JPH074877Y2 - 幼児用パズル玩具 - Google Patents

幼児用パズル玩具

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JPH074877Y2
JPH074877Y2 JP1988114680U JP11468088U JPH074877Y2 JP H074877 Y2 JPH074877 Y2 JP H074877Y2 JP 1988114680 U JP1988114680 U JP 1988114680U JP 11468088 U JP11468088 U JP 11468088U JP H074877 Y2 JPH074877 Y2 JP H074877Y2
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JP1988114680U
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Inventor
絵美 佐々木
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株式会社セガ・エンタープライゼス
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、幼児を飽きさせることなく遊ばせることがで
きるパズル玩具に関するものである。
(従来の技術) 従来、様々な形状からなる凹部を有した本体に、該凹部
に嵌合する凸部を有する複数の差し込み片を嵌入して楽
しむパズル玩具は、種々普及している。また、実願昭61
-24550に記載されたとおり、凸部を凹部に嵌合した際に
音を発生させるというように、一層興味を増すよう構成
されたものもある。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上述のパズル玩具は、飽きさせないため
に種々の工夫はされたものの、なお幼児の興味を引き、
かつ幼児においても直感的にそのパズルの正誤等を理解
しやすく、扱い易い構造とは言えず、飽きさせることな
く継続的に遊ばせるのは難しい。
本考案は、上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、係る点を考慮し、幼児においても飽きにく
く、扱い易くかつパズルの正誤等を理解しやすい構造
で、継続的に遊ぶことのできるような幼児用パズル玩具
を提供する事にある。
(課題を解決するための手段) したがって、請求項1記載の考案では、それぞれ異なる
形状の差し込み片及び前記差し込み片の上部に把持部と
を有する複数の差し込み駒と、該差し込み駒の差し込み
片を嵌合する複数の差し込み孔を有する本体と、複数の
スイッチを有し該スイッチ毎に異なる音声を発する音発
生手段と、前記差し込み孔を介して前記差し込み駒の差
し込み片により一端が押圧されると他端が前記音発生手
段の何れかのスイッチを入力するてこ手段及び該てこ手
段をもとの位置に復帰する復帰手段とを備えることを特
徴とする。
請求項2記載の考案は、請求項1記載の幼児用パズル玩
具において、差し込み駒が人形を模した差し込み駒であ
ることを特徴とする。
(作用) 上記のような構成を有する本考案の作用は次の通りであ
る。すなわち請求項1記載の考案では、差し込み駒の差
し込み片を本体の差し込み孔に嵌合させると、前記差し
込み孔を介して差し込み片がてこ手段の一端を押圧し、
前記てこ手段の他端が前記音声発生手段の何れかのスイ
ッチを入力し音声を発生する。前記てこ手段は前記スイ
ッチ入力後、板バネ等の復帰手段によってもとの位置に
復帰する。
(実施例) 以下、本考案の1実施例を図面に基づいてさらに詳細に
説明する。
第1図は本考案に係わる幼児用パズル玩具の全体外観図
である。本実施例は、内部に音発生手段(第3図参
照)、てこ手段(第2図参照)を有する本体1の上面に
十字形状・半円形状・五角形状・円形状・四角形状のそ
れぞれの形状からなる本実施例の凹部である差し込み孔
11を開設、該差し込み孔11の後方に周囲に音抜け穴12を
複数開設した円柱形状の舞台5を設けたパズル玩具本体
と、前記本体1に開設した差し込み孔11に嵌合する、断
面が十字形状・半円形状・円形状・三角形状・四角形状
のそれぞれの形状からなる本実施例の凸部である差し込
み片を下部に有する幼児の好むキャラクター人形体を模
した把持部21からなる差し込み駒2とから構成されてい
る。
本考案の要部を第2図に示した。前記差し込み駒2が本
体1の差し込み孔11に差し込まれると、てこ手段4を介
