摘されている。特に、大
雨、洪水等の水防警報が発令され、あるいは河川の氾濫
の虞のような非常事態が懸念された時等、一刻を争う緊
急事態の場合に、1つの端末がセンタを専有する時間が
長大化し、他の利用者端末からのアクセスが実質的に不
可能となる虞も存在し、このような緊急事態では出来る
だけ多くの利用者端末に迅速に情報を送るという要請に
対して大きな障害となっている。そして、この結果、災
害等の回避対策が遅延し、結局のところ洪水等の自然災
害を容認する虞が存在している。
[発明の目的] 本発明は前記の不都合を悉く克服するためになされたも
のであって、ビデオテックス通信網を利用した契約会員
制サービス形態の文字図形情報ネットワークシステムに
おいて、通信時間を長く必要とする画像情報、例えば、
地図等の背景画面となる画像情報を予め情報センタから
受信し端末に記憶しておくことにより、有事の際、地域
雨量の情報等の時間経過により変化する情報だけをセン
タから受信することにより通信回線を専有する時間の短
縮化を達成することを可能とする情報伝送方法を提供す
ることを目的とする。
[目的を達成するための手段] 前記の目的を達成するために、本発明は、端末とセンタ
とにより構成されるビデオデックス通信網を利用した情
報伝送方法において、 端末の出力装置に出力する情報のうち、時間経過により
変化しない情報を図形イメージデータとし、時間経過に
より変化する情報を文字データとして区別し、 端末は予めセンタより送信された前記図形イメージデー
タを記憶しておき、 センタは端末からの要求に基づき前記文字データを端末
に送信し、 端末は前記文字データを予め記憶しておいた図形イメー
ジデータとを重畳して出力装置に出力することを特徴と
する。
[実施態様] 次に、本発明に係る情報伝送方法において、これを実施
するための装置との関係において好適な実施態様を挙
げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図は本発明に係る情報伝送方法が実施されるビデオ
デックス通信網を利用した契約会員制形態の文字図形情
報ネットワークシステムのブロック図である。なお、こ
こで契約会員制形態の文字図形情報ネットワークシステ
ムとは、情報センタがサービス内容の概要を知らせるこ
とにより会員を募集し、その応募者に対してのみサービ
スを提供する形態のシステムをいう。
第1図から容易に諒解されるように、当該契約会員制形
態の文字図形情報ネットワークシステムは基本的には情
報センタ10、通信回線網30並びに端末50とから構成され
る。
情報センタ10において、参照符号12は情報センタ10の中
核となる文字図形情報編集処理装置であって、当該文字
図形情報編集処理装置12のオンライン入力端子A1にはデ
ータ受信装置14を介してレーダ雨量計やテレメータ等で
導入される時間雨量データや河川の水位データ等のオン
ラインデータが導入される。一方、オフライン入力端子
A2にはディスプレイ手段16、キーボード18により情報セ
ンタからのオフラインデータ、例えば、緊急時の警報メ
ッセージに係るデータが導入される。
これらのオンライン/オフラインデータは文字図形情報
編集処理装置12により画像データに変換され、出力され
る。文字図形情報編集処理装置12の出力端子は図示しな
い通信制御装置と変復調装置を介して通信回線網30に導
入される。
通信回線網30の他端、すなわち、端末50側は図示しない
変復調装置を介して通信制御装置を含む通信/回線制御
インタフェース52と接続される。当該通信/回線制御イ
ンタフェース52の他端の第1端子には電話機54が接続さ
れる。一方、その第2端子にはCPU(中央処理装置)56
とROM(リードオンリメモリ)58とRAM(ランダムアクセ
スメモリ)60と入出力インタフェース62とが夫々バスラ
インで相互に接続されている。さらに、前記入出力イン
タフェース62はキーボード64、ディスプレイ66、ハード
コピー装置68並びに記憶手段であるフロッピィディスク
70等の各種入出力装置に接続される。
本実施態様に係る情報伝送方法を実施するための装置は
基本的には以上のように構成されるものであり、次にそ
の作用並びに効果について説明する。
第1図に示すように、端末とセンタとにより構成される
ビデオデックス通信網を利用した情報伝送方法はセンタ
・エンド型の会話型画像情報システムであり、その基本
的な作用は次の通りである。
先ず、キーボード64を操作して回線を呼び出す。その
時、通信回線網30に空があり回線がアクセスされると、
