JPH074873U - ラジアルピストンポンプ - Google Patents

ラジアルピストンポンプ

Info

Publication number
JPH074873U
JPH074873U JP3655093U JP3655093U JPH074873U JP H074873 U JPH074873 U JP H074873U JP 3655093 U JP3655093 U JP 3655093U JP 3655093 U JP3655093 U JP 3655093U JP H074873 U JPH074873 U JP H074873U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive shaft
piston pump
flat surface
eccentric cam
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3655093U
Other languages
English (en)
Inventor
茂雄 植竹
Original Assignee
埼玉機器株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 埼玉機器株式会社 filed Critical 埼玉機器株式会社
Priority to JP3655093U priority Critical patent/JPH074873U/ja
Publication of JPH074873U publication Critical patent/JPH074873U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】リード弁式の逆止弁を構成する弁板21を押圧
する弾性材の寿命を向上させ、保守管理作業の容易化を
図る。 【構成】駆動軸7と共に偏心カム部10が回転すると、
シリンダ孔13、13内でピストン15、15が往復移
動し、吸入口5から吸入した油を吐出口6から吐出す
る。吐出口6に通じる連通空間20にはリード弁式の逆
止弁を設け、油の逆流を防止する。この逆止弁を構成す
る弁板21を押圧する弾性材を、金属製の板ばね21に
代えて、ゴム製或は合成樹脂製とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案に係るラジアルピストンポンプは、自動車のエンジンルーム内に設置 して、各種油圧機器を作動させる為の圧油を造り出すのに利用する。
【0002】
【従来の技術】
近年に於ける自動車では、パワーステアリング、油圧式ブレーキ倍力装置、ト ラクションコントロール、或はアクティブサスペンションと呼ばれる油圧サスペ ンション等の油圧機器を作動させる為に圧油が必要となっている。この様な圧油 は、自動車の走行用エンジンで駆動されるポンプにより造り出すが、この様なポ ンプには、駆動の為の動力が少なく、しかも駆動に要するトルクの変動が少ない 事が要求される。この為従来から、図5に示す様なラジアルピストンポンプが、 上記各油圧機器駆動用の圧油を造り出す為のポンプとして利用されている。
【0003】 先ず、このラジアルピストンポンプの構造と作用とに就いて説明する。ハウジ ング1は、それぞれがアルミニウム合金等により造られた主部2と副部3とを、 Oリング4、4を介して油密に接合する事により構成されている。この内、上記 副部3の外側面には、貯油タンク(図示せず)内の油を取り入れる為の吸入口5 と、上記油圧機器に向けて圧油を送り出す為の吐出口6とを開口させている。
【0004】 又、上記ハウジング1の中心部には駆動軸7を、上記主部2の内側に設けた玉 軸受8と、上記副部3の内側に設けた滑り軸受9とにより、回転自在に支持して いる。上記駆動軸7の中間部には偏心カム部10を、この駆動軸7と一体に設け ている。この偏心カム部10の中心軸は、上記駆動軸7の中心軸に対し偏心して いる。11は、ハウジング1内に取り込んだ油の漏洩を防止する為のシールリン グである。
【0005】 一方、上記ハウジング1を構成する主部2内で、上記偏心カム部10を囲む部 分には、空間部12を形成している。この空間部12の内周面12aは、前記駆 動軸7の中心軸と一致する中心軸を有する円筒面である。又、上記主部3内で上 記空間部12を囲む位置には、複数のシリンダ孔13、13を、それぞれ上記駆 動軸7の半径方向(図5の例では上下方向)に亙って形成している。そして、上 記各シリンダ孔13、13の内端部を、上記内周面12aに開口させている。こ れら各シリンダ孔13、13の外端部は、それぞれ蓋体14、14により、油密 に塞いでいる。