して、音発生手段である発音ユニット3のスイッチに連
動するようになっている。前記本体1に開設した差し込
み孔11の下部に上下方向にスライド自在になるスライド
部材45を設け、該スライド部材45に一端を接して他端を
発音ユニット3のユニットスイッチ31に接するてこ部材
42を設ける。本体1の差し込み孔11に差し込み駒2が差
し込まれると、図の鎖線の如く、差し込み駒2の差し込
み片22によりスライド部材45が下方にスライドする。ス
ライド部材45が下方にスライドすると、該スライド部材
45と一部を接しているてこ部材の可動面43が本体1に設
けられた軸41を中心に円周方向下方に押し下げられ、該
てこ部材42の他端に設けた可動面44が軸41を中心に円周
方向上方に押し上げられる。該可動面44が押し上げられ
ることにより該可動面44に接しているユニットスイッチ
31が押し上げられて、発音ユニット3のスイッチが入
り、あらかじめ発音ユニット3の録音されたレコード盤
を一定時間回転させ音声を発する(例えば、ヤダ ヤダ
ヤダモーン)。
差し込み駒2から手を離すと、前記てこ部材42の可動面
43の下方にてこ部材42と本体1の底部との間に設けた板
バネ46の復元力によりてこ部材42の可動面43が本体1に
設けられた軸41を中心に円周方向上に押し上げられ、該
てこ部材42の他端に設けた可動面44が軸41を中心に円周
方向下に下がり、本体1の差し込み孔11に差し込み駒2
が差し込まれる以前の状態に復帰する。該可動面44が下
がることにより該可動面44に押し上げられていたユニッ
トスイッチ31がバネ32の復元力によりユニットスイッチ
31を押し下げ、ユニットスイッチが入っていない状態に
復帰する。
また、本体1の底部裏面に脚13を設けたことにより、本
体全体を浮かせ、図示省略したが本体1の底部に音抜け
穴を開設した。
第3図は、本実施例で音発生手段として使用した発音ユ
ニット3を示した。あらかじめ音声を入力した複数の音
溝を持つレコード盤と、該レコード盤を回転させるモー
ターと、音声を発するスピーカーと内装し、上面より前
記モーターの回転軸33が突出しており、下面より前記モ
ーターを回転させ、あらかじめ設定された音声を発する
ユニットスイッチ31が6本突出しており、該ユニットス
イッチ31が押されることにより、それぞれ別のあらかじ
め設定された音声が発するようになっている。また、押
されたユニットスイッチ31を初期状態に復帰させるバネ
32が設けられている。該発音ユニット3は、前記モータ
ーの回転速度を変化させ、音声を発するスピードを変え
音の調整をするための可変抵抗35を介して、コード34に
より電源に接続されている。
第4図・第5図・に前記発音ユニット3のレコード盤を
回転させるモーターを利用して、前記本体1に設けた舞
台5の上を揺動人形を揺動させながら、回転させるよう
にした実施例を示す。プーリー軸51を本体1内に立設
し、該プーリー軸51に前記舞台をなす大プーリー52を軸
着する。該大プーリー52の任意の箇所に穴53を開設す
る。該穴53に第5のバネ62を下部に有する幼児の好むキ
ャラクター人形61からなる揺動人形6の該バネ62を挿入
する。
大プーリー52の下面に、穴53の下部から突出した前記揺
動人形6のバネ62の一部を接するようにヒンジ軸63を中
心に可動自在に軸着する。該大プーリー52の下方にスペ
ーサー54を介し前記ヒンジ64に接する凸部55を有する大
プーリー54を軸着する。さらに第4図の如く、プーリー
軸57を本体1に立設し、小プーリー58と中プーリー59と
を固着して軸着する。前記発音ユニット3に回転軸33と
中プーリー59とをベルト71で、小プーリー58と大プーリ
ー52とをベルト72で、大プーリー54と発音ユニット3の
回転軸33とをベルト73で掛け合いする。前記差し込み片
22が本体1に差し込まれるとスイッチ手段4を介して発
音ユニット3から突出したモーターの回転軸33が回転し
始める。該回転が、前記ベルト71を介して中プーリー59
を回転させ、該中プーリー59上に固着した小プーリーが
回転をベルト72を介して舞台5である大プーリー52に伝
え回転させる。また、回転軸33の回転をベルト73を介し
て大プーリー52の下にスペーサー55を介して設けた大プ
ーリー54を回転させる。したがって上の大プーリー52と
下の大プーリー54は回転速度に差が生じることにより、
大プーリー52の下面に設けたヒンジ64が下の大プーリー
54の上面に設けた凸部に接するたびにヒンジ64がヒンジ
軸63を中心に上下に可動する。該ヒンジ64が上下に可動
すると、ヒンジ64に一部が接している揺動人形6のバネ