次に利用者はキーボード64の操作により所望の画像表示
の要求を行う。本装置による場合、後述する画面要求番
号短縮キーに係るデータの登録を行わない場合には1種
類の画像の要求に対して9桁の画面要求コードを入力す
ることになる。そして、この画面要求コードに係る信号
(以下、画面要求信号という)が入出力インタフェース
62に入力すると、CPU56は国際標準方式によるプロトコ
ルに従ったデータフォーマットに係るデータに変換し、
通信/回線制御インタフェース52を介して通信回線網30
に出力信号を送出する。次いで、通信回線網30を介して
文字図形情報編集処理装置12にこの画面要求信号が到達
すると、当該文字図形情報編集処理装置12内のコンピュ
ータは当該文字図形情報編集処理装置12内のデータベー
スを検索し、前記画面要求信号に係る画像情報を選択す
る。そして、選択された画像情報は通信回線網30を通し
て通信/回線制御インタフェース52を介してRAM60に取
り込まれると共に、入出力インタフェース62を介してデ
ィスプレイ66上に表示される。なお、前記RAM60に画像
情報が記憶された後、回線は断となり、利用者は必要に
応じてハードコピー装置68によりハードコピーを取得
し、あるいはフロッピィディスク70内に画像情報を記憶
させる。
以上が本発明に係る文字図形情報ネットワークシステム
の基本的な作用であり、次に、第2図以降に示すフロー
チャート等に基づき本発明の情報伝送方法の利用が特に
有利であるその作用を詳細に履歴再生を例にとって説明
する。
第2図は情報センタから複数枚の履歴画面情報を得る手
順のフローチャートであって、先ず、準備ステップとし
て、端末50内のキーボード64の操作により、履歴画面要
求番号の登録を行う。ここで、履歴画面とは、過去の時
刻から現在の時刻に至るまでの時間を、例えば、30分毎
に区分しその時刻毎に地域雨量データ等を、例えば、第
3図に示す背景画面としての地図上に表示することによ
り状況の変化が継続的に見られる画面を言う。なお、第
3図は地図の一例であって、この場合、本地図は日本地
図の一部であり、また、地図中の曲線群は河川の模式図
である。
次に、登録される履歴画面要求番号の例を表1に示す。
表1において9桁の画面要求番号「********
*」の意味は上位4桁の数字が前記情報センタ10を特定
する番号であり、下位5桁の数字は画面の内容に係る画
面識別番号である。この下位5桁の識別番号の中、最上
位1桁の数字が背景画面の有無を決定する桁であって、
その桁の数字が0の場合は要求画面に背景画面が存在す
ることを意味し、最下位1桁の数字が0である場合、前
記画面識別番号に係る要求画面は背景画面そのものであ
ることを意味する。
そこで、表1の画面番号(背景)欄の数列「40000905
0」は数列4000で指定される情報センタ10から取得可能
な背景画面であることが理解される。また、表1の最右
欄の画面要求番号欄の数列の最下位桁の数字は表1から
容易に諒解されるように履歴時刻欄に記した時刻に対応
付けて決定されている。
以上のことにより、結局、表1に示される要求画面の内
容は背景画面付の7枚の履歴画面要求に係る画面である
と言える。なお、この7枚の履歴画面に係る8種の履歴
画面要求番号に係るデータ、すなわち、履歴画面要求デ
ータの登録、および当該履歴画面要求データに基づく履
歴画面の受信、並びに履歴画面の再生はキーボード64上
の図示しない画面要求番号短縮キーによることが好適で
あり、本発明の場合、その短縮キー上の表示を「履歴」
および「再生」として以下の説明に供する(第2図、ST
P0)。
ところで、前記したように、文字図形情報ネットワーク
システムは精緻な画像データを提供可能ではあるが、精
緻な画像データ、例えば、背景画面となる地図等の画像
データは、その内容が細密であるためデータの伝送時間
が極めて長大なものとなる。そのため、このような背景
画面に係る画像データは比較的時間に余裕のある際に予
め受信し、前記端末50内のフロッピィディスク70に記憶
してファイルしておく(第2図、STP1)。
そこで、有事の際、すなわち、大雨、洪水等の水防警報
が発令され、あるいは河川の氾濫の虞等の非常時の際、
災害回避対策の検討のための情報入手の目的で前記端末
50内のキーボード64上の「履歴」キーを入力し前記の履
歴画面を要求する(STP2)。
この「履歴」キーのキー入力によりCPU56は予め入力さ
れ記憶されている前記画面要求番号データ、すなわち、
前記表1に係るデータをRAM60を検索して入手する。な