【0006】 この様な各シリンダ孔13、13には、それぞれピストン15、15を、上記 半径方向に亙る摺動自在に嵌装している。これら各ピストン15、15は、それ ぞれが一端のみを塞いだ有底円筒状に形成されている。そして、この一端を上記 偏心カム部10の外周面に対向させている。この様な各ピストン15、15と上 記各蓋体14、14との間には、それぞれ圧縮ばね16、16を設けて、上記各 ピストン15、15を上記偏心カム部10の外周面に向け、弾性的に押圧してい る。尚、上記各シリンダ孔13、13の内周面と各ピストン15、15の外周面 との間には、油が比較的緩徐に流れる事ができる、微小な隙間が存在する。
【0007】 上記各ピストン15、15の中間部側面には、それぞれ通孔17、17を形成 している。これら各通孔17、17の形成位置は、上記偏心カム10の回転に基 づく各ピストン15、15の半径方向への移動に伴って、上記シリンダ孔13、 13の内端開口部から出入りする部分としている。即ち、図5の下側のピストン 15の様に、上記偏心カム10の小径部分に対向し、前記空間部12内への突出 量が大きくなった場合には、上記通孔17、17が空間部12内に露出して、こ の空間12と上記ピストン15の内側とが連通するが、図5の上側のピストン1 5の様に、上記偏心カム10の大径部分に対向し、前記空間部12内への突出量 が小さくなった場合には、上記通孔17、17が前記シリンダ孔13に隠れて、 上記空間部12と上記ピストン15の内側との連通が断たれる様にしている。
【0008】 又、前記主部2内には、シリンダ孔13、13と同数の吐出通路18、18を 形成している。各吐出通路18、18の一端(図5の左端)は、上記各シリンダ 孔13、13の外端部分に開口している。従って、これら各吐出通路18、18 は、常に上記各ピストン15、15の内側と通じている。又、上記各吐出通路1 8、18の他端(図5の右端)は、前記主部2の端面2aの一部に、ほぼ単一円 弧上に位置した状態で、開口している。
【0009】 更に、前記副部3の端面で、上記主部2との組み合わせ時に、上記各吐出通路 18、18の他端開口部と対向する部分には、断面が矩形で円環状の凹部19を 形成している。前記吐出口6は、この凹部19の一部に開口している。従って、 この凹部19の内側が、上記各吐出通路18、18と上記吐出口6とを連通する 連通空間20を構成する。又、上記凹部19の開口部を塞いでこの連通空間20 の片側を仕切る、上記主部2の端面2aが、前記駆動軸7の中心軸に対して直角 方向に広がる円環状の平坦面を構成する。
【0010】 上述の様な連通空間20内には弁板21を設け、板ばね22によってこの弁板 21を、上記端面2aに向け弾性的に押圧している。この弁板21は平坦な円輪 状に形成され、上記端面2aに対向させた状態で上記連通空間20内に、上記端 面2aに対する遠近動自在に設けられている。但し、この弁板21の円周方向に 亙る剛性は余り大きくせず、円周方向に亙る弾性変形を自在としている。又、上 記板ばね22は、ステンレス鋼板等の弾性を有する円環状の金属板をプレス加工 する事により造られたもので、図6〜7に詳示する様に、円周方向に亙る形状を 波形にしている。この様な板ばね22は、上記弁板21を上記端面2aに向け弾 性的に押圧する事で、上記各吐出通路18、18から上記連通空間20に向けて のみ、油を流れさせる機能を有する。
【0011】 上述の様に構成されるラジアルピストンポンプの使用時、前記駆動軸7を回転 させると前記偏心カム部10の回転に伴って、この偏心カム部10の外周面によ る押圧力と前記圧縮ばね16、16の弾力とに基づき、上記各ピストン15、1 5がシリンダ孔13、13内で、上記駆動軸7の半径方向に亙って往復移動する 。
【0012】 この様な往復移動時、上記各ピストン15、15の内側には、上記圧縮ばね1 6、16の弾力によってシリンダ孔13、13から大きく突出した状態(図5の 下部に示した状態)で、通孔17、17を通じて油が取り込まれる。そして、こ の様に取り込まれた油は、上記偏心カム10によって各ピストン15、15がシ リンダ孔13、13内に押し込まれるのに伴い、前記各吐出通路18、18を通 じて、前記連通空間20内に押し出され、更に前記吐出口6から、前記油圧機器 に向け送り出される。
【0013】 各吐出通路18、18から連通空間20に油を吐出する際、各吐出通路18、 18部分の油圧上昇に伴って前記弁板21の一部で、当該吐出通路18に対向す る部分のみが、前記板ばね22の弾力に抗して前記端面2aから離れ、油の通過 を許容する。
【0014】 内側に取り込んだ油の吐出を完了したピストン15、15は、前記圧縮ばね1 6、16の弾力により上記各シリンダ孔13、13から突出する。この際、各シ リンダ孔13、13の内周面と各ピストン15、15の外周面との間に存在する 微小な隙間を通じて油が流れ、当該ピストン15、15の後背側(蓋体14側) に油を送り、当該ピストン15、15の移動を可能とする。この際、当該ピスト ン15、15の後背側に通じる吐出通路18、18の他端開口部には上記弁板2 1が、板ばね22の弾力により押し付けられる。従って、上記連通空間20から 各ピストン15、15の後背側に油が逆流する事はない。