62を上下に動かすことによりバネ62の作用により揺動人
形6が前後左右に揺れる。回転軸33が回転している間、
言い換えると、音声ユニット3から音声を発している
間、揺動人形が前後左右に揺れながら舞台5が回転す
る。本実施例では、舞台全体を大プーリーにして回転さ
せたが舞台の一部に小さいプーリーをいくつか設けて互
いに連動させて回転させることができることは勿論であ
る。また、舞台上の揺動人形を1体としたが、同様の機
構を用いて複数設けられることは言うまでもない。
また本実施例では、差し込み駒上部の把持部に人形体を
用いたが、動物として、音発生手段にあらかじめ動物の
鳴き声を入力しておくことや、物品の模型体として、音
発生手段にその物の名称をあらかじめ入力しておくなど
学習的な要素を含めることも十分可能である。
(考案の効果) 以上のような本考案によれば請求項1記載の考案におい
ては、差し込み片の上部に把持部を有するので、差し込
み駒が扱い易く、幼児でも差し込み駒を容易に本体差し
込み孔に挿入できる。また、スイッチ駆動部がてこ部材
と板バネ等の復帰手段で構成されているので、挿入時に
適度な抵抗感があり、幼児がパズルをはめ込むという作
業を感覚的に認識できる。しかも音声を繰り返し聴きた
いときは、その差し込み駒をもう一度抜き差しすること
なく該差し込み駒を再度押圧するだけでよく、正しく挿
入されているときには何度でもそのまま音を発すること
ができ、幼児にとっては、再び音を発するときに、もう
一度抜き差しを要求されるようなワンショットスイッチ
よりも、パズルのはめ込みが正確に行われていることを
確認し易い。請求項2の考案においては、差し込み駒が
人形を模しているので、パズルという遊び方だけにとら
われず、幼児の好む「人形遊び」のような情緒的な遊び
方をすることができ、飽きにくい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わる幼児ようパズル玩具の全体外観
図、第2図は同上要部の詳細図、第3図は音発生手段の
外観図、第4図・第5図は舞台を回転させるための機構
図である。 1……本体、11……差し込み孔、12……音抜け穴 13……脚 2……差し込み駒、21……把持部、22……差し込み片 3……発音ユニット、31……ユニットスイッチ 32……バネ、33……回転軸、34……コード 35……可変抵抗 4……てこ手段、41……軸、42……てこ部材 43……可動面、44……可動面、45……スライド部材 46……板バネ 51……プーリー軸、52……大プーリー、53……穴 54……大プーリー、55……スペーサー、56……凸部 57……プーリー軸、58……小プーリー 59……中プーリー 6……揺動人形、61……人形体、62……バネ 63……ヒンジ軸、64……ヒンジ 71……ベルト、72……ベルト、73……ベルト

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ異なる形状の差し込み片及び前記
    差し込み片の上部に把持部とを有する複数の差し込み駒
    と、 該差し込み駒を嵌合する複数の差し込み孔を有する本体
    と、 複数のスイッチを有し該スイッチ毎に異なる音声を発す
    る音発生手段と、 前記差し込み孔を介して前記差し込み駒の差し込み片に
    より一端が押圧されると他端が前記音発生手段の何れか
    のスイッチを入力するてこ手段及び該てこ手段をもとの
    位置に復帰する復帰手段とを備えることを特徴とする幼
    児用パズル玩具。
  2. 【請求項2】前記複数の差し込み駒が人形を模した差し
    込み駒であることを特徴とする請求項1記載の幼児用パ
    ズル玩具
JP1988114680U 1988-08-31 1988-08-31 幼児用パズル玩具 Expired - Lifetime JPH074877Y2 (ja)

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JPH0235792U JPH0235792U (ja) 1990-03-08
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JPS62137084U (ja) * 1986-02-24 1987-08-28

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JPH0235792U (ja) 1990-03-08

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