お、この際フロッピィディスク70とRAM60は適宜にデー
タが転送されているものとする。この時、CPU56は、先
ず、画面番号「400009050」の内容をROM58内に予め記憶
されたプロトコルに基づいて解読する。この画面番号
「400009050」は、前記したように、背景画面となる地
図情報であり、当該情報は既に受信してフロッピィディ
スク70にファイルされているので、CPU56は情報センタ1
0に対して当該画面の要求を行わない。そこで、次にCPU
56は右欄の画面要求番号「400009057」を解読する。そ
してこの画面要求番号が、例えば、現在時刻における地
域雨量データの要求を示すものであると解読した時には
当該画面要求番号に係るデータを通信/回線制御インタ
フェース52を介して送出する(STP3)。
この第1の画面要求番号データ、すなわち、「40000905
7」データは通信回線網30を介し文字図形情報編集処理
装置12に入力される。
前記画面要求番号データを受信した文字図形情報編集処
理装置12は当該画面要求番号データを解読し、要求され
た画面を通信回線網30に送出する。この際、第4図の右
下隅に示すように1枚の画面の終了を意味するENコード
を画面情報1枚に対して1個付与する(STP4)。
ところで、国際標準方式によるプロトコルに従った高密
4倍画面のアドレスマップは標準文字サイズ(縦24ドッ
ト、横16ドット)で、第4図に示すように、縦に16行、
横に31列だけ表示可能である。すなわち、第4図におい
て、縦行n0乃至n15、横列m0乃至m30に係るハッチングで
示す部分のみが高密4倍画面の対象である。そこで、EN
コードを、第4図に示すように、縦行31行、横61列、す
なわち、n30、m60の座標上に位置させれば、当該座標位
置は前記ハッチング部で示す高密4倍画面の表示範囲か
ら著しくかけ離れることになり、この結果、前記高密4
倍画面に対して全く干渉しないこととなる。そこで、情
報センタ10は、前記したように、文字図形情報編集処理
装置12により当該ENコードを1枚の画面情報毎に付与
し、通信回線網30を介して端末50にこのENコードの付与
された画像信号を供給する。なお、ここでENコードの付
与された画像信号のデータフォーマットの例を第5図に
示す。
第5図において、左端のFLAGシーケンスと右端のFLAGシ
ーケンス間をフレームと称する。このフレームは情報転
送の際の基本単位であって、ここに示した例はENコード
の送信について規定したフレームである。このデータフ
レーム内に示された夫々の文字の意味を表2に示す。
そこで、端末50に送給され且つ前記ENコードが付された
画像信号はCPU56により解読され、画面要求番号に基づ
く1枚目の画像データの受信が終了したことを判定され
る。そして、当該画像データはフロッピィディスク70に
自動的にファイルされる(STP5)。
次に、CPU56は前記「履歴」キー入力に基づく履歴画面
要求番号に係る画像データの受信が終了しているか否か
を判断し、次のステップに進行させる。なお、この場
合、まだ6枚の残余画面があり終了していないのでステ
ップ7に進行する(STP6)。
ステップ7ではCPU56は登録されたRAM60内の次の履歴画
面要求番号の検索を開始する(STP7)。
次に、再びステップ3の工程により第2の履歴画面要求
番号データ「400009056」を送出する。この第2の履歴
画面要求番号データ「400009056」に係る画像データもE
Nコードを付与され情報センタ10から送出される(STP
4)。そして、当該画像データもフロッピィディスク70
に記憶される(STP5)。
次いで、再度、受信の終了判定がなされる(STP6)。
このような工程を繰り返すことにより、第7番目の画面
までフロッピィディスク70にファイルされると、CPU56
は送信終了コードを通信回線網30を通じて情報センタ10
に送出する(STP8)。
情報センタ10はこの終了コードを解読して後、画像のサ
ービスが終了したことを表示する終了画面を端末50に送
出する(STP9)。
CPU56はこの終了画面を受けて回線の切断の処置を行う
(STP10)。
以上の手順により端末50内のフロッピィディスク70に情
報センタ10から受信した履歴画面情報がファイルされた
ので、次に、当該履歴画面の再生手順について第6図に
示すフローチャートに基づき説明する。
先ず、端末50の利用者はキーボード64上の「再生」キー
を押し、次に「履歴」キーを押す(STP21)。
この「再生」キーと「履歴」キーの入力操作によりCPU5