【0015】 尚、前記駆動軸7の回転速度はエンジンの回転速度に比例する一方で、ラジア ルピストンポンプ自体の効率(駆動軸が1回転する毎に吐出口6から吐出される 圧油の量)は、上記回転速度が上昇するほど低くなる。但し、油圧機器による圧 油の消費量は上記回転速度に関係しない為、回転速度上昇に伴って効率が低下す る事は、特性としては好ましいものである。
【0016】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上述の様に構成され作用する従来のラジアルピストンポンプの場合 、弁板21を端面2aに向け押圧する板ばね22の材質と形状とに起因して、十 分な耐久性を得られないと言った問題があった。
【0017】 即ち、上記板ばね22はラジアルピストンポンプの運転時に、繰り返し圧縮応 力を受けるが、この様な応力の繰り返し回数は、エンジンの回転上昇に伴って多 くなり、例えば自動車が高速で走行する際等には、短時間の間に相当多数の圧縮 応力を繰り返し受ける事になる。
【0018】 この結果、上記板ばね22が金属疲労を起こして、亀裂等に基づいて破損する までの時間が短くなり、比較的短期間の間に板ばね22を交換する必要が生じる 等、ラジアルピストンポンプの保守管理が面倒になる事が避けられない。本考案 のラジアルピストンポンプは、この様な事情に鑑みて考案されたものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本考案のラジアルピストンポンプは、前述した従来のラジアルピストンポンプ と同様に、吸入口及び吐出口をその外面に開口させたハウジングと、このハウジ ングの中心部に回転自在に支持された駆動軸と、この駆動軸の中心軸に対して偏 心した中心軸を有し、この駆動軸の中間部に固設された偏心カム部と、上記ハウ ジング内でこの偏心カム部を囲む部分に設けられ、上記吸入口に通じる空間部と 、この空間部の内周面にそれぞれの内端部を開口させた状態で上記ハウジング内 に、上記駆動軸の半径方向に亙って形成され、それぞれの外端部を塞がれた複数 のシリンダ孔と、一端のみを塞いだ有底円筒状で、この一端を上記偏心カム部の 外周面に対向させて上記各シリンダ孔に、上記半径方向に亙る摺動自在に嵌装さ れた複数のピストンと、各ピストンを上記偏心カム部の外周面に向け押圧するば ねと、上記各ピストンの中間部側面で、上記偏心カムの回転に基づく各ピストン の半径方向への移動に伴って上記シリンダ孔の内端開口部から出入りする部分に 形成された、各ピストンの内周面と外周面とを連通する通孔と、上記各シリンダ 孔の外端部分を介し、常に上記各ピストンの内側と通じている複数の吐出通路と 、上記ハウジング内に設けられて、上記駆動軸の中心軸に対して直角方向に広が る円環状の平坦面を有し、この平坦面に上記複数の吐出通路の端部を開口させる と共に、上記平坦面に対して反対側部分を上記吐出口に連通させた円環状の連通 空間と、平坦な円輪状に形成され、上記平坦面に対向させた状態でこの連通空間 内に、上記平坦面に対する遠近動自在に設けられた弁板と、この弁板と上記連通 空間の内面との間に設けられ、この弁板を上記平坦面に向け弾性的に押圧する円 環状の弾性材とを備えている。
【0020】 特に、本考案のラジアルピストンポンプに於いては、上記弾性材は、上記駆動 軸の中心方向に亙る厚さ寸法が大きい厚肉部とこの厚さ寸法が小さい薄肉部とを 円周方向に亙って交互に連続させたゴム製である(請求項1)か、一部に切り欠 きを設けた中空断面を有する合成樹脂製として(請求項2)いる。
【0021】
【作用】
上述の様に構成される本考案のラジアルピストンポンプが、複数のシリンダ孔 内でのピストンの往復移動に基づき、吸入口から吸入した油を吐出口から吐出す る際の作用自体は、前述した従来のラジアルピストンポンプと同様である。特に 、本考案のラジアルピストンポンプの場合、平坦面に向け弁板を押圧する弾性材 の材質と形状とを工夫する事で、この弾性材の疲れ寿命が向上する。
【0022】
【実施例】
図1〜2は、請求項1に対応する、本考案の第一実施例を示している。尚、本 考案の特徴部分は、弁板21と共にリード弁式の逆止弁を構成し、連通空間20 から吐出通路18、18(図5参照)への油の逆流を防止する弾性材に特徴があ り、その他の部分の構造と作用とは、前述した従来構造と同様である。従って、 以下の説明は、特徴部分である弾性材に就いて行なう。
【0023】 上記弁板21を主部2の端面2a(図5)に押圧する為の弾性材23は、ゴム を射出成形する等により円環状に造られている。この弾性材23の内外径は、上 記連通空間20を構成する凹部19(図5〜6)内に挿入自在な大きさとしてい る。又、この弾性材23の軸方向片面(図1〜2の上面)は平坦面24とし、他 面(図1〜2の下面)は、円周方向に亙って波形の曲面25としている。従って 、上記弾性材23は、上記凹部19内に設置した状態で、駆動軸7(図5)の中 心方向に亙る厚さ寸法が大きい厚肉部26、26と、この厚さ寸法が小さい薄肉 部27、27とが、円周方向に亙って交互に連続している。
【0024】 上述の様な弾性材23を前記従来構造に於ける板ばね22に代えて、凹部19 の奥面と弁板21(図5〜7)との間に挟持すれば、この弁板21が、前記各吐 出通路18、18の他端開口を塞ぐ状態で、主部2の端面2a(図5〜7)に向 け弾性的に押圧される。
【0025】 ラジアルピストンポンプの運転時に上記弾性材23は、上記各吐出通路18、 18から上記連通空間20に圧油が送り込まれるのに伴って、繰り返し圧縮応力 を受ける。本考案のラジアルピストンポンプを構成する弾性材23の場合、全体 をゴムにより造られている為、従来の様な金属疲労による亀裂等の損傷を起こす 事がなく、弾性材23の疲れ寿命が十分に確保される。
【0026】 次に、図3〜4は、請求項2に対応する、本考案の第二実施例を示している。 本実施例の場合、弾性材28は合成樹脂により造られている。例えば、合成樹脂 を押し出し成形したものを加温しつつ円環状に形成する事で造られる、この弾性 材28は、略六角形で中空の断面形状を有し、その一部に切り欠き29を形成し て、厚さ寸法(図4の上下寸法)を弾性的に収縮自在としている。
【0027】 本実施例の場合も、従来の様な金属疲労による亀裂等の損傷を起こす事がなく 、弾性材28の疲れ寿命が十分に確保される。
【0028】
【考案の効果】
本考案のラジアルピストンポンプは、以上に述べた通り構成され作用するが、 逆止弁を構成する弾性材の耐久性が向上するので、弾性材の交換頻度を少なくし て、ラジアルピストンポンプの保守管理の容易化を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例を示す、弾性材の斜視図。
【図2】図1の拡大A−A断面図。
【図3】本考案の第二実施例を示す、弾性材の斜視図。
【図4】図3の拡大B−B断面図。
【図5】本考案の対象となるラジアルピストンポンプの
断面図。
【図6】従来構造を示す、図5のC部拡大図。
【図7】図6のD−D断面図。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 主部 2a 端面 3 副部 4 Oリング 5 吸入口 6 吐出口 7 駆動軸 8 玉軸受 9 滑り軸受 10 偏心カム部 11 シールリング 12 空間部 12a 内周面 13 シリンダ孔 14 蓋体 15 ピストン 16 圧縮ばね 17 通孔 18 吐出通路 19 凹部 20 連通空間 21 弁板 22 板ばね 23 弾性材 24 平坦面 25 曲面 26 厚肉部 27 薄肉部 28 弾性材 29 切り欠き
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F04B 53/00 53/10 2125−3H F04B 21/02 J

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸入口及び吐出口をその外面に開口させ
    たハウジングと、このハウジングの中心部に回転自在に
    支持された駆動軸と、この駆動軸の中心軸に対して偏心
    した中心軸を有し、この駆動軸の中間部に固設された偏
    心カム部と、上記ハウジング内でこの偏心カム部を囲む
    部分に設けられ、上記吸入口に通じる空間部と、この空
    間部の内周面にそれぞれの内端部を開口させた状態で上
    記ハウジング内に、上記駆動軸の半径方向に亙って形成
    され、それぞれの外端部を塞がれた複数のシリンダ孔
    と、一端のみを塞いだ有底円筒状で、この一端を上記偏
    心カム部の外周面に対向させて上記各シリンダ孔に、上
    記半径方向に亙る摺動自在に嵌装された複数のピストン
    と、各ピストンを上記偏心カム部の外周面に向け押圧す
    るばねと、上記各ピストンの中間部側面で、上記偏心カ
    ムの回転に基づく各ピストンの半径方向への移動に伴っ
    て上記シリンダ孔の内端開口部から出入りする部分に形
    成された、各ピストンの内周面と外周面とを連通する通
    孔と、上記各シリンダ孔の外端部分を介し、常に上記各
    ピストンの内側と通じている複数の吐出通路と、上記ハ
    ウジング内に設けられて、上記駆動軸の中心軸に対して
    直角方向に広がる円環状の平坦面を有し、この平坦面に
    上記複数の吐出通路の端部を開口させると共に、上記平
    坦面に対して反対側部分を上記吐出口に連通させた円環