6は予め入力され記憶されている履歴画面要求データ、
すなわち、前記表1に示されるデータをRAM60を検索し
て入手する(STP22)。
この場合、CPU56は、先ず、画面番号「400009050」をRO
M58内に予め記憶されたプロトコルに基づいて解読し、
この画面番号「400009050」の意味が前記したように履
歴再生の際の背景画面となる地図情報であると理解する
と、今、この地図情報はフロッピィディスク70にファイ
ルされているのでそれを呼び出しディスプレイ66上の背
景画面となる地図を表示させる(第3図参照、STP2
3)。
然るに、この地図情報の表示までに要する時間は、前記
した図示しない通信制御インタフェースや変復調装置を
介することなく入出力インタフェースを介して直接転送
可能であるので頗る短時間に表示可能である。
次に、CPU56は次の画面要求番号「400009057」を解読す
る。そして、この画面要求番号は現在時刻における地域
雨量データの要求番号と判定した場合、既に受信してあ
る現在時刻における雨量データを前記背景画面に重ね書
きしてディスプレイ66上に表示する(第7図参照、STP2
4)。
第7図において数字1乃至4は、時間雨量の強弱を表
し、小さい数字程雨量が少ないことを意味する。なお、
ここで前記重ね書きに係る手法は前記プロトコルの標準
仕様により実行可能であるので詳述しない。
次に、利用者はこの画面を見てハードコピーが必要か否
かを判定する(STP25)。
ハードコピーの必要性有と判定した時にはキーボード64
上の「停止/再開」キーを押す(STP26)。
この操作によりCPU56は画面要求番号の検索を中断す
る。そして、この際、利用者は「コピー」キーを押すこ
とにより前記現在時刻における雨量データの重合された
画面のハードコピーをハードコピー装置68を利用して得
ることが出来る(STP27)。
然る後、再び「停止/再開」キーを押す(STP28)。
この操作によりCPU56は再び履歴画面要求番号データを
検索し、登録されている画面要求が終了したか否かを判
断し、次のステップに進行させる(STP29)。
そして、この場合、まだ6枚の残余画面があり終了して
いないのでステップ30に進行させる。
次に、ステップ30ではステップ24で重ね書きした現在時
刻の履歴データを消去する(STP30)。
次に再びステップ24の工程により第2の履歴画面要求番
号データ「400009056」、すなわち、現在時刻より30分
前の時刻の地域雨量データが前記背景画面に重ね書きさ
れ、ディスプレイ66上に表示される(第8図参照、STP2
4)。
ここで、利用者は前記第7図と当該第8図を参照するこ
とにより雨域の移動時間、方向および雨量の強弱等を直
ちに諒解出来る。
この際、ハードコピーが必要であれば「停止/再開」キ
ーと「コピー」キーを押すことにより可能である(STP2
5乃至STP27)。
次に、再び「停止/再開」キーを押す(STP28)ことに
より再度履歴画面要求番号の検索終了判定がなされる
(STP29)。
そして、これらの工程、すなわち、ステップ24乃至ステ
ップ30を繰り返すことにより第7番目の履歴画面まで表
示され必要に応じてコピーされる。利用者は第7番目の
画面まで確認したら、「終了」キーを押し履歴/再生を
終了する(STP31)。
以上の過程により利用者は一連の雨域移動図を入手する
ことが可能である。
[発明の効果] 本発明の情報伝送方法によれば、以上のように、通信時
間を長く必要とする地図等の背景画面となる画面情報を
予め情報センタから受信し端末に記憶しておくことによ
り、有事の際、地域雨量情報等の時間経過により変化す
る高価値情報のみをセンタから受信することにより、緊
急時等における受信時間を縮減出来る。
さらに、文字データの受信は端末からの要求に応じて受
信するのであるため、必要時にのみ要求して受信するこ
とになって通信回線網を占有する時間もさらに少なくて
済むことになる。
一方、情報センタ側から見たときは、時間経過に関係し
ない画像に係る図形イメージデータと、時間経過によっ
て変化する複数の文字データとを独立して管理すること
がで、新画像と旧画像とを比較して時間的に変化する情
報を抽出するための時間が不要となる。
すなわち、大雨洪水等の水防警報が発令され、あるい
は、河川の氾濫の虞等の非常事態が懸念される緊急時で
も、地域雨量図や雨域移動図に係る複数種類のオンライ
ンデータを短時間に入手することが可能となり、災害等
の回避対策の検討を迅速に行える。しかも、この情報伝
送方法を採用することにより、緊急時に1つの端末がセ
ンタを専有する時間が少なくなり、その結果、短時間に
多くの端末に情報を送ることが可能となる。
なお、ここで、受信時間の具体的な縮減効果についてそ
の大略を言及すると、今、実施態様で述べた背景画面付
データ7枚の受信時間を例として検討した場合、背景画
面1枚の受信時間≒20秒、重合される履歴データ1枚の
受信時間≒5秒、背景画面付履歴データ1枚の受信時間
≒25秒であるので、従来方法による受信時間は25秒×7
枚=175秒かかる。これに対し、本発明の情報伝送方法
を採用した場合の受信時間は20秒+5秒×7枚=55秒と
なり約70%の縮減効果があると言えよう。これはそのま
ま通信費の節約効果にも適用される。しかも、実際に有
事の際の受信枚数は数十枚以上の画像枚数となるので、
その場合において従来方法との左は飛躍的に大になる。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並び
に設計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の情報伝送方法を実施するための装置の
概略ブロック図、 第2図は履歴画面要求番号に基づく履歴画面の入手手順
に係るフローチャート、 第3図は背景画面の例に係る地図、 第4図はプロトコルに規定される画面の模式図にENコー
ドを付与した図、 第5図はENコード付与に係るプロトコルに準処したデー
タフレームの概念図、 第6図は履歴再生の際のフローチャート、 第7図および第8図は履歴再生図の例である。 10……情報センタ、12……文字図形情報編集処理装置 16……ディスプレイ手段、18……キーボード 30……通信回線網、50……端末 52……通信/回線制御インタフェース、54……電話機 56……CPU(中央処理装置)、58……ROM(リードオンリ
メモリ) 60……RAM(ランダムアクセスメモリ) 62……入出力インタフェース、64……キーボード 66……ディスプレイ、68……ハードコピー装置 70……フロッピィディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 999999999 日本無線株式会社 東京都三鷹市下連雀5丁目1番1号 (71)出願人 999999999 富士通株式会社 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 (72)発明者 上林 好之 東京都千代田区麹町1丁目3番地 財団法 人河川情報センター内 (72)発明者 中尾 忠彦 東京都千代田区麹町1丁目3番地 財団法 人河川情報センター内 (72)発明者 小岩井 靖男 東京都千代田区麹町1丁目3番地 財団法 人河川情報センター内 (72)発明者 嶋内 繁行 東京都千代田区神田駿河台4丁目6番地 株式会社日立製作所内 (72)発明者 佐藤 哲郎 東京都日野市旭が丘3丁目1番1号 株式 会社東芝日野工場内 (72)発明者 三沢 康雄 神奈川県鎌倉市上町屋325番地 三菱電機 株式会社コンピュータシステム製作所内 (72)発明者 鈴木 洋一 東京都三鷹市下連雀5丁目1番1号 日本 無線株式会社三鷹製作所内 (72)発明者 宇留野 徹 東京都三鷹市下連雀5丁目1番1号 日本 無線株式会社三鷹製作所内 (72)発明者 鈴木 滋 東京都大田区新蒲田1丁目17番25号 富士 通情報システムラボラトリ内 (72)発明者 宮本 進 東京都大田区新蒲田1丁目17番25号 富士 通情報システムラボラトリ内 (56)参考文献 特開 昭58−179078(JP,A) 特開 昭62−84689(JP,A) 特開 昭54−13214(JP,A) 特開 昭51−146109(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端末とセンタとにより構成されるビデオデ
    ックス通信網を利用した情報伝送方法において、 端末の出力装置に出力する情報のうち、時間経過により
    変化しない情報を図形イメージデータとし、時間経過に
    より変化する情報を文字データとして区別し、 端末は予めセンタより送信された前記図形イメージデー
    タを記憶しておき、 センタは端末からの要求に基づき前記文字データを端末
    に送信し、 端末は前記文字データを予め記憶しておいた図形イメー
    ジデータとを重畳して出力装置に出力することを特徴と
    する情報伝送方法。
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