    状の連通空間と、平坦な円輪状に形成され、上記平坦面
    に対向させた状態でこの連通空間内に、上記平坦面に対
    する遠近動自在に設けられた弁板と、この弁板と上記連
    通空間の内面との間に設けられ、この弁板を上記平坦面
    に向け弾性的に押圧する円環状の弾性材とを備えたラジ
    アルピストンポンプに於いて、この弾性材は、上記駆動
    軸の中心方向に亙る厚さ寸法が大きい厚肉部とこの厚さ
    寸法が小さい薄肉部とを円周方向に亙って交互に連続さ
    せたゴム製である事を特徴とするラジアルピストンポン
    プ。
  2. 【請求項2】 弾性材として、ゴム製のものに代えて合
    成樹脂製のものを使用し、この合成樹脂製の弾性材は、
    一部に切り欠きを設けた中空断面を有する、請求項1に
    記載したラジアルピストンポンプ。
JP3655093U 1993-06-11 1993-06-11 ラジアルピストンポンプ Pending JPH074873U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3655093U JPH074873U (ja) 1993-06-11 1993-06-11 ラジアルピストンポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3655093U JPH074873U (ja) 1993-06-11 1993-06-11 ラジアルピストンポンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH074873U true JPH074873U (ja) 1995-01-24

Family

ID=12472881

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3655093U Pending JPH074873U (ja) 1993-06-11 1993-06-11 ラジアルピストンポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH074873U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4854825A (en) Multi-stage vacuum pump
US5791882A (en) High efficiency diaphragm pump
US6901960B2 (en) Double diaphragm pump including spool valve air motor
US6048183A (en) Diaphragm pump with modified valves
US20030017067A1 (en) Compressor having an improved valved piston device
EP2193058B1 (de) Motor-pumpenaggregat
US5632607A (en) Piston and valve arrangement for a wobble plate type pump
US4242061A (en) Double diaphragm pump
US3746483A (en) Reciprocating piston pump
JP4384043B2 (ja) 高圧ポンプ、特に内燃機関の燃料噴射装置用の高圧ポンプ
US20090289210A1 (en) Valve structure
DE60110104T2 (de) Membranpumpe mit einem stützring
US3172369A (en) Pump assembly
US5393205A (en) Axial multi-piston compressor having rotary suction valve
US5836751A (en) Reciprocating piston pump
US4721443A (en) Discharge valve retainer for a compressor
JPS631017Y2 (ja)
EP1437508A1 (en) Valved piston compressor
JPH0799140B2 (ja) 多連式往復ポンプ
JPH074873U (ja) ラジアルピストンポンプ
US3947157A (en) Single cylinder pump
US4827832A (en) Valve system for a reciprocating device
US3120338A (en) Compressor
US5368450A (en) Swash plate type compressor
US2215700A (en) Pump